2017年12月14日

今年も終わりですねー・・・と思ったら沢村慎太朗さんがマツダファンを徹底侮辱の暴挙!!


速報!!(本文とは関係ありません)

来年のマツダの飛躍を楽しみにできる、穏やかな年末になりそうだと思ったものの・・・昨日届いた沢村慎太朗さんの新刊『午前零時の自動車評論14』で、マツダロータリー『完全否定』論が展開され、ロータリー復活を渇望する全マツダファンを徹底的にコケにする内容。これは年末だけど大戦争だなー・・・ってところで、いろいろと裏を取っているところです。13巻でも『NDロードスター』に烙印など、この人は完全にマツダファンを挑発してきてますけど、もうここまで言われたら『プロレス』ではなくて『グレネードランチャー』でレスするしかなさそうです。やってやるぜー。





マツダとメルセデスのエンジン競争勃発

全てのターボエンジンに48V電動チャージャーを装備。メルセデスのガソリンエンジン車では来年にもエンジンの大規模リニューアルが施されて、1.6〜3.0Lのエンジンにおいて、『リーンバーン&Eターボ』で武装された新型エンジンの配備が進むらしい。とにかくターボエンジンの『泣き所』である出足のトルクを補って、ツインターボのようなピーキーなターボユニットでも、実用領域から限界領域まで幅広く使えるエンジンとのこと。

マツダが新世代エンジン用の技術特許として取得したと伝えられる『トリプルチャージャー』(ターボ×2、スーパーチャージャー×1)も基本的な考え方はメルセデスに近いのだと思う。果たしてこの技術をマツダはどのエンジンに使ってくるのだろう。『スカイG』『スカイRX』『スカイX』と3種類のガソリンエンジンを併売する方針のようですが、マツダ単体でこれだけのラインナップを維持できるのだろうか!?ちょっとばかりエンジンにこだわり過ぎている気が・・・。

日本車とドイツ車のリアルな価格競争

メルセデスの最新鋭エンジンと互角に渡りあうユニットを乗せて、かつメルセデスのおよそ半分の価格で売るというバブルの頃のような商売は、メルセデスと日産が対等の技術提携をしてコスト管理も同じ次元で行うようになった今では無謀!? Cクラスなどは500万円と吹っ掛けておいて、ディーラーで300万円台で大量にさばくので売れてますけど、アテンザXDのLパケだと価格競争で負けてます。ましてやこれだけ情報が飛び交ってますから、素人レベルでもクルマのどこにコストがかかっているのか!?をある程度は知ることも可能です。メルセデスやBMWがなし崩し的に値下げして売り込むのも、コストの全貌がバレてしまっている部分があるから。もちろん中古車価格との戦いという意味もあるでしょうけど。

欧州車と日本車の立ち位置もだいぶ変わっていて、700万円するスバルのS208に対して、それを上回るパワーを出すメルセデスA45AMGの素のモデルは500万円台で手にはいるらしい。生産地からの輸送コストを考えると、どっちが儲かっているかは明らか。スバルがメルセデスを上回る利益率を出すのもなんとなくわかります。当たり前ですが、あのスバルですら今では『1馬力/1万円』みたいな商売はやっていないです。

マツダ車の魅力はエンジンか!?

マツダはとにかく「すごいエンジンを作れば尊敬される」と考えている部分もあるようですけども、スカイD、スカイGの段階ですでに相対的に優位なはずなのに、実際のところエンジンの魅力で大きくマツダの売り上げが伸びている印象はあまりないです。マツダがエンジンにこだわる理由もわかります。『マツダプレミアム』としてユーザーが納得できる範囲で単価を上げたい!!大手が作る低コスト車との価格競争に巻き込まれていては未来はない!! 大手の廉価モデルと『明確な差』を設けるならばエンジンのスペックを上げるのが手っ取り早い!!ってことでスカイアクティブ時代のマツダが採る路線との整合性は高いです。果たして国内市場のマツダエンジンで最もパワフルな2.2Lディーゼルはその役割を十分に果たせているだろうか!?

とにかくエンジンを立派に作って、あとは内外装のデザイン。この『2点豪華主義』が2012年以降のマツダの『舞台装置』だったと思います。目に見えるところ、体で感じるところは全て作り込みました!!だから「be a driver」というキャッチコピーも納得できます。マツダが展開するOECD市場は、どこもモノがありふれて、「動くクルマ」という最低条件を満たすだけならほぼコストゼロで手に入れることも可能です。そんな飽和状態の市場で新車を売ってしかも旧モデルから値上げをするって結構無茶ですよね。あとは「いいクルマに乗りたい」という欲望/ソーシャルな部分に訴えるしかない!!というのが『マツダプレミアム』の本質です。




主導権を取ってこその『マツダプレミアム』

しかし、そう簡単には『マツダ車』のイメージが大きく変わるわけでもなく、やはり従来どおり価格設定をしてしまう部分もあります。ベストカーの専属カリスマライター・国沢光宏氏からは「価格が高過ぎる」というKYレビューがしつこいくらいに出されました。もっとメリハリのある価格設定でいいのでは!?とまでは言いませんけども、マツダの戦略がジワジワ浸透してきている。アクセラみたいに予想外に振るわなかったモデルは、設計/価格設定があまりにも「相対的」過ぎるかも。トヨタ、スバル、日産のライバルモデルを出し抜くことを前提に価格を決めたもののCセグ好きからの支持は思ったほど得られなかった。

  設計においても他のメーカーを意識した作り込みばかりが目立ちます。アテンザはアコードのように、CX5はCR-Vのように、アクセラはシビックのように。それぞれディーゼルを搭載する以外にホンダと差別化できる要素はあまりないです。素人目線には陳腐に見える展開なんですけども、マツダがそんな安易な道を採る理由を無理やり考えるならば、あらゆる供給部品はメーカーを超えて共通化され、エンジンのチューニングに至るまでスピード開発時代ですから、『専門』の設計コンサルタントを使わないとスケジュールが間に合わない。そんな時代にマツダで設計として働くことの意義は、ディーゼルであり、デザインなんだよ!!ってとこなのかもしれないですが・・・。



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2017年12月11日

マツダCX5 がカーメディアを屈服させる日。


価格.comプロダクトアワード2017

  CX5が『価格.comのプロダクトアワード2017・自動車部門』で見事に大賞を獲ったようです。専門家が選ぶ『日本COTY』と『RCJ・COTY』がこれまで知られていましたが、2012年に自動車部門が登場して今年で6回目となるこの『価格.com』は、運営母体の知名度が非常に高くて今後は重要な指標になっていきそうです。『日本三大COTY』の時代!? 『価格.com』では過去全6回の内で3回マツダ車がもらっています。CX5は2世代続けての受賞(当然でしょ)。2012年の登場と共にあっという間に年産40万台の『稼げる』国産グローバル車になったわけですから、これは初代アテンザを超える偉業です。

  ちなみに先日発表された今年の『RJCカーオブザイヤー』に輝いたのはスズキ・スイフト。販売が苦戦と伝えられていました中での受賞は少々意外な結果でした。受賞理由は「HVを低価格で供給」ということらしいです。デミオもそうですが、先代モデルが日欧で絶賛された偉大なモデルだったりすると、後継モデルは何を作ってもある程度は批判されるだろうから大変だと思います。デミオもスイフトも先代を超えるべく『力みすぎ』た印象もあります。ディーゼルやハイブリッドが不要だったとは思わないですけども、もっと『わかりやすい』グレードがあってもよかった気がします。2L自然吸気を搭載して走り味にこだわったモデルとか(スズキなら2.4L)。もしくはルーテシアRSやポロGTIくらいに注目を浴びる高性能モデルとか。

