2016年05月23日

マツダの存在が危うい!!!暴かれつつあるスカイアクティブの全貌!!!

  「マツダは良くなった!!!」ともうかれこれ3年くらい言われてますが・・・じゃあ具体的何が? データで客観的に見る限りでは燃費くらいじゃないですかね。乗り味がややトヨタっぽくなって、デザインがアウディだかメルセデスに似た雰囲気になって、それで「大満足」っていうユーザーの群れを狙い撃ちにしたところ、これが予想外の大収穫でした!!!これでスポーツカーもつくれるぞ!!!めでたし!!!めでたし!!!

  なんだか取り残された感があるのが「MSアクセラ」や「アテンザスポーツ」を楽しんでいた層ですかね〜・・・。このまま待っていれば何か(新型モデル)が出て来るのでしょうか? メルセデスなどはいくらかユーザーの若返りが進んだようですが、マツダは高級志向が仇となってまさかのユーザー高齢化が進行する結果に!!!世話になっているディーラーでも常連顔の暇そうな老人と鉢合わせすることがやたらと増えました。

  高齢者ユーザーが増えれば足回りはどんどん柔らかくなっていきますね。よし!!!今こそ「M(azda)スポ」だ!!!(笑)。このままだと 「スカイアクティブ」とは・・・「スカイラインがアウディに変わること」と要約されちゃいそうです。確かにアウディ(A4)ほどはハンドリングはまだ酷くはなってないですけど、アテンザは明らかに旧型と比べて微小舵角の反応が悪くなっています。新型では舵角が犠牲になった反面としてスタビリティを感じやすい味付けにはなっているわけですが・・・。2代目と3代目のアテンザのハンドリングの良い点を合わせたら、とんでもない商品力だと思うのですけどね〜。

  今月の「モーターファンイラストレーティッドvol.116」は密かにマツダがフィーチャーされています。読んでみるとこれが実にデリケートな内容でびっくり!!!マツダの開発者が市販車を煮詰めることの限界を吐露しています!!!マツダの「俄(niwaka)」なユーザーならこんな雑誌はまず読まないし、ほぼ理解できない内容でしょうから問題ないだろう!?って判断かもしれないですけど、開発者の口ぶりはなにやら穏やかではないです(担当ライターの悪意か?)。それにしても別のメディアを通じて、役員(藤原さん)・デザイナー(前田さん)・エンジン技術者(人見さん)は、「頑固」なまでにマツダの優位性を存分に語りますけども、開発現場のエンジニアからは「とまどい」「苦悩」ばかりを感じるのですが・・・大丈夫か!?

  今回のMFIは「乗り心地」特集となっていて、マツダ、トヨタ、スバルのシャシー設計担当者がやたらとたくさん出てきます。「マツダのデザイン」「マツダのエンジン」「マツダのボデー」「マツダのシャシー」「マツダの安全性能」などなどこれまでいろいろなカーメディアを通じて、スカイアクティブ技術によるマツダの現在地が語られてきました。これらの中に含まれる「絶対的な性能アップ」となる要素あるいは、ユーザーに「良くなった」と思わせる要素があらゆる自動車ユーザーに伝わるように、マツダは熱心に宣伝費をかけて「露出」させてきました。

  しかしクルマには「絶対的ではない性能」も多分に含まれていて、受け取る側によってプラスにもマイナスにも作用する部分の評価に関しては、特にスカイアクティブにおいては、ユーザーにとっては知らない領域=「ブラックボックス」となったままでした。今回はその気になる部分についてMFIがマツダに訊いてくれた!なかなか気の利いた特集になっています。

  とりあえずコレを読んでもマツダユーザーは自分のクルマに何も満足しないでしょう。特に現行モデルのユーザーにとってはクルマへの愛着が薄れてしまう可能性すらある微妙な内容です。簡単に言ってしまうと「乗り心地を優先させるなら、ハンドリングは悪くなる」、つまり「スカイラインか?アウディか?」という結論が提示されているだけです。ただしアテンザもCX5もアクセラもMCによって乗り心地の部分を改良で積み上げているので、買うならば「中古よりも新車の方がいいよ!」・・・という話。

  BMWがあらゆるモデルにも丁寧に「Mスポ」を設定していますが、この「乗り心地か?ハンドリングか?」という二択を提示するやり方はほぼ「正しい」ということになりそうです(問題なのはどっちも微妙ってことか?)。ただしマツダがもし安易に追従したところであまりいい事は無さそうな気がしますが・・・。

  さて今月号のMFIですが、マツダの開発者の証言だけでなく、他のコーナーも過激です。連載を持つ超大物ライターが自分のページで、これまでのマツダの存在理由を一気に覆してしまうような「爆弾発言」をしています!!!うぁお!!!これは!!!さすがに酷い!!!納得いかん!!!(後日別ブログでディスります!!!)

この人は以前にも
「GJアテンザ・・・外観はジャガー・中身はゴルフ」
「DJデミオ・・・何で騒がれるのか全くわからん」
「NDロードスター・・・首都高でトラックに轢き殺されそうになった」
といった挑発的な文言をマツダの現行モデルに対して吐いています。マツダの新車説明会に行くといつも上から目線で捲し立てられてイライラするとも書いているので、私怨もあるのだと思いますが、ロードスターのレビューはプロとしてどうなのでしょうか!?(運転技術ではなく倫理的な問題)

マツダがこの暴挙に発奮してブレイクスルーを起こしてくれるといいですけどね・・・。

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posted by cardrivegogo at 02:51| Comment(0) | マツダの技術について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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