2014年06月25日

イヴォーグ も レヴォーグ もぶっ飛ばせ!

  イヴォーグとレヴォーグ・・・なんで名前がこんなに似てるんだろう?BRZとCR-ZとRC-Zくらい似てる。あれ?スバルってもしかしてネーミングは基本パクリなんですかね。注目の新型車種をしかも短いスパンで連発したのに、ネーミングは計算づくなのかそれともテキトーなのかよくわかりません。トヨタが「86」なのだから、スバルは「アルシオーネ」くらいのネーミングで良かったんじゃないかという気が・・・。BRZという名称は未だにしっくりこないです。

  さてレヴォーグが「名称だけを」パクったイヴォーグというクルマはランドローバーの小型SUVです。スバルにとってはちょっと因縁があるモデルで、これまで日本の売れ筋のSUVというのは、日産エクストレイルとスバルフォレスターの「オフロード性能自慢」の実力派2大スターが独占していたのですが、2012年頃からこの風向きが変わってしまいました。これまで日本ではSUVはオフロードを楽しむためのものと考えられていましたが、北米・欧州ではセレブファミリー御用達なんですよ!みたいな「クルマ文化の紹介」が自動車雑誌で盛んに行われるようになり、その中でスターに祭り上げられたのがこのイヴォーグだったと思います。

  視点が高くて女性や老人でも運転しやすく、家族4人で乗車してもそれほど窮屈ではない!という「ミニバンとの互換性」が日本でも認知され、そのタイミングで登場して大成功したのがマツダCX5でした。このイヴォーグは手の込んだプロモーションが功を奏して、日本でも売上好調だったようですが、やはり日本の知識があって目の肥えたユーザーを騙すことはできず、今ではだいぶ地味な存在になってしまいました。フォードCプラットフォームですから、先代アクセラと同じシャシーを使っていて、そのCプラットからさらに進化させた「スカイアクティブ=プラットフォーム」を使うCX5とは親戚みたいな関係なんですが、いくらなんでも価格がCX5の2倍というのはボッタクリすぎだろうというわけです。

  ランドローバーを出汁に使って、CX5が国内SUVシェアでいきなりトップに躍り出るという、旧フォード連合の連帯感?を発揮したようなドラスティックな宣伝効果がありました(もちろんCX5の出来も素晴らしいのですが)。その後トヨタが慌ててイヴォーグのイメージを丸ごとパクって「ハリアー」を作ってきました。フォレスターのシェアを奪われたスバルとしては忸怩たる思いもあるのかもしれませんが、日本のSUVシーンに新たな風を吹き込むきっかけとなったイヴォーグに敬意を表し、ワゴン専用車種として新たに出発したレガシィSWに「レヴォーグ」と名付けて、ワゴンの世界のイヴォーグになろう!という意志を表明のようです。

  ある評論家の受け売りで恐縮ですが、レヴォーグは先代レガシィSWのボディを北米でワゴンの代わりに販売しているアウトバック(日本でも売ってます)と共通のものにしたために、レガシィSWのスタイリッシュなプロポーションが損なわれ商業的に大失敗した反省から、古典的なデザインを追求したものです。その一方でワゴンの使用環境を考えて、トルクで引っ張ることができるターボを全面的に採用することで、クルマをより個々のニーズに最適化した「真心」のブランドへの進化を意味しているように思います。某欧州メーカーのようにワゴンもセダンも同一のターボエンジンという生産効率性しか考えていないブランドは衰退する!という時代なのかもしれません。

  まもなく登場するセダンのレガシィB4では、ワゴンとは違い従来のNAエンジンでセダンらしい上質な乗り味を追求してくると思われます。すでに発表されている北米モデルでは3.6Lと2.5Lの2種類のNA水平対抗エンジンが使われています。セダンに載せるならNAかHV。ワゴンならばディーゼルかターボという選択が現状を見る限りではベストと言えます。もし今後バッテリーがさらに小型で軽量になっていくならば、ワゴンでも荷室スペースへの影響が抑えられるのでHVが主流になるかもしれません。

  マツダもアテンザ発表時に、こだわりのワゴンボディと専用ホイールベース、さらにディーゼルを使うXDというグレードを設定して、より上質でユーザーの期待に沿ったワゴンを展開するプロジェクトを仕掛けているように感じました。ただしアテンザの場合はセダンのスタイルばかりが自動車雑誌に注目されてしまって、先代までは少数派だったセダンシェアが50%近くに達してしまいました。アテンザワゴンXDこそが3代目アテンザにおいての最大のトピックだと思うのですが(もちろんワゴンのXD率は高いです!)、これを潰すべく開発されたであろうレヴォーグはトップグレードにあたる「2.0GT-Sアイサイト」を「XD-Lパケ」とほぼ同じ価格に設定してきました。実はこれWRXのワゴン版のしかもスポーツチューンという内容考えるとかなり割安な「戦略価格」になっていて、レヴォーグ全グレードでも内容を考えると最もお買い得なグレードです。

  WRXと共通の使用を持つ「2.0GT-Sアイサイト」の加速は当然に「XD」を上回りますし、ベースグレードの「1.6GT」でもCVTをわざわざクロスミッションに変えていて「中間加速」よりも「低速からの加速」に振った仕様になっていますし、ターボにも関わらず「レギュラー仕様」に変更になっている点もかなりアテンザワゴンXDを意識した設定になっているのでは?と思います(ゆえに国内専売モデルらしいですが・・・)。

アクセラが発売され、レヴォーグ発売が告知された昨年末以来、アテンザの国内での勢いは顕著に下火になっていて、モデル末期のレガシィやマークXに負けたり、かなり高価なレクサスISとほぼ同数の水準だったりで、マツダとしては頭が痛いところです。実際にアテンザワゴンXD-Lパケに乗ってみた感触では、かなりクルマとしての個性は際立っているので、余計なことはしないであとは500万円クラスのクルマを探しているユーザーに訴求出来るような上質感をセンターコンソール周りの作り込みに注ぎ込めばいいのでは?という気がします。アテンザのMCには大注目です!
 
  

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posted by cardrivegogo at 14:04| Comment(0) | スバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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