2014年03月24日

アテンザXDはクルマ雑誌でやたらと登場するようになったな・・・

  新型スカイラインが発売されました。いつも信号待ちの時に目に付くレクサスの向かいにある日産では、堂々と新型スカイラインが飾られ、外からでもシルエットがくっきりとよく見えます。向かいのレクサスもそうですが、3BOXセダンを展示するときは、サイドラインがよく見えるように置くわけですが、新型スカイラインにとって最大の欠点がサイドデザインだと思っているので、そんなにムキになって見せつけられても・・・。

  先日届いた某雑誌のクルマ比較記事で4台の「プレミアムDセグ」が登場していましたが、その4台が「BMWアクティブHV3」「スカイライン350GTHV」「レクサスIS300h」そして「アテンザXD」。このアテンザXDの扱いを見て「仲間入り」と見るべきか?「かませ犬」と見るべきか?マツダファンとしては複雑な気分。どんな「扱い」がされるのかドキドキしながら読み進めました・・・。

  今回はスカイライン中心の企画のようで、案の定アテンザの扱いは「かませ犬」以下。BMWとスカイラインは6気筒のガソリンエンジンが載っているわけで、どう考えても4気筒ディーゼルでは乗り味で勝てるはずがない・・・なんて擁護したくなる気持ちをぐっと堪えて「ザ・提灯記事」を読みすすめる。アクティブHVこそが「王道3シリーズ」みたいな感じで紹介される辺りから違和感が相当あるんですよね、主力の320dでいいじゃん。知らない人が見たら「さすがBMW!日産やレクサスの2倍近くもするのか!」ってなっちゃいますよ。確かに「リアルBMW」はもっと高価ですけど・・・。

  早い話が「300ps」クラスのBMWとスカイラインと「200ps」クラスのアテンザとIS300hという線引きがあって、300psクラスは実燃費が10km/Lこえるかどうかくらい。200psクラスなら15km/Lは行く。大雑把にいうと馬力に燃費を乗するとおよそ「3000ps・km/L」といったところ。だけどスカイラインとレクサスはもうちょっと伸ばせるらしいし、アテンザはハイオク3台を敵に回して唯一の軽油仕様なので出費は減る。そもそも「マイルド」HVなんて今どき使っているのは日本にも北米にも無くてメルセデスとBMWだけ・・・。こんなシステムでは、環境性能において最新の日本車に勝てるわけがない。

  さらにデザインについても言及すると、300ps組(BMW、スカイライン)は前面デザインばかりに力が入っていて、サイド&リアからのアングルはなかなかヒドい。なにがプレミアムブランドだか・・・、ジャガーなんかと肩を並べるつもりなら確実に「やり直し」レベル。その一方で200ps組(アテンザ、IS)はサイドもリアも意匠の入ったこだわりが見られ、これでフロントデザインがアクが強かったら、ちょっと痛いので、フロントはやや控えめ。これぞトータルコーディネート!これぞプレミアムサルーンの有るべき姿じゃないの?

  ご丁寧にも4車のサイドデザインを大きく見せるページまで付いている。これだけでも600円の価値はありそうだな(マツダ特集は最低の内容だったが)。見事に車両価格の低い順番にカッコイイ。つまりアテンザが断トツでカッコ良く、BMWが異次元にかっこ悪い。やはり3シリーズは所詮は「◯◯◯カローラ」だ・・・本家に良く似ている。フロントガラスの立ち加減から、サイド後方のまるでデザインを放棄したようなやる気の無さも同じ。エアロを売るための戦略としか思えない。

  アテンザは源流となるコンセプトカー「SHINARI」のスポーツクーペ調のシルエットを守っている。一方で他の3台はカムリやレガシィと同じ中型セダン調の「大型サイドウインド」仕様。かわいらしいサイドラインを入れた「IS」はまだ好感が持てるけど、300ps組の2台は「迷走」だか「凡庸」だかわからんけど、セダン不人気を後押しするような気怠さしか感じない。アテンザだけがプレミアムセグメントではないけど、なぜかアテンザだけが「合格」レベル。

  マツダファンなので、どうしても色眼鏡で見てしまうのかな。それでもやっぱりアテンザのデザインは良く見える。最近ではクラウンやアコードなどの比較相手にもアテンザが登場してましたが、この調子だと新型Cクラスの相手にも「異例」の抜擢がありそうな予感です。





「最新投稿まとめブログ」へのリンク
posted by cardrivegogo at 11:32| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月15日

RJCカーオブザイヤー受賞:アテンザの評価ポイントは?

  新型アテンザについて、いままで断片的に貶したり褒めたりを9:1くらいで勝手にほざいてきたのですが、とうとうプロのライターさんが選ぶ「権威ある賞」を受賞しました。だからといって評価が一転するということはないのですが、いままでは徹底的に比較対象にしてきたのが、先代のアテンザだったので著しく評価を低くしていたのでどうも辛口だったという自覚はあります。

  これが現行モデルの中で比較するならば、結果としてRJCカーオブザイヤー受賞も十分に納得できるものだと思います。それほど目立って強力なライバルがいなかったせいもあって、まあアテンザかもなくらいには思ってましたが・・・。最大のライバルは新型フィットだったと思いますが、ホンダの力作には違いないのですが、基本的に「キープコンセプト」だったこともあり、大きなインパクトもなく、衝撃で考えるならばアテンザの楽勝だったと思います。

  そんなアテンザも来年は大賞を争うであろう、新型アクセラと新型スカイラインと比較したら、足元にも及ばないのではないかと思います。今年がレベルが低いのか、来年のレベルが高すぎるのかはいろいろ意見があるとは思いますが、「日本人に新たなクルマライフを与える」という意味でも、アクセラとスカイラインのFMCは非常に革新的なのは間違いないです。

  さらに失礼を承知で言うと、プロのライターさんの「総意」と言えるRJCが、先代よりもあらゆる意味でスケールダウンさせて、輸入車っぽいデザインに仕立てただけのアテンザを大賞に選んでしまって良かったのでしょうか?今回のエントリーからアテンザを選ぶならば、プロライターじゃなくてクルマにまったく興味がないような一般人の投票でもOKだったと思います。

  むしろコストダウンを優先させたマツダをユーザーを代弁して断罪するのがプロライターの役目だと思うのですが・・・。COTYってコストダウン・オブ・ザ・イヤーって意味なのか?といったブラックなジョークが。まあ今回の一件でライターの皆様が業界に完全に取込まれた存在だということが改めて明らかになったと思います。

  プロライターの誰もが先代アテンザの良さなんて覚えてないし、どう変わったなんて興味もないし、「走りが良くなった」なんて無責任なことを言うわけです。「走り」の定義って何?高速道路を吸い付くように走ればいいのか?「走る・曲る・止まる」が良いというなら、それはアテンザのデビュー時からとっくに達成されていたことで、ポルシェ以外のドイツメーカーになら絶対に負けないブレーキも付いているし、BMWやメルセデスなんかよりも断然に良く曲りますよ?

  今回のアテンザでマツダがこだわった点は「解りにくいことは止めよう」という割り切りがとてもよく発揮されていることです。マツダ車を評して「真面目なクルマ作り」と言う人がいますが、99%の人にとってそんなことはどうでもいいことを無理矢理に大衆車に詰め込んでいるわけです。

  実際に先代アテンザはライバル車のF30(BMW3)に対して、「遮音性」「サスの性能」「エンジンの基本性能」「トランクのヒンジ」「ハンドリング」「後席の居住性」などあらゆる面で上回る性能に設定して溜飲を下げていました。しかしBMWはマツダに対抗できないことを理由にNAモデルを日本に導入しないなどの対応をしたため、アテンザの良さが一般に伝わることはありませんでした。つまりほぼムダだったわけです。

  新型アテンザでは、まず「エンジン」「サス」「ヒンジ」を妥協してF30と同等のものへグレードダウンしました。個人的には「ロングストロークエンジン」と「ストラットサスペンション」が許容できないです。当然ながらハンドリングも悪くなりました。まあBMWと同等ぐらいですが・・・。ディーゼルの導入が受賞理由とされていましたが、先代後期モデルの遮音性は非常に高かったのに、なんでうるさいエンジンを載せる必要があるのだろうと感じます。

  2008年の先代デビュー時は、高級セダン路線を志向したにもかかわらず乗り心地と遮音性で落第とされ、2010年のMCはマツダのディーラーがぶったまげるほどの改良が行われました。マツダディーラーで訊けば解りますが、2010年のMCの社内のインパクトは相当だったそうです。乗り心地と遮音性は飛躍的に向上し、マツダが目指す次期高級セダンの「プロトタイプ」が作られました。そして満を持してFMCによって・・・これまでの「スポーツ」のイメージをバッサリと切り落としました。

  コストダウンして切り詰めた部分をすべてエクステリアの造形と塗装に回して、高級車然とした誰もが一目置くような重みのあるデザインを取り入れました。2010年の先代MCの時も前期モデルのブサイクなフォグランプとグリルを取り替えて、「フェイスリフト」と言っていいくらいの改良が行われていて、私はそのデザインに普遍的なオーラを感じ取り新車購入を決意したのですが、新型アテンザのデザインにはそこまでの「何か」を感じることができません。決して悪いデザインではないですが・・・。

  先代後期モデルはなりふり構わずコストを使って作りましたが、円高&不況でマツダはピンチになりました。これ以上赤字体質を続けることができず、半年前倒しにしてFMCを行いました。足回りの熟成は・・・、AWDの設定は・・・、こんな見切り発車のクルマなんですが。「判官贔屓」の日本のライターさんたちなんでしょうねきっと・・・。

  



ラベル:セダン アテンザ
posted by cardrivegogo at 05:26| Comment(2) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月08日

アテンザMC! 衝突安全ブレーキやレーンキープって必要?

  どうもイメージばかりが先行してしまっていて、とりあえず有った方が良いということになっている「衝突安全ブレーキ」です。メルセデスもBMWも躍起になって現行車に付けまくっていますが、「プレミアムブランド」をトップダウンで号令しているマツダも当然ながら追従します。

  スバルやマツダにとっては、一般に安全性が高いと思われているドイツ車よりも一歩先んじたところに「安住の地」があります。常にドイツメーカーに追われる側になって初めて「存在価値があるブランド」なわけです。メルセデスやBMWよりも「つまらない」クルマを作ってはいけないというなかなか過酷な状況です。

  近年どちらも精力的なプロモーションが目立ちます。フォレスターを半年で10万キロ走らせてみたり、アメリカのレース(グリーンカー部門)でディーゼルスポーツで優勝してみたり・・・。「寄らば大樹の影」というべきか、ニュル最速を争うマシンは今やトヨタ・VW・GM・ル日の「4大グループ」のどれかの看板を背負って走っているわけですが、スバルもマツダも今後は「トヨタ」印で走ることになりそうですね・・・。

  ただ400ps以上のマシンなんていくら作っても全世界のほんのわずかの人しか喜ばないクルマだと思います。たまに神奈川や埼玉の近隣県に出掛けると、トラクションが全くかからず、スリップして上手くスタートできない旧型のローレル/グロリアなんかにお目にかかります。400ps以上にチューンされたクルマは「バカな人」には乗れないのだなと良くわかります(私にも乗れませんが・・・)。

  先日もフェアレディZをドリフトさせて、通学中の小学生を「薙ぎ払った」忌々しい事件がありましたが、いよいよドリキンの「hot version」も販売自粛に追い込まれちゃうかもしれません(大人のDVDと一緒でネットでいくらでも売る事はできるでしょうが・・・)。「ドリフトごっこ」は失礼ながら名古屋や大阪近郊だけの現象とか思いきや、埼玉県道などもなかなか対策が進んでいなくて「ブレーキ痕」が残るところも多いです。東京西部に住んでいますが、金曜・土曜の夜になると「Z」「FD」「S2」「STi」などが次々と北上していきます(迷惑この上ないですね・・・)。

  ちなみに乗っている人は・・・、40代以上が多いです。当然に所得や資産もそれなりに多い層だと思います。クルマの動きを見ていれば、ドライバーのだいたいの経験年数わかりますよね。峠で走っていても夜中なら滅多に危険と感じることはありません。ヘッドライト以外に灯りがない道路でこんな「遊び」を長年続けている人は、たいていは安全運転のプロです(過信は禁物ですが・・・)。

  見ていると彼らにとって「衝突安全ブレーキ」などよりも「ハザードランプ」こそが最強の安全装備なのだと思います。驚くほど多用してくれるので鉢合わせしてもまったく怖くありません。「ハザードランプ」の機能をもっと充実させて欲しいとかは特に思いませんが、ウインカーを出さずに突っ走っていくアホにナビが警告するシステムもしくは、自動的に通報するシステムを作ってもいいんじゃないでしょうか。ウインカー不表示30回で略式「検挙」でお願いしたいです。



↓「峠の魔王」は確かに面白いですが・・・

posted by cardrivegogo at 14:32| Comment(1) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

アテンザXDの前に沈黙するドイツ車好き・・・だけど

 ドイツ車好きの方のブログは見ていて面白いです。主にメルセデスやBMWの新型モデルを試乗の上で分析している方が多いです。どれも私にとってはあまりにも難しいことを書いていて、ブログ主の主張の80%くらいは理解できていないです。それでも雑誌メディアがべた褒めしかしないクルマを真摯に批評していらっしゃるので、一生懸命に理解しようと何度も読み返したりしています。

  そんな彼らの試乗レビューはほとんどがドイツ車で埋め尽くされているのですが、その中に1台だけアテンザXDが含まれていることが多かったりします。どうやらドイツへのリスペクト全開で登場したアテンザは、彼らの中ではもはやドイツ車の括りになりつつあるのかなという気がします。といってももっぱら興味があるのは特に欧州色が強いXD(ディーゼル)のみのようですが・・・。

  この1年あまりでメルセデスといったら「ブルーテック」でBMWといったら「d」といったディーゼルが日本でも定番になった感があります。どちらもガソリン6気筒モデルの高価格化が進み、BMWに至っては5シリーズの直6ターボが最低でも800万円を超えるほど「プレミアム化」しています。5シリーズに直4ターボはあまりにも忍びない方々にとっての受け皿となっているのが、523dというディーゼルのモデルです。

  「E350ブルーテック」「523d」「アテンザXD」を比較した記事が幾つかありますが、周知の通りアテンザXDがエンジン性能においては一歩抜け出した存在になっています。この事実をドイツ車好きの皆さんは真摯に受け止め、マツダの技術の高さを讃えた上で淡々と語っています。マツダのディーゼルは比較的軽量でドイツ勢よりも加速性能に優れていて、高回転でもトルクが上がり続ける。しかも静かで揺れが少ない!ボディマウントの方法に差があるかもしれないので単純には比較できないが、マツダのディーゼルが非常に高い水準にあることは間違いない・・・。さすがは高級車ユーザーだけあって余裕がありますね。かつてBMW3に毒づいていた自身の記事が恥ずかしい限りです。

  マツダの技術の高さは認めるけど、メルセデスやBMWにはちゃんと本国にもっとハイパフォーマンスのディーゼルエンジンがあるんだよ!というドイツ車好きとしてのプライドをきっちりと示します。どうやら日本の乗用車向けディーゼルの排出規制が厳しいこともあり、まだ導入できないようですが新型Cクラス&新型スカイラインの日本発売に合わせて、メルセデスのハイパフォーマンスなディーゼルがやってくるという噂もあります。さすがにマツダにパフォーマンスで遅れを取っていてはメルセデスも恰好が付かないですから当然でしょうか・・・。

  それでも新型ディーゼルでマツダを圧倒したところで、盟友の日産が開発したハイブリッドやディーゼルなどの重量エンジンによるフロントヘビーに耐える新機軸「ステア・バイ・ワイア」が同時に登場するので、それを先に搭載するスカイラインによって、またまた日本車に主導権を持っていかれそうな、踏んだり蹴ったりな状況が予想されます。

  BMWはメルセデスと違ってかなりの広告費を投入していています。雑誌のコラボ企画では320dの拡販を狙っていて、燃費テストを実際に行うようです。「1000km走破!無給油で達成!」のような見出しで、環境性能の高さと「それなり」の走行性能をアピールしています。エンジン屋のBMWからしてみたら、所詮はディーゼルなのだからスポーツ性能を誇る必要なんてないだろ!と言わんばかりです。まあこれも正しいアプローチだなと妙に納得します。ちゃんと価格も抑えられていますし・・・。

  アテンザXDは結局のところドイツ車ユーザーによって「祭り上げられて」しまって、マツダもすっかりその気になってしまったようで、「ガソリンモデルを廃止するか?」と言い出しそうな勢いです。次期アテンザ(もしかしたら次のMCから)は2.2Lディーゼルと2Lハイブリッドの2本立て!みたいな「暴挙」に出たら・・・。軽いセダンこそがマツダと信じていた初代・先代のアテンザファンにとっては複雑な思いがします。


BMW3に毒づく⇒関連記事




posted by cardrivegogo at 05:27| Comment(5) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月10日

アテンザのMCでHV追加以外に期待したいことは・・・

  まだ未発表ですが、アクセラセダンの2Lハイブリッドは、自分のようなサンデードライバーにとっては、総合的に高得点なクルマとして生まれ変わりました。久々に”ライフスタイル”をあれこれ連想させるような、素晴らしいクルマが登場しました。軽く20km/Lオーバーの燃費を駆使すれば1000km無給油で走れます! 昼夜問わずにプライベートなシチュエーションに使えそうな洗練されたデザインも素晴らしい! これで”官能的”な加速感まで備わっていたなら・・・ちょっと期待しすぎか。

  アクセラはハッチバックがこれまで一般的でしたが、新型はセダンのスタイルが白眉です。従来もクラストップクラスの大型ボディでしたが、さらにワイド&ローとなって、Cセグセダンがなかなか逃れられない「寸詰まり感」をかなり軽減して・・・、いやとうとう限界を超えたと言ってもいいでしょう。

  セダン同士を比較すれば、もはやアテンザより優っているのではないかとすら思います。アクセラセダンの均整のとれたボディに対し、アテンザは中国版アクセラ「ロングホイールバージョン」といった風情に見えてしまいます。やはりどう見ても不自然なんですよね、アテンザのサイドラインの広大さは・・・。そもそもは新型アテンザのサイズがなぜあれほど大きくなる必要があったのか?それに関するマツダの発するコメントに「詭弁」が含まれているのではないか!と私は思っています。

  マツダの主査はアテンザのデザインについて「デザイン上の必要で無理矢理にボディを大きくすることを認めてもらった」と語っていますが、この発言の裏にはある秘密が隠されているように思うのです。マツダは先代アテンザに関しては先輩に当たるホンダ・アコードの「北米・欧州2サイズ設計」を取り入れていて、ボディを北米サイズに拡大して、V6の3.7Lエンジンを載せるという、当初のアテンザのコンセプトを完全に無視したクルマを現地生産(フォードOEM)で発売していました。

  そして新型アテンザはデザインによる要請で拡大したのではなく、北米・中国市場のトレンドを十分に汲み取った上で、従来の欧州日本サイズを廃止して、北米サイズへ一本化しました(これもアコードの真似か?)。よって日本導入モデルに関しては車幅とホイールベースを大幅に拡大することが「大前提」として決まっていたのだと思います。デザイン云々というのは、後付けもいいくらいの「方便」に過ぎない理由でしかありません。新型アテンザのデザインが決して悪いとは思わないのですが、あのサイズにデザインから要請される「必然性」があるとは多くの人は感じないと思います。

  あくまで個人的な意見ですが、もしあのサイズにデザイン的な「必然性」が仮にあるとするならば、あの素っ気ないリアデザインがまったく理解できません。ジャガーXJやキャデラックCTSのような後ろから一目で解るくらいの特徴があるテールランプや造形が付いているならば、サイドのデザイン(ショルダーライン)を強調して、特別なフレーム感のあるスペシャルなデザインとして完成していたとは思いますが・・・。

  さてここまで辛辣にアテンザのデザインに注文を付けましたが、なんだかんだ言ってもこのデザインは好きです。先日ディーラーに行くと明るい店内に赤のセダンが置かれていました。オイル交換の待ち時間でじっくりと眺めましたが、先代のデザインと最も変わっているのは、サイドパネルの立体感だなと改めて思いました。特に赤によって3D感が強まり、実際にはそれほどでもない部分がダイナミックな曲線に見えます。塗装によって素材の質感まで変わって(良くなって)いる気がします。

  来年?に予定されるMCで今の全体的に整った表情に、もっと我の強さを出した個性が加わると、さらに良いなと個人的には思います。そして北米では登場が噂されていますが、アテンザクーペを日本でもぜひ売ってほしいと思います。ルーフを下げて、ホイールベースを詰めて、ハンドリング性能を向上させた! これだけでも十分にクルマの価値は上がるはずです。FFセダンをクーペボディでハンドリングマシンに仕立てあげる手法は、マツダがおそらくお手本にしているホンダの北米アコードでも行われていて、セダンから一新されたセクシーなクーペボディは人気を博しています。

  アテンザ・ワゴンと同じか、もしくはさらに全長を4730mmくらいまで縮めたスペシャリティクーペは北米ではほぼ確実に発売されるでしょう。新型アテンザが大型化で失った「ハンドリング」を取り返す大きなチャンスだと思います。実際に登場したら日本市場で正規で発売されないなら、オーストラリア向けの右ハンドルを並行輸入してでも手にいれたいなと思います!おそらく売れるので、日本でも売って!



アコードクーペ動画・・・カッコイイですよね




posted by cardrivegogo at 05:12| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月21日

やっと一般の新型アテンザに遭遇!

  東京都の西部に住んでいますが、ディーラー前に飾ってあるのではなく、一般の人が運転してる新型アテンザセダンの白にやっと遭遇しました。交差点に突入したところ対向車線の右折待ちの先頭がそれだったです。突然現れて意表を付かれたので「なんだあのクルマは?」という一瞬の興奮の直後、「お!新型だ!しかもセダンだ!」と気づきました。いつも同型アテンザ(2代目)に遭遇すると、興味本位でどんな人が乗っているか見ちゃうのですが(たいてい相手も見てきますね)、こちらの好奇心溢れる視線を知ってか知らずか、40~50歳くらいの痩せ形の男性はこちらにはまったく無関心でした・・・。新型アテンザのユーザーはそもそも2代目アテンザがどんなのだかよく解ってないのかもしれません。完全なるこちらの片思いだったようです。それでも私は2代目ユーザーですが、初代アテンザにもちゃんと敬意を払っていますし、メーカー保証が切れて大胆に改造しているクルマもあるので、とても興味があります。あまり好きでないワゴンタイプにもとても親近感を感じるのですが・・・。
  3代目アテンザは嫌いというわけではないのですが、個人的にいくつか問題点があると思っています。発売を前倒しにした影響からか車体後部のデザインが未成熟な気がします。大径ホイールを履いているせいなのか、後輪のフェンダー周りがとてもショボく感じます。2代目アテンザのデザインはリア(グラマラスな後輪フェンダー)とサイド(リアのフォルムが4ドアクーペ的なサイドシルエットにつながる)が肝だったりするので、そういう視点で見た時に、3代目のリアフェンダーがスリム(ぺったんこ)な点が「妥協」に見えてしまいます。リアランプのデザインもトヨタやヒュンダイとの類似性を指摘されたりして個性に欠けるので、せっかくのデザインがもったいないなと思います。今後、クーペやMSPを発売するタイミングでのリアデザインの変更もしくは、早急にリア部分のエアロパーツのオプション発売をしてくれないと買い替える気が起きません。
ラベル:アテンザ
posted by cardrivegogo at 06:07| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月08日

新型アテンザはプロモ不足?

  
  絶賛の新型アテンザのバックオーダーが約5000台、一方デザイン変更がかなり物議を醸している新型クラウンのバックオーダーは約15000台。元々のブランド価値から考えればアテンザ右矢印2でクラウン下矢印2な気がします。
  トヨタにしてみたら、代わりにレクサスが売れるだけだからいいのかも。クラウンユーザーがマツダのアテンザやスズキのキザシに乗り変えることはないでしょうし・・・。マツダのディーラーの人も言っていましたが、新型アテンザの試乗に来るのはBMWやジャガー、audiといった輸入車ユーザーばかりだとか。新型の国産車が輸入車からシェアを取り返しているのは素晴らしいことです。逆にクラウンユーザーはちゃんとレクサスへ行ってるのか?ちょっと気になります。レクサスより割安感がある輸入プレミアムモデルも増えているので、レクサスへ完全移行とはいかないと思われます。「クラウン⇒輸入プレミアム」と「輸入プレミアム→アテンザ」で輸入車右矢印2ってことになりそう・・・。でもまあ実際はそんな単純な話ではなく、「新型アテンザはちょっと大きいから、次はメルセデスの新型Aクラスにしよう」とか「BMW3に乗ってるけど、新型クラウンのデザインのほうが個性的でいいかも」といった逆の動きもあるのかも。
  新型アテンザは新機能をたくさん盛り込んでしまったせいか、「2013年版 間違えだらけのクルマ選び」でその機能の説明がずらずら書かれていますが文脈に埋もれてしまっています。「ちょっと高い」って評価はおかしいくらいなんですが、そのバリュー価値が正しく伝わっていないような気が・・・。150万円のVWのup!のほうが充実の安全装備と思っている人もいるのでは!?せっかく標準装備した「アイサイト」と「横滑り防止」と「サイドエアバッグ」をup!も同様に備えていて同時期の発売というのはタイミングが良くなかったかも。トヨタの2.5LでFRのマークXより価格が高くなってしまったのもキツいですね。もっともマークXはG'sのエアロパーツop(80万くらい)が魅力でこれ付けた状態がノーマルのアテンザだと考えれば、アテンザのほうがお買い得なんですけど。
  新型アテンザのプロモーションには意外なライバル(VWのup!)やマークX他を全て上回るバリューなんだということをハッキリ判らせる必要があると思います。相手はどちらも年間800万台以上作る巨大メーカーですから、その辺はとても巧みです。up!のプロモーションをみてもかなり手強いです。トヨタには国内最強の販売網があり、そのディーラーが一斉に「マークXの方がお買い得」と言ってきます。カッコイイ&ディーゼルでもそれなりに売れると思いますが、せっかくの「歴史的名車」(by山内MAZDA社長)なのだからCMやパンフレット(豪華だけど訴求性が・・・)を含めもっとプロモーションをもっとどうにか出来るのでは?と思ってとてももどかしい気分です。


posted by cardrivegogo at 06:00| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする