2013年12月04日

アテンザより軽いドイツセダンが続々と・・・

  ジャガーXJが近所で走るようになりました。納車間もない感じの現行モデルで、オーナーさんが毎日のように乗りたい気分が伝わってくるかのようです。それほど立派な道路もない東京西部の住宅地なのですが、まったくサイズが大き過ぎるという印象はないです。よく考えればレクサスLSやSクラスだって問題なく走れるので、ジャガーXJだからどうということはないです。

  ただその走る様を見ると、LSやSクラスよりも軽く作られているのがわかります。LSやSクラスだと発進時にタイヤが地面をガッチリ掴みズルズルと重いモノが動き出す印象ですが、XJはタイヤが摩擦できしむ音が想像よりもずっと少ないです。レクサスGSと同じくらいの軽さに抑えられているV6モデルということもあるのでしょうか。

  重厚さと引き換えに得たドライバーズカーとしてのドキドキ感が見ている側にも伝わってきます。これまでになかったような新しいイメージのクルマと言えるかもしれません。さらにこれは私の思い込みの部分もあるかもしれないですが、どうも新型アテンザよりも繊細で軽快に動くイメージすらあるのです。キャラクター以上の重厚さを求めたアテンザと、逆に軽快さをデザインの中に追求したXJが見事に入れ替わったかのような錯覚に陥るほどです。

  ジャガーに限らず欧州ブランドは軽快なドライバーズカーを志向する流れが強まっている気がします。この背景には日本の大都市のように鉄道などの交通機関が十分に発達し、クルマを所有しなくても済む人々の数が飛躍的に増えているということがあると思います。生活必需品ではなくなり、趣味あるいは贅沢品になったクルマの選択基準は大きく変わり、スポーツカー1台を所有するというパターンも増えつつあります。欧州でも大人気のトヨタ86は堂々のファーストカーとして受け入れられつつあります。

  そんなモテモテのスポーツカーに対抗するために、セダンも実用性はもちろんですが、従来よりも運転の楽しさを追求する姿勢が強まってきたと言えます。今のところジャガーが先陣を切る恰好になっていますが、来年に登場するBMW M3/4が1500kgに車重を抑えて登場するとアナウンスされ、メルセデスCクラスの新型も100kg以上の軽量化を図った上で、Sクラスと共通の高性能サスで足回りを固めるといわれています。

  北米・中国ばかりを視野に入れて大型化した上、ハイブリッドやディーゼルで重量増ばかりが続く日本のセダンの動きは、欧州とはまったく逆行している感すらあります。私がこのブログで再三嘆いている、2代目アテンザから3代目アテンザへの様々なコンセプト変更の中で行われた「改悪」といえるFMCとは、メルセデスCなどは、ほぼ逆の展開のFMCを行うのではないかと思われます。いよいよ「マツダ・アテンザ」ブログ改め「メルセデス・Cクラス」ブログを旗揚げしなければいけない事態になっていくのでしょうか?

  マツダに限らず日本車セダン全体が、ドイツ車の標準「体重」へと接近する中で、ドイツ車セダンは日本車のような身軽さを追求していて、皮肉なことに入れ替わりつつあります。従来からドイツ車並みだったスカイラインに加えてレクサスISやRCも1600~1700kg台の重量へと安易に設計されているようですが、1400kg程度の新しいドイツセダンが大挙して押し寄せたときに、果たして対抗する余力があるのでしょうか?と不安に感じてしまいます。アテンザXDよりも軽いM3/4がまもなくやってきます・・・。

  



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2013年08月07日

アテンザとマスタングが日本に新しいクルマ文化をもたらすか?

  よく「日本車はつまらない」という意見を耳にすることがあります。プロの評論家でもなんら前提を置かずに頭ごなしに「つまらない」と片付けることが多いように感じます。評論家なんて所詮はニーズがある方向の意見しか発しないわけだから、クルマ好きの多くは日本車はつまらないと思っているということだ。なんともクルマにとっては不幸な社会なんだろうかとつくづく思ったりします。

  別に日本車はつまらないで結構なんですが、結局のところユーザーもメーカーも評論家も、大まかに言って「クルマの価値は金額だ」というふうにバカみたいに息巻いているようにしか見えなかったりします。これでは若者から「クルマはオワコンだ」と言われても仕方がないですよね。彼らから見ればクルマに執着する全て大人達は「モノの価値が全くわからないバカ」にしか映らないでしょう。

