2014年10月19日

アクセラvsゴルフの2年目で異変が!

  最近ちょっとアクセラに対して辛口になってきたと自覚してます。ゴルフに関してもそうですが、一般の評価が過剰気味になると「そこまでではないな・・・」といくらマツダ車であっても冷静になってしまいます。デミオに関しても某雑誌が「もうヴィッツ・マーチ・フィットは用無しだ!」といった文句でアジったような絶賛されていて、さすがに言い過ぎだろ!とツッコミたくてうずうずします。これではなんだかデミオがライバルユーザーから見れば悪者のように捉えられてしまいかねません(別に構わないですが)。日本COTYも獲りいよいよデミオが名実ともに「日本代表」と認識されつつありますが、そこでカッコ良く登場したのが福野礼一郎氏。デミオ受賞の日に発売されたモーターファン・イラストレーティッドの看板コーナー「ニューカー・一番搾り」で早くもデミオのネガティブキャンペーン?を繰り広げていました。福野氏もおそらくうずうずしてたのでしょう。

  しかしいつもの福野節とは違っていて、別の著作などでフィット・ヴィッツ・マーチをことごとく酷評してきた時に多用した「VWポロが目に入らぬか!」という印籠は封印したままで、マツダのプレスリリースと担当者の自信溢れるコメントを福野氏なりの「絶対評価」で推し量るものが主なので、マツダファンが読んでも十分に納得できる内容だと思います。それよりも年に12回の枠しかないこのコーナーに国産車が登場すること自体がかなり稀で、この1年ではノア/ヴォクシィとスカイラインといった日本を代表するメーカーのクルマがこの栄誉を得たくらいです。残念ながらアクセラでさえも軽くスキップされたくらいですから、選考基準はどうあれ相当に高いハードルをデミオは見事に超えて一流車の仲間入りした?ようです。

  それにしても「スカイアクティブ-ガソリン」に対する評価は全般的に低いですね。そもそもこのガソリンエンジンに自信があればディーゼルを日本で発売する必要も無かったわけでマツダ自身が墓穴を掘っている部分もあるわけですが・・・。まだディーゼルが導入されていない北米では今後マツダは本当にやっていけるのか心配な気持ちでいっぱいです。2014年モデルの段階ではCX5、MAZDA6(アテンザ)、MAZDA3(アクセラ)が各クラスで最高レベルの評価を獲得していてひと安心でした。しかし2015年モデルに切り替わり強豪ライバル車も一気に完成度を高めたようで、モータートレンド誌の最新号では「魂動」発売以来初めて3代目アクセラがテストで敗れるというショッキングな結果がでました。

  北米で発売されているモデルを対象にカテゴリー別に「総合力」を競うTHE BIG TESTという企画で、今回の参加車両は「MAZDA3」「ゴルフTSI(北米版)」「フォード・フォーカス」「ヒュンダイ・エラントラ」「キア・フォルテ」の5台でした。日本で販売されているグレードのものはフォーカス(2L-NA)のみで、北米と日本における市場環境の大きな差を感じます。日本未発売の4モデルは確かにエコではないかもしれませんが、高速道路を多用するユーザーにとっては、なかなか魅力的なクルマなので日本でも手軽に手に入ると良いのですが・・・。

  結果を先に言うと、ゴルフとMAZDA3が首位争いを繰り広げ、ゴルフが勝ったということです。日本では売られていない1.8Lターボのゴルフは7500rpmまで回せるという想像を絶するような新開発エンジンが使われているようです。これはさすがに日本のVWのセールストークの定番となった「1300rpmから最大トルクが発生します!」からは大きくかけ離れたものになるのでしょうが、VWが北米スペシャルと位置づけたエンジンは見事に結果を出しました。VWはトヨタの成功戦略を上手く運用していて、ノックダウン生産などをフル活用して、各地域に合ったクルマを作り分ける方針を取っています。しかしここまで極端なエンジンの作り分けは本家のトヨタでもやっていないです。一方のMAZDA3も2.5Lスカイアクティブを使った北米専用モデルです。こちらは現状では日本生産なので、日本市場でもアクセラのMC時にサプライズで登場しそうな気配もあります・・・。

  さて結果的にVWの総力を結集した1.8L-TSIエンジンがマツダエンジン(MAZDA3とフォーカス)と三菱エンジン(エラントラとフォルテ)をねじ伏せる格好になりました。なんか体感しないままに日本勢の負けを認めるのは悔しいので、VWにはぜひ日本でもハイラインとGTIの中間にこのエンジンを積んだグレードを用意して欲しいものです。それにしてもVWのゴルフに賭ける思いは相当のようで、勝つためには手段を選ばないというか・・・なんとVWの代名詞とも言える1.4ターボ廃止(昨年)に続いて、今回はDSGも外してしまった模様でミッションはMAZDA3、エラントラ、フォルテと同じで6速トルコンATになったようです。雑誌の誤植の可能性もありますがtwin-clutchと書かれていたのはフォーカスだけでした。

  VWの持つ経営のスピード感や、失敗したときのリカバリーの速さには定評がありますが、さすがというかプチ成功にあぐらをかいたマツダはあっという間に追い越されてしまいました。北米のクルマ雑誌はあらゆる情報を誌面に詰め込んでいるので目がチカチカしますが、あれこれ想像して楽しむ分にはとてもいいですね。一方で日本の雑誌は頓珍漢なライターの屁理屈に矛盾があることが多く、詳細なスペックからボロがどんどん出てしまうので、都合のいい情報ばかりを目に付く所に掲載するケースが多いです。もしくはモデルの詳細は当たり障りの無いデータに絞って掲載されているようです。ベ◯トカーなどは延々とクソじじいの”妄想”が続く低俗雑誌に成り果てていまして、2年前くらいのものを引っ張り出して読むとあまりの的外れに絶句します・・・。

  モータートレンドのスペック表を見ると、ゴルフはピレリ、MAZDA3はダンロップ、フォルテとエラントラはネクセス(韓国ナンバー1タイヤサプライヤー)、フォーカスは欧州フォードの企画なのでミシュランを履いているのがわかります。エンジンと同じくらい大切な部分になるタイヤにも各ブランドともにこだわりがあるようで、コスト優先ではなく長年のパートナー関係に重きを置いているようです。VWの「オール・ユーロ」ゴルフとマツダの「オール・ジャパン」MAZDA3が、グローバリズムの震源地であるアメリカで高い評価を得ているというのがいいですね。日本向けゴルフには東アジア製のブレーキやタイヤが供給されていてこの限りではないですけどね・・・。ぜひ日本にも「オール・ユーロ」ゴルフを持ってきてほしいと思います。


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posted by cardrivegogo at 12:18| Comment(0) | アクセラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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