  『RJCカーオブザイヤー』には輸入車部門が別に用意されていて、こちらはかつてのマツダの盟友だったボルボが2年連続で受賞で素晴らしい!! 昨年はXC90、今年はV90の受賞ですが、これはマツダにも影響を与えそうな結果です。FFベースのデカいクルマでも、作り方次第で日本でも高く評価される時代なんですねー(アテンザ&CX8に言い訳は通用しない!?)。マツダもその流れに従ってCX8を投入。アテンザもさらなる大型化でセダン/ワゴン共に5m級のロング版とか出てくるのかな!?「そんなデカイのいらねぇ」という当たり前の声を変えちゃうくらいのインパクトが示せれば、そこに新たな市場は生まれるとボルボが示しています。結構走ってますよS90とか。




専門家評価とユーザー評価

  『価格.comプロダクトアワード2017』は、実際に市場のユーザーが「こういうクルマが欲しかったんだよ!!」と満足した数が多いクルマが受賞する仕組みみたいです。今年から3位まで発表されるようになって、2位がXV、3位がスイフトだそうです。どれもこれもニューモデルマガジンXの『座談会』ではボロクソに言われそうなモデルばかりだなー。ちなみにここ数年の座談会で『星2つ』という最低レベルの評価をされたのはCX5とN-BOXの2台だけでした。この2台ならケチつけても大丈夫(どうせ売れるから)、一方でアウディQ2とかBMW5erとか酷評するとシャレにならない意味もあるのでしょうけども、若者のクルマ離れを必死で防いでいる『英雄』的存在の2台を貶さないと気が済まない上の世代の横暴(クレスタかチェイサーでも乗ってろ!!)。

  さて16日に迫っている『日本カーオブザイヤー』の10ベストカーにもCX5は残っています。日産&スバルの辞退で混沌としてきた中で全く見当がつかないほどに有力候補が不在。初めての「イヤーカーは無し!!」みたいな決定もあるのかな!? 完全にジャーナリスト目線で選ばれていて、個人の投票結果も公開されるので、『CX5』と『N-BOX』の星2つコンビには得点が入れにくいでしょうね。今年だけは非公表だったりして。選考委員も今頃は「どーしよう!?」と迷っているでしょうが、とにかく大半が還暦近い男性(=オッサン)なので、インパクトだけのシトロエンC3みたいな決着はなさそう(もしC3だったら・・・ゴルフを受賞させた『小沢コージ氏主導の談合』だったってことで)。もしかしたら・・・BMWか!? とろサーモン頑張れじゃないけど、BMW頑張れ!!って気持ちはわからないでもないなー。

日本メーカーの課題

  今では欧州も北米も、専門家による選出と、ユーザーによる選出の二種類の『賞レース』が乱立しているのが普通になっています。ネット時代ですから選考結果はほぼコストゼロで広く伝えることができます。自動車メーカーにとってはモーターショー以上に広告宣伝効果が期待できて、大きな可能性を秘めているはずです。「専門家」と「ユーザー」の賞が別個にあって、それぞれに特色を生かして選考するわけですから、大いに食い違ったらいい。『専門家とユーザーの意識は乖離している』そんなセコイ議論は問題にはならないはず。しかし別の問題が『明らか』になってくる・・・。日本市場が輸入ブランドにとって閉塞的であること。日本メーカーのラインナップに『多様性』が乏しいこと。

  例えば英国ではユーザー側の賞レースでは、ボクスホール/欧州フォード/ホンダ/三菱など実用的なブランドから選ばれ、専門家側では『アストンマーティンDB11』など一般ユーザーには想像もつかないブランドのクルマが選ばれます。これってとても健全な『役割分担』だと思うんですよ。日本にも根付いてくれると思うのですが・・・、日本の場合はそれほど『食い違わない』のです。国民の中流意識がクルマ作りにも浸透しているから!?

  日本にもNSXやGT-Rがあるわけですが、例えば公道走行テストでも制限速度を守らされるなど、スーパースポーツを開発する環境において日本は圧倒的に不利だという意見があるわけです。日本メーカーは世界トップレベルの技術力があるのは確かでしょうけども、その資源を十分に発揮できるインフラが日本にはない。つまり日本メーカーにとって浮世離れしたクルマを作るのはとっても面倒だし、そんなクルマを作った経験もない。

マツダのコンセプトカー と トヨタの決断!?

そんな後ろ向きな『日本メーカーの姿勢』を変えようとしているのが、マツダとトヨタなのかもしれないです。東京MSのマツダのコンセプトカーには日本の『護送船団』を離脱する強い意志を感じました。そしてトヨタも、レクサスLCを発売する傍らで、GRブランドからコペンベースのシンプルなスポーツカーを作るらしいとの報道がありました(マジか!?)。トヨタが『上』と『下』のニースをハッキリと意識して適材適所のクルマ作りを理念通りにやり遂げれば、ユーザーの車への意識も、車への議論もあらゆる意味で変わるのではないでしょうか。

しかし現状の日本メーカーは・・・『違い』を求めて生み出しているのは、スポーツサスを組み込んだ『セレナNISMO』や『GRヴォクシー』だったりするわけです。もちろん一定の需要はあるのでしょうけど。メーカーが求めるものは『付加価値』が高く利益率が高いクルマ、しかしその方針は『ユーザー』にとって素直に評価できるものではなく、ミニバンやSUVの『スポーツモデル』と聞いて『専門家』もただ目を白黒させるだけなのかも。今年の10ベストカーのうちで、『専門家』サイドの基準に合ったモデルは、レクサスLC、BMW5er、アルファロメオジュリアの3台だけ。他の7台は『価格.com』で評価されるべき!?まあ今後に期待しましょう。





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2017年12月07日

CX8は正義だけど、ファンが育つまで粘れるのかな!?





ファミリーカーはイクメンカーになった

  ご近所で見かけるファミリーカーがだいぶ様変わりしています。元々クルマはカーキチの為ではなく、ファミリーの為のもの。ヘンリー=フォードとアドルフ=ヒトラーの時代からそう決まっています。最良のファミリーカーを作るメーカーこそが最も尊敬されるべきメーカー。『日本車はファミリーカーばっかりでつまらねー』とかわかったようなことを言っているオッサンなんてそこいら中にいますけども、911もGT-Rもファミリーカーにルーツがあるから長い歴史を刻んでいるってことがわかってない。

  さて最近のファミリーカーですが、カーメディアで囁やかれてているほどに『ミニバンからSUVへ』のシフトは進んでいないような気がします。200万円代前半からの設定でややお買い得感がある日産エクストレイルやスバルXVなどを見ていると、ほぼ引退世代のオッサン&奥様の「二人用」のクルマとして使われていることが多い気がします。子供が乗っているケースをあまり見かけないですね。プラドなどを買う趣味の人がダウンサイジングして選んでいる印象があります。

  日本で最もファミリーカーSUVとして成功しているのは、大ヒットしたハスラーやヴェゼルを押しのけて『マツダCX5』だと思います。ハスラーやヴェゼルもやはり引退世代の利用が多いですし、どう考えてもファミリーカーにするにはやや手狭です。そもそもミニバンよりもスペース効率が格段に悪くなるSUVが次世代のファミリーカーになる!!ってのは、自動車メーカーが垂れ流す情報戦略じゃないのー!?・・・と街中の利用状況を見ている限りでは思わざるを得ない。

  そんな中でマツダだけが本気でSUVをファミリーカーにしようとしている!?そもそもファミリーカーって何!?日本人ってのは家族の繋がりを大事にしますから、5人以上がゆったり乗れる。できれば7、8人乗れるクルマが必要で、3列のミニバンが売れてきました。近頃では『子供&かっこいいファミリーカー』といった子供(&奥様)がテーマになった『イクメンカー』ともいうべき流れがきているように思います。そのど真ん中にうまく飛び込んだのがCX5だったのかなー!?


マツダが存在感を発揮するマーケット

  ガソリン&ディーゼルで柔軟な価格設定を見せた初代CX5は、現役世代のお父さん達の需要をうまく取り込んだと思います。多人数乗車で登坂する際のガソリン自然吸気のダルさが嫌だった人にとって、ディーゼルは見事なソリューションですし、安い軽油で思う存分に走っても20km/L近くの燃費ですから、土日が空いていれば遠くまで行ってみよう!!という気になります。『重いクルマを低燃費で走らせる』というディーゼルの優位は、トラックのエンジンを考えれば余計なことを考える必要もないでしょう。トヨタのTHSもダイナ/トヨエースでトラック市場に入ってきていますが、あくまでディーゼルハイブリッドです。

  アクセラやアテンザが思いの外に売れないです。しかしロードスター/アバルト124とCX5は安定の人気。マツダの人見さんが他のメーカーの顰蹙を買ってでも主張する「ライトサイジング」という議論を突き詰めると、どうやらマツダの掲げる理想は、アクセラやアテンザには着地しておらず、最終的には『一人で乗るならロードスター、家族で乗るならCX5』という結論になってます。結局はスカイアクティブ登場以前から『常識』とされてきたガソリンとディーゼルの究極の分岐点は変わっていないわけです。そして一人乗りでかつ極限までエコ運転ができるアクアみたいなクルマは、残念ながら現行のマツダには無いので、トヨタと共同でEV作ります!!という話なのだと思います。

  ちなみに近所には、リーフユーザーもたくさんいますし、BMWi3ユーザーもいます。『EVシフトなんて嘘っぱちだ!!』と言う人もいますけども、新型リーフは公称の航続距離400kmですから、実際には1回の充電で250km以上は軽く連続運用できるはす。平均時速が20km/h程度の都市部であれば、配送業、タクシーで10時間は軽く営業できますから、集中運用が進めば確かに大きなマーケットになります。12時間程度のレンタカー運用なら余裕でこなせる。マツダが北米投入用に開発したデミオEVというコンセプトは、商用を視野に入れれば市場はたくさんあると思われます。

マツダは間違っていないようだけど、生き残れるかは不明・・・

  マツダを取り巻く環境について思うところを書いて見ましたが、まとめると・・・現状のマツダは『ロードスター』と『CX5』というエッジなニーズにおいて顕著な結果を残していて存在感を発揮しているが、それ以外の既存市場においては苦戦している。エッジなニーズは今後の発信次第では、さらなる大きなマーケットになる可能性もある。『ロードスター』はGT-RやWRXと同じように、サーキットのニーズとプライベートカーのニーズを分ける必要がありそうだが、RFがやや買いにくい印象かも(価格とエンジン)。RFはEVになればいい!?

  なんとしてでも『CX8』に市民権を与えたいところです。このクルマは珍しい日本市場向け。できればレヴォーグのような成功が望ましいけども、マツダファンが元々期待していたモデルとはちょっと違うから、レヴォーグやシビックのような展開にはならないでしょう。2〜3年の間にこのクルマがファミリーカーのベストバイであることを知らしめることができるか!?その前にマツダが諦めて辞めてしまったら残念ですが・・・。



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ラベル:マツダCX8
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2017年12月01日

北米で伸び悩むマツダの次の一手は!?

 

マニュアルミッションが売れる条件とは!?

   今年発売された新型シビックのMTモデルは今(2017/12/1)オーダーしても半年待ちだそうです。ホンダもびっくりの大人気。去年発売されたインプレッサがまさかのMT国内発売見送りとなったので追い風になったのか? アクセラもオーリスもMT車ありますけど、シビックが一番スポーティに走れるユニットを積んでいます。スバルもインプレッサのMTモデルを作っているんですけど、国内では売らないらしい。MTに乗りたかったらWRX・STIを買え!!マツダも(MTなら)ディーゼルかロードスターを買え!!という露骨な戦略が横行する中で、ホンダもてっきりtypeRを買え!!と同調すると思ってましたが、MTのベースモデルを堂々と発売。利益確保に走ったマツダとスバルを尻目に見事にバックオーダー2万台。素晴らしい。

  利益確保のはずが機会損失になっている!?最近の日本メーカーは国内で作っているのに、輸出専門というグレードが増えてきました。マツダの中では、なんといっても北米にせっせと輸出されている『MT&2.5LスカイG』のアクセラ。BMW320iを意識したかのような184psを発揮しつつもMTしかも軽量。パワーウエイトレシオではゴルフGTIみたいなスペックになっています。ただし日本で売っているシビックもこれと同等の性能です。マツダも日本で売るべきでしょう。ついでにアテンザやCX3の『スカイG&MT』も国内販売すればいいのに。

  スバルの海外市場専門はインプレッサのMT以外に、水平対向6気筒のレガシィ/アウトバックがあります。さらにWRX・S4にもMT設定がある。北米市場でスバルが人気なのがなんとなくわかる。アイサイト人気が収束(他社も装備)して一服気味の国内市場ですが、明らかにスバルの国内ラインナップは『外れ』な感じがするんですけども・・・。ホンダはアキュラ向けに作っている高級車用ミッションが日本では未発売です。DCTにトルコンを搭載するという贅沢でスポーティな道楽ミッションです。国内市場ではホンダの高級車が全てHV化してしまっているということもあるんでしょうけど、アイシンAWもZFもゲトラグにも負けない『世界最良』を誇るミッションを日本でも売ってくれー。

  そして日産は3.0LのV6ツインターボを北米だけで売っています。日本で売るとなんか色々と問題あるんですかね。400psのフルチューン版は日本の高湿度な環境では十分にパフォーマンスを発揮できません!!そんなどっかの欧州メーカーみたいな泣き言を『技術王』の日産が言うわけない!! どっかのBMWみたいに、本国仕様とはまるで別物の『2割減』エンジンを日本に持ち込まないと安全運行が保障できない。そんな『三流メーカー』みたいなことはないはずですが・・・。カーメディアからベテランユーザーまでこの『2割減』エンジンで大満足している音痴な国民性ですから、まあ余計なことは気にしなくていいんじゃないですか!?(バカにはもったいないエンジンだって!?)


ジャガーとマツダ





  『シビックのMT好調』だけでなくて、他にもマツダ周辺は何かと賑やかになっています。ジャガーからひっそり発売された『Eペース』という小型SUVがあるんですが、これは一体!? エクステリアデザインはどこかCX5に似ています。元々ジャガーのデザインイメージがマツダに近似しちゃっていますけど、このEペースは特に『寄せ』すぎ。なんだか有名ブランドのデザインをなぞる中国ブランドみたいなデジャブ感だけでもう残念な感じがする。さらに届いたばかりの『輸入車ガイドブック2018』をじーっと眺めていると、この『Eペース』に搭載されているミッションが『9AT」となっていて、思わず『あー』。

  これは明らかにZFの9HPというFF横置きエンジン用のミッション。・・・ということは、レンジローバー・イヴォークと同じ設計のシャシーを使っています。つまりデザインがCX5に似ているだけでなく、シャシーまでCX5と親戚関係にあるってことです。マツダの先代アクセラに使っていた『フィードC1』プラットフォームをランドローバーが改良して使い続けている古い設計のシャシーです。もともとはマツダの設計なので、GGアテンザの兄弟車であったジャガーXタイプ以来久々に、マツダシャシーのジャガー車が復活しました(おー!!)。さすがにエンジンはMZRターボではなく、ジャガー=ランドローバーの新開発「トルク重視型ロングストロークターボ」でしたけども。

  マツダシャシーの『ジャガーEペース』が、MINI(ホンダ)シャシーの『BMW・X1』に戦いを挑む構図は一体「誰得!?」なのか。マツダとホンダがユーティリティ&質感にこそこだわるものの、スポーティなSUVとして納得できるくらいにまで作り込まないから、ジャガーとBMWが変わって仕上げましたよ!!っていう美談なのか!?こうなってくると、マツダ&ホンダにも「中身の詰まった」スペシャルティな小型SUVが欲しいです。番号が空いている『CX6』は誕生するのか!?

アテンザターボ投入の意図は!?



  ターボ版の日本発売が待ち遠しいアテンザですけども、北米で明らかになったスペック表を見ると、マツダが使うミッションの容量ギリギリの40kg・m超のトルクが出ているらしい。よくカーメディアが、『4Lの自然吸気エンジンに匹敵するトルク』とか説明しているアレです。最高出力も250psくらいですから、既存のスカイDターボとは、ほぼ最大トルクが同じで、パワーでは数段に上回るということです。まあベタ踏みすれば怖いでしょうね。『怖い』くらいの加速を見せるガソリンのマツダは、MSアクセラとRX8以来です。どちらも消えてからもう5年が経過しましたねー。

  このエンジンをマルチリンクのシャシーを使うモデル全てに設定して、国内では『マツダスピード』とか言う別ブランドで発売したらどうですかね。間違って高齢者が買ってしまったら困るから。アクセラにこのエンジンが乗ったらもうシビックtypeRみたいなものだし、CX5に搭載されるならマカンSみたいなものかも。

  なんで今になって「アテンザ・ターボ」なのか!?どうやら北米のセダン市場は『ハイパワー主義』になっているようですねー。ガソリン価格の下落が進むアメリカでは、カムリもアコードも3.5LのV6が主流で、日本では当たり前のカムリHV、アコードHVは少数派なんだとか。V6を用意しているカムリ、アコード、アルティマが20000~30000台/月で安定していて、アメリカ車の売れ筋は先代アテンザの兄弟車だったフォード・フュージョンですが、こちらも2.7LのV6エコブースト(325ps)を用意しています。

  一方180psのガソリンエンジンのみだったMAZDA6はとうとう2000台/月 程度になりました。マツダはマイルドHVを2019モデルで実用化することをすでに発表しているので、スカイGターボ&マイルドHVによる『北米戦略』を考えているようです。さらに「ライトサイジング」を主張して6気筒の復活もあるのか!? 正念場に追い込まれたマツダは注目ですねー。


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(中古車)頭金10,000円 支払総額1,759,400円 H25年式 アテンザワゴン XD 走行距離 73000km カラー スノーフレイクホワイトパールマイカ 車検 平成30年9月 (614) SDナビ フルセグ バックカメラ パドルシフト ルーフレール クルコン スマートキー アイドリング

(中古車)頭金10,000円 支払総額1,944,000円 H25年式 アテンザセダン XD Lパッケージ 走行距離 32859km カラー ジェットブラックマイカ 車検 平成30年5月 (494) 衝突軽減 レーンアシスト 追従式クルコン ETC HIDヘッド パワーシート シートヒーター

(中古車)頭金10,000円 支払総額2,104,000円 H25年式 アテンザセダン XD Lパッケージ 走行距離 57141km カラー ソウルレッドプレミアムメタリックメタリック 車検 平成30年4月 (059) レーダークルーズ 社外SDナビフルセグ ビルドインETC BOSEサウンド 純正19AW
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2017年11月29日

マツダは技術屋の頂点を走り続けられるのか!?

マツダ車がなかなかハイテク過ぎる。

マツダのAWD技術がベストカーで絶賛されてます。技術の概要は、電子制御によるオンデマンド・トルクスプリット。機械式のカップリングではなくて、とにかくバイワイヤによるスプリッター制御なんですね。バブル時代に目一杯頑張り過ぎて、その後に地獄を見たと言われるマツダですが、頑張った成果が今になって発揮されています。三菱や日産がレース活動を通じて市販車で実用化していた『電子制御デフ(Eデフ)』に匹敵するものをマツダが持っていても当然なのかも。

2000年ごろに中国のWTO加盟して、バブル崩壊以来の輸出拡大路線を打ち出した日本の輸出産業は、いち早く中国市場の物価水準に、コスト感覚を合わせるという作業に着手しました。現地生産を活発に行い、系列外の海外サプライヤー製の部品も多く採用されました。そんな中で、日本メーカーがバブル期に膨大な開発費用をかけて作り上げた技術の中で、市販車にはとても採用できないコスト水準のものが次々とお蔵入りしました。

「中国由来のデフレ」と説明されてきた物価下落傾向を、そのまま受け止めてきた日本ですが、アベノミクス前夜くらいの経済分析によると、中国との貿易を拡大している先進国でデフレに陥った国は、日本以外にあまりないことが判明します。日銀の金融政策が完全に後手に回っていたことで景気回復が遅れたばかりか、低金利政策が実施されないことがデフレの原因とされています(CIA陰謀説まで登場)。

おそらく自動車メーカーの幹部も「中国由来デフレ説」を2000年代の途中くらいまでは信じていたと思います。あれだけ技術に走っていた日産や三菱が、いち早くコンパクトカーの生産工場をタイに移管し日本市場に導入しましたが、そうすることが業界全体のセオリーでした。一説によるとコンサル気取りの『文系大卒バカ』が、未熟な経済指標を鵜呑みにした結果だという指摘もあります。ただし日本メーカーに限らず、VW、PSA、欧州フォードなどヨーロッパの大手もあいついで『3Kユーロ車』を導入しました。これは中国のコスト感覚に合わせて、約30万円に原価を抑えたクルマです。欧州では6000ユーロ程度で売られています。フォード・エコスポーツ、VWアップなど。

中国の急成長でマツダの命運は変わった!?

かつては日本と10倍以上の賃金格差があった中国ですが、もうすでに3倍以内にまで縮まったと言われています。ここまで縮まってくると、日本と同じ物価水準の自動車が、間違いなく日本よりもたくさん売れる市場となっていて、400~500万円のクルマが飛ぶように売れます。そうなってくるとコストが合わないとしてお蔵入りになっていた技術に再び脚光が当たります。これらを市販車に盛り込んでも、十分に採算が取れるコスト水準のクルマが中国で売れるようなるまで15年あまりしかかかっていません。そして今では各メーカーから「バイワイヤ」「Eデフ」「4WS」といった技術を盛り込んだ新型車が次々と発表されていますが、これは日本メーカーにはかなりの追い風かも。

冒頭のベストカー国沢氏のマツダAWD絶賛は意外でしたけども、やはりまだまだカーメディアは日本メーカーの技術をまともに評価することができないことが多いです。日産のステアバイワイヤにしても、「欧州車的でない技術は語るに値しない」とでも言いたげなほど冷淡な姿勢のライターが多かったです。そういう奴に限って、欧州ブランドの3kユーロ車に乗って、「このシングルクラッチは欧州車らしくていい!!」とか書いてるんですよ。フィアットのAMTは日本のいすゞが作ったAMTのライセンスが切れるのを待って、そのままコピーして市販化しているのを知ってか知らずか。まあカーメディアなんてご都合主義のクソジジイの集まりですから・・・。

日産&三菱を相手にどこまで競り合うことができるのか!?

『Eデフ』で有名な日産と三菱はご存知の通り経営統合されています。これからはプジョー=シトロエンのように二人三脚でいいクルマを作るのでしょうけど、PSAと違うのは日産も三菱も技術力なら世界で1、2のポジションにあること。日産の周辺にあるルノーからは『4WS』を備えたメガーヌが発売されたり、メルセデスを通じて提携関係にあるアストンマーティンからも『Eデフ』を備えたヴァンテージが発表されました。なにやら動き出してますねー。メルセデスからも間も無く『Eターボ』による『過給遅れ回避システム』が用意された直6エンジンが登場します。これだけの『コングロマリット』ならば、ランエボなんかもすぐに復活できるんじゃないの!?

日産&三菱なんてもはや敵ではない!?とマツダは考えているかもしれませんが、三菱電機&日立が背後についている『EVコングロマリット』は、バイワイヤによるセンサー技術が複雑になればなるほど、制御能力でマツダを圧倒することでしょう。なにせ相手は電車も飛行機も作ってしまう企業体ですから。


マツダにも相棒を求む。

マツダにもどこかにいい相棒がいないかな。ボルボとかアルファロメオとか似たようなブランドはありますけども、マツダにとっては旨味が少ないかも。マツダが作りたいクルマを前提に、それを作り上げるのに有利な技術を持っているブランドはどこか!?FRの大型サルーンをつくるならば、クライスラーかダッジ。V6、V8、V10とバリエーション豊かなマルチシリンダーユニットを作っていて、最近になって看板モデルのバイパーの生産が終了したばかり。マツダのRX-VISIONと共同開発のバイパー後継モデルを作って、コルベットを追撃!!・・・なんて展開になったら面白そうだけども。

マツダが北米市場でもっと根を張るためにもいいと思いますけどね。すでにFCAとはロードスターのOEMで関係が築けていますし、バイパーだけでなくて、ジープともコラボしたらいいんじゃないですか!?フィアット500Xベースの新型コンパスや、ジュリエッタベースのジープチェロキーがありますが、マツダと組んだ方がよくない!?CX3ベースのコンパスと、CX5ベースのチェロキー&ラングラー。福野礼一郎さんだったらどう評価するんだろうか!?

FCAと同じように、スポーツカー&SUVで影響力をもつジャガー・ランドローバーとの提携も良さそうです。しかしジャガー=ランドローバーは近年特にですが、どのモデルも完成度が高く、マツダのエンジニアリングが割って入れる余地は少なそうです。グローバルの販売台数でもマツダの半分程度にとどまっていますし、マツダと同じで主要市場にイマイチ明確な居場所が見えない現状では、10年後の存続も怪しいメーカーといったところでしょうか!?そんなジャガー=ランドローバーとマツダが建設的なパートナーシップを結び、不安定な経営状況から抜け出すために「いいクルマ」を作る可能性も大いにあるわけですが・・・。







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【GTNET】【中古車】【頭金10,000円/支払い総額488,000円】[年式] 平成17年式 アテンザスポーツ/23Z 純正18AW ハーフレザー 走行距離:53,400Km カラー:レッド系

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2017年11月12日

魁コンセプトは「戦慄」らしい。

  清水草一さんと渡辺敏史さんがベストカーに連載している「エンスー解放戦線」。あまりのインパクトのデカさゆえか、未発売の『魁コンセプト』が登場してきました。デザインだけでサイズ以外のスペックが全く公表されてないのに、エンスー度は清水86点、渡辺95点だそうです。前回のメルセデスSクラスは60点くらいだったので、これはかなりの高得点ですねー。もしこのまま市販化されたら、「オラオラ・・・クソダサいSクラスは道を譲れ!!」みたいなメッセージを意図せずに発信しかねないほど尖ったデザインです。今流行りの「煽り運転」を意図せずにしてしまう恐れが・・・。車間距離しっかりとっているのに、Sクラスのユーザーが勝手に圧力を感じてしまう!?それくらいに「アヴァンギャルド」なデザインを求めるのがエンスーという生き物なのかも。

  通常は市販車ばかりが出てくるコーナーでして、この前もカムリHVが結構ボロクソに言われてましたね。ユニットは良くなったけども、フロントタイヤの接地感は相変わらず希薄で、乗り味の印象は決して良くないとのこと(清水氏)。それなりに軽快に加速はできるわけですから、決して接地感が悪い訳ではなくて、やはり懲りないのはトヨタのステアリングなんでしょうね。実家にあるクルマもトヨタ車ですけど、ハンドリングが「へなちょこ」すぎるので乗りたくないです。実家のクルマで食事に行くときは、毎回妹が必ず運転しています。伯父、母、妹、私で群馬まで遠出した時も、伯父と妹がハンドルを争ってましたが、榛名も赤城も私は全く運転したくなかった。このトヨタ車で、スポーツカーやマツダ車に乗るイメージでスピードに乗った状態でハンドルを切ると、とんでもないことになります。予想外のロールが出て全く気持ちよくない・・・。

  トヨタ車が「3シリーズ非Mスポ」だとしたら、マツダ車は「4シリーズMスポ」。もうそれくらいに違う。3シリと4シリは全然別物ですよねー。両方を作り分けているBMWはもっと評価されるべきなのかも。さてちょっと問題発言かもしれないですが、「エンスー」という手前勝手な基準で測るならば、新型カムリHVは「トヨタが作っている」ってだけでもうダメ。あのステアリングが付いてくるなら絶対に買わない。正直言ってレクサスIS・Fスポも全く印象が薄かった。接地感という意味ではカムリHVとあまり変わらない。IS・Fスポが完全にBMWに勝っているって吠えた日本の有名評論家は誰だっけ!?福野礼一郎さんだったな「クルマ論評2014」にハッキリ書いてる。ただしあの人は正直ものだと思う。同じ本でフォードフォーカスの2L自然吸気(つまりMZR搭載)に乗って、「この2L・NAはいい!!」って書いてたし。

  市販されてるカムリHVがボロクソに言われ、市販されるどころかユニットすら発表されていない、デザインだけの魁コンセプトがなぜか絶賛される。なんとも心地よい「エンスー」な連載だなー。もう評論家も声を大にして言いたいはず。業が深いトヨタは何を作ってもダメだけど、スイッチが入ったピュアなマツダは、もう『行くとこまで行ってしまう』ってことを。もうこれだけ本気なら「走り」はいいに決まってる。マツダやら、ポルシェやら、アルファロメオやら、クルマを圧倒的に高い次元で仕上げる力を持つメーカー/ブランドが、『いつ本気を出すか』それがいいクルマを選ぶにはとっても大事なんだと思う。

  東京MSのマツダは、見ていてこっちが心配になる程「拳を振り上げ過ぎ」なんだってさ。BMWがお好みの渡辺敏史さんに言わせれば、魁コンセプトはデザインの完成度が高すぎて、もう想像だけで頭が爆発しそーだ。ここまで本気出されると「もう怖くて近寄れない」とのこと。下に動画つけておきましたけど、アルテオンを見て「BMW7シリのパクリだ!!」「大径タイヤばっかりで呆れる」とか舐め腐ったことを言っていた若い女性のユーチューバーがいましたが、マツダのコンセプトカー2台の前では「綺麗・・・」「この辺のラインとか・・・」え!?さっきの雄弁はどこへ行ったの!?ってくらいに震えてレビューしてましたよ。「フェラーリのパクリ」とか「アルファロメオのパクリ」とか言っても良さそうだけど。



  まあとにかく「マツダは戦いに勝った」と言えるんじゃないでしょうか!? 清水草一さんも渡辺敏史さんもマツダの出来栄えをただただ「戦慄」と言ってますし。はっきりは書いてないですけども、マツダデザインが世界を覆った時に、欧州伝統のラグジュアリーブランドはどーなってしまうの!?って危惧を感じているのだと思います。4年前の東京MSにコッソリ展示されていた「パガーニ・ウアイラ」のエクステリアではなくて、レバーひとつひとつがアルミ削り出しで作られているインテリアを見たとき以来の衝撃がありました。2年前のRXビジョンや6年前のTAKERI、SHINRIよりもインパクトが大きかったです。SHINARIはすでに前年の2010年に公開されていましたし、2009年に公開された日産の「インフィニティ・エッセンス」のモチーフをうまくパクった程度にしか思ってなかったので・・・。

  
  1台で3億円もするイタリアの超高級スーパーカーであるパガーニ・ウアイラと比べても負けてない!?4000万円のフェラーリだったら喰っちゃうぞ!!なんてブログに書いたら思いっきり笑われそうですけども、清水さんと渡辺さんが実際にそんな話してる。マツダの「世界征服」ってちょっとオーバーじゃねーか!?まあせいぜい日本の街中で見ることができる2000万円くらいまでのマセラティ、ポルシェ、AMGくらいは射程に収めつつあるって話なのかなー。





おまけ




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2017年09月20日

マツダの人見さんが、超メガトン級の爆弾発言!!

マツダ VS ホンダ、フォード、トヨタ、スズキ、スバルと欧州全メーカー の構図!?

