2013年05月20日

アテンザの「スペアカー」候補 その3

 <候補その4> ホンダ「レジェンド」
スタイル★★★★☆/ハンドリング★★★★☆/高速安定性★★★★★/居住性★★★★★
  (先代モデルの中古車なら200万円〜・次期モデルの予想価格700万円〜)

  2012年に惜しくも生産中止になってしまいましたが、その先進のメカニズムは更なる進化を遂げて今年また復活すると言われています。そのスタイリングは発売から10年近くが経った今でも抜群で、街角で見かけるとレクサスLSやBMW7シリーズといった超高級車よりも「オーラ」があります(あくまで私の主観ですが・・・)。何より「駆動システム(SH-AWD)」の先進性に強く惹かれます。スカイラインGT-Rの頃から4WDはハンドリングに難があるとされてきました。ホンダは4WDの乗り味&ハンドリングの向上に全力で情熱を傾けた結果、「4輪操舵」システムへたどり着いたのですが、全世界をひっくり返す「スーパースポーツセダン」になるはずが、同時期に登場した2代目プリウスの大ヒットの前にホンダのHV技術が完敗するなど、ホンダブランドに対する「逆風」が凄まじかったせいで話題性は低かった・・・。

  さらにこのレジェンドにとって不運だったのが、まもなく「日産GT-R」が発売され、国産はおろか世界最高クラスの動力性能を引っさげた「スーパーカー」が1000万円以下で買えてしまうということで、レジェンドの存在がマイナーなものになってしまった感があります。しかも厄介なことにGT-Rは4シーターということもあり、「スカイライン」の派生車種と認識され「国産最速3BOX」を目指したレジェンドからその地位を奪っていきました。車体の大きさを考えればレジェンドとGT-Rは「ほぼ別のクルマ」であり、確かにGT-Rは凄いクルマですが、レジェンドもまた「孤高」の性能を誇る「スーパースポーツセダン」です。ホンダはこのクルマでドイツ車に「引導を渡す」つもりだったのだと思いますが・・・。

  まったくもって生まれてくる時代を間違えたとしかいいようがないクルマなのですが、今だったらもっと評価されてもいいクルマなのでは?という気がします。それでも3.7Lで4WDでは当然ながら燃費は期待できないので、中古車市場でも低い評価にとどまっています。そこでホンダは今年の末に発売する次期レジェンドをHV化した上で、改良型の「SH-AWD」を投入すると発表しています。これでアテンザにも匹敵する(もしくは凌駕する)「ハンドリング」と「燃費」を獲得しつつ、4WDの特徴を生かしてアテンザを上回る直進安定性を誇り、さらに出力は「ps」でおよそ2倍で、「トルク」もアテDを超える(50kg・m以上?)「ハイパワー」を実現するようです。クリーンディーゼルのアテンザが登場して「夢のクルマ」という表現がされましたが、次期レジェンドはさらなる「夢のクルマ」として大絶賛されるのではないかと思われます。

  ホンダの「次期レジェンド」の構想は、これまでユーザーを「だましだまし」やってきた世界のセダンのスタンダードを変えてしまうほどのポテンシャルがあると思います。ただHVの大出力にどのようなミッションが採用され、どういう乗り味を実現するかはまだまだ未知の部分が多く、ホンダの説明によると「次期NSX」の駆動システムをそのまま使うグレードも設定するようです。他にも懸念があって、「価格」はどれくらいになるのか?また北米中心に開発が進んでいるようで、「サイズ」が日本では非常に使いにくいものになるかもしれません(「NSX」は日本発売がないと言われています)。ホンダとしてはこの「次期NSX」と「次期レジェンド」で日産への「復讐」を果たすのであれば、じっくり作り込んで万全の体制で発売してほしいと思います。


↓ターボのセダンはやっぱり邪道。レジェンドはぜひNAで!

 


posted by cardrivegogo at 22:28| Comment(0) | ホンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

アテンザもいいけどレジェンドも素晴らしい・・・

  番付の一番下の5台となりました。それぞれのクルマのオーナー様に一言お詫びを申し上げたいと思います。西前頭4枚目のアウディA5ですが、「このクルマがアテンザより下な訳ないだろ〜」というお気持ちも当然あると思います。このメンバーの中ではA5の2ドアの配置が弱点になっているように思います。他の2ドアモデルはドアのないサイド後方のデザインが退屈にならないように工夫されていますが、BMW6の除くドイツ車はそこをシンプルに作るのが美学とばかりに「味気のない」サイドデザインを展開することが多いようです。E92BMW3クーペやC207メルセデスEクラスクーペなどはドア後方の側面面積の「無機質な」広さが気になります。その中でこのA5はフロントからリアに至るまでのデザインに清潔感があり、とてもよい一台だと思います。


  東              西
E63BMW6クーペ    横綱  マセラティGT
日産R35GT-R      大関  8J アウディTT
GHアテンザセダン    関脇  プジョークーペ407
F13BMW6クーペ    小結  アルファブレラ
ジャガーXF       前頭1  アルファ159
F06BMW6グランクーペ 前頭2 アウディA5スポーツバック
マツダRX-8       前頭3 CP3ホンダインスパイア
GJアテンザセダン    前頭4 アウディA5
Z30トヨタソアラ    前頭5 VC36スカイラインクーペ
レクサスSC       前頭6 KB2ホンダレジェンド

  Z30トヨタソアラはとても20年以上前のデザインとは思えないほど良く出来ています。さすがに内装は年代を感じてしまいますが、150万円で手に入れて内装に100万掛けて乗ってみたいなと思えるくらいエクステリアはすばらしいです(エンジンはトヨタなので30万キロ余裕ですね)。いわゆるトヨタの「確変」デザインというヤツだと思います。トヨタはたまにかなり斬新なデザインのクルマを投入することがあって、大抵は発売直後は不振だったりします。しかし10年後に改めて見ると、「トヨタの新型車よりカッコいいじゃん」という不思議なことが起こります。全然色あせない普遍性を持ったデザインのクルマがトヨタには何台か存在します。例えば最終型セリカやヴェロッサなどは、15年経過した今でも現役バリバリというくらいのエッジの効いたよいデザインをしています(いずれも内装が惜しいですが・・・)。

  スカイラインクーペは現行のVC36型になって、ドイツ車のフロントとフランス車のリアといういいとこ取りのデザインがかなりウケたように思います。VC35型も個性的なデザインで人によってはこちらが良いという人もいるくらいですが、他のクルマと比べる要素がない規格外すぎる部分もありました。VC36型はかなり分かりやすいデザインへと振っているのですが、そのせいか最近ではやや古臭いイメージがあるように思います。それでも今も尚、日本代表のスペシャリティカーであり、日本の公道を走っていれば、ベンツやBMWよりも注目を浴びます。

  レクサスSCはどうやらほとんど売れなかったようで、関東ではあまり見ないです。しかし関西の都市部を走るとよく見られます、京都などはレクサスが大好きなようで、山中越で見かけたのが印象的でした。このクルマはフロントが典型的なトヨタ高級車顔なのですが、リアのデザインはE63BMW6に迫る見事な作りをしています。こうなると「クラウン顔」に注文が付けたくなります。フロントのデザインは悪くないのですが、スペシャリティカーとしてVC36スカイラインクーペと比べると明らかに地味です。リアのデザインはVC36スカクーを上回る出来なので、トヨタには新しい顔を用意した新SCを期待したいと思います(屋根が開く必要はない気がします)。それでもこのクルマはそこら辺を走っている輸入車よりも断然に優雅でラグジュアリーに見えます(満足感は高いです)。

  最後にレジェンドですが、このクルマが20番目の評価なのは、この20台で一番マジメなデザインに仕上がっているからです。「セクシーなリアデザイン」にプライオリティを置かずに「質実剛健」で評価すれば、アウディA5とトップ争いになるでしょう。これまで散々にリアデザインについて言ってきましたが、そこばかりでデザインが決まるわけではもちろんありません。あくまでマジメな商用車がたくさん走る勤勉な日本で、プライベートで乗るクルマだったらリアがセクシーな方が楽しいというだけです。中にはビジネスシーンでも十分に使えるスマートなクルマなのに最高にカッコいいクルマというのもごくごく少数ですがあります。その代表格がこの最終型のレジェンドじゃないかと思います。このクルマはスペシャリティカーが持つ「なんじゃあれ?」みたいな強烈なオーラは特にはないのですが、近くを駆け抜けたときのサイドからリアにかけてのバランスの良さに、後から「いいクルマだな・・・」というのが込み上げてきます(このクルマは特に好きなので20番にさせてもらいました)。

↓このクルマはやたらと絶賛されてますが、どうもトヨタの売り方に問題があるようで、みんな新型ISを待ってますよね。価格が同じでもIS買う人が多そうな気がします・・・。

posted by cardrivegogo at 22:09| Comment(2) | ホンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月23日

新型アテンザより先代インスパイアという結論(デザインだけなら)・・・。

  前々回から引き続きの「贔屓目なしのカッコいいクルマランキング(条件あり)」です。「かわいい彼女が出来たら、このクルマだろう」というものを20台集めました。どのクルマも400万円あれば買える(中古車)ので、次のクルマ(今2台目を検討中も周囲のOKでず・・)もおそらくこの中から選ぼうと思っています。今後番付上位に入りそうなクルマも今年は複数出てくるようなので、2013年でこれがどれくらい変わるかも楽しみです。


東              西
E63BMW6クーペ    横綱  マセラティGT
日産R35GT-R      大関  8J アウディTT
GHアテンザセダン    関脇  プジョークーペ407
F13BMW6クーペ    小結  アルファブレラ
ジャガーXF       前頭1  アルファ159
F06BMW6グランクーペ 前頭2 アウディA5スポーツバック
マツダRX-8       前頭3 CP3ホンダインスパイア
GJアテンザセダン    前頭4 アウディA5
Z30トヨタソアラ    前頭5 VC36スカイラインクーペ
レクサスSC       前頭6 KB2ホンダレジェンド


  東前頭2枚目のBMW6グランクーペはちょっと予算オーバーですが、あと2年もしたら400万円台のものが登場しそうです(発売直後から人気で結構台数が出たそうです)。2ドアのBMW6よりも自然にみえるほどにデザインの破綻もなく、デビュー当初から非常に完成度が高いです。これならBMW5のセダンが売れなくなるのも無理ないかなと思います(200万円ほど高いですが)。このクルマはベンツCLSのリムジンっぽい佇まいとは違い、自分で運転して楽しいクルマというのが人気の秘密でしょうか。このグランクーペが出て以降は、4ドアクーペの先駆者メルセデスCLSがやや古臭く感じるようになりました(BMWの完勝だと思います)。

  アウディA5スポーツバックも街中で見かけると思わず注目してしまうクルマです。アウディを買うならTTかA5ですが、4ドアで車高が低いこのスポーツバックはより実用的かつカッコいいので、まさにこの番付のど真ん中のクルマです。じゃあなんでこの位置なのかというと、一見してアウディのクルマだなという印象でしかないことです。サイドのラインなどをじっくり見れば確かにアウディの中でも群を抜いて美しいプロポーションをしているのですが、フロントとリアが「ブランド」の看板になってしまっていて、個人的には評価が低めです。不思議な事にアウディのデザインがそんなに優れているかというとそうでもなくて、このA5とTTのイメージに引っ張られているところがあって、他のクルマは価格の割にいまいちということが多い気がします・・・。


  RX-8はアウディTTと同じで、「唯一」というオリジナリティを武器にしたクルマです。さすがにデザインはこの20台の中に入ると目立つほうではないですが、2002年デビューのデザインがほぼそのまま使われていて、まったくフォロワーを呼ばなかった「観音開きドア」が特徴的です(ロータリーについては今回は触れません)。この観音開きドアは当時のマツダの親会社のフォードから「4シーター4ドアのスポーツモデル」しか許可が出なかったこともあり、諦め半分でマツダの開発者が作った2700mmのホイールベース(スポーツカーには長過ぎる)のクルマです。ただデートカーとしては居住性の向上につながるので、この番付的にはなんら影響はありません。走行性能に関してもこの番付でもトップクラスになります。旋回性能も高速安定性(250km/h超設計)も優れていて、燃費も同時期(2003年)のBMWのE46の300馬力級のモデルに比べればむしろ優れているくらいです。

  ホンダインスパイアはレジェンドやアコードと比べ地味な存在ですが、実車をみると正統派セダンとしては極上のスタイリングをしています。V6でFFというパッケージが難点(重さがハンドリングに影響)などと言われていて、3.5Lから発するトルクを全開にして立ち上がるとスピンしてとても危険だったりします(その辺の難点がクルマファン受けしない理由か・・・)。それでもデザインの完成度は凄まじく高く、まもなく日本で発売されるアコードHV(インスパイアのFMC版)のにはどうやらそのDNAが伝わっていないようなので、がっかりしています(まだ発売前ですが・・・)。日本仕様は先代インスパイアのデザインにしてくれたら、かなり人気が出るのではないかと思います。

  新型アテンザセダンにとって一番残念だったことは、リアのデザインがマークXやヒュンダイソナタに似てしまったことです。フロントとサイドのデザインがいいだけに余計に惜しく感じてしまいます。あのテールランプがコスト削減の肝か?と勘ぐってしまいます。来年以降に発売されると言われているアテンザクーペを投入するタイミングでリアのデザインを一新してくれないと(クーペだけでも)ちょっと買う気が起きません。先代アテンザのデザインに惚れ込んだユーザーは新型レクサスISかアルファが投入予定のミドルサイズセダン(159の後継)へ走りそうな気がします。    次回に続く


↓それでも番付に入るくらいなので、メチャクチャかっこいい部類には入ると思います。

posted by cardrivegogo at 21:46| Comment(6) | ホンダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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