泊)と提案して、某リゾートホテルグループのHPを吟味させたら、浜名湖・舘山寺温泉がいいとのことで行ってきました。このブログで予々提唱してきた「アテンザ万能論」をさらに実証する機会がやってきたので、出発の朝から気合いを入れて洗車・・・。今回はどんなライバルが現れるのか?マセラティかベントレーかアストンマーティンか?
目的地は浜松西ICなので、第一東名を使いました。第二東名だと昼間に100km/hで走っているとあまりに遅く感じてしまいとても退屈です。適度にアップダウンや緩いカーブがある第一東名の方がクルコンを使って走る分には快適で楽しいと思います。東名川崎から乗って1時間半ほどで富士川SAに到着しました。とりあえず「富士宮やきそば」の売り場を目指して歩き出したとたんに、周囲の光景がやや異様なのに気がつきました。アテンザを停めた一帯にはびっしりと白いセダンが勢揃いしていて、みんな揃いのレクサスマークでした。どうやらレクサスのどこぞのオーナーズクラブのオフ会に踏み込んでしまったようです。
なぜかレクサスだけでなくトヨタの友好メーカーのBMWのクルマも混ざっているようでしたが、黒が数台いるだけでほとんどが白でした。車種は初代と二代目のGSが中心で数台のLSがいて、ISはIS-Cのみで先代モデルはいないようです。ISは小さくて見栄えがしないからこの手の集会には不向きなようです。新型ISがいないか見回したのですが、やはり見当たりませんでした。
さて思わぬ形でアテンザVS高級車の「前哨戦」に突入してしまいました。結論を言ってしまうと、もともと「地味デザイン」に定評があるレクサスやBMWに完全に取り囲まれても、2代目アテンザなら全然余裕ですね(おそらく3代目アテンザも余裕)。もちろんレクサスLS600hやBMW6グランクーペは、見栄えもするし純粋にカッコイイですけど、アテンザを貶すくらいに優れているか?というとそこまでのオーラはないようにと思います。むしろトヨタ・BMWと「敵対関係」にある日産・メルセデス車の方が最近のデザインでは「押し出し」が強く、大衆車を蹴散らす能力があるように感じます。
この集会を観察しているとあることに気がつきました、多くのレクサスオーナーが駐車場で談笑しているのですが(やや邪魔くさい)、どうやら「地位」みたいなものがあるようで、中心でボンネットを開けているのがLS600hでその周囲にはLSがさらにその周りにGSが多数停まり、IS-C組はかなり端の方に固まっていました。IS-Cだって700万円近くはしたでしょうが、こんなに肩身が狭い思いをしなきゃならないのはやや不憫に思いました。初代ISのセダンに至っては参加すること自体がはばかられるようで1台も見かけませんでした。BMW派にしても同様で3シリーズでは実質的に参加不可のようです。500万円も払ってこの扱いはいくらなんでも悲しすぎる気がします。
レクサスやBMWのような凡百なブランドではなく、マセラティやベントレーが今回の最大のライバルなので、SAを後にして舘山寺温泉に向かいました。宿に着くと大層な門構えの正面にクルマを停めるやいなや、係の人が仰々しいほどに丁寧にお出迎えしてくれて、駐車場に案内されました。どうやら一番乗りしてしまったようでお目当てのクルマはまだ1台もやってきていませんでした。それでもオシャレで立派な建物に2代目アテンザはよく似合うし、自分も連れもまだまだ若く見える歳なので、「等身大」のクルマにしてはしっかりと見栄えがして、こういう宿に来るには最高のクルマだと再認識しました。
宿も高級感が鼻に付くような下品さがなく、接客も丁寧でとても良かったです。あまりの居心地の良さに15時から翌朝12時までたっぷり滞在してしまいましたね・・・。外も暑い日だったので宿から一歩も出ずで結局、帰る時にはお目当てのクルマは一台もいなくなっていて(高級車がいたのかどうかも定かではないですが)、駐車場にはアテンザがぽつんと停まっていました・・・。
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浜名湖・舘山寺温泉へ行かれたのですね。わたしも、3年前、町の研修で、舘山寺温泉から出発しているロープウェーに乗って、浜名湖の中央にある島へ行き、「恋人の聖地(桂由美監修)」を見学(視察)してきました。島には、オルゴール館(富士山麓の河口湖にもありました)が在りました。ブログには書かれていませんでしたが、ひよっとしたら恋人の聖地、行ったのかもしれませんね。湖(浜名湖)にある島へロープウェーがかかっているのは、全国でも浜名湖だけだそうです。