  私ももちろんそんなバカの端くれなのですが、それでもやはり日本におけるクルマを取り巻く環境を客観的に見ると、やや冷めてしまうことが多いです。ドイツ人やアメリカ人が持っているという「クルマ文化」は、多少なりとも美化されているとは思いますが、それでも日本ほどは酷い状況ではないと思います。

  アメリカもドイツも日本市場とは比べ物にならないほど多彩な車種とグレードに恵まれています(選択の幅が広いです)。アメリカに至っては価格面でも日本やドイツより大幅に安く高性能なクルマを買う事ができます。この違いは日本よりもクルマを選ぶ上での様々な要素がユーザーに想定されているからだと言えます。ドイツ人もアメリカ人も日本人のように金額の高いクルマがそのまま良いクルマと短絡的に見做したりはしないのでしょう。

  日本には金額が高いだけで、何ら満足できないクルマがやたらとたくさんあふれています。1500万円もするドイツ車が、デカくて重くてまったくと言っていいほどドライビングカーとしての実力が無かったりします。日本有数のワインディングロードに出掛けても、そこで運転を楽しむメルセデスやBMWに出会う事はほとんど無かったりします。どうやら自宅の車庫に飾るために1500万円を払っているようです。

  レクサスやBMWオーナーのブログを見ると、このクルマは何百何十万円で・・・といったような、金額でクルマの価値を何の疑いもなく評価しようとしているのを良く見かけます。ホンダのCR-Zは263万円のクルマでスズキのスイスポは163万円だからCR-Zの方が上みたいなことをいい歳をしたオッサンが無防備にも書いているのです(まあ自由ですが)。若者の冷たすぎる視線が痛いほどに突き刺さりますね。クルマ好きなヤツは痛すぎると・・・。

  そんな日本の「末期」な状況がもしかしたら変わるかもしれないといった風潮が少しですが見られるようになってきました。輸入車販売価格が大きく下がり始めましたことです。メルセデスがFFの小型モデルを発売しました。もはや誰でもそんなに問題なく新車で買える価格にまで下がりました。この新型車はドイツ車のネックだった重量を克服し、直4エンジンでも軽快に動くドライビングカーになりました。従来の2トン近いクルマに比べれば、むしろ運転が楽しくなるほどだと思います。

  このメルセデスの決断は、日本人のオッサンたちがバブル以来守ってきた「価値観」を木っ端みじんに破壊するのではないかと思います。もはやゴルフよりも安いメルセデス車にはオッサン達の評価基準は当てはまりません。ただ軽量なので少なくともメルセデスE250などよりはスムーズに動けるクルマです。それでも価格はかなり安いです。しかも同クラスで価格の接近した日本車と比べてしまったとき、メルセデス車よりもよりドライバーズカーとしての性能が高い、マツダやスバルのクルマの凄さにオッサン達は気づくでしょう。価格ではクルマの良し悪しは決められないのだということを・・・。




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2013年05月18日

マツダとプジョーのデザインについて・・・

  新型「アテンザ」がデビューして半年近くが経ちます。このクルマのデザインはあまりにも「キャッチー」だったので、すぐに見慣れてしまうのではないか?という疑いの想いもありましたが、最近になって予想外にデザインの「賞味期限」が長いのではないかという気がしてきました。マツダのデザインへのこだわりには、欧州を中心とする市場での「スポーツカーメーカー」としての先進性が強く盛り込まれています。最新の欧州市場のデザインは、ドイツ車に比べてフランス車のデザインの方が優れているように見えます。特に先代モデルではマツダとプジョーのデザインの類似性を強く感じましたが、プジョーは「経営再建」の旗印として、「新デザインコンセプト」のすばらしい新型車を次々と出しています(「経営再建」=「ブランド再構築」という発想もまるで「マツダ」のようです)。

  プジョーは去年(2012年)の中頃に伝統の「フロントバッジ(マーク)」の大幅な変更を発表したときには、「おや?」と違和感を感じたのですが、その後に次々と発売されたモデルは「ミニバン」(5008)であれ「コンパクトカー」(208)であれ、とても完成度が高く今では「実用車」のデザインにおいては世界最高に位置しているのではとないかと思います。プジョーとしては先代モデルのデザインがあまりにも「過激」で市場では「限られた範囲での人気」しか得られなかったと総括していて、先代の「猛禽類」と評された個性的なデザインは鳴りをひそめ、新モデルは「上質さと洗練度」で勝負する正統派のデザインになっています。新モデルが新しいデザインで出されただけでなく、ブランドイメージを体現する既存のフラッグシップモデルに関しても、抜かり無く「フェイスリフト」が施され、セダンの「508」とスポーツカーの「RCZ」がまったく新しいモデルと言っていいほどに変更されています(この2台はとても良い「フロントマスク」になりました!)。

