2018年06月15日

新型アテンザ と日本のFFセダンの進化・・・



日本のFFセダンはイケているのか!?

  何だかんだ言っても、アメリカ人は日本のFFセダンを買っている。ドイツ車、韓国車を押しのけて日本車が堂々の主役だ。V6ユニットがなかったMAZDA6はちょっと部が悪かったらしい。2.5Lターボの導入で、V6を持たない欠点の解消を狙っているようだ。アコード、アテンザ、カムリを見てアメリカ人はどれほど期待するのだろう。まあ人それぞれだろうけども。なぜ日本メーカーは似たようなサイズで似たような設計のクルマを作るのか!?なぜ差別化をしないのか・・・。


セダンは横から見た方がいい!?

  上の動画のように同じ色のモデルを並べるってのは、「どれも同じだよ・・・」という動画作成メディアからの呆れたメッセージなのだろうか!? しかし3台を横向きに並べてあると、それぞれにサイドデザインの設計思想が違うのがわかる。エクステリアを見るだけでもなんとなくわかるけども、車内が一番広いのはアコード。1クラス上の広さを追求するという「ホンダの公約」を見事に体言している。おそらくEセグのFRサルーンと張り合っても余裕で勝てる。年内に日本にも導入されるレクサスESもまたFF車でありカムリの設計を使っているが、なんと4.9mのESの後席は、5.2mのLSのものよりも広くなっているらしい。


イケてるはずのアテンザのエクステリアは!?

  サイドのキャラクターラインは、やはりホンダ・アコードが一番エモーショナルかもしれない。某ドイツブランドのようなスタイルをいち早く取り入れている。デザインにオリジナリティを求める!!みたいなスタンスで、ミニバンもコンパクトカーもSUVもサイドから見れば「ホンダ車」とわかる独特の形状をしていることが多いけど、アコードに関しては、ドイツ車と誤認しそうだ。ホイールの配置もまるでFRのように前輪が前に出ている。前輪からAピラーの接合部までのディスタンスが美しいサルーンスタイルのポイントらしいけども、ボルボやホンダはここをかなり意識している。マツダはちょっと中途半端。並べられるとトヨタ・カムリのスタンスはプリウスを見ているようだ・・・。


アテンザはスポーティを捨てた!?

  アテンザのサイドデザインは、どうやらアコードとカムリの「中間」みたいになっている!?動画の配置もアテンザが真ん中なのは明らかに「意図的」だと思われる。サイドのキャラクターラインを強調しているアコードは、やはりメルセデスみたいに、お尻がキュッと上がっている。それに対してアテンザとカムリは、リアデザインの表情をしっかり作るためか、グラマラスでボテっとしたお尻になっている。実はここはアテンザの大きな変更点の一つだそうで、リアのボデー下部をブラックに塗装して、アコードのようにスポーティに見せていたのに、その部分をボデー同色で塗装するようになったとのこと。あれ?GJアテンザってこんなボテっとしてたっけ!?って感覚は正常です。


トヨタとマツダの足並み

  カムリのリアデザインは結構凝っていていい感じ。しかしフェイスリフトしたアテンザもカムリもそうだけど、サイドから見たリアの雰囲気は、まるでSAIやレクサスHSを見ているかのようだ。好き嫌いはともかく、マツダはトヨタ寄りですよ!!ってことを世界中に示しているのだろうか!?関税引き上げという、マツダの経営陣が悲鳴をあげそうな「株価暴落」要因をあっさりと言い出したトランプ大統領の威圧はやばいですけども、いよいよアラバマでトヨタとマツダの合弁事業が始まるらしい。テーマは北米市場でホンダをぶっ潰すこと!?


マツダはトヨタの養分になってしまう!?

  ちょっと前のネットメディアで、しばしば報じられていたけども、マツダをパートナーに選んだトヨタの狙いは、ディーゼルでもなくマツダ車の単純OEMでもなく、北米で多くの信者を抱える「ホンダの走り」に対抗できる市販量販車を作る上でマツダの「混流生産技術」だったり、ダイレクトな操縦性をトヨタ車のEVなどの少量販売モデルに生かそうということにあるらしい。北米でも急速に普及したCX5の北米ユーザーによる評価は、「SUVなのに信じられないハンドリング」といった好意的な意見が多いらしい。


トヨタの本気はまだ半信半疑・・・

  トヨタの次世代北米戦略のカギとなるアメリカ人が喜ぶスポーティなクルマ作りってことで、レクサスLSは方向性を大きく変えてきたし、C-HR、カムリやカローラも「スポーティ」がキーワードになっている。このトヨタの大きな改革が進む、北米、日本市場において、マツダはブランド力を伸ばし、販売台数を積み増していくことができるのでしょうか!? アコードやカムリと同じグループに放り込まれたアテンザ。うーんこれまでのマツダとは売り方が違うのかもしれない。ビッグマイナー後のアテンザがアコードやカムリに対して優位に立てる点は!?・・・おそらくみなさんも感づいているかもしれないですが、最近のホンダやトヨタが比較的に得意としてきた、『内装』でアテンザが切り込んでいく展開なのかも。


アテンザは次期型のために「プレミアム」へ特攻!?

  北米市場では「ガソリンターボ」が30000ドル〜の設定になり、直4ターボというほぼ同じ土俵で、メルセデス、BMW、アウディ、レクサス、インフィニティといよいよ対峙します。「ガソリンターボ・Lパケ」に相当する「シグニチャー」とかいうグレードは堂々の35000ドル〜。これがマツダが提案する『プレミアム』だとするならば、いきなりプレミアムDセグの最高価格を叩き出す、なかなか野心的な価格設定です。これでアテンザが月に10,000台以上売れるならば、プレミアムDセグのトップセールスです。3シリーズが年間やっと10万台、Cクラスがおよそ8万台といったところ。アコードやカムリよりも高価な価格設定でアコード、カムリ、アルティマには勝てないかもしれないけど、CX5で風穴を開けた北米市場に、本気の改良を施したアテンザを次々と突っ込ませることでしか、北米にマツダの地盤は生まれない!?







posted by cardrivegogo at 05:49| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

新型アテンザ が メルセデスCクラス に完全勝利!! 



アテンザとCクラスの一騎打ち!!

