2018年06月07日

CX3・エクスクルージブ・モッズ・・・ネーミングの勇気に脱帽。

「Mods」ってコレだろ!!


英国調マツダ

デミオ・ノーブル・ブラウンに続いて、CX3にも「エクスクルージブ・モッズ」なる特別グレードが設定されました。「ノーブル」「モッズ」から連想される英国調のインテリアを表現しているらしいですけども、・・・「モッズ」ってなんか違くないか!?でもまあ面白いから、これからも毎年1つずつ新しいの作っていって欲しいです。「サイケ」「ゴス」「ネオ・ジオ」「パンク」「ストレートエッジ」「リヒューマン」などなど・・・若年層カルチャーを世界的な自動車メーカーが恥じらいもなくコンセプトを採用しちゃう危うさがなんともマツダらしくていいと思う。


不良少年

「MODS」っていうグレード名はインパクトあります・・・。例えるならばBMWが「320i”BOSOZOKU”」「320i”TOKOTAI”」といったグレードを発売して、それを日本人がどう受け取るか!?って話です。ネーミングセンスへの感想は様々でしょうけど、もしBMWが本気でこんなグレード名をつけたら買ってみようかな!? 絶対嫌だ!!ダサすぎる!!って人もいるでしょうけど、(英国で発売しないにせよ)「Mods」から同じような複雑な想いを英国人は受け取ると思われる。決してジャガーやランドローバーといった上流階級のクルマにはありえないグレード名だろうし、MINIでもわざと「MODS」と名乗ることはしないだろう。あくまで『MODS=不良少年』なのだから。さすがはマツダだ・・・今度は「ヤンキー」とかどうだろう。


モッズコートはおしゃれ!?

日本の女性の冬の定番ファッションになっているのが、フレッドペリーのモッズコート。あのモスグリーンこそが、日本では英国の気品と理解されるから、場合によっては「綺麗目コーデ」とか言われる。確かにアメカジ・モノトーンのMA-1と、ロイヤルグリーンのモッズコートは、1アイテムでカジュアルとフォーマルを「クロスオーバー」するハイセンスな素材だ。40歳くらいのオッサンがセットアップにスニーカーを噛ませる「ミックスダウン」と同じ効果を発揮している。・・・なるほどマツダのデザイナーの狙いは絶妙なさじ加減なんだろうな。


素材選びとネームングがリンクしてる!?

もしかしたら、これも狙いなのかもしれないけど、このCX3「Mods」はシート素材(ナッパレザー)以外は、徹底して化学繊維で加飾していること。CX8やアテンザはウッドパネルを採用するなど、トラディショナルなスタイルを尊重しているけど、「Mods」に木目パネルは絶対にないな・・・。フレッドペリーもベタに英国ウールで上質に仕立てるのではなく、意図的に化学繊維素材を使ってアンダーグラウンドで、ポストモダンでポストコロニアルな世界観を表現してる!?もしマツダが「Mods」というグレードに、ウッドパネルを用意したら、こういう品の無さにとことん痛烈な福野礼一郎さんにボッロくそに叩かれて、軽く再起不能になっていたかも・・・。


色々と合点がいく・・・

市販車生産において、ウッドパネルにしようが、アルミ切り出し素材にしようが、レザー張りにしようが、化学繊維張りにしようが、メーカーにとってのコストはそれほど大きな問題ではないと思います。素材メーカーと協力すればいくらでもやりようがあるはず。もしウッドパネルが異常に高コストならマツダは採用しないでしょうし。考えられる全ての素材を当てはめた上で、あえて選んだのが「化学繊維張り」だったんだと思います。変に存在感がある素材が貼り付けてあったらインテリアデザインのバランスが悪くなるでしょうし、化学繊維なら表面の質感は自由自在で、レザーシートの質感やインパネの樹脂の質感どちらにも同時にシンクロさせることも可能なんだと思います。


トヨタとの違い

インテリアデザイナーのセンスで「化学繊維」「合成皮革」を選んだ結果、どうせフェイク素材なのだから・・・グレード名も「Mods」にしちまえ!!っていう判断なら、これは全面的に賛成ですね。トヨタや日産にはおそらくできない芸当じゃないかと。トヨタや日産の役員は頭がカチコチで決済できないとかいう話ではなくて、トヨタも日産も過去に「ヤンキー」テイスト満載で、「カスタム」とかいう「?」なグレードを作っていたわけです。トヨタもつい最近まで「煌(キラメキ)」みたいなグレード名を付けてましたけども、トヨタや日産がやると・・・まあこんな感じになる。


マーケティングは深い

トヨタの「煌(キラメキ)」とマツダの「Mods」のどちらがセンスがいいか!?ってのはあくまで個人の主観の問題であり、それぞれのファン層の知性/文化の違いであり、それぞれのファンが喜んでいればそれでいいと思うんですけども、果たして「Mods」は「煌(キラメキ)」を超える支持を得ることができるのでしょうか!? このネーミングは単にマツダの担当者がポール=ウェラーの大ファンなだけなのか!? それともポール=ウェラーにキャーキャー言っていた世代(50歳前後)のオバさん達をターゲットにしているのか!? 色々な解釈ができる企画ですね。










ラベル:マツダCX3
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2018年05月16日

CX6があるのかな!? マツダのSUV戦略とは!?


マツダシャシー使用のイヴォークが敗れる!!

  2010年と2017年の比較ですから新しいクルマが優位なのは当たり前でしょうけども、MAZDAのシャシーとエンジンを装備して登場したスーパースター、レンジローバー・イヴォークが、BMW・X2の比較で負けた。なんでジャガーEペースと比べないの!?って気もしますけど、確かに絵になる2ショットだなー。CX5とEペースが並んだら素人には判別不能ですけども、イヴォークとX2には、それぞれ『重い過去』を抱えているゆえに醸し出す表情の豊かさがある。


FF横置きのミドル市場は崩壊する!?

ブランドの歴史が長いとかいう話ではないですよ。それならマツダもジャガーも変わらないし。要するに明石家さんまと大竹しのぶの2ショットを見ているような存在感っていうのかな。両者には『離婚歴』があるわけです。捨てられたランドローバーが失意の中で作り上げた世界的ヒット作がイヴォークですけども、ドSなBMWはそのイヴォークを叩き潰すモデルをいよいよ完成させたらしい。ジャガー=ランドローバーとしてはイヴォークやEペースに使われる横置きシャシーもアップデートしたいはずですが、開発ソースがない。頼りのフォードも北米での乗用車販売を大幅縮小すると発表。


イヴォークはこのままリタイアか!?

旧フォードのFFモデルでは、マツダとボルボ&吉利汽車が自前で次世代シャシーを開発してますが、ジャガー=ランドローバーの主力はもちろん大型のFRモデル。これから自前で用意して、トヨタのTNGAやVWのMQBに匹敵する横置き中型用シャシーを作るのは骨が折れる。ルノー日産、ホンダ、PSA、ヒュンダイキアもそれぞれにモジュラー化が完了。大規模グループによる『コスト優位』戦略に正面からぶつかっても不毛。旧三菱シャシーを改良して使うメルセデスとFCA(アルファロメオ、ジープなど)、旧ホンダシャシーを改良して使うBMW/MINIなどは、プラットフォーム刷新を先延ばしにしてますが、今後はどうなるのか!?


VWとトヨタが市場を破壊する

ちょっと整理すると、旧世代のマツダが作った20年もののシャシーを使ってイヴォークが作られている。同じく20年ものの旧ホンダシャシーを使ってBMW・X2が新たに設計された。この二つを某英国メディアがジャッジしたところ、英国の宝イヴォークが負けていると判定した。同じ20年で、世界のメガ・メーカーはTNGA、MQBという「ふんわり」としたブランディングが主流になった。そのブランディングは非常に『排他的』でかつ『欺瞞』に満ちていると感じることがある。トヨタTNGAは「トーションビームの廃止」を打ち出した。2000年代のマツダがスライドドアのミニバンにマルチリンクを使っていた時は知らぬ存ぜぬを押し通していたが、2020年代のトヨタは「独立懸架が常識!!」だと言いたいらしい。ふーん。


詐欺しかできないのか・・・

またVWのMQBの「欺瞞」なブランディングに河口まなぶ氏が完全に騙されていた。ヒョーロンカ側の技能に問題がなかったか!?といえば疑問が残るけども、相変わらず誤魔化すのが上手い。アウディQ2のレビューで、「これはポロベースではなく!!MQBです!!」と力強く宣言してしまった河口さん・・・これはヤラセなのだろうか。ご存知のように新型ポロも「MQB使用」ということになっている。・・・がしかし、実際のところは『MQB-ミニ』という別プラットフォームらしい。


厭世的な市場を叩き起こすスーパースターは!?

胡散臭いな。これからも独自のブランディングで、勝手に誤認させるようなブランディングが横行するのだろうか。果たしてトヨタやVWのプラットフォームは、かつて世界を獲った旧マツダ、旧ホンダのシャシーと比べて優れているのだろうか!?とりあえずプリウス、ゴルフ、イヴォーク、X2は車格においては横並びです。X1、X2が相次いで北米市場にも投入されていて、BMWのFFシャシーも全米デビューを果たしているわけですが、「どんぐりの背比べ」状態から抜け出すような「FF中型車の大谷翔平」みたいな存在が出てこない。スター候補はイヴォーク、CX5なんですけど、X2にはそれを超えるインパクトあるの!?


苦手なホンダに40年分のリベンジを!!

『三菱設計』のグループ(三菱、CLA、チェロキー、クライスラー200など)はグループ横断で刷新される事はないでしょうし、三菱本体も日産の設計に統合されてしまう!? スバルの『SGP』はかなり勝負かけてきてますけど、これは縦置きのAWD向け設計なのでちょっと異質な存在。結局のところ今後もコンスタントにシャシーを更新していくメーカーとしては、ホンダとマツダの『一騎打ち』なのかもしれない。フルメイクが大好きな田舎者マツダにとって、ホンダは苦手な相手・・・。エンジン技術でも、衝突安全基準でも常にマツダの前を走ってる。CVCCの時に追い抜かれて以来40年ずっとマツダは負け続けている。相手は「BMWの走りをするピープルムーバー」とか平気で作る。ホンダに挑むには、とりあえずイヴォークの「敵討ち」をしてからじゃない!?


『ロードSUV』の絶対王者を目指すべき!?

アメリカナイズで走りがやや後退したと言われる2代目CX5。それとは別路線で、ここは洗練されたハイレスポンス&高回転ユニットと、自慢のロックアップ式AT、AWDトルクベクタリングを存分に体感できる、サーキット向けSUV作ったらどーだろうか? X2に絶望的な違いを見せつけ、新型マカンターボを返り討ちにし、水野和敏氏が率いる台湾メーカーの野望を打ち砕き、北米ミドルSUVの『スーパースター』に名乗りを挙げたらどうだろうか!? もはやマツダのメインストリームはSUVになってしまったのは変えようのない事実なのだから。


↓河口さんの動画レビューは大好きです。『エグい』次世代マツダ車が出てきたときのコメントがちょっと楽しみだ。

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2018年03月27日

世界最強のSUVとなったCX5を狙うライバル車

マツダは「国民車」を作るのが上手い!!

国内ではマイナーなブランドとして通っているマツダですが、実際のところ節目節目で「国民車」と呼べるような大ヒットモデルをコンスタントに出しています。ファミリア(5代目以降)、デミオ(先代)そして最近ではもっぱら『CX5』と『CX8』の二枚看板。どちらもコスパ抜群の堅実なファミリーモデルですけども、マツダにとっては渾身のフラッグシップSUVなわけで、なかなか「全方位的」に気が利いたモデルになっていると思います。いいとこたくさんあるし、CX5はとうとう北米輸出15000台/月を越えてしまい、T大統領の横暴に怯える日々が始まっていますが・・・。


真面目✖️哲学 ですかね・・・

  何で4番手以下のマツダにチャンスが回ってくるのか!?それはトップ3の仕事が雑だから。トヨタも日産もホンダもフラッグシップでは真面目なデザインをするくせに、下位のモデルに対しては「これくらいのコミカルなデザインでいいでしょ」と勝手にユーザー層を想像して子供っぽいモデルを作ったりしている。もちろん同じように真面目に作られているスバルのアウトバックや三菱のデリカD5といったモデルもあるけども、その中ではCX5&CX8が多くのユーザーにとっては非常に選びやすいと思う。

CX5を研究しろ!!

  CX5&CX8にも色々と死角はあって、C-HRはCX5を完全に研究したトヨタの作戦勝ちだったと思う。マツダの得意技を潰しにきたとしか思えないアピールポイント・・・「サス(フラット感)」「ハンドリング」「存在感のあるデザイン」。大ヒットした初代CX5から5年乗り換え時期を迎えたユーザーを根こそぎ持っていった(ついでにヴェゼルも)。CX5ユーザーの中にはトヨタ・アレルギーという人もいるので、CX8はそこそこの数のユーザーを譲り受けることができたでしょうけども。

やっぱり上手いよなー・・・

  CX5が世界でウケていて、その「長所」をさらにわかりやすくしたのがC-HRだと思います。まだ世界的なヒットにはつながっていないですけども、日本では二代目CX5の出鼻を挫くことに成功しました。今やプリウス並みの『50万台級モデル』に成長し、SUV世界一に手が届いているCX5にとって日本市場の売れ行きなんてどーでもいいし、生産力にも限界があったわけですが、C-HRが国内市場で、上記の理由でドカンと売れたのは事実。なんで急にトヨタがこんなコンセプトを打ち出してきたのか?最初から大いに違和感があったですけども、最近のトヨタは「殻を破る」ことに注力したモデルが多いですし、このC-HRだけでなく、86やカムリも・・・見事にマツダ車のエッセンス/アイディアをうまく吸収している。そういう意味では「トヨタらしい」クルマなのかも。


マツダシャシー&マツダユニット

  C-HRだけでなく、CX5を飛躍させたようなモデルが今年は続々発売されるらしい。すでに日本での販売価格(450万円〜)も決まったジャガーEペースは、ジャガーランドローバーが大切にしている「マツダC1プラットフォーム」の発展型シャシーを使ったミドルSUVです。レンジローバー・イヴォークと同じ設計だけれども搭載エンジンは不明です。横置きエンジン車のイヴォーグには、今もマツダ設計の『MZRターボ』(2.0エコブースト)が載っていますが、縦置きジャガーの直4ガソリンターボはすでにロングストロークの「インジニウム」に置き換わった模様。そして横置きのEペースにはどっちが載っているのか!?

MZRの感動を再び・・・

モーターファンの「ワールドエンジン・データブック2017-2018」という本があるんですけど、これが酷い本で日本メーカーとドイツメーカー以外の記載は結構デタラメ。ジャガー=ランドローバーに2種類の2.0L直4ガソリンターボがあることも曖昧だし、「インジニウム」のボアストロークにも、マツダファンにはおなじみの「87.5×83.1」が記載されてます。これが英語版のウィキのデータや「輸入車ガイドブック」の表示「83.0×92.4」と真っ向から食い違います。

スポーツエンジンはいいよなー

ジャガーのHPにはボアストロークまで記載がなく判断ができないですが、すでに250ps版(475万円)と300ps版(600万円!!)が登場しているので、横置きの「インジニウム」が正解なのではないかと思われます。しかし引っかかるのはイヴォークに使われている『HSE』や『ダイナミック』とかいうグレード名が、ジャガーで初めて採用されていること。もしかしたらMZR300ps版ターボが新開発されているのかも。MZRターボは2.3L版が「マスタング」で使われて300psオーバーになっていて、もともとレースにも使える強固な設計だったので、イギリスの小資本メーカーに供給されピュアスポーツカーにも使われていて、モーガンやケータハムにも「87.5×83.1」(マツダ製MTも採用)が登場したり、ジネッタやラディカルといった本格派も使ってます。

CX5ガソリンターボも期待したい

さらにAERというイギリスのエンジン供給サプライヤーはその名も「MZR-R」というユニットをやはり「87.5×83.1」で作っていて、有名なところでは北米インディカーレースのサポートプログラム「インディ・ライト」に供給されています。こんなバリバリのエンジンをスライドドアを備えたミニバンに搭載していたクレイジーなメーカーがあった!!ってのはスゲー。それだけ素性がいいエンジンなのだから、市販モデルでも限界性能をさらに高めてほしい。イヴォークには240ps版が投入されていますが、まだまだ『MZR』はイケるんじゃないかと・・・。

CX5、Eペース、イヴォーク華麗なる一族

ちなみに横置き化されブーイングが酷かったらしいBMW・X1ですが、MINIシャシー用に使えるユニットが現状では231psまでしかないらしい。ただし25iの車重は1660kgなので、イヴォーク(240ps)やEペース(300ps)よりは150kgも軽いです。そんな「X1・25i」の価格は605万円〜なので、より刺激的な走りを楽しむ為の「ジャガーEペース」という選択はアリだと思います。まとめるとCX5のユーザーがぼんやりと頭に描くハイスペックな「マツダスピードCX5」が600万円で実現してますよ!!マツダシャシーで、もしかしたらマツダエンジンですよ!!って話です。マツダシャシー&エンジンでデザイン秀逸なイヴォークが異例の大ヒットしたのも納得。

BMWはやる気があるのかなー

さてC-HR、Eペースに続いて、CX5の動力性能のやや不満を持つ人々を掻っ攫って行きそうなのが、BMW・X2です。X1は3シリーズほど新古車価格は崩れておらず400万円は維持していましたが(FMC直後なので当たり前ですが)、売り上げはやや伸び悩んでいるようでやはりエンジンの格落ち感が苦しいところでしょうか。X2はX1のハイスペッククーペ版で、例えば184psの20iしか設定がないX3に対して、直6ユニットも用意されているX4のように、何らかのハイスペックなユニットが用意されるのではないかと思います。何も無しで「X2・25i」が650万円ってほど無策ではないはず。

CX5の壁を超えられるのかなー

最新のカーセンサー見ると370万円でメルセデスGLAの未使用車(全車レーダーパッケージオプション付き)が10台以上出てますけど、なかなかの「レッドオーシャン」になってきた日本のSUV市場で勝ちたかったら、CX5を徹底的に研究しろ!!3008はプジョーのシェア拡大に貢献しているようですが、SUVがないからダメだったと言われきたVWのティグアンは完全に日本市場をナメてましたね。250万円でも苦戦しそうなのに363万円〜って売れるわけねーよ。T-ROCというアウディみたいな質感の新型SUVが年内にも日本導入されるみたいですが、欧州での販売価格から推測すると450万円前後らしい。1.5LのVWが、1.6Lのメルセデス(オプション付き370万円でバーゲン中)より高いってもう日本のユーザーには意味わかんないって!!T-ROCには後からハードトップのカブリオレが追加されるらしいですが、これなら選ぶ人もいるだろうけど・・・。
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2018年03月12日

ドナルド・トランプ の視界に CX5 は入っているのか!?




恐れる・・・MAZDA
  トランプ大統領が対日赤字についてコメントしたらしい。対米輸出(金額ベース)において自動車は28.8%(4兆3000億円)、自動車部品は5.8%(8000億円)に達していて、あらゆる輸出品目においてダントツの数字です。ちなみに日本の対米貿易黒字額は年間7兆円に達するので、自動車関連部門だけの著しい不均衡が全てというわけではないのですが、まあ金額が大きいのでやっぱり目立ちますよね。マツダのグローバルでの売り上げが2兆5000億円くらいに膨らんでいますが、その内の1兆円くらいが北米向けらしいです。マツダの責任は4分の1くらいですが、大統領が目を通す資料にも名指しで『MAZDA』と書いてあると思います。

MAZDAの北米戦略は新しい局面
  マツダにとって厳しいのは、現状では北米生産が0台ってことですね。このまま突き進めばフォロワー4800万人の大統領のツイッターに『MAZDA』が登場しそうですが、すでにトヨタと連名でアメリカにEV工場作っているので、とりあえずイジられることはなさそう。MAZDAとしてはFCA経由でジープかダッジ辺りのブランドとコラボでもして、北米生産モデルを作ってみてもいいかも。ディーゼルとV8ユニットの交換とか・・・。

CX5がアウトバックを超えた!!
  去年の後半からマツダが一気に生産台数を拡大したCX5ですが、年末からは北米向けに月に15,000台規模というマツダの単一モデルとしては未知の領域に足を踏み入れつつあります(しかも全量日本からの輸出)。さらに2018年1月の統計では初めてCX5が、スバルでもっとも売れているアウトバックの販売台数を上回りました。現地生産のCR-VやRAV4は月に40,000台くらい売れているので、まだまだCX5には伸び代があるはずなんですが、これ以上伸びてしまうと、かの地でなんらかのMAZDAバッシングが始まるかも。せっかく尿素SCRまで用意して北米での販売体制を整えつつあり、ハッキリと数字も伸びているのに、株価が上がらない〜。

MAZDA3度目の戴冠なるか!?
  そんな話題のCX5ですが、『世界カーオブザイヤー2018』のワールドカー部門で3台のファイナリストに残りました。初代CX5も2013年の『ファイナル10』には残りましたけど、大ヒットモデルの二代目が、先代よりも高い結果を残すのはなかなかレアなことだと思います。普通はインパクトが薄れるので、二代目CX5は日本COTYでは繰り上げ10ベストカーという屈辱的な扱いだったりするのですが、世界がCX5から受けたインパクトは日本人の肌感覚よりもよっぽど強烈なんだと思います。

CX5は21世紀最強
  もう何度も書いてますけども、デビューからわずか5年足らずで、グローバル40万台/年の大ヒット車になったケースって、おそらく21世紀になってからでは、世界初じゃないかと思います。トヨタ、VW、GM、ルノ日の4大グループでもそんな「オバケ」なクルマはなかった。アクセラも50万台/年くらい売れているけど、このクルマはデビューから14年が経過した3世代目のクルマであり、ファミリアの地盤を引き継いでいる。WCOTYもこんな大ヒットになるなんて思っていなくて、初代に栄誉が与えられることはなかったけど、とりあえず二代目を「大賞」に選んでおかないと「黒歴史」になる!?

MAZDAのエモーショナル
  他のブログでも書いたのですが、WCOTYの採点項目にある「エモーショナル」で過去最高の得点を出したのが、NDロードスター、レンジローバー・イヴォーグ、メルセデスSLSの3台が「9.0」を記録。ちなみに2013年にノミネートされた初代CX5の「エモーショナル」はわずか「6.3」の完全にゴミ扱い・・・。VWゴルフに負けるか!?って気もしないでもないですが、まだまだ世界に受け入れられてなかったんでしょうね。5年経ってすっかりデザインへの認識が変わった!? CX5が2018年のファイナリストになったということは、「エモーショナル」の数値も格段に上がったんじゃないかと。ちなみに現行アクセラが「7.3」、CX3が「7.0」、デミオが「6.7」。

MAZDAはWCOTYに囚われている!?
  ちなみに2018のファイナリストで、CX5の他の2台はボルボXC60とレンジローバー・ヴェラール。しかもどちらもデザイン賞のファイナリストにもなっているので、「エモーショナル」値も相当に高そうです。「魁コンセプト」と「ヴィジョンクーペコンセプト」がほぼそのまま発売されたなら、どれくらいの数値になるのだろうか。マツダのデザイナーは「エモーショナル」値ありきでデザインに取り組んでいるのでは!?という気がする。そういうメーカーが1つくらいあってもいいよね。

強敵ランドローバー
  ランドローバーってスゲーな。GJアテンザのデザイン賞受賞を阻んだのも同じグループのジャガー・Fタイプだったっけ。今回もCX5がレンジローバー・ヴェラールにボロ負けする可能性もある。結果が出る前に失礼だが「エモーショナル」値もおそらく負けているだろう。マツダが一矢を報いたのは、2016年でNDロードスター「9.0」がジャガーXE「7.9」(トップ10の中では第二位)を圧倒ってのもありましし、ジャガーの最新モデルEペースはマツダCX5をかなり意識したデザインになっていたりする。それでもランドローバーにはコケにされっぱなしだ・・・。MAZDAのことだから世界をひっくり返す強烈なSUVデザインを企画しているだろうけど。





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2018年02月28日

CX8がスズキ・クロスビーよりも売れてしまった!!



久々の国内専売モデル・CX8が好調

  2018年1月の販売台数でCX8が2938台を売り上げ、堂々の普通車25位にランクインしました。ちょっと面白いことに24位ヴェルファイア、26位エスクワイア、27位がアルファードとなっていて、CX8がシェアを奪うべき人気の3列ファミリーカーのど真ん中にランクイン。319万円〜のCX8と335万円〜のアル/ヴェル(エスクワイアは268万円〜)の日本車頂上決戦は、オデッセイ(298万円〜)、エルグランド(321万円〜)を含めると10000台を楽々突破。さらにランクルプラド(353万円〜)とエスティマ(327万円〜)を加えると15000台に届くくらい売れてます。これに加えてLS、クラウン、カムリ他の300万円〜セダンだけで10000台。


300万円台商戦が加熱

  国産車としては高めの300万円台のクルマがトヨタ以外でも結構売れているようだ。さらに200万円くらいの価格帯のN-BOXやノートe-POWERは売れているけど、同じ200万円で一回り大きいアクセラは売れないのはなぜ!?(客層が悪い?) さらに200万円以下の普通車も案外に売れてないですね。この価格帯ではスズキが意欲的に新鋭モデルを投入していますが、スイフトもクロスビーも案外な感じになっています(もしかしたらスズキの生産計画が低めだった可能性も)。


マツダの次の一手は!?

  次のステージに向けて、MAZDAも日本市場に関しては舵取りが難しそうだ。アメリカ市場向けと中国市場向けのモデルをそのまま振り分けるだけなんですけども、国内専売として投入したCX8が大当たりしたので、ちょっとややこしいことになった。トヨタ以外が国内専売の普通車を作るのは、戦略的に難しいとされて来ましたが、グローバルモデルのCX5(40万台/年)と混流生産できるというCX8なら国内専売は可能なようです。しかもCX5とCX8はプラットフォームが違うっていう・・・。


マツダの新しい武器

  本当かどうかわかりませんけども、マツダの役員が言うには、ロードスターであってもFRシャシーを配した新型サルーンであっても、他のFFシャシーのモデルと完全に混流生産できるらしい。日産みたいにFR車専用に栃木工場を用意する必要もないんだそーですよ。ならばさっさとRX-VISIONも市販化しちゃえばいいじゃん。500台限定でスバルのS207/S208くらいの価格だったら多分一瞬で完売すると思う。GT-Rのようにラインで生産されるスポーツカーは諸外国では少々評価が下がるらしいけど、発売当初に777万円と言う価格が設定できたのも混流だったからとのこと。横浜で手組みされるエンジンだけで320万円だったそうだから、まあダンピングなんでしょうけど。


アテンザもこの波に乗るはずだったが・・・

  前回の投稿にもちょっと触れましたが、GJアテンザはリーマンの申し子としてアクセラ/CX5用のシャシーを引き延ばして使う、もう乗る前から気分が沈みつつも、案外悪くもないかなー、けどアテンザの輝きはない・・・なんてつぶやきながら、小型車みたいなリニア感のない微細舵角の悪さがどーしても許せなかった。あのガクガクって入力される低速コーナリングは何なの!?ABSの誤作動とは思えなかったけど。あれじゃレクサスどころか、BMWにも勝てないって・・・。


専用設計アテンザを復活させろ!!!

  しかし混流生産ができるならば、アクセラとは違うシャシーだって余裕で採用できるはず。気がつけばアルファロメオが秘密裏にDセグセダンを開発して、本来はアテンザがいなければいけない場所に、今ではジュリアがどっしりと鎮座しています。GG/GHアテンザは和風アルファロメオとか呼ばれていたわけですが、欧州MAZDA6はリーマンショックまでは「セグメントの勝者」として各方面から絶賛されてたはずなのに。欧州で勝ったはずのMAZDAはいま何をしているのか!?貧すれば鈍する・・・とはよく言ったものだ。


売れまくる渾身の300万円の国産車たち

  ここ数年は日本市場でいいクルマが選ばれるようになってきている。300万円以上の価格帯でも毎月3万台以上ののプライベートモデルが売れている。実際にMAZDA渾身のCX8だって選ばれた。MAZDAだから高級モデルはありえない!!なんてこともない。トヨタや日産と全く同じ条件で選んでもらえていると思う。販売が不調なアクセラやアテンザは明らかにアイディア不足だったと思う。CLAが売れているのにも関わらず、Cクラスは内装からサスから全部変えたら一気に売れるようになった。3シリーズがもし変わりばえしないモデルチェンジを行なったら、アクセラやアテンザのように沈むと思う。


コンセプトモデルをさっさと混流しちゃいましょう

  MAZDAの持つ「混流生産」という武器は、もしかしたら今の日本市場では最強かもしれない。他のメーカーに比べてやりたいことを実現するハードルが低いように思えるから。マツダの担当者は「1台開発するのにどれだけのお金と時間がかかるかわかってんのか!!ボケ!!」と言いたいだろうけども、日本市場がいいクルマを買いたいと言ってるんだからさ。


なぜ300万円の日本車が売れるのか!?

  何で高価になった日本車が次々売れるようになったのかカーメディアもわかっていないようですが、よーするに誰もカーメディアの評価など気にも留めずに欲しいクルマの情報をネットで調べられるようになったからでは!?誰も国沢(さん)の意見なんか参考にしていない。さらにいろいろ調べてみると、今の日本はいいクルマが売れる条件がそこそこ整いつつあります。マイカーローンには年収による総量制限がないですし、経営不振の地銀は藁にもすがる思いで我先にと低金利プランを用意してくれています。ちなみに都民銀行の新車購入用2.65%で300万円借り入れてアテンザを買ったとしても、返済は5年均等払いで月に53000円ほどで済みます。千葉銀行とかもっと金利が安いし。


2018年は新車ゼロでいいのかなー!?

  月々53000円という金額はアテンザクラスをカーシェアリングして月に4回24時間パック(9800円)を使って、会費(1000円)と距離料金600km(9000円)を払うのとほぼ同じ。しかも5年経ったらクルマが自分のものになる。売れば少なくとも80~120万円くらいにはなる。駐車場(3000~12000円)と自動車保険(車両込み12000円)に車検用積立(5000円)とガソリン代込み込みで10万円もあればお釣りがくる。400万円を超えるといろいろ厳しい部分も出てくるけど、頭金100万円or下取りがあれば問題ないはず。レヴォーグ、プリウス、シビック、C-HRと300万円クラスが景気がいいのも納得です。マツダも波に乗り遅れないで、2.5Lターボ売っちゃえばいいんじゃねーの!?




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2018年01月22日

MAZDAブランディングの将来が決まる2018年になりそうだ・・・





CX8は新しい金脈か!?

  CX8が発売から1ヶ月で12000台受注したらしいです。やっぱり日本のユーザーはこの手のクルマ(ゴージャスなファミリーカー)が好きなんですね。アルファードやオデッセイに対抗する300万円オーバーの価格帯は、潜在ユーザーは多いにも関わらず、勝負してくる車種が少なすぎたのかもしれないです。ミニバンのユーザー(ファミリーカーユーザー)だからクルマにお金をかけないということは決してなく、むしろ「走り」にこだわるユーザーよりもお金をたくさん払ってくれる人は多いはず。家族全員で移動する際には圧倒的にコスパがいいですし、ステータスや居住性でメリットがわかりやすければ、利用価値が高いファミリーカーだからこそ、お金が用意できる部分もあるでしょう。


高級ピープルムーバーはこれからのトレンド!?


  実際のところ相応の価値があれば400万でも500万でも出す人は結構多いのかも。高級ピープルムーバーに関してはトヨタの圧倒的な強さが目立っていて、日産もホンダもアルファードの前に完全に及び腰でした。アルファードを倒す!!という気迫がエルグランドやオデッセイ(現行)からはあまり感じないです。もちろんどちらもいいクルマなんですけども、ミニバンユーザーが求めるポイントからはややズレているのかも!?


『高級』には独自のスタイルが必須


  アルファードが高級ミニバンにおいてはあまりにも定番になってしまい、認知度が高くなってしまったので、同じスライドドアのフルサイズであるエルグランドやオデッセイ(現行)は「ちょっと違う!?」「亜種!?」みたいな受け取られ方をしちゃいます。高級ミニバンならトヨタでしょ!!という通念は、爆発的に売れた先代アルファードによって日本社会に植え付けられました。日本には二種類のミニバンしかない!!アルファード(ヴェルファイア)とそれ以外の二種類!!ってくらいにトヨタの戦略は冴え渡りました。


魂動デザインの終着点はCX8だった!?


  そんな3列ファミリーカー市場にマツダが『CX8』で殴り込みをかけたわけですが、エルグランドやオデッセイと違って、スタイリングから『ミニバンではない』と判断できるSUVルックなのが非常に大きいですね。さらにドイツブランドやレクサスで買えば600万円かそれ以上くらいする内容のものが350〜400万円くらいで手に入るのも魅力的です。プレミアムブランドがたっぷり利幅を入れて600万円で売るようなクルマを、正常な利益率を割り振った350万円で売れば、人気が出てそこそこ台数は稼げるだろう!!って戦略はとても現実的ですし、実際に日産やホンダが全くのお手上げだったアルファードの市場に今最も接近しつつあります。




マツダ車が安全なのはみんなわかってるって!!

  マツダは2018年にはフルモデルチェンジや新車種投入はない予定なので、CX8でなんとか1年間売り上げを維持しなければなりません。そんな状況なのでかなりの焦りがあるのかもしれないですが、新春始まって間もないタイミングで、あのK沢さんが得意の『ぶっ込み記事』を炸裂させました。内容はいたって刺激的で「3列シート車の3列目は、ボルボとマツダ以外は危険ですよ」とはっきり書いちゃった!!国内専売モデルが多いスライドドアの3列シート、いわゆる『ミニバン』っていうジャンルは全部3列シートが追突に弱いみたいです。確かに衝突安全基準なんて全く気にせずに家族のクルマを選ぶ非イケメンな人が多いから、ト○タ、メル○デス、B◯Wといった衝突『ヘタレ』ブランドがよく売れるんでしょうね。


あまりいい感じがしないのは私だけ!?

  マツダが『K沢ミサイル』を裏で依頼したかはわかりませんが、マツダにとっては苦しい台所事情となりそうな2018年の初頭という最も望ましいタイミングで『援護射撃』が行われました。もしこの還暦ライターが「たまたま」ボルボXC90やマツダCX8の3列目の安全性が高いことを普段から気に留めていたというなら、とても素晴らしい見識だと思いますけども、あまりに目の付け所が奇抜だなーって気もします。何より裏を返せばそのまま、ボルボとマツダ以外の3列シート車を買うヤツはバカ!!ってことに他ならないです。


MAZDAはHONDAのようにCOOLであるべき

  日本人はあまり安全という認識を持っていないようですが、北米や欧州のクラッシュテストで圧倒的な数字を残してきたのがホンダ。けれども日本ではス○ルとかいうメーカーが、必死の安全性アピールを続けてきた結果でしょうか、「ス○ルはドイツ車に匹敵するくらいすごいけど、ホンダやトヨタはダメ」とか私のブログに平気でコメントしてくる人もいらっしゃいます(もちろん容赦なく現実を教えますけど)。マツダもホンダと並んで北米&欧州で非常に優秀なスコアを挙げています。


群馬と同じ土俵はいやだー

  IIHSから失格の烙印が押されていて、JNCAPからは逃げ回っているメル○デス、○MW、ア○ディとは違って、ス○ルは徐々に目立ったスコアを出すようにはなってきました。しかし「安全」アピールをするようなメーカーってダメだと思うんですよ。ホンダのように特に何も主張しないけど、スコアは完璧。これこそが一流メーカーのあるべき姿だと思うのです。なんだか最近のマツダはス○ルみたいな方法を採り始めつつあるような懸念が・・・。


身も蓋もない話ですが・・・

  K沢さんと絡んでもあんまりいいこと無いと思います。マツダのガソリンエンジンの良さがわからない音痴ってのもありますけど、とにかくこの人が指摘するポイントはマツダにとってあまり親和性が高いと感じないです。K沢さんは今回やたらとアメリカのクラッシュテストの優秀性を強調していますが、そこで世界最高の地位にあるはずのホンダ車を語る文脈では一切それを使わない・・・さすがは「プロの物書き」です。マツダはこの手の輩とは距離を置いて欲しいなー




ラベル:マツダCX8
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2017年12月07日

CX8は正義だけど、ファンが育つまで粘れるのかな!?





ファミリーカーはイクメンカーになった


  ご近所で見かけるファミリーカーがだいぶ様変わりしています。元々クルマはカーキチの為ではなく、ファミリーの為のもの。ヘンリー=フォードとアドルフ=ヒトラーの時代からそう決まっています。最良のファミリーカーを作るメーカーこそが最も尊敬されるべきメーカー。『日本車はファミリーカーばっかりでつまらねー』とかわかったようなことを言っているオッサンなんてそこいら中にいますけども、911もGT-Rもファミリーカーにルーツがあるから長い歴史を刻んでいるってことがわかってない。


  さて最近のファミリーカーですが、カーメディアで囁やかれてているほどに『ミニバンからSUVへ』のシフトは進んでいないような気がします。200万円代前半からの設定でややお買い得感がある日産エクストレイルやスバルXVなどを見ていると、ほぼ引退世代のオッサン&奥様の「二人用」のクルマとして使われていることが多い気がします。子供が乗っているケースをあまり見かけないですね。プラドなどを買う趣味の人がダウンサイジングして選んでいる印象があります。


  日本で最もファミリーカーSUVとして成功しているのは、大ヒットしたハスラーやヴェゼルを押しのけて『マツダCX5』だと思います。ハスラーやヴェゼルもやはり引退世代の利用が多いですし、どう考えてもファミリーカーにするにはやや手狭です。そもそもミニバンよりもスペース効率が格段に悪くなるSUVが次世代のファミリーカーになる!!ってのは、自動車メーカーが垂れ流す情報戦略じゃないのー!?・・・と街中の利用状況を見ている限りでは思わざるを得ない。


  そんな中でマツダだけが本気でSUVをファミリーカーにしようとしている!?そもそもファミリーカーって何!?日本人ってのは家族の繋がりを大事にしますから、5人以上がゆったり乗れる。できれば7、8人乗れるクルマが必要で、3列のミニバンが売れてきました。近頃では『子供&かっこいいファミリーカー』といった子供(&奥様)がテーマになった『イクメンカー』ともいうべき流れがきているように思います。そのど真ん中にうまく飛び込んだのがCX5だったのかなー!?



マツダが存在感を発揮するマーケット


  ガソリン&ディーゼルで柔軟な価格設定を見せた初代CX5は、現役世代のお父さん達の需要をうまく取り込んだと思います。多人数乗車で登坂する際のガソリン自然吸気のダルさが嫌だった人にとって、ディーゼルは見事なソリューションですし、安い軽油で思う存分に走っても20km/L近くの燃費ですから、土日が空いていれば遠くまで行ってみよう!!という気になります。『重いクルマを低燃費で走らせる』というディーゼルの優位は、トラックのエンジンを考えれば余計なことを考える必要もないでしょう。トヨタのTHSもダイナ/トヨエースでトラック市場に入ってきていますが、あくまでディーゼルハイブリッドです。


  アクセラやアテンザが思いの外に売れないです。しかしロードスター/アバルト124とCX5は安定の人気。マツダの人見さんが他のメーカーの顰蹙を買ってでも主張する「ライトサイジング」という議論を突き詰めると、どうやらマツダの掲げる理想は、アクセラやアテンザには着地しておらず、最終的には『一人で乗るならロードスター、家族で乗るならCX5』という結論になってます。結局はスカイアクティブ登場以前から『常識』とされてきたガソリンとディーゼルの究極の分岐点は変わっていないわけです。そして一人乗りでかつ極限までエコ運転ができるアクアみたいなクルマは、残念ながら現行のマツダには無いので、トヨタと共同でEV作ります!!という話なのだと思います。


  ちなみに近所には、リーフユーザーもたくさんいますし、BMWi3ユーザーもいます。『EVシフトなんて嘘っぱちだ!!』と言う人もいますけども、新型リーフは公称の航続距離400kmですから、実際には1回の充電で250km以上は軽く連続運用できるはす。平均時速が20km/h程度の都市部であれば、配送業、タクシーで10時間は軽く営業できますから、集中運用が進めば確かに大きなマーケットになります。12時間程度のレンタカー運用なら余裕でこなせる。マツダが北米投入用に開発したデミオEVというコンセプトは、商用を視野に入れれば市場はたくさんあると思われます。


マツダは間違っていないようだけど、生き残れるかは不明・・・


  マツダを取り巻く環境について思うところを書いて見ましたが、まとめると・・・現状のマツダは『ロードスター』と『CX5』というエッジなニーズにおいて顕著な結果を残していて存在感を発揮しているが、それ以外の既存市場においては苦戦している。エッジなニーズは今後の発信次第では、さらなる大きなマーケットになる可能性もある。『ロードスター』はGT-RやWRXと同じように、サーキットのニーズとプライベートカーのニーズを分ける必要がありそうだが、RFがやや買いにくい印象かも(価格とエンジン)。RFはEVになればいい!?


  なんとしてでも『CX8』に市民権を与えたいところです。このクルマは珍しい日本市場向け。できればレヴォーグのような成功が望ましいけども、マツダファンが元々期待していたモデルとはちょっと違うから、レヴォーグやシビックのような展開にはならないでしょう。2〜3年の間にこのクルマがファミリーカーのベストバイであることを知らしめることができるか!?その前にマツダが諦めて辞めてしまったら残念ですが・・・。






ラベル:マツダCX8
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2017年06月30日

英国「TOP GEAR」が認めた傑作モデルの日本凱旋

  『走り』のマツダが帰ってきたかも。まだ乗ったことないから何とも言えないですけど、スペックを見る限りでは現行のマツダラインナップの中では、ロードスターを除いて最強のロードゴーイングマシンじゃないでしょうか。高速道路も余裕でこなせる排気量。そして価格は手頃な210万円〜で、ヴェゼルやC-HRに対してもそれなりに存在感が示せる1台だと思います。

  欧州で大人気の同クラスの小型SUVですが、現地で発売されているモデルが搭載する定番ユニットは、CX3にも既に搭載されている1.5Lくらいのディーゼルターボ。もしくは1.0L程度のガソリンターボです。マツダのように標準グレードに2Lエンジンを載せてくるメーカーは異例で、アウディ、MINIなどの最上級モデルで2Lターボを使うくらいです。なんかそれだけでとってもリッチなモデルだなーって気がするんですよ。

  マツダのガソリンエンジンは自然吸気のままだから、走りにパンチがなくて全然つまらないとか某有名ジャーナリストが動画でほざいています。確かにCX5のような車重がかさむモデルだと苦しい部分もありますけどね。CX5がマツダの屋台骨になってからどうもエンジンと車がアンバランスでディーゼルありきになってしまいました。その結果当然ですがブランド全体の立ち位置がやや微妙になってきた感じがします。ディーゼルのCX5が発揮する『抜群のコスパ』だけが、今のマツダを支えているのも事実で、もし何らかの外部要因でCX5が優位性を十分に発揮できなくなったら、これはマツダにとっては非常に危機的な状況です。

  この薄氷を踏む展開を打破するために、今年の秋には3列シートのCX8を導入するようですが、どうですかね? トヨタの営業力を持ってしてもフェイスリフトで一新したエスティマが全然売れないという状況で、『3列』『ツアラー』『フルサイズ』『300万円超』などエスティマと共通点が多いCX8をマツダの営業力で一体どれほどさばけるのでしょうか?プリウス人気に乗っかってハイブリッドを積んだ黒歴史的アクセラ(存在を覚えてますか?)みたいに、ファンがマツダに求めている要素とは幾分外れたモデルなような気がするんですが・・・。

  アテンザのFMCを後回しにしてCX8を発売するみたいですけど、アテンザにワゴンホイールベースの2ドア、4ドア&5ドアのクーペもしくはクロスオーバーを企画した方が良かったんじゃないですか? もしくはロードスターのシャシーを使った4座のFRクーペとか・・・。いづれも2.5Lターボで400psを499万円くらいで売れば、トヨタ86を超えるヒットも狙えたんじゃないかと。CX5のリスクをヘッジするならばファンに「スポーツのマツダは健在」をアピールするモデルの方が、相応しかったんじゃないか?

  マツダが欧州や北米で「東洋のスポーツブランド」として売っているCX3の2Lガソリンモデルの日本投入は明るい兆しだと思います。MINIやロータスみたいな手軽でスポーティなブランドがいくつもある英国で、ロードスターとCX3が大人気となっているようで英国マツダの販売台数は2倍に!! メディアには『スムーズに吹け上がるエンジン』『ドライバビリティの極地』『スポーツカー的なハンドリング』『操作性抜群のMT』『欧州にはないタイヤとのコミュニケーション』などなど、思わず歯が浮いてしまうような賛辞が載ります。BRZに乗って『これはケイマンに匹敵する凄いマシンだ!!』と言ってしまう国民性なのでその辺は多少は割引ですけどね・・・。

  『トップギアジャパン』が創刊されて1年以上が経過しましたが、この英国雑誌を見ていても、ロードスターとCX3がイギリスで愛されていることが伝わってきます。地元英国ブランド(アストンマーティン、ジャガー、ランドローバー、ベントレー、ロータスなど)とポルシェがメインですけども、これ以外で登場回数が多いのは、『AMG・GT』『BMW・M2』『日産GT-R』『ホンダNSX』『フォードマスタング』など各メーカーが心血を注いで完成させたクルマばかりですが、この舞台で『ロードスター』と『CX3』が評価されているのです。残念ながら他のマツダ車は見たことがないですが・・・。

  英国カーメディアってやっぱりいいですよね。全て外国資本の傘下にあるとはいえ話題の中心はやっぱり英国メーカーです。アストンマーティンやランドローバー無しにトップギアは成立しない。それに対して日本のカーメディアは・・・。トップギアの外国車枠に食い込む数はドイツ車と同じくらい多いのに!!日本車の良さを率直に伝えられないのですかね!?ちなみに9号までのトップギアジャパンに出てきた日本車は『GT-R』『NSX』『ロードスター』『CX3』『イグニス』『WRX STI』『シビック』『S660』『MIRAI』『GS-F』などなど・・・。S660は英国では発売されておらずスティーブン=トビーという英国人ライターが日本にやってきて英国版記事として書いてます。MIRAIはスポーツ仕様が登場するなど、そのポテンシャルについてかなり突っ込んだことまで書いてあります(日本のカーメディアでここまでやったとこあるか?)

  英国には英国の、日本には日本の、カーメディアの良さがあるのでしょうけども、『本当に価値あるクルマだけしか登場しない雑誌』の中で、全く取り上げられないCX5やアテンザ。何度も登場するロードスター、CX3。これがマツダに突きつけられた英国の評価というわけです。とにかくトップギアがお墨付きを与えているCX3のガソリンモデルに乗って見たいですわ・・・しかしMT車の設定はないとのこと。オイオイ。





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2017年06月10日

CX3ガソリンモデルの日本投入が決定!!いよいよやる気が出てきたなー

ロータリー50周年を祝うはずだった2017年。マツダにとっては『四面楚歌』のような状況になりつつあります。良いニュースはアメリカ大統領がそれほど強硬派ではなかったことくらいか。C-HR発売によっていよいよ3桁目前までガタ落ちしたCX3。さらにシビックとカムリが登場すれば、アクセラとアテンザにも致命的な打撃が予想されます。さらに予想外だったのがスバルXVの完成度の高さで、マツダが相当に期待していたCX5よりも反響が大きいくらい・・・。

ここまで追い込まれると、マツダも打てる手は打ってくる・・・ということで、CX3に2Lガソリンモデルを投入するようです。アクセラの2Lガソリンは日本での販売が打ち切りになるほどで、中古車市場ではその希少性からか同年式で同程度走行でカーセンサーの内外装チェックも同じ水準のBMW116iよりも高値で取引されています(170万円くらいだった)。これがMT車だったらさらに上昇するんでしょうね・・・。

アクセラは売れなかったのに、CX3で再び2Lガソリンはどーなのでしょうか?って感じのシケたリアクションが多いかもしれないですが、『最近のマツダはディーゼルばっかりでダメだ〜・・・』と不満に思っていた人もいるのでは? ディーゼルを日本でも発売した2012年までマツダはロータリー車を作っていましたし、そのちょっと前まではNCロードスター基準で作ったショートストロークエンジンをミニバン(プレマシー、ビアンテ)に搭載していました。

そのエンジンは今も英国のAERが『MZR-R』として改良して主力エンジンとして活用してますし、ケータハム、ゼノス、ラディカルなどの英国スポーツカーメーカーには、フォード経由で供給されています。5年前までは『RENESIS』と『MZR』の2枚看板。いくらフォードの後ろ盾があったからといっても、これはさすがに「世界が唖然」とするレベル・・・。しかし2012年以降はロングストロークガソリンとディーゼルのみで、まるでVWやBMWのような何の取り柄もない凡庸なメーカーみたいになっちゃいました。

ロータリーとMZRの二本立ては、確かに無謀でしたけども、その破天荒さから欧州では非常にウケが良かったようで、欧州における『マツダ神話』はルマン制覇やRX7FD3Sを前フリとしつつも、2000年代の奇抜なRX8とアテンザ、アクセラの大成功によるところが大きいみたいです。マツダとしても『欧州で最も評価された日本メーカー』という手応えがあるからこそ、強気な価格設定で・・・『マツダ地獄』とかいういかにも中部地方訛り蔑称を鵜呑みにするお爺さん達の度肝を抜くことができるのだと思います。故本田宗一郎氏も著書ではっきりとその存在を認めていましたが、『中部訛り』はやばいっすよ・・・不良品のホンダ、リコール隠しの三菱などなど。それくらいの影響力を持っているから売れるんでしょうけどねー。

ロータリー復活の噂も出てきましたが、いよいよマツダが2012年以前の『伝説期』へと舞い戻る時期が到来したのかなー。その第一弾がこの2LガソリンのCX3。このクルマは英国で有名なカーメディアである『トップギア』で絶賛されてました。ロードスターの精神が宿るコンパクトSUVだって!!同じ英国ネットメディアの『AUTO EXPRESS』でも、CX3、アウディQ2、メルセデスGLAの3台の比較レビューで、堂々CX3がトップに評価されてました!!

相手はMQB(C/Dセグ)とCセグベースなのに、デミオベースのCX3が勝つなんて!!1.4Lターボ、1.6Lターボのギリギリエンジンに、軽量化が不十分な相手ですから走るのが精一杯なのに対して、2L自然吸気で1250kgのCX3ですから、ほぼ反則みたいなものですけども・・・完全なるミスマッチ(出来レース)です。

とりあえず英国では『アウトランダーPHEV』『ジューク』と並んで、日本の技術力の高さをまざまざと見せつけるSUV3傑の1角を占めるクルマです。単純にエンジン、ミッション、AWD技術だけでも完全に欧州のSUVに差をつけてます。Q2なんてFFしかないし・・・アウディなのに!!

日本発売前からすでに欧州で大評判(らしい)。これはなかなか熱いんじゃないですか!?久しぶりに『感性のレベルで欲しい』マツダ車が帰ってきた感じがします。これを契機に今度はシビックにアメリカで挑んでいる2.5L自然吸気の『MAZDA3・GT』(アクセラGT)も持ってきてくれー!!ちなみに『GT』と言いグレードは日本でいうところの『Lパケ』みたいな意味があるようです。

ちなみにアテンザにも『MAZDA6・GT』があって、価格は北米Dセグプレミアム価格である30000ドル越え!!BMWのM240i(645万円)や320i(530万円)が33000ドル、メルセデスCLA250(580万円)が33000ドルですから、アテンザLパケはグローバルでは500万円級なんですねー。ユニットが2.5L自然吸気であることを考えるとメルセデスやBMWよりも高いのかも!?4代目アテンザは文句なしで500万円でも安いくらい!!と言われるように頑張ってー。

↓『スカG2.0』VS『Vtec1.8』の対決!!日本市場でも売ってくれー!!


『マツダCX3がアウディ&メルセデスを完全にノックアウト!!・・・もとんでもない強敵は国内に』

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2017年03月21日

新型CX5のデザインは・・・あのメーカーへのリスペクトじゃ!?

  新型CX-5を日中の路上で見かけました。直感的に感じたことは・・・このデザインは「オリジナリティの塊」だと思わず感銘を受ける新鮮さでした。ゆで卵が剥けたような白くて継ぎ目のない綺麗なボデー全体が、デザインの核になっています。久しぶりに出てきた「エモーショナルなMAZDA」デザインじゃないでしょうか。雑誌の写真で見る限りでは、先代とあまり変わらない印象だったのですが、実車は先代とは全くの別物というくらいに別の表情をしています。

  SUVデザインというと、フロントはグリル、バンパー、ライトケースで猛然と演出し、ボデーは継ぎ目を見せてワイルド感を演出するのが定番になっていましたが、そういったSUVデザインのセオリーみたいなものを全て無視して、我が道を突き進むことにだけこだわりました!!そういう魂のこもった仕事ぶりを素人目にではありますが強烈に感じます。これは歴史的傑作デザインになるんじゃ!?それよりもなんてラディカルな思想の持ち主というか頑固な人がデザインしているんだろう!?このこだわりはまるで芸術作品みたいです。

  チーフ・デザイナーの諌山慎一さんは「徹底して上品さを追求した」みたいなことを呑気に言っておられますが、もちろんこれなら目標は十分に達成していて納得の仕事ぶりだと思います。しかしこれは明らかのさらに崇高な野望、デザイナーとしての野心を持った作品ですね。まるでレンジローバー・イヴォーグを仕上げたロバート=メルビルの歴史的大仕事を超える偉業を狙ったんじゃないでしょうか?(私はそう感じるのですが、皆さんの評価はいかがでしょうか?)

  先代のCX5も大ヒットを続け、今ではマツダの収益の大部分を稼ぎ出しているとか言われていますが、そんな大ヒット車の後を受けての仕事は想像を絶するプレッシャーがあったはずです。先代CX5は、新しいマツダのデザインコンセプトの第一弾だったこともあり、反響は大きかったですし、そもそも全身「レッド」が似合うSUVという想像を超えたマツダの想像力に、世界中が唖然としました・・・MAZDAスゲーって。その後に日産がエクストレイルで「赤」を真似していましたが、軽く「事故」してました。

  先代CX5は相当に売れたので、街中で毎日のように見かけますが、あのデザインを一言で表現するならば・・・「かわいい」ですね。こんなに愛嬌のあるSUVデザインがあるのか!?日産の中村史郎さんというデザイナーが、ちょっと前のマーチやキューブで成功を収めましたが、その影響を大きく受けています。日産が本来やりたかったことをマツダが先にやってしまった格好です。あれ?この構図はGJアテンザも同じです・・・日産2010年に発表したエッセンスというコンセプトカーがGJアテンザのルーツというのはもはや否定できないです。

  日産は外国人トップが実権を握っていたせいか、デザインの好みが車種によってバラつく印象があります。エッセンスからスカイラインの市販までのサイクルがやや長かったですが、その間隙を経営が火の車だったマツダに突かれた? マツダとしてもCX5とアテンザの2トップで、プレミアムブランドとしての新生マツダを新たに打ち立てたので、日産には頭が上がらないと思います。「デザインのマツダ」としてはいつまでも人のふんどしで相撲をとっていてはダメじゃないですか? 

  新型CX5とこれからFMCを迎えるラインナップは、マツダのオリジナリティと真価を世界に主張することになりそうですが、どうも今回もちょっとデジャブ感が無くもないです。先代CX5のようにキャッチーさを求めれば、お手本は中村氏以降の日産ですが、新型のように上品さを求めるなら、やはりお手本になるメーカーは・・・三菱。日本ではモラルハザードと受け取られるスキャンダルを重ねてしまって、人気は地に落ちていますが、世界では「三菱」は今でも「美しい国・日本の象徴」です。

  北米での生産を終了して米国から撤退を図っていますが、まだまだ年間10万台近くが売れていて、販売が継続されています。果たしてアメリカ人が三菱に「ゼロ・ファイター」への畏敬の念を持っているのかはわかりませんが、新型車もまともに出していない中で、前年よりも好調に推移しています。グローバルモデルでも高級セダンなどはなく、ミラージュやランサーといったコンパクト&スモールを除けば、アウトランダーだけが唯一の勝負車です。三菱が世界に誇るピックアップトラック「トライトン」はタイで生産して約150カ国に輸出されていますがアメリカでは販売されていないのは意外です。

  新型CX5にはフェードアウト気味な三菱の意志を継いで、格調高い日本車のデザインを復活させよう!!くらいの熱い想いが載っているのでしょうか。現行の三菱車も日本向けではデリカD5、アウトランダー、RVRそれからパジェロに格式の高さを感じます。ア○ファードよりもあえてデリカD5を選ぶ人(どちらも400万円くらい)は、心に人並み外れた優雅さがあると思うのですよ。は?そんなの勝手な妄想だろ?と言われるかもしれないですが、「品」の定義なんて「勝手な妄想」でしかないわけで・・・。

  どこのメーカーとは言いませんけども、日本車全体が「デザイン遊び」の大脱線を起こしつつある中で、古いモデルなはずなのに、いつ見ても上品だなと思わせてくれる三菱デザイン。あとはマツダが引き継ぎますから、遠慮なく日本市場から・・・!! 日本で作っているのに日本では売っていない不思議なインフィニティQ60は、スカイラインよりもアテンザに似ていて、アテンザクーペがもし実現したらこんなだろうなというスタイルです。マツダにとっては厄介なのが、デザインが被っているインフィニティが欧州で意外と好調なこと。メルセデスと共通設計のモデルが、メルセデスよりも乗り心地が良いとかで大評判です。

  マツダは三菱が世界で人気になった「上品さ」を武器に新たなデザインの魅力を追求する段階に突入しているようです。NDロードスター、ロードスターRF、CX5、CX6、アテンザ、アクセラ、デミオとFMCが行われるそうですが、果たしてどんなサプライズなデザインが待っているのでしょうか?





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posted by cardrivegogo at 01:53| Comment(0) | CX8/CX5/CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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