マイチェンロードスターRF試乗 184psへパワーアップしたフィーリングは?(carview!) - 試乗レポート - carview! - 自動車 https://t.co/rgiGQwOmSe
− CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年6月10日
これは驚いたー!!
マツダはどーしてしまったのか!?ほんの1年前には、ラインナップの中に「自分が欲しい」モデル/グレードは一つもなかったのに、短期間の間に行われたマイナーチェンジによって、欲しいモデルが3つになった!!新車販売がないマツダにとって、既存モデルで国内販売の維持に努める2018年は相当に危機感があるようだ。来年には全く新しいエンジンに、世界が驚くようなボデーのアクセラが発売されるのは知っているけども、もう待たなくていいや!!っていうマツダファン結構多くないですか!?
アテンザ、CX3、RF
5月と6月で相次いで発表されたマイナーチェンジがクリティカル過ぎる。マツダのラインナップに埋没していた感があるフラッグシップのアテンザは、買うなら絶対に「Lパケ」ですねー。レクサスで以前経験したことがあるけども、シートに除湿のファンが組み込まれたらしい。夏場には暑いレザーシートにはかなりマストな機能ですけども、アテンザのライバル格くらいのドイツ勢にはついていないです(日本ほど酷暑じゃないから!?)。日本のプレミアムって感じになりました。
やっぱりエンジン
アテンザと前後して発表されたCX3はいよいよ英国で大人気だという「2L自然吸気&6MT」のグレードが投入され、ベースモデルは212万円。2LクラスのMT車でこの価格設定のモデルはまず見当たらない。もうそれだけで存在価値十分。待っていた人はマツダファン以外にも多いんじゃないでしょうか!?2Lエンジンであれば高速道路も静かに走れるからロングドライブもいい。帰りの中央道の渋滞はきついかもしれないけど・・・。
チューンナップ版!!
そして極め付けは、先週末に突然に発表されたロードスターRFのマイナーチェンジ。スポーツカーブランド・マツダの面目躍如ですね。縦置きの2L自然吸気ユニットが184psまでスープアップされています。ホンダのシビックtypeRのユニットK20Cに刺激を受けたのでしょうか!?ターボユニットにも関わらず7000rpmにピークが設定されているホンダエンジンに対して、回転数が上がりやすい自然吸気なのにピークが6000rpmにとどまる、スカイアクティブユニットをそのままスポーツカーに搭載しているのは恥ずかしいと思ったのですかね。
MZRに迫るフィーリングが復活!?
フェラーリがフェラーリである理由、ホンダがホンダである理由、ポルシェがポルシェである理由ってのなんだかんだいっても「エンジン」であり、しかも出力ではなく、出力ピーク時の回転数に「アイデンティティ」がある。例えばポルシェの象徴とも言える「911GT3」は自然吸気にこだわっていて8250rpmに達するし、フェラーリのV12も同じく自然吸気でこちらは8500rpmだ。2012年までロータリーでスポーツカーユニットを作ってきたマツダにとっては、レシプロの直噴ターボは分が悪いところもあるけど、フォードグループ向けに開発したMZRをベースとするユニットは、フォード、ランドローバー向けのものはターボ化のため5500rpm程度だが、ケータハム向けは自然吸気で8500rpm、スーパーチャージャー仕様で7700rpmの高回転を誇る。さすがはショートストロークユニット。マツダでも復活しないかなー・・・。
マツダをわかっていないコメントは勘弁・・・
4気筒の市販車用エンジンで8000rpmオーバーのユニットに実績があるのはホンダとマツダとトヨタに供給したヤマハだけでしょうか。NA化すればアルファロメオの「1750」ユニットも回るでしょう。2Lクラスの直4ユニットって結局この4機が圧倒的に凄い。4気筒という枠組みでボクサーターボも入れればスバルやポルシェも素晴らしいユニットを持ってます。ホンダ、ヤマハ、アルファロメオといった名だたるエンジン屋と肩を並べるマツダはすげーぞ!!ってテンションでこのブログを書いているわけですが、それを全く理解しない部外者がちょっと失礼なコメントしてくると、キレちゃいますよね。てめーふざけんじゃねー!!一回死んでこい!!ってなる・・・。
マツダはドイツのカスとは違う!!
2012年にロータリーが終わり、2015年にNCロードスターが終わりMZRがなくなって、NDには1.5L自然吸気で7000rpmのユニットがかろうじて用意されましたけども、これからのマツダは「ブランディング」で利益を伸ばす戦略だから、エンジンには期待できないかなー・・・と諦めていたところに舞い込んだ、2.0Lユニットの7000rpm化は素直に嬉しいです。ここ数年で、メルセデスもBMWもアウディも揃ってターボで5000rpmの「中華エンジン」ばかりを出し続けた結果、潮がひくようにクルマ好きが離れていったし、今では下僕のカーメディアにでさえバカにされつつある。
他のエンジンもぜひ見直しを!!
マツダもそんな不穏な空気を感じ取っているのだと思います。今後は日本市場のソフトトップのNDロードスターにも2.0Lユニットが充当されるでしょう。北米向けのみで発売している2.5Lターボも現状では5000rpmで、トルクが必要なCX9用には良いのかもしれないですが、アテンザ向けには少々野暮ったいエンジンじゃないかと・・・。もしかしたらこれも6500rpm(ポルシェの4気筒ターボと同等)くらいまで上げてくれるのでは!?その前に自然吸気の2.5Lが6000rpmから7000rpmまで上がる必要がありそう。
待った甲斐があった・・・
マツダのガソリンターボが5000rpmだと知った時の失望感はハンパなかった。B○Wと同程度のゴミエンジンを作ってる場合じゃねーって。怒りに震えながらも「マツダとB○Wどちらもエンジンは終わってる!!」みたいな投稿を書いた記憶があります。なにがスカイアクティブだよ。ドイツのボンクラなピープルムーバーもどきと変わらないエンジンじゃねーか!?ショートストロークにプライド持てよ!!MZR世代のファンは忸怩たる思いを抱えてここ数年マツダを見守ってきました。本当にバ○専用のブランドになっちまうんじゃないかってヒヤヒヤしながら。マツダの本気がちょっとだけ見れた・・・さらなる「特別なブランディング」のためには、全てのガソリンエンジンをチューンナップを敢行すべきだと思う。
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