2016年06月06日

マツダ批判が執拗な某ライター・・・ケツ持ちは何者だ!?

  久々にマツダを唾棄のような態度で嫌ってくる評論家が現れましたよ〜。あ?別に福野礼一郎さんではないです。この人も最近では相当にマツダを嫌ってそうですので別の機会に、ぜひ近年のマツダ関連のレビュー&評論をザックリとまとめてみたいとは思っていますが・・・。最近の福野さんの文章からはマツダが「生理的に嫌い」っていう空気を薄々感じますね、ちょっと気になります・・・。

さて「マツダは宗教」と某雑誌で吐き捨てていたのが、斉藤慎輔さんという「辛口ライター」です。一体何が気に入らないのでしょうか?それにしても「宗教」とまで言われるとは・・・そもそもプロの評論家の仕事って「VW」の布教じゃないんですか? ・・・あれ!?もしかしてスズキだけじゃなくてマツダにもネガティブキャンペーンの刃が向けられてるか!?

  ご存知ない方に補足しておくと、半年くらい前に、VWが評論家にスズキのネガティブキャンペーンを依頼していることを、ツイートした輩(プロライター)が居まして・・・とっても大問題になりました。けれども3年くらい前に発売された「enTAXY」という文芸誌において、何を思ったか森慶太さん(一応プロライター)が、権謀術数の渦巻く業界の仕事事情を裏表なく暴露してましたから、いまさら騒ぐことじゃねーだろ・・・。VWのドイツ人が悪いんじゃなくてインポーターの依頼を受けた日本の広告代理店がクズなんだってさ!!!

  マツダの場合はネガティブキャンペーンの標的にもなっているでしょうけども、それ以上に心配なのが・・・ライターによるつまらない「私怨」。「とにかくアイツらチョームカつく!」という話は、マツダの試乗会行ってきました!といういろいろなライターの文章から漏れ聞こえてきます。どうやらどんなに実績のあるライターに対しても、開発陣の横柄な態度がメチャクチャすごいらしいですね。質問にもまともに応えずに上から「仰る意味がいまいちわかりません」とか平気で言うらしいです。もちろんマツダの開発陣の側にも昔年の恨み辛みがありますから、もはやどちらもジジイ同士が引退するしか邂逅→好循環の流れはなさそうです。

  さて先ほどの某雑誌とは、ニューモデルマガジンXのことなんですが、今年の6月号から松下宏さんの後釜に収まったのが斉藤さんです。初回の登場では西川淳氏、高平高輝氏の2名と意志の疎通があまりとれないままに終了してましたが、松下→斉藤のチェンジでこの「喜怒哀楽」というコーナーの雰囲気がガラリと変わりましたね。これまでは、クルマの欠点や長所はユーザー次第だよ〜・・・みたいなユルーいスタンスだったのが、ヘンに子どもっぽくなって「コレは許せない!!!」みたいな極論が増えている気が・・・。

  いい歳したオッサンがムキになるなよ!!!みっともねーな・・・・。「辛口評論家」と言われている人、あるいは自称の人などなどいますが、「辛口」自体は自分の仕事への責任感の現れだと思うので、それは結構なことだと思います。読んで面白い「甘口評論家」もいないことはないんですけども、下野康さん、西川淳さん、渡辺敏史さんといった面々は、「クルマ評論家」というよりも「カーライフ評論」という別のスタイルが主体だったりします。クルマの専門誌だけでなく、今をときめく「文春」など一般誌でも書いてたりします。

  それに対して、何ら芸もなく、人生経験もない!?とりあえずクルマに乗って愚直にモノ申したいという「クルマ馬鹿」なタイプは、「辛口」でないともはや成立しないですね。これが「甘口」になっちゃうと・・・河口まなぶ氏、石井昌道氏など、内容が面白いというよりは、「ショーン=”コネ”リー」で仕事を貰っているタイプが多い気がするんです・・・いわゆる提灯屋ですね。

  「辛口」にもいろいろタイプがあって、ザックリ分けると、「深い」か「浅い」かじゃないかと。「コク深い!辛口!」となると沢村慎太朗氏、福野礼一郎氏の二大巨頭ですね。ガチ過ぎて本質を付くからメーカーに嫌われまくりで、ポルシェやレクサスから出禁を喰らう始末だそうです・・・。この手のタイプの評論家にはマツダは比較的に嫌われにくい存在ではあります。彼らが持つ「深さ」の原点はそれぞれのメーカーがその歴史の中、クルマの進化にどれだけ貢献してきたかを正確に捉えた上で、その尺度でモノを言うから読者は納得し、その造詣の深さに感動すらします。そういう「物差」に置いてはマツダは、デザインも技術もライバルに比べて絶対的に強いですからね〜・・・。

  最近の福野さんはマツダに厳しいのですけども、このライターのちょっと特殊なところは、「欧州市場」「北米市場」「日本市場」というユーザー的な客観性は軽視して、割と「俺市場」&「生産工程」だけで語るタイプなので、マツダに対する相対的に高い敬意はどうやらあまりないのかもしれません(勝手なこと言ってごめんなさい)。

 さて一方の「浅い」タイプはというと・・・斉藤慎輔さん!!!失礼ですがあなたのことです!!!まずその典型的な特徴は「一般論」の多用でしょうか。まるで日経新聞の記事みたいなモノのいい方を恥ずかしげもなくやらかします!!!しかもそれが自動車ライターの仕事だと本気で思っている(まあそうなのかもしれないけど)。ニューモデルマガジンX・7月号の「アウディA4」へのコメントはさすがに開いた口が塞がらなかった・・・。「最近のアウディはこの路線で突っ走っていて・・・」「最近のアウディはやや迷いが・・・」。なんかテンポが違う気が・・・。読者がそんな軽薄なコメント読んで!「へー!!!アウディって迷っているんだ!!!」なーんて納得すると思いますか?

  ちなみにこの斉藤さんですが、「ティーポ」という雑誌にも連載を持っていて6月号では「NDロードスター」をボコボコに批判するレビューを書いてます。・・・「ロードスターなんてゴミみたいな安物の、なんちゃってスポーツに過ぎないんだから、せめて収納とかしっかり作ってください!!フェラーリかなにかと勘違いしてないですか?」だってさ・・・。マツダのコクピットの設計はメチャクチャで、これが理想とか言っている輩はアホだ!!!とも。まあそのご意見は尊重しますけど・・・。

  マツダを意識してアジる評論家が出てくるのは、ファンとして基本的にウェルカムなので、もっとどんどこやってほしい気持ちはあります。これからも斉藤さんが登場する2つの雑誌を毎月楽しみにしたいと思います。「浅い」とか言ってしまって申し訳ないですけども、「収納がないからダメ」とか「マツダは宗教www」って、単なるクルマ好きのオッサン達の居酒屋トークに過ぎないのは確かですよね・・・。

リンク
「最新投稿まとめブログ」






posted by cardrivegogo at 05:20| Comment(0) | マツダとカーメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]