  2012年に登場したGJアテンザに対して2014年に登場したW205系メルセデスCクラスが、2018年モデルでどちらも大幅に仕様が変更されたようで、なんと日本のメディアではまず見たことがない直接タイマン対決をやっています。第3国のメディアから見れば、マツダ6(アテンザ)とCクラスがそれぞれ日本、ドイツの2大自動車産業国を代表するDセグサルーンってことになるんでしょうね。日本のカーメディアでも、マツダ車がメルセデスが同じ土俵で対等に比較されるようになってきたのはほんの数年前からだった気がする。カーグラフィックがCクラス発売記念のDセグサルーン対決にアテンザを呼んでたっけ?そんな記憶がある。けどその後のEクラスの時には呼ばれてなかったな。Eクラスがアテンザに負けちゃったらヤベーもんね。そもそもカーグラフィックのテストと言えば・・・ホンダ・レジェンドは早すぎるから反則負けとか言い出すなど、しばしば「幼稚園児」並みの判定をするんですけども、まあCクラスをよいしょする企画だったので、当時はGJアテンザは「格負け」みたいな意味不明な判定をされてたような気がします。


W205の毀誉褒貶

  先代のGHアテンザと比べて、静粛性、制動力、ハンドリングなど、アテンザらしさを示す重要なパラメータが低下していた初期GJアテンザには、正直言って最初は同情するしかなかったですね。アテンザファンは、すべてはマツダの経営状況の悪さがいけないんだ!!と自分に言い聞かせて納得するしかなかった。かわいそうなGJアテンザは、ディーゼルとMTと内外装デザインだけでなんとか頑張ってくれ〜・・・。基本設計がアクセラと同じではどーしようもないだろな・・・という消極的な想いがなかなか消せない。それに対してフロントサスをDWBに変えて、いよいよ高性能化に邁進してきたW205系Cクラスは、アテンザのような大衆向けDセグセダンとの完全なる「差別化」を狙っているのがわかった。インテリアのデザインも抜群だし。縦置きミッションも丁寧に自社製造を続けている。何度か乗って見て、エンジンがうるせーな、リアの乗り心地が悪いってのもなんとなく感じていたけども、それに関してはGJアテンザも初期段階では相当にひどかったからさ・・・。


GJアテンザは本気なのか!?

  マツダも素性の悪いGJアテンザに丹念に手を入れて改良を重ねてきました。藤原常務が「ストラットになったのは残念」みたいなことを言っていたので、おそらく経営陣もアテンザにはあまり興味はないのかな〜って思っていたけども、次第に価格なりのいいクルマになってきたように感じた。唯一気になるのは、とうとうCX5、アクセラ、デミオに抜かされてしまったJNCAPの衝突安全テストのスコア。CX8は驚異的なハイスコアを叩き出しているけども、アテンザにも同様の対策をお願いしたい。GHまではアテンザを選ぶ理由には、市販車で最も安全だから!!ってのがあったのだけど。


地道な進化

  GHアテンザは、E90の3シリーズに対してはサルーンとしてあらゆる要素で上回っていたし、走りの満足度も高かったけども、GJアテンザはF30の3シリーズに対して圧倒的な優位を築いているとは感じなかった。そのF30から北米シェアをどんどん奪っていったW205Cクラスと対峙するのは、GJアテンザにはちょっと荷が重いと思っていたんですけども、この動画メディアによると「あれれー!!」な結果になってますね。まさにアテンザの『完勝』。すべての項目でGJアテンザがW205Cクラスよりも上!!そうか・・・そうだよな。GJアテンザも1回目のビッグマイナーチェンジで後席の乗り心地は相当に改善していた。そしてその後にGベクタリングコントロールが追加され。エンジンもミッションも良くなってきた感じがする。


メルセデス神話はまだ蘇らない

  『ストラットのFF』と『DWBのFR』が対峙して前者が勝つとことはあまり見たくはない。それはカムリがクラウンに勝つみたいなものであり、その結果の裏には何らかのエンジニアリングの裏切りがあるように感じてしまうから。しかもマツダやメルセデスはただのメーカーではない。どちらも日本とドイツを背負って立つエース的存在。自分はマツダファンでマツダ贔屓は自覚しているけども、セダン好きでこれからもセダンに乗っていたいと願う中で、心のどっかでW205にはGJアテンザに負けないクルマであってほしい!!という想いがあった。マツダがフラッグシップで本気を出しすぎ、メルセデスは下位グレードなので野放しってことは当然にあるだろうし、その結果として立場が逆転してしまうこともあるだろう。マツダは素晴らしいし、メルセデスもいよいよ本気になってくれるのでは!?次期型ではアテンザがEクラスに勝負を挑むことになるのかな!?


マツダ車の懐は深い

  いよいよ来週発売される新型GJアテンザ。マツダ車を買うなら「後期モデル」がいい!!みたいなことを以前書いたっけな。GHアテンザも後期になってまるで「別のクルマ」になった。ミレーニアが無くなってフラッグシップを務めることになったGHアテンザ、GGアテンザ直系のスポーツセダン用シャシーを受け継ぎつつ、マツダの社長が乗るクルマとしての進化も必要だったらしい。しかし高コスト体質はリーマンショックにより存続不能なレベルに。全面的な設計見直しで円高にも負けないGJアテンザとして生まれ変わって経営的には健全化したらしいけど、設計に関しては、正直言って失ったものはかなり大きいと思ってました。


即決させられたらどうしよう!!でもそんなサプライズを期待する・・・。

しかしそんなGJアテンザが、天下のメルセデスの大戦略モデルW205を全面的に圧倒するほどの評価を得るようになるとは・・・まああのCクラスの乗り味から考えるに、アテンザが一方的に負けるなんてことはないでしょうけども。今回の改良でそんなに良くなったのか!?来週に乗りに言ったら、GJアテンザへのネガテイィブな感情が全部吹き飛んでしまうくらいの快作になっている可能性もある。そのまま「これ買います!!」ってなっちゃうパターンかな!?360万円だっけ・・・ストラットのくせにちょっと高いよ。









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2018年06月13日

水野和敏氏がMAZDAをディスる・・・


なぜ執拗に叩く!?

「グリルを強調するためにノーズを伸ばしている愚かですねー」と水野和敏さんに散々に言われているマツダ。相手が『ミスターGT-R』だけあって、もう言われっぱなしでタチが悪い。しかも同一メディアで繰り返し同じ内容の「マツダディス」を展開。なんであんなにボンネットが長いんだ!!そんなにムキになって何度もいう必要があるのか!?マツダは間違っている!!と印象づけたいならば、マツダファンとして水野さんへのディスを報復・展開するしかない。


デザインの犠牲で後席とラゲッジが狭い・・・それV35じゃない!?

なんでボンネット伸ばしちゃダメなのか!?後席とラゲッジが狭くなっているからと説明している。V35スカイラインを設計した当人がそんなこと言ってしまうのか!? 実際にV35より現行アクセラの方が後席広いのだけども・・・。しかもこの方は、トランスアスクルなど、いろいろな設計を放り込んでクルマを作ってきたと著書で自慢しているのだけども、同じ設計者として、マツダがなんでボンネットを長くするのかの理由を理解しようともしていない。自分がやることは工業的で素晴らしいけども、他社がやることは単なる「カッコつけ」と断罪。60歳超えると男ってみんなこんな感じになってしまうのか!?


ボンネットが長いのには理由が・・・

マツダの開発者によると、アクセラやデミオのロングノーズはディーゼルユニットを収めたり、スカイアクティブ技術の中核を成す「4-2-1」排気と呼ばれる、これまでよりも経路が長いエクゾースト・マニュホールドを使い、エンジンの熱効率を高めていて、それを完全体で収めるには長いボンネットが必要だと説明している。


マツダが諸悪の根源!?

ちょっと聞き捨てならないなーと思ったのが、名著「仕事がうまくいく7つの鉄則・マツダはなぜ売れるのか」で知られるフェルディナンド・ヤマグチさんがインタビューアーを務める某雑誌の連載において、日本の自動車産業は「危機」に瀕していて、昔と違って各部門が別々に仕事をしていて他の部門に関心を示していない様子がよくわかるクルマがどんどん増えている!!とおしゃってましたが、おもむろに取り出した例が、『マツダのロングノーズ設計』であり、完全なるデザイナーの暴走だと切って捨ててました。マツダこそが現代の日本車がダメになっている『象徴的な存在』だってほざいてますよ・・・。この人は日産車には何も言わないんだよな。


レクサスは日本の宝だってさ・・・

レクサスは「日本の宝」だから大事にするべき。レクサスがなくなったら、誰も日本を自動車工業国とは認めないってさ。大手メーカーの元社員の頭の中ってまあこの程度なんだろうな。誰もレクサスがすごいから日本はすごいなんて思ってない。日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱に対しても同じ。もちろん各自動車メーカーの実力は間違いなく世界水準でもレベルは高いけど、日本の自動車産業を根底から支えていて、その価値を発揮しているのは、すでにメーカーではなく、「エクセディ」や「ワシマイヤー」や「NTN」や「GKNドライブライン・ジャパン」などのサプライヤーだ。フェラーリもポルシェもメルセデスも日本のサプライヤーがなければ、重要な部品がことごとく劣化するのは避けられない。日本でしかできないから世界の高級ブランドが契約してる。


芸能人ぽくなってきたな・・・もはや俗物!?

急速に芸能人化が進んでいる水野さんの話は、以前より「丸くなった」と思う。自動車芸人としてメディア向きの話がどんどんうまくなっている。レクサス無いと困るか!?センチュリーとアルファードがあればいいんじゃない!?「マツダ=カッコつけ」というキャラ付けは、低俗な連載の「エンスー解放戦線」なんかが、冗談交じりにやるネタだと思う。カッコよすぎて、見ていて気持ち悪くなる!!みたいなこと言っておけばとりあえずウケる・・・。

どんなクルマが台湾からやってくるのかな!?

現実はどうか知らないけども、日産を飛び出してラクスゲンとか言うシトロエンみたいなブランドを運営する台湾メーカーに移籍して、ポルシェを超えるSUVを作っているらしいけど、なかなかうまくいかずに落ち込んでいるらしい。そんなストレスが溜まる状況で、下劣なブランディングを仕掛け続けるマツダに嫌味の一つでも言いたくなるのだろうけど、ご自身の成果はどーなのだろうか!?日産の社員にしてはちょっとクルマに詳しいくらいの退役エンジニアが世界に飛び出していったけど、何も変えられなかった・・・としたら笑ってやる。


本物のカーガイってのはさ・・・

リー=アイアコッカならノーズの長いマツダ車を褒めてくれると思うんだよな。ヘンリク=ーフィスカーは紆余曲折があったけどもフィスカーやVFLでアメリカンスーパースポーツを作るという壮大な夢を実現して偉いなー。ファン=ゴンザレス=ウルタドは、スペインの本田宗一郎だ。インド人のディリップ=チャブリアは新興国エネルギーをうまく取り込んでインドメーカーによるミッドシップスポーツカー・アヴェンティを完成させた・・・・世界で成功するカーガイってのは、「ベストカーとかいう低俗雑誌で芸人的な活動はしない」し、「日産のようなぬるま湯に浸かった経験はない」と思うよ。






ラベル:水野和敏
posted by cardrivegogo at 05:27| Comment(0) | マツダとカーメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月12日

『MANIAX CARS vol.1 バブル・マツダ』・・・これは!?



バブルマツダ

もしかしたらマツダによる自作自演かもしれないが、なんか「マツダ・ブーム」が来たみたいだ。これまでまともな情報をゲットするのも大変だったマツダですが、去年の終わりごろから全方向からあらゆるニュースやレビューが出て来てブログのネタにも全く困らない。そんな時に限って「バブル・マツダ特集」なる爆弾企画を提げて、ヤベー雰囲気がプンプンする新装雑誌が創刊したらしい。その名も「MANIAX CARS」(季刊)。


マツダデザインの普遍性

『タイトル』からして果てしなくダークなアングラ感しかないですが、50ページ超の特集でバブル期のマツダ系ブランドを徹底的に語っている。とりあえずこんなに中身の詰まったマツダ特集はみたことがない・・・。写真も豊富だし、内容もなんだか非常に好意的。当時は小学生だったので、ユーノス500みたいなクルマが走っていたような微かな記憶こそありますが、改めてデザイン違いで出された兄弟モデルの数々は、どれも素晴らしいデザインばかり。30年前のクルマとは思えないくらいに生き生きとしている。ジャガーEタイプのように、2018年に「ユーノス500」をリバイバル発売したら限定500台くらいなら余裕で売れるんじゃないでしょうか?


マツダはジウジアーロの理解者だった

よく「最近のマツダデザインはいい!!」とかいう意見をもらいますが、60年代、70年代、80年代、90年代、00年代とずっとマツダデザインは瑞々しいままです。1968年に出来た「イタルデザイン・ジウジアーロ」の創業者の一人である宮川秀之は60年代からマツダとの交流があり、デザインを請け負うカロッツェリアの「意義」をマツダの首脳陣はよく理解していたと著書で述べています。1968年に発表されたコスモ・スポーツは、当時のマツダがイタリアのGTカーデザインにかなり傾倒していることを示すかのように、マセラティ・ミストラルのデザインに酷似しています。


メーカーであり一流のデザイン・カロッツェリア

実際にマツダがジウジアーロ・デザインの代表作と呼ばれるようなモデルを出すことはありませんでした(もしかしたら1台も依頼していないかも)。マツダはどこよりもデザインのオリジナリティにこだわった。伝統のロータリースポーツのデザインも「サバンナRX3」「サバンナRX7」「FC3S」「FD3S」「RX8」に至るまで、まるでマツダが欧州自動車産業の一員であるかのように、欧州志向の強いデザインを連発しました。一般に「FD3S」は欧州のスポーツカーメーカーを黙らせ、アメリカのコルベットにデザインをパクられるくらいに「歴史的」な美麗スポーツカーとして知られています。


『間延び』しない

各年代のモデルを見ても、マツダデザインの最大の魅力は、どんなに大きなサイズのモデルであっても決して「間延び」したマヌケなデザインにはならないところでしょうか。50年にわたってどの世代のモデルを見ても、アメリカ人に「退屈」と言われるような駄作は作っていないです。某日本のプレミアムブランドでは2012年の新型モデルがアメリカ人にダサいと言われて、社長がムキになってモデルの個性化に突き進んでいるそうですが、無理やりに個性的にするのではなく、「間延び」させないことが普遍的に美しいデザインの条件だと思う。


この企画の狙いは・・・

さて「MANIAX CARS vol.1 バブル・マツダ特集」ですが、提供写真の多さからどうやらマツダの関与(タイアップ企画)があるのかな!? 5月という発売時期も、アテンザ、CX3、RFの強烈なビッグマイナーチェンジと完全にシンクロしていますし、どうにかして他社ユーザーのコアなクルマ好きの視線をマツダに集めたかったのでは!?なんて邪推してしまいます。前回の投稿であまりの突然のニュースでビックリして興奮気味に書いてしまいましたが、RFの新しいエンジンが2L自然吸気のまま184ps/7000rpmまでチューンナップされましたが、86/BRZ用に開発されているFA20も同じ2L自然吸気で200ps/7000rpmであり、やっと同じスタートラインに立ったに過ぎません。


ライトウエイトスポーツの覇権

しかしリトラクタブハードトップを備えて、なおかつ86よりも100kg以上軽い重量は魅力。できればフィアットにお願いしてショートストロークの1750TBを自然吸気もしくはスーパーチャージャーで200ps/8500rpmくらいに仕上げれば、噂の新型アルピーヌA110にも対抗できるクルマになると思いますが・・・。とにかくマツダは「RF」を単なる米国のオバさんが好む防犯性能も高いオープンカーとして売っているのではなく、トップレベルの戦闘力を持つ一流のライトウエイトスポーツである!!ことは今回のマイナーチェンジで示せたとは思います。

宣戦布告ということか!?

マツダからの高らか「戦線復帰」宣言!?マツダブームを煽って、アテンザ、CX3、RFに加えて来年の新型アクセラへの機運を盛り上げたい。しかしその分期待のハードルは上がっていくことも計算に入っているのだろうか!?今回のCX3やRFのマイナーチェンジはかなりテンションが上がりましたけども、それは事前にそんな期待がほぼなかったから。あれ!?マツダはまだまだ日本市場で勝負するんだ!?という意思表明だけでも十分に満足でした。しかしバブルのとんでもなく高い理想を掲げたマツダの勇姿を見せておいて、あとはすでに全貌を見せている新型アクセラしか用意していません!!ってことはないだろう。新型スポーツカー(RX-VISION)と新型FRクーペ(ヴィジョンクーペ)も・・・。






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2018年06月11日

最高のマツダが帰ってきた〜!!


これは驚いたー!!

  マツダはどーしてしまったのか!?ほんの1年前には、ラインナップの中に「自分が欲しい」モデル/グレードは一つもなかったのに、短期間の間に行われたマイナーチェンジによって、欲しいモデルが3つになった!!新車販売がないマツダにとって、既存モデルで国内販売の維持に努める2018年は相当に危機感があるようだ。来年には全く新しいエンジンに、世界が驚くようなボデーのアクセラが発売されるのは知っているけども、もう待たなくていいや!!っていうマツダファン結構多くないですか!?


アテンザ、CX3、RF

  5月と6月で相次いで発表されたマイナーチェンジがクリティカル過ぎる。マツダのラインナップに埋没していた感があるフラッグシップのアテンザは、買うなら絶対に「Lパケ」ですねー。レクサスで以前経験したことがあるけども、シートに除湿のファンが組み込まれたらしい。夏場には暑いレザーシートにはかなりマストな機能ですけども、アテンザのライバル格くらいのドイツ勢にはついていないです(日本ほど酷暑じゃないから!?)。日本のプレミアムって感じになりました。


やっぱりエンジン

  アテンザと前後して発表されたCX3はいよいよ英国で大人気だという「2L自然吸気&6MT」のグレードが投入され、ベースモデルは212万円。2LクラスのMT車でこの価格設定のモデルはまず見当たらない。もうそれだけで存在価値十分。待っていた人はマツダファン以外にも多いんじゃないでしょうか!?2Lエンジンであれば高速道路も静かに走れるからロングドライブもいい。帰りの中央道の渋滞はきついかもしれないけど・・・。


チューンナップ版!!

  そして極め付けは、先週末に突然に発表されたロードスターRFのマイナーチェンジ。スポーツカーブランド・マツダの面目躍如ですね。縦置きの2L自然吸気ユニットが184psまでスープアップされています。ホンダのシビックtypeRのユニットK20Cに刺激を受けたのでしょうか!?ターボユニットにも関わらず7000rpmにピークが設定されているホンダエンジンに対して、回転数が上がりやすい自然吸気なのにピークが6000rpmにとどまる、スカイアクティブユニットをそのままスポーツカーに搭載しているのは恥ずかしいと思ったのですかね。


MZRに迫るフィーリングが復活!?

  フェラーリがフェラーリである理由、ホンダがホンダである理由、ポルシェがポルシェである理由ってのなんだかんだいっても「エンジン」であり、しかも出力ではなく、出力ピーク時の回転数に「アイデンティティ」がある。例えばポルシェの象徴とも言える「911GT3」は自然吸気にこだわっていて8250rpmに達するし、フェラーリのV12も同じく自然吸気でこちらは8500rpmだ。2012年までロータリーでスポーツカーユニットを作ってきたマツダにとっては、レシプロの直噴ターボは分が悪いところもあるけど、フォードグループ向けに開発したMZRをベースとするユニットは、フォード、ランドローバー向けのものはターボ化のため5500rpm程度だが、ケータハム向けは自然吸気で8500rpm、スーパーチャージャー仕様で7700rpmの高回転を誇る。さすがはショートストロークユニット。マツダでも復活しないかなー・・・。


マツダをわかっていないコメントは勘弁・・・

  4気筒の市販車用エンジンで8000rpmオーバーのユニットに実績があるのはホンダとマツダとトヨタに供給したヤマハだけでしょうか。NA化すればアルファロメオの「1750」ユニットも回るでしょう。2Lクラスの直4ユニットって結局この4機が圧倒的に凄い。4気筒という枠組みでボクサーターボも入れればスバルやポルシェも素晴らしいユニットを持ってます。ホンダ、ヤマハ、アルファロメオといった名だたるエンジン屋と肩を並べるマツダはすげーぞ!!ってテンションでこのブログを書いているわけですが、それを全く理解しない部外者がちょっと失礼なコメントしてくると、キレちゃいますよね。てめーふざけんじゃねー!!一回死んでこい!!ってなる・・・。


マツダはドイツのカスとは違う!!

  2012年にロータリーが終わり、2015年にNCロードスターが終わりMZRがなくなって、NDには1.5L自然吸気で7000rpmのユニットがかろうじて用意されましたけども、これからのマツダは「ブランディング」で利益を伸ばす戦略だから、エンジンには期待できないかなー・・・と諦めていたところに舞い込んだ、2.0Lユニットの7000rpm化は素直に嬉しいです。ここ数年で、メルセデスもBMWもアウディも揃ってターボで5000rpmの「中華エンジン」ばかりを出し続けた結果、潮がひくようにクルマ好きが離れていったし、今では下僕のカーメディアにでさえバカにされつつある。


他のエンジンもぜひ見直しを!!

  マツダもそんな不穏な空気を感じ取っているのだと思います。今後は日本市場のソフトトップのNDロードスターにも2.0Lユニットが充当されるでしょう。北米向けのみで発売している2.5Lターボも現状では5000rpmで、トルクが必要なCX9用には良いのかもしれないですが、アテンザ向けには少々野暮ったいエンジンじゃないかと・・・。もしかしたらこれも6500rpm(ポルシェの4気筒ターボと同等)くらいまで上げてくれるのでは!?その前に自然吸気の2.5Lが6000rpmから7000rpmまで上がる必要がありそう。


待った甲斐があった・・・

  マツダのガソリンターボが5000rpmだと知った時の失望感はハンパなかった。B○Wと同程度のゴミエンジンを作ってる場合じゃねーって。怒りに震えながらも「マツダとB○Wどちらもエンジンは終わってる!!」みたいな投稿を書いた記憶があります。なにがスカイアクティブだよ。ドイツのボンクラなピープルムーバーもどきと変わらないエンジンじゃねーか!?ショートストロークにプライド持てよ!!MZR世代のファンは忸怩たる思いを抱えてここ数年マツダを見守ってきました。本当にバ○専用のブランドになっちまうんじゃないかってヒヤヒヤしながら。マツダの本気がちょっとだけ見れた・・・さらなる「特別なブランディング」のためには、全てのガソリンエンジンをチューンナップを敢行すべきだと思う。







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2018年06月08日

「マツダは地味」 小沢コージがうるせー・・・件



CX5の文化

あえて敬称を省略させてもらいますが、小沢コージがゴチャゴチャ言っててウゼー。なぜマツダはCX5のエンジンを更新しただけなのに、「ジミ過ぎる」とか言われなきゃならんのか!?担当者も「はぁ?」とか言いたいはず。フルモデルチェンジから一年も経たないタイミングで、主力エンジンの刷新があっただけなので、デザインの変更なんてするわけないじゃん。今やCX5はアフターパーツが最も豊富なマツダ車ですから、こだわるユーザーはさっさと好きな外装パネルに変える。ヘッドライトもテールライトも、パイプもいくらでも変えられるからさ。


シロウトの物書きじゃねーんだぞ!!

ブログ書いてるだけのシロウトが言うのもなんだけどさ、オザーさんの記事の特徴って、いわゆる何を書いていいかわからないからとりあえずキャラ付けしちまえーっていうシロウトのブログ記事にありがちなパターンが多い。「スカイラインクーペはチャラ過ぎる」とか「ルノー・トゥインゴはコンパクトカーのポルシェだ!!」とか「ティアナはスカイラインの味がする」とか「CX3はロードスターの香りがする」とかさ・・・。


アジってるだけなんでしょうけど

それにしても「ジミ過ぎる」って何だ!?形容詞の語彙力レベルでいうと「スゴイ」や「ヤバイ」と同じくらいの水準だぞ!!19歳くらいまでの女の子と同じレベル!? どこのシロウトブロガーさんでもさすがに「DB11凄すぎる!!」とか「AMG・GTヤバすぎる!!」とか書かないだろ・・・。若者言葉に迎合したキモいオッサンライターのレビュータイトルでたまに見かけるけどさ。何より100歩譲って「ジミ過ぎる」が、いくらか的を得た表現だったならいいですけど、このネット記事の大多数の読者を占めるであろうマツダ好きはただただ「違和感」しか感じてないはず。案の定、まんまと釣り出されたマツダファンが「バカじゃねーの!?」と品のない言葉で公共のヤフコメを汚してました。きたねー言葉は自分のブログ内だけにしとけ!!カス!!


そもそも地味ではない

ディーゼルエンジンのポテンシャルを上げる改良を、マツダは世界最高水準でやってきた。欧州のディーゼルはバカみたいにNVHへの対応ができてないけど、マツダのディーゼルは2012年の日本投入時から相当に高いレベルにありました。その後もマツダが必死にアドバンテージを守るために改良を続けているわけですから、新型ディーゼルユニットへの置き換えはマツダファンにとってはかなり大きなニュースなんですけどね。BMW・M3/M4やゴルフGTIがマイナーチェンジで10ps上がる仕様変更の方がよっぽど「ジミ過ぎる」という形容が当てはまっていると思うんですけども・・・。


マツダ本でも出すのか!?

来年以降のマツダの技術概要はすでに公開されていて、とても「ジミ過ぎる」とは言えない期待と不安が入り混じった未知の技術が登場することになってます。発売まですでに1年を切っていると言われるSCCIエンジンは、実際に発売されるまで確信は持てないですし、ロータリーの復活まであるかどうかは不明。しかしEVの発売は予告済み。もしかしたらオザーさんは、「ジミ過ぎる」マツダからの・・・「一気に開花した」マツダへの変貌をドラスティックに描きたいとか思っているのかな!?マツダが新エンジンを出す頃には、マツダ関連の書籍がいくつか出るでしょうけども、まさかオザーさんも準備中だったりするのか!?もし出たら・・・とりあえず読ませて頂きますし、ブログネタにもさせて頂きますけども。


どーしたオザーさんよ!!

オザーさんの名誉のために書いておきますが、決して「ジミ過ぎる」だけでなく、マツダは「真面目過ぎる」ともおっしゃっております。何の心当たりがあるのかわかりませんが、「ネット社会が成熟し、小手先なことやってもすぐにバレてしまう時代だ・・・」っておっしゃてますねー。軽妙な語り口のオザーさんはよく考えもしないであれこれ発言してきたライター人生を今に至って少々後悔しておられるようですね・・・。


ネット時代が生んだカリスマ

いくら後悔したところで、「ジミ過ぎる」みたいな語彙力では、これからも引退するまでずっといじられ続けるでしょうし、ヤフーニュースの一面に出てしまったら、お笑い芸人の西野亮廣やJRAジョッキーの福永祐一みたいに、アンチが湧くくらいのスーパースター・オザーさんは、ネット時代のカーメディアの「アイコン」的な存在です。これだけの炎上力を持つオザーさんなら、これからもずっとネットメディアからひっきり無しに仕事が殺到すると思いますので、今のままのスタンスでご活躍を期待します。




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2018年06月07日

CX3・エクスクルージブ・モッズ・・・ネーミングの勇気に脱帽。

「Mods」ってコレだろ!!


英国調マツダ

デミオ・ノーブル・ブラウンに続いて、CX3にも「エクスクルージブ・モッズ」なる特別グレードが設定されました。「ノーブル」「モッズ」から連想される英国調のインテリアを表現しているらしいですけども、・・・「モッズ」ってなんか違くないか!?でもまあ面白いから、これからも毎年1つずつ新しいの作っていって欲しいです。「サイケ」「ゴス」「ネオ・ジオ」「パンク」「ストレートエッジ」「リヒューマン」などなど・・・若年層カルチャーを世界的な自動車メーカーが恥じらいもなくコンセプトを採用しちゃう危うさがなんともマツダらしくていいと思う。


不良少年

「MODS」っていうグレード名はインパクトあります・・・。例えるならばBMWが「320i”BOSOZOKU”」「320i”TOKOTAI”」といったグレードを発売して、それを日本人がどう受け取るか!?って話です。ネーミングセンスへの感想は様々でしょうけど、もしBMWが本気でこんなグレード名をつけたら買ってみようかな!? 絶対嫌だ!!ダサすぎる!!って人もいるでしょうけど、(英国で発売しないにせよ)「Mods」から同じような複雑な想いを英国人は受け取ると思われる。決してジャガーやランドローバーといった上流階級のクルマにはありえないグレード名だろうし、MINIでもわざと「MODS」と名乗ることはしないだろう。あくまで『MODS=不良少年』なのだから。さすがはマツダだ・・・今度は「ヤンキー」とかどうだろう。


モッズコートはおしゃれ!?