  プジョーが属する「PSAグループ」にはシトロエンという別のブランドも存在し、昨今の流れから当然ながらPSAグループ内で車台を共有している。しかしPSAグループは「ほぼ同じクルマ」と言える「プジョー」と「シトロエン」のキャラクターをデザインだけで見事に分離している。2012年辺りでの日本への販売はプジョーよりもむしろシトロエンブランドの「DSシリーズ」の方が積極的で目立っていた感もあった。このシリーズのデザインはどれも絶賛されていて、特にハッチバックのデザインとしては「世界最良」と言っても過言ではないくらいです。シトロエン「DS3」と「C3」がプジョー「208」の兄弟車で、「DS4」「C4」が「308」に、「DS5」「C5」が「508」に相当しますが、このグレード設定がまさにマツダの「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」の3モデルとそのまま「ガチンコ」します。マツダのデミオ・アクセラの第三世代は投入が遅れているので、PSAとしては今年前半までに、プジョー・シトロエン両ブランドの認知度を日本でどれだけ上がられるかが勝負かもしれません。

  プジョーは2000年代は日本市場で比較的成功したブランドと考えられています。その要因は輸入車としてはリーズナブルな価格設定が受けたことと、世界で最も「ハイセンス」と言われる日本の消費者嗜好で「猛禽類」のアグレッシブなデザインは、輸入車としての「オーラ」が十分だったことも貢献しているのでは?と思います。おとなしくなったプジョーの新モデルは日本ではまだまだ「認知されていない」のが現状です。他の欧州ブランドがフランス車やVWゴルフの市場に次々に参入してきたこともあってプジョーの日本でのシェアは低下は免れない状況と言えます。さらにマツダとスバルの「好調」もPSAグループにとっては大きな誤算だったかもしれません。プジョー508のライバルになる「アテンザ」がヒットした上、本来プジョーを買う客層が「CX-5」や「インプレッサXV」へ流れているのではないかと思います。

  プジョーはせっかくの一連の好モデルのラインナップをなんとか粘り強く、日本で売ってほしいなと思います。プジョーにとって一番のネックは、北米での販売がないためエンジンのバリエーションが少なく(1.6Lターボが中心)、フラッグシップの「508」以外は足回りが日本で悪評高い「トーションビーム」が採用されているあたりが、輸入車としての訴求性を弱めてしまっている印象です(ドイツ車から見劣りする)。さらに日本の厳しい評論家からは、ほぼ全てのモデルにおいて、右ハンドル車の設計に難がある(運転席のシートの中心とステアリングホイールの軸が一致していなかったり、ペダル配置が偏っている)という指摘もあります。デザインは先代も現行もすばらしいので(マツダに張り合える数少ないメーカー)、変にドイツ車に追従してほしくもないですが、ささいなネガをしっかり直してもらって、日本メーカーの大排気量エンジンでも積んだモデルを出してくれると盛り上がるのではないかと思います。

↓母親にどうかなと思っているのですが、ベースグレードの「極悪エンジン」(1.2Lターボ)がどうしても気に入りません。1.6L(NA)で220万なのでこれかな・・・。

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2013年05月16日

アテンザの「スペアカー」候補 その2

  前回に引き続き、2代目アテンザの「スペアカー」候補を探したいと思います。前回は信頼性の高い日本車からの「現実的」な選択だったのですが、どちらもデザイン面で物足りない部分がありました。今回はデザイン面を重視して、なおかつ2代目アテンザ・セダンのイメージを損なわないクルマを考えてみました。

 <候補その3> 「プジョー508」
スタイル★★★★☆/ハンドリング★★☆☆☆/高速安定性★★★☆☆/居住性★★★★☆
(2代目アテンザを全項目★★★★☆とする)

  2代目アテンザセダンのデザインに確実に影響を与えているのが、この「プジョー508」の先代モデルの「プジョー407」です。このクルマは2000年代後半に登場したセダンの中でも最高の個性を放った素晴らしいデザインな上、サスもエンジンもかなりコストのかかったものが使われていました。この時期のFFセダンはアルファロメオ156/159およびマツダアテンザ(GG・GH)が素晴らしい足回り(前)DWB(後)マルチリンクという当時の「BMW5シリーズ」でも使っていないようなサス設定で人気を博していました。このプジョー407もこの流れに乗って作られたFFのDセグセダンです。しかし間もなく欧州危機が訪れると、高コスト体質が嫌われてこのような豪華なサス設定のFFセダンは次々に消えていきました。

  2000年代後半はMBやBMWのデザインが方向性を見失っていた時期ということもあり、アルファロメオ(159)、プジョー(407)、マツダ(アテンザGH)のFFセダン勢のデザインは「3BOXカー」のデザインを芸術的に「昇華」させようという意識が強く感じられます。ドイツ車とは決定的に違う「官能的」なデザインで、どの面をみても非常に味わい深い造形になっています。この3台は、それぞれのブランドの歴代最高のデザインであり、確実にセダンの歴史に残る名車だと思います。

  その407の後継モデルとして登場した508は、「火の車」のプジョーの状況を反映するかのような「コストダウン」の痕が見られるのが残念ですが、407の優雅なデザインはうまく引き継いでいます。フロントはプジョーの新しいコンセプトによる顔に変更になっていて、407と比べてクセが無く、デザイン自体は良くなっていると感じます。何より407譲りのリアのデザインがそのまま残っているだけでもこのクルマには価値があるといえます。

  エンジンは407のNA(2.2L/3L)から1.6Lターボに変更になり、中高速域での加速は悪くなっていると思います。車重に関しても直4エンジンで1500kgを超えてしまっていて、日本のフラッグシップセダンやBMWなどと比較すると動力性能では幾分劣ることが予想されます。サスに関しても前輪がストラットに変更になっていて、FFセダンにとっては「トラクション」や「スタビリティ」に影響が避けられない残念な「コストダウン」だと思います(新型アテンザも同じですが・・・)。

  508と数字が大きくなってはいますが、セグメントが上がったわけでもなく、大きさも407とほぼ同等のあくまでDセグのクルマにも関わらず、本体価格374万円と407とほぼ同じ価格設定になっています。デザインだけでこの金額に見合うかどうかというと難しいところですが、本国製造の欧州車Dセグがこの価格なら妥当という気もします・・・。

(次回に続く)



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2013年03月17日

ベンツ・マツダ・ボルボの三つどもえスーパーバトル開幕か?

  ミドルサイズ以上の高級車でもFF車の人気が高まっているようです。抜群の高速安定性で低ミュー路にも強く、さらに車内も広く使えてゴキゲンなFF車は実際満足度は非常に高いです。そのDセグセダンとCセグハッチの2グレードで、ベンツ・マツダ・ボルボの3メーカーが激しくシェアを奪い合いそうな様相を呈しています。お互いに潰し合うのではなく、いままで高級車の常識と考えられていたFR車を中心に展開するトヨタ・日産・BMWの3社のシェアを奪い、FFのDセグ自体のシェアが高まりそうな予感もします。スバル・アウディの4WDグループも好調ですが、マツダ・ベンツ・ボルボの「FFプレミアム御三家」はデザインと燃費で圧倒していて一歩もひけを取っていません。2013年は『FFプレミアム元年」になりそうな予感がします(ホンダ・VWは取り残されるのでは・・・)。

  マツダ(アテンザ/アクセラ)・ベンツ(CLA/A)・ボルボ(S60/V40)のC・Dセグメントの充実ぶりは著しく、今年登場する新車種(アクセラ/CLA/A/V40)も多く市場を一気に拡大しそうです。2008年頃にもアルファロメオが159を出して「FFプレミアムDセグ」市場拡大を狙いましたが、あえなく失敗しました(いろいろ困難もあったので)。アルファもそろそろ159の後継車を投入してこの争いに加わってきそうです。さらにFFの雄プジョにも407以来のスポーティサルーンを出して反撃の狼煙を上げてほしいと思います。アルファ159にしろプジョ407にしろスタイルから装備に至るまで極上の装備だったので、経済危機のタイミングは非常に悔やまれます。少なくとも日本市場に関してはこの2台が「FFプレミアム」の市場開拓に貢献した(クルマファンの印象を変えた)ことは間違いないと思います。

  FFかFRか4WDか?この3つの陣営はそれぞれに持つ長所を最大限に生かして開発をしています。他の駆動方式に負けないことはもちろんですが、さらに陣営内での争いにも勝たなければいけないので、Dセグ(ミドルサイズセダン)の進化はしばらく進んでいきそうです。ベンツが離脱しつつあるFR勢はトヨタ・日産・BMWに加えてキャデラック(GM)とクライスラーの進化したアメリカンサルーンが参入し、FF・4WDにはなかなかまねできないV6やV8エンジンを使った高級展開が主流です。


  4WD陣営はアウディ・スバルに加え、ホンダがレジェンド(フルサイズだが・・・)を持ち込んで、最高の高速安定性と雨・雪でも一番走行性能に優れていることも一般に知られていて人気が高まっています。今後はレジェンドが示しているようにHVを応用して4WDの弱点である燃費をいかに向上させるかがポイントでしょうか。

  FF陣営は、FFのイメージをいかに高級に変えるかに苦心しているように思います。何よりも内外装のデザインを洗練させないと勝負になりません。さらにハンドリングや旋回性能・加速性能を向上させてドライビングの質を高める必要があります。ここまでがデフォルトで付いてこないと相手にされないと思います。ただ全長4700mmクラスのFF車の旋回性能を高めるには世界最高水準の技術が必要に思います(アルファロメオは大型化で不評になった)。マツダの人気に秘密はそこにあると思うのですが、ベンツやボルボがどこまでそれに近づけるかというのはありますが、デザインなどはすでにクリアできていると思います。まだ発表されていない新型アクセラが気になりますが、レクサスCTに似た感じ?のスパイショットが出回っていて、HV設定もCTと同じものなので、価格とハンドリングで優れたCTみたいなクルマになるのでしょうか?アテンザ以上のヒットもあるかもしれません。


↓2013年はFF車の年になるかのか?ただBMW4シリーズも良さそうだな・・・。ISとスカイラインもあるしまだまだわかりません・・・・。




  
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2013年03月15日

BMW3シリーズ(F30)の実力は?

  最初にはっきり言っておくと、F30はいいクルマだと思います。「日本車よりも日本のことを考えたクルマ」といえるのではないでしょうか(右ハンドル車)。コクピット周りを眺めると、決して古臭さは感じないですが、どこか昔の日本車を思い起こさせるようなインパネになっている気がします。これはBMWのベースグレードとして、わざと味気のないデザインにしているのかもしれません。インパネのデザインに関してはアテンザ(GH系もGJ系もほぼ同じ)の方がシンプルでスタイリッシュでおそらく評判がいいと思います。

  なんだかんだで、シートのオプションさえ揃えてしまえば、このF30よりもアテンザ・レガシィといった日本メーカーのフラッグシップモデルの方が内装の出来は良いと言える。日本メーカーでも特に内装に秀でている「内装キング」は日産車です。フーガにしろスカイラインにしろ抜群の高級感(ともに現行モデル)で、北米で高級車を量販している実績はだてではありません。アテンザやレガシィを上回る良質なデザインは素晴らしいです。逆に内装がいまいちなのが(ごめんなさい)マークXでしょうか。あのナビ周りの冴えないプレート的デザインがとても頂けないです。ほかにもベージュ貴重のフロアに木目調のセンターコンソールを見せられて買う気を無くしてしまう若い人は多いのではないでしょうか(ほんとごめんなさい)。

  外装のデザインはF30にとってはかなり自慢の出来になっていると思います。フロントのデザインの端麗さは歴代3シリーズで最高の出来です。さらにサイドもきっちりとプレスラインが入っていて、立体感がとてもいいです。ここまではアテンザ(GH系とGJ系)と互角ぐらいの出来になっていると思います(なぜかマツダの立場が上?)。問題はリアのデザインかなと思います。ここがこのクルマの優秀なデザインにおいて大きな欠点になっています。これはGJ系アテンザにも言えることなのですが、なんでこのリアになっちゃうの?とツッこみたくなるくらいにシラケますね。GH系(2代目)アテンザの削りだしたような質感の絶妙なリアデザインと比べると、悪いですが「月とスッポン」といった感じです。BMWだって6シリーズで官能的なリアデザインを作っているのだから、それに近いクオリティをこのF30に与えたなら、このクルマへの評価はかなり変わりますね。

  ともに去年生産を終えてしまったGH系アテンザやホンダインスパイア(最終型)のリアデザインはとても美しいものでした。同時期デビューのプジョ-407や日産GT-R(ちょっとカテゴリーが違うが)など、2008年頃のクルマはリアデザインが優秀なようです(経済危機でどのクルマも不振でしたが)。それに引き換え2012年頃のデビューのクルマのリアデザインにはいつもガッカリさせられます。

  F30からほとんどのグレードでガソリンは2Lの4気筒ターボを使っていて、これが直6からの乗り換えの人には評判が良くないようです。そもそも500万円も払っているのだから、満足できるエンジンを載せてくれというの気持ちもよくわかります。変わりにアテンザと同じようにディーゼルがよく売れているようです。F30の場合はハイオクから軽油に変わるとやっぱりランニングコストがだいぶ違う気がしちゃうのでしょうか。このディーゼルターボの出来が、カーグラフィックの特集によるとエンジンそのものの出来はアテンザに軍配が上がるそうです。アテンザのディーゼルターボの方が高回転でのごまかしがなく、最後までよく回るのだとか。あとはマツダがMCでどれだけ本気になるかで、このF30というクルマが主導権を持つことはできなくなりそうです。アテンザの25SとXDのLパッケージを値上げしてでも足回りを作り込めば、F30に対して劣るところは無くなるのではと思います。価格も同じくらいになっちゃいそうですが・・・。

↓E90乗りによるF30叩きもけっこう凄まじいですね。アテンザではそんなことはなかなか起きないです。ただGJ系よりGH系の方がクルマも本質としては勝っていると思ってますが・・・。

posted by cardrivegogo at 05:14| Comment(0) | 輸入車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

アテンザのライバルか?  右ハンドルの新星ホールデンのセダンが最近ヤバい!

  マツダ車がめちゃくちゃ売れるオーストラリアで、好調な経済を背景にGM系のホールデンというメーカーが着々と世界進出をしている。右ハンドルということで、イギリス市場にボクスホール(英国GM/英国シェアナンバー1)へのOEM供給を行っている「VXR8」はレクサスLSサイズのセダンで500馬力のスーパーセダンで価格は500万円ほどだとか・・・。もちろんLSと比べるといろいろな部分(静粛性など)で劣っているとは思うが、そのスタイルの方向性はマツダアテンザと同じ方向を向いているようで、一目見てとても気に入りましたね。欧州と豪州ではアテンザやフォードモンデオの高性能バージョンといった立ち位置になってます。

  このホールデンは当然、オーストラリア国内では勢いのあるマツダのアクセラ・アテンザを徹底的にマークしたモデルを展開しているとはおもいますが、意外なモデルで日本進出するようです。三菱・ホンダの撤退で手薄になっているフルサイズセダン(全長5000mmクラス)に目をつけて「コモドア」という大型セダンを展開してくるようです。ただ車幅1900mmなのでさすがに日本で運転するのは大変かもしれません・・・。ただ価格はとてもお手頃でオーストラリアで$36990ですからせいぜい300万円台前半くらいでしょうか(アテンザと同じですね)。今後TPPが進行した場合には、一気にこの豪州の低価格車(安くはないですがお手頃です)が押し寄せてくるかもしれません(自動車はあまりTPPは関係ないそうですが、アメリカの要求で税制面も改善されて大排気量車も優遇されそうですね)。

  GM系メーカー車は日本の事情など無関係に平気で左ハンドルで売ってくるあたりが、いまいち受け入れられない点な気もしますが、今後はこのホールデン製の「ネイティブ右ハンドル」でミドルサイズ以上のクルマがクオリティカーとして多く持ち込まれるような気がします(キャデラックブランドで登場もあり得る)。GMの日本での展開車は欧州GMのオペルが開発を担当することが多いようです。技術力があるオペル(BMW3をあっさりコピーしたキャデラックATS)が後ろについているホールデンは新興メーカーといっても最初から、メルセデスやBMWに匹敵するくらいのポテンシャルがあります(ホールデン自体は、かつてマツダにフルサイズセダンのボディをOEMしていて、マツダはそれにロータリー積んで売っていたそうです)。先ほどのボクスホールVXR8は「トップギア」の特集では日産GT-RやレクサスIS-Fなんかよりも重要に扱われているくらい評価されています(この2台は欧州で意外と人気がない)。韓国や中国のメーカーの日本上陸ばかりがクローズアップされてますが、日本メーカーにとって(マツダにとって?)の本当の脅威はオーストラリアのホールデンかもしれません。
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2013年02月19日

アテンザのライバルが北米COTYを争う

  新型アテンザがノミネートされているのは世界COTY(カーオブザイヤー)と世界デザインCOTYの方で、できればデザインの方は日本車初の大賞を貰っておきたい気もしますが・・・。こちらのノミネートはセダンがほかに無いのに対して、北米COTYの一般車部門は最終ノミネート3台の全てがDセグセダンとなっていて、アテンザの強力なライバルになるであろう3台が争いました。その中で大賞に輝いたのがキャデラックATSで、3台の中では一番早く来月には日本で発売されるみたいです。日本発売に箔を付けるためにGMはこの賞に向けてロビー活動をしたのかな?

  ただこのクルマは左ハンドルのみの設定なので、日本市場ではアテンザの敵ではない(それほど売れない)と思います。ただデザインの完成度はDセグセダンの中でもひと際高く、いざ500万以上出して買うとなれば満足感はとても高い気がします。2Lターボというエンジン設定もアテンザともクラウンともまったく違うものなので、意外と人気になるかも?アテンザにしろ、キャデラックATSにしろ、BMW3をベンチマークして作られているのですが、アテンザとATSは駆動方式もエンジンもまったく違う「別物」になってるのが面白いですね。

  北米COTYの残りの2台はホンダアコードとフォードフュージョンで、どちらもFFで北米でのアテンザの強力なライバルになりそう。どちらも月2万台を売る大人気車種なので、アテンザがここに仲間入りできるかどうかが注目ですね。他にもトヨタカムリと日産アルティマなど軽く月に1万台売ってしまうFFセダンがゴロゴロあるので、マツダとしても鼻息が荒くなってしまいますね。ただこれらのライバルに対してアテンザは現在は全車が日本からの輸出状態なので、なかなか北米で市民権を獲得するのは難しそうな気もします。販売が軌道に乗った頃に北米生産(メキシコ工場)に切り替えるのかな?日本市場ではカムリHVやティアナ(アルティマ)を抑えてDセグFFセダンの頂点に立てそうなアテンザなので、北米でもシェア拡大は可能だと思いますが・・・。

  フォードの主力セダン・フュージョンはアテンザにとっては因縁の相手ですね。同じフォードプラットホームからそれぞれ独自に進化を遂げ、今度はライバルとして北米と欧州(こちらではフォード・モンデオ)でガチンコ対決で、カーメディアも「ハイテクFFセダン」対決を煽っている印象です。マツダもフォードも走りの実力はどちらも定評があり、アテンザはディーゼルを北米に持ち込み、フュージョン(モンデオ)はPHVを欧州に持ち込む「革新的」な動きを織り込んで、トヨタ・GM・VW・ルノー日産が勝負の行方を見守っているようです。アテンザが成功すれば、VW・メルセデス・BMW・フィアットがディーゼルを持って北米に乗り込むだろうし、フュージョンが売れればトヨタ・ホンダが欧州にハイブリッドを大投入してくるでしょう(PSAはガタガタ震えて行方を見守ってそう)。ちょっと大げさですが、これから「世界大戦」が始まろうとしています。

  
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2013年02月15日

フォード・フォーカスがやってくる

  かつてのマツダの親会社フォードが、日本市場に本腰をいれて来るようだ。GMもフォードもどうやら「日本市場」がチャンスと見ているようで、世界で販売している様々なモデルから、日本人が喜びそうなクルマを今年は複数持ってくるらしい(日本メーカーのやる気のなさのせいか?)。

  フォードが目をつけたのは5ドアハッチバック市場のようです。200万円以下の日本車が、性能的には同等の300万円以上するドイツ車(しかも低スペック)にかなり苦戦している、世界でも珍しい市場?ということで、「本気のハッチバック」を持ってきてしまいました。

  フォード・フォーカスは2LのガソリンNAの1グレードのみの設定で4月から日本で発売されます。アメリカでも近年Cセグハッチバックがかなり人気のようで、日本車もこのクラスが一番売れています。ホンダのシビックが月3万台でマツダのアクセラが月1万台の大ヒットを続けているのですが、これが日本ではあまり売れていないです(シビックに至っては発売すらされていない)。変わってダウンサイジングターボを載せた欧州ハッチバックが300万円以上にもかかわらずよく売れているという完全に「ガラパゴス市場」です。

  このフォーカスは「ターボではなくNAのほうが本来は走るのが楽しいはずだ」というフォードのメッセージが込められた日本投入で、ターボ設定に否定的で「2LのNAこそがFF車の最適な設定だ」というホンダやマツダの側に立ったモデルと言えます。2Lは直4エンジンにとって最も理想的な「気筒辺りの排気量(400~600cc)」を実現していて、フォード・ホンダ・マツダの「クルマオタク」3社が世間のトレンドに惑わされず、徹底的にこだわってミドルサイズのクルマに搭載している印象です。

  2LのNAエンジンなら平均燃費で10km/Lは軽くクリアできるので、この数字ならダウンサイジングターボとそんなに変わらないと思います。結局ミドルサイズのクルマを動かすには、2LのNAエンジンが最適なのでは?というのが今のところの結論です。欧州のカーメディアではすでにダウンサイジングターボについて異論もでているようで(実燃費が良くない)、今はメーカー主導で販売が好調ですが、今後曲がり角を迎えそうです。

  さてこのフォードの主力モデルのフォーカスですが、このエンジン設定がとても気に入っているので、2台目のクルーズカーとしていいなと思っています。あとはこのクルマのフロントサス(ストラット)がFF車としてどのくらい機能するかがポイントですね。ターボのFF車(例えばゴルフ)が立ち上がりで前後にユサユサなっていて、外から見ててもトラクション抜けて空転してるのが良くわかったりしますが、全長が短いCセグでそれがどこまで補正できるかも見ものですね(NAなのでターボよりはましだろうが・・・)。アテンザ2Lに匹敵するクルーズカーか?と密かに期待しています(もちろん新型アクセラ2Lでいいのですが・・・)。
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2013年01月31日

トップ・ギアについに登場!しかし・・・

  新型MAZDA6(アテンザ)がトップ・ギアに登場しました。「フォードモンデオとVWパサートと比べて燃費やハンドリングだけでも別次元に良いクルマ」だとか、「はっきり言ってBMW3やベンツCクラスなんかより全然楽しい」とか書いてありますね。価格も£21、000でBMW3とほぼ同じみたいです。が、さすがは辛口の英国メディアで、燃費のためにパワーが犠牲になってるとか、内装がとてつもなく陳腐だと付け加えてありますけどね・・・。
  そもそもアテンザって日本ではエコカーではないのだが、やたらと燃費が強調されるところがいやらしいな。日本の走行性能を犠牲にしたエコカーはイギリスでは「Egg on my face(恥ずかし〜)」なのだそうだ。日本人でもそれを感じる人はいるかもしれないが、カーメディアが正面切って「低燃費なんて貧乏くさいクルマはやだねぇ」とか決して言わないよな〜。それを言うから「トップ・ギア」は人気なんだろうけど・・・。やっぱりスカイアクティブのネガティブな面(マツダのカタログをよ〜く見ると、デミオでも燃費と馬力はトレードオフなのがわかる)が完全に見抜かれたようだ。日本じゃクルマ知らない人しか買わないパサートと比べられてもなぁ・・・。パサートを400万で買う人がいる日本のクルマですからそりゃあ馬鹿にされてしまいますね。
  なんかくやしいですねぇ・・・。イギリスの大衆車をディスってやろうと思ったけど車種が思いつかない。イギリスでは安いクルマは作らないらしい。イギリスのお金無い人はなにに乗ってるのか?大衆ブランドとして知られるのはGM系のVauxfall(ボクスホール)というブランドだそうだ。主に欧州GMの主力となっている独オペルの小型車をバッチを変えて売っているらしい。他には欧州フォードとVWグループのスペインセアトとチェコシュコダ。もちろんベンツやBMWはあるが、日本とはラインナップが全然違うようです。VWグループはup!やポロのOEMを売ってるので、日英共通の大衆車はVWだけですね(こんど欧州フォードが日本に来るらしいが)。たしかにup!やポロに乗ってる国に日本からMAZDA6とか言う生意気なクルマが来ても歓迎というわけにはいかなそうだ。
  そういえば日本には現在イギリスルーツのブランドが増殖中だ。どことは言いませんがこのブランドは、はっきり言ってまったく興味ないです。このクルマ(パサート以下だろ)に満足そうに乗ってる日本人って何者?ヨーロッパ(英国工場)で作っていれば何でもいいのか?は言い過ぎかもしれませんが・・・。空調とか遮音とか極度に悪そうだし、どう考えてもスポーツカーの要素ないのにBMWの1.6Lエンジンを適当に過給して500万とか平気でしたりするし。それこそ「Egg on my face」だろって思う。
posted by cardrivegogo at 05:22| Comment(0) | 輸入車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする