2017年07月09日

ボルボ と BMW が すげー進化してるぞ!!

  2000年代のマツダとアテンザが世界に大きく飛翔した原動力は、MRZエンジンと4輪DWBだと断定します!!これが「アテンザ党」の総意!!ちょっと厳しいことを言いますけど、GJアテンザは『邪道』です。コストを優先してアクセラのデカイ版に成り下がったアテンザなんてーのは。中国市場で売るために『胴長』に設計変更されたアテンザなんてーのは。もう完全に黒歴史!!もちろんいい部分もありますけど、初代/二代目のユーザーを完全に裏切った。三代目/四代目はおそらく買わないです。

  マツダは停滞していても、世界はどんどん突き進むわけで、ホンダ(レジェンド)とプジョー(508GT)以外は世界から姿を消していたFFベースの4輪DWBがボルボに復活しました。当初は最上級クラス(S90/V90/XC90)のみの投入だと思ってましたが、いよいよCX5と同じサイズのミドルクラスSUVである新型XC60にも同じ4輪DWBが投入されることが判明しました。スウェーデン政府と中国資本が手を組んだバックアップ体制になってからのボルボの勢いが凄いですね。

 アテンザのかつての兄弟車であった、新型S60/V60もこのシャシーになるようです。フロントDWBのスッキリとしたハンドリングは、初代/2代目アテンザの最大の武器でした。トップギアジャパンの最新号ではマツダ車が褒められてますが、デミオやアクセラの先代モデルは欧州で売れてこそいますが、エンスー的な要素が薄かったと書かれてます。あの頃のマツダは、ただただアテンザの操作性やフィールの良さが、ブランド内の他のモデルとは全く別の次元にありました。

  スカイアクティブ時代になり、日本と欧州でゴルフを超える『アクセラ』を売ろうとしたマツダの意図はやや空回りしました(まさかのSUVブーム)。ゴルフを意識した結果、アクセラの質が上がり、アテンザの質が下がり、ブランド内でサイズが違うだけの同質のモデルになっちゃいました。そこがアテンザは残念なんだよなー。

  ボルボは先日新しいブランドを設立することを発表しました。その名も『ポールスター』。今後はボルボとは別のEV専門ブランドとして独自の市場開拓を行うらしいです。マツダがこれから進もうとしているEV分野ですが、まさかボルボに先に行かれるとは・・・。ほんの7~8年前にはマツダはボルボの買収を真剣に検討していたそうですが、なんだか立場が入れ替わって、今度はマツダがボルボに買収されそうな感じです。

  マツダに限った話ではないですが、どうも最近の日本メーカーの動きが鈍いですね(他ブランドの動向を見てる!?)。北米でも中国でも蓋を開けてみると、日本メーカーのシェアは堅調に推移していますから、あとはどれだけ営業益を大きく見せようか!?というバランスシート的な判断が役員の頭に浮かんでくるのは仕方ないのかもしれません。70年代80年代の異常なまでの日本メーカーの強さは、とにかく『世界一』を掲げたがるメーカーが切磋琢磨していたからだったのになー(消えていったブランドもあるけど)

  マツダも何度となく煮え湯を飲まされましたけども、本田宗一郎というカリスマの哲学が完遂されていたホンダが見せた、国内の最後発4輪メーカーが、世界のホンダへと脱皮した「最速の進化」は、現状の日本メーカーの役員人事システムの中では起こり得ないことなのかもしれません。

  マツダの静粛性が高いディーゼルはあっという間に、メルセデス、BMW,
PSAによって追いつかれてしまいました(マツダに優位性があまりない)。ホンダや日産が誇ったHVセダンの最新システムも、『アクティブハイブリッド』シリーズから大きく進化したBMWの『PHEV』シリーズによって、あっさりと追い越されてしまった印象です。100km/h超えてもEVモードで走り続ける330eには驚きましたよ。

  アテンザも2019年頃にはこのシステムに変わるのかもしれませんが、あと2年もあるのかー。2019年にマイルドHV、2021年にPHEVの導入は表明されましたが、このPHEVも100km/h超えてEV走行するのかな!?しかしマツダが頑張って投資して、さらに噂通りに、5代目アテンザからFRシャシーになったとしても、330eが600万円ですでに居座ってますから、高級車として売るには市場環境はかなりギスギスしてます・・・。

