2017年12月07日

CX8は正義だけど、ファンが育つまで粘れるのかな!?





ファミリーカーはイクメンカーになった

  ご近所で見かけるファミリーカーがだいぶ様変わりしています。元々クルマはカーキチの為ではなく、ファミリーの為のもの。ヘンリー=フォードとアドルフ=ヒトラーの時代からそう決まっています。最良のファミリーカーを作るメーカーこそが最も尊敬されるべきメーカー。『日本車はファミリーカーばっかりでつまらねー』とかわかったようなことを言っているオッサンなんてそこいら中にいますけども、911もGT-Rもファミリーカーにルーツがあるから長い歴史を刻んでいるってことがわかってない。

  さて最近のファミリーカーですが、カーメディアで囁やかれてているほどに『ミニバンからSUVへ』のシフトは進んでいないような気がします。200万円代前半からの設定でややお買い得感がある日産エクストレイルやスバルXVなどを見ていると、ほぼ引退世代のオッサン&奥様の「二人用」のクルマとして使われていることが多い気がします。子供が乗っているケースをあまり見かけないですね。プラドなどを買う趣味の人がダウンサイジングして選んでいる印象があります。

  日本で最もファミリーカーSUVとして成功しているのは、大ヒットしたハスラーやヴェゼルを押しのけて『マツダCX5』だと思います。ハスラーやヴェゼルもやはり引退世代の利用が多いですし、どう考えてもファミリーカーにするにはやや手狭です。そもそもミニバンよりもスペース効率が格段に悪くなるSUVが次世代のファミリーカーになる!!ってのは、自動車メーカーが垂れ流す情報戦略じゃないのー!?・・・と街中の利用状況を見ている限りでは思わざるを得ない。

  そんな中でマツダだけが本気でSUVをファミリーカーにしようとしている!?そもそもファミリーカーって何!?日本人ってのは家族の繋がりを大事にしますから、5人以上がゆったり乗れる。できれば7、8人乗れるクルマが必要で、3列のミニバンが売れてきました。近頃では『子供&かっこいいファミリーカー』といった子供(&奥様)がテーマになった『イクメンカー』ともいうべき流れがきているように思います。そのど真ん中にうまく飛び込んだのがCX5だったのかなー!?


マツダが存在感を発揮するマーケット

  ガソリン&ディーゼルで柔軟な価格設定を見せた初代CX5は、現役世代のお父さん達の需要をうまく取り込んだと思います。多人数乗車で登坂する際のガソリン自然吸気のダルさが嫌だった人にとって、ディーゼルは見事なソリューションですし、安い軽油で思う存分に走っても20km/L近くの燃費ですから、土日が空いていれば遠くまで行ってみよう!!という気になります。『重いクルマを低燃費で走らせる』というディーゼルの優位は、トラックのエンジンを考えれば余計なことを考える必要もないでしょう。トヨタのTHSもダイナ/トヨエースでトラック市場に入ってきていますが、あくまでディーゼルハイブリッドです。

  アクセラやアテンザが思いの外に売れないです。しかしロードスター/アバルト124とCX5は安定の人気。マツダの人見さんが他のメーカーの顰蹙を買ってでも主張する「ライトサイジング」という議論を突き詰めると、どうやらマツダの掲げる理想は、アクセラやアテンザには着地しておらず、最終的には『一人で乗るならロードスター、家族で乗るならCX5』という結論になってます。結局はスカイアクティブ登場以前から『常識』とされてきたガソリンとディーゼルの究極の分岐点は変わっていないわけです。そして一人乗りでかつ極限までエコ運転ができるアクアみたいなクルマは、残念ながら現行のマツダには無いので、トヨタと共同でEV作ります!!という話なのだと思います。

  ちなみに近所には、リーフユーザーもたくさんいますし、BMWi3ユーザーもいます。『EVシフトなんて嘘っぱちだ!!』と言う人もいますけども、新型リーフは公称の航続距離400kmですから、実際には1回の充電で250km以上は軽く連続運用できるはす。平均時速が20km/h程度の都市部であれば、配送業、タクシーで10時間は軽く営業できますから、集中運用が進めば確かに大きなマーケットになります。12時間程度のレンタカー運用なら余裕でこなせる。マツダが北米投入用に開発したデミオEVというコンセプトは、商用を視野に入れれば市場はたくさんあると思われます。

マツダは間違っていないようだけど、生き残れるかは不明・・・

  マツダを取り巻く環境について思うところを書いて見ましたが、まとめると・・・現状のマツダは『ロードスター』と『CX5』というエッジなニーズにおいて顕著な結果を残していて存在感を発揮しているが、それ以外の既存市場においては苦戦している。エッジなニーズは今後の発信次第では、さらなる大きなマーケットになる可能性もある。『ロードスター』はGT-RやWRXと同じように、サーキットのニーズとプライベートカーのニーズを分ける必要がありそうだが、RFがやや買いにくい印象かも(価格とエンジン)。RFはEVになればいい!?

  なんとしてでも『CX8』に市民権を与えたいところです。このクルマは珍しい日本市場向け。できればレヴォーグのような成功が望ましいけども、マツダファンが元々期待していたモデルとはちょっと違うから、レヴォーグやシビックのような展開にはならないでしょう。2〜3年の間にこのクルマがファミリーカーのベストバイであることを知らしめることができるか!?その前にマツダが諦めて辞めてしまったら残念ですが・・・。



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ラベル:マツダCX8
posted by cardrivegogo at 18:01| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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