日本の女性の冬の定番ファッションになっているのが、フレッドペリーのモッズコート。あのモスグリーンこそが、日本では英国の気品と理解されるから、場合によっては「綺麗目コーデ」とか言われる。確かにアメカジ・モノトーンのMA-1と、ロイヤルグリーンのモッズコートは、1アイテムでカジュアルとフォーマルを「クロスオーバー」するハイセンスな素材だ。40歳くらいのオッサンがセットアップにスニーカーを噛ませる「ミックスダウン」と同じ効果を発揮している。・・・なるほどマツダのデザイナーの狙いは絶妙なさじ加減なんだろうな。


素材選びとネームングがリンクしてる!?

もしかしたら、これも狙いなのかもしれないけど、このCX3「Mods」はシート素材(ナッパレザー)以外は、徹底して化学繊維で加飾していること。CX8やアテンザはウッドパネルを採用するなど、トラディショナルなスタイルを尊重しているけど、「Mods」に木目パネルは絶対にないな・・・。フレッドペリーもベタに英国ウールで上質に仕立てるのではなく、意図的に化学繊維素材を使ってアンダーグラウンドで、ポストモダンでポストコロニアルな世界観を表現してる!?もしマツダが「Mods」というグレードに、ウッドパネルを用意したら、こういう品の無さにとことん痛烈な福野礼一郎さんにボッロくそに叩かれて、軽く再起不能になっていたかも・・・。


色々と合点がいく・・・

市販車生産において、ウッドパネルにしようが、アルミ切り出し素材にしようが、レザー張りにしようが、化学繊維張りにしようが、メーカーにとってのコストはそれほど大きな問題ではないと思います。素材メーカーと協力すればいくらでもやりようがあるはず。もしウッドパネルが異常に高コストならマツダは採用しないでしょうし。考えられる全ての素材を当てはめた上で、あえて選んだのが「化学繊維張り」だったんだと思います。変に存在感がある素材が貼り付けてあったらインテリアデザインのバランスが悪くなるでしょうし、化学繊維なら表面の質感は自由自在で、レザーシートの質感やインパネの樹脂の質感どちらにも同時にシンクロさせることも可能なんだと思います。


トヨタとの違い

インテリアデザイナーのセンスで「化学繊維」「合成皮革」を選んだ結果、どうせフェイク素材なのだから・・・グレード名も「Mods」にしちまえ!!っていう判断なら、これは全面的に賛成ですね。トヨタや日産にはおそらくできない芸当じゃないかと。トヨタや日産の役員は頭がカチコチで決済できないとかいう話ではなくて、トヨタも日産も過去に「ヤンキー」テイスト満載で、「カスタム」とかいう「?」なグレードを作っていたわけです。トヨタもつい最近まで「煌(キラメキ)」みたいなグレード名を付けてましたけども、トヨタや日産がやると・・・まあこんな感じになる。


マーケティングは深い

トヨタの「煌(キラメキ)」とマツダの「Mods」のどちらがセンスがいいか!?ってのはあくまで個人の主観の問題であり、それぞれのファン層の知性/文化の違いであり、それぞれのファンが喜んでいればそれでいいと思うんですけども、果たして「Mods」は「煌(キラメキ)」を超える支持を得ることができるのでしょうか!? このネーミングは単にマツダの担当者がポール=ウェラーの大ファンなだけなのか!? それともポール=ウェラーにキャーキャー言っていた世代(50歳前後)のオバさん達をターゲットにしているのか!? 色々な解釈ができる企画ですね。








ラベル:マツダCX3
posted by cardrivegogo at 03:51| Comment(0) | CX8/CX5/CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

新型アクセラいよいよ情報解禁!?



注目度高い!!

  英国のカーメディアにいよいよ新型アクセラの情報が出てきました。アウディA3とメルセデスAクラスの『Cセグプレミアム頂上決戦』に乱入してくる日本からの『挑戦者』みたいに書かれているようです。どういう見立てなのかわからないけど、次世代はA3、Aクラス、MAZDA3が新たな欧州三大プレミアムCセグメントになるらしい。レクサスCT、BMW1シリーズ、ボルボV40といった既存勢力と比べても、確かにA3とAクラスの2台はインテリアの進化のスピードがはっきりと早いですし、A45AMGやRS3などハイパフォーマンスモデルも一足先に充実させています。そんな中で新型アクセラはCT、1シリーズ、V40などをあっさりと抜き去って、トップ3の仲間入りを果たす見通しらしいのですが・・・さて肝心のハイパフォーマンスモデルはあるのか!?


Cセグ格付け

  2013年頃に某連載の企画で行われた福野礼一郎さんの主要Cセグモデルの総評において、1位アウディA3、2位VWゴルフ、3位アクセラという決着がありました。マツダファンはこの結果にも「小躍り」して喜んだわけですが、ちょっときな臭い憶測を呼ぶ内容でもありました。Aクラスの評価が海外に比べてやや低いのは、この企画に限ったものではなく、島下泰久氏は「Aクラスの内装はほぼフェイク」と切り捨てたり、多くの評論家が3代目Aクラスに対して酷評を出したことが、後日にVWによるメディア操作の疑いが浮上して、あのAクラスへの酷評の嵐も実は裏でお膳立てされたものだったんじゃないか!?ということに・・・。実際のところは微妙で、A180の遮音は著しく悪いですし、ユニットもお世辞にも加速性能に優れたものではなかった。インテリアのセンスはよかったですけど、やはり品質もそれほどいいものではない。よってどれも正当な評価な気がしますが・・・。


メルセデス

  そんな日本での屈辱の日々を乗り越えて・・・といってもAクラスの派生モデル『CLA』は日本市場におけるメルセデスの売れ筋モデルに成長しましたが、新しいAクラスは今度こそVWグループへの雪辱をかけて、チャンピオンのアウディA3との一騎打ちに臨む進化を果たしたらしいです。わざわざA3と同じ排気量の1.4Lターボをどっかから持ってきて(出どころは日産か!?)、VWの1.4Lターボに性能を差をわかりやすく示すハイチューンになっているとのこと。上級ユニットは2.0Lターボを使用し、こちらもアウディA3の2Lモデルを狙い撃ちにした格好になってる・・・執念を感じます。


完全武装

  福野さんの評価はほぼほぼ英国メディアにも通じるところがあるようで、アウディとマツダの実力を高く評価していて、さらに欧州の盟主であるメルセデス自慢のブランディング能力ゆえの手数の多さがさらに光ることで、この3台がプレミアムCセグの中心になると期待しているようです。そして新型MAZDA3(アテンザ)ですが、「魁コンセプト」デザインは、アウディやメルセデスを相手にしても負けることはないでしょうし、MQB改良型の次期A3と、3代目のシャシーの改良型を使う新型Aクラスに対して、次期アクセラは完全なる新設計シャシーを使い、圧着点火の新設計エンジン(英国メディアはSCCIと言っている)を投入という「ヒステリック」なまでのリーサル・ウエポン・モード!!辛口の英国メディアもこれは認めざるを得ない!?


カローラハッチバックは無視する!?

  今年発売予定のトヨタの新型カローラハッチバックは、プリウス由来のユニットもしくは1.2Lターボ&CVT/MTの構成で国内に投入されるようですが、とりあえず時代遅れ?にしか見えないカローラに対し、デザインもエンジンも自信満々でピカピカのアクセラは、どのような価格設定にするのでしょうか!?カローラの予想価格は、1.2Lターボが200万円〜、1.8Lハイブリッドが240万円〜くらいだと思われます。242万円〜のプリウスとの兼ね合いからHVの大幅ダンピングは難しそうです。これに対してアクセラは・・・。欧州でAクラスやA3と対峙するならば、カローラに構っている場合ではないですね。国内価格も現行アテンザに迫る250万円〜くらいにする必要がありそう。


性能ならクラスの頂点!?

  SCCI、マイルドHV、ディーゼル、ガソリンの4ユニットが用意される可能性が高いみたいです。SCCIが300万円〜、マイルドHVが280万円〜、ディーゼルが280万円〜、ガソリンが250万円〜くらいかなー。A3やAクラスの1.4Lターボに対抗するには150ps以上は欲しいので米国仕様と同じ2L/2.5Lユニットを使うべき!?さらには2.5Lターボを積んで350万円くらいで300〜400ps級モデルも設定するべき!?・・・「馬鹿野郎〜!!」って意見もあるでしょうけども、レヴォーグも250万円〜350万円の価格帯でアクセラ以上の実績を出したわけですし、思い切ってチャレンジすべきだと思う・・・。下手に180万円〜くらいの設定をするより息が長く売れるモデルになると思う。


クルマ業界にもジョブスはいた!?

  国内市場でカローラと、欧州市場でAクラス、A3と戦う。なかなかタフな競争が求められています。・・・というより不可能に近い!?アクセラが世界の主要市場をことごとくひっくり返すだけの底知れぬ商品力を発揮できるなら別ですが。アップル製品のように、見る人を魅了する「何か」があって、工業製品の常識を変えるような技術的ブレークスルーがあって、・・・そして何より大切なのは使う人がずっと触っていたくなるような使い心地の良さ。その製品を使い続けることで、人生が有意義だと感じられる「何か」があるかどうか。あれれれれ、これ案外いけるんじゃないか!?まあそんなに簡単ではないでしょうけども。



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2018年06月04日

クラウン と アテンザ の激突!!



サスペンション一新!?

  6月21日に発売されるビッグマイナーチェンジ第二弾のGJアテンザが、ネット向け広告で「サスペンション一新」なんて謳っています!!これはもしかして!?えー!!マジっすか!!と公式HPの「主要諸元」を見てみると、「フロント/マクファーソンストラット、リア/マルチリンク」とあり、状況は全く変わっていなかった・・・。一体何が変わったんだ!?コイルバネの特性が変わったみたいな説明が書いてあったけどさ。ちょっとがっかり・・・いやいや今回のMCは実によく手が入っていると思います。まだまだマツダがアテンザを諦めていないことは十分に伝わったよ。


主役不在のセダン市場

今回のMCはなんだかんだ言っても注目度高いです。カムリHVが見事に滑り倒して、セダンに対する欲求不満度が相変わらず高い。フーガのFMCが遅い!!スカイラインもアコードも日本市場では本気を出していない。Eクラスも5シリーズも「うすーい」。何が変わったのかわからん。Cクラスや3シリーズはもはや「ネタ」でしかない。「サルーン」ではなく「モンキー」だ。パサートはあまりに完成度が低すぎる。・・・新型クラウンへの期待が高まるのも当然だけど、トヨタは絶対に買わないと言う人もいるだろうよ。


クラウンに勝てるのは・・・

3世代連続で同じプラットフォームを使い、洗練されたイメージを欠いていたクラウンはさすがに大きく売り上げを落としました。最近のトヨタはコンセプトを練り上げるの上手いですから、全く新しいクラウン像を掲げて巻き返しをかけてくるでしょう。今までのクラウンにはないキビキビした走りをするのかも!?クラウンに注目が集まり、購入を検討する人が増えれば、ライバル車種にも目がいくはず。今時クラウンとアテンザでは車格が違うとか言う人も減っているはず。後席の居住性ならアテンザは負けないだろうし、静粛性にも自信あり。


ビッグウェーブに乗る

報道されている通りにベースグレードで480万円でガソリンの2Lターボになるならば、それよりも100万円以上も安い『アテンザ25S・Lパケ』360万円で十分に迎撃できるのでは!?レザーシート&パワーシート、前後シートヒーター、前席には除湿機能までついてる。もうクラウンどころかレクサスだって撃墜できる・・・いやCX5を見る限りではレクサスを完全に狙い撃ちしている。マツダとしてはあくまで初期のGJユーザーの買い替え促進に主眼があるでしょうけども、案外クラウンに関心を持って群がる新規ユーザー及び既存ユーザーを取り込む効果も期待以上の成果があるのでは!?


ブランド拡大戦略

マツダにとって次の突破口はどこにあるかが、ブランド存続&拡大のためには非常に重要なこと。1年に1台ペースでしか新型モデルが作れないマツダですけども、とりあえず出したものは全てグローバルで強烈な競争力を発揮しています。共に初代&2代目がハネ過ぎたアクセラ&アテンザの現行モデルは、期待したほどには伸びませんでしたけども、アクセラ40万台、アテンザ15万台と堅実にシェアを守っています。ビギナーズラックで作ったCX5がドカンと火を吹き、CX8もスマッシュヒット。CX3も欧州で人気。


好戦ブランド・マツダ

  ちょっとSUVに引っ張られている感もありますが、今度は不発気味だったアクセラ、アテンザで大きな花火を打ち上げる腹づもりなんでしょうね。マツダとしては勝負できる「セクション」を一定数維持して毎年全力投球でブツかって行けば、相手がトヨタだろうがメルセデスだろうが弾き飛ばせる自信があるみたいです。勝てるから続ける。勝てないならさっさと廃業した方がいい。・・・マツダのドキュメンタリーを読むとよく書いてある言葉。


ムカつく奴はぶっ飛ばす

  セクションってのはつまり、強力な既存勢力を見つけて喧嘩を売ること。これまでもDセグの3シリーズ、Cセグのゴルフといったドイツ車の評判モデルをターゲットにして一気に知名度をあげてきたのがアテンザでありアクセラなんですけども、肝心のターゲットとなるようなドイツ車がいなくなった!?「アイコン」として賞味期限が切れていないのは「911」しかないんじゃないか!?「CLS」は一過性のブームに終わりそうだし、「Sクラス」「Eクラス」も存在がかなり危うい。そもそもメルセデスがAクラスで勝負しているのは、マツダにとってはあまり好ましい状況ではないのかも。


ターゲットはどこに・・・

アクセラのCセグメントにしても状況は同じで、すでに市場によってはアクセラが頂点に立っているところもある(オーストラリアなど)。現行アクセラも北米で1万台/月くらい売るヒットをみせましたが、マツダの全量輸出のスタンスでは、トランプ支配下のアメリカでの見通しは不透明。アメリカの景気が回復すればするほど、大統領の支持率は上がるだろうし、さらにマツダのビジネスモデルへの風当たりは強くなって、まさかとは思うけど対米輸出が全く成立しなくなる可能性もありそう。


山が動く!?

マツダの株価が安定する材料はなかなか乏しいですが、今回の「アテンザ」と「CX3」のMCはどちらも刺さりました・・・。今までは「RF」一択だったラインナップが三択になった。これをきっかけに、CX5、CX8、アクセラでは全く動かなかった層を動かすことができるんじゃないかなと思います。フラッグシップはATで、小型&スポーツはMTで楽しみたい。長距離を使ってこそのマツダだから2L以上のユニットは必須。そんな判断をする人々が「動き出す」気がしますね・・・。






posted by cardrivegogo at 03:18| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月01日

マツダがやりたいであろうこと・・・。



700ps市場

  ジャガーの活動がやたらとアグレッシブで目立ちます。ドイツブランドを挑発するような700psのトラック用GTサルーンがターゲットにしているのは、北米と中国!? XJR220の頃もそうでしたが、ジャガーってのは結構ガチで速いクルマを作る文化があるみたいです。日産が次期GT-Rの開発を放棄したらしいというニュース。BMWもMの開発にイマイチ本気になれない中で、ジャガーXE・SVプロジェクト8のライバルはどこにいるのか!?2000万円を超える価格帯を考えてもどうやら「XJR220」の復活を意図しているようですが・・・。

ジャガーとクラウン

北米市場では700psをひねり出すコルベットやマスタング・シェルビーGT500などのスーパースポーツ文化がある。大排気量ユニットを惜しげも無く使う文化なので、なかなかドイツ車や日本車が接近できる代物ではない。5L・V8スーパーチャージャーを提げたジャガーXEのスペシャルバージョンは、欧州のトレンド(Dセグは3L6気筒ツインターボ)を完全に無視して北米市場の懐に飛び込んで行った。噂によると、日本を代表するクラウンあるいはレクサスのセダンモデルが3.5LのV6ツインターボ600psでやはり北米スーパースポーツの市場に参入することになるらしい。マツダは!?


欧州の名門を飲み込む

さてジャガーですが、専用設計のスーパースポーツに加えて、スーパースポーツGTツアラーと、さらにスーパースポーツSUVも追加しそうな雰囲気があり、とりあえずトレンドを一巡させているポルシェ、メルセデス、アストンマーティンといった欧州の「意識高い系」を、ジャガーが問答無用でみんなまとめて飲み込みそうな勢いだ。なぜ専用設計スポーツカーのシャシーを持っているのに、わざわざ汎用セダンXEをベースにスーパースポーツを開発するのか!?まあ当たり前だけどもアメリカ市場向け戦略を進めると同時に、『XE』をクラス最良のセダンとしてグローバルで売り込む広告塔にするってことだろう。


スカイラインGT-R 

  GTサルーンをベースに、強烈なスポーツモデルを仕立てる手法といえば、1989年のスカイラインGT-Rが思い出されるわけですが、32から34まで3世代に渡ってファンを熱狂させ続けた結果、必ずしも今日的にベースモデルの当時のスカイラインへの注目が高いわけでもなく、ただただ「スカG」という存在だけが、勝手に一人歩きしています。あまりに人気で34GT-Rは、正規の海外輸出が行われるまでになったわけですが、ベースモデルの欧州侵攻はなかったですね・・・。スカGを崇拝するBMWが作り続けるM3/M5が、ベースモデルとなる3er/5erの販売を伸ばしているのかは、少なくともここ数年の動向ではやや不透明ですけども、新たにジャガーが古典的なGTカー作りを通じてブランドイメージの拡大に取り組んだ結果どうなるのか結末がちょっと気になります。


スーパースポーツ市場への道

  なぜFタイプではなくてあえてXEなのか? 90年代的な4ドアGTカー信仰は崩壊しつつあり、どのブランドも2ドア2シーターの本格的ボディ&設計を持つスポーツカーに価値を置いているのに、わざわざ逆張りをしているように見える。その判断のウラには、5年あまりFタイプを売ってきて、行き詰まりを感じている部分もあるでしょうし、結局のところは欧州や日本などの成熟市場で超一流のスーパースポーツとして、フェラーリやポルシェと肩を並べる評価を受けるのは難しいし、たとえ良いクルマができたとしても、その販売が軌道に乗るまでに注力するのはジャガー&ランドローバーの経営体力ではちょっとしんどいという理由もありそう。


マツダの参考になる!?

  「RX-ヴィジョン」なのか?「ヴィジョンクーペ」なのか?次のフラッグシップスポーツモデルの方向性が曖昧なマツダ。2ドアでフェラーリやマクラーレンに伍するスーパースポーツをつくる覚悟はあるのだろうか!?あるいはアストンマーティンのような600ps級のスーパースポーツクーペを仕立てるのだろうか!? 「デザイン」「技術」は申し分ないけども、せっかく作ったスーパースポーツをグローバルで販売するだけの販売網を構築するのは大変だ。バブル期にアンフィニやユーノスを立ち上げ時のような苦労が予想される。いきなりネット販売というわけにもいかないだろうし・・・。


マツダのディーラーはもっとオシャレになる!?

  クルマは作れるけど、売り方がよくわからない・・・。日産がGT-Rを作った時に水野和敏さんが販売ディーラーの改革を訴えたけど、なかなかうまくいかなかった。だからGT-Rは最終的にスーパースポーツの頂点に立つことができなかった・・・みたいなことが水野さんの自著に見られるけども、作って売って責任をとるメーカーにとっては、当たり前だけど「売れない言い訳ができてよかったね」では済まない。アンフィニやユーノスの苦しみを味わったマツダにとっては水野さんの主張はよくわかるんじゃないだろうか。・・・しかし保守的な態度では何も変わらないし、時間が経って後手を踏めばチャンスは限りなくゼロになる。


リスクヘッジ

  「RX-ヴィジョン」を見せておいて、後から「ヴィジョンクーペ」を出してくることから推測するに、販売を含めた戦略上の大きな変更があったように思います。もっともスポーツカーと4ドアクーペとしてそれぞれ別のモデルとして製品化に動いている可能性も否定できませんが・・・。ジャガー&ランドローバーよりは「何か」をする体力はありそうだし、マツダのことを高く評価しているらしい、マルキオンニCEOやモリゾー社長が手を差し伸べてくれるかもしれない。レクサスで売りましょう!!マセラティで売りましょう!!って話が舞い込む!?


マツダの決断は!?

  マツダの幹部はできる限りリスクが軽減されるような「好機」をギリギリまで待っていたようですが、いよいよマツダ単独で勝負に出なければいけない!!と決断する時期に差し掛かっているようです。アテンザやアクセラの販売をリードしてくれるような「アイコン」的存在のスポーツモデルをどうやって作るのか!?マツダだから専用設計にこだわるべき!?それともジャガーのようなアメリカ改造車文化に身を投げ出してみるべきなのか!?




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