コメントのマナーは守ろうね
正月早々に、いや正確には年末だけども、なんとも面倒くさいコメントを頂戴した。せっかくコメントを書いてくれるのだから、と少しは思うのだけど、マナーがなっていない輩には少々失礼なお返事をしてしまいます。どうやらコメントを来れた人はマツダに対して怒り心頭のようでしたが、それについてカマってくれって言われてもさ・・・。俺マツダの社員じゃないですけどー。一番ムカついたのは、他人のブログのコメント欄でステレオタイプなマツダ批判を展開・・・おいおい勘弁してくれよ。一応丁寧にマツダのカスタマーセンターにメールで問い合わせたらどうですか!?って伝えたんだけどなー。まあこれも生意気なブログを書いてる愚か者の宿命なんだろうけど・・・。
新年早々に出て来た「イケメン・コンビ」に笑撃。
トヨタとのEV新会社は「マツダ流」 藤原専務に聞く(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース https://t.co/Ojtp0EGFSM @YahooNewsTopics
− CARDRIVEGOGO (@cardrive55) 2018年1月6日
トヨタとマツダが発表したEVの合弁ですが、もうすでに動き始めているのだそうで、「ボクスターとZ4はスポーツカーとしての価値は何もない!!」と某書籍で断言したマツダの藤原常務が、その新会社において製品開発の責任者を務めているらしい。ははは!!大丈夫か!? すでに公開された新型Z4のプロトタイプも、専用設計なはずなのに、重苦しい相変わらずの改造3シリーズといった風情で、20世紀の遺物から何も進化してないようですが、この新型Z4にはトヨタも参画していて、今後スープラとなって発売されるらしいです(計画は白紙になった!?)。
そんなトヨタと藤原さんが一緒にクルマを開発していいものか!?果たして仲良く仕事ができているのだろうか!?調子に乗りやすい人みたいだから、「現行プリウスはアクセラHVのブレーキをパクって進化した!!」とかKY発言をして不穏な空気とか醸してないですか!?
EVはマツダのために用意された舞台!?
小沢コージさんによる藤原常務インタビューですが、今の日本のカーメディアが手をこまねいている『EVへの本音』に関して非常に重要な示唆がありました。簡単に要約すると『マツダこそがEVをメジャーにするのに最も適したメーカーだ!!』。そんな自信満々の姿勢が藤原さんの発言から湧いてますけども、読んでみると確かに納得!!マツダこそEVを作るべきかも!! しかしもうすでにマツダ的な規模のジャガーやボルボはとっくに動いているんですけどねー。同じ旧フォード陣営というところからスタートしているのに、ちょっとばかり差をつけられてないですか!?
ジャガーもボルボも臆するところなく、高級車市場に独自の手法で切り込んでいます。まさかメルセデスAMGの牙城であるハイスペックなスポーツGTの世界市場に、ジャガーFタイプが強烈な楔を打ち込んでいくことになるとは!! そしてOECD諸国の標準ミドル車としての地位を確立している3シリーズを、独自の主張で徹底的にスポーティにすることで相克を果たしたジャガーXEはトップギアから「21世紀において最も重要なモデル」とまで言われていました。
マツダも超絶EVスポーツでも作るのか!?
さらに2019年上旬にはピュアEVの『i-PACE』の発売も予告しています(日本にも同時投入するとのこと)。リーフのジャガー版なんていう生易しいものではなくて、「EV=趣味のクルマ」という「藤原フォーミュラ」をしっかりと守って、スペックは400ps!!0-100km/hは4秒らしい(三菱のeエボ計画をも完全に先取りしてる!?)。ボルボもEVブランド『ポールスター』を設立して早くも600psの1stモデルを公開しています(マツダシャシーを使っているとのこと)。
藤原さんによると、EVマーケットはすぐには増えないから、趣味のクルマから始めるのがちょうどいいので、それならマツダの『コモンアーキテクチャー』が生きるってことらしいのですが、世界はそんなことはとっくに承知な上で、売れるかどうかもわからない高性能EVを臆することなく単独で開発しています。トヨタという「保険」に甘んじたような温室の中にいると、だいたい意味不明な歴史的失敗作を作ってしまうのがマツダじゃないかと。世界最高のクルマを作って、それでダメだったら諦めがつくだろう!!と腹をくくって作ったという逸話が残るGGアテンザは世界で大ヒットしましたけども、そんな崖っぷちにいる様子でもないです。もし相当な危機感があるならば小沢コージさんと茶番インタビューなんてやっている余裕はないはずですが・・・。
マツダの本気は英国のあのメディアに届いた!!
年末に発売になったトップギアジャパンの巻頭コーナーにマツダの記事が載りました。その前の号では「(BMWの)新型M5はダークサイドに堕ちた」とまで断罪されていた最重要な巻頭コーナーには、エンスーなクルマがほとんどない日本メーカー車は滅多に登場しません。NSX、シビックtypeR、GT-Rくらいしか日本車の登場が許されないエリアに、トヨタの新型センチュリーとともに、マツダのコンセプトモデルが取り上げられておりまして・・・どれだけ冷酷な皮肉が!?と思いきやほぼ賞賛。
日本メーカーへの差別意識を一切隠そうともしないイギリスのカーメディアですが、さすがにあの完成度を見せつけられたら英国人も立場を忘れてリビドーがほとばしったようで、一点の曇りも感じられない全面肯定のレビューでした。絶対に欧州メーカーには真似できないだろ!!といういやらしいまでのマツダの自信がみなぎる「ビジョンクーペコンセプト」ですが、このコンセプトが登場した背景には中国市場で現地メーカーとの差別化を強烈に意識したマツダの危機感があると思われます(お遊びではないはず!!)。例えばカリスマ・デザイナーW氏が退職して随分経過する某神奈川メーカーの『エク○トレ○ル』や『リー○』くらいのクオリティのエクステリアならば、もはや中国メーカーとの差別化は困難です・・・(やる気あるの!?)。
これこそがアーキテクチャーなんだなー
2代目CX5の病的なまでの鏡面加工も、マツダ開発陣の意識が非常に高いことを示していますし、発売と同じ年の東京MSでさらに磨きをかけたエクステリアを持つコンセプトを2台も登場させて来るあたりに、藤原さんが言うように10年先まで見通している采配の様子が伺えます。余談ですが、イギリスのカーメディアにおいては、しばしば日本車の性能はあらゆる面で申し分ないけども、1台のクルマを仕上げる情熱は、せいぜいVW程度でしかない!!みたいなあしらい方をされます。それに対して日本のカーメディアでは、日本車は技術的に欧州に負けていると全く別の主張を盛んに行います。書いている本人たちは英国と同じグローバルな論調だと思っておられるようですが、読み比べると両者は根本的に違うってことがわかります。
二代目CX5を「(中国メーカーとの戦いにおける)日本のクルマ作りの維持だ!!」という、ごくごく正当な評価がどの日本のカーメディアにも見られなかったですし、日本COTYにおいても、そんな「単純明快な生存戦略」すらもまともに評価できなかった(CX5に点数入れなかった輩は審査員を辞退した方がいいんじゃない!?)。もう何度もイジっているけどニューモデルマガジンXの覆面座談会企画では星2つという近年稀にみる最低評価をCX5に与えていました。まあ還暦くらいのオッサンライターには全く評価されなかったけども、あの東京MSの2台のコンセプトカーは、藤原さんの「コモンアーキテクチャーが活躍できる時代がきっと来る!!」とく言葉に重みを与えました。たとえ隣国の自動車産業が急拡大しても、マツダはフェラーリのように生き残る・・・。日本の他のメーカーが跡形もなく消えてしまっても広島だけはクルマを作り続ける!?
そのためにはニューモデルマガジンXにどんな評価をされるかなんて関係ない!!英トップギアに認められるプロダクトとしてその価値を世界に示し続ければいい。メルセデスやBMWでさえ勝ち得ていない高みにがむしゃらにマツダが登っていくことで、思考停止している他の日本メーカーにもマツダの意図が伝わるでしょう。事実、優秀過ぎるトヨタの経営陣は、すでにマツダの目指すところに自動車先進国の運命があると感づいたわけですねー・・・いや小沢コージさん素晴らしいレビューでございました!!合掌。
↓自動車業界もポストキャピタリズムの時代が来てると感じるこの頃です・・・
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相手もテンプレでおあいこかなと?
マツダネタ掘りブログとして贔屓にしてますが、
煤ネタは正にお相手が紹介してた2ブログ位なんですよね。煤減少テクニック(ネタ)など探してきてくれたらもっと応援します(^ω^)
GDIなかったらドイツ車や中国車はどーすればいいんだー!?
とか思うじゃないですか。もう最初からダメでしたね。
外部経済性とか言葉の意味が通じてないし。
オイル交換3000km毎ってアドバイスしてるのに、
英語の記事貼ってきて、そこに「マツダは2000kmまたは1200マイル毎のオイル交換を呼びかけている」って書いてあるんですけど、
都合が悪いからスルーしてるし。
もうこれは「文化の違い」を教えてあげる以外にないじゃないですか。
10歳くらい年上みたいですけどカンケーねーし。
ディーラーで洗浄系オイルを勧められませんか!?
俺も直噴ガソリンですけど、
言われるままに9000円のオイルを年に4回入れてますよ。
メンテパックも毎回オイルのグレード上げてます。
マツダエンジンはコンディションをキープしないとつまらないと思います。
メンテパックのオイル交換だけだと不調になるって。
それすらもわからない自称整備士とか出てくんなよ・・・って感じです。