2017年04月09日

アクセラとBMW3erは「同等」だとマツダ開発者が・・・。

  アウディRS3セダン(784万円)の日本発売。2.5L直5ツインターボで400ps。0-100km/hの加速も4.1秒。今月の始めに日本発売が発表されたばかりですけども、報道をみてすぐに「マツダ」が頭をよぎりました。メルセデス&BMWに阻まれて、一時の勢いがあった頃と比べてなかなか日本市場で存在感を出しきれないアウディが、日本市場をこじ開ける起爆剤として放り込んできた!!なかなかダイナミックな戦略ですけど、今のマツダに欠けている「何か」はこれじゃないかと思いました。

  ベース車となる「アウディA3」はゴルフをベースとしていてアクセラセダンとは構造上はほぼ同等のクルマですし、走りに関しては最近のマツダが懇意にしているサプライヤーのGKNが得意そうな「電制デフ」「内輪ブレーキ」といったカニ走りギアを付けただけみたいです・・・。もちろんアウディ伝統のAWDでエンジンも特製ですけど、マツダも「オリジナルAWDブランド」を謳っているわけですし、その気になればこれと同等のハイスペックなアクセラが100~300万円くらいは安く出せるのでは!?

  先日発売された「MAZDA FANBOOK vol.2」では、発売されたばかりの「CX5」と、去年RFが追加されて拡販が期待される「ロードスター」の2枚看板を中心に誌面が展開されています。何かと誤解されやすい2台でもあるようなので、この雑誌くらい分厚く技術解説を付けてくれれば・・・「よし買おう!!」という気になる人も多いでしょう。購入を真剣に検討している人ならかなりの割合で読むんじゃないですかね。ニューモデルマガジンXのほぼ嫌がらせレベルの「新型CX5★2つ」には驚きましたけどね・・・。ちょっと穿った見方をすると、この新型CX5は他のメーカーが危機感を募らせるくらいの出来映えだということでしょうか。

  初代と二代目のCX5にも同じことが言えますが、マツダのスパンでは前期・後期として2世代でほぼ同じコンセプトを掲げていて、10~12年前後をかけてクルマの完成度を上げて行く方針だと思います。現行デミオは4世代目ですから、基本的には先代モデルと同じヴィジョンを持って作られているようです。確かに初代&2代目デミオはよく似てますし、3代目と現行もほぼ同じスタンスです。つまりアクセラもアテンザも次が4代目ですから、現行モデルのアップデート版が登場と思われます。駆動方式やサイズなどの大きな変更はなく、エンジンは変わるかもしれませんがインパネなどの内装も大きな変更はない・・・けど確実にいいクルマになっているとは思います。

  そういう意味でも2代目CX5は、次のアクセラやアテンザへの大きな指針を示したと言えそうです。主査インタビューを読むと、マツダ社内ではCX5、CX9、アテンザの上級グループと、アクセラ、デミオ、CX3の下位グループでは開発方針が異なると明言されています。具体的には上級グループは「質感」を重視して車重の増加を厭わない「レクサス並みの遮音」をこれからも目指していく。下位グループはより幅広い裾野(若いユーザー)へ向けたアプローチを盛り込む。そういった内容のようです。

  ちょっと面白かったのが、主査の一人が「アクセラはBMW3er、アテンザはBMW5erです!!」と表現していたことです。3erの物足りなさと、5erの満足感がそのままアクセラとアテンザの違いだと言いたいようです。確かに「なるほど」と思う点もありますけどね・・・。3er買っても気分がなかなか満たされないから、アテンザにしておこう!!という乗り換えは「アリ」でしょう。ただしアクセラが3erに対抗できる要素は、なかなかユーザーには伝わらないかも。3erみたいな使い方をするぶんにはアクセラでも十分ですよ!!と言われれば納得ですけど・・・3erと肩を並べるには冒頭に書いたようなアウディRS3セダンみたいなブランディングが欲しい!!アテンザも2.5Lターボ400psが搭載されれば5erにさらに近づける!?

  マツダの開発者のインタビューなどから推測するに、マツダが考える「スポーツモデル」とは、どうやらロードスターのように純粋に走りを楽しむために設計された「ピュアスポーツ」だけを想定しているような気がします。かつてマツダが欧州ブランドにあるような「市販車GTバージョン」を手がけた時期がありました(そんな昔じゃない!!)。いわゆるMSアテンザ、MSアクセラですが、どうやらフォード傘下で作ったこれらのモデルに対してあまり愛着を持っていないような雰囲気すら感じます。今更に市販車を改造して直線番長を作ったところで、400psそこそこではアメリカのマッスルカーの舞台に上がることすらできない!!BMWの「M」や「アルピナ」だって全然売れてない・・・のは確かですけど。

  「スポーツカー」とは市販車をベースにするものでもないし、アストンマーティンやマセラティのように欧州貴族趣味として豪華に作られるべきものでもない!!それこそ純粋に全ての自動車ユーザーに門戸を開いてスポーティな走りを楽しんでもらうべきもの!!うーん・・・とても説得力あります。フェラーリが「カリフォルニアT」を、ロータスが「エヴォーラ」を作っても(どちらも2+2のユーティリティなスポーツモデル)、マツダではRX8のようなモデルは復活しません!?・・・なんだかフォード時代に対する当てつけが強いように感じます。もうちょっと柔軟に考えてもいいんじゃないの?って気が・・・。


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2017年03月23日

マツダの危うさ。SUV以外のラインナップはどうなる!?

  北米市場で最大手のGMグループがシボレーブランドから発売している「マリブ」。ボデーサイズは4922×1854×1465mmで車重は1586kg。フロントマスク以外はどことなくGJアテンザセダンに似ていてスタイリッシュ。しかも1.8Lハイブリッドや、1.5L&2Lターボなどパワーユニットも充実しているんですけども、ホンダ・アコードやトヨタ・カムリには遠く及ばないです。車両価格もアコードやカムリとほぼ同じなのに・・・。

  アメリカではGJアテンザサイズのセダンは、まだまだお金の無い若年層向けのクルマという先入観が根強いようで、アメリカを代表するシボレーブランドにおいてマリブは極めてスタンダードなクルマ。日本のトヨタブランドでいうところのカローラアクシオみたいな位置づけです。シボレーと言えば!!シルバラード(ピックアップ)、インパラ(大型セダン)、コルベット、カマーロ。これ以外のモデルは韓国、ドイツ、オーストラリアの子会社が作った偽GM車。

  カムリ、アコードの売れ行きが抜群で、旧型アテンザと同じシャシーを使っているフォード・フュージョンも大人気。さらに日産アルティマ(日本名ティアナ)やヒュンダイ・ソナタも販売台数が増加傾向!!そしてスバル・レガシィB4がバカ売れ!!ここにワールドデザインCOTYの看板を提げて北米に乗り込むGJアテンザとマツダ陣営にとっては鼻息が荒くなる2012年だったはず何ですが・・・。

  大統領選挙で北米が盛り上がる中で、もともと単一民族国家でもないアメリカに「ナショナリズム」が高揚してから、ホンダの売れ筋はアコードからCR-Vに代わり、トヨタはカムリからRAV4へ・・・。欧州と日本のメーカーによって半世紀の歴史を築いてきた3BOXセダンから、アメリカ市場で生まれたSUVへ完全に流れが変わってしまったようです。「アメリカ的なクルマを買え!!」

  結果的にマツダもSUVでアメリカから大きな利益を得ているようですけども、マツダに於けるアテンザの立場は・・・。マツダの経営陣が完全に頭がイカレていて、「またセダンで世界を驚かせる!」なんて真剣に考えているならば、まだまだ期待もできるのですが、どうも最近のマツダは守りに入っているよなー。北米・中国・欧州で販売が伸びているジャンルに自信満々に乗り込んでいってシェアを奪う!!という意味ではかなりアグレッシブなのですが、日本市場では完全に逃げ腰・・・。

  アメリカ向けにCX9、中国向けにCX4、欧州向けにCX3そして日本向けにCX6・・・マツダのSUV戦略。どのメーカーとカチ合ってもとりあえず負けない!!負けそうにない!!日本市場ではオールマイティなCX5を補強する決定的なモデルが不足していてSUV市場でのシェアはそれほど高まってないですが、海外市場ではSUVの力でマツダシェアを2桁も押し上げています。

  アテンザで目論んでいたアメリカのセダン市場はシャットダウンを始めていて、アクセラもアメリカで当初は伸びましたが、カローラ、シビック、セントラそしてアクセラも含めて、Cセグ車は昨年同月比で2桁減となっています。さらに渾身のプレミアムコンパクトとして発売したデミオも、国内生産を国内市場で売りさばかないとなかなか利益が出ないですし、グローバル全体でもせいぜい10万台規模でしかなく、コストを低減するメリットが発揮できるとされる40万台にはまだまだ及びません。

  せいぜい200万円が限界のデミオ、300万円が限界のアクセラ、400万円が限界のアテンザ。SUV以外のマツダのラインナップは、この先どんな発展の余地があるのでしょうか? 例えばデミオは、完全に軽自動車に打ち負かされたコンパクトカー市場の「出がらし」から、BMW・MINI的なプレミアムコンパクトへの脱皮を測ったものの、「付加価値のある」コンパクトカーとして成功したのは日産ノートe-POWERでした・・・。

  アクセラは・・・「地味」で「古い」かも。プリウスのように「激情アグレッシブ」なライバル車と比べると、まるで存在価値がわからないけど、フェードアウトして行く運命から逃れられない欧州ハッチバックへのオマージュ。そのストイックな完成形としての価値は認めますけど、アウディA3と同じような「未来」が見えない哀愁をまとっています・・・。

  アテンザの前途も厳しいものがありそうです。グローバルなハイクオリティカーが日本では600万円前後で売られていますが、ポルシェ・マカンやメルセデスCクラス、あるいはEクラス、5er、クラウン、フーガといった定番の高級車と肩を並べるには、これまでのアテンザのイメージをどこかのタイミングで放り投げる覚悟が必要だと思います。

  アメリカ人が書いたホンダに関する研究本によると、ホンダの企業文化とは絶対に他社の真似はしない、常に新しいものを創造するというもので、1970年代に四輪車においても世界的な名声を得て以来、新製品によってライバルを大きく引き離す時期と、ライバルが同様のモデルを投入して追いつかれ停滞する時期とを繰り返してきた・・・とありました。即座に頭に浮かんだのが、プレリュードを叩きのめしたS13シルビアと、ストリームをパクったトヨタのウィッシュが頭に浮かびましたが、マツダもユーノス・プレッソやプレマシーを投入してました。

  さらには4輪独立サスをシビックを模倣したファミリアや、4輪ダブルウィッシュボーンというアイディアをアコードから拝借したアテンザ・・・。まあ考えるまでもなくマツダの「立場」ははっきりしています。プアマンズ・ポルシェを作ったメーカーですから・・・。そんなマツダのアイディアをパクる奇特な存在がドイツブランド!?ロードスターだったり、最近ではRX-VISIONに似ているコンセプトカーが・・・ジュネーブに。


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2017年03月14日

マツダ と ジャガー イケメンはやっぱり売れる!?

  いよいよアメリカ市場で単月ではありますが、BMWを上回り長らく定位置だった12位からポジションを1つ上げたマツダです。2017年1月の実績は前年比10%増の21,698台だそうで、月に5000台を売り上げるグループの中で2ケタの伸びを見せたのは、マツダ、VW/アウディ、ジャガー/ランドローバーの3つだけ!!VW/アウディは「大事故からの回復」による部分が大きいので、マツダとJ&Lが今のアメリカのトレンドと言えそうです。つまり「かっこいい」は正義(2016のWCOTYデザイン賞はこの2陣営がファイナリスト3台を独占)。

  もしマツダがJ&Lを買収して傘下に収めたならば、10位のメルセデスを軽く追い越して、9位のVW/アウディに肉薄するところまでいきます。「東洋のジャガー」が本家を買収して、ロードスターの設計を使ってジャガー車を作り、名車「Eタイプ」をリバイバルしたらどうですかね?(実はジャガーはEタイプ復活プロジェクトをもう発動してますけど)。ロードスターとEタイプって見た目がなんとなく似てます。細部はハッキリと違うけども、雰囲気がよく似てる。しかしサイズはEタイプの方が400mmくらい長い。




  ジャガーEタイプの初代モデルは、車重1150kgで4.2L直列6気筒NA(269ps/5400rpm)。こんな車が東京オリンピックの年に発売されていたんですねー(RX7FD3Sの最終形に近いスペック!!)。2年後の1966年にBMW2002が2L直4ターボ(170ps/5800rpm)で登場します。さらに翌年の1967年に相次いで発売されたのが、トヨタ・2000GTの2L直6NA(150ps/6600rpm)とマツダ・コスモスポーツのロータリ491cc×2NA(110ps/7000rpm)。1969年のポルシェ911Sのスペックが2.2L水平対向6気筒NA(180ps/6500rpm)。まだまだ日独の自動車産業が英国・米国(1960年のコルベットC1が4.6L・V8NA・248ps/4000rpm)に圧倒されていた時分です。

  トヨタとBMWが手を組んでスポーツカーを作っていますが、マツダとジャガーも手を組んで対抗モデルを作ったらどうですかね。そして経営基盤を作り上げるためにもドル箱化しているSUVも一緒になって作ればいい。ランドローバーにとっては「ムカついて仕方ない」存在のポルシェ・カイエンを葬るためにも、飛び道具を持った相棒が欲しいはず。大型SUVの量販モデルを捌くには、やはり優秀なディーゼルエンジンがあったほうがいいでしょう。

  マツダとトヨタが協業を発表して間も無く、どっかのグループが米国でディーゼル疑獄事件を起こしてした影響からか、レクサスGSなんかに搭載される可能性のあったマツダ・ディーゼルが宙に浮いてしまいました。世界的にEセグセダンの販売が縮小していて、メルセデスEクラスなどは売り上げが最盛期の半分になっているそうですが、レクサスもGSを廃止する!?なんて噂まで出てきました。レクサスRX/NXには採用されるかもしれませんが、プレミアム市場の動きはかなり流動的です。発展著しいタイでは2016年にメルセデスとBMWが2万台も売れたそうですが、これは日本市場の約1/3に当たる数字で、GNI(国民総所得)で日本の1/10に満たないですし、しかも日本市場並みに日本メーカー占有率が高い東南アジアということを考えると驚異的な数字です。右ハンドル市場なのに!!

  レクサスは何をしているのか?マレーシアや中国に生産工場を持つメルセデス(同じく中国生産のBMW)に対して、日本とアメリカでしか生産していないレクサス・・・。輸送コストと関税戦略で完全に遅れをとっています。そもそも低価格プレミアム市場に対応できるボトムモデルがレクサスには無い!!インフィニティやアキュラは米国市場ですら存在感無いですから、「ブランド戦略」もへったくれもない・・・本国・日本で発売できないブランドが新興国で通用するわけがない!!何を誇るというのか!?

  やっぱり100年以上の歴史を誇り変わらぬブランド名で今も商売を続ける、メルセデスとBMWのブランド力はユーザーの気持ちに上手く火をつけるんでしょうね・・・。ドイツ以外のメーカーで対抗するならば、ジャガーとマツダじゃないですか? スバルはまだ歴史が浅いし、ホンダ、日産、トヨタはプレミアムブランドを作ってしまった時点で「ケチ」がついています(VWみたいなものですね)。

  マツダが専用設計スポーツカーを作り続けて今年で50周年。これは世界的に見てもとんでもないくらいの快挙です。総合自動車ブランドでこれを上回るスポーツカー制作の歴史を誇るのはジャガーとポルシェだけです。共に1948年に「XK120」と「356」というスポーツカーを発売し、2017年まで70年近い歴史を刻んでいます。VWやフォードの手厚い庇護があったとはいえ、この3ブランドだけが半世紀をサバイバルしてきました。

  トヨタやホンダもここ数年で、ブランド力の強化を目指して、再び専用設計スポーツカーを復活させてきました。メルセデスやBMWもいよいよブランド初となる専用設計スポーツカーが投入される見込みです。日本のカーメディアでは、これらの「にわか」ブランドの新しいスポーツカーが持て囃されることになるでしょうけど、「作り続けてきた」という圧倒的な価値を持つ3ブランドこそがもっともっと称賛されるべきだと思うのですよ。VWをケツ持ちにするポルシェは安泰ですが、基盤を持たないジャガーとマツダ・・・お互いに相通じるところもあるんじゃないでしょうか。

  SUVやスポーツカーの他には・・・やっぱりセダンですかね。ジャガーXEの先代格になるジャガーXタイプは、マツダが開発したカペラ用のシャシーを作って作られました。初代、2代目アテンザとは共通設計です。フロントサスは、高級ブランドのジャガーがストラットなのに、大衆ブランドのマツダがダブルウィッシュボーンを採用しているのが面白いです。同じシャシーを使っているのにXEは「ジャガーの面汚し」と批判され、アテンザは欧州で大成功しました。もうこのブログで何度も書いてますが、欧州を席巻していたE46系3erとアルファ156を撃ち落とす「東洋のジャガー」現れる!!というわけです。

  マツダとジャガーがこれからさらにブランドを長く維持するためにも、さらなる「神格化」を目指す必要があるんじゃないでしょうか? ジャガーはFタイプでポルシェ911に挑んでいますが、ポルシェの懐の深さの前に思うように成果が出ていません。新技術が大好きなポルシェですから、とにかく「手数」が多いです。918という完全に割り切った超速「電車」モデルを作ったかと思えば、911Rのような「逸品」が出てくる・・・。

  技術的なブレイクスルーという部分でジャガーは圧倒的に不利だと思います。「アルミ」「スーパーチャージャー」というトレードマークこそ確立しましたが、もっともっと欲しいはず!!相手はVWにアウディ、ランボルギーニ、プガティ、ベントレーまで幅広い協力体制が敷かれています。対抗するにはマツダとフィアット・クライスラー・グループを味方につける必要がありそう!!(味方が多いからいいクルマができるわけではないですけど)

  PSAがオペルを買収して、再び業界再編の動きが加速しそうですが、やや宙ぶらりんになっているマツダ、スズキ、ボルボなどがどこと提携するのか(一応全部トヨタ陣営?)。自らのブランドのカラーを濃くするか薄くするかは、どの相手を選ぶか?で決まるでしょうから、トヨタとくっつきすぎてやや意味不明なスバルみたいにならないよう・・・とは言っても現状のスバルは儲かってるみたいですね。


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2017年03月01日

マツダの使命は・・・欧州ブランドにアイディアを提供すること!?