実は私の町に、近年、「恋人の聖地(桂由美監修)」ができたので、私も3年前、町のバスで、佐鳴湖の浄化方式(設備)と遠州灘の海岸浸食防止の現状の視察を兼ねて、20人くらいの団体で舘山寺へもいきました(「恋人の聖地」と舘山寺の見学)。しかしながら、宿泊は舘山寺温泉ではなく宴会場のある浜名湖のビジネスホテルでしたが。
バスに乗っていて浜名湖までの距離や時間感覚がつかめたので(もちろん景色などの良さも)、昨年、一泊で浜名湖(三ヶ日温泉の会員ホテル)へ行ってきました。ホテルのすぐそばまで、透明でおだやかな湖面が迫っていたので、私の住んでいるすぐ近くの潟(汽水湖)‥かつての河北潟の透明感(小学生時代)を思い出したりして豊かな自然や旅情を満喫しました。料理もとてもおいしかった事を覚えています(ナビがあるので、旅程を覚えなくても良かったのですが)。
ここ2年は、乗せてもらって河口湖・富士山五合目、箱根・芦ノ湖・西湖あたりをドライブしているので(宿泊はいずれも川口湖で)、そのうち高山−安房峠−松本−岡谷経由で富士山麓・山口湖あたりで一泊し、早朝の「赤富士」をみたいものだ、なんて思ったりしています。
それはともかく、先日の7月8日(月)フイットシャトルHVの一年点検の際、新型アコードHVを試乗させてもらいました。私の世話になっているマツダは、いつも5・6分程度の短い試乗時間なのですが、ホンダは気前が良くて、「任せます。好きな所へ言ってください」でした。以前、私の友達も、半日ほど自由に試乗でき、高速道路を乗り回したとも言っていましたが(もちろん店員同乗せず)。
少しの長めの距離を運転しましたが、殆どEV走行で時々時速70q以上になった時のみ、ガソリンエンジン走行となっていました。静かで、ハーシュネス(地面からの突き上げ)もなく、ハンドルへの情報の伝わり方がやや弱い(ダイレクト感が薄い)ようにも感じました。
一番良かったのは、運転姿勢で、今乗っているGHアテンザと全く同じように感じました。全幅1850oは全く感じることなく、とても乗りやすかったのですが、ただどんな人がこのアコードを購入するのかな、と思いました。金銭的な面を考えると、主に私たちの年齢近くか少し下の人たちが該当するような気がしますが、365万円(試乗車は低位のLX)の割には、それほど大きく見えず、ドアとシートの間隔が大きく、シート幅もものすごく狭い(といっても、GHアテンザなみの505o。かつてのFF2代目ファミリアのシート幅525o2は遠く及ばず)とうクルマでした。しかも、上級EXの390万円は本革シートも奢られていません。特注です。
あれほど、アメリカを主要マーケットとするホンダですが、トランクは中からプル式(プッシュ式だったかもしれません) で開けることが出来ます。マツダは、万が一、鍵をこじ開けられた場合、中からトランクが開けられないよう、GHアテンザからトランク開放装置は付けていません(日本の場合はそれで良いかも知れませんが)。トランクも、リチウムイオンの関係でとても狭く、かつてのマツダ・ミレーニアのように新型マツダ・アテンザやBMWがカバーで覆っている金具がむき出しになっていました。GHアテンザは、トランク外にポップアップ式(ワゴン方式) に成っていて、トランク内の荷物が金具で傷まないようになったいますが。それから、ドアミラーが現フイットのように、三角窓方式ではなく、GHアテンザのようになっていて、フイットの安全性よりも後退していました。マツダは、GHアテンザドアミラー方式を改め、現アテンザ(GJ系)ではフロントドア下部にドアミラーをつけ、ハンドルを右へ切った場合などの安全性を強化しています。ホイールベースも2775oで現アテンザ2830oよりも短くてニースペースも狭かったです。最小回転半径も新型アテンザよりも10p大きく(5.7b)、最低地上高に至っては、135oととても低く、車止めにどうにかこすらず止める事の出来る高さでした。しかも、時速20q以上、児童ドアロックがかかります。アウトバーンなどの高速道路での事故の際、ロックが解けないと救助に時間がかかります。それが、自分で判断したのではなく、自動にロックされるとは(ヨーロッパを主戦場とするマツダは、自動ロックは採用していません。それどころか、かつてのファミリアプレストの思想の継承で、以前のミレーニアには4席ロック、3席ロックのふたつのスイッチが付いていました[バブル期高等だと思いますが]。つまり、運転席だけロックさないパターンも選べたという事です。プレストは4席ロックをしても、ドアノブを引くとロックが解消できるようになっていました。GH・GJアテンザは4席ロックのみです)。
総じて、今となっては、過去の安全基準となったミレーニアやGHアテンザの悪い面をいまも深く考えずに継続している、要するにHVと一見、新しい装置で車を飾ってはいるけれど、アコードの設計思想は根本思想はやや古くさく感じました(すでにコンパクトカーのフイットは新しい安全思想を取り入れているのに。クルマづくりの哲学に齟齬があることを感じます)。
足踏みブレーキの解除については、スバルやゴルフZがすでに、ボタン式解除(先々代トヨタクラウンなどでは、手動式解除)と成っているのに、やがて2世代前になろうとするV36スカイラインと同じ、足踏み設定、足踏み解除のサイドブレーキ(?足踏みブレーキと言うべきか)はやや古すぎると感じました。
ドライブ中のエンジン音が出たり出なかったり(モーター音)となることは、長距離などでは好き嫌いが出るような気もしましたが、「それもあり」とも思いました。何しろ、30分ほどの試乗です。多くがわかる筈もありません(ドアカーテシランプについては確かめませんでした)。しかしながら、かつて所有したFF2代目ファミリアセダンXG(EGIではなくキャブのエンジンの方)にさえ、リアワイパー、フロントドアカーテシランプ、照明ドアキー穴我ついていたことを思うと、かなり高額の新型アコードには、せめてリアワイパーぐらいは、つけても良かったのではないかと思いました(レガシィB4やR34スカイラインには付いていた)。ホンダカーズのディーラーマンはとても親切で良い人です。1台だけ注文が入ったといっていましたが。
私のように、平均7〜9年、セダンを6台以上乗り継いでいるセダン愛好者は、過去のバブルのセダンの豪華装備も経験しているので、総じて車を見る目がとても肥えている(シビアーな観察眼を有する)と思います。子育てに忙しい若い人たちは、7〜8人乗りのミニバンを選ぶでしょうし、どういう年齢層を対象としているのかが、少し判然としません。30q/Lという燃費のよさと、多少静かで足回りの良いセダンだけで勝負に出たとしたら、かつてスポーツを謳い、ホンダは決してサイドブレーキをやめません(古い話ですが、当時は明確なホンダ哲学、ホンダイズムが合ったと言うことです) といったホンダはその車づくりで大いにぶれているような気がします。
すでに、以前述べたように、日本、北米、ヨーロッパ、中国、南米、アジア大洋州の6地域で車作りを展開する、と名言しているホンダが、日本で展開する新型アコードをカムリの成功の2番煎じを願っているダケではいけないような気がするのですが。車作りでもその他の何にでも該当するのですが、「現代を呼吸する」「現代に息づく」という気持ちを忘れてしまうとも、多少の運で一時は業績を上げても、やがて対局的には沈んでいくと思うのですが。この意味で、もっとも大切なのは、現代・時流を冷静に分析・総合する力(科学)であり、何よりも車づくりの「哲学」(フィロソフイー)であり、戦略(ストラテジー)だと思います。
マツダはもとより、ホンダ、トヨタをはじめとしたニホンメーカー各社が明確なるしかも正しいクルマ哲学、ものづくり哲学を構築して、現在苦戦しているパナソニック屋シャープなど各社家電メーカーのようにならない事を切に希望するものです。
話は変わりますが、今度8月8日と8月9日に横浜へ弟と一緒に、一泊で出かける事になりました。以前言っていた、有る施設の招待ですが、6月開設が大幅に遅れて8月15にオープンとなり、その少し前にご招待と言うことになりました。旅券やホテルなどを手配してくれるのですが、ホテルなどの詳細はまだ決定していません。そのうち、お会いできるよいですね(実は、毎年も8月8日9日頃は、東京に別件で一泊(新宿)して、中央線で武蔵境駅で下車し、西武線二駅目に集まる会議に出席していたのですが、今年は重なってしまいました。武蔵境はCARDRIVEGOGOさんの活躍しいている地域に近い名とは思っていたのですが)。
