2018年02月16日

MAZDA と 読売新聞



 
2兆円企業MAZDAはここまで理解されていないのか!?
  ちょっと考えすぎかもしれないけどさ、この読売の記事からもわかるようにマツダのイメージって相当悪いですね。マツダなんていう中小メーカー知らねーよ。やっとマイルドハイブリッド出すらしいよ。しかもご丁寧にわかりやすく「簡易型」と表記。トヨタみたいにフルハイブリッドではないから「安く」作れるので、(マツダが得意な?)新興国市場での販売にも使える!!・・・と言いたいらしい。藤原専務が聞いたら思いっきり反論しそうな内容だな。

一般メディアの権力はいつまで続くのか!?
  天下の読売新聞の幹部クラスが認可したであろう記事。内容は後述するけどメチャクチャなんですけども、読売の幹部クラスならメルセデスかレクサスにでも乗っているから、マツダなんて興味ないってことだけはよーくわかる内容です。結局まだまだ日本をデザインしているのはマスコミなんだよなー。大手メディアの幹部級の人の趣味が、高齢社会・日本では国民の大部分の趣味になってしまうのは不可避なんですかね。この読売の記事書いたヤツと同レベルの分際で「クルマ好きです」って人がこのブログにもしばしばコメントくれますけど、この記事みてさすがに気づきましたよ、マツダのイメージは最悪だ・・・。

内容は相当に矛盾だらけ
  こんなレベルの記事を書いて金をもらっている読売って、常識的に考えればあと10年以内に潰れると思う(そうあって欲しい)。そもそもマツダがマイルドHVを発売するを発表したのはすでに半年以上前のことでした。素人のブログじゃあるまいしなんというスピード感、今更に何を書いているんだ!? さらに言うと、マツダというメーカーは新興国でクルマを売るのがとても下手。そもそも国内生産50%でグローバルで100万台ちょっとの規模のメーカーが手を出してはいけないのが新興市場なんてのはビジネスマンなら誰でもわかる話だと思うけどね。スズキのように300万台くらい売らないとキツイって。

新興国で売れているのはドイツ車だろ・・
  ちなみにマツダの新興国販売比率は、メルセデス、アウディ、BMWの足元にも全く及ばない水準です。読売の記事では、まるでマツダが新興国中心のビジネスを行っているように読めるけど、VWのようにブランド内の60%以上を新興国(中国だけで50%)で売っているメーカーとは根本的に違う。マツダが日本市場以上にシェア(率)を獲得している市場は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドくらい。つまりちょっと田舎っぽいけどGNIの水準が高い国で良く売れている。そこがマツダの狙いなんだと思う。

スカイアクティブXがなんなのかわかってない!?
  そもそも新興国で勝負するならば、世界一の高効率エンジンなんて真剣に開発している場合ではない。VWやPSAのように思いっきり昔に開発したエンジンをどこまでしぶとく使うかがポイントじゃないですか!? スカイアクティブX用に使うマイルドハイブリッドなのだから新興国で売りさばくことも考え難い。技術発表会も日本ではなく欧州で先行して行っているし、ドイツ、イギリス、イタリアのメディアが今まさにスカイアクティブXで盛り上がっている真っ最中なのだから。



記事はひどいけど、マツダのイメージが最悪なのも事実。
  読売にはこんなクソみたいな記事(ベストカーの記事に似てる!!)を書く記者がいて、チェック担当者がいて、認可する権限者がいて、誰一人も気がつかないんですね。自分たちが絶対に買わないブランドだから、「いいクルマなわけがない」。上質で高性能なクルマであれば、自分たちの周辺がすでに察知しているはずだけど、そのアンテナに引っかからないくらいだから、田舎の貧乏人が買うブランドなんだって考えているんでしょうね。中央区とか港区とかを走ってはいけないブランド。シドニー、トロント、オークランドはいいけど、ニューヨーク、ロンドン、北京はダメっていう立ち位置!?

マツダのブランド化って実は無意味!?
  日本の地方都市(どこだよ?)でマセラティとかベントレーとか乗ってると浮きますよね。つまりマセラティとマツダは同じ道路を走ってはいけないみたいなところがあるのかも!?今後のマツダのブランド化努力によって、ベントレーの隣にMAZDAを止めても『同格』に見られる!!なんて日がやってくるのでしょうか!?・・・ってそれを決めるのが読売新聞などの一般メディアの連中なんだろうな。言っちゃ失礼だけど、あんなにダセー連中を相手にするのは大変ですね。

最近のマスコミがダサい件・コムロ頑張れ!!
  日本のマスコミってこの20年くらいで一気にダサくなったと思う。例えば皇室の婿が母子家庭で借金があるとなんか問題なんだろうか!? 都庁勤務のクソダセー奴ならOKで、母子家庭&借金はダメって日本の多くのメディアが揃って発信してる。公務員なんてダニみたいなものなんだから(だいぶ駆除したから地方行政は持ち直した?)、それよりはプー太郎でもコンテストで選ばれて女性にモテモテのイケメン君の方が人間的に相当にマシじゃね!?むしろ公務員の分際で皇室に手を出してんじゃねーよ(江戸時代なら打ち首だぞ)!!って議論はなかったのが不思議だ・・・。

存在理由は、情報統制のため!?無駄だって・・・
  昔は新聞を読むのが好きだったけど、最近は読んでる時間が無駄だなーって思う。半年も前に知っているニュースとか出されてもさ。日々関心があるような出来事ってのは、その道の専門家がウェブ上で発信していることが多くなってきました。日本COTYも当日のツイッターが第一報で、翌日の日経で読むころには、もうその件についてブログ書き終わってたりするし。つーかそれぞれの分野の専門家が、リアルタイムでAIとか使って情報を流通させれば、もはや「一般メディア」なんてジャンルの仕事はなくなると思うんですよ。政治家も記者クラブをスルーするシステムを持ちつつあるし。「一般メディア」の仕事ってのは籠池さんとか武田邦彦とかいう学者とか、とにかく気に入らないやつを悪者に仕立てる時に、どっかの内閣に依頼されて行う『抹殺』くらいしかないんじゃねーの!?

「抹殺屋」を社会から追放しよう!!
  ・・・で同じようにマツダもホンダも『抹殺』されているわけですね。マツダやホンダの実力が日本でも認められるようになるには、この両社が読売などの大手の一般メディアの幹部級に選べれるクルマになればいい!!しかーし、それは絶対に無理でしょう。もう徹底的に差別意識が根付いているのはこの記事を見ても明らか。そんなこと考えなくても、一般メディアが解体するまで、あと5年か10年待てばいいだけだと思われるので(俺の予言はよく当たる)、「ポスト・マスコミ」の時代となって、専門家が価値ある情報を手軽に提供するようになれば、マツダ&ホンダの素晴らしさは自然と認められるでしょうし、(このままだと)メルセデス、BMW、アウディ、VW、トヨタは一般メディアとともに消えていく運命なんじゃないかと思います。なぜか?についてはまたの機会に。



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2018年01月30日

MAZDAはアルファードとSクラスを潰せ!!


世界がMAZDAに求めるサイズとは!?

  CX8が発売されて、なんだかアテンザが小さく見えるこの頃です。アテンザはやっぱり大きすぎない方がいい。車高を1390mm程度まで下げて、全長は4780mmくらいがベストなんじゃないかと。そしてそろそろマツダも、デミオ、アクセラ、アテンザの3段階には「無理がある」ことに気がつきつつあるといいな。マツダの最良のお手本として注目していることは明らかなホンダと同じラインナップで、シビック、アコード、レジェンドくらいの車格の配置で、アクセラ、アテンザ、新型フラッグシップセダンを作る算段になっているかもしれません。

MAZDAなら「日本のメルセデス」になれる!?

  「マツダがフルサイズセダンを作っても誰も買わない」と言われるかもしれません。年産100万台を超えるクラスのブランドでは、メルセデス、レクサスの2つくらいしかまともには売れないです。BMW、ホンダ、日産でもうまく行かないのに、MAZDAが参入するのは無謀過ぎる。しかしメルセデス、レクサスの勝ち組と、BMW、ホンダ、日産の負け組(あくまでフルサイズセダンの話)を何が分けているのか!?を考えると、案外にMAZDAが本気で参入すれば勝ち目があるんじゃないか!?という気がしないでもないです。あくまで主観ですが、MAZDAの歴代の高級モデルデザインには、研ぎ澄まされた『品格』が見受けられるからです。

世界一のクルマを作るメーカー

  関係者には失礼な話ですが、MAZDA&勝ち組と負け組とを分ける大きな違いは、ラグジュアリーという基準において世界の頂点を見据えたモデルをかつて作っていたか!?だと思います。メルセデスSクラスと、初代レクサスLS(トヨタ・セルシオ)に匹敵する豪華モデルとして、ルーチェ・レガートやユーノスコスモが販売されました。あまりに浮世離れしていて広く流通することはなかったですけども、MAZDAというメーカーは業界の慣習に囚われないデザインが魅力でした。バブル後の業績悪化でフォードが管理する時代がしばらく続き、その大胆さは長らく封じられていましたが、独立系メーカーとして歩み始めてから、しばらくのリハビリ期間を経て、いよいよ先日の東京MSでは完全に「世界の頂点」を射程に入れたコンセプトカーを出して来ました。

すでにMAZDAデザイナーの脳裏にはイメージはある

  何を作っても心無いオッサンたちは「輸入ブランドのパクリ」だとディスってくる。もういっそのこと雑魚は相手にしないで超絶デザインをやっちまえばいい。あまりにも眩しすぎてドイツ車好きの小物の視界には入らないデザインにしてしまえ!!っていうマツダデザイナーの自棄っぱちな感情が、荒々しいほどに表現されたスゲー・・・デザインになってしまったようです。同じフロアに並んだレクサスLSもBMW8シリーズが、まるでガキのお絵かきにしか見えないくらいにマツダの2台は凄かった。中国メーカーに絶対に真似させない!!という将来的な意思もあったでしょうけども、これは凄すぎる。メルセデスもレクサスもSクラスやLSのデザインをMAZDAに委託した方がいいんじゃない!?




MAZDAが輝くのはいつも「頂点」を狙うとき

  希望的憶測などではなくて、これまでの実績から客観的に判断しても100万台越えのブランドで、ベントレーやマセラティに匹敵するラグジュアリーなセダンやクーペが作れるのは、メルセデス、レクサス、MAZDAだけだと思うのです。他に100万台をクリアしているメーカーといえば、GM(シボレー)、フォード、VW、ルノー、日産、クライスラー、フィアット、プジョー、シトロエン、ホンダ、スズキ、BMW、ヒュンダイ、キア、スバル、三菱、ダイハツといった面々ですが、まあどのブランドもあまり高級車においては「変革」を感じないです。メルセデスを倒そうとBMWなどは考えているはずですが、結局は無難なSUVで勝負しようとしている。

ポーズではなく本気になれるメーカー

  どのメーカーも「過当競争」は避けたいようで、販売台数の急激な成長は最初から意図していない様子。各市場で分け合っているシェアを守りつつも、リスクを避けてグループ共通の設計を使い回して新型モデルを作成し、既存の市場に投入して数%のシェア拡大をねじ込む。そんな『省エネ戦略』ばかりが目立ちます。その中で割と攻勢が目立つのが、やはりメルセデスとレクサス(トヨタ)。この両者が本気でラグジュアリーなモデルを作れば、どの市場も勝手に応えてくれるはず!!そんな自信に満ち溢れている様子。それに対して、ジャガー&ランドローバー、アルファロメオ、ボルボなどは新型モデルを投入こそすれど、販売面ではまるで自信がないようで、まだまだ500万台超えで世界3位の日本市場に対しても、とにかく供給体制が甘い・・・売る気あるの?

メルセデスとレクサス(トヨタ)のコアを破壊せよ!!

  メルセデスとレクサス(トヨタ)に『殴りかかる』ブランドだけがこれからのプレミアム市場で生き残る資格がある!?簡単に当たって砕けてしまってはダメですけども、やはり圧倒的に強いジャンルを持つこの2強の大本命の「本丸」を撃ち抜いてこそ「本物」の自動車メーカーと呼ばれるべき。昨年から販売好調が伝えられる7シリーズや新型パナメーラは、王者Sクラス相手に善戦しています。さあMAZDAもここに本気をぶつける時が来たのでは!?

「絶対無理!!」をひっくり返すからMAZDAは面白い

  昨年末に発売されて大反響なCX8も、アルファードの牙城を切り崩す可能性が出て来ました。ここに勝負を仕掛ける勇気が素晴らしい。200万円台で収まる『3列のCX5』くらいに逃げずに、正々堂々と400万円台のガチンコを挑む!!この勝負の帰趨によっては、国内市場が予想外に再編されると思うのです。トヨタとMAZDAの頂上決戦が苛烈を極めて、ラグジュアリー3列の市場が拡大するようなことがあれば、エルグランドやオデッセイにも火が付くのでは!?プジョー5008はほぼ同じ価格帯なのに蚊帳の外・・・。これも時代の流れですね。

エンジンさえあれば・・・

  MAZDAにはせっかく世界を驚かすことに成功した「ビジョン・クーペコンセプト」を早く実車化した方がいい。SクラスとLSを完全に撃ち抜くためにMAZDAが本気を出しました!!となれば、日本でも欧州でもアメリカでも中国でも買ってくれるんじゃないかな!?・・・あ、大事なことを忘れていたが、MAZDAには高級車用のユニットが無い。SPCCIの6気筒ユニットとか極秘に開発していればいいのだけど。MAZDAが特許を取得したと報じられている「トリプルチャージャー」を使って480psくらいのユニットに仕上げるのかな!?まあメルセデスもレクサスもユニットはロクでも無いから、マツダが本気で開発すれば軽く圧勝できるはず。そういえばメルセデスを真似てMAZDAも直6化するという報道もあったっけ・・・。





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↓2台の超絶コンセプトカーのデザイナー登場!!予想通りちょっとイってる・・・。
posted by cardrivegogo at 01:12| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

MAZDAブランディングの将来が決まる2018年になりそうだ・・・





CX8は新しい金脈か!?
  CX8が発売から1ヶ月で12000台受注したらしいです。やっぱり日本のユーザーはこの手のクルマ(ゴージャスなファミリーカー)が好きなんですね。アルファードやオデッセイに対抗する300万円オーバーの価格帯は、潜在ユーザーは多いにも関わらず、勝負してくる車種が少なすぎたのかもしれないです。ミニバンのユーザー(ファミリーカーユーザー)だからクルマにお金をかけないということは決してなく、むしろ「走り」にこだわるユーザーよりもお金をたくさん払ってくれる人は多いはず。家族全員で移動する際には圧倒的にコスパがいいですし、ステータスや居住性でメリットがわかりやすければ、利用価値が高いファミリーカーだからこそ、お金が用意できる部分もあるでしょう。

高級ピープルムーバーはこれからのトレンド!?

  実際のところ相応の価値があれば400万でも500万でも出す人は結構多いのかも。高級ピープルムーバーに関してはトヨタの圧倒的な強さが目立っていて、日産もホンダもアルファードの前に完全に及び腰でした。アルファードを倒す!!という気迫がエルグランドやオデッセイ(現行)からはあまり感じないです。もちろんどちらもいいクルマなんですけども、ミニバンユーザーが求めるポイントからはややズレているのかも!?

『高級』には独自のスタイルが必須

  アルファードが高級ミニバンにおいてはあまりにも定番になってしまい、認知度が高くなってしまったので、同じスライドドアのフルサイズであるエルグランドやオデッセイ(現行)は「ちょっと違う!?」「亜種!?」みたいな受け取られ方をしちゃいます。高級ミニバンならトヨタでしょ!!という通念は、爆発的に売れた先代アルファードによって日本社会に植え付けられました。日本には二種類のミニバンしかない!!アルファード(ヴェルファイア)とそれ以外の二種類!!ってくらいにトヨタの戦略は冴え渡りました。

魂動デザインの終着点はCX8だった!?

  そんな3列ファミリーカー市場にマツダが『CX8』で殴り込みをかけたわけですが、エルグランドやオデッセイと違って、スタイリングから『ミニバンではない』と判断できるSUVルックなのが非常に大きいですね。さらにドイツブランドやレクサスで買えば600万円かそれ以上くらいする内容のものが350〜400万円くらいで手に入るのも魅力的です。プレミアムブランドがたっぷり利幅を入れて600万円で売るようなクルマを、正常な利益率を割り振った350万円で売れば、人気が出てそこそこ台数は稼げるだろう!!って戦略はとても現実的ですし、実際に日産やホンダが全くのお手上げだったアルファードの市場に今最も接近しつつあります。



マツダ車が安全なのはみんなわかってるって!!
  マツダは2018年にはフルモデルチェンジや新車種投入はない予定なので、CX8でなんとか1年間売り上げを維持しなければなりません。そんな状況なのでかなりの焦りがあるのかもしれないですが、新春始まって間もないタイミングで、あのK沢さんが得意の『ぶっ込み記事』を炸裂させました。内容はいたって刺激的で「3列シート車の3列目は、ボルボとマツダ以外は危険ですよ」とはっきり書いちゃった!!国内専売モデルが多いスライドドアの3列シート、いわゆる『ミニバン』っていうジャンルは全部3列シートが追突に弱いみたいです。確かに衝突安全基準なんて全く気にせずに家族のクルマを選ぶ非イケメンな人が多いから、ト○タ、メル○デス、B◯Wといった衝突『ヘタレ』ブランドがよく売れるんでしょうね。

あまりいい感じがしないのは私だけ!?
  マツダが『K沢ミサイル』を裏で依頼したかはわかりませんが、マツダにとっては苦しい台所事情となりそうな2018年の初頭という最も望ましいタイミングで『援護射撃』が行われました。もしこの還暦ライターが「たまたま」ボルボXC90やマツダCX8の3列目の安全性が高いことを普段から気に留めていたというなら、とても素晴らしい見識だと思いますけども、あまりに目の付け所が奇抜だなーって気もします。何より裏を返せばそのまま、ボルボとマツダ以外の3列シート車を買うヤツはバカ!!ってことに他ならないです。

MAZDAはHONDAのようにCOOLであるべき
  日本人はあまり安全という認識を持っていないようですが、北米や欧州のクラッシュテストで圧倒的な数字を残してきたのがホンダ。けれども日本ではス○ルとかいうメーカーが、必死の安全性アピールを続けてきた結果でしょうか、「ス○ルはドイツ車に匹敵するくらいすごいけど、ホンダやトヨタはダメ」とか私のブログに平気でコメントしてくる人もいらっしゃいます(もちろん容赦なく現実を教えますけど)。マツダもホンダと並んで北米&欧州で非常に優秀なスコアを挙げています。

群馬と同じ土俵はいやだー
  IIHSから失格の烙印が押されていて、JNCAPからは逃げ回っているメル○デス、○MW、ア○ディとは違って、ス○ルは徐々に目立ったスコアを出すようにはなってきました。しかし「安全」アピールをするようなメーカーってダメだと思うんですよ。ホンダのように特に何も主張しないけど、スコアは完璧。これこそが一流メーカーのあるべき姿だと思うのです。なんだか最近のマツダはス○ルみたいな方法を採り始めつつあるような懸念が・・・。

身も蓋もない話ですが・・・
  K沢さんと絡んでもあんまりいいこと無いと思います。マツダのガソリンエンジンの良さがわからない音痴ってのもありますけど、とにかくこの人が指摘するポイントはマツダにとってあまり親和性が高いと感じないです。K沢さんは今回やたらとアメリカのクラッシュテストの優秀性を強調していますが、そこで世界最高の地位にあるはずのホンダ車を語る文脈では一切それを使わない・・・さすがは「プロの物書き」です。マツダはこの手の輩とは距離を置いて欲しいなー

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ラベル:マツダCX8
posted by cardrivegogo at 22:54| Comment(4) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

「東洋のジャガー」の意味を知っていますか!?

 

マツダデザインの深淵を知る

  「マツダファンブックNO.5」が届いた。マツダが東京MSで世界を震撼させた超絶コンセプトカーを発表したことを受けて、歴代マツダデザインの中で特にショーモデルを中心とした特集が組まれていて、これがここ数年いろいろなカーメディアで増えた様々なマツダ特集が出てますけども、群を抜くくらいに秀逸でした。1960年代からマツダが発表してきたレアなモデルを時系列に沿って紹介しています。

バブル期の日本メーカーはカオス

  特に日本車が熱かった1980年代のマツダ車はスケールがデカイ。これに比べれば「魁コンセプト」や「ビジョンクーペクンセプト」くらいでガタガタ大騒ぎするものでもない!? マツダだったらこれくらいの秀麗なショーモデルは「平常運転」で作れちゃう!?ってことがよくわかります。そしてなぜ欧州でマツダが「東洋のジャガー」と呼ばれるのか!?の意味も・・・。

このデザインは凄い!!

  その中でも一番衝撃を受けたのが『MX-03』という、2シーターのスーパースポーツです。これ「初代NSX」かと思いましたよ。デビュー当初のNSXはリトラクタブルヘッドライトですけども、それが廃止された後期のNSXにそっくりです。しかも初代NSXのデザインの最大の美点とも言えるリアデザインは、ほぼそのまま!!ホンダの幹部が「フェラーリは博物館へ」と言い放った、性能でもデザインでもフェラーリのV8ミッドシップを叩きのめした初代NSXは、マツダデザインから生まれたのか・・・。



ホンダが作ったにしてはうまくできてるよな・・・

  これは・・・言いがかりとかのレベルではなく、もうそのままですよ。当時の日本車なんてスカイラインとマーク2がそっくりすぎてまるで見分けがつかないくらいでも、誰も異議を唱えない時代ですから・・・、いやいや似てるのは日本車だけじゃない!!輸入車だってそこらじゅうが似た者どうしで、BMWは三菱やホンダをパクるし、アストンマーティンはトヨタをパクるし、まあ今では考えられないことが当たり前に起きていたのが20世紀です。日本メーカー同士が似ていても特に何も珍しいことではなく、ましてや片方は市販車でもなく、話題にもならなかったんでしょうね。それがスーパースポーツであったとしても・・・。

バブル期から日本人のメンタリティに変化なし!?

  デザインはどこも同じだったからこそ、クルマ選びはストイックなまでにスペック勝負だったのかもしれません。今ではデザイン抜きでどうやってライバルと違いを作るなんてなかなか難しいですけども、30年前はデザインは同じ!!それが当たり前だったからこそ、作る側も選ぶ側も「走り」に対する感性が今よりもずっと豊かだったのかもしれません。当時の状況を書籍などで垣間見ることができますが、例えば下野康史さんの「カルトカーがぜったい!」を読むと、

『NSXの中の一節・・・デビューから4年がすぎて、NSXの評価は国内外ですでに定着した感がある。面白いことに、海外では概して絶賛なのに、肝心の日本では必ずしもそうではない。曰く、これだけの高級スポーツカーでありながら、外国車のようなアジがない。曰く、フェラーリを仮想敵にしたにしては、刺激や官能性に欠けて面白くない。』

・・・とあります。まあこの評論はシニカルで、クルマの評価ではなく、日本人の国民性の評価であって、このあと20年以上にわたって同じことを繰り返しているという意味でも慧眼。後から出てくるGT-Rも二代目NSXにもそのまま当てはまる優秀なレビューです。ホンダは「走り」も「デザイン」もフェラーリに完勝した!!元々328GTに勝つために作ったと言っていて、世界もホンダの「判定勝ち」を認めた!!しかしその「デザイン」の部分は・・・実はマツダが作ったコンセプトカーだったってこと。



マツダは市販化する勇気を持たなかった・・・

前と後ろはそっくりですが、サイドから見るとキャビンが長いのでまるで別物ですね。NSXはここからの眺めも素晴らし買った。マツダはこのMX-03をユーノスコスモというソアラに対抗したハイスペッククーペに帰着させますが、おそらくMX-03に大きなヒントを得たホンダは、より世界にアピールできる市販車デザインへと昇華させました。オールアルミボデーゆえに造形の精度に優れていたという事情もあったようですけど、ユーノスコスモよりも圧倒的に非日常なスタイルを獲得しました。



FD3Sは英国人が選ぶ20世紀の日本車のベストデザインらしい。

マツダも1991年に負けじと「RX7FD3S」を作り、デザイン面で欧州車を圧倒したバブル期の一連の日本のスペシャルティカーの中でも代表的なモデルになりました。スープラ(80系)、三菱GTOなど突き抜けたデザインが多かったし、マセラティやアストンマーティンは日本車デザインをナゾるだけのグランドツアラーブランドでしかなかったし、1998年アウディが全てを突き破るまでドイツ車も地味なモデルばかり・・・。

「東洋のジャガー」ではなく「西洋のマツダ」だったのでは!?

その中でも世界に大きなインパクトを残したNSXとRX7FD3Sの二台は、マツダの意欲的なデザインから生まれた!!と断定しても良さそうだ!!今ではメルセデスやアウディから中国メーカーまでデザイン時代を謳歌していますけども、1980年代に革新的であったのは、マツダそして英国のジャガー。ちなみにMX-03は・・・ジャガーが作ったスーパーカーとして知られるXJ220にも似ている。このクルマの企画が始まったのはMX-03が発表された翌年のことだそうだ。実はマツダはすでに本家を超えていたのかもしれない。



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2018年01月08日

英トップギアが マツダに大興奮!!まじか!?

コメントのマナーは守ろうね

  正月早々に、いや正確には年末だけども、なんとも面倒くさいコメントを頂戴した。せっかくコメントを書いてくれるのだから、と少しは思うのだけど、マナーがなっていない輩には少々失礼なお返事をしてしまいます。どうやらコメントを来れた人はマツダに対して怒り心頭のようでしたが、それについてカマってくれって言われてもさ・・・。俺マツダの社員じゃないですけどー。一番ムカついたのは、他人のブログのコメント欄でステレオタイプなマツダ批判を展開・・・おいおい勘弁してくれよ。一応丁寧にマツダのカスタマーセンターにメールで問い合わせたらどうですか!?って伝えたんだけどなー。まあこれも生意気なブログを書いてる愚か者の宿命なんだろうけど・・・。

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  新年早々に出て来た「イケメン・コンビ」に笑撃。




  トヨタとマツダが発表したEVの合弁ですが、もうすでに動き始めているのだそうで、「ボクスターとZ4はスポーツカーとしての価値は何もない!!」と某書籍で断言したマツダの藤原常務が、その新会社において製品開発の責任者を務めているらしい。ははは!!大丈夫か!? すでに公開された新型Z4のプロトタイプも、専用設計なはずなのに、重苦しい相変わらずの改造3シリーズといった風情で、20世紀の遺物から何も進化してないようですが、この新型Z4にはトヨタも参画していて、今後スープラとなって発売されるらしいです(計画は白紙になった!?)。

  そんなトヨタと藤原さんが一緒にクルマを開発していいものか!?果たして仲良く仕事ができているのだろうか!?調子に乗りやすい人みたいだから、「現行プリウスはアクセラHVのブレーキをパクって進化した!!」とかKY発言をして不穏な空気とか醸してないですか!?

EVはマツダのために用意された舞台!?

  小沢コージさんによる藤原常務インタビューですが、今の日本のカーメディアが手をこまねいている『EVへの本音』に関して非常に重要な示唆がありました。簡単に要約すると『マツダこそがEVをメジャーにするのに最も適したメーカーだ!!』。そんな自信満々の姿勢が藤原さんの発言から湧いてますけども、読んでみると確かに納得!!マツダこそEVを作るべきかも!! しかしもうすでにマツダ的な規模のジャガーやボルボはとっくに動いているんですけどねー。同じ旧フォード陣営というところからスタートしているのに、ちょっとばかり差をつけられてないですか!?

  ジャガーもボルボも臆するところなく、高級車市場に独自の手法で切り込んでいます。まさかメルセデスAMGの牙城であるハイスペックなスポーツGTの世界市場に、ジャガーFタイプが強烈な楔を打ち込んでいくことになるとは!! そしてOECD諸国の標準ミドル車としての地位を確立している3シリーズを、独自の主張で徹底的にスポーティにすることで相克を果たしたジャガーXEはトップギアから「21世紀において最も重要なモデル」とまで言われていました。

マツダも超絶EVスポーツでも作るのか!?

  さらに2019年上旬にはピュアEVの『i-PACE』の発売も予告しています(日本にも同時投入するとのこと)。リーフのジャガー版なんていう生易しいものではなくて、「EV=趣味のクルマ」という「藤原フォーミュラ」をしっかりと守って、スペックは400ps!!0-100km/hは4秒らしい(三菱のeエボ計画をも完全に先取りしてる!?)。ボルボもEVブランド『ポールスター』を設立して早くも600psの1stモデルを公開しています(マツダシャシーを使っているとのこと)。

  藤原さんによると、EVマーケットはすぐには増えないから、趣味のクルマから始めるのがちょうどいいので、それならマツダの『コモンアーキテクチャー』が生きるってことらしいのですが、世界はそんなことはとっくに承知な上で、売れるかどうかもわからない高性能EVを臆することなく単独で開発しています。トヨタという「保険」に甘んじたような温室の中にいると、だいたい意味不明な歴史的失敗作を作ってしまうのがマツダじゃないかと。世界最高のクルマを作って、それでダメだったら諦めがつくだろう!!と腹をくくって作ったという逸話が残るGGアテンザは世界で大ヒットしましたけども、そんな崖っぷちにいる様子でもないです。もし相当な危機感があるならば小沢コージさんと茶番インタビューなんてやっている余裕はないはずですが・・・。

マツダの本気は英国のあのメディアに届いた!!

  年末に発売になったトップギアジャパンの巻頭コーナーにマツダの記事が載りました。その前の号では「(BMWの)新型M5はダークサイドに堕ちた」とまで断罪されていた最重要な巻頭コーナーには、エンスーなクルマがほとんどない日本メーカー車は滅多に登場しません。NSX、シビックtypeR、GT-Rくらいしか日本車の登場が許されないエリアに、トヨタの新型センチュリーとともに、マツダのコンセプトモデルが取り上げられておりまして・・・どれだけ冷酷な皮肉が!?と思いきやほぼ賞賛。

  日本メーカーへの差別意識を一切隠そうともしないイギリスのカーメディアですが、さすがにあの完成度を見せつけられたら英国人も立場を忘れてリビドーがほとばしったようで、一点の曇りも感じられない全面肯定のレビューでした。絶対に欧州メーカーには真似できないだろ!!といういやらしいまでのマツダの自信がみなぎる「ビジョンクーペコンセプト」ですが、このコンセプトが登場した背景には中国市場で現地メーカーとの差別化を強烈に意識したマツダの危機感があると思われます(お遊びではないはず!!)。例えばカリスマ・デザイナーW氏が退職して随分経過する某神奈川メーカーの『エク○トレ○ル』や『リー○』くらいのクオリティのエクステリアならば、もはや中国メーカーとの差別化は困難です・・・(やる気あるの!?)。

これこそがアーキテクチャーなんだなー

  2代目CX5の病的なまでの鏡面加工も、マツダ開発陣の意識が非常に高いことを示していますし、発売と同じ年の東京MSでさらに磨きをかけたエクステリアを持つコンセプトを2台も登場させて来るあたりに、藤原さんが言うように10年先まで見通している采配の様子が伺えます。余談ですが、イギリスのカーメディアにおいては、しばしば日本車の性能はあらゆる面で申し分ないけども、1台のクルマを仕上げる情熱は、せいぜいVW程度でしかない!!みたいなあしらい方をされます。それに対して日本のカーメディアでは、日本車は技術的に欧州に負けていると全く別の主張を盛んに行います。書いている本人たちは英国と同じグローバルな論調だと思っておられるようですが、読み比べると両者は根本的に違うってことがわかります。

  二代目CX5を「(中国メーカーとの戦いにおける)日本のクルマ作りの維持だ!!」という、ごくごく正当な評価がどの日本のカーメディアにも見られなかったですし、日本COTYにおいても、そんな「単純明快な生存戦略」すらもまともに評価できなかった(CX5に点数入れなかった輩は審査員を辞退した方がいいんじゃない!?)。もう何度もイジっているけどニューモデルマガジンXの覆面座談会企画では星2つという近年稀にみる最低評価をCX5に与えていました。まあ還暦くらいのオッサンライターには全く評価されなかったけども、あの東京MSの2台のコンセプトカーは、藤原さんの「コモンアーキテクチャーが活躍できる時代がきっと来る!!」とく言葉に重みを与えました。たとえ隣国の自動車産業が急拡大しても、マツダはフェラーリのように生き残る・・・。日本の他のメーカーが跡形もなく消えてしまっても広島だけはクルマを作り続ける!?

  そのためにはニューモデルマガジンXにどんな評価をされるかなんて関係ない!!英トップギアに認められるプロダクトとしてその価値を世界に示し続ければいい。メルセデスやBMWでさえ勝ち得ていない高みにがむしゃらにマツダが登っていくことで、思考停止している他の日本メーカーにもマツダの意図が伝わるでしょう。事実、優秀過ぎるトヨタの経営陣は、すでにマツダの目指すところに自動車先進国の運命があると感づいたわけですねー・・・いや小沢コージさん素晴らしいレビューでございました!!合掌。


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↓自動車業界もポストキャピタリズムの時代が来てると感じるこの頃です・・・


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2017年12月19日

沢村慎太朗氏の暴挙・ロータリー否定論に断固反論する!!

 



『安っぽい』ことが大っ嫌いらしい。

 東京MS2017でマツダはロータリー技術の展示をしなかった。今年に入ってから国沢光宏さんがロータリー復活!?の怪情報を流したり、清水和夫さんがスカイアクティブX技術をべた褒めしたりなど、そういった売れっ子評論家との距離を一気に縮めてきたマツダに対して、現状では「売れっ子」とは言えない状況の沢村さんは、マツダに少々嫌気がさしたのかもしれない。2年前に書いたロータリーに関する文章に、最新の東京MSの状況を交えて痛烈な批判を展開している。60年代にロータリー実用化に尽力した技術者には最大限の敬意は払うけども、その技術を「出す出す詐欺」に使う今のマツダ経営陣や、それをネタにする『安っぽい』ヒョーロンカと、『安っぽい』知識で軽薄に盛り上がるファンに対しての憎しみをあらわにしている。

  『ヴァンケル・ロータリーは20世紀最大の技術詐欺!!』とまで書いているし、それが『有識者』の間では常識だ!!とまで断言している。どんな輩がそんな常識を共有しているのか知らないけど、そいつらに訊いてみたい。なぜその『技術詐欺』はルマンから締め出されたのか!? 私のようなど素人でもすぐに思いつくことなので、沢村さんの読者の多くが感じているはずだが、それにについての言及はされてない。レギュレーションで縛っていたはずなのに、実際にレースをしてみるとあまりにも強過ぎるから、マツダが優勝した1991年を最後に参戦が認められなくなったロータリー。

なぜ技術詐欺はルマンを制覇できたのか!?

  耐久性と速さで世界の頂点を極めたエンジンがなぜ「技術詐欺」なのか!?もし知っているなら暴露してくれないと納得しないですよ!!あのルマンは実は『ヤラセ』だったってことかぁ!? ごまかしがきかない世界最高峰のレースでその実力を存分に発揮したエンジンが「技術詐欺」ならば、それに勝てなかった他のレシプロエンジンは一体なんなんだ(ゴミか)!? 本末転倒だが、エネルギー効率がわずか30%程度しかないガソリンエンジン全般がそもそも「詐欺」みたいなもんじゃないの!? そんな状況を冷静に判断して書いているのかわからないけど、還暦近いライターが大学の先生の言葉を一言一句引用して、必死に「詐欺」と煽っている以上はそれなりの説明責任はあると思う。

  トヨタやホンダが市販に漕ぎ着けたFCVも、元々は1台の価格が2億円という「技術詐欺」に過ぎなかったけども、10年かけてメーカーの努力の結果700万円台での販売にまで漕ぎ着けました。大手メーカーが真剣に取り組む技術のほとんどは、これと同じように2億円かければなんでも実用化できるけど、それを300万円のクルマに搭載して利益を挙げられるか!?という点でつまづくのだと思う。そりゃそうだ世界では無人兵器がたくさん作られているのに、クルマの自動運転なんて2億円かければ楽勝で実現するだろうよ。なぜ沢村さんは「技術詐欺」という言葉と使ったのか!?もしそれが妥当だとするならば、ロータリーエンジンにはレシプロエンジンに勝てる要素は何一つも残ってない『完全に無能』という意味なのか!? それとも『夢のエンジン』という表現には程遠いごくごくありふれた性能のエンジンという意味なのか!?

根は深いところにありそうだ。

  とりあえず『完全に無能』という説は、ルマン制覇や、ロータリーエンジンの走りが60年代から90年代に渡って街中に与え続けてきたインパクトを考えると的外れだと思われる。沢村さん自体もこの文章の中でロータリーの美点はしっかりと記述している。なぜマツダがスポーツカー用ユニットとして最後まで使い続けたか!?についての「ごくごくありふれた」見解についてもわざわざ紙面を割いて書いている。「ロータリーは小型軽量で高性能!!」といったくだらない批判を防ぐためだろうけど。

  沢村さんは大学教授の見解だけでなく、ある種のロータリーエンジンが持つ「ネガティブな面」から生まれる、ロータリー否定論ともいうべき世論を味方にこの文章を書いている。これは俺の意見(だけ)では無い!!ある種のポピュリズムを利用している。恐らく「ロータリー否定論」は、5年ほど前まで市販されていた、RX8という300万円そこそこで買える『みんなのスポーツカー』が、7km/L程度の実燃費で走るという受け入れがたい感覚的な『ズレ』が諸悪の根源ではないか!?と思われる。

  7km/Lでもポルシェやフェラーリのエンジンならば「詐欺」とはまず言われないだろう。ポルシェの7km/Lは許せるけど、マツダの7km/Lは絶対に受け入れられないってことなんだと思う。なんかわかるような不条理なような・・・。そんなふわふわした世界共通?の『差別意識』を巧みに利用して、自説の正当性を主張するライターこそがよっぽど『詐欺』だと思うけども。

調子に乗っているヤツに冷や水をかけたい気持ちはわかるけど

  「ロータリー発売します詐欺」だと断言されてしまったマツダ。「NSX出します詐欺」「S2000出します詐欺」「ヨタハチ出します詐欺」「シルビア出します詐欺」「ランエボ復活します詐欺」については不問ですか!? 2012年にラインナップから消えてまだ5年しか経っていないロータリーだけが叩かれるのか!?(何がそんなに気に入らないのか!?) 

  本文をじっくり読むと書いてあることは、ロータリーエンジンについて語りつくされてきたことの総集編。しかも厄介なことに『山のような宿痾』の新事実が全く見えてこない。「レシプロエンジンと本質的には同じ」って書いてあるけども、燃料を爆発させているという意味では同じなのは素人にもわかる。この点に関してはロータリーの信者たちもおそらく勘違いなんてしていないと思う。高校で物理を学んだ世代なら誰でも理解できる。・・・この辺から読んでてウズウズしたんですよ。どうもこの一編だけは、対象としている読者が違うんじゃないかって。

  休日になると自慢のRX8でお台場辺りの愛車イベントに繰り出す連中を、ちょっくら茶化してやろう!?って意図があったんじゃないですか!?沢村さんが得意なはずの技術の説明のレベルが低くなっている。沢村さんの文章でここまで展開が稚拙でがっかりさせられたものは記憶にないです。皮肉なことにこの14巻に収録されているものの他の作品は、非常に質の高いものが多いです。巻頭に入っている現行Eクラスをボロクソに貶す話も、ちょっと無理やりな感じこそあったものの『他では絶対に読めない』希少さだけは十分に確保されていた。

逃げ道を用意してやった

  しかしこのロータリーの話だけは完全にデジャブでしかなかった。失礼だが何も新しいものが構築できていない。さらにいうと、長文の中でいくつものロータリーエンジンの美点について触れておきながら、それを「詐欺」で「無用」と切り捨てる根拠がよくわからなかった。強いていうならばマツダには300万円に仕立てるだけの技術と資金は無い!!という「マツダ限界論」以外に納得できる論拠はどこにもなかった。ポルシェとマツダだけはエンジンに関する特許を今もたくさん取得しているのに。世界でたった2つだけ残ったエンジン屋を今更に叩いて何が楽しいのだろうか!?

  もしかしたら、この14巻の半分以上のページを割いて書かれている「NSX」に関する総論に向けての、栄誉ある「前座」としてロータリーの話が選ばれたのかもしれない。ホンダの技術に脚光を当てる前に、国沢さんや清水さんといった売れっ子と仲良くしているマツダをボコボコにして、本論へと誘うために!?・・・・いやいや違う。絶対に別の理由であってほしい。

  14巻に込められた沢村さんの意図はおそらく他にあると思う。ホンダが8年かけて復活させたNSXの大特集とともにロータリーの話を収録することで、マツダに一層の奮起を期待しているのかもしれない。「沢村何くそ!!」と言わせる。沸点が低そうなマツダの経営陣をあからさまに挑発しているのでは!? これ誰が読んでも「ロータリー出す出す詐欺」という表現にはやや疑問を持つはず。だってNSXも今まで散々にファンを振り回してきたじゃねーか!? 挙句の果てに2300万円かよ。同じコストをかければマツダはもっと凄いロータリーのスーパースポーツを作れると思うが!? そんな不満を承知の上で収録した本当の意図を是非本人に訊いてみたいものだ。


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2017年12月14日

今年も終わりですねー・・・と思ったら沢村慎太朗さんがマツダファンを徹底侮辱の暴挙!!


速報!!(本文とは関係ありません)

来年のマツダの飛躍を楽しみにできる、穏やかな年末になりそうだと思ったものの・・・昨日届いた沢村慎太朗さんの新刊『午前零時の自動車評論14』で、マツダロータリー『完全否定』論が展開され、ロータリー復活を渇望する全マツダファンを徹底的にコケにする内容。これは年末だけど大戦争だなー・・・ってところで、いろいろと裏を取っているところです。13巻でも『NDロードスター』に烙印など、この人は完全にマツダファンを挑発してきてますけど、もうここまで言われたら『プロレス』ではなくて『グレネードランチャー』でレスするしかなさそうです。やってやるぜー。





マツダとメルセデスのエンジン競争勃発

全てのターボエンジンに48V電動チャージャーを装備。メルセデスのガソリンエンジン車では来年にもエンジンの大規模リニューアルが施されて、1.6〜3.0Lのエンジンにおいて、『リーンバーン&Eターボ』で武装された新型エンジンの配備が進むらしい。とにかくターボエンジンの『泣き所』である出足のトルクを補って、ツインターボのようなピーキーなターボユニットでも、実用領域から限界領域まで幅広く使えるエンジンとのこと。

マツダが新世代エンジン用の技術特許として取得したと伝えられる『トリプルチャージャー』(ターボ×2、スーパーチャージャー×1)も基本的な考え方はメルセデスに近いのだと思う。果たしてこの技術をマツダはどのエンジンに使ってくるのだろう。『スカイG』『スカイRX』『スカイX』と3種類のガソリンエンジンを併売する方針のようですが、マツダ単体でこれだけのラインナップを維持できるのだろうか!?ちょっとばかりエンジンにこだわり過ぎている気が・・・。

日本車とドイツ車のリアルな価格競争

メルセデスの最新鋭エンジンと互角に渡りあうユニットを乗せて、かつメルセデスのおよそ半分の価格で売るというバブルの頃のような商売は、メルセデスと日産が対等の技術提携をしてコスト管理も同じ次元で行うようになった今では無謀!? Cクラスなどは500万円と吹っ掛けておいて、ディーラーで300万円台で大量にさばくので売れてますけど、アテンザXDのLパケだと価格競争で負けてます。ましてやこれだけ情報が飛び交ってますから、素人レベルでもクルマのどこにコストがかかっているのか!?をある程度は知ることも可能です。メルセデスやBMWがなし崩し的に値下げして売り込むのも、コストの全貌がバレてしまっている部分があるから。もちろん中古車価格との戦いという意味もあるでしょうけど。

欧州車と日本車の立ち位置もだいぶ変わっていて、700万円するスバルのS208に対して、それを上回るパワーを出すメルセデスA45AMGの素のモデルは500万円台で手にはいるらしい。生産地からの輸送コストを考えると、どっちが儲かっているかは明らか。スバルがメルセデスを上回る利益率を出すのもなんとなくわかります。当たり前ですが、あのスバルですら今では『1馬力/1万円』みたいな商売はやっていないです。

マツダ車の魅力はエンジンか!?

マツダはとにかく「すごいエンジンを作れば尊敬される」と考えている部分もあるようですけども、スカイD、スカイGの段階ですでに相対的に優位なはずなのに、実際のところエンジンの魅力で大きくマツダの売り上げが伸びている印象はあまりないです。マツダがエンジンにこだわる理由もわかります。『マツダプレミアム』としてユーザーが納得できる範囲で単価を上げたい!!大手が作る低コスト車との価格競争に巻き込まれていては未来はない!! 大手の廉価モデルと『明確な差』を設けるならばエンジンのスペックを上げるのが手っ取り早い!!ってことでスカイアクティブ時代のマツダが採る路線との整合性は高いです。果たして国内市場のマツダエンジンで最もパワフルな2.2Lディーゼルはその役割を十分に果たせているだろうか!?

とにかくエンジンを立派に作って、あとは内外装のデザイン。この『2点豪華主義』が2012年以降のマツダの『舞台装置』だったと思います。目に見えるところ、体で感じるところは全て作り込みました!!だから「be a driver」というキャッチコピーも納得できます。マツダが展開するOECD市場は、どこもモノがありふれて、「動くクルマ」という最低条件を満たすだけならほぼコストゼロで手に入れることも可能です。そんな飽和状態の市場で新車を売ってしかも旧モデルから値上げをするって結構無茶ですよね。あとは「いいクルマに乗りたい」という欲望/ソーシャルな部分に訴えるしかない!!というのが『マツダプレミアム』の本質です。




主導権を取ってこその『マツダプレミアム』

しかし、そう簡単には『マツダ車』のイメージが大きく変わるわけでもなく、やはり従来どおり価格設定をしてしまう部分もあります。ベストカーの専属カリスマライター・国沢光宏氏からは「価格が高過ぎる」というKYレビューがしつこいくらいに出されました。もっとメリハリのある価格設定でいいのでは!?とまでは言いませんけども、マツダの戦略がジワジワ浸透してきている。アクセラみたいに予想外に振るわなかったモデルは、設計/価格設定があまりにも「相対的」過ぎるかも。トヨタ、スバル、日産のライバルモデルを出し抜くことを前提に価格を決めたもののCセグ好きからの支持は思ったほど得られなかった。

  設計においても他のメーカーを意識した作り込みばかりが目立ちます。アテンザはアコードのように、CX5はCR-Vのように、アクセラはシビックのように。それぞれディーゼルを搭載する以外にホンダと差別化できる要素はあまりないです。素人目線には陳腐に見える展開なんですけども、マツダがそんな安易な道を採る理由を無理やり考えるならば、あらゆる供給部品はメーカーを超えて共通化され、エンジンのチューニングに至るまでスピード開発時代ですから、『専門』の設計コンサルタントを使わないとスケジュールが間に合わない。そんな時代にマツダで設計として働くことの意義は、ディーゼルであり、デザインなんだよ!!ってとこなのかもしれないですが・・・。



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2017年12月11日

マツダCX5 がカーメディアを屈服させる日。


価格.comプロダクトアワード2017

  CX5が『価格.comのプロダクトアワード2017・自動車部門』で見事に大賞を獲ったようです。専門家が選ぶ『日本COTY』と『RCJ・COTY』がこれまで知られていましたが、2012年に自動車部門が登場して今年で6回目となるこの『価格.com』は、運営母体の知名度が非常に高くて今後は重要な指標になっていきそうです。『日本三大COTY』の時代!? 『価格.com』では過去全6回の内で3回マツダ車がもらっています。CX5は2世代続けての受賞(当然でしょ)。2012年の登場と共にあっという間に年産40万台の『稼げる』国産グローバル車になったわけですから、これは初代アテンザを超える偉業です。

  ちなみに先日発表された今年の『RJCカーオブザイヤー』に輝いたのはスズキ・スイフト。販売が苦戦と伝えられていました中での受賞は少々意外な結果でした。受賞理由は「HVを低価格で供給」ということらしいです。デミオもそうですが、先代モデルが日欧で絶賛された偉大なモデルだったりすると、後継モデルは何を作ってもある程度は批判されるだろうから大変だと思います。デミオもスイフトも先代を超えるべく『力みすぎ』た印象もあります。ディーゼルやハイブリッドが不要だったとは思わないですけども、もっと『わかりやすい』グレードがあってもよかった気がします。2L自然吸気を搭載して走り味にこだわったモデルとか(スズキなら2.4L)。もしくはルーテシアRSやポロGTIくらいに注目を浴びる高性能モデルとか。

  『RJCカーオブザイヤー』には輸入車部門が別に用意されていて、こちらはかつてのマツダの盟友だったボルボが2年連続で受賞で素晴らしい!! 昨年はXC90、今年はV90の受賞ですが、これはマツダにも影響を与えそうな結果です。FFベースのデカいクルマでも、作り方次第で日本でも高く評価される時代なんですねー(アテンザ&CX8に言い訳は通用しない!?)。マツダもその流れに従ってCX8を投入。アテンザもさらなる大型化でセダン/ワゴン共に5m級のロング版とか出てくるのかな!?「そんなデカイのいらねぇ」という当たり前の声を変えちゃうくらいのインパクトが示せれば、そこに新たな市場は生まれるとボルボが示しています。結構走ってますよS90とか。




専門家評価とユーザー評価

  『価格.comプロダクトアワード2017』は、実際に市場のユーザーが「こういうクルマが欲しかったんだよ!!」と満足した数が多いクルマが受賞する仕組みみたいです。今年から3位まで発表されるようになって、2位がXV、3位がスイフトだそうです。どれもこれもニューモデルマガジンXの『座談会』ではボロクソに言われそうなモデルばかりだなー。ちなみにここ数年の座談会で『星2つ』という最低レベルの評価をされたのはCX5とN-BOXの2台だけでした。この2台ならケチつけても大丈夫(どうせ売れるから)、一方でアウディQ2とかBMW5erとか酷評するとシャレにならない意味もあるのでしょうけども、若者のクルマ離れを必死で防いでいる『英雄』的存在の2台を貶さないと気が済まない上の世代の横暴(クレスタかチェイサーでも乗ってろ!!)。

  さて16日に迫っている『日本カーオブザイヤー』の10ベストカーにもCX5は残っています。日産&スバルの辞退で混沌としてきた中で全く見当がつかないほどに有力候補が不在。初めての「イヤーカーは無し!!」みたいな決定もあるのかな!? 完全にジャーナリスト目線で選ばれていて、個人の投票結果も公開されるので、『CX5』と『N-BOX』の星2つコンビには得点が入れにくいでしょうね。今年だけは非公表だったりして。選考委員も今頃は「どーしよう!?」と迷っているでしょうが、とにかく大半が還暦近い男性(=オッサン)なので、インパクトだけのシトロエンC3みたいな決着はなさそう(もしC3だったら・・・ゴルフを受賞させた『小沢コージ氏主導の談合』だったってことで)。もしかしたら・・・BMWか!? とろサーモン頑張れじゃないけど、BMW頑張れ!!って気持ちはわからないでもないなー。

日本メーカーの課題

  今では欧州も北米も、専門家による選出と、ユーザーによる選出の二種類の『賞レース』が乱立しているのが普通になっています。ネット時代ですから選考結果はほぼコストゼロで広く伝えることができます。自動車メーカーにとってはモーターショー以上に広告宣伝効果が期待できて、大きな可能性を秘めているはずです。「専門家」と「ユーザー」の賞が別個にあって、それぞれに特色を生かして選考するわけですから、大いに食い違ったらいい。『専門家とユーザーの意識は乖離している』そんなセコイ議論は問題にはならないはず。しかし別の問題が『明らか』になってくる・・・。日本市場が輸入ブランドにとって閉塞的であること。日本メーカーのラインナップに『多様性』が乏しいこと。

  例えば英国ではユーザー側の賞レースでは、ボクスホール/欧州フォード/ホンダ/三菱など実用的なブランドから選ばれ、専門家側では『アストンマーティンDB11』など一般ユーザーには想像もつかないブランドのクルマが選ばれます。これってとても健全な『役割分担』だと思うんですよ。日本にも根付いてくれると思うのですが・・・、日本の場合はそれほど『食い違わない』のです。国民の中流意識がクルマ作りにも浸透しているから!?

  日本にもNSXやGT-Rがあるわけですが、例えば公道走行テストでも制限速度を守らされるなど、スーパースポーツを開発する環境において日本は圧倒的に不利だという意見があるわけです。日本メーカーは世界トップレベルの技術力があるのは確かでしょうけども、その資源を十分に発揮できるインフラが日本にはない。つまり日本メーカーにとって浮世離れしたクルマを作るのはとっても面倒だし、そんなクルマを作った経験もない。

マツダのコンセプトカー と トヨタの決断!?

そんな後ろ向きな『日本メーカーの姿勢』を変えようとしているのが、マツダとトヨタなのかもしれないです。東京MSのマツダのコンセプトカーには日本の『護送船団』を離脱する強い意志を感じました。そしてトヨタも、レクサスLCを発売する傍らで、GRブランドからコペンベースのシンプルなスポーツカーを作るらしいとの報道がありました(マジか!?)。トヨタが『上』と『下』のニースをハッキリと意識して適材適所のクルマ作りを理念通りにやり遂げれば、ユーザーの車への意識も、車への議論もあらゆる意味で変わるのではないでしょうか。

しかし現状の日本メーカーは・・・『違い』を求めて生み出しているのは、スポーツサスを組み込んだ『セレナNISMO』や『GRヴォクシー』だったりするわけです。もちろん一定の需要はあるのでしょうけど。メーカーが求めるものは『付加価値』が高く利益率が高いクルマ、しかしその方針は『ユーザー』にとって素直に評価できるものではなく、ミニバンやSUVの『スポーツモデル』と聞いて『専門家』もただ目を白黒させるだけなのかも。今年の10ベストカーのうちで、『専門家』サイドの基準に合ったモデルは、レクサスLC、BMW5er、アルファロメオジュリアの3台だけ。他の7台は『価格.com』で評価されるべき!?まあ今後に期待しましょう。





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2017年12月07日

CX8は正義だけど、ファンが育つまで粘れるのかな!?





ファミリーカーはイクメンカーになった

  ご近所で見かけるファミリーカーがだいぶ様変わりしています。元々クルマはカーキチの為ではなく、ファミリーの為のもの。ヘンリー=フォードとアドルフ=ヒトラーの時代からそう決まっています。最良のファミリーカーを作るメーカーこそが最も尊敬されるべきメーカー。『日本車はファミリーカーばっかりでつまらねー』とかわかったようなことを言っているオッサンなんてそこいら中にいますけども、911もGT-Rもファミリーカーにルーツがあるから長い歴史を刻んでいるってことがわかってない。

  さて最近のファミリーカーですが、カーメディアで囁やかれてているほどに『ミニバンからSUVへ』のシフトは進んでいないような気がします。200万円代前半からの設定でややお買い得感がある日産エクストレイルやスバルXVなどを見ていると、ほぼ引退世代のオッサン&奥様の「二人用」のクルマとして使われていることが多い気がします。子供が乗っているケースをあまり見かけないですね。プラドなどを買う趣味の人がダウンサイジングして選んでいる印象があります。

  日本で最もファミリーカーSUVとして成功しているのは、大ヒットしたハスラーやヴェゼルを押しのけて『マツダCX5』だと思います。ハスラーやヴェゼルもやはり引退世代の利用が多いですし、どう考えてもファミリーカーにするにはやや手狭です。そもそもミニバンよりもスペース効率が格段に悪くなるSUVが次世代のファミリーカーになる!!ってのは、自動車メーカーが垂れ流す情報戦略じゃないのー!?・・・と街中の利用状況を見ている限りでは思わざるを得ない。

  そんな中でマツダだけが本気でSUVをファミリーカーにしようとしている!?そもそもファミリーカーって何!?日本人ってのは家族の繋がりを大事にしますから、5人以上がゆったり乗れる。できれば7、8人乗れるクルマが必要で、3列のミニバンが売れてきました。近頃では『子供&かっこいいファミリーカー』といった子供(&奥様)がテーマになった『イクメンカー』ともいうべき流れがきているように思います。そのど真ん中にうまく飛び込んだのがCX5だったのかなー!?


マツダが存在感を発揮するマーケット

  ガソリン&ディーゼルで柔軟な価格設定を見せた初代CX5は、現役世代のお父さん達の需要をうまく取り込んだと思います。多人数乗車で登坂する際のガソリン自然吸気のダルさが嫌だった人にとって、ディーゼルは見事なソリューションですし、安い軽油で思う存分に走っても20km/L近くの燃費ですから、土日が空いていれば遠くまで行ってみよう!!という気になります。『重いクルマを低燃費で走らせる』というディーゼルの優位は、トラックのエンジンを考えれば余計なことを考える必要もないでしょう。トヨタのTHSもダイナ/トヨエースでトラック市場に入ってきていますが、あくまでディーゼルハイブリッドです。

  アクセラやアテンザが思いの外に売れないです。しかしロードスター/アバルト124とCX5は安定の人気。マツダの人見さんが他のメーカーの顰蹙を買ってでも主張する「ライトサイジング」という議論を突き詰めると、どうやらマツダの掲げる理想は、アクセラやアテンザには着地しておらず、最終的には『一人で乗るならロードスター、家族で乗るならCX5』という結論になってます。結局はスカイアクティブ登場以前から『常識』とされてきたガソリンとディーゼルの究極の分岐点は変わっていないわけです。そして一人乗りでかつ極限までエコ運転ができるアクアみたいなクルマは、残念ながら現行のマツダには無いので、トヨタと共同でEV作ります!!という話なのだと思います。

  ちなみに近所には、リーフユーザーもたくさんいますし、BMWi3ユーザーもいます。『EVシフトなんて嘘っぱちだ!!』と言う人もいますけども、新型リーフは公称の航続距離400kmですから、実際には1回の充電で250km以上は軽く連続運用できるはす。平均時速が20km/h程度の都市部であれば、配送業、タクシーで10時間は軽く営業できますから、集中運用が進めば確かに大きなマーケットになります。12時間程度のレンタカー運用なら余裕でこなせる。マツダが北米投入用に開発したデミオEVというコンセプトは、商用を視野に入れれば市場はたくさんあると思われます。

マツダは間違っていないようだけど、生き残れるかは不明・・・

  マツダを取り巻く環境について思うところを書いて見ましたが、まとめると・・・現状のマツダは『ロードスター』と『CX5』というエッジなニーズにおいて顕著な結果を残していて存在感を発揮しているが、それ以外の既存市場においては苦戦している。エッジなニーズは今後の発信次第では、さらなる大きなマーケットになる可能性もある。『ロードスター』はGT-RやWRXと同じように、サーキットのニーズとプライベートカーのニーズを分ける必要がありそうだが、RFがやや買いにくい印象かも(価格とエンジン)。RFはEVになればいい!?

  なんとしてでも『CX8』に市民権を与えたいところです。このクルマは珍しい日本市場向け。できればレヴォーグのような成功が望ましいけども、マツダファンが元々期待していたモデルとはちょっと違うから、レヴォーグやシビックのような展開にはならないでしょう。2〜3年の間にこのクルマがファミリーカーのベストバイであることを知らしめることができるか!?その前にマツダが諦めて辞めてしまったら残念ですが・・・。



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2017年12月01日

北米で伸び悩むマツダの次の一手は!?

 

マニュアルミッションが売れる条件とは!?

   今年発売された新型シビックのMTモデルは今(2017/12/1)オーダーしても半年待ちだそうです。ホンダもびっくりの大人気。去年発売されたインプレッサがまさかのMT国内発売見送りとなったので追い風になったのか? アクセラもオーリスもMT車ありますけど、シビックが一番スポーティに走れるユニットを積んでいます。スバルもインプレッサのMTモデルを作っているんですけど、国内では売らないらしい。MTに乗りたかったらWRX・STIを買え!!マツダも(MTなら)ディーゼルかロードスターを買え!!という露骨な戦略が横行する中で、ホンダもてっきりtypeRを買え!!と同調すると思ってましたが、MTのベースモデルを堂々と発売。利益確保に走ったマツダとスバルを尻目に見事にバックオーダー2万台。素晴らしい。

  利益確保のはずが機会損失になっている!?最近の日本メーカーは国内で作っているのに、輸出専門というグレードが増えてきました。マツダの中では、なんといっても北米にせっせと輸出されている『MT&2.5LスカイG』のアクセラ。BMW320iを意識したかのような184psを発揮しつつもMTしかも軽量。パワーウエイトレシオではゴルフGTIみたいなスペックになっています。ただし日本で売っているシビックもこれと同等の性能です。マツダも日本で売るべきでしょう。ついでにアテンザやCX3の『スカイG&MT』も国内販売すればいいのに。

  スバルの海外市場専門はインプレッサのMT以外に、水平対向6気筒のレガシィ/アウトバックがあります。さらにWRX・S4にもMT設定がある。北米市場でスバルが人気なのがなんとなくわかる。アイサイト人気が収束(他社も装備)して一服気味の国内市場ですが、明らかにスバルの国内ラインナップは『外れ』な感じがするんですけども・・・。ホンダはアキュラ向けに作っている高級車用ミッションが日本では未発売です。DCTにトルコンを搭載するという贅沢でスポーティな道楽ミッションです。国内市場ではホンダの高級車が全てHV化してしまっているということもあるんでしょうけど、アイシンAWもZFもゲトラグにも負けない『世界最良』を誇るミッションを日本でも売ってくれー。

  そして日産は3.0LのV6ツインターボを北米だけで売っています。日本で売るとなんか色々と問題あるんですかね。400psのフルチューン版は日本の高湿度な環境では十分にパフォーマンスを発揮できません!!そんなどっかの欧州メーカーみたいな泣き言を『技術王』の日産が言うわけない!! どっかのBMWみたいに、本国仕様とはまるで別物の『2割減』エンジンを日本に持ち込まないと安全運行が保障できない。そんな『三流メーカー』みたいなことはないはずですが・・・。カーメディアからベテランユーザーまでこの『2割減』エンジンで大満足している音痴な国民性ですから、まあ余計なことは気にしなくていいんじゃないですか!?(バカにはもったいないエンジンだって!?)


ジャガーとマツダ





  『シビックのMT好調』だけでなくて、他にもマツダ周辺は何かと賑やかになっています。ジャガーからひっそり発売された『Eペース』という小型SUVがあるんですが、これは一体!? エクステリアデザインはどこかCX5に似ています。元々ジャガーのデザインイメージがマツダに近似しちゃっていますけど、このEペースは特に『寄せ』すぎ。なんだか有名ブランドのデザインをなぞる中国ブランドみたいなデジャブ感だけでもう残念な感じがする。さらに届いたばかりの『輸入車ガイドブック2018』をじーっと眺めていると、この『Eペース』に搭載されているミッションが『9AT」となっていて、思わず『あー』。

  これは明らかにZFの9HPというFF横置きエンジン用のミッション。・・・ということは、レンジローバー・イヴォークと同じ設計のシャシーを使っています。つまりデザインがCX5に似ているだけでなく、シャシーまでCX5と親戚関係にあるってことです。マツダの先代アクセラに使っていた『フィードC1』プラットフォームをランドローバーが改良して使い続けている古い設計のシャシーです。もともとはマツダの設計なので、GGアテンザの兄弟車であったジャガーXタイプ以来久々に、マツダシャシーのジャガー車が復活しました(おー!!)。さすがにエンジンはMZRターボではなく、ジャガー=ランドローバーの新開発「トルク重視型ロングストロークターボ」でしたけども。

  マツダシャシーの『ジャガーEペース』が、MINI(ホンダ)シャシーの『BMW・X1』に戦いを挑む構図は一体「誰得!?」なのか。マツダとホンダがユーティリティ&質感にこそこだわるものの、スポーティなSUVとして納得できるくらいにまで作り込まないから、ジャガーとBMWが変わって仕上げましたよ!!っていう美談なのか!?こうなってくると、マツダ&ホンダにも「中身の詰まった」スペシャルティな小型SUVが欲しいです。番号が空いている『CX6』は誕生するのか!?

アテンザターボ投入の意図は!?



  ターボ版の日本発売が待ち遠しいアテンザですけども、北米で明らかになったスペック表を見ると、マツダが使うミッションの容量ギリギリの40kg・m超のトルクが出ているらしい。よくカーメディアが、『4Lの自然吸気エンジンに匹敵するトルク』とか説明しているアレです。最高出力も250psくらいですから、既存のスカイDターボとは、ほぼ最大トルクが同じで、パワーでは数段に上回るということです。まあベタ踏みすれば怖いでしょうね。『怖い』くらいの加速を見せるガソリンのマツダは、MSアクセラとRX8以来です。どちらも消えてからもう5年が経過しましたねー。

  このエンジンをマルチリンクのシャシーを使うモデル全てに設定して、国内では『マツダスピード』とか言う別ブランドで発売したらどうですかね。間違って高齢者が買ってしまったら困るから。アクセラにこのエンジンが乗ったらもうシビックtypeRみたいなものだし、CX5に搭載されるならマカンSみたいなものかも。

  なんで今になって「アテンザ・ターボ」なのか!?どうやら北米のセダン市場は『ハイパワー主義』になっているようですねー。ガソリン価格の下落が進むアメリカでは、カムリもアコードも3.5LのV6が主流で、日本では当たり前のカムリHV、アコードHVは少数派なんだとか。V6を用意しているカムリ、アコード、アルティマが20000~30000台/月で安定していて、アメリカ車の売れ筋は先代アテンザの兄弟車だったフォード・フュージョンですが、こちらも2.7LのV6エコブースト(325ps)を用意しています。

  一方180psのガソリンエンジンのみだったMAZDA6はとうとう2000台/月 程度になりました。マツダはマイルドHVを2019モデルで実用化することをすでに発表しているので、スカイGターボ&マイルドHVによる『北米戦略』を考えているようです。さらに「ライトサイジング」を主張して6気筒の復活もあるのか!? 正念場に追い込まれたマツダは注目ですねー。


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posted by cardrivegogo at 22:56| Comment(3) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする