2018年05月18日

スバル と マツダ の主張がガチンコ!!


おおお!!スバルいいじゃん!!!

現行のWRXのコンセプトモデルが出た2012年辺りからスバルのデザインは着実に冴えていました。2000mmオーバーの車幅でデザインするとスバル車ってこんなにカッコよくなるんだなー。日本市場の使い勝手を考えて5ナンバーサイズに落とし込んだ時に、その苦労が全て水の泡になる。これはどこの日本メーカーにも共通する悩みだろうか。ひと昔前の寸詰まりの3シリーズやCクラスを今見かけると、軽自動車のスペシャルティカーみたいに、『かわいい』です・・・。新型Aクラスはフィットの相似形!?ってなキャビン重視スタイル。BMWも2シリーズはキャビンが主張。それに対してマツダ、スバルはトータル重視。キャビン犠牲!?


意識してますね・・・

スバルにとって最大の課題は「デザイン」らしいです。え?エンジンじゃないの?それとCVT・・・。プレスを集めて現行のレガシィB4が北米で発表になった時に、除幕と共に・・・「え?」って空気が画面を通して伝わってきました。フラッグシップのセダンに対するリアクションとしてはあまりに低調で、おそらくスバルにとっては『屈辱的』な事件と記録されているはず。おそらく次のレガシィB4は相当に頑張ってくるのではないかと思います。


コンサバ脱却!?

いい加減なことを言いますけども、日本文化の「同質性」の中で築かれてきた歴代のスバルデザインは、業界全体をリードするような先進的なデザインとは無縁だったと思います。日本の全てのメーカーのデザインを平均するとスバルになる!?1985年発売のアルシオーネにしてもその数年前からセリカ、サバンナRX7、プレリュードなどのクーペデザインの先駆車が続出する中で「均質性」の中にふわふわと存在している。


知性とスタイリッシュ

ここ数年、レヴォーグ、2代目XVなどなかなかの好デザインを連発していて、スバルが次第に「オシャレ」な文脈でも理解されるようになってきましたが、今後はより「モード」なデザインで攻めてくる意思表示はハッキリしているようです。次のレヴォーグ&WRXは、すでに幾つものコンセプトモデルが出されていて、市場の感触を注意深く探っているようですが、2017東京モーターショーで出品されたモデルはあまり印象にないですけども(マツダのインパクトが強過ぎた)、2018ジュネーブモーターショーに登場した冒頭のギンギラのコンセプトは「抽象度」が高まり、スバルのイメージが東京モーターショーから再び巻き戻って「やり直した」感じが出てます。深化してますね・・・。


マツダも負けてないよー

来年以降にマツダもスバルも揃ってこんな艶やかなCセグメントを連発してくるのか!?余計な御世話ですけども、8代目ゴルフも同じ時期に日本導入されるようですが、もう日本車とドイツ車では材料が全然違うんじゃないの!?ってくらいに質感が違う気が。トップギアがあと数年でCセグはドイツプレミアムに蹂躙されると断言していたけども、これならもうアウディ、メルセデス、BMWは怖くない。


Cセグメントの今後

Cセグメント(非SUV)はすでにアメリカ↘️日本↘️欧州↘️なんですけども、安全性、ラグジュアリー性を詰め込むパッケージとしては必要最小限のキャパがある点から、次世代の高級車・高性能車のフォーマットになりうるのは確か。そしてベーシックなハッチバックスタイルは、大人が4人乗るツアラーとしては魅力ないのが最大の欠点。後席のユーティリティがSUVブームそのものであり、キャビンを大きく取ってデザイン的にも破綻させないというブレイクスルーがCX5という化け物を産みました。そんなSUVとの差別化を意識できる点をどれだけユーザーに周知できるか。それは軽量かつ操縦性の高さに尽きる。


Cセグハッチバックスポーツの着火点

1300kgくらいにまとめられる。高品質なシャシー&ボデーに、野暮ったいフィールのディーゼルユニットを押し通すのは、全く通用しなかったです。『アクセラ22XD』の誤算。軽量なのだから・・・ソリューションとしてはホンダが正しいと思う。7000rpmまで余裕で回る直4ターボを載せたシビックtypeRの世界的な大ヒットを指をくわえて見ていたマツダにも、同じようなマテリアルが複数存在するはず。@2.5Lガソリン自然吸気を7000rpmオーバーまでチューンする。ASPCCIユニットで高回転を実現する(実際にコンセプト車のタコは7000rpmあったらしい)。Bロータリー&マイルドハイブリッドユニットを使う。Cロータリーレンジエクステンダー&EVなどなど。Cはちょと邪道な気がするけど、300万円台前半で売るならアリだと思う。

スバルは手強い・・・

スバルもWRX・STIに使われる『EJ20』ユニットはターボで6400rpm。次世代機となる『FA20DIT』は、WRX・S4向けにやや抑え気味にチューンがされていて5600rpm。これがSTIに搭載されるようになった時には『FA20DIT・改』となって400ps/7000rpmくらいのユニットになるのではないか!?と言われている。また直6廃止に伴って2.5Lユニットのターボ化が行われるようですが(EJ25は先日生産終了)、こちらを利用して500ps級のユニットが実現するのでは!?あるいはスーパースポーツ化したWRXに、新しく8気筒(もしくは6気筒)水平対抗ユニットが出る可能性も!?


posted by cardrivegogo at 04:37| Comment(0) | スバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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