9月発表か?BMW 3シリーズ 次期型、ここまで見えた新デザイン https://t.co/5ZMDRHrJIz
− CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年4月18日
アテンザとライバル達
このブログを書き始めたのは2012年でした。きっかけはドアを閉めた瞬間に「これ買うだろうな」と思った先代アテンザを即決購入。クルマを通して感動を与えてくれたマツダに感謝の意を込めてブログ開始。当時はディーラーに行くたびに働いている人々があまりに元気なかったので、なんでこんないいクルマを売っているディーラーが苦しまなきゃいけねーんだ!?とちょっぴり義憤を感じました。実際のところGHアテンザは・・・プジョー(407)、BMW(F30)、トヨタ(現行マークX)くらいには楽勝の乗り味でしたし、完全に格上のV36スカイラインと比べてもかなりいい勝負になるくらいの洗練度がありました。なんで日本では売れないのか!? 一つは過当競争。当時はまだ状態の良い旧型レガシィが6気筒でターボでMTもあったし、デザインも歴代スバルで最高のスタイリングでした。国産セダンは6気筒というマルチシリンダー信仰が根強かったみたいですね。
直4エンジンの時代
1990年代から登場した直噴エンジンが日本や欧州の様々なメーカーで採用されるようになった時期で、4気筒でもトルクもパワーもかなり出るエンジンが増えてたわけですが、やはりユーザーの意識が変わるのはちょっと時間がかかったのでしょうが、この移行期間に作られたエンジンってのは、今の燃費トルク志向のユニットとは違って味があったです。トヨタ、日産の縦置きや、ホンダ、アルファロメオの横置きはそれぞれにポリシーを守っていたし、その中で生まれたマツダのMZRユニットも、4気筒のくせに生き物みたいな呼吸してたなー。2.0も2.5も良かった。
3つのポイント
エンジンもミッションもサスペンションもライバルに全然負けてない。走攻守三拍子揃ってる。BMWはエンジンとミッションとサスペンションに課題を抱えたままだし、スバルはミッションに、トヨタはエンジンとサスペンションに難あり。プジョーはミッションに大欠陥が・・・。ブランドの顔というべきスポーツセダンなのに、あまりに煮詰め不足なクルマが多い。ブログ書き始めてから面白くて色々乗りましたけども、3つとも納得の水準で作り続けているメーカーは結局のところマツダ、日産だけなんですよね。スズキ・キザシはかなり気に入ったけどミッションがちょっと・・・。冗談抜きでメルセデスCクラスとアウディA4は初期段階で壊れていると思いました。
BMWの迷走
マツダいいじゃん!!って偉そうにブログを書いていると、わけわかんない輸入車好きのジジイが「井の中の蛙」とかコメントをよこしてくるわけですよ。BMWがマツダに勝っている点は今となっては、エンブレムがかっこいいくらいなものだけどな・・・はちょっといい過ぎですけど、実際のところエンジンもミッションもサスペンションも少しずつマツダの方がうまく仕上げているんですよ。。BMWのトルコンATってアホな連中は絶賛してますけど、あれ欠陥品じゃね!?ちょっとクリープさせないと繋がらないっすけど。変速が早いってみんな思ってるみたいですけど、BMWってのはタコメーターに不正ソフト入れてますから。まだ変速が完了してないのにメーターだけが勝手に動くんですよ。視覚詐欺です。こないだどっかの外国雑誌に書いてあったけど、エンスー向けモデルとしてのBMWの歴史は、E39のM5で終わったってさ。理由は野暮だから今回は省略します。
目標を失った・・・マツダも彷徨う
どっかのオッサンが「マツダや日産はBMWをお手本にしている」とかコメントよこしてますけど、一体いつの時代の話をしているのだろう。2010年以降のBMWが日本車に与えている影響なんて限定的だ。レクサスは真似してるみたいだけど、特に歴史に残る名車が作れているわけではないです。最近のBMWはあまりにも利己的な設計なので、ある意味でガラパゴス化が心配。それでも日本のカーメディアが繰り返し『BMWがお手本だ』と説明するから、みんななんとなくそう思っているんだろうね。BMWなんて北米IIHSのトップセーフティーに1台も入っていないっすから(マツダは4台)。1000万円くらいするモデルはそれなりに立派なんでしょうけども、とりあえずE90もF30もすでにアテンザの敵ではないなというのが実感です。三拍子どれもちぐはぐで、安全性のお墨付きもない・・・。
E46、GGの輝きは過去のもの?
あれから5年あまりが過ぎて、今ではアテンザは3シリーズより優位だと主張すること自体が、あまりにベタすぎて何も意味を持たなくなりました。感慨深い想いが半分と居心地の悪さが半分の複雑な気分です。三拍子&安全性に加えて、市販車の限界性能を調べるテストで『直進安定性』『制動力』『ウエットブレーキ』でも軒並みアテンザが優れているというデータが出ていて、さらに『静音』に関してもディーゼルのアテンザが、ガソリンのBMWに勝ってしまう状況になっていて・・・すでに決着ついてしまいました。そもそも駆動方式が違うので全ての項目でアテンザが有利ではあります。残念なことに今では3シリーズの序列はすでにトヨタ・プリウスと同じくらいだと判断しているようで300万円台の未使用車が非常に多く出回っている(モデル末期というのもあるけど)。
マツダとBMWが再び対峙する日は来るのか!?
そんな3シリーズもいよいよ新型になるらしいです。欧州で年内に発売して日本導入は来年の春くらいですかね。すでに新型シャシーになったX3がデビューしていて、サス形式の変更がなかったので、3シリーズも現状のままになりそう。5シリーズがメルセデス式のマルチリンクに変わったので、3シリーズも!!という期待はほぼ絶望的です。このままだとほぼマスタングみたいな設計。欧州では今もマニュアルが主流で136psや184psくらいの扱いやすいスペックで、シビックのようなMTブームでも起こそうと意図すれば(318iにもMTを!!)、再び人気も出てくるんじゃないでしょうか。
展示車レベルが凄すぎる!ドイツに広島本社もビックリの個人経営マツダ博物館がオープン!(1/2)|自動車評論家コラム【オートックワン】 https://t.co/EnEtmOR6Wm #ac1mita @autocONEさんから
− CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年4月17日
【DST#054】マツダ・アテンザXD vs BMW 320d ブルーパフォーマンススポーツ
に見られる結果は、どう解釈したらいいのか?
こればマツダスピードのような特別ヴァージョンだからでしょうか?
さらに3シリーズよりもトレッドが広いのに、車重は軽いですから、
最初からある程度勝負は見えています。
0-100km/hのドライ・フルブレーキングでアテンザ39m、3erは44mくらいなので最初から想定している性能が違うようです。ちなみに先代のアテンザは38mでした。
カローラに比べれば3シリーズはよくできていますが、実際のところは、インプレッサやアクセラの操作感に近いですね。どちらも43m程度のブレーキング性能です。
高速道路を長時間走るなら間違いなく3シリーズよりアテンザが楽です。
GJアテンザにはコンプリートモデルが出ていませんので、どちらもノーマル同士の比較を清水さんはしていると思います。