2018年01月30日

MAZDAはアルファードとSクラスを潰せ!!


世界がMAZDAに求めるサイズとは!?


  CX8が発売されて、なんだかアテンザが小さく見えるこの頃です。アテンザはやっぱり大きすぎない方がいい。車高を1390mm程度まで下げて、全長は4780mmくらいがベストなんじゃないかと。そしてそろそろマツダも、デミオ、アクセラ、アテンザの3段階には「無理がある」ことに気がつきつつあるといいな。マツダの最良のお手本として注目していることは明らかなホンダと同じラインナップで、シビック、アコード、レジェンドくらいの車格の配置で、アクセラ、アテンザ、新型フラッグシップセダンを作る算段になっているかもしれません。


MAZDAなら「日本のメルセデス」になれる!?


  「マツダがフルサイズセダンを作っても誰も買わない」と言われるかもしれません。年産100万台を超えるクラスのブランドでは、メルセデス、レクサスの2つくらいしかまともには売れないです。BMW、ホンダ、日産でもうまく行かないのに、MAZDAが参入するのは無謀過ぎる。しかしメルセデス、レクサスの勝ち組と、BMW、ホンダ、日産の負け組(あくまでフルサイズセダンの話)を何が分けているのか!?を考えると、案外にMAZDAが本気で参入すれば勝ち目があるんじゃないか!?という気がしないでもないです。あくまで主観ですが、MAZDAの歴代の高級モデルデザインには、研ぎ澄まされた『品格』が見受けられるからです。


世界一のクルマを作るメーカー


  関係者には失礼な話ですが、MAZDA&勝ち組と負け組とを分ける大きな違いは、ラグジュアリーという基準において世界の頂点を見据えたモデルをかつて作っていたか!?だと思います。メルセデスSクラスと、初代レクサスLS(トヨタ・セルシオ)に匹敵する豪華モデルとして、ルーチェ・レガートやユーノスコスモが販売されました。あまりに浮世離れしていて広く流通することはなかったですけども、MAZDAというメーカーは業界の慣習に囚われないデザインが魅力でした。バブル後の業績悪化でフォードが管理する時代がしばらく続き、その大胆さは長らく封じられていましたが、独立系メーカーとして歩み始めてから、しばらくのリハビリ期間を経て、いよいよ先日の東京MSでは完全に「世界の頂点」を射程に入れたコンセプトカーを出して来ました。


すでにMAZDAデザイナーの脳裏にはイメージはある


  何を作っても心無いオッサンたちは「輸入ブランドのパクリ」だとディスってくる。もういっそのこと雑魚は相手にしないで超絶デザインをやっちまえばいい。あまりにも眩しすぎてドイツ車好きの小物の視界には入らないデザインにしてしまえ!!っていうマツダデザイナーの自棄っぱちな感情が、荒々しいほどに表現されたスゲー・・・デザインになってしまったようです。同じフロアに並んだレクサスLSもBMW8シリーズが、まるでガキのお絵かきにしか見えないくらいにマツダの2台は凄かった。中国メーカーに絶対に真似させない!!という将来的な意思もあったでしょうけども、これは凄すぎる。メルセデスもレクサスもSクラスやLSのデザインをMAZDAに委託した方がいいんじゃない!?





MAZDAが輝くのはいつも「頂点」を狙うとき


  希望的憶測などではなくて、これまでの実績から客観的に判断しても100万台越えのブランドで、ベントレーやマセラティに匹敵するラグジュアリーなセダンやクーペが作れるのは、メルセデス、レクサス、MAZDAだけだと思うのです。他に100万台をクリアしているメーカーといえば、GM(シボレー)、フォード、VW、ルノー、日産、クライスラー、フィアット、プジョー、シトロエン、ホンダ、スズキ、BMW、ヒュンダイ、キア、スバル、三菱、ダイハツといった面々ですが、まあどのブランドもあまり高級車においては「変革」を感じないです。メルセデスを倒そうとBMWなどは考えているはずですが、結局は無難なSUVで勝負しようとしている。


ポーズではなく本気になれるメーカー


  どのメーカーも「過当競争」は避けたいようで、販売台数の急激な成長は最初から意図していない様子。各市場で分け合っているシェアを守りつつも、リスクを避けてグループ共通の設計を使い回して新型モデルを作成し、既存の市場に投入して数%のシェア拡大をねじ込む。そんな『省エネ戦略』ばかりが目立ちます。その中で割と攻勢が目立つのが、やはりメルセデスとレクサス(トヨタ)。この両者が本気でラグジュアリーなモデルを作れば、どの市場も勝手に応えてくれるはず!!そんな自信に満ち溢れている様子。それに対して、ジャガー&ランドローバー、アルファロメオ、ボルボなどは新型モデルを投入こそすれど、販売面ではまるで自信がないようで、まだまだ500万台超えで世界3位の日本市場に対しても、とにかく供給体制が甘い・・・売る気あるの?


メルセデスとレクサス(トヨタ)のコアを破壊せよ!!


  メルセデスとレクサス(トヨタ)に『殴りかかる』ブランドだけがこれからのプレミアム市場で生き残る資格がある!?簡単に当たって砕けてしまってはダメですけども、やはり圧倒的に強いジャンルを持つこの2強の大本命の「本丸」を撃ち抜いてこそ「本物」の自動車メーカーと呼ばれるべき。昨年から販売好調が伝えられる7シリーズや新型パナメーラは、王者Sクラス相手に善戦しています。さあMAZDAもここに本気をぶつける時が来たのでは!?


「絶対無理!!」をひっくり返すからMAZDAは面白い


  昨年末に発売されて大反響なCX8も、アルファードの牙城を切り崩す可能性が出て来ました。ここに勝負を仕掛ける勇気が素晴らしい。200万円台で収まる『3列のCX5』くらいに逃げずに、正々堂々と400万円台のガチンコを挑む!!この勝負の帰趨によっては、国内市場が予想外に再編されると思うのです。トヨタとMAZDAの頂上決戦が苛烈を極めて、ラグジュアリー3列の市場が拡大するようなことがあれば、エルグランドやオデッセイにも火が付くのでは!?プジョー5008はほぼ同じ価格帯なのに蚊帳の外・・・。これも時代の流れですね。


エンジンさえあれば・・・


  MAZDAにはせっかく世界を驚かすことに成功した「ビジョン・クーペコンセプト」を早く実車化した方がいい。SクラスとLSを完全に撃ち抜くためにMAZDAが本気を出しました!!となれば、日本でも欧州でもアメリカでも中国でも買ってくれるんじゃないかな!?・・・あ、大事なことを忘れていたが、MAZDAには高級車用のユニットが無い。SPCCIの6気筒ユニットとか極秘に開発していればいいのだけど。MAZDAが特許を取得したと報じられている「トリプルチャージャー」を使って480psくらいのユニットに仕上げるのかな!?まあメルセデスもレクサスもユニットはロクでも無いから、マツダが本気で開発すれば軽く圧勝できるはず。そういえばメルセデスを真似てMAZDAも直6化するという報道もあったっけ・・・。







↓2台の超絶コンセプトカーのデザイナー登場!!予想通りちょっとイってる・・・。

posted by cardrivegogo at 01:12| Comment(0) | マツダの戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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