2013年11月25日

東京MSマツダブース・・・客をバカにしてるのか?

  全く頭がヘンになるような体験でした・・・。目玉となるようなコンセプトカーもなく、熱狂的なクルマ好きが雄叫びを上げて、興奮のるつぼと化しているホンダ(S660)・スバル(レヴォーグ)・日産(GT-Rニスモ)・ポルシェ(GT3)のブースのような「危険さ」もなく、家族連れが和気あいあいとクルマに乗ったりできる良い環境ではあったのですが・・・。

  最近の好業績に気を良くしてか、全くと言っていいほど「やる気」がなかったですね・・・。アクセラ・アテンザ・CX-5の中型3種を計10台ほどフロアに並べて、好きに見てくださいって・・・近所のディーラーでも見れるじゃん。お金と時間を掛けてやって来ているお客を、ちとバカにしてませんか?

  案の定というか、日産=ルノーグループとフォルクスワーゲングループ(ポルシェ・アウディ)の中間に陣取っている旧フォード陣営のマツダ・ボルボ・ジャガー・ランドローバーとその友好メーカーのブリジストンのエリアが「緩衝地帯」として見事に機能していました。おかげでXJとかほとんど待たずに乗れてしまい、やや暇気味のジャガーのコンパニオンさんが彼女が乗っている間に話しかけてくるほどでした・・・。

  ボルボはフランクフルトショーに出品したコンセプトクーペを持ち込んでくるほどの気合の入れようでしたが、隣りのマツダの「負のオーラ」が客を寄せ付けませんでした。熱狂のアウディブースを彷徨っても、フランクフルトのコンセプトモデルは2台とも持ち込まれておらず、ポルシェ918もないのに・・・。ボルボさんはさぞ無念だったことでしょう・・・。

  さてマツダブースが東京MSで見せた唯一のおもてなしが、「舞台」でのアクセラの新機能の解説だったのですが、これが冒頭から真剣に聞いていても「???」度がハンパなかったです。何の解説かというと、例のスマホと連動してSNSをリアルタイムに使う新機能がいかに安全に運用されるかについてだったのですが、情報表示画面が前方にあれば大丈夫なんですという何ら説得力のない説明がダラダラと行われていただけでした。

  結局のところフロントガラスの一部にテレビを映す機能があるならば、見ながら運転していても危険がないと言っているように聞こえました。どう考えてもそれはマズいだろと思わずツッコミたくなります。先日もVWのup!であのメーカーの新型車に特有の「後付けナビ」にテレビ画面が堂々と映し出されているのが後ろからハッキリと見えましたが、マツダもいよいよVWのような悪事に手を染めるのか・・・。ハッキリ言って失望しましたね・・・。

  ある意味で文字情報というのはテレビ画面よりも、危険が多いのではないかと思います。そんなエンターテイメントなんてなくても運転が楽しくて集中できるクルマ作りがマツダだったんじゃないのか・・・。運転中にスマホ画面を見ていたら現行犯で摘発されますが、マツダの機能を使えば合法ですよってことなのでしょうが、マツダ車ユーザーはどいつもこいつも四六時中SNS見てなきゃいけないバカばかりだとでも言いたいのでしょうか?


  ↓こちらのブランドも同じようなことしてますけどね・・・

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posted by cardrivegogo at 03:52| Comment(0) | マツダへの雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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