2017年11月29日

マツダは技術屋の頂点を走り続けられるのか!?

マツダ車がなかなかハイテク過ぎる。

マツダのAWD技術がベストカーで絶賛されてます。技術の概要は、電子制御によるオンデマンド・トルクスプリット。機械式のカップリングではなくて、とにかくバイワイヤによるスプリッター制御なんですね。バブル時代に目一杯頑張り過ぎて、その後に地獄を見たと言われるマツダですが、頑張った成果が今になって発揮されています。三菱や日産がレース活動を通じて市販車で実用化していた『電子制御デフ(Eデフ)』に匹敵するものをマツダが持っていても当然なのかも。

2000年ごろに中国のWTO加盟して、バブル崩壊以来の輸出拡大路線を打ち出した日本の輸出産業は、いち早く中国市場の物価水準に、コスト感覚を合わせるという作業に着手しました。現地生産を活発に行い、系列外の海外サプライヤー製の部品も多く採用されました。そんな中で、日本メーカーがバブル期に膨大な開発費用をかけて作り上げた技術の中で、市販車にはとても採用できないコスト水準のものが次々とお蔵入りしました。

「中国由来のデフレ」と説明されてきた物価下落傾向を、そのまま受け止めてきた日本ですが、アベノミクス前夜くらいの経済分析によると、中国との貿易を拡大している先進国でデフレに陥った国は、日本以外にあまりないことが判明します。日銀の金融政策が完全に後手に回っていたことで景気回復が遅れたばかりか、低金利政策が実施されないことがデフレの原因とされています(CIA陰謀説まで登場)。

おそらく自動車メーカーの幹部も「中国由来デフレ説」を2000年代の途中くらいまでは信じていたと思います。あれだけ技術に走っていた日産や三菱が、いち早くコンパクトカーの生産工場をタイに移管し日本市場に導入しましたが、そうすることが業界全体のセオリーでした。一説によるとコンサル気取りの『文系大卒バカ』が、未熟な経済指標を鵜呑みにした結果だという指摘もあります。ただし日本メーカーに限らず、VW、PSA、欧州フォードなどヨーロッパの大手もあいついで『3Kユーロ車』を導入しました。これは中国のコスト感覚に合わせて、約30万円に原価を抑えたクルマです。欧州では6000ユーロ程度で売られています。フォード・エコスポーツ、VWアップなど。

中国の急成長でマツダの命運は変わった!?

かつては日本と10倍以上の賃金格差があった中国ですが、もうすでに3倍以内にまで縮まったと言われています。ここまで縮まってくると、日本と同じ物価水準の自動車が、間違いなく日本よりもたくさん売れる市場となっていて、400~500万円のクルマが飛ぶように売れます。そうなってくるとコストが合わないとしてお蔵入りになっていた技術に再び脚光が当たります。これらを市販車に盛り込んでも、十分に採算が取れるコスト水準のクルマが中国で売れるようなるまで15年あまりしかかかっていません。そして今では各メーカーから「バイワイヤ」「Eデフ」「4WS」といった技術を盛り込んだ新型車が次々と発表されていますが、これは日本メーカーにはかなりの追い風かも。

冒頭のベストカー国沢氏のマツダAWD絶賛は意外でしたけども、やはりまだまだカーメディアは日本メーカーの技術をまともに評価することができないことが多いです。日産のステアバイワイヤにしても、「欧州車的でない技術は語るに値しない」とでも言いたげなほど冷淡な姿勢のライターが多かったです。そういう奴に限って、欧州ブランドの3kユーロ車に乗って、「このシングルクラッチは欧州車らしくていい!!」とか書いてるんですよ。フィアットのAMTは日本のいすゞが作ったAMTのライセンスが切れるのを待って、そのままコピーして市販化しているのを知ってか知らずか。まあカーメディアなんてご都合主義のクソジジイの集まりですから・・・。

日産&三菱を相手にどこまで競り合うことができるのか!?

『Eデフ』で有名な日産と三菱はご存知の通り経営統合されています。これからはプジョー=シトロエンのように二人三脚でいいクルマを作るのでしょうけど、PSAと違うのは日産も三菱も技術力なら世界で1、2のポジションにあること。日産の周辺にあるルノーからは『4WS』を備えたメガーヌが発売されたり、メルセデスを通じて提携関係にあるアストンマーティンからも『Eデフ』を備えたヴァンテージが発表されました。なにやら動き出してますねー。メルセデスからも間も無く『Eターボ』による『過給遅れ回避システム』が用意された直6エンジンが登場します。これだけの『コングロマリット』ならば、ランエボなんかもすぐに復活できるんじゃないの!?

日産&三菱なんてもはや敵ではない!?とマツダは考えているかもしれませんが、三菱電機&日立が背後についている『EVコングロマリット』は、バイワイヤによるセンサー技術が複雑になればなるほど、制御能力でマツダを圧倒することでしょう。なにせ相手は電車も飛行機も作ってしまう企業体ですから。


マツダにも相棒を求む。

マツダにもどこかにいい相棒がいないかな。ボルボとかアルファロメオとか似たようなブランドはありますけども、マツダにとっては旨味が少ないかも。マツダが作りたいクルマを前提に、それを作り上げるのに有利な技術を持っているブランドはどこか!?FRの大型サルーンをつくるならば、クライスラーかダッジ。V6、V8、V10とバリエーション豊かなマルチシリンダーユニットを作っていて、最近になって看板モデルのバイパーの生産が終了したばかり。マツダのRX-VISIONと共同開発のバイパー後継モデルを作って、コルベットを追撃!!・・・なんて展開になったら面白そうだけども。

マツダが北米市場でもっと根を張るためにもいいと思いますけどね。すでにFCAとはロードスターのOEMで関係が築けていますし、バイパーだけでなくて、ジープともコラボしたらいいんじゃないですか!?フィアット500Xベースの新型コンパスや、ジュリエッタベースのジープチェロキーがありますが、マツダと組んだ方がよくない!?CX3ベースのコンパスと、CX5ベースのチェロキー&ラングラー。福野礼一郎さんだったらどう評価するんだろうか!?

FCAと同じように、スポーツカー&SUVで影響力をもつジャガー・ランドローバーとの提携も良さそうです。しかしジャガー=ランドローバーは近年特にですが、どのモデルも完成度が高く、マツダのエンジニアリングが割って入れる余地は少なそうです。グローバルの販売台数でもマツダの半分程度にとどまっていますし、マツダと同じで主要市場にイマイチ明確な居場所が見えない現状では、10年後の存続も怪しいメーカーといったところでしょうか!?そんなジャガー=ランドローバーとマツダが建設的なパートナーシップを結び、不安定な経営状況から抜け出すために「いいクルマ」を作る可能性も大いにあるわけですが・・・。







最新投稿まとめブログ




【GTNET】【中古車】【頭金10,000円/支払い総額488,000円】[年式] 平成17年式 アテンザスポーツ/23Z 純正18AW ハーフレザー 走行距離:53,400Km カラー:レッド系

(中古車)頭金10,000円 支払総額2,577,100円 H27年式 CX−5 XD Lパッケージ 走行距離 49951km カラー ソウルレッドプレミアムメタリック 車検 平成30年4月 (618) フルセグ・DVD再生・レーダークルーズ 後方支援・車線逸脱警報・バックカメラ・障害物センサ―・禁煙車
posted by cardrivegogo at 02:01| Comment(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]