  「ロードスターRF」のエクステリアが発する何とも瑞々しい雰囲気の正体は何なのでしょうか!?ハードトップがちょっと窮屈そうにかぶさる寸詰まりなスタイルこれは・・・1989年の香り!? 「日産180SX」「ホンダ・インテグラ(ED6)」「日産フェアレディZ(32)」「トヨタ・セリカGT-Four」「ホンダCR-X・Sir」「NAロードスター」「トヨタMR2(SW20)」「ユーノス100」・・・たった1年でユーザーがモロ被りのガチンコ競合が8台も!!もちろん1989年ですから、「R32スカイラインGT-R」「セルシオ」「レガシィ・ツーリングワゴン」といった金字塔的な傑作モデルもこの年に発売されています。

  フェアレディZ以外のモデルはいずれも、車重1000~1100kg程度の軽量ボデーに130~180psのユニットのスポーツモデルですから、この2017年に奇跡的に程度の良い中古車両が残っていれば相当な価格が付くことでしょう。NAロードスター以外は、見るからにストイックな走りを連想するハードトップの小型クーペです。いやストイックに走ることしか「許されない」雰囲気すらあります。今どきのクルマでいえば「トヨタ86」「アウディTT」や「ポルシェ718ケイマン」。ルーフも開かないのに、のんびり走る「プロムナードカー」で収まっていいのか?いいわけない・・・。

  2012年に先駆けとして発売されたトヨタ86に続いて、2017年からは「1989年の再現」のように手軽でやたらとスポーティなマシンが買える時代がやってくる予感が日に日に高まっています。マツダがロードスターRFによりクーペ的な意味合いが強いタルガトップを採用したのも、そんな時代の風を感じていたからなのかなー? ホンダもシビックtypeRをいよいよカタログモデルとして復活させることが決まっているようですし、日産も日本市場向けにフェアレディZとは方向性が違う「走るクーペ」を投入してくるんだとか・・・。

  マツダはかつて「ユーノス」というブランドを企画して立ち上げたことがありました。1989年の当時はまだ小学生なので、その実体を探るには自動車図鑑で見て、ラインナップされているクルマの設計思想をあれこれ考えることしかできないんですけども、マツダの目指したビジョンは2017年の今でも伝わってくるんですよね・・・。そして今このブランドが日本にあったなら、クルマ文化はもっともっと豊かだったんじゃないかって思うんです。

  「欧州ブランドよりも熱く欧州市場にコミットしたブランド」・・・。呆れちゃうかもしれないですが、ユーノスは決して欧州ブランドの猿真似では無く、ロードスターを先頭に、欧州的なクルマの「あり方」を日本メーカーの分際で大胆にも示してしまおう!!というなかなかブットんだアイディアが根本にはあります。こればっかりは他の日本メーカーが挑んでも絶対に成功しなかったでしょう。しかしマツダはロードスターのたった一撃で完全に欧州市場をひっくり返してしまいました(信じられない)!!誰でも知っていることですが、BMW、メルセデス、ポルシェ、ルノー、オペルなどは挙ってマツダの「提案」を素直に受け入れるという展開に・・・。

  たまたまロードスターが当たっただけ・・・なのかもしれないですけど、翌年に発売されたユーノス・コスモはスカイラインGT-Rの前に霞んでイマイチの結果でしたが、このクルマもまたスゴい世界観持っていましたから、決して一発屋というわけではないと思いますし、やはり欧州全体をプロデュースできるくらいの能力が当時のマツダにはあったんじゃ!?もしバブルが崩壊することなく、あるいはマツダが意地でユーノスを存続させていたら・・・!?あるいは同じ1989年に生まれたレクサスのように北米市場で生き残る覚悟で臨んでいたら!? このブランドは・・・ジャガーXJ、フェラーリカリフォルニア、アストンマーティンDB11みたいなスケールのクルマを生み出していたかも!?

  NAロードスターが、ユーノスコスモが、アンフィニRX7FD3Sが・・・ロータリーエンジン搭載という魅力を差し引いても、素晴らしいスタイルの王道スポーツカーを平然と連発するMAZDA・・・。のちにフォードが欧州向けプレミアムブランドとして、アストンマーティン、ジャガー、ランドローバー、ボルボと並んでMAZDAを配置したのも頷けるような存在感が1990~2000年代には確実にあったと思います。2013年にはフォード組の同級生のアストン(ヴァンキッシュ)、ジャガー(Fタイプ)、マツダ(アテンザ)の3台が「世界デザインCOTY」の最終選考となり史上もっともハイレベルなデザイン対決と騒がれました!!

  ここから先はやや妄想も入りますけども、今の欧州の各ブランドは「何らか」の刺激を欲しているようなヌルさを感じます。欧州メーカーって失礼ですがやはりオリジナリティってものが無い・・・。日本勢、韓国勢、アメ車(TESLAとかさ)による「外部的刺激」が無いとどうもトヨタみたいにユルいクルマが出て来てしまう。そもそもBMWは最初から最新型まで100年間ことごとく他所ブランドを意識し過ぎてきた「屈折」した存在だし、メルセデスなんて・・・あのリー=アイアコッカの言葉を借りれば、世界ナンバー1の「ゲス」なブランド。アメリカ人はこのブランドが大嫌い!!とくにアイアコッカみたいなイタリア系だったりすると尚更みたいです。単なる感情論ではなくて、北米自動車産業の「至宝」を私利私欲でボロボロにした道義的責任は非常に重いし、そもそもこのメーカーは何も考えていない(実力が無い)・・・って。

  確かにSUV造りにせっせと励むようになったドイツブランドなんてさ・・・中国メーカーと何が違うの!?って気がします。いやむしろ中国メーカーの方がデザインのセンスなんか良いですし、VWみたいにその地域の実情を無視したような部品を使う「クズメーカー」は厳しい国内競争で淘汰されるだろうし、VWみたいに法令を無視してズルい装置を使ったりしたら世界一厳しい当局から鉄拳制裁が容赦なく飛ぶだろうし(VWだってメルケルが居なければ即刻国外追放!?)。日本もそろそろ三菱エンジンとアイシンATが使われた中国メーカー車を輸入してもいいんじゃないの!?中国が人件費が高騰してきても「世界の工場」として君臨している最大の理由は、なんといっても中国は日本並みにモノ造りが上手かった!!いう事実が世界に知られてきたからなので・・・。

  さてすっかり野暮な仕事が板に付いてきたドイツブランド(メルセデスの新作SUVに興奮する人なんているの!?)も、かつてのようにMAZDAからカウンター気味に「飛び蹴り」が一撃でも入れば、デザインからエンジニアリングからこれまでとはガラリと変わって、再び国際的な競争力を取り戻すんじゃねーの!?・・・そんな世界の自動車メーカーに「喝」を入れるというとても重要な役割をすっかり忘れて、アウディだかボルボだかがやっていたような、「現実主義」な3列シートのSUV(CX6は9月発売!?)を作ることに懸命になっているマツダ・・・これもなんだかなー。

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2017年02月21日

2017年のマツダを占う いよいよ「買い」のタームでは!?

  国内市場での苦戦が伝えられるマツダですが、新型モデルの注目度は相変わらずに非常に高いものがあります。「カッコいい」「しっかりしてる」「欠点が少ない」「気分良く乗れる」「運転に飽きない」などなど、マツダがブランドの重心を置く「中型車」を主に使うユーザーにとっても好まれる要素に関する「作り込み」という基準で評価するならば、「スカイアクティブ以前」⇒「スカイアクティブ第一世代」⇒「スカイアクティブ第二世代」へと時系列に沿って着実に進化していると思います。

  「スカイアクティブ以前」の世代には、スポーティに目立つハンドリングや操縦性の高さなど「飛び道具」があったりしたので、度々スカイアクティブ世代に対して「残念な気持ち」を吐露して来ました。しかしトヨタが86を発売してから、マツダのようなピーキーなハンドリングを愉しめるクルマはどんどん増えていますし、そんなクルマをマツダ車と同じくらいの価格帯で無理なく買う事だってできます。・・・時代は着実に変わって来ているんですねー。

  マツダの存在意義は薄くなった!?という意見も以前世代のオーナーからはしばしば聞かれましたし、私自身もそう感じていました。それでも「今」まさに死地で戦っているマツダを見て、そんな非情な考えを抱いたことをちょっと恥じている次第です。売り上げを伸ばしているトヨタやホンダのようにファミリーカー市場でコンサバな戦略を仕掛けるメーカーは、市場のニーズに冷徹なまでに合理的なクルマを作りますが、そこからは「日本が世界に誇る!!」といった類いのモデルはなかなか期待できません(C-HRはなんか胡散臭い)。北米では地の利(生産工場)を生かしてトヨタもホンダもドイツ車と真っ向勝負をしていますが、国内市場でメルセデスやBMWと争うのは「無駄骨」だと判断しているようです。

  そんな中でマツダが「日本車代表」みたいなクルマをせっせと仕立てて、(日本で)ドイツ車からシェアを奪う!!という快挙もボチボチあるようですが、せいぜい1000~2000台/月売れれば大ヒット!!というのが輸入車の相場ですから、アテンザ1000台/月、アクセラ4000台/月、デミオ8000台/月といった国産メーカーベースの目標値を達成するには、やはりトヨタやホンダからシェアを奪わなければなりません。以前のマツダならばトヨタ、ホンダの競合車の限界価格から割り出した低価格による戦略で生き残ってきましたが・・・それを止める!!と宣言したわけですから、イバラの道は続きます。

  「ロータリー50周年」の2017年は、とりあえずロードスターRFと新型CX5がマツダの切り札になるようです。真逆の性格を持つ2台ですけどそれぞれに購入者の気持ちをくすぐる気の利いた「マツダ・スペシャル」として完成度は高いと思います。とりあえずファミリータイプのクルマを選ぶならCX5をとりあえず候補に入れる人は多いでしょうし、じわじわと来ているスポーツカー・ブームにガマンが出来なくなった人が新車で購入するなら「RF」はなかなかポイント高いのではないでしょうか?

