2017年06月10日

CX3ガソリンモデルの日本投入が決定!!いよいよやる気が出てきたなー

ロータリー50周年を祝うはずだった2017年。マツダにとっては『四面楚歌』のような状況になりつつあります。良いニュースはアメリカ大統領がそれほど強硬派ではなかったことくらいか。C-HR発売によっていよいよ3桁目前までガタ落ちしたCX3。さらにシビックとカムリが登場すれば、アクセラとアテンザにも致命的な打撃が予想されます。さらに予想外だったのがスバルXVの完成度の高さで、マツダが相当に期待していたCX5よりも反響が大きいくらい・・・。

ここまで追い込まれると、マツダも打てる手は打ってくる・・・ということで、CX3に2Lガソリンモデルを投入するようです。アクセラの2Lガソリンは日本での販売が打ち切りになるほどで、中古車市場ではその希少性からか同年式で同程度走行でカーセンサーの内外装チェックも同じ水準のBMW116iよりも高値で取引されています(170万円くらいだった)。これがMT車だったらさらに上昇するんでしょうね・・・。

アクセラは売れなかったのに、CX3で再び2Lガソリンはどーなのでしょうか?って感じのシケたリアクションが多いかもしれないですが、『最近のマツダはディーゼルばっかりでダメだ〜・・・』と不満に思っていた人もいるのでは? ディーゼルを日本でも発売した2012年までマツダはロータリー車を作っていましたし、そのちょっと前まではNCロードスター基準で作ったショートストロークエンジンをミニバン(プレマシー、ビアンテ)に搭載していました。

そのエンジンは今も英国のAERが『MZR-R』として改良して主力エンジンとして活用してますし、ケータハム、ゼノス、ラディカルなどの英国スポーツカーメーカーには、フォード経由で供給されています。5年前までは『RENESIS』と『MZR』の2枚看板。いくらフォードの後ろ盾があったからといっても、これはさすがに「世界が唖然」とするレベル・・・。しかし2012年以降はロングストロークガソリンとディーゼルのみで、まるでVWやBMWのような何の取り柄もない凡庸なメーカーみたいになっちゃいました。

ロータリーとMZRの二本立ては、確かに無謀でしたけども、その破天荒さから欧州では非常にウケが良かったようで、欧州における『マツダ神話』はルマン制覇やRX7FD3Sを前フリとしつつも、2000年代の奇抜なRX8とアテンザ、アクセラの大成功によるところが大きいみたいです。マツダとしても『欧州で最も評価された日本メーカー』という手応えがあるからこそ、強気な価格設定で・・・『マツダ地獄』とかいういかにも中部地方訛り蔑称を鵜呑みにするお爺さん達の度肝を抜くことができるのだと思います。故本田宗一郎氏も著書ではっきりとその存在を認めていましたが、『中部訛り』はやばいっすよ・・・不良品のホンダ、リコール隠しの三菱などなど。それくらいの影響力を持っているから売れるんでしょうけどねー。

ロータリー復活の噂も出てきましたが、いよいよマツダが2012年以前の『伝説期』へと舞い戻る時期が到来したのかなー。その第一弾がこの2LガソリンのCX3。このクルマは英国で有名なカーメディアである『トップギア』で絶賛されてました。ロードスターの精神が宿るコンパクトSUVだって!!同じ英国ネットメディアの『AUTO EXPRESS』でも、CX3、アウディQ2、メルセデスGLAの3台の比較レビューで、堂々CX3がトップに評価されてました!!

相手はMQB(C/Dセグ)とCセグベースなのに、デミオベースのCX3が勝つなんて!!1.4Lターボ、1.6Lターボのギリギリエンジンに、軽量化が不十分な相手ですから走るのが精一杯なのに対して、2L自然吸気で1250kgのCX3ですから、ほぼ反則みたいなものですけども・・・完全なるミスマッチ(出来レース)です。

とりあえず英国では『アウトランダーPHEV』『ジューク』と並んで、日本の技術力の高さをまざまざと見せつけるSUV3傑の1角を占めるクルマです。単純にエンジン、ミッション、AWD技術だけでも完全に欧州のSUVに差をつけてます。Q2なんてFFしかないし・・・アウディなのに!!

日本発売前からすでに欧州で大評判(らしい)。これはなかなか熱いんじゃないですか!?久しぶりに『感性のレベルで欲しい』マツダ車が帰ってきた感じがします。これを契機に今度はシビックにアメリカで挑んでいる2.5L自然吸気の『MAZDA3・GT』(アクセラGT)も持ってきてくれー!!ちなみに『GT』と言いグレードは日本でいうところの『Lパケ』みたいな意味があるようです。

ちなみにアテンザにも『MAZDA6・GT』があって、価格は北米Dセグプレミアム価格である30000ドル越え!!BMWのM240i(645万円)や320i(530万円)が33000ドル、メルセデスCLA250(580万円)が33000ドルですから、アテンザLパケはグローバルでは500万円級なんですねー。ユニットが2.5L自然吸気であることを考えるとメルセデスやBMWよりも高いのかも!?4代目アテンザは文句なしで500万円でも安いくらい!!と言われるように頑張ってー。

↓『スカG2.0』VS『Vtec1.8』の対決!!日本市場でも売ってくれー!!


『マツダCX3がアウディ&メルセデスを完全にノックアウト!!・・・もとんでもない強敵は国内に』

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2017年06月06日

『燃費表示変更』に込められたマツダの深謀遠慮とは!?

  最近のマツダは新型モデルを出す時には、必ずと言っていいほど『何か』を仕掛けてきますね。定番なのは『ティザー』ですが、クルマを発売する前に『Gベクタリング』を宣伝したり、『レザーの材質』をアピールしたり、とにかく『プレ』に勝負をかけています。新機能なんて極秘に開発しておいて、未搭載の新型モデルの販売がちょっと不調だと判明してから、後出しジャンケンすればいいのに。

  そして今回はなんと・・・『燃費表示を変えてみました』。CX3に2Lガソリン車が出てくるタイミングで変える意味って何!? どう考えても2L自然吸気エンジンを積むコンパクトSUVでは、他社のライバルモデルに対して、モード燃費が伸びないですから、それを見越した『布石』以外の何物でも無いです。HVだと30km/Lを超えるモデルも珍しく無いですから、2Lガソリン自然吸気で出せるせいぜい15km/Lでは、確かに苦しいのは間違いないですけどね。

  しかし『Gベクタリング』や『ナッパレザー』といった高性能車に付いてくる『アクセサリー』に力を入れているマツダの流れからすると、ちょっとブレてる気がする・・・。たとえ前年と比べて販売台数は逓減しようとも、『Lパケ』や『XD』の比率が高まれば、売り上げ自体は伸びるでしょうし、利益率はさらに上がるわけです。アクア、フィットHV、カローラHV、ヴィッツHV、ノートe-POWERなどなど200万円以上するコンパクトカーが飛ぶように売れている日本市場で、238万円〜のCX3が売れないのは、世間で言われているように『価格』だけのせいではないです。

  マツダらしいクルマへと『鍛えること』はやや中途半端にしたままに、『価格のせい』『燃費のせい』で他へ責任転嫁しているようなメーカーには、追い風なんて吹かないですよ。15km/L程度のモード燃費でも『いいクルマ』は何の障害もなく売れていきます。例えば同じくらいの燃費だったフェアレディZの『Z33』と『Z34』は前者は成功して後者は失敗しましたけども、この2世代の明暗を日産は『燃費』だと解釈している節があります。『Z』が大好きな人々にとっては『燃費じゃねーよ!!』と思わずツッコミを入れたいところです。

  トヨタやホンダのHVが異常なモード燃費を叩き出す状況で、ある種のやりにくさを感じていたであろうマツダにとっては、より使用環境に合った実燃費をユーザーが気軽に算出できるような仕組みを整えることで、状況を打開する狙いがあるようです。マツダはトヨタのハイブリッドシステムを使っていますが、マツダが本気を出せばプリウスより優れたモード燃費を叩き出すのはたやすいそうです(ディーラーの人が言ってた!!)。ディーラーパーソン向けの講習会では50km/Lくらいまで余裕で実用化できるけど、トヨタとの協定で市販できないとの説明があったらしいです。

  マツダにとって耐え難いのは、トヨタやホンダと燃費競争を繰り広げた先には、何が待っているのか!?それをリアルに想像した時に、メーカー同士が消耗した挙句に、燃費のみにパラメータを極大化させたパッケージが、そのまま『ジェネリック』化して中国メーカーから日本へ大量に輸出される時代がやってくる!? そして日本の自動車生産設備(ラインと開発拠点)は、シャープのようにペロリと全て中国資本の傘下に収まる可能性が高いです。その第一段階はすでに始まっていて、ちょと前に世間を騒がせた、技術系ブランドとして世界をリードするはずの『三菱自動車のつまづき』でした。燃費競争の弊害はすでに現実のものになりつつあります(メーカーとユーザーは目を覚ませ!!)。とりあえず自主再建を諦めた三菱自を日産が買い取ったことで『中国資本へ渡る』という最悪のシナリオは回避されましたけど、代わりに日産傘下の最大のサプライヤーであるカルソニックカンセイが宙ぶらりんになっています・・・(これは喰われそうだ)。

  三菱のつまづきに、自らの未来を見てしまったのがマツダ・・・。『Gベクタリング』の導入も、三菱のテクニカル・スキームをよく研究して、三菱のAWD基幹技術である『AYC』に匹敵する看板を打ち立てた格好です。日本の某大手メーカーのように、開発部門よりも営業部門や購買部門が大活躍して花形になるなんて本末転倒なんですよ!!鋼材サプライヤーに車体を設計させて、エンジニアリング会社に駆動系の開発を丸投げし、素材・家電メーカーに各部の機能をバラバラに任せたセット商品・・・。これではグループ全体の売り上げは10兆円を超えていても、メーカー自体のGDP付加価値分は実質1兆円にも満たないです(実際に営業利益は10%に満たない程度)。

  スバルやマツダの利益率が高くなっているのは、巨大グループから外されて、生産車種を絞りつつも、少数精鋭のラインナップの基幹部分を自社で開発しているからだと言われています。スバルは開発部隊が花形!!マツダはデザイン部門が・・・(笑) 利益率は決して工場稼働率から単純に導き出されるものではないのです!!どれだけ自力でクルマを作っているか!?が数字に表れる時代。だから(アメリカから制裁を食らう前の)VWでもメルセデスの利益率には遠く及ばないのです。日本であれだけ売れていない三菱自の国内部門が、決して赤字にならないのも、自己開発の比率が非常に高いから!!

  もちろんモード燃費を伸ばすイノベーションに関しても、トヨタとホンダがトップシークレットで自社中枢において青天井の開発費を費やして行っているから、トヨタもホンダも利益率は決して悪くないです。スッカスカのボロカスになっているのがVWとフォードですかね。ほんの10年ほど前まで、マツダはフォード傘下の『トータル・エンジニアリング・ディベロッパー』として仕事を得ていた!!フォード本体は空っぽになるのも無理ないです。スバルも日産やGMの参加で同じような仕事を請け負っていましたっけ。そして三菱自動車&三菱重工は世界中の自動車メーカーと取引をしているという意味で『ボッシュ』みたいなものです。

  今回の『燃費表示変更』は、2つの見方ができそうです。1つ目はマツダが燃費競争の激しさにビビっていて、ユーザーのマインドを少しでも切り崩す材料にしたい!!というミクロ視点のもの。そして2つ目は、三菱やスバルとともにマツダが国内市場で行き詰まり、結果的に『日本の』自動車産業としての体裁を保てなくなりつつある・・・そんな危機的な日本の状況を好転させようというマクロ視点のもの。・・・もちろん肝心なのは行動を起こしたマツダが、今後どのようなモデルを市場に投下してくるのか!?この『表示変更』はもしかしてロータリー復活の布石なのか!?



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2017年06月02日

マツダが『最も重要なブランド』になる日が近い!?

  また『ナカニシ』さんがテキトーなことを言ってますねー。「マツダのロータリーは現実的に、EVの補助エンジンか、水素ロータリーくらいしか実用化は難しい」。その技術はもう何年前の東京MSに出てきたものでしたっけ?アイディアから実用化まで10年・・・みたいな悠長な仕事はやってないと思いますけどね。そんなに自動車メーカーってマヌケじゃないって。この証券マン出身のオッサンが自動車産業のアナリストとして偉そうにしているのに、イライラしているのは私だけではないはず(日本メーカーの関係者とかカンカンだろうな・・・)。

  典型的な日本のダサいオッサンが言ってそうな、『ドイツの技術には勝てない』みたいな趣旨のことを『吹聴』するために怪しげな法人を作っていらっしゃるようですけど、どーもこの人の文章にはクルマ(特に日本車)への愛着というものを感じられないです。『俺たち証券マンは一流で、自動車メーカー勤務は二流』・・・日本車を見下す奴らの根底にあるのがコレ。ナカニシさんも、徹底的に日本メーカーを見下したレビューを書かれる人なので、感情的に判断してはいけないと思いつつもこの人の本を読むたびに、日本メーカーの開発者がかわいそうだなー・・・と。

  おそらくマツダはEV補助エンジン、水素ロータリーなどの『使い道』はすぐに思いつくけども、ファンが求めているものにそれが適していないこともわかっているので、技術自体は放置したままだったと思います。過去何度かあった経営危機でも、かなり的確にニーズを突いたクルマ作りができたマツダだから、自動車好きが『よだれを垂らして喜ぶ』クルマ作りとはどういうものかは、十分にわかっているはずです。

  ロータリーを復活させるならば、もう答えは一つ・・・『マイルドHV』しかないと思います。先日マツダでは、自社開発によるマイルド・ハイブリッド技術が完成していることが報道されました。ただし「ロータリー&マイルド・ハイブリッド」の組み合わせとは言及されていません。・・・マイルドハイブリッドはデミオからアテンザまで幅広く設定される見込みとのことなので、販売不振気味なレシプロのガソリンエンジンモデルに搭載されて、小型モーターで起動時のトルク不足を補い、加速をブーストする『電動ターボ』として機能することになりそうです。

  しかーし!!マイルドハイブリッドはもうロータリー復活のための『自社開発』と見て良さそうです。アクセラであれだけ見向きもされなかったハイブリッド、しかもこれを北米に投入する訳でもない!!日本向けに作った結果の大惨敗で、ついでにガソリンも売れないですから、デミオ、アクセラ、アテンザは全てディーゼルだけでもいいくらいです。これに新型CX5に類する内装を装備しておけば、あっという間にマツダの中古車価格は、メルセデスやBMWを軽く抜き去りますよ。今でもカーセンサーを眺めていると同年式、同走行くらいのアクセラ(2L)と1シリーズ(1.6Lターボ)が同じくらいの価格で出回っていますから・・・(見かけたのはどちらも190万円)。

  ちょっと前に別のブログで『エンジンのまとめ』を書いたのですけども、日本市場で売られている『内燃機関』は、@低回転ガソリンターボ、A高回転、B大排気量、Cアトキンソンサイクル&ミラーサイクル、Dディーゼルの5つに分類されるというものです。現状のマツダは、A(ロードスター)とD。年内にも@(2.5Lターボ)を日本でも展開するでしょう。残りのガソリンエンジンはあまり特徴がなく、Cでは?という意見も頂戴しましたが、CVTを使っていない時点でCとは言い難いと思うのです。

  レシプロガソリンにマイルドハイブリッドを追加してCVT化するならば、Cのトヨタ、ホンダ追従路線を鮮明にするだけに終わります。しかしマツダはそれを潔しとはしないでしょうし、CVTに対しても否定的です(コストの問題なのか?)。マツダのマイルドハイブリッド開発は、Cを狙ったものなのか?それとも新しくE『ロータリー&マイルドH』を創造するという狙いなのか?

  もう結論ありきで申し訳ないのですけども、@〜Dまでそれぞれのジャンルの基準において優秀なエンジンをつくり、それに見合った車種に搭載すれば単純に『販売台数』という数字が稼げるわけです。実際にマツダもDで頑張ったから、グローバルでは緩やかながら右肩上がりを5年積み重ねてきました。そしてさらなる推進力を求めて、ディーゼルと並んでテクノロジーの根幹になる新型ユニットをD以外のどこに見出せばいいのか!?・・・もはや@〜Cはどれも『レッドオーシャン』。だったら、『ブルーオーシャン』を目指すしかないんじゃないですか!?ってことです。

  ロータリー&マイルドHは、A『高回転』に近い存在ではあるのですが、レシプロの高回転エンジン&マイルドHよりも、ユニットの重量が抑えられるはずです。ユニットの軽量化とNVHの良さこそがEのもっとも重要なセールスポイントですが、NVHの良さという意味ではB『大排気量』にも比肩します。まあかなり楽観的な見通しではありますが、世界のあらゆるメーカー(EV専売を除く)が@〜Dの中にひしめいていて、ジャガー(XE)やアルファロメオ(ジュリア)は、愚直に@『低回転ガソリンターボ』とD『ディーゼル』でBMWに挑みます(1000万円するAも用意されてますが・・・)。

  そんな中でマツダだけが『カード』を持っている!?トヨタやホンダが持つ『FCV』は相当なインフラが必要ですけども、マツダのEはそれが全く不要で即時にどの市場にも投入できるわけです。もうこれは『勝った』みたいなものじゃないですか!?・・・あくまでロータリー&マイルドHが完成しているならば!?ですけど。

『世界の主力エンジンは5種類に絞られた!?』


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↓『日本メーカーをナメきっている』中西さんの本・・・震災で日本型生産は崩壊だってさ(笑)


posted by cardrivegogo at 03:05| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする