2015年09月17日

GHアテンザの良さを改めて実感できる瞬間とは?

  お盆が明けた8月18日だったと思いますが、職場にいると実家の母親から電話が・・・。珍しいなと思い、上司との雑談を適度に切り上げて退社して電話を折り返すと、立川でJRが大トラブルになっていて青梅線が全く動かず帰れないのだそうだ。人身事故なら1時間も待てば動くだろうとは思ったけども、だいたいの迎えに行ける時間を伝えて家路を急ぐ・・・。家の近くに近づいてもJRの運転見合わせは解除されておらず、青梅まで軽くドライブとなりました。立川駅は大混雑なようで、西国分寺で母と妹が待っているとのこと。この日は母は自身の実家のある鹿児島から空路帰ってきたばかりで荷物も多いので、GHアテンザが大活躍だな〜・・・なんて考えながら西国分寺へ・・・。

  もし愛車がGHアテンザでなく、ロードスターだったら・・・母一人ならまだしも妹もいるので、「使えないねぇ〜」と呆れられるところでした。デミオやアクセラだったら、ちょっと狭いと言われつつも用は足せる。けどやっぱり大人3人乗車のデミオやアクセラは窮屈そうに見えます。母も妹も身長160cmを越えていて女性としてはやや大柄なタイプなので、やっぱりマツダならアテンザしかないです!そして3年前の選択が素晴らしかったことを家族にアピールできる絶好の機会が到来しました。

  マツダと似たり寄ったりのサイズのスバルでも状況はほぼ同じで、レヴォーグがアリかナシか微妙なラインです。BRZもロードスターと違って不可能ではない・・・クルマ好きの妄想なんてこんな感じですよね? じゃあ逆にどんなクルマで迎えにいったらアテンザよりも納得(興奮)できるのか・・・なんて考えはじめます。とりあえずここ数年でちょっとは欲しくなったクルマを順番に挙げてみます(2シーターは論外なので割愛)。

  「日産GT-R」はとりあえずいいですね!駅のロータリーで注目を集めそうですし・・・母も「このクルマはなんなの〜?」とかいいつつもいいクルマであることを感じ取ってくれそうです。お迎えのクルマは360度どこから見てもオーラが出ていると様になりますが、GT-Rはただの最速GTカーではなくデビューから早くも8年経過しますがまだまだ瑞々しいデザインに品があります。ドライバーシートだけで無くゲストシートも非常に洗練されていて、リアシートもやや狭いながらもセパレートでVIPな感じがあってなかなかの「お迎え車」偏差値の高さを誇ります。

  「フォード・マスタング」の現行モデルを街中で見かけるようになりましたが、サイドラインの美しさはやっぱり本物ですね。これがお迎えにきたらそれこそGT-Rよりもインパクトがあるでしょう。先代まではあからさまなアメ車デザインなので、乗り込む母親も少々気恥ずかしいところがあるでしょうが、いまではすっかり「アテンザ・クーペ」みたいな日本的情緒溢れる佇まいになり、割と年配世代がどっとディーラーに押し寄せているようです。フォードにお邪魔したときも白髪の男性が奥様と一緒に契約を済ませていました。

  とある自動車掲示板では「このデザインは日本車だろwww」などと酷評されたりしていましたが、いかにもヤンチャだったマスタングが家族の為に使えるデザインのクルマに変身したことは歓迎したいです。メルセデスもBMWもアウディも日本の感覚として家族の為に使えるデザインという点で大きく認められてきましたが、新型マスタングも新たに登場したジャガーXEも、その点では見事に日本で人気のドイツ車を研究してきたと思います。一気に輸入車の定番モデルへと駆け上がりそうな予感ですね。

  「レクサスRC-F」いかにもミーハーな感じが出てしまうのが少々痛いですが、8気筒のドロンドロンとしたエンジン音を響かせられれば、なかなかの存在感を発揮できそうです。RCのお迎え車としての適性は、ISやGSには装備されていない専用シートがゲストをいい感じに迎えてくれるところですが、特にRC-F専用に誂えられたフロントシートはサイドサポートが標準グレードよりもさらに大きく張り出していて、見た目にも乗り心地が良さそうな点が◎。アテンザも現行(GJ)になってシートに厚みと奥行きが強調されるようになって、その辺はGHアテンザよりかなり良くなっているなと感じます。GHアテンザに移植できないですかね・・・。

  「スズキ・ジムニーシエラ」青梅は東京の奥座敷ですけど道は都内よりもむしろしっかりしてるので、ラダーフレームのAWD車なんて当然に要らないですけど、緊急時だからこそのTPOをわきまえた1台? ランドベンチャーという特別仕様車のエクステリアはステンレスパーツの華飾が効いていてカッコいいです。なんか中途半端なSUV(具体的にどれとは言いませんが・・・)に乗ってドヤ顔で現れるのとは全然違って、東京西部のジムニーは趣味に使う特別4輪車の意味合いが強くてなかなか様になってます。ただし仕事帰ってからスーツ姿のままで乗り付けるのは完全にNGですけど・・・で?お迎え車としての魅力は?・・・完全に自己満足ですね。

  気がついたら乗降にやや難がある2ドア車ばかりでしたので、アテンザに匹敵する王道の4ドアを1台くらいは出したいと思います。いままでこのクルマへの興味を特にブログに書いたこともなかったのですが、最近チェックする回数が増えつつあるのが実は「アウディS4」です。数年前に横滑り防止機能が義務付けられるようになってからでしょうか、FRもFFもなんだか堅苦しい乗り味の中型車が増えつつあります。もちろん総合的に見れば安全なんでしょうけども、ちょっとした弾みにヘンな機械的な介入があったり、90度を越える角度の交差点を通過したときに、路面が荒れていると否応なしに「お釣」を貰うところは全く改善されてなかったりで、高級車であればあるほどむしろ運転がつまらなくなっている気がします。

  そういう難点がどうしても嫌ならば、4700mm以上(ホイールベース2800mm以上)のサイズのクルマに関しては、AWD車を黙って選ぶのが正解なんじゃないかとすら感じます。スバルWRX-S4はシャシーと足回りとトラクションの総合力でヘンな挙動を抑え込んでしまうくらいの安心感がありました。そんなスバル車よりも重厚なサスペンションを使うアウディA4シリーズのAWD車もまた、乗ってみるといろいろと納得させられます。ハンドリングからいいクルマ感が伝わるセダンに巡り会うと、なんとかして手に入れる算段を考えてしまうのですが、スカイラインとアウディS4に乗ったときはかなりその気になりました。こういうクルマはさんざんに走ったあとでもまだまだ運転していたい!という離れ難いなぁ〜・・・という想いが湧いてきます。やっぱりセダンを買うならばまたこういうGHアテンザみたいなクルマがいいですね。AWDによる車両重量を考えると6気筒車を選びたいですから「A4クワトロ」ではなく「S4」ですね、ゴルフGTIでなかなかだと感じた7速DCTのフィールは横置きから縦置きに代わってもキレがとてもいいです。

  さてGHアテンザで颯爽と西国分寺のタクシーロータリーにハザード止めして、大容量トランクにハードボディのトラベルケースを積み込み、2人を乗せると狭いガード下をスルりと抜けて・・・夜の街道をひた走り・・・手前味噌ですが、なかなかの「お迎え」車ぶりでした。仕事の後に往復で50km余りのドライブも全く苦痛ではなく、疲れている時こそ、やっぱりこのクルマいいなぁ!!!・・・で話は変わりますが、マツダからは新たな「お迎え」適性が高い「スペシャルティなアテンザ」の発売は予定されているのでしょうか。

  とりあえず個人的な希望を「まとめて」書いておくと! 「GT-R」のようにリアシート回りを豪華につくってあって、「マスタング」のようにサイドデザインをさらにブラッシュアップして美しく上品に保って威厳を出し、「レクサスRC-F」のようにサイドサポートが個性的で肉厚なフロントシートを用意して、なおかつ「ジムニー」のような趣味性が前面に出つつも、実直なデザインにまとめられていてチャラくなく、GT-Rほど過剰ではなく「アウディS4」くらいには強力なAWD&大排気量がほしいです。まさに開発が公言されている2.5Lターボ(340ps)がピッタリじゃないですか? 高トルク用ミッションとしてはマツダ自慢のMTで十分ですから・・・GHアテンザの新車保証が切れるまでに発売の方をよろしくお願いします。


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posted by cardrivegogo at 02:07| Comment(3) | GHアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。以前コメントと書かせていただいたものです。
いつもアテンザの面白い記事を読ませていただきありがとうございます。

VWに面白いニュースが出ましたね。
ディーゼルエンジンで不正行為とか。
相当無理しているのでしょうね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000014-bloom_st-bus_all

ブログも立ち上げました。
たまにマツダネタを書く予定です。
Posted by スカイポジティブ at 2015年09月19日 20:39
コメントありがとうございます。

マツダも米政府のディーゼル阻止政策に
四苦八苦していてなかなか発売に漕ぎ着けられませんね。
仕方ないので2.5Lガソリンターボでポルシェ級の高性能車を作り、
アメリカ市場でブレイクスルーしようとしているみたいです。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2015年09月23日 19:15
2.5Lターボはすごく楽しみにしています。
前車GHアテンザ2.5セダン、現車アクセラXDなのですが、次は2.5Lターボになるかもしれません。
XDですが、距離を重ねる程、乗り味が良くなって来ています。新車の時と5000kmを越えた時ではエンジンの滑らかさや中速域のロールの感じがかなり違います。

とはいえ町中の渋滞ではiストップの度に機関車のようなエンジン始動感があり疲れませけどね。iストップ無い方が良いです。
Posted by スカイポジティブ at 2015年09月24日 18:58
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