2018年02月16日

MAZDA と 読売新聞





2兆円企業MAZDAはここまで理解されていないのか!?

  ちょっと考えすぎかもしれないけどさ、この読売の記事からもわかるようにマツダのイメージって相当悪いですね。マツダなんていう中小メーカー知らねーよ。やっとマイルドハイブリッド出すらしいよ。しかもご丁寧にわかりやすく「簡易型」と表記。トヨタみたいにフルハイブリッドではないから「安く」作れるので、(マツダが得意な?)新興国市場での販売にも使える!!・・・と言いたいらしい。藤原専務が聞いたら思いっきり反論しそうな内容だな。


一般メディアの権力はいつまで続くのか!?

  天下の読売新聞の幹部クラスが認可したであろう記事。内容は後述するけどメチャクチャなんですけども、読売の幹部クラスならメルセデスかレクサスにでも乗っているから、マツダなんて興味ないってことだけはよーくわかる内容です。結局まだまだ日本をデザインしているのはマスコミなんだよなー。大手メディアの幹部級の人の趣味が、高齢社会・日本では国民の大部分の趣味になってしまうのは不可避なんですかね。この読売の記事書いたヤツと同レベルの分際で「クルマ好きです」って人がこのブログにもしばしばコメントくれますけど、この記事みてさすがに気づきましたよ、マツダのイメージは最悪だ・・・。


内容は相当に矛盾だらけ

  こんなレベルの記事を書いて金をもらっている読売って、常識的に考えればあと10年以内に潰れると思う(そうあって欲しい)。そもそもマツダがマイルドHVを発売するを発表したのはすでに半年以上前のことでした。素人のブログじゃあるまいしなんというスピード感、今更に何を書いているんだ!? さらに言うと、マツダというメーカーは新興国でクルマを売るのがとても下手。そもそも国内生産50%でグローバルで100万台ちょっとの規模のメーカーが手を出してはいけないのが新興市場なんてのはビジネスマンなら誰でもわかる話だと思うけどね。スズキのように300万台くらい売らないとキツイって。


新興国で売れているのはドイツ車だろ・・

  ちなみにマツダの新興国販売比率は、メルセデス、アウディ、BMWの足元にも全く及ばない水準です。読売の記事では、まるでマツダが新興国中心のビジネスを行っているように読めるけど、VWのようにブランド内の60%以上を新興国(中国だけで50%)で売っているメーカーとは根本的に違う。マツダが日本市場以上にシェア(率)を獲得している市場は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドくらい。つまりちょっと田舎っぽいけどGNIの水準が高い国で良く売れている。そこがマツダの狙いなんだと思う。


スカイアクティブXがなんなのかわかってない!?

  そもそも新興国で勝負するならば、世界一の高効率エンジンなんて真剣に開発している場合ではない。VWやPSAのように思いっきり昔に開発したエンジンをどこまでしぶとく使うかがポイントじゃないですか!? スカイアクティブX用に使うマイルドハイブリッドなのだから新興国で売りさばくことも考え難い。技術発表会も日本ではなく欧州で先行して行っているし、ドイツ、イギリス、イタリアのメディアが今まさにスカイアクティブXで盛り上がっている真っ最中なのだから。




記事はひどいけど、マツダのイメージが最悪なのも事実。

  読売にはこんなクソみたいな記事(ベストカーの記事に似てる!!)を書く記者がいて、チェック担当者がいて、認可する権限者がいて、誰一人も気がつかないんですね。自分たちが絶対に買わないブランドだから、「いいクルマなわけがない」。上質で高性能なクルマであれば、自分たちの周辺がすでに察知しているはずだけど、そのアンテナに引っかからないくらいだから、田舎の貧乏人が買うブランドなんだって考えているんでしょうね。中央区とか港区とかを走ってはいけないブランド。シドニー、トロント、オークランドはいいけど、ニューヨーク、ロンドン、北京はダメっていう立ち位置!?


マツダのブランド化って実は無意味!?

  日本の地方都市(どこだよ?)でマセラティとかベントレーとか乗ってると浮きますよね。つまりマセラティとマツダは同じ道路を走ってはいけないみたいなところがあるのかも!?今後のマツダのブランド化努力によって、ベントレーの隣にMAZDAを止めても『同格』に見られる!!なんて日がやってくるのでしょうか!?・・・ってそれを決めるのが読売新聞などの一般メディアの連中なんだろうな。言っちゃ失礼だけど、あんなにダセー連中を相手にするのは大変ですね。


最近のマスコミがダサい件・コムロ頑張れ!!

  日本のマスコミってこの20年くらいで一気にダサくなったと思う。例えば皇室の婿が母子家庭で借金があるとなんか問題なんだろうか!? 都庁勤務のクソダセー奴ならOKで、母子家庭&借金はダメって日本の多くのメディアが揃って発信してる。公務員なんてダニみたいなものなんだから(だいぶ駆除したから地方行政は持ち直した?)、それよりはプー太郎でもコンテストで選ばれて女性にモテモテのイケメン君の方が人間的に相当にマシじゃね!?むしろ公務員の分際で皇室に手を出してんじゃねーよ(江戸時代なら打ち首だぞ)!!って議論はなかったのが不思議だ・・・。


存在理由は、情報統制のため!?無駄だって・・・

  昔は新聞を読むのが好きだったけど、最近は読んでる時間が無駄だなーって思う。半年も前に知っているニュースとか出されてもさ。日々関心があるような出来事ってのは、その道の専門家がウェブ上で発信していることが多くなってきました。日本COTYも当日のツイッターが第一報で、翌日の日経で読むころには、もうその件についてブログ書き終わってたりするし。つーかそれぞれの分野の専門家が、リアルタイムでAIとか使って情報を流通させれば、もはや「一般メディア」なんてジャンルの仕事はなくなると思うんですよ。政治家も記者クラブをスルーするシステムを持ちつつあるし。「一般メディア」の仕事ってのは籠池さんとか武田邦彦とかいう学者とか、とにかく気に入らないやつを悪者に仕立てる時に、どっかの内閣に依頼されて行う『抹殺』くらいしかないんじゃねーの!?


「抹殺屋」を社会から追放しよう!!

  ・・・で同じようにマツダもホンダも『抹殺』されているわけですね。マツダやホンダの実力が日本でも認められるようになるには、この両社が読売などの大手の一般メディアの幹部級に選べれるクルマになればいい!!しかーし、それは絶対に無理でしょう。もう徹底的に差別意識が根付いているのはこの記事を見ても明らか。そんなこと考えなくても、一般メディアが解体するまで、あと5年か10年待てばいいだけだと思われるので(俺の予言はよく当たる)、「ポスト・マスコミ」の時代となって、専門家が価値ある情報を手軽に提供するようになれば、マツダ&ホンダの素晴らしさは自然と認められるでしょうし、(このままだと)メルセデス、BMW、アウディ、VW、トヨタは一般メディアとともに消えていく運命なんじゃないかと思います。なぜか?についてはまたの機会に。





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posted by cardrivegogo at 23:40| Comment(0) | マツダとカーメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

欧州でもアテンザワゴンがフェイスリフトだってさ!!




アテンザの新展開
  欧州向けワゴンとして大幅リニューアルで公開されたGJアテンザが公開されるようです。どうやら噂通り4世代目のアテンザは本当にボツになってしまったみたいです。初代(GG)/二代目(GH)においても改良プラットフォームの引き継ぎによるFMCが行われましたが、フラッグシップだったEセグのミレーニアがある中で開発されたGGと、ミレーニアに代わってフラッグシップになるために大型化して開発されたGHでは、設計上のだいぶ大きな変更点がありましたが、三代目(GJ)から次へのアテンザの開発環境は、ほぼ変化なしなので、担当者も何を目指してFMCするのか困るところだと思います。

アテンザは噂通りにアレになるのか!?
  ほぼ噂の域を出ないですが、5&6世代目はFR化され、よりプレミアム志向を強めたラグジュアリーセダンに生まれ変わるとか言われてますが、そのFR化を数年前倒しにする代わりに4代目の開発を白紙撤回したのかもしれません。アクセラ&CX5と同じシャシーを使うようになった3代目アテンザですが、アテンザのG系とアクセラのB系を統合した形の『スカイアクティブシャシー』は、新規設定されたCX5が想像を超える爆発的な売上を見せたおかげで、それなりに予定よりも早く焼却の目処がついたのかもしれません。そしてアクセラとCX5で80万台/年を賄える状況ならば、(共通skyシャシーから)再びアテンザを切り離しても大丈夫という判断でしょうか。

スカイアクティブシャシーとはなんだったのか!?
  マツダのシャシーも全ラインナップ統合ありきのひと昔前の路線から変わってきているようです。北米向けの『スカイアクティブ』じゃないシャシーで作られたCX8が登場して、日本向けSUVの3車種は全て、異なるシャシーというトヨタ、スバルとは違う方針で突き進んでいるマツダ。クラスの違うSUVを別々のシャシーで作るのは、ジャガー・ランドローバーやBMWが実践していますが、車両価格が災いしてかあまり拡販には至っていないようです。BMWはMINIベースのX1/X2、3erベースのX3/X4、北米シャシーベースのX5/X6の3段階に対抗するかのように、デミオベースのCX3、アクセラベースのCX5、北米シャシーベースのCX8。

800万円のマツダ車・・・
  これにさらにFR化されたアテンザをベースに『CX11』とかいうラージサイズのSUVが出てくる!?今時は新型シャシーを作ったらとりあえずSUVを投入して、一気に拡販して数字を出すのがスズキ/フィアットといった小型車メーカーからポルシェ/マセラティといったラグジュアリーブランドまでの常識になりつつあります。マツダにはそういう「無個性」なビジネスはふさわしくないと思うのですが、CX5がこれだけヒットしてしまったら、経営陣の頭の中はやはりSUVありきになってしまうでしょうね。

GJアテンザは黒歴史
  ちょっと厳しいことを書きます。北米版の改良アテンザセダンと、欧州版の改良アテンザワゴンが、そのまま3月くらいに日本でもマイナーチェンジをして発表されるようですが、このクルマは一体マツダとしては何%の出来栄えなのか!?発売前から恐縮ですけども、既存のGJユーザーが乗り換える、あるいは個人タクシーで採用される以外に売れる見込みはあるのだろうか!? MAZDAには申し訳ないですけども、2012年の発売からずっとGJアテンザは「黒歴史」になるだろうと、このブログで主張し続けてきました。理由は本当に色々あります。

マツダの経営は誤算続きなのか!?
  フォードから離れ、赤字転落、倒産がかなりリアルな状況で、世界の有名ブランドを相手に性能で対抗できるモデルを作るという理想を掲げるのはとても大変だったと思います。状況としてはGGアテンザを作った時のMAZDAに似ていたように思いますが、あの時はフォードが後ろ盾になっていましたが、2012年当時は完全に背水の陣でした。マツダディーラーの雰囲気も暗かった。MAZDAがこのまま潰れてしまうのか!?って思って記念にGHアテンザを新車で買いましたよ。GGもGHもアテンザとは何か!?ミドルサイズカーとは何か!?を真剣に考えた結果、アイディアがたくさん詰まったパーフェクトなクルマでした。世界で売れて当然。リーマンショックさえ来なければ・・・。

その先が『1mm』もなかった
  GJアテンザを見ての感想は、「目先をとったな」でしたね。高コストがアダとなった直後ですから、まあこれが現実的な解決策だったのかもしれないですけど、完全にカペラ時代への逆行を感じました。タクシーにはちょうどいいんじゃないの!?(17年前のカペラにイギリスメディアが投げかけた辛辣な一言)。 MAZDAが何も考えていない!!とは言いませんけども、あまりにもこのクルマ(GJアテンザ)への投資に関しては後ろ向き過ぎた気がします。2012年に発売されてから、その先が全く用意されていないとは思わなかったです。さて2.5Lターボの日本発売はやはり「無し」なのか!?

GJを経てもまだマツダはまだスタート地点だった・・・。
  マツダが中長期的に、次世代の内燃機関を世界に誇示して、日本でクルマを作ることの意義を追求する計画は変わらないでしょう。その中でMAZDAが示しているのは、日本車の価値を引き上げる洗練されたAWD機構のシェア拡大であり、今よりもラグジュアリーなブランドイメージを確立するためには、さらなるトルク&出力の積み増しは不可欠ですが、マツダの横置き設計では42kg・m/280psくらいが限界。これをさらに高めるには、縦置きユニットを使うシャシーを開発しないと、運用は不可能・・・。そういう結論にMAZDA首脳部はとっくに達しているはず。

とにかく次のアテンザでは何かが起こるはず。
  つまりMAZDAがデザインにお金をかけたり、エンジンにお金をかけたり、国内生産ラインを整備したりする、現状の活動の先には、ボルボのようにギリギリまで横置きで粘るという選択肢もありますけども、マツダがトリプルチャージャーのスーパースポーツ級ユニット用とみられる特許を複数取得し、FF設計を引き継ぐことが既定路線だった4代目アテンザのFMCが噂通りにキャンセルされたならば、いよいよFRでAWDありきの上級モデルシャシーを投入することが決まったと断言してもいいのかもしれません。


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posted by cardrivegogo at 20:39| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

レクサスがマツダに牙を剝く!!




レクサスRXも3列シートですかい。

昨年から噂は出てましたけども、まだまだ先なのに発売予告を先に公式で出すあたり、CX8の勢いにビビっているようです。レクサスとマツダの市場がガチンコになるのはもう少し先の話だと思っていましたが、早くもキナ臭い感じになって来ました。とりあえず630万円もする『RX450h』に3列シートのロングボデー版を投入するとの事なので、CX8とは200万円以上の価格差があるので、直接対決ではなさそうですけど、目の上のたんこぶみたいなモデルがあるとCX8の魅力が少々霞むのも事実です。せっかく日産(エクストレイル3列)とスバル(エクシーガクロスオーバー7)を完全に出し抜いて、フルサイズSUVを日本で売るというという選択は素晴らしかったのですけどね。業界は甘くはなさそうです。

さらにトヨタがCX5を野放しにするはずもなく、噂のレクサスUXで囲い込みを仕掛けてくるらしい。国産でナンバー1の静粛性を誇るSUVとか言われるようになった2代目CX5ですけど、ロックオンした時のトヨタは恐ろしいくらいに研ぎ澄まされたクオリティのクルマを作ってくるので、かなり厳しい状況になるかも。UXの発売は2017年12月という噂もありましたが、予定が遅れているということは、モリゾー社長得意のやり直しになったのかも。現行プリウスも1年遅れましたから(マツダのHV用ブレーキ技術を目の当たりにしたかららしい)。まあマツダにとってはCX5の40万台のうちのほとんどが海外市場なので、日本で負けたからどーってことはないでしょうけど。あんまり調子に乗るとすぐにトヨタ出てくるからなー。


例えば3年前(2015年)の話ですけども・・・


からの・・・


あからさまなタイミングがちょっと解せないですね。日本で好調だったマツダも含めて一石二鳥。

最近でも、


からの・・・


とかさ。F1の事情通に裏をバラしてくれたからわかったことですけども、なんか巨大な力を感じずにはいられない。信じるか信じないかはあなた次第ですけども。

他にも



からの・・・



うわ!!これもたまたまの偶然なのか!?

まあヒット車が出ると不思議と色々な問題が降りかかるものですね、


いい感じになって来たホンダに、



こういうことを主張する謎のオッサンが現れて、



・・・といった次第です。

もうMAZDAもヒット車とかやめてスポーツカー作ろうや・・・。

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昔の顔つきを見かけるとほっこりするんですよね。

posted by cardrivegogo at 10:54| Comment(0) | トヨタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月30日

MAZDAはアルファードとSクラスを潰せ!!


