2018年05月07日

ボルボがマツダを超える日



ボルボ復活は嬉しい

  昨年の後半ごろから『新たなVWの出現か!?』と地味に話題になっているボルボ。マツダシャシーを使っていた時分には全く人気がなかったブランドですけども、吉利汽車との共通プラットフォームで、独自の技術をベースにするようになってから日本での販売が再び伸び始め、どうやら完全復活の様相を呈しています。マツダとしてはちょっと複雑な気分!? やっぱり本物の輸入車好きってのは、日本メーカーとは一味違うシャシーを欲しがるものなんだなー。別にメルセデスのFFモデルやMINIが悪いっていうわけじゃないですけどね。日本メーカーの息がかかっているルノーやジープよりも、独自シャシーのプジョーが選ばれていることもちょっと意外ですけど、日本市場のコアユーザーにとってのこだわりなんでしょうね。


ゴリ推しについて

日本の芸能界もそうですけども、自動車販売においても『ゴリ推し』ってのが確実にある。特に全体の10%しかない輸入車市場では、情報に敏感なユーザーが多いですからツイッターなどのSNSで情報を流して囲い込みつつも、高齢層は既存のカーメディアと『提携』してタイアップ広告を連発する。VWが日本中のカーメディアに『ゴルフは世界のベンチマーク』『クラウンに匹敵する静粛性』と一時期集中的に言わせたり書かせたりしてた。TVKの番組でも藤島知子が必死にセリフを言っているのを観てピンときた、クルマ雑誌に書いてある言葉と一言半句変わらない表現はさすがに奇妙すぎるだろ。1回言ったり、書いたりすればいくらいくらという契約なんだと思われる。


VWがやりすぎた件について

VWはさらに調子に乗って他のメーカーの悪口にまで報酬を払おうとしたらしい。それを職業を完全に履き違えた伏木悦郎という能無しがSNSでそのことに触れたために大問題に発展。まずメーカーから仕事をもらう元締めをやってそうな親分・国沢光宏が即座に猛抗議。これに対してちっぽけな義侠心を発揮した伏木が逆に国沢を挑発。まもなくマフィアが伏木のガラを押さえて山中に埋めて一件落着。世間一般には全く知られることなく経過したのだが、またまた空気が読めない小沢コージが中途半端に有名な大手の一般メディアでコトの全貌を暴露。黙っておけばいいのに!!伏木以上にコイツの方が悪い!!



そしてクルマがさらに売れなくなった・・・

もう登場人物がバカばっかりですよ。ヒョーロンカ連中も全員アホだし、彼らのステレオタイプのレビューを真に受けた一般ユーザーもクズばかり。この一件と、VWの偽装問題が発覚するまでは、VW関連の記事をブログにアップすると、チンピラを気取ったクズ連中が連日のように脅迫コメントを繰り返してましたけども、小沢さんが全てをゲロったせいで、今ではVWをいくらディスっても何も言われなくなっちまったよ。クズにとってはVWが偽装してようがしてまいが、ほとんど関係ない(だってNOxって何?ってレベルだろ)と思うんだけど、VWをディスるネタで読者を増やしていた弱小ブロガーが影響を受けるのは、ちょっと納得いかない。VWゴルフとかメルセデスAクラスとか買って粋がっていたオッサンたちが、形勢が不利だと悟ってクルマブログ界隈から撤退したようだ。もうドイツ車は売れなくなるよ。


ボルボ&吉利汽車の日本市場を活性化は歓迎

・・・って懐かしい回顧も冷めやらぬうちに、今度は吉利汽車&ボルボが日本のカーメディアにカネを落としているらしい。元締めの国沢親分が突如としてボルボ大絶賛を始めた。確実にステマ作戦が起動してますね・・・。自動車メディアにおけるステマの見分け方は、国沢親分&女性ライターが騒ぎ始めたらかなり怪しい。逆に森慶太が騒いでいるモデルはステマの心配はまずない。アンダーグラウンドな空気をプンプン出している森に下手な依頼を出すとすぐに漏れるから、エージェントから全く信頼されてない。


カーメディアにも自浄作用がある!?

最近では露出が多い河口、島下、西川、渡辺(敏)、清水(草)などは、ステマの雰囲気を意図的に消してレビューしてますね。業界全体がきな臭いってのは元からバレているけども、これ以上の信頼失墜はヤバい、雑誌はオワコンだけどネット媒体ならまだまだ可能性はたくさんあるから、みんなでカーメディアを面白くしていこうぜ!!みたいな空気は感じます。お名前を出して大変失礼ですが、清水和夫のような『真っ黒な人』がカーメディアとして価値を失ってしかるべきだと思います。『コンテンツ能力』が無い。


河口の動画は見るし、島下の本は一応買うし、西川のスーパーカー・ムックも買うし、渡辺(敏)の連載をまとめた本はもちろん買うし、清水(草)も買わないけど、自らを茶番キャラに仕立ててまでのコンテンツ作りに貪欲な姿勢は評価できる。けど清水(和)は・・・キツイ。話が長いじーさんなんていくらでもいるし。素のキャラに金払う人はいない。本人も周囲もよくわかっているから単行本なんか絶対に企画しない。


カーメディアってのは結局・・・

彼らがそれぞれに色々なモデルをレビューしますけども、長期的に見てるとわかると思うけど、いいクルマ作っているメーカーほど損をするシステムは相変わらずだ。品質で単純に比較すればトップに来るであろう、『ホンダ』『日産』『マツダ』はレビューされることで大抵は大損してます。もはやメーカー側もありがた迷惑。カーメディアのほぼ全員でディスっていたプロパイロットが今ではナンバー1ミニバンですから。


レビュー読んで欲しくなったらゴミブランドの証拠

逆に最大限持ち上げられるブランドは『VW』であり、『ボルボ』『BMW』『メルセデス』『トヨタ』『スズキ』『MINI』『ルノー』といったところ。カーメディアが恣意的に接しているわけでもない。結局のところ誰かに読ませるレビューを書くという行為には、変な正義感が付随するです。無意識のうちに、カーメディアは『ファン』がいないブランドを必死で持ち上げようとするし、一定数の『ファン』を持つブランド(ホンダ、日産、マツダ)に対しては辛口になっちゃうんですよ。調子に乗っているファンに冷や水を浴びせたいってのもあるだろうし。


ガラスの情報社会・・・バカはネット切断がベター!?

日本らしいといえばそれまでなんだけど、やはりどのレビューも書き手が感じている『世間体』が見えて終わりってケースがほとんど。つまり『忖度』なんだよ。公務員の『忖度』が問題とか言われてるけど、忖度しかできないクズだから公務員やってます!!っていう事情は誰だってわかるだろ(採用方法を変えればいい!?その前にAI化が完了するから問題ない)。・・・同じようなことを福野礼一郎さんが最近のレビューで書いてたよ。『俺たちはクズなんだ!!』『本当のコトなんて書けないし、書く奴はバカだ!!』(伏木と小沢はバカだ)って。



食べログ見て店を選ぶヤツのことを情報弱者と言うんだ・・・

誤解を恐れずに言ってしまえば、『VW』も『ボルボ』もファンなんてほとんどいない。だって現状にラインナップに文化とか技術とか見るべきものは何もないですから。サプライヤー頼みのあり合わせ『ファストフード』店が必死で『食べログ』のスコアを上げようとしているみたいなもの。それに対してホンダ、日産、マツダは伝統の老舗料亭ですから、そんなクソみたいなことはする必要がない。この両者は何が違うのか!?愚論。カーメディアなんて関係なくクルマ好きが集まってくるスポーツカーを売ってるかどーかだよ。GT-R、スカイライン、フーガ、Z、さらにNISMOの各モデル。なんだかんだ言ってもファンが集まるクルマが揃っている日産。NSX、シビックtypeR、S660だけでなく、オデッセイ、ヴェゼル、N-BOXでコアに支持されているホンダ。・・・それに対してマツダはどーですか?ロードスター頼み!?CX8がなかなか熱いらしいけど。


今のマツダには何かが足りない・・・

さて結論ですが、吉利汽車が想像を超えた投資(日本COTY受賞にいくら使ったの!?)を日本市場に行うならば、ボルボが売れることもあるでしょうけども、スポーツカーか個性的なモデルを作ってサポーターを増やさない限りは、マツダは負けることはないだろう。しかしマツダもこのまま中身のないクルマ作りを続けていたら足元を救われる可能性もあると思うよ。 余談だけど、日本COTYがノーベル文学賞みたいなことになる可能性もある!?




↓クリス=ハリスの知性とユーモアにハマって毎月買ってます。
posted by cardrivegogo at 23:36| Comment(0) | ボルボ/ジャガー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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