  久々に「痛快」なインタビューでした!!!!!!!! IMFの最新号でマツダの人見さんが、驚くほど簡潔に「小排気量ターボ」における構造的矛盾を指摘しています。え?こんなの読んでしまったら、もうターボになったスイスポなんて買う気が起きなくなっちゃうよー。つーか人見さんも策士だよなー。何冊か本を書いているのだから、その時点で主張しておけばいいのに。

  10年くらい前に欧州メーカーが藁にもすがる想いで飛びついた小排気量ターボ。(中国での盛り上がりを真に受けて)それに部分的ではあるけど同調したホンダ、トヨタ、スズキがターボに本腰を入れ始めたところで、「実は・・・」って今更のように切り出すなんてさ。もし人見さんが主張していることが全部事実ならば、欧州メーカーのみならず、日本の3社はかなりのダメージを受ける!!スバルもレヴォーグで1.6Lターボなるものを作ってしまったし・・・そういえばスバルのFB16DITは、S水草一さんにボロクソにバカにされてましたね。

  インタビュアーの牧野茂雄さん(日本最高のエンジニア系評論家)も人見さんの発言にあまりの衝撃に震えたようです。このままストレートに書いてしまっては自分の今後の仕事に影響が出る!!とでも思ったのだろうか、その一連の人見さんの説明の後に、変な言い訳がついています。私はあらゆる調査機関のデータを調べて裏を取ろうと奮闘したが何も得られなかった!人見さんの発言を裏付けるようなものは何もないです!(私も半信半疑です!)と必死で弁明していました・・・。

  自動車業界が軽くひっくり返るようなことを平然と言えるくらいに肝が座っている奇人!?人見さんだからこそ、マツダもこの人の才能に社運を託したのでしょうけど。いよいよ元日産の水野さんみたいな存在感を業界全体に放つようになってきました。マツダがHCCI(正しくはSPCCIと言うらしい)を市販化したら、中国か台湾のメーカーへ引き抜かれていきそうだなー。

  別に特別な物理の知識が無くても、小排気量ターボによってあらゆるエンジンが代替(ダウンサイジング)される!!なんて話は嘘くさいとわかりますけどね。ターボチャージャーなんて30年以上前からありましたし、人見さんの以前の著書からも伺えるように、ダウンサイジングとして利用するアイディアも80年代に徹底的に検証されたようで、バブルですから今とは全く異次元の青天井の開発費を誇っていた日本メーカー各社は、この段階で揃って「ターボは抜本的解決にはならない!!」と判じていたそうです。




現代のコペル二クスなのか!?

  30年も経てば変わるのか!?トヨタが情熱で作り上げたHVのような新技術はありましたけども、自動車業界やターボを手がける重工産業全体はそれほど大きく変わっていない!!実際に冷戦時代に設計製造された戦闘機が今も航空自衛隊で最強の戦力だったりするわけです。一般会計の5%=約5兆円の防衛費は何に使われているのか!?まあほぼ人件費ですね。

  ちょっと話が逸れましたが、30年前に「理論上」でも全く可能性を見出されなかったダウンサイジングターボが、今になっていかなる技術ブレイクスルーがあったとしても根本的に状況が変わるわけがないのです。マツダが実現したHCCIだかSPCCIだかいうエンジンも「理論上」では30年以上前から存在していました。だからマツダの技術で可能になった!!しかしダウンサイジングターボはその「理論上」の理想状態も存在しないわけです。

  確かにメリットが完全にないわけではないです。メルセデスやBMWのように同じボアストロークの2Lエンジンに過給圧の違うターボチャージャーを組み合わせて「グレード分け」することで、ユーザーの選択肢の増加とメーカーの利益の極大化を可能にします。そこの部分はまだ理解できるのですけども、ホンダの1.0Lターボや、フォードの1.0Lエコブーストなど過給圧が高めのユニットで1400~1600kg程度の車体を動かすとしたら(欧州シビック、欧州フォーカス)、過給圧がかからない低回転域では相当にしんどい乗り味なんだろうなー。幸いなことに日本には導入されていませんけども・・・。

  人見さんによると、ターボエンジンにはトリックというか、ユーザーを欺くギミックがあるらしいです。過給圧が高いとノッキングを防ぐために本来は8.0程度まで圧縮比を下げなければいけない。しかしそれだと全く燃費がよくならないので無理やり10.0くらいまで圧縮比を上げる処理をするらしい。これによって回転数を上げない(軽負荷)でシフトアップする欧州式の燃費計測では数値がよくなるようですが、高回転を交えて使うとたちまち燃費が悪化するとのこと。BMWやVWの非HV欧州車のモード燃費が異常に高い理由はこれだったのか・・・ハイオク仕様とはいえ、どう考えても数値が異常だったし。ゴルフはオーリスに燃費で勝っている!!ってみんな喜んでいたけど全員騙されていたわけですね・・・。

  人見さんにここまで言われてしまっては、牧野さんも真っ青になるよなー。日本のカーメディアがこの10年余り語り継いできた全てが、欧州メーカーの偽計に踊らされた茶番だった!!ってことが明らかになりつつあるわけだから。誰もVWがズルいことをするなんて思っていなかったし、BMWがそんなセコいことするなんて想像もしていなかったはず。K沢さんやS水和夫さんを責めるのはやめよう!!彼はおそらく純粋に「ダウンサイジングターボ」に対して何の疑問も抱かなかったのだと思います。バブル世代って自分の頭で考えない人が多いですから。自分の頭で考えると会社で干される世代!?






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ラベル:HCCIエンジン
posted by cardrivegogo at 23:07| Comment(2) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

HCCIからCX8!!躍動のマツダへの雑感



  「スカイアクティブX」ことHCCIエンジンが、イギリスメディアでも、ドイツメディアでも大きく報じられています(日本のメディアより熱心かも)。付随する情報もあれこれと詳しく紹介されていてアクセラベースの試作車に積まれたエンジンは2Lスーパーチャージャーで187馬力だったとか。ドイツメディアは・・・ドイツ語全然わからないけど、ちょっと悲壮感が漏れていたような(VWは断念してますからねー)。日本以上に欧州でブレイクする可能性も!? ベストカーの渡辺敏史さんのレビューで190馬力だと出てましたが当代随一のガチライターでBMW派の渡辺さんを「唸らせる」までにはまだ達していない模様。

  ちょっと気になるのが、発売時期は来年以降なのに、こんなに早くから公開しちゃっていいのか!?ってことです。HCCIはすごいですよー!!って知れ渡ってしまったら、もうマツダの現行のガソリンやディーゼルには興味がなくなってしまうんじゃなかろーか!?。マツダとしては数年前に買ってくれて、ディーゼルに今乗っている人向けに、次はガソリンで「すごいの」が出ますから、もうちょっと買い替えは待ってください!!ってことなんでしょうけど、軽油のコストメリットを3年も享受してしまったら、いまさらレギュラーであってもガソリンには戻れないんじゃないかって気も・・・。

  マツダにとってはいよいよ年間20万台も怪しくなってきた国内市場のシェアはグローバルでのマツダの累計においては15%程度でしかなく、それが微増しようが微減しようが大きな影響はないのかもしれません。よって「スカイアクティブX」の先行情報公開の狙いは、明らかにユーザーではなくステークホルダー向けなんでしょうね。マツダの最近のプレスリリースを検証すれば「Gベクタリングコントロール」「サポートカーS」、燃費新基準の「WLTPモード」「トヨタとの連携」など株価を睨んだ「最先端ですよ」「将来性ありますよ」アピールの情報が多い気が・・・。それもこれも欧州のエンジン車追放というラディカルな動きの中で「危機的状況」の株安に追い込まれることを未然に防ぐ狙いもあるようです。

  ちょっと気になるのは、2000年頃に「株屋」に転業していったドイツや米国のメーカーが今では結構「落ちぶれて」ていたりすることですね。株価維持のためにクルマが満足に開発できなくなった!!新型モデルを大量投入することを先に公表して、開発のための期間も人員も不足したままに出来上がった意味不明なモデルが有名ブランドでも急速に増えていきました(F野さんが「世界自動車戦争論」で名指しで批判してました)。今のマツダにも同じような懸念が・・・。

  かつてマツダを「買い取った」フォードは、こともあろうに今年になって「ZOOM-ZOOM」の生みの親でマツダ復活のキーマンだったマーク=フィールズCEOの采配によって株価が急落し実質的に『沈没』しました。一時はアテンザの兄弟車であったフュージョンが日本車セダン(カムリ、アコード、アルティマ)に迫る勢いで売れましたけど、北米でもセダンの販売は縮小傾向に。アクセラベースのSUVであるエスケープが年間30万台規模のセールスを記録して穴埋めを図るも、新たにホンダやトヨタの稼ぎ頭になったCR-V、RAV4はさらに上の50万台規模にまで膨らんでいます。マツダの技術を使ってトヨタ、ホンダに立ち向かったものの、あまりに日本勢とガチのところで勝負し過ぎていることを株主に嫌われたのか・・・。時価総額でテスラに抜かれた時はちょっとしたニュースになりました。

  マーク=フィールズはマツダ時代にGGアテンザが大ヒットして、「中型車で世界を制した!!」という自信があったのかもしれないですが、北米市場に根を張るトヨタやホンダを駆逐することはできなかった・・・って話なんですかね。マツダ存亡の危機という逆境には適していたけども、フォードという巨大メーカーの未来を「安定して」推移させるには不向きな経営者だったのかもしれません。RX7を愛車にしていた根っからの「カー・ガイ」だったそうですから、またどこかの中堅メーカーで活躍してほしいものです。

  惜しむべくは、日本でブレイクの兆しを見せていたマスタングの販売が1年足らずで終わってしまったこと。500万円くらいするファーストエディション400台はすぐに完売。停滞気味だったフォードのイメージを変えるだけのポテンシャルはあったと思うのですが・・・。「路面に吸い付く走り」が好きな日本のユーザーにはちょっと手応えがない部分もありましたけども、例えば911が「キャラ」ってことで欠点も全て受け入れられるなら、マスタングも「キャラ」でいいんじゃないの。そーです!!最近のマツダ車には極端に希薄になっている「キャラ」です。

  マツダCX8の発表会がありました。やっぱりマツダは大きいクルマをデザインするのが上手い!!・・・久々にマツダ車に濃いヤツが現れたかも。最上級モデルのインテリアがとってもいい感じです。2列目シートの真ん中に豪華なコンソールがつけられていて、パナメーラみたいな雰囲気。2.2Lディーゼルのみの設定で、AWDのLパケで419万円。インパネは「リアルウッド」を採用していて、何やらボルボや英国の名門SUVブランドを意識した作りになっています。加飾カーボン、フェイクウッド止まりのレクサスRX、ハリアーといったトヨタ勢を蹴散らす気合の入った出来栄え。

  アテンザもFMCでは、このCX8に準じた内装になるのかな!?だとしたらちょっと楽しみかも。現行の3代目はかつてのスポーツセダンの面影を色濃く残したままにアメリカサイズに膨れてしまっていて、そのアンバランスな立ち位置をレザートリムで必死に取り繕った感が拭えないチグハグさがありました。4代目では、CX8のセダン版としてサイズはそのままでオートクチュールなインテリアを配したステータスサルーンになるのかな(3列シートグレードとか!!)。




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posted by cardrivegogo at 19:03| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

HCCIエンジンは打倒ポルシェ!!打倒日産!!の最終兵器らしい・・・

  『HCCIエンジン』が来年に予定されるアクセラのFMCとともに導入されると言われています。世間では従来のプラグを使うエンジンよりも熱効率が良くなって、そのまま燃費が圧倒的に良くなるエンジンなんでしょ!!くらいにしか思ってなかったのですけど、実はこれ「エコ」よりも「スポーティ」な走りを実現するのに非常に効果的らしいです。マツダが公式に示したデータによると、マツダ以外の他社で広く使われている一般的なターボエンジンよりも圧倒的に「出足」が良くなるらしいです。

  なんでそうなるかというと、プラグによる点火工程が不要なのでより早いサイクルが可能であり、ディーゼルエンジンと同じく圧縮着火による爆発力の大きさで、当然にトルクが太くなるという2つのメリットが合わさったからだそうです。なんかすげーな。さらにディーゼルだと圧縮比をあげると排気ガスが極端に汚くなるので、マツダのディーゼルはわざと圧縮比を下げて出力を下げたりしているのですが、ガソリンだと排気ガスがかなりクリーンになって制約がなくなるとのこと。

  なんかもう聞いた途端に、もう興味津々ですよ!!ちょっと飛躍し過ぎかもしれないですが、例えばシビックtypeRやゴルフRといった、高出力の直噴ターボを使うCセグホットハッチの頂点に立つモデルを、軽く圧倒できるくらいのブレイクスルーが実現したといっていいのでは!? 技術的ディメンジョンにおいて、ライバルメーカーが「反則だ!!」と騒ぎ立てるくらいに、異次元のエンジンを搭載して新型MSアクセラが作れるってことですよねー。

  HCCIにターボチャージャーを組み合わせれば、エンジンの初動からタービンの回転開始のタイミングも当然に早まるでしょうから、これはエゲツないユニットですね。ホンダもVWもいじけてガソリンエンジンのスポーツハッチはやめてしまうかも。まるで1960年代の後半に登場し、ルマンでも圧倒的な強さで排除されたロータリーエンジンのような存在になるんじゃないの!?

  再び日産を狩るマツダが見られる!?『GT-R vs サバンナ』の21世紀版の対決は、次期GT-RとマツダRX9(仮称)がともに『スーパーカー化』するという展開になるみたいですが、マツダがロータリーのスポーツカー復活を急いで進めなかったのは、同時並行で進むHCCI技術によって『燃費』と『走行性能』を両立させた、フェラーリやポルシェなど世界中のスポーツカーブランドが欲しがるようなパーフェクトなユニットを作るのも可能!!そういった背筋がゾクゾクするような道筋が見えていたからなんでしょうね。

  2012年からの新生マツダはイメージ重視でイケイケだったですけども、これが予想外に、MSアクセラも、MSアテンザも、RX8の後継モデルも出てこない。せっかく開発したガソリンターボも北米の大型SUVにしか投入せず(日本で製造しているのに)。「もうマツダはスポーツカーへの情熱を完全に無くしてしまったのではないか!?」そんな疑念が芽生え、肥大化しやがて確信に変わってきたところで、トヨタとの協業発表・・・。従来のマツダファンはみんな歯がゆくてもどかしい想いでその動向を見守ってました。しかしマツダがかなり前から『HCCI』のユニットに相当なポテンシャルが、マツダの理想像がある!!と確信していたのなら、これまでの流れも全部納得がいきます。

  マツダのガソリンエンジンが全てHCCIになるのではなく、従来のスカイアクティブGが4-2-1排気を使い初めてからまだ5年しか経過していませんので、これも併用してラインナップを行うとのことです。GとDとHCCIの3つタイプのエンジンがマツダの主力車に搭載されるとのこと。HCCI搭載モデルが『GT』みたいな特別なグレード名を引っさげて2018年に登場し、翌2019年にはEVが投入されるスケージュールだそうです。

  K沢さんやベストカー、ニューモデルマガジンZが「日本メーカーはコスト増を嫌ってターボ化しない!!」と執拗に企業体質を批判してましたが、HCCIが完成した暁にはどんなコメントを発するのでしょうか!?特にマツダのガソリンエンジンはつまらない!!さっさとケチってないでターボ化しろ!!とほざいたK沢さんのHCCIエンジンに対するコメントは非常に注目ですねー。

  フェラーリもポルシェもターボ化&HV化の流れを止められないで、そのまま流されていく「終末的」な光景をボーっと見てる。次期スイフトスポーツがターボになるってさ。あっそー・・・ですか(終わったなー)。あのホンダだって今ではターボ・スポーツの急先鋒になっている。誰もがマツダも遅かれ早かれ同じ道をたどるしかないと思っていたでしょうし、不覚ながら私も・・・マツダのことを信用できていませんでした!!

  マツダは最初から最後まで自然吸気にこだわっていた・・・なぜなら「本物」のスポーツメーカーだから!!NDロードスターの設計を見てもそのこだわりは明らかでしたよ!!絶対にK沢さんが言うように「ケチ」だからってわけじゃないはず!!ちなみにK沢さんはベストカー最新号でNDを徹底的にディスっています。「マツダだったらせめてトヨタよりもコスパを見せろ!!」って。86よりも非力なエンジンに納得がいかないのだそうです。7500rpmをピークに使う小排気量ながら驚異的な「官能」を持つ素晴らしいエンジン!!ロータスやケータハムに供給してあげればいいのに!!ってくらいなのに、K沢さんには全く響いてないようです(もうライターやめちゃえよ)。

  『HCCI』はロータリー以来の衝撃になる!?またこれで世界のスポーツカーは「マツダ」と「それ以外」に隔てられる時代がやってくるのか!?アテンザ、アクセラ、デミオ、CX5、CX3がそれぞれHCCIエンジンで武装してクラス最強のスポーティなマシンになる!?HCCIアテンザとアウディRS5が、HCCIアクセラとシビックtypeRが、HCCIデミオとMINI・JCWが、HCCI-CX5とマカンターボが、HCCI-CX3と・・・・が、全てはマツダ中心で回る時代がやってくるのか!?とりあえず次もまたマツダを買おうかな。




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posted by cardrivegogo at 01:37| Comment(3) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

『マツダに嫉妬』した社長の複雑な事情。

「マツダとの提携で得た一番大きな果実は、「クルマを愛する仲間」を得たことです。そして、「マツダに負けたくない」というトヨタの「負け嫌い」に火をつけていただいたことだと思っています。本提携は、クルマを愛するもの同志が「もっといいクルマをつくる」ための提携であり、「未来のクルマを決してコモディティにはしたくない」という想いを形にしたものだということです」(トヨタ・豊田章男社長のコメント)

マツダとトヨタのより大規模で包括的な提携が発表されましたが・・・そもそもの中身は自動車好きが身を乗り出して大興奮するような話ではなさそうです。無機質なステートメントから見えてくるのは、
@トヨタ、マツダがカリフォルニア州などでの販売を継続するために義務付けられるEVの開発。 
Aアメリカ市場でのトヨタのやや弾力的な需要に応えるために、スバルの工場に続いてメキシコにあるマツダの北米拠点をトヨタブランド向けの生産ラインとして活用する。 ・・・ある程度は想定の範囲内でのことで、何ら新しいものではないです。この合意の本当の意義は、トランプ政権の初動を見極めつつ、今後の米国議会でのロビー活動において、トヨタがマツダのケツ持ちになりますよ!!といったところなのかも。

一部のカーメディアでは、「マツダの独自性が失われるのでは?」などと、やや過敏なまでの問題提起をしていますが、そもそもトヨタに取り込まれて独自性が失われたメーカーなんてあったの!? M&Aにあまり積極的ではないトヨタに対して、VW、ルノー、メルセデスそしてひと昔前のフォードやGMは、他国の経営難なメーカーを買い漁ってました。特に欧州中心主義を振りかざすVWやルノーはやりすぎとしか言いようがない虐待を加えて、スズキ、日産とそれぞれモメる羽目になりました。それに対してトヨタは自らが成長するためというよりも、業界全体の安定的な成長と発展を考えて、スバル、ダイハツ、ロータス、BMW、マツダ、スズキとの資本や技術の提携を進めてきました。果たしてこの6メーカーは独自性を失っているのか!?・・・1つだけやや怪しい?トヨタ路線の合理主義&燃費向上に励んでいるようですけど、他の5つのメーカーはまだまだ十分にキャラが立ってます。

マツダが経営合理化を測って、トヨタとシャシーを共通化したところで、それが自らの存在意義の否定であることは誰の目にも自明。そういうどーでもいい次元の話を永遠にこじらせるのがカーメディアさんのお仕事なんでしょうけども、ちょっと面白いのは・・・トヨタとの協業発表!!というタイミングに至って、何やら『マツダの独自性』とかいう神秘的なものの存在を肯定し始める。初代アテンザが世界で150以上ものCOTYを受賞した意味すらわかってないし、その事実を報道すらしないし、ちょっと違う局面になるとマツダの『吹けば飛びそう』な経営だと失笑しているのに・・・。

より前向きにトヨタとマツダの技術提携を評価するならば、マツダにとっては喉から手が出るほど欲しい『開発用リソース』を、あまり乗用車向けに振り分けなくても開発可能になることで、よりエンスー向けなモデルの開発へとリソースを回せるってことになるなーって思いますよね。でもマツダがNSXやGT-Rみたいな『メカ全開』のクルマを作る!!っていう想像は絶対に間違っていると思います。NSXは『飛行機』や『スーパーカー』を作るというホンダの筋道を構成する1台ですし、GT-Rもルノー日産グループを代表する『スーパーカー』への飛躍を意図して作られてます。あくまで『スーパーカー』というイディアを現実化する・・・という段取りのクルマづくりがされています。レクサスLFAなんかも全く同じ構図。

世界のマツダファンが求めているものは、そーではない!!マツダには存分に『変なクルマ』を作ってくれ!!って思っているんです。フェラーリ的な何か!?あるいはポルシェ911的な何か!?を作ることは、どんな無能なメーカーにだってできる!!(決してレクサス、メルセデス、BMWとは言ってませんよ!!) 新興国にだってそんなメーカーは腐るほどあるし、中国やアメリカでモーターショーが開かれれば、フェラーリやポルシェの『そっくりさん』があちこちに登場します。もはやそんなブランドに存在価値なんてないって!!(決してレクサス、メルセデス、BMWとは言ってませんよ!!)

世界に不足しているのは『山師』。かつて『初代MPV』、『5代目ファミリア』、『ユーノス・ロードスター』などを掘り当てて、日本を軽く飛び越えて、創業100年とかの歴史を誇る欧州ブランドにまで多大な影響を与えた、『バカ全開』なモデルを本当に作ってしまうメーカーが足りないんじゃないの!? ちょっとマツダに苦言を呈すると、CX8みたいにそこらじゅうでモロ被りするような地味なクルマに期待しちゃいかんのです。すっかり地味になったアクセラのエクステリアに、個性的かつ機能的な大掛かりなパーツでも付けてみてよ。ガルウイングとかさ。

豊田章男社長が「マツダに嫉妬する」と表現したものは・・・。C-HRとカムリの件でしょうか。マツダのシェアを露骨に取りに行ってしまいましたけど、バックアップするから心配しないでね!!世界にその名を轟かす巨大企業のトップともなれば、同業他社からもしっかりと尊敬される行動をしなければならない。トヨタだけが儲かればいい!!という時代でもない。トヨタの独占によってマツダ、三菱、スズキが次々と消滅する可能性は結構高い。トヨタだけが生き残ったところで自動車産業は終わり。倒産した日本メーカーの残骸をどっかの国の資本が買いあさってしまえば、トヨタ単独ではもうどうにもならない。中国リーグの連合軍を名古屋グランパス(J2)で迎え撃つみたいなもの・・・。

絶妙なパワーバランスの中で生きながらえることがちょっと保証されたマツダ。果たしてこのチャンスで『最後にひと花』咲かせてくれるのかな!? マツダの奇跡は得てしてこういう時に起こる!!初代アテンザ、初代CX5と同じ状況になってきたかな・・・!? 魅惑のFRサルーンでも作るのか!?




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ラベル:マツダ トヨタ
posted by cardrivegogo at 21:37| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする