2013年03月19日

新型アテンザもいいけどデザインならやっぱり2代目アテンザだと思うのですが・・・

  完全に趣味やレジャー目的でクルマを所有していると、クルマの購入基準は「カッコいいかどうか」という人は結構多いのではないかと思います。「かっこ悪いクルマなら要らない」というのはよく解ります。じゃあ日本で現実的に買えるクルマのなかでどれだけ「かっこいい」クルマがあるのか?とりあえず現行か中古で数が揃っているものを対象として、どれくらいあるのか探してみました。

  比較がしやすいように、「4シーターの3BOXカーでハードトップを備えているもの」の中で今もなお独特の存在感を持ち、いわゆる「スペシャリティカー」として抜群のデザインを誇るクルマをピックアップしました(あくまで私個人の趣味もあるとは思いますがかなり妥当だと思います)。

  レクサス・・・SC
  トヨタ・・・Z30ソアラ
  日産・・・R35GT-R・VC36スカイラインクーペ
  ホンダ・・・KB2レジェンド・CP3インスパイア
  マツダ・・・GHアテンザセダン・GJアテンザセダン・RX-8

  BMW・・・E63BMW6クーペ・F13BMW6クーペ・F06BMW6グランクーペ
  アウディ・・・8JTT・A5・A5スポーツバック
  ジャガー・・・XF
  アルファロメオ・・・159・アルファブレラ
  マセラティ・・・GT
  プジョー・・・クーペ407


  この20台に順位を付けるのはちょっと不可能な感じもしますが、優劣をさらにはっきりさせる意味で頑張ってランキング(番付)にしてみました。あくまでもいずれ劣らぬ名車なのでどれも最高のデザインのクルマなのは間違いないです(ので格付は参考程度に)。意外や意外メルセデスからは該当車が出なかった・・・。選考の基準は全体のデザインをどの角度から見ても隙がないものほど上位にしました。比較的下位になっているのは、後方ななめ45度からの眺めでちょっと劣るかなという程度です。フロントデザインについては甲乙付け難いので、あまり重要な判断材料とはしませんでした。内装やエンジンスペック・走行性能についても度外視しました。また2000万円を超える高額車については除外しています。

   東              西
E63BMW6クーペ    横綱  マセラティGT
日産R35GT-R      大関  8J アウディTT
GHアテンザセダン    関脇  プジョークーペ407
F13BMW6クーペ    小結  アルファブレラ
ジャガーXF       前頭1  アルファ159
F06BMW6グランクーペ 前頭2 アウディA5スポーツバック
マツダRX-8       前頭3 CP3ホンダインスパイア
GJアテンザセダン    前頭4 アウディA5
Z30トヨタソアラ    前頭5 VC36スカイラインクーペ
レクサスSC       前頭6 KB2ホンダレジェンド
  

  改めて見比べてみると、先代のBMW6のリアデザインはとてつもなくセクシーですね、文句無しの東の横綱だと思います。マセラティGTはこの中では最高額のクルマなので当たり前ですが、良く出来ていますね。GT-Rはリアデザインでは横綱に迫る出来ですが、スポーツカー故にサイドのデザインでちょっと及ばなかったです。アウディTTはこの中でもひと際個性的なデザインで刺激的です。先代アテンザセダンはリアとサイドのデザインが秀逸です。日本車では敵無しだし、世界でも十分通用する抜群の造形美です。300万以下で買えるクルマにはとても思えません。   次回に続く・・・
  

  


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2013年02月20日

アテンザのショックアブソーバーを換えてみたい・・・

  メーカー保障が切れたら(あと4年も先だが・・・)ぜひやってみたいと思うのが、ショックアブソーバーの交換だ。日本車の多くは日本製のショックアブソーバーが使われているが、アテンザも2代目・3代目ともに国内3大メーカー(KYB・日立・ショーワ)が併用されているらしい。つまり若干ではあるが個体差が生じている(どれもコストが同じに設定されているのでほとんど性能に差がない模様)。この国内メーカーというのが曲者で、戦前からの安定シェアを獲得している会社で、しかも典型的な「B to B」ビジネスでユーザーの多くは全く実態がわからなかったりする。ドイツメーカーのように世界中のカーマニアに愛される製品を作るイメージとはほど遠いのだ(技術力は確からしいが・・・)。

  マツダのRX-8にはビルシュタインが純正で使われていたりするが、コスト的にギリギリのアテンザにはそこにコストをかけることが難しいようだ(マツダに訊くと国産でも性能が落ちることはないと返答される)。アテンザの一番厳しいところは、例えばトヨタの中型以上のクルマ(プレミオやクラウン)から乗り換えたときに、ほとんど違和感といえるくらいの乗り味の違いを「痛感」してしまうことだ(カッコいいクルマには、「がつん」がある・・・)。

  新車乗り出してすぐにこの乗り味は、とてもじゃないがトヨタユーザーの実家の両親を乗せたら確実に笑われるレベルだと思った。1ヶ月点検のときにディーラーに相談したのだが、「次のタイヤの交換までは待ったほうがいい」との返事だった。まだショックアブソーバーのバネが柔らかくなっていないせいもあるのかな?と思いしばらく我慢してのることにした。3ヶ月5000kmも走ると、以前ほどには気にならなくなってきた。部品が馴染んできたのだろうか、それとも自分のお尻が慣れてしまったのだろうか。それでも実家のトヨタに乗ると、明らかに乗り味が違う(このクルマは最初からゴツゴツはしていなかった)。

  関東マツダもアテンザユーザーのために、高性能なショックアブソーバーとタイヤを用意して商売すればいいのに・・・、と思います(30万で良くなるなら払いますよ)。ネットでいろいろ調べてみると、初代アテンザはドイツなどで大ヒットしたので、ドイツやオランダのショックメーカー(ビルシュタイン・コニなど)から対応製品が作られているようだ。

  新型アテンザ(MAZDA6)もまたドイツで大ヒットすれば、メルセデスやBMW、アウディを支えるショックメーカーのザックスがアテンザ向けに作ってくれるかもしれない(マツダの開発者はザックスだろうがKYBだろうがコスト次第と言っていますが・・・)。2年後にはMCがあると思いますが、ここで新型アテンザの真価が問われることになりそうですね。個人的な希望では、10万円高くてもいいのでショックアブソーバーをさらにレベルの高いもの(コストをかけて)にしてほしいですね。
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2013年02月17日

アテンザは雪道では要注意です・・・

  昨日は午後からドライブに出かけたのですが、途中の湯河原〜箱根間の「オレンジライン」で見事なまでのパウダースノーの雪景色が見られました。そんな感動も醒めやらぬ中、その先のTOYOターンパイクの入り口を過ぎたあたりの緩いコーナーに雪の吹き溜まりを発見し、スピードが出過ぎていて「ちょっとやばいかも・・・」と思った瞬間(思わずブレーキ)、クルマがハンドル方向とは逆の左前方へ滑り始めたのです。もちろんスタッドレスタイヤ装着です。ちょっとパニックになりながらも右へ切り足して(たぶんブレーキを緩めたかな)いると、再びグリップが回復して事なきを得ました・・・。

  今までちょっとばかりアテンザを過信していた部分があったかもしれないですね。いつも高速道路を走っているときは、一番楽に運転できるのはこのクルマだなと、周りのクルマ見回して思っていたりします・・・。どこ走るにも一番安全だろうと思って選んだクルマなので、ちょっと思い入れが強かったようです。やはりDセグセダンは約1.5トンの車重があるので、低μ路になるとどうしてもスポーツカーやハッチバックより制動が不利になりますね(これからはタイヤにもしっかり投資しなければいけないな)。あとホイールベースが長いので、コンパクトカーのイメージでの減速からのコーナーとは根本的に違います。山道で凍結なら、かなりのマージンを取らないと安全ではないですね・・・。

  帰りに山梨から神奈川へ抜ける山越えルートでも積雪がありました。前を行くヴァンガード(おそらく4WD?)とレガシィが競いあうように走っていて(ヴァンガードの煽りレガシィも熱くなってたか?)、後ろから付いていくのも大変でした。やはり4WDはコーナーからの立ち上がりで、ガンガン踏んでます。4輪加速だとスリップという感覚がないのかな?FFだといつものようにコーナー途中から踏み始めると、空転してるらしく立ち上がりが遅くなりますね。なんとなくですが、いつものように踏むと、運が悪ければズルっといきそうな気配がプンプンします。それなのでハンドルがある程度戻って、前を向いてからじゃないと恐くて踏めないです(2台の4WDにそこで置いていかれる)。

  クルーズカーとしてのアテンザの性能を高く評価していたのですが、思わぬ弱点を見つけて(気づいて)しまいました・・・。これを補完できるような雪山用の2台目のクルーズカーがほしくなっちゃいますね。しかも目の前であんなに安定して加速するクルマを見せつけられたので4WDがいいですね。新型アテンザのディーゼルに4WDを設定して、ディーゼルで4WDの燃費の悪さをカバーするのも良さそうですね。マツダのCX-5がディーゼル4WDで279万円というのは実はすごいお買い得価格な気がします。次期アクセラ(今年夏)でこれやって欲しいな!4WDでアテンザよりもホイールベースを詰めたクルマで、しかもアテンザに匹敵するくらいカッコいいというのが条件で探すと・・・。思い当たるクルマはそんなに多くないですが、昨日のドライブで合計3台も見かけたのがアウディTTでした。3.2Lの4WDでどれくらいの燃費なのかわかりませんが、とてもいい走りっぷりでした。お金に余裕があればこれもいいな。
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2013年02月02日

2代目アテンザ中古車がお買い得ですよ

  円高による逆風で利益がでなくなり、フォードに売却されマツダ独自の商品による新たな販売網の確立など、マツダを巡る環境が風雲急を告げる中で予定より早く販売が終わってしまった2代目アテンザ。旧型アテンザオーナーは新型アテンザへ乗り換えをすると○○万円の特別の値引きが付くらしいので、中古車市場に結構いい状態の2代目アテンザが多く出てくるかも。
  この2代目アテンザの初期のものはいろいろ不具合があったようで、2010年のMCで徹底的に改良が行われました。一番大きな変化は乗り心地と静粛性の大幅向上だったそうです。別のメーカーのショックアブソーバーに換えたのとエンジン周りの防音材を大幅に追加したとか(それで利益率が一層下がったのか?)。フォードに売却された2010年にけなげに商品力をアップさせるところにマツダのマジメさが伝わってきますよね。たぶん2008年のデビュー時はフォード出身の社長にコスト削減を強く迫られ、開発サイドには妥協せざるところも多くあったのかな・・・。
  そういう経緯もあって2010年のMC以降の後期モデルのほうが多少高くても確実にお買い得だと思います。前期と後期の外観上の違いは前面両サイドの下方に付いているフォグランプの形状です。四角だと前期、丸いと後期になります。自分自身も試乗して感じたのですが、同じ後期のセダンでも2Lと2.5Lがあってそれぞれ味付けが違います。乗り心地がいいのは17インチを履いている2.5Lの方で、これはおそらく新型を含め全アテンザの中で、乗り心地に関しては頂点だと思います。実際、あまりにも試乗車の乗り心地がいいので、特別なサスとショックとタイヤが使われているのでは?と思ったくらいです(早い話が30万くらいかけて全部交換すればいいわけですが)。タイヤも乗り心地に大きく影響します。ノーマルで太いタイヤを履いて、お金がかかりますがブリジストンの乗り心地重視のタイヤに変えることでだいぶ良くなります。またスタッドレスに換えても乗り心地が良くなります。ただロール感も大きくなり酔いやすいですが・・・。
  自分の所有する後期2Lのセダンも、最初は固くて嫌だったのですが8千キロ走行&スタッドレスで今はだいぶ違和感が無くなりました(自分が慣れてしまったのか?)。中古車も0.3万キロじゃなく1.5万キロくらいの方が、サスも柔らかくなっていて良いかもしれません。もし自分が中古で今買うなら、後期セダンの2.5Lで色はもちろんホワイトですね。このクルマは白が絶対にカッコイイです。街で他の色を見てもまったくいいとは思わないです。セダン・白の一択ですね。新型アテンザは白じゃなくてグレーなんですが・・・。
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2013年01月23日

二代目アテンザは名車

  2009年のリーマンショックはアメリカ・日本を含む多くの地域で景気を大きく後退させた。自動車メーカーも固定費引き下げや販売減による生産の見直しなどに追われた。さらに翌年には東日本大震災に見舞われ日本の製造業が競争力を一時的に失った。また日本で報道されることはなかったが、原発事故の日本から輸出される自動車に対する買い控えも影響があったと思われる。

  二代目アテンザは2008年に発売された。初代から全てにおいて進化したクルマであったが、これらの混乱のなか大きなインパクトは残せないまま、記録的な円高に突入し採算がとれないマツダは1ドル=75円でも利益がだせる三代目アテンザを前倒しして発売した。二代目アテンザは間違いなくマツダの渾身の一台だった。客観的に見てもしっかりコストがかけてあり、フラッグシップにもかかわらずマツダでもっともお買い得なモデルだった。しかしそれが仇となり世界中でかなりの数は売れたものの、ほとんど利益に貢献できなかった。このクルマを設計した人々はさぞかし悔しい思いをしたことだろう。

  GH系アテンザがいかに貴重な存在だったかを書き上げると涙が出てきそうだ。200万円台前半の設定でスポーツカー並みのサス(4輪DWB)を備え、スポーツカーに匹敵する抜群のデザイン(RX-7FDと同じデザイナー)。燃費と走行性能を両立した2LのNAの設定。しかもマツダMZRエンジンは2Lエンジンとしては抜群の出来。高級ホテルだろうが都内の一等地だろうが彼女を堂々と迎えにいける存在感。フロントからリアまで隙のないデザイン。4ドアクーペを思わせるリアウインドの角度。リアワイパーは無くて正解だ。三代目よりもずっとプレミアムな佇まい。etc

  この二代目アテンザと同時期の日本メーカーのモデルは同様に正当な評価がされないままモデル末期に突入していたりする。現行のスカイライン(V36)や前モデルのクラウンなども本来ならもっと評価されていいクルマだったと思う。ホンダのレジェンドやインスパイアも同様だ。日本のセダンは結果的に大きくつまづいたが、今後巻き返すことも可能だと思う。なにより正当な評価がされることなく製造を終えてしまったGH系アテンザを大事に乗っていきたい。
  
posted by cardrivegogo at 05:26| Comment(0) | GHアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

乗り換え最有力候補は?

  当分乗り換えは考えていないですが、万が一クルマが使用不能になったらどうしよう?中古の2代目アテンザ(2010年)150万円でもちろんいいのだけど、日本のためにも新車で買ってあげたいとも思ったりします。

  条件は・・・、 (1)国産のDセグかCセグ  (2)150~200馬力  (3)燃費は10km/L走れるくらい(カタログ燃費15km/h) (4)4輪ダブルウィッシュボーン(DWB)  (5)4シーター  

  つまり2代目アテンザそのままなんですが、これに当てはまるクルマが実に少ない。現行だとトヨタマークX・トヨタクラウン・レクサスIS・日産スカイライン・ホンダアコードくらいしかありません。2LのNAとなるととうとうアコードだけになりました。やはりDWBはコストかかりすぎなのでしょうか・・・。一度DWBのクルマでワインディングを走ってしまったらもう今さら他のクルマ乗れないです。ストラットだからといって大して変わらないという話も聞きますが、試乗でどうやってアップダウンを体験できるようなルートまで行けばいいのか?少なくとも以前乗っていたストラットのトヨタ車には戻れないですね。4輪ストラットのカムリHVなんてパッケージは良さげですが、2代目アテンザとは似て非なる存在だと思います。

  3代目アテンザが出たとき、マツダはもう4輪DWBのセダンは作らないのかなと、とても寂しい気分になりました。なんかとても裏切られた気分すらしました。マツダ車には今後はRX-8の後継モデルにDWB装備を期待するしかなさそうです。4シーターで4ドアで8よりちょっと広く作ってくれれば・・・。もしくはマツダ工場でアルファロメオ166とか作ってくれれば立派な国産車なのですがね。いまのところ2代目アテンザへの思いを受け継いでくれるモデルは、後席を拡大してデザインも個性的になり2代目アテンザの存在感に限りなく近づいているという新型レクサスISかなと感じています。お金貯めとかなきゃな・・・。
posted by cardrivegogo at 06:24| Comment(0) | GHアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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