世界がMAZDAに求めるサイズとは!?


  CX8が発売されて、なんだかアテンザが小さく見えるこの頃です。アテンザはやっぱり大きすぎない方がいい。車高を1390mm程度まで下げて、全長は4780mmくらいがベストなんじゃないかと。そしてそろそろマツダも、デミオ、アクセラ、アテンザの3段階には「無理がある」ことに気がつきつつあるといいな。マツダの最良のお手本として注目していることは明らかなホンダと同じラインナップで、シビック、アコード、レジェンドくらいの車格の配置で、アクセラ、アテンザ、新型フラッグシップセダンを作る算段になっているかもしれません。


MAZDAなら「日本のメルセデス」になれる!?


  「マツダがフルサイズセダンを作っても誰も買わない」と言われるかもしれません。年産100万台を超えるクラスのブランドでは、メルセデス、レクサスの2つくらいしかまともには売れないです。BMW、ホンダ、日産でもうまく行かないのに、MAZDAが参入するのは無謀過ぎる。しかしメルセデス、レクサスの勝ち組と、BMW、ホンダ、日産の負け組(あくまでフルサイズセダンの話)を何が分けているのか!?を考えると、案外にMAZDAが本気で参入すれば勝ち目があるんじゃないか!?という気がしないでもないです。あくまで主観ですが、MAZDAの歴代の高級モデルデザインには、研ぎ澄まされた『品格』が見受けられるからです。


世界一のクルマを作るメーカー


  関係者には失礼な話ですが、MAZDA&勝ち組と負け組とを分ける大きな違いは、ラグジュアリーという基準において世界の頂点を見据えたモデルをかつて作っていたか!?だと思います。メルセデスSクラスと、初代レクサスLS(トヨタ・セルシオ)に匹敵する豪華モデルとして、ルーチェ・レガートやユーノスコスモが販売されました。あまりに浮世離れしていて広く流通することはなかったですけども、MAZDAというメーカーは業界の慣習に囚われないデザインが魅力でした。バブル後の業績悪化でフォードが管理する時代がしばらく続き、その大胆さは長らく封じられていましたが、独立系メーカーとして歩み始めてから、しばらくのリハビリ期間を経て、いよいよ先日の東京MSでは完全に「世界の頂点」を射程に入れたコンセプトカーを出して来ました。


すでにMAZDAデザイナーの脳裏にはイメージはある


  何を作っても心無いオッサンたちは「輸入ブランドのパクリ」だとディスってくる。もういっそのこと雑魚は相手にしないで超絶デザインをやっちまえばいい。あまりにも眩しすぎてドイツ車好きの小物の視界には入らないデザインにしてしまえ!!っていうマツダデザイナーの自棄っぱちな感情が、荒々しいほどに表現されたスゲー・・・デザインになってしまったようです。同じフロアに並んだレクサスLSもBMW8シリーズが、まるでガキのお絵かきにしか見えないくらいにマツダの2台は凄かった。中国メーカーに絶対に真似させない!!という将来的な意思もあったでしょうけども、これは凄すぎる。メルセデスもレクサスもSクラスやLSのデザインをMAZDAに委託した方がいいんじゃない!?





MAZDAが輝くのはいつも「頂点」を狙うとき


  希望的憶測などではなくて、これまでの実績から客観的に判断しても100万台越えのブランドで、ベントレーやマセラティに匹敵するラグジュアリーなセダンやクーペが作れるのは、メルセデス、レクサス、MAZDAだけだと思うのです。他に100万台をクリアしているメーカーといえば、GM(シボレー)、フォード、VW、ルノー、日産、クライスラー、フィアット、プジョー、シトロエン、ホンダ、スズキ、BMW、ヒュンダイ、キア、スバル、三菱、ダイハツといった面々ですが、まあどのブランドもあまり高級車においては「変革」を感じないです。メルセデスを倒そうとBMWなどは考えているはずですが、結局は無難なSUVで勝負しようとしている。


ポーズではなく本気になれるメーカー


  どのメーカーも「過当競争」は避けたいようで、販売台数の急激な成長は最初から意図していない様子。各市場で分け合っているシェアを守りつつも、リスクを避けてグループ共通の設計を使い回して新型モデルを作成し、既存の市場に投入して数%のシェア拡大をねじ込む。そんな『省エネ戦略』ばかりが目立ちます。その中で割と攻勢が目立つのが、やはりメルセデスとレクサス(トヨタ)。この両者が本気でラグジュアリーなモデルを作れば、どの市場も勝手に応えてくれるはず!!そんな自信に満ち溢れている様子。それに対して、ジャガー&ランドローバー、アルファロメオ、ボルボなどは新型モデルを投入こそすれど、販売面ではまるで自信がないようで、まだまだ500万台超えで世界3位の日本市場に対しても、とにかく供給体制が甘い・・・売る気あるの?


メルセデスとレクサス(トヨタ)のコアを破壊せよ!!


  メルセデスとレクサス(トヨタ)に『殴りかかる』ブランドだけがこれからのプレミアム市場で生き残る資格がある!?簡単に当たって砕けてしまってはダメですけども、やはり圧倒的に強いジャンルを持つこの2強の大本命の「本丸」を撃ち抜いてこそ「本物」の自動車メーカーと呼ばれるべき。昨年から販売好調が伝えられる7シリーズや新型パナメーラは、王者Sクラス相手に善戦しています。さあMAZDAもここに本気をぶつける時が来たのでは!?


「絶対無理!!」をひっくり返すからMAZDAは面白い


  昨年末に発売されて大反響なCX8も、アルファードの牙城を切り崩す可能性が出て来ました。ここに勝負を仕掛ける勇気が素晴らしい。200万円台で収まる『3列のCX5』くらいに逃げずに、正々堂々と400万円台のガチンコを挑む!!この勝負の帰趨によっては、国内市場が予想外に再編されると思うのです。トヨタとMAZDAの頂上決戦が苛烈を極めて、ラグジュアリー3列の市場が拡大するようなことがあれば、エルグランドやオデッセイにも火が付くのでは!?プジョー5008はほぼ同じ価格帯なのに蚊帳の外・・・。これも時代の流れですね。


エンジンさえあれば・・・


  MAZDAにはせっかく世界を驚かすことに成功した「ビジョン・クーペコンセプト」を早く実車化した方がいい。SクラスとLSを完全に撃ち抜くためにMAZDAが本気を出しました!!となれば、日本でも欧州でもアメリカでも中国でも買ってくれるんじゃないかな!?・・・あ、大事なことを忘れていたが、MAZDAには高級車用のユニットが無い。SPCCIの6気筒ユニットとか極秘に開発していればいいのだけど。MAZDAが特許を取得したと報じられている「トリプルチャージャー」を使って480psくらいのユニットに仕上げるのかな!?まあメルセデスもレクサスもユニットはロクでも無いから、マツダが本気で開発すれば軽く圧勝できるはず。そういえばメルセデスを真似てMAZDAも直6化するという報道もあったっけ・・・。







↓2台の超絶コンセプトカーのデザイナー登場!!予想通りちょっとイってる・・・。

posted by cardrivegogo at 01:12| Comment(0) | マツダの戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

MAZDAブランディングの将来が決まる2018年になりそうだ・・・





CX8は新しい金脈か!?

  CX8が発売から1ヶ月で12000台受注したらしいです。やっぱり日本のユーザーはこの手のクルマ(ゴージャスなファミリーカー)が好きなんですね。アルファードやオデッセイに対抗する300万円オーバーの価格帯は、潜在ユーザーは多いにも関わらず、勝負してくる車種が少なすぎたのかもしれないです。ミニバンのユーザー(ファミリーカーユーザー)だからクルマにお金をかけないということは決してなく、むしろ「走り」にこだわるユーザーよりもお金をたくさん払ってくれる人は多いはず。家族全員で移動する際には圧倒的にコスパがいいですし、ステータスや居住性でメリットがわかりやすければ、利用価値が高いファミリーカーだからこそ、お金が用意できる部分もあるでしょう。


高級ピープルムーバーはこれからのトレンド!?


  実際のところ相応の価値があれば400万でも500万でも出す人は結構多いのかも。高級ピープルムーバーに関してはトヨタの圧倒的な強さが目立っていて、日産もホンダもアルファードの前に完全に及び腰でした。アルファードを倒す!!という気迫がエルグランドやオデッセイ(現行)からはあまり感じないです。もちろんどちらもいいクルマなんですけども、ミニバンユーザーが求めるポイントからはややズレているのかも!?


『高級』には独自のスタイルが必須


  アルファードが高級ミニバンにおいてはあまりにも定番になってしまい、認知度が高くなってしまったので、同じスライドドアのフルサイズであるエルグランドやオデッセイ(現行)は「ちょっと違う!?」「亜種!?」みたいな受け取られ方をしちゃいます。高級ミニバンならトヨタでしょ!!という通念は、爆発的に売れた先代アルファードによって日本社会に植え付けられました。日本には二種類のミニバンしかない!!アルファード(ヴェルファイア)とそれ以外の二種類!!ってくらいにトヨタの戦略は冴え渡りました。


魂動デザインの終着点はCX8だった!?


  そんな3列ファミリーカー市場にマツダが『CX8』で殴り込みをかけたわけですが、エルグランドやオデッセイと違って、スタイリングから『ミニバンではない』と判断できるSUVルックなのが非常に大きいですね。さらにドイツブランドやレクサスで買えば600万円かそれ以上くらいする内容のものが350〜400万円くらいで手に入るのも魅力的です。プレミアムブランドがたっぷり利幅を入れて600万円で売るようなクルマを、正常な利益率を割り振った350万円で売れば、人気が出てそこそこ台数は稼げるだろう!!って戦略はとても現実的ですし、実際に日産やホンダが全くのお手上げだったアルファードの市場に今最も接近しつつあります。




マツダ車が安全なのはみんなわかってるって!!

  マツダは2018年にはフルモデルチェンジや新車種投入はない予定なので、CX8でなんとか1年間売り上げを維持しなければなりません。そんな状況なのでかなりの焦りがあるのかもしれないですが、新春始まって間もないタイミングで、あのK沢さんが得意の『ぶっ込み記事』を炸裂させました。内容はいたって刺激的で「3列シート車の3列目は、ボルボとマツダ以外は危険ですよ」とはっきり書いちゃった!!国内専売モデルが多いスライドドアの3列シート、いわゆる『ミニバン』っていうジャンルは全部3列シートが追突に弱いみたいです。確かに衝突安全基準なんて全く気にせずに家族のクルマを選ぶ非イケメンな人が多いから、ト○タ、メル○デス、B◯Wといった衝突『ヘタレ』ブランドがよく売れるんでしょうね。


あまりいい感じがしないのは私だけ!?

  マツダが『K沢ミサイル』を裏で依頼したかはわかりませんが、マツダにとっては苦しい台所事情となりそうな2018年の初頭という最も望ましいタイミングで『援護射撃』が行われました。もしこの還暦ライターが「たまたま」ボルボXC90やマツダCX8の3列目の安全性が高いことを普段から気に留めていたというなら、とても素晴らしい見識だと思いますけども、あまりに目の付け所が奇抜だなーって気もします。何より裏を返せばそのまま、ボルボとマツダ以外の3列シート車を買うヤツはバカ!!ってことに他ならないです。


MAZDAはHONDAのようにCOOLであるべき

  日本人はあまり安全という認識を持っていないようですが、北米や欧州のクラッシュテストで圧倒的な数字を残してきたのがホンダ。けれども日本ではス○ルとかいうメーカーが、必死の安全性アピールを続けてきた結果でしょうか、「ス○ルはドイツ車に匹敵するくらいすごいけど、ホンダやトヨタはダメ」とか私のブログに平気でコメントしてくる人もいらっしゃいます(もちろん容赦なく現実を教えますけど)。マツダもホンダと並んで北米&欧州で非常に優秀なスコアを挙げています。


群馬と同じ土俵はいやだー

  IIHSから失格の烙印が押されていて、JNCAPからは逃げ回っているメル○デス、○MW、ア○ディとは違って、ス○ルは徐々に目立ったスコアを出すようにはなってきました。しかし「安全」アピールをするようなメーカーってダメだと思うんですよ。ホンダのように特に何も主張しないけど、スコアは完璧。これこそが一流メーカーのあるべき姿だと思うのです。なんだか最近のマツダはス○ルみたいな方法を採り始めつつあるような懸念が・・・。


身も蓋もない話ですが・・・

  K沢さんと絡んでもあんまりいいこと無いと思います。マツダのガソリンエンジンの良さがわからない音痴ってのもありますけど、とにかくこの人が指摘するポイントはマツダにとってあまり親和性が高いと感じないです。K沢さんは今回やたらとアメリカのクラッシュテストの優秀性を強調していますが、そこで世界最高の地位にあるはずのホンダ車を語る文脈では一切それを使わない・・・さすがは「プロの物書き」です。マツダはこの手の輩とは距離を置いて欲しいなー




ラベル:マツダCX8
posted by cardrivegogo at 22:54| Comment(4) | CX8/CX5/CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

「東洋のジャガー」の意味を知っていますか!?




マツダデザインの深淵を知る


  「マツダファンブックNO.5」が届いた。マツダが東京MSで世界を震撼させた超絶コンセプトカーを発表したことを受けて、歴代マツダデザインの中で特にショーモデルを中心とした特集が組まれていて、これがここ数年いろいろなカーメディアで増えた様々なマツダ特集が出てますけども、群を抜くくらいに秀逸でした。1960年代からマツダが発表してきたレアなモデルを時系列に沿って紹介しています。


バブル期の日本メーカーはカオス


  特に日本車が熱かった1980年代のマツダ車はスケールがデカイ。これに比べれば「魁コンセプト」や「ビジョンクーペクンセプト」くらいでガタガタ大騒ぎするものでもない!? マツダだったらこれくらいの秀麗なショーモデルは「平常運転」で作れちゃう!?ってことがよくわかります。そしてなぜ欧州でマツダが「東洋のジャガー」と呼ばれるのか!?の意味も・・・。


このデザインは凄い!!


  その中でも一番衝撃を受けたのが『MX-03』という、2シーターのスーパースポーツです。これ「初代NSX」かと思いましたよ。デビュー当初のNSXはリトラクタブルヘッドライトですけども、それが廃止された後期のNSXにそっくりです。しかも初代NSXのデザインの最大の美点とも言えるリアデザインは、ほぼそのまま!!ホンダの幹部が「フェラーリは博物館へ」と言い放った、性能でもデザインでもフェラーリのV8ミッドシップを叩きのめした初代NSXは、マツダデザインから生まれたのか・・・。




ホンダが作ったにしてはうまくできてるよな・・・


  これは・・・言いがかりとかのレベルではなく、もうそのままですよ。当時の日本車なんてスカイラインとマーク2がそっくりすぎてまるで見分けがつかないくらいでも、誰も異議を唱えない時代ですから・・・、いやいや似てるのは日本車だけじゃない!!輸入車だってそこらじゅうが似た者どうしで、BMWは三菱やホンダをパクるし、アストンマーティンはトヨタをパクるし、まあ今では考えられないことが当たり前に起きていたのが20世紀です。日本メーカー同士が似ていても特に何も珍しいことではなく、ましてや片方は市販車でもなく、話題にもならなかったんでしょうね。それがスーパースポーツであったとしても・・・。


バブル期から日本人のメンタリティに変化なし!?


  デザインはどこも同じだったからこそ、クルマ選びはストイックなまでにスペック勝負だったのかもしれません。今ではデザイン抜きでどうやってライバルと違いを作るなんてなかなか難しいですけども、30年前はデザインは同じ!!それが当たり前だったからこそ、作る側も選ぶ側も「走り」に対する感性が今よりもずっと豊かだったのかもしれません。当時の状況を書籍などで垣間見ることができますが、例えば下野康史さんの「カルトカーがぜったい!」を読むと、


『NSXの中の一節・・・デビューから4年がすぎて、NSXの評価は国内外ですでに定着した感がある。面白いことに、海外では概して絶賛なのに、肝心の日本では必ずしもそうではない。曰く、これだけの高級スポーツカーでありながら、外国車のようなアジがない。曰く、フェラーリを仮想敵にしたにしては、刺激や官能性に欠けて面白くない。』


・・・とあります。まあこの評論はシニカルで、クルマの評価ではなく、日本人の国民性の評価であって、このあと20年以上にわたって同じことを繰り返しているという意味でも慧眼。後から出てくるGT-Rも二代目NSXにもそのまま当てはまる優秀なレビューです。ホンダは「走り」も「デザイン」もフェラーリに完勝した!!元々328GTに勝つために作ったと言っていて、世界もホンダの「判定勝ち」を認めた!!しかしその「デザイン」の部分は・・・実はマツダが作ったコンセプトカーだったってこと。




マツダは市販化する勇気を持たなかった・・・


前と後ろはそっくりですが、サイドから見るとキャビンが長いのでまるで別物ですね。NSXはここからの眺めも素晴らし買った。マツダはこのMX-03をユーノスコスモというソアラに対抗したハイスペッククーペに帰着させますが、おそらくMX-03に大きなヒントを得たホンダは、より世界にアピールできる市販車デザインへと昇華させました。オールアルミボデーゆえに造形の精度に優れていたという事情もあったようですけど、ユーノスコスモよりも圧倒的に非日常なスタイルを獲得しました。




FD3Sは英国人が選ぶ20世紀の日本車のベストデザインらしい。


マツダも1991年に負けじと「RX7FD3S」を作り、デザイン面で欧州車を圧倒したバブル期の一連の日本のスペシャルティカーの中でも代表的なモデルになりました。スープラ(80系)、三菱GTOなど突き抜けたデザインが多かったし、マセラティやアストンマーティンは日本車デザインをナゾるだけのグランドツアラーブランドでしかなかったし、1998年アウディが全てを突き破るまでドイツ車も地味なモデルばかり・・・。


「東洋のジャガー」ではなく「西洋のマツダ」だったのでは!?


その中でも世界に大きなインパクトを残したNSXとRX7FD3Sの二台は、マツダの意欲的なデザインから生まれた!!と断定しても良さそうだ!!今ではメルセデスやアウディから中国メーカーまでデザイン時代を謳歌していますけども、1980年代に革新的であったのは、マツダそして英国のジャガー。ちなみにMX-03は・・・ジャガーが作ったスーパーカーとして知られるXJ220にも似ている。このクルマの企画が始まったのはMX-03が発表された翌年のことだそうだ。実はマツダはすでに本家を超えていたのかもしれない。







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2018年01月11日

マツダの知名度は実は低い!? アテンザのモデルチェンジはいつになる!?

全然人気ないじゃん!!







  新成人が欲しいクルマ・・・1位アクア、2位プリウス、3位BMW、4位ノート、5位フィットだってさ。まあ20歳の頃なんてこんな感じだったかも。20歳当時に憧れていたクルマといえば、E39M5(BMW)、初代TT(audi)、初代エキシージ(Lotus)、S2000(HONDA)、3代目レガシィB4(SUBARU)とかだった気がする。エキシージは今と違ってまだまだそれほど高額ではなかった記憶があります。当時のマツダははっきり言ってイメージ悪かった。・・・というより全く眼中になかった。まだアテンザが発売されてなかったし、FD3Sとかもあんまり・・・オタクっぽいし。


  まだまだディーラーで試乗した経験もほとんどなく、ただデザインとスペックだけで判断する限りでは、『わざわざ』マツダって選択はなかったですね。今も色々な人に「なんでマツダなの!?」って訊かれますけども、ちょっと運転させてみると大体納得してくれたりします。30歳まではクルマなんて全く気にせずに会社に泊まり込んで仕事してましたので、同じようにマツダを選ぶ人はちょっと変な人!?って目で見てたかも。そもそもクルマ自体にあまり興味がなく詳しくはなかったです。


  家の前を度々走っていた初代アクセラのテールランプがびっくりするくらいに繊細に作られているのを見たのが、まともにマツダを意識する最初でしたねー。・・・でそれからしばらくしてクルマを買うことになって、最初はスカイラインかプジョー407くらいを考えていたのですが、407と同じくFFなのにフロントをDWBにしているマツダアテンザが気になって、乗りに行ってみたらこれがびっくりなんですよ!!まさかマツダが、日産、プジョー、BMWを余裕で圧倒しているんだ!?そんなバカなことあるか!?って。試乗したその日に注文入れました。


  ずっと実家に置いていた「ランクスZエアロ」もかなり好きでしたけど、トヨタとは何もかもがレベルが違い過ぎる。20代の頃はこのランクスZエアロがすげーいいクルマだと思ってましたねー。新成人の皆様も、今はアクア、プリウス、BMWといった手軽に手に入って乗りやすいクルマが好みでしょうけども、30歳を過ぎた頃にはそれらを卒業して、マツダやポルシェが好きになってくれるといいですねー。マツダやポルシェがランキングに全く入ってないのは、まだ20歳の若者には良さがわかりにくいってのもあるかもしれません。


  マツダも思い切って、新成人限定でCX3やアクセラなどを1台当たり50万円引きくらいでばらまいてもいいんじゃないの!?(5年間譲渡禁止とか条件を付けてさ) ・・・やっぱり若者には理解されにくいとは言っても、何が屈辱ってさ、アクアにトップ取られているという事実です。「走りのマツダ」「デザインのマツダ」なんてこの世に存在していることを認識すらされていない!?確かにアクアはいいデザインだとは思いますけども。







4代目アテンザは闇に葬られたのか!?


  ちょっとスケジュールが不透明なアテンザのモデルチェンジ時期ですが、初代GGが2002~2008年、二代目GHが2008~2012年。2012年に登場した3代目GJは、2018年頃を目処に4代目へとバトンタッチをすると予想されていましたが、どうやらGJアテンザは北米に引き続き日本市場でも再びのビッグマイナーチェンジが今年の上旬に予定されているようです。カムリとシビックがガッツリと刈り取って行った「中型車市場」に実りは少なそうですけども、とりあえず予想より多く売れたアテンザの初期型から、メーカー延長保証の5年を経過してある程度の買い替えが見込める状況ではあるようです。


  まだ初期のGJアテンザは自動ブレーキもないし、サイドブレーキはレバーだし、マツコネもヘッドアップディスプレーも付いてない。Gベクタリング・コントロール(GVC)もあった方がいいよね。これでエンジンまで入れ替わっていると決定的なんですけどね。例えば2.5Lガソリンターボとかさ。それでもこれだけ違うクルマだと、下取りを頑張ってくれるなら乗り換えてもいいかも!?って人は結構いるのでは!?


  北米のマイナーチェンジモデルはインパネのデザインがかなりガッツリと変わっていました。ちょっとBMWに似てきたという指摘もあるようですが、だからと言ってテンションが上がるってものでもないですけど・・・。BMWもマツダもアウディもレクサスも同じことが言えますが、乗るたびにコクピット周りの素材が厚ぼったいって気が。もっとスウェード生地などでさっぱり繊細に作った方が「違い」が産めると思います。アストンマーティンやジャガー、マセラティのスポーツカーみたいなシンプルだけどアクセントが効いているくらいの「控えめ」な感じが良さそう。


  これだけ大胆にインパネの造形が変わっていると、もしかしたらこれが幻の4代目だったのでは!?という疑念が湧いてきます。2020年頃にやはり同じ『スカイアクティブFFシャシー』を使った4代目が登場してそれからさらに6~8年経過して、東京MSの「ビジョン・クーペ・コンセプト」をベースにしたFRの5代目が登場するというスケジュールはあまりにも遠いです。2025年の東京MS(予定通り開催なら)で新型が発表・・・の前にマツダのデザインはもっと進化するはず。


  もしかしたら2020年頃を目処にFRのアテンザが出てくるのか!?ってまあ誰でも感づいているはず。ただしその頃はまだまだV6ターボで300~400psくらいのユニットが主流なはず。スズキのようにガソリンターボにマイルドハイブリッドを組み合わせる足し算ユニットで間に合わすのかな!? マツダは2019年にマイルドHVの実用化を明言しているので、やはり主力モデルではアテンザのFMCが念頭に置かれているのかもしれません。マツダからの発表が待ち遠しいですねー。






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2018年01月08日

英トップギアが マツダに大興奮!!まじか!?

コメントのマナーは守ろうね


  正月早々に、いや正確には年末だけども、なんとも面倒くさいコメントを頂戴した。せっかくコメントを書いてくれるのだから、と少しは思うのだけど、マナーがなっていない輩には少々失礼なお返事をしてしまいます。どうやらコメントを来れた人はマツダに対して怒り心頭のようでしたが、それについてカマってくれって言われてもさ・・・。俺マツダの社員じゃないですけどー。一番ムカついたのは、他人のブログのコメント欄でステレオタイプなマツダ批判を展開・・・おいおい勘弁してくれよ。一応丁寧にマツダのカスタマーセンターにメールで問い合わせたらどうですか!?って伝えたんだけどなー。まあこれも生意気なブログを書いてる愚か者の宿命なんだろうけど・・・。






  新年早々に出て来た「イケメン・コンビ」に笑撃。





  トヨタとマツダが発表したEVの合弁ですが、もうすでに動き始めているのだそうで、「ボクスターとZ4はスポーツカーとしての価値は何もない!!」と某書籍で断言したマツダの藤原常務が、その新会社において製品開発の責任者を務めているらしい。ははは!!大丈夫か!? すでに公開された新型Z4のプロトタイプも、専用設計なはずなのに、重苦しい相変わらずの改造3シリーズといった風情で、20世紀の遺物から何も進化してないようですが、この新型Z4にはトヨタも参画していて、今後スープラとなって発売されるらしいです(計画は白紙になった!?)。


  そんなトヨタと藤原さんが一緒にクルマを開発していいものか!?果たして仲良く仕事ができているのだろうか!?調子に乗りやすい人みたいだから、「現行プリウスはアクセラHVのブレーキをパクって進化した!!」とかKY発言をして不穏な空気とか醸してないですか!?


EVはマツダのために用意された舞台!?


  小沢コージさんによる藤原常務インタビューですが、今の日本のカーメディアが手をこまねいている『EVへの本音』に関して非常に重要な示唆がありました。簡単に要約すると『マツダこそがEVをメジャーにするのに最も適したメーカーだ!!』。そんな自信満々の姿勢が藤原さんの発言から湧いてますけども、読んでみると確かに納得!!マツダこそEVを作るべきかも!! しかしもうすでにマツダ的な規模のジャガーやボルボはとっくに動いているんですけどねー。同じ旧フォード陣営というところからスタートしているのに、ちょっとばかり差をつけられてないですか!?


  ジャガーもボルボも臆するところなく、高級車市場に独自の手法で切り込んでいます。まさかメルセデスAMGの牙城であるハイスペックなスポーツGTの世界市場に、ジャガーFタイプが強烈な楔を打ち込んでいくことになるとは!! そしてOECD諸国の標準ミドル車としての地位を確立している3シリーズを、独自の主張で徹底的にスポーティにすることで相克を果たしたジャガーXEはトップギアから「21世紀において最も重要なモデル」とまで言われていました。


マツダも超絶EVスポーツでも作るのか!?


  さらに2019年上旬にはピュアEVの『i-PACE』の発売も予告しています(日本にも同時投入するとのこと)。リーフのジャガー版なんていう生易しいものではなくて、「EV=趣味のクルマ」という「藤原フォーミュラ」をしっかりと守って、スペックは400ps!!0-100km/hは4秒らしい(三菱のeエボ計画をも完全に先取りしてる!?)。ボルボもEVブランド『ポールスター』を設立して早くも600psの1stモデルを公開しています(マツダシャシーを使っているとのこと)。


  藤原さんによると、EVマーケットはすぐには増えないから、趣味のクルマから始めるのがちょうどいいので、それならマツダの『コモンアーキテクチャー』が生きるってことらしいのですが、世界はそんなことはとっくに承知な上で、売れるかどうかもわからない高性能EVを臆することなく単独で開発しています。トヨタという「保険」に甘んじたような温室の中にいると、だいたい意味不明な歴史的失敗作を作ってしまうのがマツダじゃないかと。世界最高のクルマを作って、それでダメだったら諦めがつくだろう!!と腹をくくって作ったという逸話が残るGGアテンザは世界で大ヒットしましたけども、そんな崖っぷちにいる様子でもないです。もし相当な危機感があるならば小沢コージさんと茶番インタビューなんてやっている余裕はないはずですが・・・。


マツダの本気は英国のあのメディアに届いた!!


  年末に発売になったトップギアジャパンの巻頭コーナーにマツダの記事が載りました。その前の号では「(BMWの)新型M5はダークサイドに堕ちた」とまで断罪されていた最重要な巻頭コーナーには、エンスーなクルマがほとんどない日本メーカー車は滅多に登場しません。NSX、シビックtypeR、GT-Rくらいしか日本車の登場が許されないエリアに、トヨタの新型センチュリーとともに、マツダのコンセプトモデルが取り上げられておりまして・・・どれだけ冷酷な皮肉が!?と思いきやほぼ賞賛。


  日本メーカーへの差別意識を一切隠そうともしないイギリスのカーメディアですが、さすがにあの完成度を見せつけられたら英国人も立場を忘れてリビドーがほとばしったようで、一点の曇りも感じられない全面肯定のレビューでした。絶対に欧州メーカーには真似できないだろ!!といういやらしいまでのマツダの自信がみなぎる「ビジョンクーペコンセプト」ですが、このコンセプトが登場した背景には中国市場で現地メーカーとの差別化を強烈に意識したマツダの危機感があると思われます(お遊びではないはず!!)。例えばカリスマ・デザイナーW氏が退職して随分経過する某神奈川メーカーの『エク○トレ○ル』や『リー○』くらいのクオリティのエクステリアならば、もはや中国メーカーとの差別化は困難です・・・(やる気あるの!?)。


これこそがアーキテクチャーなんだなー


  2代目CX5の病的なまでの鏡面加工も、マツダ開発陣の意識が非常に高いことを示していますし、発売と同じ年の東京MSでさらに磨きをかけたエクステリアを持つコンセプトを2台も登場させて来るあたりに、藤原さんが言うように10年先まで見通している采配の様子が伺えます。余談ですが、イギリスのカーメディアにおいては、しばしば日本車の性能はあらゆる面で申し分ないけども、1台のクルマを仕上げる情熱は、せいぜいVW程度でしかない!!みたいなあしらい方をされます。それに対して日本のカーメディアでは、日本車は技術的に欧州に負けていると全く別の主張を盛んに行います。書いている本人たちは英国と同じグローバルな論調だと思っておられるようですが、読み比べると両者は根本的に違うってことがわかります。


  二代目CX5を「(中国メーカーとの戦いにおける)日本のクルマ作りの維持だ!!」という、ごくごく正当な評価がどの日本のカーメディアにも見られなかったですし、日本COTYにおいても、そんな「単純明快な生存戦略」すらもまともに評価できなかった(CX5に点数入れなかった輩は審査員を辞退した方がいいんじゃない!?)。もう何度もイジっているけどニューモデルマガジンXの覆面座談会企画では星2つという近年稀にみる最低評価をCX5に与えていました。まあ還暦くらいのオッサンライターには全く評価されなかったけども、あの東京MSの2台のコンセプトカーは、藤原さんの「コモンアーキテクチャーが活躍できる時代がきっと来る!!」とく言葉に重みを与えました。たとえ隣国の自動車産業が急拡大しても、マツダはフェラーリのように生き残る・・・。日本の他のメーカーが跡形もなく消えてしまっても広島だけはクルマを作り続ける!?


  そのためにはニューモデルマガジンXにどんな評価をされるかなんて関係ない!!英トップギアに認められるプロダクトとしてその価値を世界に示し続ければいい。メルセデスやBMWでさえ勝ち得ていない高みにがむしゃらにマツダが登っていくことで、思考停止している他の日本メーカーにもマツダの意図が伝わるでしょう。事実、優秀過ぎるトヨタの経営陣は、すでにマツダの目指すところに自動車先進国の運命があると感づいたわけですねー・・・いや小沢コージさん素晴らしいレビューでございました!!合掌。





↓自動車業界もポストキャピタリズムの時代が来てると感じるこの頃です・・・



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2017年12月24日

次期ボルボS60は、マツダの理想を積んでいる!?

マツダ車の評価はダダ下がり・・・

  去年までは「マツダからたくさんお金貰っているのでは!?」と思われるくらいに、マツダ車を大絶賛していた島下泰久さんの「間違いだらけのクルマ選び」が発売された。いきなり強烈な手のひら返しというわけではないけども、うーんやはりアテンザや他のマツダ車への風当たりはかなり強くなってきた。掲載されているだけマシ!?いやいやマツダ車無しとかありえないでしょ。登場する全てのモデルは項目ごとに10段階で数値化されわかりやすく評価されていますが、アテンザと気になるライバルのカムリHVとを比較すると、見事なまでに徹底的にやられている。デザインも負けかい・・・。唯一カムリに勝っている項目がなんと「エコ性能」・・・え!?相手は市街地を20km/Lで走ってしまうバケモノなのだけど。

  ちょっと調子に乗って他のことも書くと、アルファロメオ・ジュリアのデザインは「2」で、カムリのデザインは「8」。これはブランドに対する期待値から算出されているのかな。どちらも同じくらいにやらかしたフェイスしてる気がするけども・・・。そしてなぜか日本COTYを獲得したXC60が収録されていないです。まさかこのクルマが獲るとは想像すらしていなかったようですね。ボルボもいよいよフォード(マツダシャシーをボルボが加工)のプラットフォームから、完全オリジナルシャシーへと脱皮しようとしているところですが、マツダのように安易なプラットフォーム統合はせずに、フォードの時代からから使っていた、『フォードC1』と『フォードEUCD』の2段階をそのまま新世代シャシーへと維持するようです。

簡単にまとめると、『フォードC1』を使い続けるV40のグループ(Cセグ)。『ボルボ新プラットフォーム(SPAというらしい)』はXC90、S90、V90、XC60と置き換わってきました。このあとブランドの入門車であるV40のグループ以外は全てSPAになるらしいです。

『スカイアクティブ』でCX5は羽ばたき、アテンザは散った・・・。

  アテンザがGG(初代)からGH(二代目)へと変わる際に、フォードCD3(=マツダGG)を使う欧州向けのモンデオは、ボルボS60(60以上の全モデル)と統合を果たし、フォードC1(=マツダBK)を改良したフォードEUCDへと乗り換えます。この後のモンデオとボルボは欧州で大きく失速します。旧型アクセラのシャシーでS80を作っていた・・・これじゃダメなのも仕方ない。

  初代アテンザで大成功したマツダは2代目もクオリティ(コスト)を落とさずにGHシャシーを作りますが、まさかの急速な円高で赤字に転落。2013年まで予定していたGHアテンザの生産を半年早く終了して、スカイアクティブシャシーのGJアテンザを投入します。このGJアテンザは、なんと1ドル=70円でも耐えるコスト計算らしいので、ここ数年は差益だけでも相当にウハウハなはず。ただしGJもモンデオ&ボルボと同じように欧州・中国で完全にコケましたが・・・。

  それにしてもGJアテンザは、ユーザーを転がすだけの設計によくも400万円( XDのLパケ)なんて価格つけたな〜・・・。沢村慎太朗とかいうニワカが『GJのXDは佳作』とか偉そうに言ってましたっけ・・・。ウソです沢村さんはニワカなどではない。『GHは和製アルファ』というファンの心を撃ち抜く感心の名言があった(その他大勢のボンクラ評論家とは違う)。日本車を外国人目線で吟味できる人だ。

次のアテンザに向けてちょっと気負い過ぎ!?

  マツダも仕方ない事情があったにせよ、GJの失速には相当にプライドを傷つけられているようで、捲土重来を期して、東京MS2017に合わせて4ドアクーペのコンセプトモデルを出してきました。『もうアテンザが生き残れる市場はおそらく『コレ』しかないんです!!』 企画・開発の苦悩ぶりが伺える力作でした。マツダが本気を出せばかなりヤバいぞ!!ということは全世界に伝わった!? 結果的にはレクサスLSもBMW8シリーズも完全に喰ってしまったアテンザコンセプト・・・!?さらに期待してしまうと、このFRシャシーはいったいどんな『計算』で市販化に漕ぎ着けるのだろうか!? 考えられう方策は3つ。@NSXのように受注個別生産 A気合で(FFモデルと)混流生産 Bレクサスかアルファロメオとのコラボ・・・。

  怨霊のような執念を感じたボデーパネルのギャップの精度を見る限り、Bを期待しているのではないか!?レクサスでもアルファロメオでもいいドイツブランドに勝ちたいならマツダと組みなさい!!というアピールを感じました。案外高級モデルの開発を模索しているPSA(プジョー・シトロエン)からのオファー待ち!?それともジャガーか!?

『待ち』のマツダと、『突き進む』ボルボ

  「ビジョンクーペ・コンセプト」が市販されるには、何らかの外部的なリアクションが欲しいところかもしれません。しかしマツダのシャシーを改良して使っていたボルボは、『FFのまま、直4オンリー』で強行突破を図って高級車開発を行っています。冒頭にも書きましたが、日本COTYを獲ったXC60も、かつてのGG/GHシャシーを思い起こさせるフロント=DWB、リア=マルチリンクを採用した新世代シャシー(SPA)を使っています。そしてこのシャシーがそのまま次期S60/V60(アテンザのライバル車)にも使われるらしいとのこと。XC60はXC90の装備をそのまま引き継ぎましたけども、同じようにS60もS90の縮小版になるはず。・・・ということはサス&ユニットは共通。エアサスにマッサージ機能も付いてくる!?

  次期アテンザ(いつになるんだ!?)もこれくらいの装備がデフォになる!? FR化して、BMW・M5が採用したFRとAWDを切り替える機能なんかも付くのかなー!? 余談ですが、600ps級と伝えられるG30系M5のFR切り替え機能は、海外版だと「切り替えるとあらゆるトラクションコントロールはカットされますよ!!」と脅してくるらしい。もう600psになると後戻りはできない。AI(=電子制御)がないと素人では走行不能になるようだ。それだけのリスクを背負ってでも0-100km/hのタイムは3.4秒で、このタイムはもはや説得力はゼロらしい。M5より速い4ドアモデルはすでに複数市販されているらしい(世界は狂っている・・・)。




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2017年12月19日

沢村慎太朗氏の暴挙・ロータリー否定論に断固反論する!!






『安っぽい』ことが大っ嫌いらしい。


 東京MS2017でマツダはロータリー技術の展示をしなかった。今年に入ってから国沢光宏さんがロータリー復活!?の怪情報を流したり、清水和夫さんがスカイアクティブX技術をべた褒めしたりなど、そういった売れっ子評論家との距離を一気に縮めてきたマツダに対して、現状では「売れっ子」とは言えない状況の沢村さんは、マツダに少々嫌気がさしたのかもしれない。2年前に書いたロータリーに関する文章に、最新の東京MSの状況を交えて痛烈な批判を展開している。60年代にロータリー実用化に尽力した技術者には最大限の敬意は払うけども、その技術を「出す出す詐欺」に使う今のマツダ経営陣や、それをネタにする『安っぽい』ヒョーロンカと、『安っぽい』知識で軽薄に盛り上がるファンに対しての憎しみをあらわにしている。


  『ヴァンケル・ロータリーは20世紀最大の技術詐欺!!』とまで書いているし、それが『有識者』の間では常識だ!!とまで断言している。どんな輩がそんな常識を共有しているのか知らないけど、そいつらに訊いてみたい。なぜその『技術詐欺』はルマンから締め出されたのか!? 私のようなど素人でもすぐに思いつくことなので、沢村さんの読者の多くが感じているはずだが、それにについての言及はされてない。レギュレーションで縛っていたはずなのに、実際にレースをしてみるとあまりにも強過ぎるから、マツダが優勝した1991年を最後に参戦が認められなくなったロータリー。


なぜ技術詐欺はルマンを制覇できたのか!?


  耐久性と速さで世界の頂点を極めたエンジンがなぜ「技術詐欺」なのか!?もし知っているなら暴露してくれないと納得しないですよ!!あのルマンは実は『ヤラセ』だったってことかぁ!? ごまかしがきかない世界最高峰のレースでその実力を存分に発揮したエンジンが「技術詐欺」ならば、それに勝てなかった他のレシプロエンジンは一体なんなんだ(ゴミか)!? 本末転倒だが、エネルギー効率がわずか30%程度しかないガソリンエンジン全般がそもそも「詐欺」みたいなもんじゃないの!? そんな状況を冷静に判断して書いているのかわからないけど、還暦近いライターが大学の先生の言葉を一言一句引用して、必死に「詐欺」と煽っている以上はそれなりの説明責任はあると思う。


  トヨタやホンダが市販に漕ぎ着けたFCVも、元々は1台の価格が2億円という「技術詐欺」に過ぎなかったけども、10年かけてメーカーの努力の結果700万円台での販売にまで漕ぎ着けました。大手メーカーが真剣に取り組む技術のほとんどは、これと同じように2億円かければなんでも実用化できるけど、それを300万円のクルマに搭載して利益を挙げられるか!?という点でつまづくのだと思う。そりゃそうだ世界では無人兵器がたくさん作られているのに、クルマの自動運転なんて2億円かければ楽勝で実現するだろうよ。なぜ沢村さんは「技術詐欺」という言葉と使ったのか!?もしそれが妥当だとするならば、ロータリーエンジンにはレシプロエンジンに勝てる要素は何一つも残ってない『完全に無能』という意味なのか!? それとも『夢のエンジン』という表現には程遠いごくごくありふれた性能のエンジンという意味なのか!?


根は深いところにありそうだ。


  とりあえず『完全に無能』という説は、ルマン制覇や、ロータリーエンジンの走りが60年代から90年代に渡って街中に与え続けてきたインパクトを考えると的外れだと思われる。沢村さん自体もこの文章の中でロータリーの美点はしっかりと記述している。なぜマツダがスポーツカー用ユニットとして最後まで使い続けたか!?についての「ごくごくありふれた」見解についてもわざわざ紙面を割いて書いている。「ロータリーは小型軽量で高性能!!」といったくだらない批判を防ぐためだろうけど。


  沢村さんは大学教授の見解だけでなく、ある種のロータリーエンジンが持つ「ネガティブな面」から生まれる、ロータリー否定論ともいうべき世論を味方にこの文章を書いている。これは俺の意見(だけ)では無い!!ある種のポピュリズムを利用している。恐らく「ロータリー否定論」は、5年ほど前まで市販されていた、RX8という300万円そこそこで買える『みんなのスポーツカー』が、7km/L程度の実燃費で走るという受け入れがたい感覚的な『ズレ』が諸悪の根源ではないか!?と思われる。


  7km/Lでもポルシェやフェラーリのエンジンならば「詐欺」とはまず言われないだろう。ポルシェの7km/Lは許せるけど、マツダの7km/Lは絶対に受け入れられないってことなんだと思う。なんかわかるような不条理なような・・・。そんなふわふわした世界共通?の『差別意識』を巧みに利用して、自説の正当性を主張するライターこそがよっぽど『詐欺』だと思うけども。


調子に乗っているヤツに冷や水をかけたい気持ちはわかるけど


  「ロータリー発売します詐欺」だと断言されてしまったマツダ。「NSX出します詐欺」「S2000出します詐欺」「ヨタハチ出します詐欺」「シルビア出します詐欺」「ランエボ復活します詐欺」については不問ですか!? 2012年にラインナップから消えてまだ5年しか経っていないロータリーだけが叩かれるのか!?(何がそんなに気に入らないのか!?) 


  本文をじっくり読むと書いてあることは、ロータリーエンジンについて語りつくされてきたことの総集編。しかも厄介なことに『山のような宿痾』の新事実が全く見えてこない。「レシプロエンジンと本質的には同じ」って書いてあるけども、燃料を爆発させているという意味では同じなのは素人にもわかる。この点に関してはロータリーの信者たちもおそらく勘違いなんてしていないと思う。高校で物理を学んだ世代なら誰でも理解できる。・・・この辺から読んでてウズウズしたんですよ。どうもこの一編だけは、対象としている読者が違うんじゃないかって。


  休日になると自慢のRX8でお台場辺りの愛車イベントに繰り出す連中を、ちょっくら茶化してやろう!?って意図があったんじゃないですか!?沢村さんが得意なはずの技術の説明のレベルが低くなっている。沢村さんの文章でここまで展開が稚拙でがっかりさせられたものは記憶にないです。皮肉なことにこの14巻に収録されているものの他の作品は、非常に質の高いものが多いです。巻頭に入っている現行Eクラスをボロクソに貶す話も、ちょっと無理やりな感じこそあったものの『他では絶対に読めない』希少さだけは十分に確保されていた。


逃げ道を用意してやった


  しかしこのロータリーの話だけは完全にデジャブでしかなかった。失礼だが何も新しいものが構築できていない。さらにいうと、長文の中でいくつものロータリーエンジンの美点について触れておきながら、それを「詐欺」で「無用」と切り捨てる根拠がよくわからなかった。強いていうならばマツダには300万円に仕立てるだけの技術と資金は無い!!という「マツダ限界論」以外に納得できる論拠はどこにもなかった。ポルシェとマツダだけはエンジンに関する特許を今もたくさん取得しているのに。世界でたった2つだけ残ったエンジン屋を今更に叩いて何が楽しいのだろうか!?


  もしかしたら、この14巻の半分以上のページを割いて書かれている「NSX」に関する総論に向けての、栄誉ある「前座」としてロータリーの話が選ばれたのかもしれない。ホンダの技術に脚光を当てる前に、国沢さんや清水さんといった売れっ子と仲良くしているマツダをボコボコにして、本論へと誘うために!?・・・・いやいや違う。絶対に別の理由であってほしい。


  14巻に込められた沢村さんの意図はおそらく他にあると思う。ホンダが8年かけて復活させたNSXの大特集とともにロータリーの話を収録することで、マツダに一層の奮起を期待しているのかもしれない。「沢村何くそ!!」と言わせる。沸点が低そうなマツダの経営陣をあからさまに挑発しているのでは!? これ誰が読んでも「ロータリー出す出す詐欺」という表現にはやや疑問を持つはず。だってNSXも今まで散々にファンを振り回してきたじゃねーか!? 挙句の果てに2300万円かよ。同じコストをかければマツダはもっと凄いロータリーのスーパースポーツを作れると思うが!? そんな不満を承知の上で収録した本当の意図を是非本人に訊いてみたいものだ。




ラベル:沢村慎太朗
posted by cardrivegogo at 02:15| Comment(4) | マツダとカーメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする