2015年05月12日

アテンザXD は Cクラス を超えている!という名言を頂きました!

  沢村慎太朗氏は自著の「午前零時の自動車評論7」でGJアテンザはメルセデスやBMWを超える納得の1台だ!というマツダが泣いて喜ぶような「断言」を下してくれましたが、最新刊「午前零時の自動車評論9」がまたまたおもしろいです。特にこの本を読んでほしいなと思うのが、ドイツ車が大好きな人々ですかね。それにしても「W205を選ぶくらいなら、アテンザXDのほうが断然に良い!」には痺れました。メルセデスよりマツダが圧倒的に上だ!とプロの評論家が堂々と書く時代になったというのはとてもいいことですね。日本のカーメディアもひと昔前とくらべて随分と洗練されて、英国・米国に匹敵する「フラットでリベラル」なものになりつつあるようです。W205とGJアテンザのどちらもシャシーから一新された正真正銘の新型モデルなので、完成度に関してはいいわけができない条件ですから、その中でマツダがメルセデスを上回った!という判定は、がんばっているマツダにとって励みになるでしょうね。

  さてこの一節が収められた記事には実はさらに強烈なオチがあって、Cクラス(W205)はまだまだメルセデスの近作の中では許容できる範囲のもので、さらに悲惨なメルセデス車として貶められているのが、「あの」クルマです。これはオーナー様の名誉もあるでしょうから車名は伏せさせていただきますが、私もこのモデルの2Lモデルを試してみた感想は、やはり「いろいろダメ過ぎて悲惨」でした。それについて発売当初に営業妨害気味(いやいや啓蒙活動です!)にブログで書いたら、まあそれなりの数の「抗議コメント」が殺到というほどではなかったですけど、どしどしやってきました。思わずメルセデスのネームバリューってやっぱりスゲーなと・・・。そんでみんな言うんですよ「乗ったことないですよね?」って、乗ったことないのにこんなに失礼なこと書けますか?メルセデスのディーラーってそんなに敷居は高くないですし全然余裕で行けます。そして乗って即座に気づくわけですよ、これは啓蒙活動が必要なレベルだ!とまるで消費者保護を目的としたNPOみたいな感じで・・・。

  メルセデス・BMWの廉価グレードやVWのユーザーがどうこうだと言うつもりはないですが、これらのクルマは軽く批判しただけで、異様に殺伐としたテンションの抗議がやってくるんですよ。そのほとんどがボキャブラリーが不足気味で、決まって「オマエ死ねー」といった小学生レベル・・・。安い輸入車ユーザーって本当にしょうもないのが良くわかります。こんな連中の仲間入りなんで絶対にしたくないので、1000万円以下の輸入車なんて絶対に買わない!と心に決めてはいるんですが、マツダのMZRエンジンを使っているマスタング、フォーカス、あとはジャガーXE辺りには少々興味が・・・。

  話を沢村さんの最新刊に戻しますが、この本を熟読したらもうドイツ車なんてとても近づけなくなりますね・・・。とりあえず日本のサラリーマンが辛うじて手が届くレベルのメルセデス・BMW・アウディは全部「本質」が伴っていないから「止めとけ」って内容です。なんだか私が2年くらい前に主張していたようなネタに、全部専門的な裏付けを付けてくれたような仕事ぶりです。思い出せば、2年前はこのブログで、3シリーズを「普通のクルマ」と呼んだことがきっかけで、抗議してきたレクサス乗っているとかいう方に、「5~7シリ以外のBMWはクソ!レクサスも新型GSとLS以外はクソ!」みたいな悪態を突いていました。今では大変反省しております。その後に新型レクサスISが発売になり、RCも出てきて今ではLS・GS・IS・RCといった中心的なモデルはスカイラインと同等以上の評価をしております。

  別に沢村さんにわざわざダメ押しされなくても、GHアテンザでBMW、メルセデス、アウディに乗り付けて「クルマ乗せて!」と偉そうに押し掛けていって試乗させてもらえば、自分の能力でも十分にわかることなんですけどね。そして営業マンに「このアクセルのフィールどうにかならないですか?」「ブレーキがトヨタ並みに緩いですね」「エンジンがやや騒々しいですね」「このフニャフニャの足回りでBMWなんですか?」「ハンドリングはこんなもんですか?」などと散々にコケにして帰ってきたりしています。実際にGHアテンザのドライブフィールに多少でも対抗できたのは、「ボルボS60T5」「V37スカイライン350GT」「レクサスIS350Fスポ」と決して少なくはないのですが、BMW、メルセデス、アウディの3ブランドは全くといっていいほど個性がないです。とりあえず同じエンジンユニットを「ブースト圧」でグレード分けして、価格設定してモデルの奥行きを作っている「浅はかな商売」を止めない限りは、マツダ以上に納得できるクルマなんて出てこないと思います。ベースグレードに乗ったときに「ちょっと足りないな・・・」と感じさせることがこれらのブランドに共通する商売の肝なんです。手抜きを肯定するという恐るべきクルマ作りが横行しているのに、よく買うよな〜・・・バカじゃね。

  沢村さんは今作ではさらに「クソ」ドイツブランドの闇に踏み込んでいて、なんと今回は誰もがなかなか批判できないBMWの直6ターボを乗せた「M」モデルに対しても牙を剥きました!これは凄い! 僭越ながらポイントを列挙すると、まずBMWの1~4シリーズを担当するL7シャシーのストラット式サスペンションは、「M」モデルが履く高性能ラジアルタイヤのグリップを十分に使えていないという「爆弾」を投下し、それでもしぶとく生き残るBMW好きに対し、BMWが商品力アップの為に使う「電制ダンパー」がMモデルに期待されるフラットな乗り味を台無しにしていて、さらに「8速AT」と3Lターボの相性が最悪とまで扱き下ろすことで、息の根を止めて上から土を掛けてくれています。何も知らずに320iとかに乗っているおじいちゃんは全く相手にせず、そこそこに物申すくらいの「カー・ガイ」が一念発起して乗る「M135i」をボコボコにするところが沢村さんらしいですね。

  「M5/6以外のBMWはゴミ!」と言い張るこの破天荒なライターをこのまま野放しにしていいのでしょうか
? BMW好きはこれは自分達の名誉のためにもきちんと抗議すべきじゃないですかね。もし沢村氏がGHアテンザを不必要に貶めることがあれば、オーナーとしてモーターファンイラストレーティッド編集部に沢村氏宛に抗議文を書きますよ! BMWが自信を持ってお届けするモデルが、単なるフェラーリ好きなだけのスーパーカー専門評論家に馬鹿にされる筋合いなんてないと思いますよ。「タイヤが使えないんじゃなくて、最近のクルマはちょっと弾むとすぐに電子制御がかかるって話じゃないんですか!!そんなのフルカットしてしまえば何も問題ないですよ(走行条件を書いてくれないとわからん)!!あとは乗り込み量に比例してBMWはドライビングのコツってのが見えてくるから面白いんだぞボケ!評論家の端くれならそれくらい弁えて記事を書け!」くらい言っても罰あたらないと思いますよ。

  沢村さんに言わせれば、BMW、アウディ、メルセデスは「ブースト圧の量り売り」に加えて、特にメルセデスは「Eクラス」の設計を使った「CLSクラス」と、「Cクラス」の設計を使った「Eクラスクーペ」など、まるで詐欺行為に及んでいると言わんばかりに扱き下ろしています。まあ現実には先代Cクラスと現行Eクラスは共通シャシーなので後者はそれほど問題ではないと思いますけども・・・。それでも沢村さんが言わんとしているところは、「金儲け主義」に魂を売り渡した以降のメルセデスやBMWは本当に魅力に乏しい!ってことだと思います。あまり良くないことですが「R63AMGとM5だけが本物」という、これらのブランドに対するストイックな意識は年々高まってしまいます。そしてさらにイライラさせられるのが、メルセデスやBMWであれば「絶対無敵の高性能車」だと何の疑いもなく納得している人々で、それらのブランドのクルマが何を意図しているかといった初歩的なことすら解ってなかったりします。2年前に「どこを見ても何ら特徴はない・・・3シリーズは普通のクルマ」という記事に「BMWはいいクルマですよ!」と意味不明なコメントをもらって、「じゃあどこがいいんだよ!言ってみろよ!」と苛立った気持ちを、沢村さんも日々感じてくれているのかな?という気がしました。


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posted by cardrivegogo at 02:09| Comment(4) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
沢村さんの著作もブログも結構好きで拝読しているGOLF 5GTI乗りのCセグメント好き(しか乗れない)の中年です。
ご指摘の通りベンツもBMWもCセグならばパッとしないと思い、次のクルマもGOLF GTIかなと来年の買い替えに備えています。
他の候補に日本で販売が実現したらインフィニティーQ30とVOLVOV40を加えていますが、ここ最近フランス車が気になって来ました。ピカソの5人乗り、ルノー・カジャールなど、ドイツ車にはない価値観があるのではないかと思います。ブロガー主様のフランス車観を教えていただければ参考にさせていただきたくお願いいたします。
Posted by カンポスkt at 2015年07月01日 16:06
コメントありがとうございます。

フランス車感ということですが、 Cセグ同士で比較すると、間違いなくドイツ車よりもリアデザインはカッコいいですね。
ちょっと前のフランス車は沢村さんにボロクソに言われてましたけど、シトロエンDS4や最新のプジョー308などは右ハンドルのダメさがかなり解消したみたいなので余計な心配は無用だと思います。

ただしゴルフ7GTIと比べてしまったら、やっぱり多くの部分で負けているのは確かだと思います。私の実感としてはハンドリングでまず大きな差がありますし、駆動系に関してもGTIのバランスは非常に良いですし、Cセグで高速道路を巡航するにはやっぱり2Lターボが大きいです。

あとルーテシアの話で恐縮ですが、峠のダウンヒルがダメみたいですね。ハンドリングの熟成不足と、トーションビームの緩い接地感から想像はつきますけど。そういう場所で乗らない人には関係ないことですが、私がマツダを選ぶ理由は日本の峠を走るためなので、ここでのマイナスイメージはデカいです。

運転のフィールや高速での安定性に関してはGTIには適わないですけど、GTIにも弱点はあってやや落ち着かない軽い乗り味は、アクセラやWRX S4と比べるとややチープですし、ボディが大型化した新型308をもまたDセグ的なリッチな乗り味という意味ではGTIに一矢を報いてはいると思います。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2015年07月01日 23:16
早々にご返事をいただき、ありがとうございます。やはり輸入車のCセグではGTIが良い様ですね。
ご返事ついでで、もう一つ伺いたいのですが、
ブロガー主様は日本車を推していらっしゃいますが、今度出るインフィニティQ30はどの様に予想されますか?日産の技術にベンツAのボディと、ちょっと不可解な車に思うのですが、やはりレクサスCT200のほうが良いのですか?
Posted by カンポスkt at 2015年07月02日 08:52
まだ発表前ですから、CTと比較なんてとてもできないですよ。
予想は・・・日産のCセグにあまり良いイメージが無いので、
とりあえず何も期待してないですけど、
ステアバイワイアが選べるなら、すぐに乗りにいきますね!

日本車推しとかよく言われますけど、
アテンザ、スカイライン、レヴォーグなどなど
世界の頂点を確実に見据えているクルマが好きなだけです。
ゴルフ7GTIもかなり良かったですよ。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2015年07月04日 04:05
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