最近の好業績に気を良くしてか、全くと言っていいほど「やる気」がなかったですね・・・。アクセラ・アテンザ・CX-5の中型3種を計10台ほどフロアに並べて、好きに見てくださいって・・・近所のディーラーでも見れるじゃん。お金と時間を掛けてやって来ているお客を、ちとバカにしてませんか?
案の定というか、日産=ルノーグループとフォルクスワーゲングループ(ポルシェ・アウディ)の中間に陣取っている旧フォード陣営のマツダ・ボルボ・ジャガー・ランドローバーとその友好メーカーのブリジストンのエリアが「緩衝地帯」として見事に機能していました。おかげでXJとかほとんど待たずに乗れてしまい、やや暇気味のジャガーのコンパニオンさんが彼女が乗っている間に話しかけてくるほどでした・・・。
ボルボはフランクフルトショーに出品したコンセプトクーペを持ち込んでくるほどの気合の入れようでしたが、隣りのマツダの「負のオーラ」が客を寄せ付けませんでした。熱狂のアウディブースを彷徨っても、フランクフルトのコンセプトモデルは2台とも持ち込まれておらず、ポルシェ918もないのに・・・。ボルボさんはさぞ無念だったことでしょう・・・。
さてマツダブースが東京MSで見せた唯一のおもてなしが、「舞台」でのアクセラの新機能の解説だったのですが、これが冒頭から真剣に聞いていても「???」度がハンパなかったです。何の解説かというと、例のスマホと連動してSNSをリアルタイムに使う新機能がいかに安全に運用されるかについてだったのですが、情報表示画面が前方にあれば大丈夫なんですという何ら説得力のない説明がダラダラと行われていただけでした。
結局のところフロントガラスの一部にテレビを映す機能があるならば、見ながら運転していても危険がないと言っているように聞こえました。どう考えてもそれはマズいだろと思わずツッコミたくなります。先日もVWのup!であのメーカーの新型車に特有の「後付けナビ」にテレビ画面が堂々と映し出されているのが後ろからハッキリと見えましたが、マツダもいよいよVWのような悪事に手を染めるのか・・・。ハッキリ言って失望しましたね・・・。
ある意味で文字情報というのはテレビ画面よりも、危険が多いのではないかと思います。そんなエンターテイメントなんてなくても運転が楽しくて集中できるクルマ作りがマツダだったんじゃないのか・・・。運転中にスマホ画面を見ていたら現行犯で摘発されますが、マツダの機能を使えば合法ですよってことなのでしょうが、マツダ車ユーザーはどいつもこいつも四六時中SNS見てなきゃいけないバカばかりだとでも言いたいのでしょうか?
↓こちらのブランドも同じようなことしてますけどね・・・
【関連する記事】
- フォルクスワーゲン と マツダ の価値
- なぜドイツ人はマツダ車を買うのか!?
- 「東洋のジャガー」の意味を知っていますか!?
- マツダの知名度は実は低い!? アテンザのモデルチェンジはいつになる!?
- マツダブランドが他より優れているところは!?
- マツダとは・・・フロッシュでありグンゼでもある。
- 結構まじめにマツダ愛を訴えてみる・・・。
- マツダの危うさ。SUV以外のラインナップはどうなる!?
- マツダの使命は・・・欧州ブランドにアイディアを提供すること!?
- マツダ車の購入を検討されている方へ・・・現行モデルにひとこと
- 「魂動」になって狙い通りマツダ車の激走が激減した!!!
- 今のマツダにドグマはあるか?
- 輸入車に大ダメージを与えてるのは、レクサス?日産?マツダ?スバル?
- そろそろ限界領域に差し掛かったマツダ・バブル?
- アテンザを30秒で一般人にプレゼンするには
- アテンザ より アクセラ の方が良いという意見にとりあえず反論。
- マツダが超一流のスポーツブランドだったという事実が風化する前に
- "ZOOM-ZOOM"の生みの親・マーク=フィールズが・・・
- テンション上がらないとクルマなんてそうそう買えないです!
- マツダ車への批判がソフト面に集中してる?