  フラッグシップとしてはちょっとずつ「減点要素」がある・・・とか言われちゃっている、なかなか煮え切らない現行アテンザも決して悪くないのですけども、新型CX5やRFの方が他社ユーザーへの「惹き」は強いような気がします。フラッグシップがやや霞むくらいにゴキゲンな2台ですが、普段は1人で乗る人にとっては、どっちを選んでもOKだとしたら、どちらにしようか!?困るってケースもあるかも。もういっそのこと2台まとめて買ってもいいんじゃないですか? おおよそ600万円程度で済むと思います(駐車スペース2台分ですけど!!)。メルセデスCクラスと軽自動車みたいな組み合わせよりは、価格も抑えられて愉しいカーライフが送れてよっぽどイケているんじゃないかとは思いますが・・・。

  マツダ車の魅力といえば「ロングツアラー」性能の高さ。50年間に渡って専用シャシーのスポーツカーを作り続けるなどポルシェと同等の歴史を誇りますし、トヨタや日産とともにもともとはフルサイズセダンを作っていたメーカーという実績もあって、先代以前からシートなどエキップメントの評価も高いです。これに関しては、おそらくセンティアやコスモの時代からのマツダの役員や退役した元重役が、シートに関してとてもウルサいんだと思います。この辺が群馬県のブランドとはもっとも大きく違うところじゃないかと思います。座った瞬間の「インプレッション」で勝負するなら、田原、上三川、狭山のジャパン高級ブランドとも同等ですね(個人的主観で恐縮です)。

  「ロングツアラー」の定義は難しいですけども、100km(2〜3時間)程度の距離を「自宅のソファー的な快適性」で過ごせるクルマでしょうか。シートの快適性はもちろん、インパネは高級オーディオみたいなインターフェースでまとめられていて、ウインドーに写る外界とは隔絶された静粛性(自宅に居る安心感)があって・・・といった条件を挙げていくと、マツダのラインナップでは1.5L(ガソリン)のアクセラと1.3Lのデミオは高速巡航では耳鳴りがしちゃうので、残念ながら失格です。ラインナップ全車が「ロングツアラー」適正良好!!となればマツダもいよいよ一皮むけるのになー・・。

  ダウンサイジングターボに対して否定的な姿勢で有名な、マツダのエンジンにおける狙いは、高速道路での100km/h巡航で1800rpm程度に抑えこむという高速ツアラーの「初歩」を実現することなはずです。日本車よりも直結(DCT)&ハイギアードが進化している欧州車ですが、ダウンサイジングターボの弊害として、車格に比してハイパワーの1.6Lターボを積んだ208GTiでさえも、100km/h巡航では2000rpmを大きく越えてしまいます。もしかしたら、スポーティなギア設定が裏目に出ている可能性もありますけどね。

  しかしデミオクラスの軽量級ボデーに1.6Lターボでもこのザマですから、それより大柄なボデーを持つ群馬系1.6Lターボ車や、メルセデスのA〜Cクラスの1.6Lターボ(A180/B180/C180)といったモデルでも、「高速道路が得意」なイメージを裏切って「ロングツアラー」性能は低いです。VWゴルフに2Lターボの「GTI」が設定される意義も、1985年以来ずっとアウトバーン対策なんですけども、ゴルフ7GTIは軽量化の悪影響からか、先代よりもハネやすくなっていて、段差などがほとんど無い新東名でも、なにやら床下から軋み音が(リアゲートからも!?)あって、あまり高速道路でオススメできるクルマじゃないですね〜・・・。CD値もあまり良くないですから。2Lターボを積んだCクラスやCLAといったメルセデス勢の方が優勢かも(ただし価格が・・・)。

  残念ながらブランドの全てのモデルではないですけども、マツダの大部分のクルマは、ふと気が向いた時に関越自動車道を終点まで走破して、新潟の旨い魚でも食べに行ってしまうような人に合っているのかなー。日本市場でクルマ売っているメーカーではおそらくナンバー1ですね。マツダを検討している人に最も伝えたいブランドの美点です。「ハンドリングのマツダ」はロードスターへ集約され、「高速ツアラーのマツダ」として魅力をどこまで高められるのか?月並みですけども2ドア車なんかもあっていいんじゃないかなー。


↓最近の欧州至上主義のライターはガソリンの良さがわからないみたいです。


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2017年01月17日

沢村慎太朗さんが最新刊でマツダの今は亡きショートストロークMZRを絶賛!!しかし・・・

  今では日本で販売されている高級車のほとんどは4気筒エンジンになってしまいました。トヨタや日産の高級モデルといったらひと昔前ならば6気筒が定番だったわけですが、いまではクラウンもスカイラインも2L直4ターボ(通称「チャイニーズ・ターボ」)が販売の主流になってきました。とりあえず2Lターボを積んでおけば中国市場でよく売れる!!という安易な流れはグローバル車のスカイラインはともかく、香港でも販売が始まったクラウンにまで広がっています。

  マツダがフォードグループの一員として開発を担当した名機「MZR」をベースにした直4ターボはまだまだ世界で現役です。ボア×ストロークが87.5×83.1mmに設定されたこのショートストロークのエンジンも、GHアテンザ後期から直噴化され、フォードが仕様するバージョンでは当然の如くターボ化されたユニットがフォードの2.0Lエコブーストとして世界中のブランドで採用されました。高回転化が容易なショートストロークなので、悪名高い「チャイニーズ・ターボ」化されてもキレのあるレスポンスが愉しめるエンジンとしてプレミアムブランドのセダンやSUVから果てはピュアスポーツカーにまで広く使われています。ちなみ旧世代のマツダ車でこのエンジンを搭載したモデルは、アテンザ(GG、GHともに)、アクセラ、プレマシー、ビアンテ、ロードスター(NC)の5台でいずれも自然吸気エンジンです。

  現在日本に正規導入されているモデルの中で、このMZR2.0ターボを採用しているのは、ジャガーXE、XF、XJ、Fペース、ランドローバーのレンジローバー・イヴォーグ、ディスカバリースポーツ、ケータハム・セブンの480と620、ゼノスE10、ラディカルSR3SL、モーガン・プラス4です。欧州フォードがクルマ文化を守るために少数ロットでも供給するという「慈善事業」を行っていて、その恩恵でユニットが供給される英国ブランドに広く行き渡っているようです(マツダもやればいいじゃん!?)。

  MZRは今となってはMINIに供給されるBMWのモジュラーエンジンと並んで、英国車の屋台骨を支えているといってもいいかもしれません。もっとも高価なモデルはラディカルSR3SLで、マツダの旧型エンジンを搭載して車だというのに1500万円もします!!沢村さんが言うには日本の公道走行車ではサーキット最強モデルでは!?とのことです。つまりGT-Rや911ターボよりも速いです(ナンバー付けられます!!公道もOKみたいです)。

  旧フォードグループという因縁でMZRを使い続けているジャガー・ランドローバーですが、ラインナップの中では下位グレードのエンジンになっていて、上位グレードはV6やV8にスーパーチャージャーを組み合わせたユニットが全面的に採用されています。「レクサスRC-F」のV8や「BMW・M3/M4」の高回転型直6ツインターボに匹敵するこだわりのユニットが1000万円以下で手に入ることを考えると、ちょっと頑張ってV6ツインチャージャーの上位グレードが欲しい!!とか思ってしまいますが、下位グレードの「MZRエコブースト」もキレの良さを考えれば捨て難いです。この2つ(3つ)のエンジンだけで構成されているのが「ジャガーの美点」です。

  ただしMZRはショートストロークですからトルクは控えめになります。レスポンスや噴け上がりではBMWの直4ターボ(N20、B48)を圧倒します。ただし圧縮比ではBMWエンジンに分があり、燃費ならばBMWがかなり優位となっています・・・。

  たびたびマツダとBMWの比較をぶち上げて「マツダ党」を喜ばせてくれる(BMWをキレさせている)沢村慎太郎さんですが、年末に待望の「午前零時の自動車評論12」が発売されました。そこでもジャガーXEとBMW3er、メルセデスCクラスとの対比分析が行われ、ジャガーXEの圧倒的なスポーツ性能は、ジャガーの意欲的な設計が見事に具体化された結果であり、ジャガーが怯まずに予定通りの拡販を続ければBMW3erの市場を大いに食い荒らして、果てしなく迷走して単なるファミリーカーに成り下がった3erの今後の方針にも良い影響を与える可能性がある!!くらいにジャガーXEとマツダMZRターボの素性の良さを絶賛しています。

  ジャガーXEとBMW3er(F30系)は、ジャガーになにがしかの迷いがあったかのようで、デザインも酷似していて、BMWファンからはあからさまなパクリとか言われてますけども、実際に乗ってみるとだいぶ違います。やたらとヒョコヒョコとアシが動いて角が取れた乗り味のBMW3erに対して、低い着座とタイトなハンドリングでロードホールディング性の高い走りを実感させてくれるジャガーXEです。ちょっと大袈裟に表現するとクラウン(3er)とスカイライン(XE)くらいに違う乗り味です。

  ジャガーXEと違ってBMWのF30系の4ドア車には「表」と「裏」があって、「表」の3erはクラウンのようなゆったりとした乗り味に意図的に仕上げていて、「裏」の4erグランクーペMスポは、3erと基本設計が同じとは到底に思えないタイトなハンドリングとアクセルフィールを持っています。つまりジャガーXEと4erグランクーペは、同じミッションを使っているとはいえ、シャシー&ボデーからエンジンまで全く違うけども、ほどほど近い地点に着地したモデルだといえます。

  「スタイリング」と「走り」を追求したDセグの4ドアセダンとして、もっともっと売れてよさそうな「XE」と「4erグランクーペ」ですが、600万円前後の価格帯が予想外に激戦区で、ポルシェマカンからトヨタ・アルファードまで非常に優秀なクルマが多いですし、走りを強調するクルマに関してもロータス・エリーゼやポルシェ718ケイマンなど選択肢は豊富です。そもそも純粋に走りを愉しむのに600万円も要らねーし・・・ロードスターか86買えばいいじゃん!!って話です。

  このブログの「メイン」と言える主張は、GH系アテンザのポテンシャルの高さなんですけど、その中でも自然吸気のMZRエンジン、特に2Lのショートストロークのキレは他のエンジンではなかなか堪能できないレベルです。スカイアクティブGになって一気に良さが無くなりましたし、駆け抜ける歓びを謳ったBMWの直4ターボは所詮は「ターボだなー」というヌルい手応えだったので、「つまんねー」って書いたらコメント欄で袋叩きにあったこともありました。つーかこのエンジンをマツダは2003年から使っているわけですから、日本でクルマの評論家やっているような輩はとっくに知っていてもよさそうですけど、フォード・フォーカスに同じエンジンが使われても覆面座談会の誰も言及しないなんてことありえます?

  なんでマツダのラインナップから絶滅したあとになってジャガーランドローバーと英国のピュアスポーツだけが使う段になって脚光を浴びなきゃいけないんだろ。NCロードスターに使われていたエンジンですよ!!・・・で何に一番キレているかっていうと、沢村さんがメチャクチャに間違ってることです。折角のMZRに脚光を当てた画期的な評論なんですけども、挿入されているボアとストロークの数値の一部が他のエンジンと入れ替わってしまっていて、フォードのエコブースト2.0LはずっとショートストロークのMZRのままなのに、ポート噴射の初期モデルはロングストロークで、直噴化されてショート化した!!なんてあり得ないことを書いちゃっているわけですよ。・・・いやガッカリですよ沢村さん。これ・・・まさにあなたが大っ嫌いな「にわか」ってヤツですよ。

  NDロードスターまで直噴化されているマツダのスカイアクティブGは、直噴ロングストロークを自然吸気で(マツダが標榜する)理想的な圧縮比にまとめあげる(ターボでは達成不能!?)設計です。これを理解せずに「過給無しはコストダウンだ!!」と断じていた2012年頃のベストカー(国沢光宏氏、石川まきてる氏など)も相当にウザかったですけど、沢村さんもヤツらと一緒でなにも分ってないんじゃねーの!?という疑惑が・・・。やっぱりカーメディアはダメだな。もっとストイックに「最強の4気筒」とか「最強の6気筒」とか追求したりしないのか!?

  そーいえば沢村さんはGQーCAR2で、日産の3LのV6ターボ(VR30DETT)について言及されてましたけど、日産のエンジン担当エンジニアの誇りって、「日産こそが6気筒の王者だ!!」っていう自負だと思うんですよ。そして「4気筒の王者に拘っているのがMAZDA」。この両社はもう10年以上もその地位を守ってきましたけど、日本のカーメディアからは無視され続けました。国沢さんならともかく、沢村さんならいくらでも言及する機会はあったと思うんですよね。HV全盛の時代になって初めてそれに気がつくってさ・・・。


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2016年12月24日

とうとうMAZDAの専門雑誌が創刊!!

  最近割とマツダに言及することが多いライターといえば小沢コージさん。最近見たこの人のCX5レビューには何だか「温もり」が感じられてとても良かったなー。ちょっと前までベントレーがアウディが・・・って感じのとてもチャラいイメージのライターさんだったのですが、実際にベントレーを所有してしまうくらいの人だからこそ、他のライターには見えていないマツダの「豊かさ」がわかるんじゃないかと思ったりしています。

  いよいよマツダも極東のカルトカー・ブランドから、世界標準のエモーショナル・ツアラー・ブランドへの脱皮が完了しつつあります。マツダ車を買えば、フロントシートにはクオリティを表現するランバーサポートがもれなく付いてきて、シフトレバーもインサイドのドアハンドル周辺も、心地良い手触りの素材に包まれていて、もうこれ以上何を望むんだ!?とにかくエモーショナルな部分を大事にしていることはよく伝わってきます。1000万円くらいする高級SUVを仕立ててきてももう驚かないです。レクサスLCに対抗するようなラグジュアリー・クーペ作っちゃえよ!!

  輸入車ガイドブックによると、日本市場で展開している主な輸入ブランドはまだまだ39もあるようですが、その中でマツダのポジションはこれまではVW、ルノー、プジョー、シトロエン、アルファロメオくらいと思われてきました。しかし今ではエモーショナル度においてはこれら5ブランドを抜き去り、その次のステップ(BMW、アウディ、メルセデス、ボルボ、ジャガー)と比べても、とりあえず大きく負けている部分は無いかなーという気がします。特にエンジンのアドバンテージはデカいですね。ディーゼルでもガソリンでもこれら5ブランドを圧倒しています。

  今どきは燃費にこそ言及するものの、気持ちの良いエンジンを語るライターが激減しました。まさかメルセデスとBMWの4気筒が一番ヒドい!!なんて間違っても書けないですしね・・・。マツダのエンジンも残念ながら「絶対に手に入れたい!!」ってほどの出来ではないですけどね。どのブランドもガソリンに関してはターボ・NA問わずで実用域の低速トルクを太くする傾向が強く、4000rpmあたりでフワっとパワーが抜けるどーしようもなく気持ち悪いフィールが嫌ですね。まだ温まっていなMZR2.0を踏み込んだ時の「アノ」情けないフィールが、ずっと付いて回るって!一体何の因果なんだよ・・・。ディーゼルを買う人の気持ちがわからんでもないです。

  マツダのスペシャルエンジンはやっぱりなんだかんだいっても2.5LのガソリンNAですね。他のメーカーが使う2Lターボが例外なくモタれる中速域でのパンチがとても気持ちいいです。マスタングの2.3Lターボ(MZRターボ)もモタれてました。今のマツダの「美点」を挙げるならば、自然吸気2.5Lで全速域を愉しめる設計にクルマを見事にまとめている点です。300psに達するレクサスIS350やスバルWRX・S4、スカイライン350GTも、もちろん迫力の走りではありますが、パワーウエイトレシオの点ではちょっとスポーティな演出が強過ぎるかなーという気が(アメリカ向けだな・・・)。

  もちろんある程度の勾配を含むワインディングを気持ちよくすっ飛ばすと、余裕を持ったパワーの有り難みが身に染みるわけですが、そういう状況も全部ひっくるめて「エモーショナル」に受け止められるクルマが、「真のエモーショナル・ツアラー」として評価されるべきで、マツダ車がこれから相手にしていくユーザーが求めるものがまさにコレだと思います。BMWやボルボの直3/直4ターボみたいな中速域で気が抜ける「セコい」設計を真似るのではなくて、アテンザならばガソリンは2.5L自然吸気と2.5Lターボだけ!!みたいな思い切った戦略じゃないと、このクルマの魅力はなかなか伝わらないだろーな(とエラそうな事を言ってみた!)。

  2015年のパリ協定調印を受けて、そこに盛り込まれた2030年のCO2削減目標に向けて、欧州各国は次々と内燃機関の締め出しを図っていますから、新型エンジンの開発は次々と凍結されていくんでしょうね・・・。BMWやジャガー、ボルボは出来たばかりのモジュラーエンジンを最後(2030年)まで使い倒していくだろうし、マツダもスカイアクティブの次はロータリーEVになるんですかね(欧州ではピュアEVを売る?)。とりあえずマツダクラスの100~150万台程度のメーカーは、案外あっさりとEVに転身するんじゃないでしょうか。

  それまでの残り15年足らずをどう過ごすんでしょうか?モデルサイクルは2〜3回といったところなので、エンジン同様に現状のプラットフォームを使い倒すのでしょうけど。なにげに2.5Lの4/5気筒を持っているメーカーが「エモーショナル」部門では勝ち組なんじゃないかと思います。マツダ、スバル(水平対抗4)、アウディRS(5気筒)、ポルシェ(水平対抗4)、トヨタ、日産が使ってます。2.4Lならばホンダと三菱(フィアット、クライスラー、ジープ、ヒュンダイ)もありますけど、高効率化を狙ったアップデートが行われているのはマツダ、アウディRS、ポルシェ、トヨタだけ!?

  冒頭に書いた小沢コージさんのレビューには、マツダが持っているポテンシャルを存分に発揮するようなプランがしばしば見られますね。他のライターは判を押したように「マツダは良くなった!!」という何処基準だか全くわからない(以前のマツダを知らない!?)ような、クソなレビューばかりなので、読んでてイライラします(そのうちマツダの向けられたゴミなレビュー列伝でもこのブログで晒そうかな・・・)。小沢さんだけは不思議と「マツダが良くなった」とは書かないですね。それだけ技術があるならば「こーいうクルマも作れるんじゃねーの?」みたいな内容がマツダファンの気持ちを上手く掴むんですよ。

  こういうレビューが書ける人って、現状の自動車産業にいくらか絶望を感じているんだと思います。BMWの2Lターボってクソだな・・・。メルセデスの2Lターボなんて高級車に載せるレベルじゃない・・・。結局まともなエンジンって何?BMWの直6ターボと、レクサスのV8と、ジャガーのV6スーパーチャージャーと、アウディのV10とか直5とか。直4ターボだったらポルシェ(マカン)くらい。そう考えるとマツダの2.2Lディーゼルと2.5L自然吸気ってそこそこ素晴らしい選択肢じゃないの? 

  「価値あるクルマ」って考えたときに、最廉価に位置しているのが、600万円のマカンと718ケイマンだっていう事実。そこから下には日産のフェアレディZ(3.7L自然吸気)とマツダの「2つのエンジン」があるだけ(ロードスターの1.5Lも入れれば3つ?)。おそらくこの状況を的確に理解していらっしゃるからこそ、小沢さんのマツダや日産への記事は温かいなーと思います。沢村さんみたいな極端な言い方で恐縮ですが、「わかってねーヤツが多過ぎる」なんですよね・・・。マツダの藤原さん(専務執行役員)はこのことが解ってんのかなー!?もしそうならばもっといろいろとアピールできると思うんですけどね。年末に発売されたクルマプレイボーイのインタビューはちょっとつまんなかったな。

  「MAZDA・FANBOOK」なる季刊の雑誌が刊行になりました。1年に1台しか新型モデルが出ないのにコンテンツは作れるのかな?なんて余計な心配をしてしまいますが、出たがりなマツダの社員を次々を晒して好き勝手に喋らせてくれるならば毎回買おうと思いますけど、次号は小沢コージさんを投入してみてはどーでしょうか?ちなみに著名なジャーナリストとして第一号に登場しているのは飯田裕子氏のみです(写真がやたらとデカいのでファンの方にはちょっとオススメかも)。まだ続くかどうかも未定だから連載の依頼ができないってのもあるのかもしれませんけど、キャラの濃いライターの連載が欲しいですね。とは行っても、小沢さん、沢村さん、それからミスターGT-Rの水野さんを持って来るくらいですかね。福野さんや西川さんではテンションが上がらないだろうし、島下さんや河口さんでは読者のマツダファンが発狂する!?他にマツダを解するライターといえば・・・K沢氏。カッコいい雑誌には似合わないのでパス・・・。


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2016年10月21日

マツダはやはり「マルチチャンネル」で輝くのでは?

  「大人のオトコ」が趣味で買うモノ・・・スーツ、靴、ベルト、ネクタイ、カバン、時計、ウイスキーそれからクルマ。とにかくなんでも「セカンド・ブランド」の時代を迎えています。某英国高級ブランドとの契約が終了した日本のアパレルメーカーが、大幅赤字で人員整理をしたというニュースもありました。改めて世の中は「品質」よりも「記号的価値」に訴えてモノを売っているんだなーと、まざまざと見せつけられました。

  あれこれと持ち物全てを「ブランド品」にするとやはり消耗します。直輸入の「ブランド品」は高価過ぎて売れないけど、ブランドと提携したメーカーがライセンス生産して、手頃な価格に落とし込んだ「セカンド・ブランド」の商品はよく売れます。直輸入の愛好家からしてみたら、日本のライセンス品なんて魅力ないのかもしれないですが、縫製技術やデザイン力において自動車産業のように優位な地位にある日本のアパレルが手掛けていますから、しばしば直輸入品よりも品質が良かったりします。イギリスの中心部にあるポー◯・ス◯ス・ロンドンのブティックには日本のライセンスメーカーの気鋭な商品が並んでいます。

  2012年以降、新たな戦略によってブランドの再構築を狙うマツダ。新たにシェアを獲得するべく北米へ進出し、出足はとても好調に見えたのですが、2015年、2016年はやや決め手不足で「息切れ」感があります。「マツダのソウルレッド」としてトレードマーク化するかと思いきや、他ブランドが次々と高級モデルのイメージカラーに「レッド」を使い始めて、いまではどこも「レッド」を敬遠するタームになってます。マツダも「マシーングレー」でなんだかGTカーっぽいイメージ戦略を仕掛けてます。ここまでの4年間で何か特別な地位が掴めたのか?確かに業績は改善し、多くの市場で成長が見られますが、「円高に負けないラインナップ作り」を達成した以外の成果は、あまりハッキリと見えてきません。

  「今の日本車ではマツダが一番素晴らしい!」みたいな甘〜い評価はしばしば見られますけど、北米ではトヨタ、ホンダ、日産、スバルの遥か遠い背中を追いかける「5番目の日本メーカー」という地位は変わらずで、直近の4年間の成長は、とりあえず北米シェアには全く反映されていません。ラグナセカのネーミングライツを取得するなど、北米での知名度アップにも精力的に取り組んでいますが、日本よりも25倍も広いアメリカでは販売網を構築するのもなかなか大変だと思います。

  マツダもそんなことは百も承知なようで、早くもトヨタとの提携をまとめ新稼働したメキシコ工場の生産分を、当面はトヨタ向けOEMで賄う方針のようです。具体的には2017年モデルにおいてもデミオの北米投入は無いようで、北米向けにノッチバック(セダン化)になったデミオは全量をトヨタブランドから「ヤリスiA」として販売するようです。ところでこのヤリスiAですがリアデザインが、GHアテンザセダンに似ていてとってもエレガントで個性的です。GJアテンザセダンのマークXだかヒュンダイ・ソナタだか分らないようなリアには少々閉口気味だったので、再びマツダデザインが前世代へのリスペクトを取り戻してくれているのは嬉しい限りです。内装はマツダ車そのものでマツコネもそのままです。これ日本に持ってきたら売れるんじゃないのー。

  フィアット/アバルトに供給している124スパイダーもそうですけども、「他のブランドに売ってもらう」ということは、自前のブランドを育てること以上にスゴい事なんじゃないかなーと思います。思い起こせばマツダの隠れた名車プレマシーも日産ブランドから「ハイウェイスター」というサブネーム付きで売られてました。三菱RVRがシトロエンから販売されるなど、欧州で評価の高かったマツダと三菱は、経営上の都合という枠を越えて「指名OEM」が舞い込む特別なステータスを持つメーカーでした。マツダの設計をパクったVWと、三菱の設計をパクったFFのメルセデスの成長を考えると合点がいきます。

  三菱はとうとう日産・ルノー・メルセデス連合の内部に取り込まれてしまいましたが、マツダはいっそのこと全ラインナップをOEMとして供出してはどーでしょうか?アテンザはとりあえずDセグが手薄なPSAかスズキ。CX5とCX3はフィアットかVWあるいはジャガー。アクセラはアルファロメオかボルボそしてやっぱりジャガーさらにレクサス。とにかくマツダの幹部が自画自賛するくらいのクオリティにあるならば、もっともっと世界の人に乗ってもらうことでおのずと道が開けるはず。マツダも「苦手」な販売から開放されて伸び伸びとマテリアルを生産に注ぎこむことができますし、今よりももっと多くの車種を展開できるでしょう。フォードが営業をやってくれていた時代のマツダのクルマ作りは神憑っていたっけなー。
 
  1990年頃に北米で主流となっていたのが、マルチブランド戦略による総合メーカー内部でのキャラ分けでした。いち早くそれを日本市場に取り入れようと、ひたすらに先走ったのが東洋自動車工業(MAZDA)でした。マツダの黒歴史として、今でもしばしば心無い&教養無いカスな評論家によってイジラれますが、そこで語られるようなロータリースポーツの成功によって、フェラーリやポルシェに肉薄(今じゃ誰も信じない?)したことからくる「自信過剰」「自惚れ」などによる盲目的な判断ではなかったと思います。バブル崩壊という誤算もありますが、やはりマツダという「いいクルマ作りたい集団」をさらに奮起させるには、マルチブランドによるキャラ(チャンネル)分けはとても合理的な判断だったように思います。

  いまさらにMAZDA5チャンネルを振り返ることはしませんが、ロードスターやコスモを擁した「ユーノス」はシトロエンの「DS」などよりも圧倒的なヨーロピアンイメージを爆発させたような「奥行き」を持っていたと思いますし、ポルシェやフェラーリに対抗すべく作った「アンフィニ」もRX7FD3Sという稀代の名車に恵まれ、デザイン的には「フェラーリを越えた!?」とすら言われました(今では信じ難いことですが)。どこのメーカーもやっていないことを日本で最初にやれば、いろいろ想定外なことも起こるでしょうし、日本に定着するまで辛抱する時間が続くのはマツダも十分に想定していたと思います。しかしバブル崩壊という未曾有の大クラッシュが直撃し、すっかり笑い草に終わってしまったことは残念無念です。

  さて今こそMAZDAが再びマルチ・ブランド戦略を採るにはいい頃合いじゃないかと思います。ディーラーを分けるなんて周りくどいことはせずに、「ユーノス」「アンフィニ」「オートザム」それからかつてフォード車向けに設定されていた「オートラマ」もマツダの北米戦略を日本で体感させるブランド名として復活させたらどうでしょうか。軽自動車はもう作ってないので「オートザム」はスズキOEM車しかないですけど、シンプルに「トーヨー」でもいいかも。マツダが使い分ける3タイプのシャシーごとにブランドが違うってのが分かりやすくていいと思います。アテンザ、アクセラ、CX5の「マツダ」。デミオ、CX3の「トーヨー」。ロードスターの「ユーノス」。RX9の「アンフィニ」。あとは「トーヨー」にヤリスiAことデミオセダンと、新開発のデミオワゴンも追加して、「ユーノス」によりベーシックなFRのハードトップクーペを追加すれば・・・。

  できればエンジンも分立させて、「マツダ」は1.5、2.0、2.5Lのガソリンとターボとディーゼル。「トーヨー」は1.3LのガソリンとスズキOEMの軽自動車。「ユーノス」はガソリン自然吸気のハイチューン(7000rpm以上)。「アンフィニ」はロータリー。

  レクサスのような「プレミアム」を設定するのではなくて、「スポーツライン」と「セカンドライン」によるブランド分けにこだわるのがミソです。お手本はアバルトとダットサンでしょうか。「マツダ」本体がプレミアム志向ならば、ある程度は収益率をコントロールしたブランド設定が必要になってくるのでは。マツダはメルセデスやBMWのようにラインナップ全体の「プレミアム」化を進めたいようですが、北米トヨタにOEMしているクルマ(デミオセダン)をそのままラインナップして「プレミアム」はちょっと虫がいい話です(アウディ・・・)。

  初代ロードスターの大ヒットによって知られ、ブランドの実働期間は短かったものの、欧州メディアでもしばしば表記されることも少なくない「ユーノス」。もし今新たなモデルとともに復活を果たしたなら、TVRタスカンやアルピーヌの復活のように、世界中のクルマ好きに熱狂とともに迎えられるはずです(すでにNDロードスターが熱狂されてますけど)。「マツダ」と意図的に切り離すことで、いろいろなブランドともコラボしやすくなるし、新型モデルの設計においても、別ブランドならばマツダの系列サプライヤーを気にせずに部品を調達できる(そんな甘くはない?)。たとえばフォードからMZRエンジンの供給を受けることも可能でしょう。

  「今のマツダにそんな余力はないよ・・・」まあこれが現実ですよね。けれどもマツダのポテンシャルを十分に引き出すにはやはりマルチ・チャンネルがやりたい!!!だったら売るのが上手いグループと片っ端から手を組むのがいいんじゃないですか!!!いまだに世界で引っ張りだこな「MZRエンジン」を作ったマツダ。ケータハムにはMZRエンジンだけでなく、マツダ製6MTも供給されています(最近供給体制にトラブルがあっとというニュースもあったけど)。英国に行けばロータリーをぜひ供給してくれ!という復活を期す往年のスポーツブランドもあるでしょう。

  余力が無いのはよくわかってます。けれどもマツダの技術に期待しているクルマ好きが世界にはたくさんいると思うのです。ト◯タやV◯に茶番的なWRCやWECを見せられて消沈している人も多いでしょう。行き過ぎた「商業主義」がクルマ文化を破壊した・・・。何がプリ◯スだ何がゴ◯フだ。クソ喰らえ!!!そういう人々がいたからこそ、ロータス、ケータハム、アバルト、ジャガー、アストンマーティンが綱渡りの経営状況でも生き残り、新たにアルピーヌ、TVRが復活するのだと思います。マツダがト◯タやV◯的なクルマ作りで大きな成果を上げたことなんてあったかな?「余力が無い」からっていつまで苦手なことをやり続けるのだろう。このままではずっと低空飛行じゃないか・・・。少なくとも私にとっては「ト◯タやV◯じゃない」クルマを作るからマツダって素晴らしい!!!って思ってた。だからゴ◯フをベンチマークした現行アクセラにはガッカリしましたよー。

  ホンダの新型NSX見て思いましたよ。日本メーカーの最大の武器は「想像力」だって。小手先の「生産技術」や「品質安定」は日本メーカーを研究することで世界中のメーカーが手にすることができますけど、ホンダがNSXを作ったような「想像力」は簡単には真似できないです。同じ様にトヨタが1989年に発売したセルシオ、日産のGT-R、三菱のランエボそして、マツダのロードスター。1989年にBMWも同じようなクルマを作ってますけど(Z1)、プラスチックボデーにもかかわらず1250kgという当時としてはマツダカペラなどと同等の重量です。あの名門メーカーを「なーんにもわかってない!」って次元に置き去りにしたユーノス・ロードスター。もう30年も前の話ですけど、ホンダを見る限りは「想像力」スゲーなって思う。マツダだって負けてないと思うんですよ!!!けど力を発揮する舞台が・・・。





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2016年08月30日

RX9始動!?それともマツダスピードの改造スポーツ復活!?

  マツダが新しいロータリースポーツカー・RX9の市販化を決断か!?なんてニュースが流れました。この件はなんどとなく噂は否定されてきましたが、やはりロータリー50周年(2017年)の大円団へと突き進むようですねー。マツダとしては、ディーゼルだけではクルマ好きの懐には入っていけない!そんなことは百も承知でディーゼル中心のマーケティングを仕掛けましたが、そこに思わぬ横槍(VWとかいうマヌケ)が入ったこともあって、国内市場では一転して昨年末から低迷が続いています。

  日本でスカイアクティブDを発売した2012年の段階では、北米マツダ(マツダUSA)主導によるディーゼルによるレース用エンジンを開発&実用化し、デイトナ24時間耐久に3年連続で出場しました。ディーゼルのフィールを極限まで改善していけば、日本で市販されているプレミアムブランドのガソリンエンジンくらいなら軽く蹴散らすことができる!!!という目論見すらあったようです。

  しかし北米でのディーゼル発売を保留したままで3年が経過し、デイトナ24時間のレギュレーションが2017年から変わりディーゼル禁止となる影響もあるのかもしれませんが、2016年参戦モデルからガソリンターボに変わりました。今度は2L直4ターボで570psという市販モデルからすれば異次元の領域のレース用エンジンですが、これもれっきとしたマツダ製で、ターボチャージャーは、スカイアクティブDのタービンを担当する米国ギャレット製です。

  余談ですが、スーパーGT(GT500)に参戦するトヨタ・日産・ホンダの2Lターボは3社共同開発で『NRE』と呼ばれる基幹エンジンを作成し、3陣営がそれぞれカスタムして使っています。3社ともにレースに転用できるエンジンなんて無いからコストを3分割して作ろうということになったようです。ホンダならVテック搭載K20といった傑物はあるわけですが・・・。同じ2L直4ターボでマツダとどっちの出力が上か?は全く不毛な議論で、GT500には燃料リフレクターが付いていて流量制限があります。マツダが自前のエンジン(デイトナ仕様)でRX-9発売と同時にスーパーGTに参戦したら盛り上がりそうですけどね。マツダはロードスターを使ってGT300クラスでスバルBRZ-GTと争ってろ!とか言われそうですが・・・。

  マツダとしては450psのディーゼルターボ、570psのガソリンターボを実用化していながらも(もちろんそのまま市販化できないですが)、まだまだ伝家の宝刀ロータリーこそがマーケティングに一番インパクトがあると考えているようです。300ps(70kg・m)前後の2.2Lディーゼルツインターボ。300~400ps(60kg・m)前後の2.5Lガソリンターボ。それに対してロータリーだと・・・2ローターで300ps、3ローターで450psくらいは出るのかな。

  マツダがそれだけのエンジンを作って、主戦場となる北米でどのライバルを潰すのか?という話です。狙うはRX-7の宿命のライバル・ポルシェなんでしょうけど、因縁の944などFRのポルシェスポーツカーはすでに絶滅しました。944の後継となっているのが718ボクスター/ケイマンですが、トヨタ86陣営から発売時にライバルだと名指しされるほどで、わざわざマツダがRX9を仕立てて全力で挑むほどの格ではないです。マツダの某出たがり役員もある本の中で「ロードスターの亜流(=ゴミ)」だと蔑んでいましたから・・・。

  やはり今のマツダが全力を傾けて挑めるほどの権威を持つスポーツティなクルマとなると、「911」だけなのかもしれません。「GT-R」「V8ヴァンテージ」「Fタイプ」「エヴォーラ400」「NSX」・・・次々と北米での覇権を賭けて優秀な挑戦車を生み出し続ける金字塔ですねー。ここに挑むならば直4ターボではさすがに分が悪いので、やはり3ローターですかね・・・。

  しかし今やポルシェの人気を支えているのは、スポーツカーではなくSUVだとされています。ポルシェが「アーバンライフ&エクスクルージブ・スポーティ」をイメージして創作したマカン・ターボ。マツダのマーケティング的には、ここを撃破することも視野に入っているはずです。すでに北米マツダの最量販車種になっているCX5ですが、この1年でアコードがCR-Vに抜かれ、アルティマ(ティアナ)がローグ(エクストレイル)に抜かれ、カムリもRAV4とほぼ同水準に追いつめられ、ミドルSUVの優勢が鮮明になってきました。

  北米市場といえば4ランナー(ハイラックスサーフ)のような大型SUVのイメージですが、トヨタの場合4ランナー、ハイランダー、セコイア、ランクルの大型4車を合計してもRAV4の台数に届かなくなりました。やたらと操縦安定性が高い日本メーカーのミドルSUVがアメリカで大ウケしています。CX5もその点で非常に定評が高いのですが、ホンダ、日産、スバルのSUVも、実際に乗ってみると、なるほどの手応えは爽快。その部分での進化は怠ってないようで、マツダの引き離して北米市場を快走しています。ブランド全体で月10万台を軽く越えるホンダと日産に、5万台越えのスバルに対して、マツダは3万台前後でメルセデス、BMW、VWといったドイツの三流メーカーと争う惨めなポジションです。

このまま頑張っても『三流』からは抜け出せそうにないので、いっそ三流らしいディーゼル戦略に撃って出れはいいと思いますね・・・。メルセデスのようにCX5のスペシャルモデルにSCR(尿素処理)を搭載して排ガスを徹底的に浄化すれば問題ないはずです。ディーゼルツインターボ300ps(80kg・m)の「悪魔の加速」は、マッスルSUVとして新しいブームを作りそうな予感です。

  マツダの経営戦略をよりアグレッシブにするためには、RX9とCX5のMSバージョンだと思うのですが、マツダの既存ファンが望んでいるのは、戦闘力を上げたMS版のアクセラとアテンザでしょうね。先日見に行った「オートモービルカウンシル2016」では、MSアテンザの方向性を示唆する1台が展示されていましたよー。

  旧世代アテンザのシャシーに直4ターボ&スーパーチャージャーで367psの高出力を実現したユニットを搭載して、それだけのハイパワーですから当然にAWD化されています。足回りも専用にチューンされていてるようです。0-100km/hも4.7秒で、WRXSTIやランエボXどころかV8ツインターボを搭載したBMW ・MやAMGの最速モデルとほぼ互角!!!しかもなんとすでに市販化が決まっているとかで、今月から台数限定で839万円で発売されています。

  やるじゃんマツダ!!!・・・ではなくてボルボです。最近のボルボはマツダの行く先を照らすような素早い動きが目立ちます。北米販売も単月ながら昨年比160%と絶好調なようで、しかも売れてるクルマが以前よりハンパなくデカくなって価格もアップしたXC90やS90/V90ですよ!!短期間の内にレクサスを越える(?)次元のラグジュアリーカーと、BMW・MやAMGを上回るツーリングカーを同時に作ってくるなんて(WTCC参戦してます)!! SUVやFRスポーツばかりににしがみ付いていて、身動き取れなくなっているどっかの三流メーカーよ!さっさと目を覚ませー!!


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posted by cardrivegogo at 17:28| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月13日

マツダ車の購入を検討されている方へ・・・現行モデルにひとこと

アテンザ・・・マツダを代表するフラッグシップモデル。三代目となりいよいよ日本でも全国区の知名度を得た。某雑誌が書き立てていたが、最新のメルセデス(Cクラス)やレクサス(IS、GS)を買うくらいなら、この「アテンザ」もしくはトヨタの「マジェスタ」の方がよっぽどサルーンとしての完成度が高いからオススメ!!みたいな扱われ方をしている。

もともと「アテンザ」と「マジェスタ」の2台は某国政府が要人向け国内高級ブランドのベースモデルとして、世界中の名だたるブランドから選ばれた究極の2台であって、名だたる有名ブランドの有名モデル、あのメルセデス、アウディ、BMWさえも押し退けて採用されています。第三国によるガチの判定に勝利したサルーンのシリーズというだけで、なんだかとっても誇らしい気分です。21世紀になってもっとも世界にその名を轟かせた日本車は、GT-RでもレクサスLFAでもなくてマツダアテンザだ!!!(20世紀だったらセルシオやプリメーラ、NSX、RX7だと思いますが・・・)

また3代目になってアテンザは新たな快挙を達成しました。レクサスやドイツプレミアムブランドの有名なセダンでも決して近づくことすら出来なかったWCOTYのデザイン賞においてファイナル3にまでノミネートされました。初代も2代目もまだまだ現役バリバリの尖ったスタイリングですが、3代目は堂々と世界の舞台において、最も退屈なボデータイプとされるセダン(サルーン)への先入観をあっさりと覆して、新しいサルーンデザインを突き進む歴史的1台という意味でもユーザーがあえて指名する価値のあるクルマだと思います。


CX5・・・マツダがブームに乗って作ってみたら大ヒットしてしまったという、まだまだ新鋭ながらもすでに存在感抜群な中型SUVです。ホンダCR-V、トヨタRAV4、日産ローグ(エクストレイル)がそれぞれに毎月30000台売れるほど過熱気味の北米SUV市場の中でもすでに頭角を表していて、日本勢では15000台を売るフォレスターに次ぐ10000台あまりを販売しています。アクセラやアテンザよりも売れていて、今では完全に北米マツダを象徴する1台となっています。特段にアメリカンなテイストこそあまり感じられませんが、ガレージ付き住宅に収まっているファッショナブルなファミリーカーとして日本でも人気ですし、北米で展開する日本勢5台のSUVの中では、特に最も操縦安定性に優れる!という評価を得ています。今後はどういう展開をするでしょうか?


アクセラ・・・マツダの全グローバル生産の1/3を占める主力モデル。マツダがフォード傘下を離れたことで、かつての兄弟車フォーカスがいる北米に対しても容赦ない攻勢をかけています。中型SUVのマーケットと同じでやはり3万台のシビックやカローラに対してアクセラは1万台程度の販売です。ただし北米でかなりメジャーな存在になったスバル(VWよりも売れてる!)のインプレッサを販売台数においては軽く追い越していきました!!!

ただしマツダにとってこの3代目アクセラは新しいマツダのブランドコンセプトを具体的に表現することを狙った、もっとセンセーショナルな活躍を期待したモデルだったのかな〜?という気がします。先代BMW・X1のようなロングノーズを配したスタイリッシュなデザインは、スカイアクティブエンジンのやたらと長い排気ダクトを収めるためのようですが、この長いノーズで激戦のCセグ市場を突き抜ける!という想いがやや空回った感があります。マツダはひたすらにデザインで突っ走りましたが、日本ではターゲットとしているメルセデスAやアウディA3のハッチバックは、北米では展開されてないですから、ちょっと浮いてます。日本では「欧州を意識したモデル」なんでしょうけど、北米では「日本からやってきたヘンチクリンなオシャレハッチ」になってます。北米のハッチに高級イメージは無い!!!

日本市場においてもややクルマの立ち位置がやや中途半端な感じがします(欧州でも同じ?だからあまり伸びてない?)。アテンザでは大き過ぎるというユーザーがなかなかアクセラへは回らずにちょっと目先を変えてCX5へ。デミオではちょっと小粒過ぎだと感じるユーザーもまたアクセラではなくCX3を選ぶようです。確かに価格を気にして選ぶならばアクセラの廉価グレードにも魅力はあるのですが、どうもデミオやアテンザのユーザーが求めるモノを持っていないようですね・・・広くない!軽くない!。そのかわりといっては何ですが、メルセデスAクラスやアウディA3辺りを漠然と欲しがったユーザーが、「アクセラでも十分だな・・・」と寄り道するケースはあるようですが・・・。さてここは開き直ってワゴンを作ってほしいなー!!!なんだか幸せなクルマになりそうな気がします。


CX3・・・BセグベースのSUVながら、価格帯は輸入車にも匹敵するようになったプリウスとほぼ同じ!それにも関わらずよく売れています。プリウスといえばいまでは完全にちょっと「贅沢なモデル」の代表格ですから、このCX3も「贅沢なミニSUV」として、つまり100万円台の安っぽいグレード無し!を謳ったクオリティ優先のグレード設定がむしろウケているようです(くどいですがプリウスと同じ戦略ですね)。MT車を愉しんでみたい!だけど底辺の安っぽいモデルは絶対に嫌だ!けれども300万円も払いたくない!といったなんともわがままな要望を叶えてくれるモデルです。マツダらしいというか国産車としては特異な立ち位置のクルマですね・・・。


デミオ・・・日本で4代に渡って作られてきた欧州式コンパクトハッチ。その歩みは本家の欧州各メーカーよりも力強く、先代モデルはWCOTYまで獲ってしまった!!!もう2世代くらい良質なクルマを作り続ければ、いよいよコンパクトハッチのレジェンドシリーズとして日本の頑迷なオッサンライター達にもその存在価値が十分に認識されるはず(その前に彼らが存命かはわからんけど)。マツダといえば80年代から一貫してコンパクトハッチの作りの匠で、シビックやカローラさえも蹴散らした伝統のファミリア(アクセラの前身)の系譜を持つわけで、オペルもVWもスズキもプジョーなんかには簡単には負けないです。

ここらでマツダの伝統を世間に知らしめるためにも、デミオの特別仕様車「ファミリア・リミテッド」でも出してみたらどうですか?もちろん外装色はツートンです!とはいえ現行のデミオはどうも女性を意識し過ぎでは? ちょっと前の世代の日産マーチも女性ウケを良くしたデザインがありましたが、東南アジアで大々的に売り出すには不都合だからといって、現行の無難なデザインになりました。それに対してデミオは先代から女性目線ですね〜・・・。1.5L自然吸気にMTのモデルでも買って愉しみたいオッサンはぜひロードスター買って!!!ってことなんでしょうか。

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posted by cardrivegogo at 03:07| Comment(2) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする