2016年05月01日

アクセラ に納得できないちょっとした理由。

  マツダ車が(良い意味で)軽いはもうとっくの過去のことなのか〜? そりゃーメルセデスやBMWあたりと比べればまだまだ軽いですけども、ディーゼルが出てきたあたりからは、マツダが軽いというイメージは薄まりました。1.5LのMT車同士で比べると、パワー・ウエイト・レシオ(PWR)でトヨタ・カローラ(1070kg)に完敗してしまうアクセラ(1240kg)。もちろんそのままアクセラよりカローラが優れたクルマ!!!ということにはなりませんけども、変わらないトヨタ車に対して重くなり続けるマツダ車の対比は、ちょっぴりマツダの立場を危ういものにしてないか?という気がします。

  もちろんPWRが気になる人は、アクセラの2Lのモデルを買えばいいわけです。そして何より欧州で走るためにマルチリンクを装備している!!!というマツダの魅力を考えれば、カローラの足回りよりも重量が嵩むのも無理はないです。そして徹底的に軽いクルマが好みならばデミオもあるよ・・・。そんなマツダの理屈(マツダの都合)で十分に満足できる人もいるでしょうし、なんだかカローラのMT車の方が魅力的に見えてしまう人もいるのではないでしょうか。

  ちょっと気になるのが、アクセラの発売時にマツダの開発者が口々に、おそらく会社の命令で意図的にリークしていると思われますが、「アクセラは1.5のMTが楽しいぞ!!!」という絶対的なアドバイスが、カーメディアあるいはジャーナリスト連中を媒介して発売初期の段階から広まりました。なんで最廉価のグレードを無理にオススメするのかな?2L車だと200万円を越えて先代のアテンザとほぼ同等の価格設定になります。当然に巻き起こるであろう「高すぎ!!!」という批判に対して先手を打ったのだと思います。

  最近に始まったことじゃないかもしれないですが、自動車メーカーはやたらと「物申す」ようになってきた印象です。まるでユーザーは何の情報も無しにはクルマの良し悪しなんてわからない!!!とでも思っているのでしょうか。デザイン部門はほぼ「自己満」でしかない意図をことさら大きく強調しますし、開発主査はそのクルマの相対的なステータスについて目一杯に大風呂敷を広げます。日本車だと各メーカーの担当者が日本メディア向けに話しますが、これが輸入車だと開発者の感覚が日本人とズレてたりすることが多いので、適当な自動車ライターが代弁してます。

  自己発信できる日本メーカーに対して、輸入車ブランドがクルマの販売促進の為にライターにお金を払って代弁させることが「悪」だとか言われてます(私は決してそんなこと思ってないですよ)。その行為自体はルールに則ったものだと思うのですが、仕事を発注する先のライターの資質を見極められてない、つまるところは日本のカーメディアは未成熟ってことなんだと思います。それでもVWゴルフ7を「神」と言い放ったあの大物ライターさんの評論には度肝を抜かれましたね。ゴルフはとりあえず3グレード(コンフォート、ハイライン、GTI)乗りましたね・・・何事か!?って思いましたよ。

  他のボンクラ・ライターがVWの指示通り!?に「クラウン並みに静か」とか言っているのは、さすがに大袈裟だとは思いましたが、その大物が「神」と言った真意は・・・。今になって思えばホンダやマツダが忘れてしまった「大切な事」を思い出すという意味なのかな?という気がします。なんといってもゴルフ7の特徴は「軽量化」であり、転がり抵抗軽減などの技術的なブレークスルーを断行したことです。BMWに乗った時に感じるフリクション・フリーなフィールと、コンパクトカー・サイズならではのダイナミックなハンドリングの為の「軽量化」の2点突破に関しては実に見事・・・これが「神」という結論なんだと思います。VWが無理やり押し着せた「高級感」は正直言って???でして、このキナ臭さがクルマ全体の評価に大きな影を落としましたが(あれが高級というオッサン達の神経を疑う)、lこのクルマの本質をあっさり見抜いた大物ライターの真贋はさすがだったと思います。

  アクセラにHVが搭載されることになって、その開発秘話を大袈裟にマツダの開発者が語っていたことがあって、簡単に言うと「こんなに重くなって・・・」とパワートレーンの変更でクルマの方向性が完全に変わってしまったことを嘆いてました。プリウスとは違ってアクセラは、受動安全でもテッペンを獲るために、やや頑強なボデーを持つわけですから、そのまま同じプリウスとユニットを載せれば当然に重くなります(アクセラ1390kg、プリウス1310kg)。

  マツダのボデーは重いのか?これまでのアクセラやアテンザは比較的に重量のある欧州車を、ベンチマークとして重厚なサスペンションを配置し、ドアのズシリとした質感にもこだわったクルマ作りをしてきました。その中で日本の鉄鋼メーカーの技術力、マツダでいうと日新製鋼だと思いますが、によって相対的に軽いボデーを作ってきたと思います。あとはフォードとともに設計したFF駆動が構造上の特徴として軽くしやすいというのもあったでしょう。

  それでも世界のサプライヤーの働きによって、どの国のクルマでも日本車と同等の軽量化されたエンジンやミッションが使えるようになりました。その時点でマツダが持つボデー構造上の利点はほぼなくなったようです。フォードやボルボは元々マツダと共通の設計ですし、そのフォードの設計はVWのヘッドハンティングによってVWグループへも流れました。HVと燃費狂争によってトヨタもホンダもスズキも軽いクルマを作ってます。ここにマツダが丸腰で参戦するのは無理そうです。メルセデスもBMWもジャガーもVWもアウディも合い言葉は「軽量化」です。CクラスもSクラスも7erもXEもA4も・・・。

  まだまだマツダの人気は続くでしょう。買う人の多くは「マツダも立派になったな」って満足してます。VWが日本のメディアを通じて宣伝しようとした「高級化」を、マツダは地で行っています。VWとマツダを比べると、なんだかマツダの方が重厚な乗り味になってる!ディーゼルなんか試したら尚更です。しかしその分だけ従来のマツダ車らしい軽快さは失われつつあって、VWゴルフあるいはトヨタ・カローラMT車の方が「軽さ」ゆえにアクセラよりも満足できる部分がやや目立ってきたかな〜・・・と思います。


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↓マツダはコレにこだわり過ぎかも・・・。

↓ちなみに例の「神」はこれです。この頃はまだマツダ車が完全にナメられてます。


posted by cardrivegogo at 19:45| Comment(0) | アクセラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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