  BMWの『PHEV』に先行され、ボルボの『ポールスター』戦略にも遅れをとるならば、マツダが策定する次世代戦略が目指すフィールドは、予定よりもだいぶ様相が変わってくるのではないでしょうか。先行者がいないブルーオーシャンに世界で最初にたどり着くのが日本の自動車メーカーのこれまでの歴史だったのですが、ブルーだと思ってたどり着いたらそこはマツダの大好きな『レッド』(流血)なオーシャンだった(笑)。

  しかしマツダにはEVの『レンジエクステンダー』として優秀な発動機が着々と用意されています。しかも『ロータリー』と『ガソリン圧着』という世界でも実用例がほとんどない異次元な2本立てだそうです。これは相当な初期不良を覚悟しなければダメか!?・・・まあファンは暖かく歓迎して多少のことは我慢するだけですね。ベースの発動機はこの2本だとすると、え!?スカイアクティブのレシプロは早くも店じまいするのか!?それともベースモデルエンジンとして残すのか!?

  『ロータリー』はとにかくスポーツカーの駆動用として導入してくれるはず(これは信じるしかない!)。あとはBMWやボルボが自社で作れない優秀なミッションを仕立てて、高性能なシャシーと、さらに進化したGベクタリングコントロールで、NSXのような旋回性能を向上させるトラクションシステムが完成したならば、いよいよマツダも東洋のジャガーから『東洋のポルシェ』へと昇華できそうですけどねー。

↓これ結構よくできてる!!F30系固有の欠点は解消されていないみたいだけど、それを補ってあまりあるインパクト!


最新投稿まとめブログ
ラベル:ボルボ BMW
posted by cardrivegogo at 04:22| Comment(0) | ボルボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月30日

英国「TOP GEAR」が認めた傑作モデルの日本凱旋

  『走り』のマツダが帰ってきたかも。まだ乗ったことないから何とも言えないですけど、スペックを見る限りでは現行のマツダラインナップの中では、ロードスターを除いて最強のロードゴーイングマシンじゃないでしょうか。高速道路も余裕でこなせる排気量。そして価格は手頃な210万円〜で、ヴェゼルやC-HRに対してもそれなりに存在感が示せる1台だと思います。

  欧州で大人気の同クラスの小型SUVですが、現地で発売されているモデルが搭載する定番ユニットは、CX3にも既に搭載されている1.5Lくらいのディーゼルターボ。もしくは1.0L程度のガソリンターボです。マツダのように標準グレードに2Lエンジンを載せてくるメーカーは異例で、アウディ、MINIなどの最上級モデルで2Lターボを使うくらいです。なんかそれだけでとってもリッチなモデルだなーって気がするんですよ。

  マツダのガソリンエンジンは自然吸気のままだから、走りにパンチがなくて全然つまらないとか某有名ジャーナリストが動画でほざいています。確かにCX5のような車重がかさむモデルだと苦しい部分もありますけどね。CX5がマツダの屋台骨になってからどうもエンジンと車がアンバランスでディーゼルありきになってしまいました。その結果当然ですがブランド全体の立ち位置がやや微妙になってきた感じがします。ディーゼルのCX5が発揮する『抜群のコスパ』だけが、今のマツダを支えているのも事実で、もし何らかの外部要因でCX5が優位性を十分に発揮できなくなったら、これはマツダにとっては非常に危機的な状況です。

  この薄氷を踏む展開を打破するために、今年の秋には3列シートのCX8を導入するようですが、どうですかね? トヨタの営業力を持ってしてもフェイスリフトで一新したエスティマが全然売れないという状況で、『3列』『ツアラー』『フルサイズ』『300万円超』などエスティマと共通点が多いCX8をマツダの営業力で一体どれほどさばけるのでしょうか?プリウス人気に乗っかってハイブリッドを積んだ黒歴史的アクセラ(存在を覚えてますか?)みたいに、ファンがマツダに求めている要素とは幾分外れたモデルなような気がするんですが・・・。

  アテンザのFMCを後回しにしてCX8を発売するみたいですけど、アテンザにワゴンホイールベースの2ドア、4ドア&5ドアのクーペもしくはクロスオーバーを企画した方が良かったんじゃないですか? もしくはロードスターのシャシーを使った4座のFRクーペとか・・・。いづれも2.5Lターボで400psを499万円くらいで売れば、トヨタ86を超えるヒットも狙えたんじゃないかと。CX5のリスクをヘッジするならばファンに「スポーツのマツダは健在」をアピールするモデルの方が、相応しかったんじゃないか?

  マツダが欧州や北米で「東洋のスポーツブランド」として売っているCX3の2Lガソリンモデルの日本投入は明るい兆しだと思います。MINIやロータスみたいな手軽でスポーティなブランドがいくつもある英国で、ロードスターとCX3が大人気となっているようで英国マツダの販売台数は2倍に!! メディアには『スムーズに吹け上がるエンジン』『ドライバビリティの極地』『スポーツカー的なハンドリング』『操作性抜群のMT』『欧州にはないタイヤとのコミュニケーション』などなど、思わず歯が浮いてしまうような賛辞が載ります。BRZに乗って『これはケイマンに匹敵する凄いマシンだ!!』と言ってしまう国民性なのでその辺は多少は割引ですけどね・・・。

  『トップギアジャパン』が創刊されて1年以上が経過しましたが、この英国雑誌を見ていても、ロードスターとCX3がイギリスで愛されていることが伝わってきます。地元英国ブランド(アストンマーティン、ジャガー、ランドローバー、ベントレー、ロータスなど)とポルシェがメインですけども、これ以外で登場回数が多いのは、『AMG・GT』『BMW・M2』『日産GT-R』『ホンダNSX』『フォードマスタング』など各メーカーが心血を注いで完成させたクルマばかりですが、この舞台で『ロードスター』と『CX3』が評価されているのです。残念ながら他のマツダ車は見たことがないですが・・・。

  英国カーメディアってやっぱりいいですよね。全て外国資本の傘下にあるとはいえ話題の中心はやっぱり英国メーカーです。アストンマーティンやランドローバー無しにトップギアは成立しない。それに対して日本のカーメディアは・・・。トップギアの外国車枠に食い込む数はドイツ車と同じくらい多いのに!!日本車の良さを率直に伝えられないのですかね!?ちなみに9号までのトップギアジャパンに出てきた日本車は『GT-R』『NSX』『ロードスター』『CX3』『イグニス』『WRX STI』『シビック』『S660』『MIRAI』『GS-F』などなど・・・。S660は英国では発売されておらずスティーブン=トビーという英国人ライターが日本にやってきて英国版記事として書いてます。MIRAIはスポーツ仕様が登場するなど、そのポテンシャルについてかなり突っ込んだことまで書いてあります(日本のカーメディアでここまでやったとこあるか?)

  英国には英国の、日本には日本の、カーメディアの良さがあるのでしょうけども、『本当に価値あるクルマだけしか登場しない雑誌』の中で、全く取り上げられないCX5やアテンザ。何度も登場するロードスター、CX3。これがマツダに突きつけられた英国の評価というわけです。とにかくトップギアがお墨付きを与えているCX3のガソリンモデルに乗って見たいですわ・・・しかしMT車の設定はないとのこと。オイオイ。





最新投稿まとめブログ

ラベル:マツダCX3
posted by cardrivegogo at 05:20| Comment(0) | CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

マツダのプレミアム化は無謀という論調に物申す!!




  「マツダはプレミアムブランドか?」なんて議論にはほとんど興味がないです。マツダは好きだけどもプレミアムブランドだろうが大衆ブランドだろうがはっきり言ってどうでもいいこと。いいクルマさえ作ってくれれば喜んで買うだけのことです。マツダに関することを5年近く書いてきましたけども、『プレミアムブランド化』についてはほとんど頭になかったし、そんなことを意識して書こうとも思わなかったですけども、頂戴したコメントの中にはプレミアム化についての是非を叫ぶものもありました。

  マツダがプレミアムと言われるブランドからユーザーを奪うような存在になる必要はあるとは思いますけども・・・それをレクサス的な存在と同一視することには違和感があります。最近ではディーラーが改装されてすっかりレクサスみたいな店構えになったとかで、カーメディアに揶揄されているのを見る機会が多いです2014年頃と比べて減速気味の国内市場の販売を挙げ連ねて、値上げにユーザーがついてきていない!!と主張するK沢というライターがしばしばマツダ首謀陣を挑発していますけども、グローバル向けのクルマを作って、グローバルで過去最高益を更新し続けているのだから、何の問題もないんですけどねー。不毛な『マツダはプレミアムなのか?』論争をもう終わらせたいですね・・・。

  北米で売られている『MAZDA 6 GT』は、日本ではアテンザ25S-Lパケですけども、2.5L自然吸気のスペックと内外装もほぼそのままで、価格は30000ドルとなっています。Dセグ車としてこの価格が北米ではどんな意味を持つのか?端的に言うと2Lターボを搭載するBMW320iは33000ドルです。ターボの有無を考慮に入れると両車はほぼ同じ土俵に立っています。北米市場でプレミアム価格を提示する、そしてこれがビジネスとして成立しているなら問答無用でマツダはプレミアムブランドでいいんじゃないでしょうか!?

  ただしカムリのレクサス版として知られる『レクサスES』は38000ドルします。インフィニティQ50(スカイライン)は新しく3LのV6ターボに代わり価格も34000ドルまで安くなりましが(以前は3.7Lで37000ドルだった)、メルセデスC300(直4ターボ241ps)は北米ではベースグレードですが40000ドルです。

  スポーツ要素を排除して『高級車』としての理想を求めるレクサスとメルセデスは『王道プレミアム』路線で、やや高めの価格を提示していて、インフィニティとBMWは『クール』『スポーティ』と言った要素を強調して、価格は若者にも買いやすく控えめになっています。Lパケでプレミアム格に武装したアテンザもインフィニティ、BMW路線で競争に加わり、次のアテンザで2.5Lターボが搭載されて33000〜35000ドルくらいになりそうです。ただしインフィニティもBMWもマツダも北米ではすっかり『SUV屋さん』になっていますが・・・。

  ホンダだって日産だって日本では大衆ブランドなのに、同じクルマを北米ではプレミアムチャンネルで売っています。マツダも北米でプレミアムチャンネルを作るのか? どうやらそう言うのはもう流行ではないみたいです。アキュラ、レクサス、インフィニティは日本メーカーの現地生産が始まった80〜90年代にアメリカの販売方式に習って設置されました。マツダも『アマティ』というプレミアムチャンネルを準備していたようですが、バブルが弾けて破談になりました。もう20年前の話です。

  今ではアメリカに従来からあったプレミアムブランドは軒並み落ちぶれています。キャデラック、ビュイック、リンカーンはもはや北米での販売は微々たるもので、主体は中国市場に移っていますし、マーキュリー、サターン、ポンティアック、ハマーなどが経営合理化のために次々と姿を消しました。アメリカで活発に展開するプレミアムブランドは海外メーカーのものばかり、ドイツと日本の『御三家』以外には、ジャガー、ボルボくらい。むしろフランスのPSAが作ったDSなど、中国向けに新興プレミアムは多く、韓国のジェネシスなどが最近できました。

  マツダはメルセデスやBMWと同じようにマツダ本体がそのままプレミアム化する路線のようです。アメリカにおいて日本車は一般的に素材は上質で、各部の機能性においても非常にマナーがいい。その中でも特にマツダが最も『美しい乗り味』です。私自身がマツダのドライブフィールに完全に取り込まれているからかもしれないけど、レクサスはあらゆる所作がなんだか「フニャフニャ」していてとても気持ちが悪い!!スバルなんてあまりの旋回性能の低さにカルチャーショックすら受けます。世界の中で日本車が一番繊細。そして日本車の中でマツダが一番繊細にできている・・・。

  『工芸品』として最高に気持ち良いモノを所有して楽しむ。デザインの隅々まで気が使えていない商品なんてすぐにゴミになる。衣類などちょっと不都合に気がつくともう着なくなる。モノを大事に長く使う。これが『アウディ』とデザイナーの和田智さんが打ち立てたプレミアムブランドの『価値』だと思うのですが、そのアウディが10年経っていよいよ陳腐化し始めました。もちろんアウディA5など一部のモデルはその輝きを今も奇跡的に保っていますが・・・。

  トヨタ(レクサス)、日産(インフィニティ)、メルセデス、BMW、ボルボはちょっとキツイかな。10年前のモデルが軒並み賞味期限が切れています。10年以上経過してまだまだ新鮮さを保つのは・・・ホンダ(初代NSX、先代レジェンド、先代インスパイア)とマツダ(歴代アテンザ、歴代アクセラ、歴代デミオ、歴代ロードスター、RX7/RX8、MPV、プレマシー、ミレーニアなどなど)の輝きはなかなかすごい!!この2メーカーとスバル、三菱が今のアメリカ市場では躍進中です。

  レクサスやメルセデスこそがプレミアムブランドの代名詞だとすると、『長く使える良質なデザイン』などは必須ではなく、インスタグラムに写し込む流行のアイテムみたいな奇抜さが大事なんですかねー・・・ル◯タンみたいな。だとしたらマツダは『プレミアム』にはなれないですねー。



最新投稿まとめブログ

posted by cardrivegogo at 19:42| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする