2016年07月13日

マツダ車の購入を検討されている方へ・・・現行モデルにひとこと

アテンザ・・・マツダを代表するフラッグシップモデル。三代目となりいよいよ日本でも全国区の知名度を得た。某雑誌が書き立てていたが、最新のメルセデス(Cクラス)やレクサス(IS、GS)を買うくらいなら、この「アテンザ」もしくはトヨタの「マジェスタ」の方がよっぽどサルーンとしての完成度が高いからオススメ!!みたいな扱われ方をしている。

もともと「アテンザ」と「マジェスタ」の2台は某国政府が要人向け国内高級ブランドのベースモデルとして、世界中の名だたるブランドから選ばれた究極の2台であって、名だたる有名ブランドの有名モデル、あのメルセデス、アウディ、BMWさえも押し退けて採用されています。第三国によるガチの判定に勝利したサルーンのシリーズというだけで、なんだかとっても誇らしい気分です。21世紀になってもっとも世界にその名を轟かせた日本車は、GT-RでもレクサスLFAでもなくてマツダアテンザだ!!!(20世紀だったらセルシオやプリメーラ、NSX、RX7だと思いますが・・・)

また3代目になってアテンザは新たな快挙を達成しました。レクサスやドイツプレミアムブランドの有名なセダンでも決して近づくことすら出来なかったWCOTYのデザイン賞においてファイナル3にまでノミネートされました。初代も2代目もまだまだ現役バリバリの尖ったスタイリングですが、3代目は堂々と世界の舞台において、最も退屈なボデータイプとされるセダン(サルーン)への先入観をあっさりと覆して、新しいサルーンデザインを突き進む歴史的1台という意味でもユーザーがあえて指名する価値のあるクルマだと思います。


CX5・・・マツダがブームに乗って作ってみたら大ヒットしてしまったという、まだまだ新鋭ながらもすでに存在感抜群な中型SUVです。ホンダCR-V、トヨタRAV4、日産ローグ(エクストレイル)がそれぞれに毎月30000台売れるほど過熱気味の北米SUV市場の中でもすでに頭角を表していて、日本勢では15000台を売るフォレスターに次ぐ10000台あまりを販売しています。アクセラやアテンザよりも売れていて、今では完全に北米マツダを象徴する1台となっています。特段にアメリカンなテイストこそあまり感じられませんが、ガレージ付き住宅に収まっているファッショナブルなファミリーカーとして日本でも人気ですし、北米で展開する日本勢5台のSUVの中では、特に最も操縦安定性に優れる!という評価を得ています。今後はどういう展開をするでしょうか?


アクセラ・・・マツダの全グローバル生産の1/3を占める主力モデル。マツダがフォード傘下を離れたことで、かつての兄弟車フォーカスがいる北米に対しても容赦ない攻勢をかけています。中型SUVのマーケットと同じでやはり3万台のシビックやカローラに対してアクセラは1万台程度の販売です。ただし北米でかなりメジャーな存在になったスバル(VWよりも売れてる!)のインプレッサを販売台数においては軽く追い越していきました!!!

ただしマツダにとってこの3代目アクセラは新しいマツダのブランドコンセプトを具体的に表現することを狙った、もっとセンセーショナルな活躍を期待したモデルだったのかな〜?という気がします。先代BMW・X1のようなロングノーズを配したスタイリッシュなデザインは、スカイアクティブエンジンのやたらと長い排気ダクトを収めるためのようですが、この長いノーズで激戦のCセグ市場を突き抜ける!という想いがやや空回った感があります。マツダはひたすらにデザインで突っ走りましたが、日本ではターゲットとしているメルセデスAやアウディA3のハッチバックは、北米では展開されてないですから、ちょっと浮いてます。日本では「欧州を意識したモデル」なんでしょうけど、北米では「日本からやってきたヘンチクリンなオシャレハッチ」になってます。北米のハッチに高級イメージは無い!!!

日本市場においてもややクルマの立ち位置がやや中途半端な感じがします(欧州でも同じ?だからあまり伸びてない?)。アテンザでは大き過ぎるというユーザーがなかなかアクセラへは回らずにちょっと目先を変えてCX5へ。デミオではちょっと小粒過ぎだと感じるユーザーもまたアクセラではなくCX3を選ぶようです。確かに価格を気にして選ぶならばアクセラの廉価グレードにも魅力はあるのですが、どうもデミオやアテンザのユーザーが求めるモノを持っていないようですね・・・広くない!軽くない!。そのかわりといっては何ですが、メルセデスAクラスやアウディA3辺りを漠然と欲しがったユーザーが、「アクセラでも十分だな・・・」と寄り道するケースはあるようですが・・・。さてここは開き直ってワゴンを作ってほしいなー!!!なんだか幸せなクルマになりそうな気がします。


CX3・・・BセグベースのSUVながら、価格帯は輸入車にも匹敵するようになったプリウスとほぼ同じ!それにも関わらずよく売れています。プリウスといえばいまでは完全にちょっと「贅沢なモデル」の代表格ですから、このCX3も「贅沢なミニSUV」として、つまり100万円台の安っぽいグレード無し!を謳ったクオリティ優先のグレード設定がむしろウケているようです(くどいですがプリウスと同じ戦略ですね)。MT車を愉しんでみたい!だけど底辺の安っぽいモデルは絶対に嫌だ!けれども300万円も払いたくない!といったなんともわがままな要望を叶えてくれるモデルです。マツダらしいというか国産車としては特異な立ち位置のクルマですね・・・。


デミオ・・・日本で4代に渡って作られてきた欧州式コンパクトハッチ。その歩みは本家の欧州各メーカーよりも力強く、先代モデルはWCOTYまで獲ってしまった!!!もう2世代くらい良質なクルマを作り続ければ、いよいよコンパクトハッチのレジェンドシリーズとして日本の頑迷なオッサンライター達にもその存在価値が十分に認識されるはず(その前に彼らが存命かはわからんけど)。マツダといえば80年代から一貫してコンパクトハッチの作りの匠で、シビックやカローラさえも蹴散らした伝統のファミリア(アクセラの前身)の系譜を持つわけで、オペルもVWもスズキもプジョーなんかには簡単には負けないです。

ここらでマツダの伝統を世間に知らしめるためにも、デミオの特別仕様車「ファミリア・リミテッド」でも出してみたらどうですか?もちろん外装色はツートンです!とはいえ現行のデミオはどうも女性を意識し過ぎでは? ちょっと前の世代の日産マーチも女性ウケを良くしたデザインがありましたが、東南アジアで大々的に売り出すには不都合だからといって、現行の無難なデザインになりました。それに対してデミオは先代から女性目線ですね〜・・・。1.5L自然吸気にMTのモデルでも買って愉しみたいオッサンはぜひロードスター買って!!!ってことなんでしょうか。

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2016年06月06日

マツダ批判が執拗な某ライター・・・ケツ持ちは何者だ!?

  久々にマツダを唾棄のような態度で嫌ってくる評論家が現れましたよ〜。あ?別に福野礼一郎さんではないです。この人も最近では相当にマツダを嫌ってそうですので別の機会に、ぜひ近年のマツダ関連のレビュー&評論をザックリとまとめてみたいとは思っていますが・・・。最近の福野さんの文章からはマツダが「生理的に嫌い」っていう空気を薄々感じますね、ちょっと気になります・・・。

さて「マツダは宗教」と某雑誌で吐き捨てていたのが、斉藤慎輔さんという「辛口ライター」です。一体何が気に入らないのでしょうか?それにしても「宗教」とまで言われるとは・・・そもそもプロの評論家の仕事って「VW」の布教じゃないんですか? ・・・あれ!?もしかしてスズキだけじゃなくてマツダにもネガティブキャンペーンの刃が向けられてるか!?

  ご存知ない方に補足しておくと、半年くらい前に、VWが評論家にスズキのネガティブキャンペーンを依頼していることを、ツイートした輩(プロライター)が居まして・・・とっても大問題になりました。けれども3年くらい前に発売された「enTAXY」という文芸誌において、何を思ったか森慶太さん(一応プロライター)が、権謀術数の渦巻く業界の仕事事情を裏表なく暴露してましたから、いまさら騒ぐことじゃねーだろ・・・。VWのドイツ人が悪いんじゃなくてインポーターの依頼を受けた日本の広告代理店がクズなんだってさ!!!

  マツダの場合はネガティブキャンペーンの標的にもなっているでしょうけども、それ以上に心配なのが・・・ライターによるつまらない「私怨」。「とにかくアイツらチョームカつく!」という話は、マツダの試乗会行ってきました!といういろいろなライターの文章から漏れ聞こえてきます。どうやらどんなに実績のあるライターに対しても、開発陣の横柄な態度がメチャクチャすごいらしいですね。質問にもまともに応えずに上から「仰る意味がいまいちわかりません」とか平気で言うらしいです。もちろんマツダの開発陣の側にも昔年の恨み辛みがありますから、もはやどちらもジジイ同士が引退するしか邂逅→好循環の流れはなさそうです。

  さて先ほどの某雑誌とは、ニューモデルマガジンXのことなんですが、今年の6月号から松下宏さんの後釜に収まったのが斉藤さんです。初回の登場では西川淳氏、高平高輝氏の2名と意志の疎通があまりとれないままに終了してましたが、松下→斉藤のチェンジでこの「喜怒哀楽」というコーナーの雰囲気がガラリと変わりましたね。これまでは、クルマの欠点や長所はユーザー次第だよ〜・・・みたいなユルーいスタンスだったのが、ヘンに子どもっぽくなって「コレは許せない!!!」みたいな極論が増えている気が・・・。

  いい歳したオッサンがムキになるなよ!!!みっともねーな・・・・。「辛口評論家」と言われている人、あるいは自称の人などなどいますが、「辛口」自体は自分の仕事への責任感の現れだと思うので、それは結構なことだと思います。読んで面白い「甘口評論家」もいないことはないんですけども、下野康さん、西川淳さん、渡辺敏史さんといった面々は、「クルマ評論家」というよりも「カーライフ評論」という別のスタイルが主体だったりします。クルマの専門誌だけでなく、今をときめく「文春」など一般誌でも書いてたりします。

  それに対して、何ら芸もなく、人生経験もない!?とりあえずクルマに乗って愚直にモノ申したいという「クルマ馬鹿」なタイプは、「辛口」でないともはや成立しないですね。これが「甘口」になっちゃうと・・・河口まなぶ氏、石井昌道氏など、内容が面白いというよりは、「ショーン=”コネ”リー」で仕事を貰っているタイプが多い気がするんです・・・いわゆる提灯屋ですね。

  「辛口」にもいろいろタイプがあって、ザックリ分けると、「深い」か「浅い」かじゃないかと。「コク深い!辛口!」となると沢村慎太朗氏、福野礼一郎氏の二大巨頭ですね。ガチ過ぎて本質を付くからメーカーに嫌われまくりで、ポルシェやレクサスから出禁を喰らう始末だそうです・・・。この手のタイプの評論家にはマツダは比較的に嫌われにくい存在ではあります。彼らが持つ「深さ」の原点はそれぞれのメーカーがその歴史の中、クルマの進化にどれだけ貢献してきたかを正確に捉えた上で、その尺度でモノを言うから読者は納得し、その造詣の深さに感動すらします。そういう「物差」に置いてはマツダは、デザインも技術もライバルに比べて絶対的に強いですからね〜・・・。

  最近の福野さんはマツダに厳しいのですけども、このライターのちょっと特殊なところは、「欧州市場」「北米市場」「日本市場」というユーザー的な客観性は軽視して、割と「俺市場」&「生産工程」だけで語るタイプなので、マツダに対する相対的に高い敬意はどうやらあまりないのかもしれません(勝手なこと言ってごめんなさい)。

 さて一方の「浅い」タイプはというと・・・斉藤慎輔さん!!!失礼ですがあなたのことです!!!まずその典型的な特徴は「一般論」の多用でしょうか。まるで日経新聞の記事みたいなモノのいい方を恥ずかしげもなくやらかします!!!しかもそれが自動車ライターの仕事だと本気で思っている(まあそうなのかもしれないけど)。ニューモデルマガジンX・7月号の「アウディA4」へのコメントはさすがに開いた口が塞がらなかった・・・。「最近のアウディはこの路線で突っ走っていて・・・」「最近のアウディはやや迷いが・・・」。なんかテンポが違う気が・・・。読者がそんな軽薄なコメント読んで!「へー!!!アウディって迷っているんだ!!!」なーんて納得すると思いますか?

  ちなみにこの斉藤さんですが、「ティーポ」という雑誌にも連載を持っていて6月号では「NDロードスター」をボコボコに批判するレビューを書いてます。・・・「ロードスターなんてゴミみたいな安物の、なんちゃってスポーツに過ぎないんだから、せめて収納とかしっかり作ってください!!フェラーリかなにかと勘違いしてないですか?」だってさ・・・。マツダのコクピットの設計はメチャクチャで、これが理想とか言っている輩はアホだ!!!とも。まあそのご意見は尊重しますけど・・・。

  マツダを意識してアジる評論家が出てくるのは、ファンとして基本的にウェルカムなので、もっとどんどこやってほしい気持ちはあります。これからも斉藤さんが登場する2つの雑誌を毎月楽しみにしたいと思います。「浅い」とか言ってしまって申し訳ないですけども、「収納がないからダメ」とか「マツダは宗教www」って、単なるクルマ好きのオッサン達の居酒屋トークに過ぎないのは確かですよね・・・。

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2016年05月30日

フィアットか?ボルボか?・・・マツダにも共に歩むパートナーが必要だと。

  「フィアットにも排ガス疑惑」ですか・・・。あれ〜・・・せっかくのマツダにとっての素晴らしい「エンジェル」だったのですけどね。NDロードスターのWCOTY受賞はフィアットの気まぐれな貢献による棚ぼた的なバックアップがあったからこそ実現したわけですから、マツダにとってもこれは対岸の火事じゃないはずです。・・・さて今後フィアットがマツダのDEを買う可能性は?

  フィアットがドイツ当局にディーゼルで違法ソフトウェアが見つかったと告発されたのは、欧州市場でのことですけども、マツダもディーゼルの排ガスには相当に苦労しているようで、北米のディーゼル規制の厳しさに完全にお手上げで、ディーゼルの展開をついに諦めちゃいました。おそらく完全に計画済みだったであろうCX9にディーゼルが載る日は果たしてやってくるのでしょうか?

 とりあえずは「ガソリン4気筒+ターボ」で350psくらいまで問題なく補える時代になっているようですから、CX9のような2000kg超の重量級であってもまあ大丈夫・・・そりゃトルクに優れるディーゼルが良かったのは言うまでもないですけども。ただしさらに押し寄せる問題として、現行の直噴ターボでは相当数がクリアできないのではないか?といわれる2017年のNOx規制によって、直噴ターボもディーゼルのように今後は規制にがんじがらめにされて次第に姿を消すでしょうから、・・・その時はその時ですね。

  北米に覇を唱えるという意味ではマツダにとっても偉大なる先達・日産が新たに北米へ送り出す「次世代6気筒(V6)」が完全にターボ化専用として導入されるようです。これに対してトヨタもGR系エンジン3.5Lを現状の自然吸気のまま今後も使い続けるのでしょうか?幸いなことにトヨタも日産も北米向けにV8を持っていますから、V6をハイブリッド化あるいはターボ化しても魅力は落ちないです。

  さーて、そんな日本の2大メーカーといよいよ「アッパークラス」で対峙するマツダの採るべき道は・・・。とはいっても相手はV8まで持っていますからまともに戦っても勝ち目はなさそうです。さらに横置きのFF車でレクサスやインフィニティに挑むのは無謀じゃないか!?・・・などとジジイのライターは決めて掛かりますが、実際にレクサスが相手の尺度でもアテンザの静音性はかなりのレベルまで達しています。19インチとか大径ホイール履いているのに、それによるネガも実際に乗ってみるとそれほどないです(17インチと大差なし)。

 そもそも静かなクルマを作るのは日本メーカーの得意技なので、レクサスやインフィニティを相手にするために、マツダが抱えている「難点」はそこじゃなくて、現実問題はマツダが得意としてきたはずのバネじゃないかという気がします。ちょっと前まではバネを制すれば横置きFFでもFRの高級車に勝てる!!!という真理をマツダが見事に示してくれると思ってましたが、今まさに「違うメーカー」によってちょっとしたブレークスルーが起こっています。「直4横置きのFFベースAWD」のDセグセダン/ワゴンで本体価格800万円以上という強気な設定をしているのが・・・ボルボです。

  そうです!!!旧型マツダアクセラのシャシーを使ったり(V40)、初代アテンザから派生したシャシーを欧州フォードと共同で開発している(S60/V60)、かつてのマツダの盟友です。ベースモデルも相当ですが、特に評判が良いのは直4になって商品力が疑問?と思っていた「ポールスター」モデルです。いっそのこと昔のよしみでマツダ車も「ポールスター」にチューンしてもらったらどうでしょうか?

  トヨタはBMWと、日産はメルセデスと、それぞれ協業関係にあるわけですから、マツダにも助け合う相棒が必要じゃないか!?そしてその有力候補が「ボルボ」か、それ以外だとPSAグループ(プジョー・シトロエン)でしょうか? プジョーが日本でも販売を開始した「308GTiプジョー・スポール」はRCZに変わる新しいプジョーのアイコンとなるようですが、直4横置きFFの1.6Lターボで、外観はベース車とほぼ同じにもかかわらず385万円とは大きく出てきました。

  内容としては以前マツダが作っていたMSアクセラ(260万円)です。簡単に言ってしまうと、高出力ターボのFFで、サーキット走行を想定してのLSDが導入されたモデルです。なにやらFF車用のLSDの開発が日進月歩のようで、いまではFFが、MRのポルシェボクスターよりも速いタイムをニュル北コースでマークする時代に突入しています。ルノー、ホンダ、VW、プジョーがガチンコになることで盛り上がるCセグFFスポーツのトレンドに、マツダもボルボかフィアットと組んで乗っかるのも良さそうです。思い起こせば初代アテンザの世界的な大ヒットは、アルファ156、プジョー407、アコード、アルテッツァ、そして帝王E46BMW3erの「Dセグスポーツ・ブーム」の中で大健闘したことが勝因でしたから・・・。

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2016年05月23日

マツダの存在が危うい!!!暴かれつつあるスカイアクティブの全貌!!!

  「マツダは良くなった!!!」ともうかれこれ3年くらい言われてますが・・・じゃあ具体的何が? データで客観的に見る限りでは燃費くらいじゃないですかね。乗り味がややトヨタっぽくなって、デザインがアウディだかメルセデスに似た雰囲気になって、それで「大満足」っていうユーザーの群れを狙い撃ちにしたところ、これが予想外の大収穫でした!!!これでスポーツカーもつくれるぞ!!!めでたし!!!めでたし!!!

  なんだか取り残された感があるのが「MSアクセラ」や「アテンザスポーツ」を楽しんでいた層ですかね〜・・・。このまま待っていれば何か(新型モデル)が出て来るのでしょうか? メルセデスなどはいくらかユーザーの若返りが進んだようですが、マツダは高級志向が仇となってまさかのユーザー高齢化が進行する結果に!!!世話になっているディーラーでも常連顔の暇そうな老人と鉢合わせすることがやたらと増えました。

  高齢者ユーザーが増えれば足回りはどんどん柔らかくなっていきますね。よし!!!今こそ「M(azda)スポ」だ!!!(笑)。このままだと 「スカイアクティブ」とは・・・「スカイラインがアウディに変わること」と要約されちゃいそうです。確かにアウディ(A4)ほどはハンドリングはまだ酷くはなってないですけど、アテンザは明らかに旧型と比べて微小舵角の反応が悪くなっています。新型では舵角が犠牲になった反面としてスタビリティを感じやすい味付けにはなっているわけですが・・・。2代目と3代目のアテンザのハンドリングの良い点を合わせたら、とんでもない商品力だと思うのですけどね〜。

  今月の「モーターファンイラストレーティッドvol.116」は密かにマツダがフィーチャーされています。読んでみるとこれが実にデリケートな内容でびっくり!!!マツダの開発者が市販車を煮詰めることの限界を吐露しています!!!マツダの「俄(niwaka)」なユーザーならこんな雑誌はまず読まないし、ほぼ理解できない内容でしょうから問題ないだろう!?って判断かもしれないですけど、開発者の口ぶりはなにやら穏やかではないです(担当ライターの悪意か?)。それにしても別のメディアを通じて、役員(藤原さん)・デザイナー(前田さん)・エンジン技術者(人見さん)は、「頑固」なまでにマツダの優位性を存分に語りますけども、開発現場のエンジニアからは「とまどい」「苦悩」ばかりを感じるのですが・・・大丈夫か!?

  今回のMFIは「乗り心地」特集となっていて、マツダ、トヨタ、スバルのシャシー設計担当者がやたらとたくさん出てきます。「マツダのデザイン」「マツダのエンジン」「マツダのボデー」「マツダのシャシー」「マツダの安全性能」などなどこれまでいろいろなカーメディアを通じて、スカイアクティブ技術によるマツダの現在地が語られてきました。これらの中に含まれる「絶対的な性能アップ」となる要素あるいは、ユーザーに「良くなった」と思わせる要素があらゆる自動車ユーザーに伝わるように、マツダは熱心に宣伝費をかけて「露出」させてきました。

  しかしクルマには「絶対的ではない性能」も多分に含まれていて、受け取る側によってプラスにもマイナスにも作用する部分の評価に関しては、特にスカイアクティブにおいては、ユーザーにとっては知らない領域=「ブラックボックス」となったままでした。今回はその気になる部分についてMFIがマツダに訊いてくれた!なかなか気の利いた特集になっています。

  とりあえずコレを読んでもマツダユーザーは自分のクルマに何も満足しないでしょう。特に現行モデルのユーザーにとってはクルマへの愛着が薄れてしまう可能性すらある微妙な内容です。簡単に言ってしまうと「乗り心地を優先させるなら、ハンドリングは悪くなる」、つまり「スカイラインか?アウディか?」という結論が提示されているだけです。ただしアテンザもCX5もアクセラもMCによって乗り心地の部分を改良で積み上げているので、買うならば「中古よりも新車の方がいいよ!」・・・という話。

  BMWがあらゆるモデルにも丁寧に「Mスポ」を設定していますが、この「乗り心地か?ハンドリングか?」という二択を提示するやり方はほぼ「正しい」ということになりそうです(問題なのはどっちも微妙ってことか?)。ただしマツダがもし安易に追従したところであまりいい事は無さそうな気がしますが・・・。

  さて今月号のMFIですが、マツダの開発者の証言だけでなく、他のコーナーも過激です。連載を持つ超大物ライターが自分のページで、これまでのマツダの存在理由を一気に覆してしまうような「爆弾発言」をしています!!!うぁお!!!これは!!!さすがに酷い!!!納得いかん!!!(後日別ブログでディスります!!!)

この人は以前にも
「GJアテンザ・・・外観はジャガー・中身はゴルフ」
「DJデミオ・・・何で騒がれるのか全くわからん」
「NDロードスター・・・首都高でトラックに轢き殺されそうになった」
といった挑発的な文言をマツダの現行モデルに対して吐いています。マツダの新車説明会に行くといつも上から目線で捲し立てられてイライラするとも書いているので、私怨もあるのだと思いますが、ロードスターのレビューはプロとしてどうなのでしょうか!?(運転技術ではなく倫理的な問題)

マツダがこの暴挙に発奮してブレイクスルーを起こしてくれるといいですけどね・・・。

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2016年05月13日

新技術「Gベクタリング」はBMW・Mと同じ機能だ!・・・いよいよ「マツダスピード」の復活か!?

  「人馬一体」・・・マツダが事あるごとに引っぱり出してきて、なんとなく納得してしまう「うまい表現」だと思いますね。ジャーナリストもメーカーの要請からかやたらと多用していて、雑誌やウェブ記事などで目にすることも多いです。マツダ車って乗りはじめて最初の数ヶ月は相当に苦労するクルマなんですけども、それに馴染んでくると地面に対してフラットな乗り味が、どんどん走りを物理的な限界の領域まで押し上げていける感覚が得られます。

  これを総じてマツダ・ユーザーはスポーツカー的な乗り味と表現するようですが、スポーツカーというのは独自の設計により、一般的な乗用車よりも物理的な限界を確実に高くした乗り物なので、「スポーツカーと同じ」と言い切るのはちょっと無理があると思います。むしろ運転に慣れてくると、物理的な限界が見えたあたりから、ちょっと運転が億劫になったりして、「やっぱりスポーツカー買おうかな?」なんて想いが頭を過ったり・・・。

  マツダの中ではロードスターは非常に高い限界性能を持ったクルマで、これこそが「スポーツカー」であり、それ以外のアテンザ、アクセラ、デミオ、プレマシーなどはボデー形状、ホイールベース、トレッドからくる物理的限界に頭を抑えられてしまうほどに、足回りやハンドリングの躾けが良く作られています。いくらESCが法定標準装備されるようになったといってもあくまでFF車ですから、それほど簡単には限界性能は上がりません。とりあえずはタイヤのグリップを変えてみるのが一番効果的だとは思いますが・・・。

  言い換えれば、セダン/ワゴン/ハッチバック/ミニバンといったボデーが、どうしてもマツダ車に期待される走りの良さを制限してしまっています。クルマの主体が「ボデー」なのか「走り」なのかで突き詰めれば、もちろん「ボデー」になるので「制限する」という表現は適切ではないのですけども、マツダ車を選ぶ人々の頭の中にはどうしても「制限」だと感じてしまう頑迷さがあるんじゃないですか!?現行のスカイアクティブ車ではトヨタやスバルとそれほど変わらん!!!

  そんなに「走り」を追求したかったら、鋼管シャシーにエンジン載せただけのプレーンな競技用車両に乗ればいい!!とか思う人もいるかもしれませんけども・・・。マツダよりも断然にストイックに走りに振っているはずのフェラーリにだって、ミッドシップもあれば、FRのハードトップGTカーもあるし、4座のラグジュアリー・オープンカーがあるなど、ボデータイプにある程度の選択の幅があり、当然に車両ごとの限界も変わってきます。もちろん鋼管シャシーにマラネロ製エンジンなんてクレイジーなクルマはF1のフェラーリチームしか使いません(笑)。

  マツダもやはり「フェラーリと同じ」乗用車ブランドとして「アテンザ」で「セダン」でという枠組みの中で、いかに超越的なイメージが出せるかどうかが、そのまま「商品力」となるはずです。GJアテンザ・・・初代や二代目と比べるとどうでしょうか?とても峠に挑む気にはなれません。かといってレクサスGSやBMW5erの代替サルーンとして企画されているか?・・・「下剋上」を本気で狙うならまだまだいろいろ出来るのでは?

  そんなマツダの殻を破ってくれそうな新技術が公開されました。その名も「Gベクタリング・コントロール」。BMWの「M系」などのFR車の高級サルーンだと旋回時の安定性を確保するために、特殊なLSDが装備されていますが、まさにBMW「M」にLSDを供給するGKNジャパンとの提携で開発されたFF&AWD車向けの「LSD機能」のようです。すでに試乗会も行われたとのことで、そこで用意されたのが「アテンザ」と「CX5」という2トップだったことからも、これはいよいよBMW「M」のような電子制御バリバリのハイテクマシンを、期待の「上位のチューニング・ブランド」として設置するのかな? 名前はやっぱり「マツダスピード」のまま?

  マツダは昨年に2.5Lターボの開発を行い、ガソリンターボで最も高い圧縮比を実現した!と高らかに宣言しました。この高効率ターボはチューニング次第で350〜400psくらいまでは上げられるようで、2.2Lディーゼルよりもコンパクトですから、アクセラ以上のモデルでなら搭載は可能なはずです。噂によると日本でも登場して、新しい「MS」シリーズの主力エンジンとして使われる可能性が高いようです。

  BMW、ポルシェ、日産、レクサス、アウディ、メルセデスAMGなど、高出力エンジンを備える為には、安全面を考えてもLSDが不可欠です。歴代のマツダ車で300ps以上の高性能車は、おそらくRX7のチューニングカーくらいだけでしょうが、純正でトルセンLSDが付いてました。もちろんMSアクセラにも装備されていました。

  マツダが本気の「GTスポーツ改造車」を手掛けるための布石なのは間違いないようです。マツダからBMW・Mに匹敵するようなチューニングカーが登場する!!!考えただけで鼻血ブーな展開ですね!!!「MSアテンザ」「MS・CX5」が相次いで発表になるのを楽しみに待ちましょう!!!・・・オープンデフのプレーンで軽快な乗り味が楽しめた初代&二代目アテンザへの回帰はちょっと難しいのでしょうか。一抹の寂しさはあります。


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2016年04月26日

CX4登場!!!マツダの本領発揮

  CX-4のデザインが公開されました。やっぱりマツダ!!!デザインにおいてはこちらの予想をいくらか上回る貫禄の「余裕」すら感じます。SUVのクーペではランドローバーの「レンジローバー・イヴォーグ」という突然変異的に現れた傑作デザインがありますが、それを追従したはずのBMW・X4やいよいよ日本でも発売されるメルセデスGLEクーペなど、パッとしない駄作が続いていて、非常に攻略が難しいジャンルだとは思ってましたが・・・見事です。X4はSUVブームの北米でも全然売れてないみたいです。

  苦戦しているメルセデスとBMWですが、元々は平べったくてどっしりとしたセダンを作るメーカーですから、そこから派生したテーマを使ってSUVを作るという発想自体に無理がある気がします。どうやっても縦方向に拡大しますから、メルセデスとBMWのSUVはどれもメタボに見えます。Sクーペや6シリーズだってかなりキツいのに・・・。

  それに対してマツダは、思いっきり縦方向を意識させる骨太な骨格のCX5を、見事に「魂動」デザインにまとめました!!!そこから今度のCX4はルーフラインを低くして、ボデー下部のデザインも計算した上で、デザイン全体が「横方向」に流れるスタイリングを完成させました。ポルシェ(マカン)、ランボルギーニ(ウルス)、マセラティ(レヴァンテ)、ベントレー(ベンタイガ)、ジャガー(Fペース)などと比べるのは無意味かもしれませんが、どの高級SUVよりも見事に「横」に流れるデザインになっているといっていいかも!?

  X4とマカンが600万円〜(直4ターボなので安め)、GLEクーペとFペースが900万円〜(V6ディーゼル)、ウルス、レヴァンテ、ベンタイガは1000万円を軽く越えます。そんなクルマを相手にしても300万円のCX4がデザインで一歩も引かずに対抗する!!!これこそがマツダの本来の姿じゃないですか!!!はるかに高額なフェラーリやポルシェのスポーツカーに対して300万円台の「RX7・FD3S」がデザインでガチンコ勝負を仕掛けました!!!その戦いに見事に勝利を収めたFDの傑作デザインはそのままアメリカを代表するスポーツカーのシボレー・コルベット(C5)に真似されました!!!

  先ほども言いましたが、欧州の高級ブランドなんてどこも平べったくてデカいセダンばかりを作ってきたわけです。それが今更にSUVのデザインなんて・・・荷が重いのでは!?。それに対してマツダは、ずっと5ナンバーサイズのクルマをどれだけスポーティに見せるか!!!というテーマに向き合ってきたわけです(FD以外にも歴史的名デザインはたくさんあります!)。この知見が今になってSUVを平べったくデザインする技になっているのだとしたら、このCX4はマツダデザインの歴史的集大成とも言えるモデルじゃないですか?

  さてCX4を見て改めてマツダのやりたいことがよくわかった気がします。SUVのラインナップを充実させて、一気にニーズを拡大させよう!!!なんてごくごく当たり前で単純な話では決してないです。マツダよりも遥かに高い価格帯の有名モデルに対抗することが、マツダの宿命なのか・・・まあそういうブランドのロマンもいいですね。なんとも日本で生まれたブランドらしい「誇り」を感じます。しかしマツダはもっともっと大切なことをこのクルマに込めたのでは?と思うのです。

  圧倒的なデザイン力があるならば、欧州の高級ブランドに対抗するだけの価格でド派でに売ればいいわけですが、そもそも日本には名門貴族も富裕層もそれほど多くはないですから、日本メーカーからロールスやベントレーのようなブランドが生まれてくることは今後もないと思いますし、マツダがそれらになることも不可能だと思います。そもそも誰もそんなマツダは望んでいない・・・。やはり日本メーカーならば、まずは日本のユーザーが喜ぶクルマを作ることが第一の使命であり、それがしっかりと達成できたブランドだけがグローバル市場からも「日本式」として尊敬されます。

  かつて日本のユーザーを熱狂させてきたモデル、たとえばスカイラインGT-Rだったり、セルシオだったり、RX7、シルビア、ロードスター、NSX、S2000といったスポーツカーに、ランエボ、インプSTI、インテグラR、シビックR、アコードRなどなど。「日本式」とは・・・まずは独自のやり方で日本のユーザーを熱狂させることです。まずは日本の賢いユーザーから「これは本物だ!」と篤く支持されることです。

  CX4も一歩間違えれば単なる珍車で終わってしまう可能性もあります。それでも「日本式」としての成功を掴むために、マツダはこのモデルにブランドのすべてを注入する勢いで、「SUVのクーペ」を徹底的に平べったく横方向にデザインする意志を示しました!!!そして「かっこいいだろ!!!」と。・・・「マツダはかっこいいクルマに乗り続けたい人々を決して見捨てません!」という不屈の想いがそこから伝わってくるようです。

  欲しいクルマは? クルマ好きなら即座に「35GT−R」「R8」「ヴァンテージ」といった3大スポーツカーが頭に浮かぶはず・・・。しかし1000万〜3000万円なんて金額はそう簡単には出せません。そこで私たちは大衆乗用車の中でスポーティだかラクシュリーだかよくわからないけど、程良いクルマを見つけて「妥協」していきます。マツダにもそういう選択の候補になるモデルが増えてきたかもしれません。

  しかしマツダの炎は消えてないですね。周囲はともかく、それでも自分だけは尖っていたい!という人が辿り着くブランド・・・それはやっぱりマツダなんだと思います。経営にいくらか余裕が出てきたのか、それを再認識させてくれる非常に「プレーン」なデザインのモデルが次々とでてきました!!!このCX4もそうですが、ロードスターRFなんかも完全に個性派を狙い撃ちしてます。この流れならばロータリー50周年となる2017年にはいよいよ「あれ」が復活するのかな?


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ラベル:マツダCX4
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2016年03月30日

「魂動」になって狙い通りマツダ車の激走が激減した!!!

  マツダが「スカイアクティブ」なんて名乗る前は、マツダ車はス◯ルやB◯Wほどじゃないけど、結構無茶な運転する人が多かったです。前のクルマをやたらと煽り立てるプレマシーやMSアクセラ、デミオでもオラオラな運転な輩が結構いました。シャープなハンドリングが、ドライビングをエキサイトなものに変え、比較的に良く利くブレーキなどクルマの運動性能にヘンな自信を持っているせいでしょうか。あるいは同クラスの日本メーカー車に比べて操安性の高さが目立つので、スピードを感じにくいというのもあるかもしれません。私自身もトヨタからマツダに乗り換えて、同じ経路の「所要時間」がだいぶ変わったような気が・・・。

  最近ではCX5、CX3、デミオなどがよく売れているようで街中でちょくちょく見かけますけども、ちょっと意外なことにオラオラな運転のクルマの割合は「激減」といっていいくらいに推移しています。どうやらマツダが現行モデルにむりやり標準装備させている「あの機能」が見事に効果を発揮しているようです。以前のマツダ車にも「エコランプ」なるものが装備されていて2000回転を越える領域を無駄に使うと、すぐにランプが消えて警告してはくれました。これは運転している時分に多少は気になるもので、前にクルマがいてペースが上げられないときは、ランプを見てアクセルが雑にならないように注意したりはします。しかし前が開いているときにスーっと車速を上げる際には、あまり抑止効果はないですね・・・ランプ付いたまま(2000回転以下)でもかなりの速度に達してしまいますから。

  現行のマツダは雑な運転をすると、表示ランプの色がすかさず変わって「オマエの運転は最低だ!」とクルマから罵倒された気分になります。ランプの色がコロコロ変わるような下手くそにはマツダ車はもったいないから、ト◯タにでも乗ってて下さいな!と言われている気がして、にわかにマツダの存在を遠いところに感じてしまいます。最初にこの装置が付いたクルマを試乗したときから、よくこんな鬱陶しいだけの機械を「標準装備」にしたもんだろう?とマツダの戦略を訝しがってましたが、実際に街中のマツダ車の走りがここまで劇的に変わると、マツダの考えが正しかったと認めざるを得ません。

  クルマをやたらと加速させてしまう輩は、私もそうですが結局のところ小心者が多いんですね。同乗者や周りのクルマから「チンタラ走ってんじゃねぇーぞ!」って思われる恐怖感から、結果的に遅滞ないペースが生まれてしまい、前方にマイペースなクルマがいると、意図せずして車間を詰めてしまう格好になってしまって、しばらくゆっくりとしたペースで追従しているところにさらに後ろからもう一台来てしまったら、「交通渋滞を緩和するぞ!」という俄に沸き起こった正義感からセンターラインが白に変わった瞬間にフル加速をしてしまう・・・。

  運転している本人は全ては自己責任であることを十分に理解した上で、こういった運転を「させられて」います。それを理解してくれない人々からは「なんてスピードで運転をするんだ」と糾弾されるわけです。そんな可哀相な小心者ドライバーを救うべくマツダが新機能を全車標準装備で付けてくれました。同乗者にも「上手な運転ですよ!」ということを示してくれるランプがあれば、法定速度内で快適なドライブをする機会が多くなるでしょう。そもそもゆっくり走ってもハンドリングが十分に楽しいマツダ車ですから・・・。

  自宅の目の前の直線道路の車列の先頭が新型のマツダなんてケースも珍しくないですね。後ろからプリウスに煽られていてものんびり走ってます。ディーゼルの場合は一旦加速を始めると、ワンテンポ遅れて(ターボラグ)パワーが出てくるので、前方の車間が目まぐるしく変わる2車線道路ではしばしばアクセルオンを躊躇ったりします。ブレーキも加速Gに合わせてような、利きはじめがかなりマイルドな仕上げになっていますから、下手くそがヘンなタイミングで割り込んでくるかもなんて気を揉みながら走るときは、ちょっとヤキモキします。マツダ車自体が以前のようにキビキビ走るのに適さなくなったという事情もあると思います。

  完全に余計なお世話ですが、この機能はメルセデスもAクラスなんかにも導入した方がいいですね。今や東京都周辺の街中で最低のマナーのクルマにはAクラスが多いです。旧型Aクラスは腰高だったので、メルセデスらしい路面に吸い付くような走りは難しいクルマでしたが、新型になりCD値を意識した低いフォルムのハッチバックに変わってからか、ヤンチャな運転を好む老人がこのクルマに殺到しているようです。あの応答性に重大な疑義があると思われるハンドリングが悪いせいか、もちろんドライバーの意識が低いのもありますが、オレンジのセンターラインをミニバンのように跨いで走るAクラスを多く見かけます(もちろんAクラスだけではないですけど)。そのサイズのクルマでセンターラインを遵守できないなんて・・・もう免許返上した方がいいですよ。

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2016年03月16日

Fヤマグチ氏が・・・いよいよマツダ本を出した〜!!!

  フェルディナント・ヤマグチという「覆面ライター(インタビュアー)」がいます。2011年に出した日産のゴーン氏による改革を取材して重要人物を喋らせまくった「英語だけではダメなのよ。」が、非常に面白かった・・・というかクルマ関連本の常識を軽く越えた傑作だったです。カーメディアでメシを喰っているライターさんは、日頃の素行が悪くて軒並み国内メーカーの幹部とは冷戦状態だったりしますが、「素人」という設定のFヤマグチさんは、なんだか「ユーザー代表」みたいなスタンスで日産幹部の懐に入り込んでいて内部がよくわかる本でしたね。(フェルディナント・ヤマグチはペンネームだそうで、普段は会社員だそうです。)

  なんと今回はフェルディナント・ヤマグチさんが、マツダのキーマンを喋らせまくった!ということで、届く前から面白いだろうな〜!!!と期待でいっぱいでしたが、その高いハードルを軽々越えていったのだから、この「素人」さんなかなかとんでもないインタビュアーです。「日産」ではゴーン氏による経営論を口語で読めるという貴重さに加えて、やはり「あの人」が登場して禅問答のような「水野節」が読めます。さらにクルマ好きがもっと知りたいポイントを絶妙に押えてあって、ポルシェやBMWすら撃破できる日産の技術力を支えるエンジニアの話が詰まっています。ヤマグチ氏が相当なクルマ好きだというのが良くわかる構成・・・無駄がない!

  マツダにも最近カーメディアで良く知られるようになった「スカイアクティブ三銃士」がいます。いずれもキャラが立っていて雑誌のインタビューでも心に残るような言葉で、マツダ車の魅力を伝える「藤原・人見・前田」の3者です。この3人全員にロングインタビューしたら、1冊の本にまとめ上げるのは無理でしょうし、3人の個性が暴走して・・・マツダのアイデンティティが逆にわかりにくくなりそうな気がします。この本では、藤原さんが中心になっていますが(人見さん・前田さんも登場します)、この1人の面白いオッサンだけで十分に元が採れる本です。雑誌の1〜2ページのインタビューとは全然違って、本質的なことにまでツッコミますから、マツダのエンジン製造工程では、複数の種類のエンジンを流すから汎用のマシニングセンタを使っていると暴露してます! え?マツダのエンジンてその辺の町工場にあるような旋盤機で作ってんの?大丈夫か?・・・ちょっとどっきりさせられます。

  他にもいろいろ「え?」という話が出てくるんですよ。果たしてこの藤原さんという人はマツダのスポークスマンとして相応しいのだろうか? と余計な心配をしてしまうほどです。しかも藤原さんが「際どい」話をしているのが一般の読者(私のようなクルマに興味があるマツダ好き)にも確実にわかるように、フェルディナント・ヤマグチさんが絶妙なツッコミを入れます。「マニシングセンタでは工作精度が大幅に落ちるのでは?」とすかさずぶっ込む・・・お〜〜〜〜!!!どうする藤原常務?

  他にも・・・アクセラが年産40万台、あとはアテンザとデミオがそれぞれ10万台という規模なので、プラットフォームを「縦」に共通化させているというマツダの説明に対しても、「それだと上のクラスのユーザーは、下のクラスと同じ部品に満足しないのでは?」と鋭いツッコミが・・・どうするFUJIWARA常務? もうハラハラしちゃって・・・このまま藤原さんが喋っているとだんだんとボロが出てくるのでは?と老婆心ながらも心配してしまいます。・・・少なくとも、私がスカイアクティブ以降のマツダ車に乗って感じた「腑に落ちない」ところは、この本の技術的な話を読んでだいたい原因を掴むことができました。「マツダの弱点」と言っていいかわかりませんが、これからマツダ車を購入するとしたら、これらの点とどう付き合えるか?でしょうね。しかし200万円台で売られているクルマの中ではやはり優秀な部類に入るとは思いますが・・・。

  藤原インタビューがメインコンテンツだとばかり思ってましたが、続くエンジニア陣へのインタビューが実はもっと面白かった!!!・・・ハンドリングに関していうと「W124とE39」でメルセデスとBMWは終わった!!!とか平気で言ってしまってます。これに対してヤマグチさんが「最新のベンツは30年前のクルマに負けているってことですか?」と詰め寄る・・・すると「はい!」と断言しておられる! マツダの研究職員が、今をときめくメルセデスやBMWを捕まえて「乱暴狼藉」と同等くらいの暴言を吐くなんて・・・これがマツダの現場の声なのか? それともヤマグチさんの脚色なのか? まあ・・・ハンドリングに関するこれまでのマツダのこだわりを考えればそれくらいの「意見」を持ってても不思議じゃないですし、マツダユーザーにとってもそれくらい気合いが入ったエンジニアが開発したクルマに乗っているのは気分がいいですけどね。まあメルセデスとBMWの件は暗黙の了解です。ただ事実だからといって、それを素直に言ってしまうマツダの社員は「ちょっとヘン」なのかもしれません。(上司もヤバければ部下もヤバい)

  巻末には「三銃士」が登場しますが、もっとも上の地位?の藤原さんが主導権を執って、さんざんに想いのたけを吐露します。・・・NDロードスターに文句があるやつは出てこい! こんなスゴいクルマは日本メーカーしか作れませんよ! ポルシェでもBMWでも真似してますけど、共通シャシーだからボデーがデカ過ぎてただのゴ◯にしかなっていない・・・。いくらでも言ってやりますよ!ゴ◯!ゴ◯!ゴ◯! くやしかったら専用設計でライトウエイトを作ってみろ! フィアットの銀行出身のCEOはマツダを指名しましたけど、どう頑張ってもヤツらの合理主義の中からは出てこないクルマなんですよ! そんなこともわからないヤツがエラそうに「ロードスター」をとやかく語るな!合理主義のフェラーリがそんなに楽しいですか!パワー足りないからターボで・・・そんなア◯なクルマ作りしかしなくなった欧州なんて残念すぎる!もうマツダの敵ですらないです・・・。

  とは書いてありませんけども・・・藤原さんはおそらくこういう事が言いたかったのかな?ということが伝わってくる臨場感のあるインタビュー集になっています。最近はマツダ関連の本が出版ラッシュですけども、私の知る限りでは本書が圧倒的に「読みやすく」「内容が深い」です。宮本喜一さんの「ロマンのソロバン」には期待しましたが、前作の「マツダはなぜ甦ったか?」ほどには感動はなかったですし、人見さんの本はスカイアクティブ信者には面白いですけども、あまり人にオススメできるものではなかったです。マツダ以外のファンにも楽しんでもらえる点でもとってもよい本ですね・・・さてもう一回読もう。


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posted by cardrivegogo at 23:22| Comment(2) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月11日

TOP GEAR JAPAN 創刊・・・三大ブランドは「マクラーレン・ポルシェ・マツダ」!!!

  なかなか面白い雑誌が誕生しました。といってもまだ第1号しか出てないですけども、期待に違わない素晴らしいコンテンツが並んでいて一気に読んでしまいました! 英国を代表するカーメディア「トップギア」にとうとう日本語版が登場しました。評価の基準にはいろいろと疑問を差し込みたい部分はありますけども、英国で販売されている仕様に乗ったわけでもないので・・・下手に目くじらを立てるのはやめときましょう。

  巻末に付いているのが発売中の各ブランドの主要モデルを10段階でぶった切るというコーナーです。ここに収録されている100台以上のモデルの中で、10点満点を獲得した「驚愕のモデル」を擁するブランドが、マクラーレン・ポルシェ・マツダの3つでした!ってことです。マツダってやっぱりすごいねぇ〜・・・。スポーティなクルマの評価が高いという絶対条件の中で、フェラーリやランボルギーニは満点が取れない!これこそが英国人の本質なんでしょうね・・・。日本人が韓国車を評価しないのとはまったく意味が違いますけど。

  英国メディアだからといって、特別にヘンな基準で車種のジャンル分けをしているわけでもなく、おそらくこの3つのブランドがそれぞれに「スーパーカー」「スーパースポーツ」「ライトウエイトスポーツ」で頂点を取ってますよ!くらいのニュアンスでの10点満点だと思われます。

  それぞれ車種の採点の傍には短評が付いていて、英国メディアらしい辛辣さも発揮されています。例えばトヨタ・オーリスは「英国で製造された自動車の中で、おそらく最も運転がつまらないクルマ。たぶん。」と厳しい一撃が・・・。トヨタに対してはやたらと厳しいですね・・・、それでも86だけは別次元の好評価が与えられていて「これはスバル車です!」とさらに皮肉を一言。なんとも英国人らしく性格が悪いですね〜・・・TNGAが採用された新型プリウスに乗ったらトヨタへの評価がどれくらい変わるでしょうか? その他の日本ブランドであるマツダ、スバル、日産、ホンダ、スズキに対しては割りと好意的なようです。どうせだったら本国版に出てくるであろう韓国ブランドや欧州専売ブランド(シュコダなど)も合わせて掲載してくれればいいのに・・・日本に入ってくるモデルだけにしているせいで、そこそこ高いレベルでの「ドングリの背比べ」になってしまっている気が・・・。

  本編(メインコンテンツ)に取り上げられているのは、先ほどの3ジャンルに属するスポーツモデルが中心でした。本国の3ブランドが評価の基準になるのでしょうがやたらと良く出てきます。「スーパーカー」と「スーパースポーツ」の両方に参入するアストンマーティンと、「スーパースポーツ」のジャガー、「ライトウエイト」のロータス・・・そして3ジャンル全てに顔を出すドイツから来た王者「ポルシェ」。3ジャンルそれぞれで、ライバル車種をいちいち名指しで挙げながら「911とくらべて・・・」などと比較する姿勢は、日本のカーメディアでは「自主規制」でなかなか見られないので、とても斬新に感じます。日本のメディアは相対的な実力がわかりづらい。

  日本のメディアでは、マツダをポルシェやロータスと同じ土俵に挙げて評価するなんてことは、なかなかないでしょうけども、トップギアならば実現します!!! 日本にもこういったメディアが登場したのだから、マツダには「ライトウエイト」だけでなく、スーパースポーツにもぜひ参入してTOP GEAR誌上で騒がれるブランドになってほしいですね。「ポルシェ911シリーズ」に挑戦するモデルといえば、「日産GT-R」「アストンマーティン・V8ヴァンテージ」「ジャガー・Fタイプ」「シボレー・コルベット」・・・なんとも華のある面々が揃ってます!ここにマツダのロータリースポーツがあったらな〜!!!今後は「フォードGT」さらにはあの「TVR・タスカン」が復活するそうで・・・さらなる活性化が期待できます。東京MSのアレ・・・市販化するしかないですね。

  マツダが頂点に据えられている「ライトウエイト」部門では、日本勢が総じて高評価になっています。「トヨタ86/スバルBRZ」や「ホンダS660」が絶賛されている一方で、「アルファ4C」や「BMW・Z4」といった輸入ブランドは逆にやたらと低評価です。新たに直4ターボに変わったボクスターとケイマン(ポルシェ718シリーズ)も、クラスとしては「ライトウエイト」に近い存在になってますが、トップギアでは完全に「ライトウエイト」の括りです。もちろん地元の「ロータス・エリーゼ」もいます。次のモデルではいよいよ直4ターボ化が噂される「フェアレディZ」も決して「ライト」ではないですけど、このクラスに括られる運命にあるようです。さらに今後の大本命として「アバルト124スパイダー」にも期待できます。

  スポーツカーの限界性能を評価されたところで、おだやかなカーライフを送る人々にとっては何の役にも立たない・・・という意味では「トップ・ギア」は完全にオワコンなんだと思います。けれども・・・そうはわかっていても読んでいる分には熱中できて笑えて、エンターテイメント性は抜群です。そういえば沢村さんの文章も確かに限界性能があーだこーだで・・・全く役に立たない知識の羅列なんですけども不思議と惹かれてしまいます。日本のカーメディアの「1800kgのボディに2Lターボ・・・必要十分な出力」といったなんの抑揚もないクソな文章に比べれば断然に読み応えがあります!

  巻頭には日本版編集長のコメントも掲載されてまして「トップ・ギアの無い国に クルマ文化は育たない」・・・はぁ?コイツは何を勘違いしてんだ? なんてアンチな感情もちょっと湧きましたけど・・・こういう雑誌があることは確かにいいことだと思いますよ。

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2016年03月04日

マツダ以外の国産ディーゼルエンジンは オール・アウト!!!

  日産が現行エクストレイル発表時に先代まで使っていたクリーンディーゼルの継続を断念していて、三菱も目下売り出し中のアウトランダーにディーゼルモデルを用意しなかったのを見て、まあいろいろと「ヤバい」んじゃないかと思ってましたが、やっぱり「オール・アウト」でしたね。国交省が世論の高まりを受けて国内メーカーを調査したところ、国内4社中3社から、規制外となる走行中の排ガスについてNOxが10倍超出たそうです。それにしても、各国政府が独自の調査を始めたので日本もあわててやったという話なんでしょうが、欧州各国が「(とりあえず)問題なし!」を強調するなかで国交省はマジメに指摘していて素晴らしいですね・・・。

  最近ランクルに追加したばかりのトヨタのディーゼルもアウトだったのは意外でした・・・一体どんな見通しだったのでしょうか。それでもトヨタはマツダからディーゼルの供給を受ける契約が結ばれているようなので、内々には今回の成り行きも完全にわかっていたのだと思います(来月にもランクルのエンジンがマツダ製に変わっているかも)。決して3社ともの違法でもモラルハザードでもないです。日本メーカーを庇う気もないですけど、以前から国交省とメーカー連合の間で、「落とし所」の調整をしていた雰囲気がプンプンするだけです。

  「ディーゼル命」のマツダはセーフ・・・それどころか「さすがはマツダ!」なんて輩がウジャウジャ出てきそうです。その一方でディーゼルに見切りをつけていた三菱、日産、トヨタはアウトですけども、とりあえずどのメーカーにとっても大勢に影響はないでしょう。国交省は早々にも新たなNOx規制を作る方針なんだそうですが、なんだか日本メーカー連合と政府による、海外ブランド車の流通を規制する「自動車戦略」が密かに発動しているような気がしてなりません・・・。日本車ではディーゼルは今後しばらくはマツダと提携先のトヨタからしか出ないでしょう。スズキが小型車向けディーゼルを開発したと報じられてますが、処理装置を見る限りでは日本やアメリカで売るのは難しそうです。ホンダやスバルが欧州向けに使っているディーゼルが全く日本にやってくる気配がなかったのは、すでに「マツダ以外は撤退」という既定路線で合意済みだったからかもしれません。

  アメリカ、中国、ドイツといった主要市場では自国のメーカーに対する優遇策を講じて産業を保護していますし、イギリス、イタリア、スウェーデンなどでは政府の積極的な保護政策で自国生産台数を確保しているくらいですから、せめて日本もそれなりの姿勢を見せてもいいのかな〜・・・とは思うのですが、しかしただでさえ優秀すぎる日本メーカーを過度に優遇すれば、フォードの後を追って海外ブランドが次々と日本から消えてしまうかもしれません。

  ちょっと不憫だなと思ったのがジャガーですね。XE、XF、F-PASEの新型3車種をディーゼル中心に売ろう!とちょうど息巻いているところだったと思うのですが、出鼻をくじかれる展開となってしまいました。果たして国交省の官僚さまとどれだけのつながりを築いてあったのでしょうか。

  その一方でBMWではなにやら不穏な動きがありました。X5やアルピナ用の6気筒ディーゼルには尿素処理機構(SCR)が付いていますが、これを省略している直4、直3のディーゼルにはアメリカでも疑惑の目が向けられています。しかし今回の国交省の発表を前になんとも絶妙なタイミングで、しかもなんとも絶妙な価格!まるでディーゼルモデルの代わりにコチラをどうぞ!と言わんばかりかの衝撃の価格設定で、華々しく2シリーズアクティブツアラーと3シリーズに「PHEV」が導入されました。おそらくなんらかの情報をキャッチしていたんでしょうね。トヨタとの親密なパイプが多少はモノを言ったのか?3シリーズや2シリーズATからディーゼルが年内にフェードアウトするようだったら、「黒」だったのかな〜・・・となりますね。

  プジョーもDセグセダンの「508」にディーゼルを投入して、難攻不落の日本市場(Dセグはドイツ車の牙城?)をこじ開けるつもりだったようです。意気揚々と東京MSに登場したものの、その後なかなか公式発表には至っていません。ただしプジョーに関してはメルセデスと同じでコストがかかる「尿素処理装置」を搭載したディーゼルを投入するとのことなので、まず排ガスに関してはマツダ以上に問題ないでしょうから、やはり採算ラインの価格設定にかなり苦慮しているのかな・・・。

  スカイアクティブDがだんだん有名になるにつれて、「マツダはメルセデスが使う尿素処理機構によるコスト高を嫌って安くディーゼルを作ろうとした!」なんて解説がしばしばされてますが・・・現状では否定できない事実です。しかしエンジン開発の責任者?というお立場の人見さんは、「究極の内燃機関をつくる!ハイブリッド化はその後でいい!」と著書で語っているので、ディーゼルエンジンに関しても「究極の低圧縮を実現する!尿素処理はその後でいい!」というエンジン開発の優先順位付けがされているのだと思います。規制が厳しい北米向けディーゼル車には尿素処理装置を導入して発売する見通しだったようです・・・。

  ディーゼルも「低圧縮」⇒「尿素処理」と使ってしまったら、残るはメルセデスのように「ディーゼルPHV」へと進むしか道はないですから、トヨタとのパイプでハイブリッドを導入していくことになりそうです。人見さんの予言通りにパワーユニットが進化するとしたら、マツダのエンジンが真価を発揮するのはこれからなんでしょうね・・・。マツダ株再び買いの局面が到来したようです!


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posted by cardrivegogo at 01:57| Comment(3) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする