2018年05月29日

マニュアルミッション と マツダの理想


機は熟した!?

  残念ながら新型車の発売の予定がないらしい2018年のマツダですが、このブランドに対して個人的には思い入れの気持ちが高まってきてます。ここ数年で最もテンションが上がっているのは確か・・・増税前に買うかな。欲しいかも!?ってクルマが一気に増えてきた。昨年の後半にロードスターのマイナーチェンジがあり、今年に入ってCX5、CX3、アテンザと続いて主力のディーゼルエンジンを刷新するというビッグマイナーチェンジがあって、どれもわかりやすく商品力が上がっている。日本市場においても競争力は十分ですし、特にCX5以外はMT車が充実していて「オンリーワン」の選択肢でもあります。あとCX8の存在も大きい。


もうマツダ以外いらない!!

  以前は全く想像しなかったですけども、マツダ車の2台持ちっていう、『謎のカーライフ』も全然ある感じになってきました!?ずっとマツダ&ポルシェが理想だと思ってたんですけどねー。例えば「CX3とロードスターRF」という小さいクルマ2台ってのもいいんじゃない!?フォーマルなクルマなんて社用車で用意しておけばいいだけだし。この2台は同じガソリンエンジンで、どちらもMT・・・なかなかマニアックなコンビです。車重が軽くて2L自然吸気でも十分にスポーティな走りができるマツダの魅力を、存分に全身で感じ取る。クルマ所有のコストがメチャクチャですから、それくらいダイレクトに世界観に入っていけるチョイスをしないと、色々と辛い。FFとFRで走り方もだいぶ違うし、シフトのタイミングも違う。交互に乗って週末にワインディングでプロムナードドライブを楽しめば、運転もうまくなりそうだ。


欧州ツアラー文化!?

  他にも「アテンザとロードスターRF」とにかくマツダをフラッグシップで楽しみたい人向けのチョイスもありそう。XDにMTを選択すれば、マツダの「ツアラー思想」に触れられる!? なんでマツダはディーゼルにこだわるのか!?スポーツカーにこだわるのか!?を頭ではなくて体で感じる。そこには欧州メーカーすら忘れかけている「クルマ文化」のプリミティブな輝きがあると思うんです。例えば、スポーツカーのMTと、グランドツアラーのMTでは全く意味が違うけど、その違いが体でわかるようになったらクルマを語る文法そのものが変わる!?日本のカーメディアの誰も到達できていないところに行ける!?しかも日本発売モデルを2台買うだけで。 ロードスターとアテンザだから、縦置き、横置きの違い・・・じゃなくて、もちろんガソリンNAとディーゼルターボですから、全くシフトのタイミングが違うわけですけども、とにかくエンジンとMTの関係を体感で学ぶことができそうだ。同一ブランドの2台を所有してこんな楽しみ方ができるのは、もうマツダだけですねー。(カローラフィールダー&86、カングー&トゥインゴ、シビック&S660もある!?)


AMGとかMってのは間違っている!?

  CX5やCX8も「どんぐり」の集団から大きく突き抜けるような快作ですけども、やっぱりドライビングカーとしても魅力は「アテンザ」「CX3」「ロードスターRF」の3台のMT車じゃないでしょうか!?なかなかわかってくれない日本市場に焦れて「マツダを選ベー!!」と強烈にアピールしてしまってるなー、みんながみんなMTを乗り出すことはなさそうだけども。日本において『MT』に関する議論は、しばしば単調であくまで漫画の中の世界に過ぎなかったり、サーキットのスポーツ走行での話だったりになりがち。結局のところトヨタGRや日産NISMOもモータースポーツファンだけを相手にビジネスする視点しかない。そもそも限られたコンプリートチューナーの世界だけで理想を語ったところで、変態サークルで終わってしまうだろうに・・・。マツダスピードの復活はなくていいのかも。


CVTはマイカー文化を破壊する!?

  MTに関する議論がバカみたいに単調だから、欧州のクルマ文化と違ってものすごい勢いでMTがなくなる。もちろんMTがなくなる理由は他にもありますけどね。日本の自動車産業がアメリカ向け輸出によって長年成長してきた歴史から『オートマ』文化になったのは仕方ないことではあります。アメリカ発のミッションとしてトルコンATがスタンダードになり、さらにCVTが開発されました。時間とともにより良いミッションが生まれているはずなのですが、現実は2018年になっても最新のレクサスCVTが、クリス=ハリスに完全否定されていたりする。もうすでにCVTが乗用車ラインナップのほとんどを覆ってしまった日本車はお手上げなのか!? 移動手段のためだけの存在と割り切るしかないCVT車の所有が都市部では全くコストに見合わなくなっている。レンタカーやカーリースが主流になるのも当然のことだ・・・。

マツダ・・・いい感じだ。

  日本メーカーで唯一CVTを廃止しているマツダ。もちろんマツダだけが理想に燃えているから!!・・・なわけねーじゃん。ディーゼル中心で勝負するのにトルク容量が足りないCVTは要らないってだけ。スバルもトルク容量の壁にぶち当たっている。なんでCVTやめないのかな!?もうジャ○コとズブズブの関係だから。東日本のメーカーはだいたいズブズブ。マツダは広島って立地が幸いしたのかな!?結果的に欧州メーカーの「直結文化」を日本市場に熱心に伝えようとしているようにも見える。もしかしたら「何か変わる」かもしれない。


フェラーリ、ポルシェ・・・マツダ。

  フェラーリに惚れた人は財力が続く限りフェラーリを買い続けるだろうし、ポルシェに心を撃ち抜かれた人は引退後もポルシェの中古車を買いあさり続けるだろう。『ずっとメル○デス』『ずっとB○W』『ずっとレ○サス』などと言っている雑魚キャラはとりあえず無視。果たして総合自動車メーカーで最もフェラーリやポルシェの領域に近づいているのは!?・・・スバル、マツダ、ホンダ、日産、アルファロメオ、ダッジ、ランドローバー、ジャガー、プジョーくらい!?(結構たくさんあるな) この中からさらに一歩大きく抜け出していく存在がマツダになるとしたら、その最大の転機は「飛躍の2018年」ということになるのかもしれない。来年には・・・世界を変える新型アクセラがスタンバイ!?




posted by cardrivegogo at 04:10| Comment(2) | マツダの戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スカイXは良いとしてスカイATの進化記事無いですかね?
もうかなり前から燃費負けてて6ATはジリ貧じゃ無いかと。
レビュアーやクルマ好きは燃費気にしなくても結局一般人に売らなきゃ会社傾きますからね、、
多段化?
ジャトコ、EVで将来ないと思ってたけど、マツダの内燃エンジンよりは長生きする気がしてきました。
Posted by えい at 2018年06月20日 22:02
コメントありがとうございます。

マツダのトルコンは最高だと思いますよ。
ZFのCVTみたいな気持ち悪いフィールを、
絶賛する人々(F野とか)がCVTを批判してたりすると
笑ってしまいますね。

燃費=多段化はカーメディアが作った虚構だと思います。
マツダもハイオクユニットに載せ替えれば、ロックアップ(直結)効果で、
ZFなんて目じゃない。JC08が終われば多段化も止まる。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2018年06月20日 23:03
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