トヨタ ヤリス、デミオ のOEMに最新コネクト…ニューヨークモーターショー2018https://t.co/nW83cTAvFu#コネクティビティ #ヤリスセダン
− レスポンス (@responsejp) 2018年4月6日
マツダで最もエンスーに見えるモデル
何気なくカーセンサーを見ていたら目に飛び込んできた。まぎれもないマツダ顔、漆黒のブラックジェットマイカに身を包んだ「2014年製デミオ13S・1.6万キロ走行・108万円」。角度が良かったのかやたらカッコいい。発売当初に点検の待ち時間で興味本位で乗りましたけど、その時の試乗車はトヨタかダイハツを連想させるピンクでした。サイトで見てみるとピンクはすでに廃止されているんですねー。確かに軽自動車みたいな色なので、「安っぽく見られたくない」デミオの方針には合わない。それにしてもブラックジェットマイカのデミオはかっこいい。
デミオについて考えたことある!?
いよいよ現行デミオも3年落ちのワンオーナー中古車が続々と出てきました。「塗装」のマツダで最多の10色(他に特別仕様車用のセラミックメタリックもある)を誇るデミオですが、実際に街で見かけるは、ソウルレッド、ダイナミックブルー、マシーングレーの3色が圧倒的に多い気がします。マツダが他社との差別化を図ったであろうディープクリスタルブルーやディープクリムゾンは、マツダを選ぶちょっと奇抜なセンスの持ち主に合ってそうですけど滅多に見かけないです。どちらも光岡HIMIKO(ロードスターの改造車)なんかに合いそうな渋い色だ・・・。
マツダのデミオ推しには訳がある
マツダの公式HPを見てもデミオにはかなり力が入っていて、デミオの良さがよく伝わってきます。まるでヴィヴィアンウエストウッドやキャサリンハムネットなど奇抜さを売りにしたアパレルブランドのコレクションページのような独特なテイスト。服のように身にまとう感覚に一番近いのはデミオですね。黒地に白抜き文字のサイトはタブーとされているらしいですが、マツダのHP全体がデミオの世界観のためににアジャストされた感じになっています。黒地だとボデーがこぢんまり見えるので、フラッグシップのアテンザ、CX8の魅力は少々伝わりづらい気もします。藤原常務も先代デミオのダンピング戦略を相当に後悔していたようですが、デミオのイメージ改善にやや強迫観念があるようです。
世界チャンピオンだー
日本メーカーであることを「強調」するマツダとしては、Bセグは大事なジャンル。Bセグ(を含む小型車)においては世界のメーカーは、日本車のスペース設計をそのまま失敬してクルマを作っています。トヨタ、ダイハツ、スズキ、日産、ホンダ、三菱、マツダが長くしのぎを削った結果、Bセグにおいて日本車は世界のお手本になった。ゆえにマツダは原点回帰の意味を込めて、日本車代表のデミオとして「特別」なクルマに仕立てることを狙ってる。なんといってもマツダ初のWCOTY受賞は先代デミオ。カーメディアがどんな失礼なジャッジをしようとも、デミオは世界チャンピオン格であり、フィット、MINI、ポロ、スイフトの挑戦を受け止める立場です。世界王者にふさわしい現行デミオであることを宿命づけられた存在。
ポロ派?デミオ派?あなたはどっちだ!?
2014年の発売時には、いくら「積んだ」のかわかりませんが、あのカリスマライター・福野礼一郎氏に「ポロは軽く超えてる、新型MINIにも勝ってる」とまで書かせることに成功します。そしてあくまで提灯記事に見えないように、13Sはパワーが無さすぎる!!箱根の試乗会の意味がわからん!!との苦言も付け加えてうまく帳尻合わせをしています。カーメディアにはBセグ王者はポロだと言い張る大多数のボンクラ(沢村慎太朗を含む)と、デミオが上だと語るのは一匹狼の福野さんのみ。個人的な感想では、DJデミオのシャシーは、先代ポロには余裕で勝っていると思う。ゴルフと勝負してもいいくらい(ゴルフ買うくらいならデミオでいい)。
新連載漫画で盛り上がるDJデミオ
さらに話題沸騰の新しい自動車漫画「首都高SPL」では、主役格のクルマとして、964、34R、35Rとデミオ15MBの4台が登場します。ジューク1.6T、ノートNISMO・S、マーチNISMO・Sを押しのけて主人公の愛車に選ばれるなんて、マツダは一体どんな方法を使ったんだろうか!? ちょっと信じられないかもしれないですが、15MBが964と首都高でバトルする設定なんです。そして対戦相手に「バカっ早いデミオ!!」と言わせる。せめてそこはロードスターじゃないか?という気がしますが、確かにデミオ15MBの抜擢はインパクトがある。ついついなんらかの忖度があったのでは!?と勘ぐってしまいますが。
デミオ高性能化の道筋は!?
デミオによるBセグ制覇・・・と言っても国内販売台数で上回るのではなく、ライトウエイトを愛する人々から「走り」に関してはBセグの頂点だと評価されることです。2018年はちょっと気になるモデルが日本にやってくるらしく、マツダとデミオにとって状況は刻々と変化しつつあります。とりあえずカーメディアは昨年後半にブラッシュアップされたルーテシアRSが高評価を得ています。200psの1.6ターボなのでデミオとはちょっと世界観が違う!? さらにスイスポも各方面から大絶賛。2018年にはさらにポロGTI、ヴィッツGRMNが登場。2.0ターボや1.8スーパーチャージャーを搭載するモデルが出てきてBセグの格が上がるし、軽自動車との差別化もはっきりしていいことだと思いますが、ここまでハイチューンだと、Bセグじゃなくてエクストリーム系の乗り物じゃ・・・。
DJデミオの衝突安全はBセグ最強レベル
いよいよ日本でも販売が始まったVWポロ。2017年のユーロNCAPでは、アクセラ並みの『96%』というスコアを出していて、先代とは比べものにならないくらいに安全志向が高まっていることをアピール。もし自身があるならJNCAPを受けてみてほしいです。先代ポロのスコアは軽自動車にすら負ける水準だったですけど、カーメディアは繰り返しVWは「安全性が違う」と意味不明なゴリ押しを展開してました。新型ポロはシャシーがMQBに変わって大きな進化を遂げたのは確かでしょうけども、実際にユーロNCAPでは『96%』を叩き出している現行ゴルフのJNCAPスコアは176.7点程度。デミオ13Sは185.7点(Bセグの頂点)なので、とりあえず新型ポロに遅れをとることはなさそう。
デミオに新しいエンジンを!!
エンジンのバリエーションが、デミオの悩みどころですねー。他の有力ライバルのMINIにはBMWのお下がりになる1.5L直3ターボ、2.0L直4ターボが用意されています。マツダもデミオベースで作られているCX3に2.0L級のユニットを搭載しているので、技術的には可能でしょうし、すでにマツダ内部で企画が立ち上がっているかもしれません。スカイアクティブG2.0は、来年にもスカイアクティブXが上位互換として登場する予定らしいので、特にターボ化してVWとトヨタGRがせめぎ合う『レッドオーシャン』に乗り出していく必要はないのかなー。スポーツカーメーカーの意地を見せてもらいたい気もするけど・・・。
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− Mazda France (@MazdaFrance) 2017年11月17日
↓DJデミオがポロ、MINIを超えたと仰ってます・・・
↓デミオ15MBが主人公のマシンになってる!!バトルしてる!!
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それをデミオに載せて足回りとボディ合成を強化すれば、面白い車になるんじゃないかと。