それでは、また「充実した内容」よろしくお願いします。
オルゴール記念館も行ってきましたよ。ロープウェイ乗り場が宿から歩いていける距離だったので、チェックアウトの後にクルマを宿に置かせて貰って行ってきました。
「恋人の聖地」にするなら中田島砂丘もとてもスケールがあっていい場所だと思いました。村上春樹の世界に潜り込んだような風景でとても印象に残りました。
K.Tさんのお住まいの石川県にはクルマで走れる「砂浜」があるそうですね。能登半島の方だと聞きましたが、今年の冬には能登半島の千枚田のライトアップを見に行きたいと思っています。
新型アコードは近所のホンダカーズの入口にいつも停まっているのを見かけます。内装も十分に豪華に作られているような気がするですが、バブル基準からするとまだまだなのですね・・・。
ハイブリッドにどれだけ値打ちがあるのか、まだあまり釈然としない部分もありますね。浜松の往復で700kmくらい走ったのですが、高速をクルコンで走ったので満タンで出発して無給油で帰ってこれました。高速では14km/Lくらいは出てたので、仕事で使わない限りはこれで十分だなと思いました。
リアワイパーはワゴンやハッチバックには今でも付いていますが、セダンはBMWやアウディといった高級車がデザイン重視で外した影響からか無くなってきてますね。
また東京へお越しの際にはぜひご連絡頂ければと思います。武蔵境はクルマで15分くらいの距離ですね。こちらこそお会いできるのを楽しみにしています。
石川県の能登半島の入り口(口能登−くちのと−という。輪島市は奥能登。七尾市は中能登)の宝達志水町から羽咋市にかけての海岸−千里浜(ちりはま)海岸−が、日本で唯一、そして確か世界でも2カ所しかないといわれる、クルマで文字通りの波打ち際を走れる砂浜海岸です。4駆でもない普通のバスや自動車が、波が打ち寄せている上をクルマが走ル事ができます。
なぜ、普通では、大きなタイヤの4駆のクルマしか走れないのに、千里浜海岸を普通車が走れるのか。
その理由は、砂の粒がとても小さいので、砂丘が引き締まっていて、クルマが通っても、タイヤが海岸(砂浜、砂の中)に埋没しない(沈み込まない)からです。加賀地方に有る「手取り川」から排出された砂が、津島暖流などの海流にのって能登半島目がけて流れて行き、堆積され、海岸に砂丘が出来た訳です。手取り川に近いところの海岸の砂は粒が大さく、遠ざかるほど砂の粒は小さくなり、千里浜海岸の砂は最も小さい砂の粒になり、前述の理由で砂浜海岸をクルマが走れるというわけです。ちなみに、私の町の砂丘は、日本三大砂丘の一つと言われていますが、千里浜よりも粒が大きいため、クルマは走れません(それが当たり前なのですが)。
ところで、私は、昔、一回だけFF2代目ファミリアで走った事がありますが、クルマが塩分で痛むような気がして(後で丁寧に、車体の底を水洗いする必要有り)、以後走った事は有りません。千里浜を走るバスには何回か 乗りましたが。
良く雑誌『ベストカー』やテレビ番組の特集(企画)で、「午前中に東京を出発して、石川県の千里浜までドライブして、千里浜海岸で夕日を見よう」という事をやっていますが、とにかく「千里浜海岸の渚ドライブウェー」は全国的に有名ですよ(私の見たテレビ番組では、バジェロに乗って‥‥でした)。
一年半後に、金沢まで「北陸新幹線」が開通するので、石川県知事は、観光客誘致の一環として、これまで有料だった自動車専用道路(能登海浜道路と言った)を、今年の4月1日より無料にしました。これは、日本で 最長の無料自動車専用道路だと言うことです(つまり、石川県は、気前がよい。そして、「のと里山海道」に名称を変更)。
新幹線開通の一年半前くらいに無料にして、メリット(お得感)を全面に出して、観光客を誘致する作戦です。石川県は、今新幹線で盛り上がっています。余談ですが、この前、奈良へ行くとき、名神高速の瀬田東から京滋バイパスへ入ったのですが、無料の「のと里山海道」より、狭く短い有料道路だなと思いながら、走っていました。
それはともかく、輪島のすぐ近くまで無料の自動車専用道路 (「のと里山海道」)が走っていますから、
是非今年の冬、能登半島・輪島の千枚田(白米地区‐しらよね‐)のライトアップを見に来てください。石川の冬は食べ物がおいしい(寒ぶりや甘エビのさしみ等)との事で、中村メイコさんなど芸能人は、特に冬来たがっています。輪島の少し手前の七尾市は、フイッシャーマンズワーフ(魚の食彩市場)やモントレージャズフェスティバルの開催地で有名ですし、七尾市のすぐ近くの和倉温泉には、20年以上、温泉旅館サービス日本一の温泉旅館「加賀屋」もあります。また、輪島は、漆塗り日本一の街として、また朝市の街として。よくテレビ番組に取り上げられていますよ(輪島塗りとしてものすごく有名)。最近では、NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」と同じ海女さんの街としても、盛り上がっています。平成10年頃、輪島市文化会館で浜田省吾のコンサートが開かれたこともありました(前日からたくさんの若者が輪島におしよせましたが)。
石川県は、松井秀喜の出身の県としても有名ですが、ブルトーザー製造会社のコマツ(小松市)の発祥地、九谷焼の県、人間国宝が多い県、最近では、ジエット機やあの「トヨタLE−F」の素材としても有名な炭素繊維の生産工場地としても有名です(東レの下請け)。県都・金沢は、加賀百万石の前田藩の金沢城があった街として有名ですし、その前田藩の庭園・兼六園(日本三大名園の一つ)の街としても有名です。それから、世界的に有名な哲学者・西田幾多郎博士を輩出した県(私の住んでいる町の隣のかほく市が出身地)としても有名です。
石川県の宣伝の内容になってしまいました。
まだ、先の事でしょうが、石川県へ来るのでしたら、是非お知らせください。
それでは、「マツダ・アテンザ」、よろしくお願いします。
先日(平成25年7月15日)、東京都狛江市に住む従妹夫婦が、一週間ほど前に購入した新車・スバルフォレスターで我が家にやってきました。家にあがる前に、15分間ほどの試乗(?)をさせてもらいました。
わずか15分間、乗っての感想は、「すばる、やるなぁ」です。「2.0iSアイサイト」定価2,772,000円という車種ですが、何もかも付けてもらって確か280万円(37万円の下取り車あり)と、とても、勉強(努力・安く)してもらったという事です(マツダCX−5は強気で、はんこを押す直前までいったが、サービスの良かったスバルに変えた都のこと)。
アイサイトはもちろんの事、レーンはみ出し防止装置や誤作動発信防止装置(確か?)、右側プッシュボタン(エンジンスターター)、フロントシートヒーター(かつてのサニーのように、本革シートではないのに、ヒーターを付けた)、リクライニング可能のリアシート、左右独立温度調整機能付きフルオートエアコン(丸形3連調節器−GHアテンザ・GJアテンザと同じ)Xモード付きAWD、パドルシフトなど、フロントドアカーテシランプ‥‥など、てんこ盛の装備が付いていました。
スバル車を初めて運転したので、あまり良くわかりませんが、マツダ車をとても意識した(マツダ車のいいとこ取りの)車のような気がしました。特にびっくりしたのは、マツダ車と同じスライドアームレストの採用です。しかも、SUVの特性(車高のよさ)を生かして、500tペットボトル2本の上に、楽々とスライドする、とても優れもののスライドアームレストではありませんか。インターネット上での新型アテンザの記事を読んでいると、Lパッケージ購入の人が、「ペットボトルがあると、それにあたり、アームレストを完全に前までスライドできない、何とかしてほしい」とマツダ版スライドアームレストの不満を訴えている、その内容を解決しているではありませんか。
全幅は1795oでGH(旧型)アテンザ都同じですが、全高が確か1700o弱なので(新型アテンザは全高1450o)、座席、アームレストを高くするので、問題のない(何らん不都合の事態が起こらない)スライド式アームレストを出来たのだと思うのですが。それにしても、かつて優れたアイデア(この前述べた3枚ドアロックと4枚ドアロックなど)や細かい気配り(ロックボタンの位置やドアカーテシランプの位置) はマツダの独断場だったと思うのですが、今まではスバルの方が進んでいるではありませんか。
かつて、子どもがパワーウインドウの事故(あいた窓から首を出して、プッシュ式のガラスアップボタンにさわって、首がガラスに挟まれ死亡するという事故)を防ぐため、またマニキュアをした女性(爪が長い)でも、爪(指)に引っかけて、ウインドウを開けれるような、パワーウインドウスイッチを日本初に開発したのはマツダなのだが(7代目ファミリアで。今では、多くの車種がマツダ方式を採用) 、そして、今では、インターネットにも出ているさび防止の塗装−カチオン電子塗装を確かマツダ・クロノスの生産時に開発したのもマツダなのだが(当時、欧州車に比べて日本車の塗装が劣っていた−つまり、日本車は外国車と比べて錆びやすいということ)。
フォレスターの欠点は、三角窓がありそのため、少し運転の感じが良くない(運転のフィーリングがマニアックではなく、素人っぽい)。乗り心地は、今、我が家のセカンドカーとしてある「フイットシャトルHV」の延長のようで、多少乗り心地が柔らかい(少し良い)程度で、コーナーへの回頭性や乗り心地はそれほどスポーティではないということ、いわゆるそれほど車好きではない人が満足するであろう足回りや乗り心地であるということぐらいでした。
そのほか、ドアミラーが、エンジンを切ったあと閉じようとしても閉まらない(マツダはエンジンを切っても、90秒間以内は閉じる事が可能。GJアテンザもそうなっていると信じているのですが)、また、細かい事なのですが、ライトのスイッチの順番が、消す−小灯−オートライト−大灯という順番になっていた事くらいです。
マツダは、旅行中のトンネルでの煩瑣なスイッチの入り切りを防ぐ「オートライト」が「消す」の次に来ています(つまり、「消す−オートライト−小灯−大灯」ということ)。
何よりも、新型アテンザで、ドアミラーをしまう専属のスイッチがなくなって、不便だという意見が、インターネツトにとても多く飛び交っているのを目にします(マツダのコストダウンだと思います。次いでながら、GHアテンザに付けられていたエアダムスカートもコストカットされ、真横から見ると初代センティアで指摘された、少し間延びしたデザインとなっています−と、私は思うのですが)が、従来の国産車のようにきちんと専用の押しボタンスイッチがありました。従来方式で、使い安いと思います。
そして、CX−5に無いフロントドアカーテシランプが、「スバル・フォレスター」に付いているのは、しかも、2代目FFファミリアのような位置ではなく、GH(GJ)アテンザのように、少しフロントに寄った位置(ちょうど足が降りる位置)について入るのは、思わず、「フォレスターあっぱれ、スバルあっぱれ」(勝手な私の判断です)と思ってしまいました。スバルは、とてもマツダを研究しているな(何しろ、CX−5は年間SUV部門売り上げbPですから)と思いました。
ドアカーテシランプのこと、シートヒーターのことなどで、「マツダはスバルを見倣ってほしい」と強く思いました。世界的歴史学者アーノルド・トィンビーは言います。「文明を大きな視点で考えると、遅れていた国(文明)が先になり、進んでいた国(文明)が後になる、ということは、歴史上、よくあることだ」と。
進んでいたアメリカ車が日本車に抜かれ、抜いたと思っていた、日本車が今また少し油断しているとアメや韓国の車に抜かれてしまう、そんな事にならないようにしてほしく思います。マツダ車も全く同じだと思います。油断するな、マツダ。
ところで、世界初の電子式4WS制御の発明(機械式の世界初はホンダ4WS制御)はマツダです。そして、かつてマツダは、ロータリーエンジン・ミラーサイクルエンジン(トヨタ・ニッサン・ホンダは、ミラーサイクルエンジンといわず、アトキンソンサイクルエンジンと読んでそれぞれ各社の車に使用。かつても初代プリウスは正直にミラーサイクルエンジンと名のっていたが。ニッサンはノートで、ホンダは新型アコードでついにミラーサイクル−アトキンソンサイクル−エンジンを使用)・PWSディーゼルエンジン(いずれも世界唯一か世界初)の三種の世界唯一エンジンを同時に、所有していた時期もありました。
いま、マツダは、世界初のSKYACTIV−D(BMW、MB以上のディーゼルエンジンとも言われている)、SKYACTIV−Gで、大きく飛翔しようとしています。しかし、鼓動デザインはやがて飽きられ、SKYACTIV−Dもすぐに追いつかれるだろうと十分マツダは承知しているようですが(マツダの言うプレミアムブランドとしての意味的価値の追求)、慢心せず、真摯なクルマづくりにとのくんでほしく思います。
誤解を恐れず、私のパラドックス理論で言わせてもらうならば、「マツダのすばらしさを一番知らないのは、マツダの一部の販売員で、マツダのすばらしさを一番知っているのは、BMW等他社の販売員である」(あくまで。論理的帰結ですが)と思います。
マツダの社員は、苦難の中を歩んできたマツダの歴史(社史・社是)を十分理解し、マツダ車の販売にあたってほしく思います。
論理的なものは歴史的である。新型アテンザを十分理解するためには、アテンザの歴史とカペラの歴史・ロータリーの歴史、ギネスに登録された世界一のスポーツカーメーカーはマツダである(ユーノス・マツダロードスター、米国販売名マツダ・ミアータの大成功による)、そしてかつてコルクの生産から出発下東洋コルク工業の歴史、ロータリーエンジンの歴史(かつて、ロータリーのマイクロバスもあった)、初代FFファミリアの歴史(当時、月間生産台数一位のトヨタカローラを初めて抜いたのは、ニッサンでは無く、マツダのファミリア)の歴史など、十分に理解してほしく思います。
今日は、スバルのすばらしさを感じて、やや力が入りました。
石川県についてとても丁寧に教えて頂きありがとうございます。ガイドブックを読んでいる限りだとなかなかわからないことも多くて戸惑ったりするので、とても参考になりました。頑張ってブログ書いててよかったと実感しました(笑)今年の冬に必ず行きたいなと思っています。
CX-5のヒットはスバルを完全に本気にさせたなと感じますね。新型フォレスターのプロモーションが前代未聞のプロジェクトになっていて、世界中の過酷な環境をフォレスターで走破して、ウェブで公開してました。SUVは専門外なので私には良さはよく分からないのですが・・・。
2009年のレガシィ発売時にインパネのデザインをマツダにそっくりなものに変更して、2011年のインプレッサG4でも同様のデザインが使われていて完全にパクリだなと思いました。先代のレガシィやインプは完全に内装のトレンドに乗り遅れていて、「プラモデルの中にいるかのような」と酷評されていました。
アテンザ購入時に3Lのレガシィの中古も検討したのですが、内装が酷くてすぐ候補から外れました。世間では輸入車の内装がいいと言われてますが、高級車同士で比べたら日産車の方が断然上だと思います。アテンザよりV36スカイラインの内装が良かったのですが、アテンザも実際に乗ってみたら落ち着いたので今ではとても気に入っています。
確かにディーラーでアテンザの気に入っている点を話しても「はあ・・」って感じですね。担当者はディーゼルじゃなくてDISIエンジンで峠走ったことあるのかな?という気がしますね。2Lなのに登り坂でグイグイいけて、DWBのフロントでトラクションに隙間がほとんどなくて、最高ですよね。深夜の埼玉の峠道で走り屋風の5ナンバーレガシィを軽く煽り倒してます。なんでこんな最高なショートストローク&フロントDWB止めちゃうのかなと残念に思います。ブログでしつこく書いていればマツダ関係者の目に留まるかなと密かに期待してますが・・・。
「マツダのデザインの賞味期間の長さにはとても驚かされます」とのことですが、私も全く同感です。6代目カペラは、3ナンバーとなった「クロノス」の反省を受け、急遽、全幅を1690oの5ナンバーサイズの6代目カペラを発売しました。当時クルマのヒエラルキー社会だった日本では3ナンバーは秩序を乱すこととなり、少し時期尚早だった。課長が5ナンバーの車なのに、係長が3ナンバの車に乗ることになるなどして秩序が乱れるので、3ナンバー車の購入はイマイチの現象となった。わたしも、クロノスを金沢のいつもの駐車場へ止めたら、3ナンバーというだけで、べらぼうに高い駐車料金を取られました。長さは、4695oで5ナンバーと一緒だといっても、3ナンバーだからという係のおじさんの返事をもらったことがあります。
6代目カペラは、当時のクロノスのシャシーを使って、短時間に仕上げたクルマだったのですが、これがなかなかのデザインで、私も先日(2週間ほど前)1台、見かけました。6台目カペラの発売が、1994年ですから、例え後期型を買ったとしても、約17年くらいその車は動いていることになりますね(ワンオーナーかも知れませんが)。最後のカペラとなった7台目(1997年発売)も、時々見かけますが、やはり6代目がカッコ良いですね。私自身は、カペラでは5代目(クーペなど、多くの車種があったが、我が家では、7人乗りのカペラカーゴ−−ふだん、荷室に緊急の2座席が隠れていた。あげると、後ろ向きにすわることとなる。信号待ちでは、後続の運転者と対面するので、マンガのようであまり使わず−−を所有していました)が一番かっこよくてすきですが。
同じことは、6代目のアコードにも言えます。5代目アコード(1993年発売)を3ナンバーサイズに、拡幅したら3ナンバーと言うことで、売り上げが伸びず、6代目アコードを5ナンバーサイズに戻し他党湖とがありました(6代目は1997年発売)。
平成9年当時、私が出向で石川県庁勤務となり、M5速のマツダ・クロノスで通勤していたとき、同じ課に、3ナンバーアコードセダン前期(リアのストップランプがシンプルだったのを覚えています)で通勤している職員がいました。だから、クロノスと5代目アコードとは、同じようにときに3ナンバー化したことを覚えています(クロノスは全幅のみ大きくなって、1760oでしたが)。
今では、3ナンバーも5ナンバーも駐車料金は同じだし、アクセラはもちろん、他のコンパクトカーでも3ナンバーがいくつかありますね(例えば、2代目トヨタ・イスト)。スタイルや安全基準などで、次々と日本車が3ナンバー化していると言えましょう。
ところで、アテンザは、ホップ・ステップ・ジャンプの三段跳びの如く、3段目ならぬ3代目で大きくジャンプしました。私の観察する限り、9代目マークU(最後のマークU、以後はマークX)のように、一度デザインをおおきくはずすと、いわゆるベースマーケット(べースとなる購買層)が大きく減り、二度とかつてのような栄光は戻ってこないような気がします。マークUと言えば、私がいつも行く床屋のご主人が、
ずっとマークU2000に乗っていたのですが、高速ではあまりスピードがのびない、といっていました。cd値が、確か8代目くらいまでマークUは少し悪かったようです(マツダ車はそんなことはなく、当時のマレーニアで0.28、現在のアテンザはレクサスと同等のcd値=0.26)。その後、マークUのcd値も良くなったようですが、日本全体のセダンの売れ行き退潮もあって、マークUの後継車であるトヨタのマークXでさえ、ミニバン・コンパクトカーの台頭等により、現在の販売台数は伸び悩んでいるようです。
デザインの失敗について言えば、同じことは、8代目ファミリアのネオ(ユニークなハッチバック)の失敗もそうだと思います。マツダはあわてて、普通のハッチバックのファミリアの形に変えて、発売しましたが、これも原因ともなったのか、やがて以後の9代目で、マツダの栄光のブランドである「ファミリア」の名前は消滅してしまいます。3ナンバーサイズのアテンザと改名したわけです。
ある意味、クルマの生産は、「ばくち」のような面があり、当たれば、生産が追いつかないくらい売れ、はずすと全く売れず、開発費さえも回収できないこととなります。デザインやコンセプトをはずすと、本当にこわいですね、自動車産業は。
話は変わりますが、インタネツトでも報じているように、中国では現在、初代・二代・三代アテンザが同時生産・販売されています(すごい快挙ですね)。昨年、三代目(GJ)アテンザが発売される少し前の10月頃だったと思うのですが、雑誌『ベストカー』で、「日本車の中で中国人に一番人気があるのは、初代アテンザだ」と、小さな記事で報じていました。3年前、私が中国の大連へ行ったときも、初代アテンザを何台か見かけたことを覚えています。私の勝手な推測ですが、恐らく初代アテンザスポーツ(5ドアハッチバツク)が最も人気があるのだと思います。実は私は、歴代アテンザの中で、初代アテンザスポーツ(5ドア)の薄い藤色が一番カッコイイと思っています。初代アテンザを最も好きだとは(正確には、3代目アテンザの発売前の事ですが)、中国人もなかなか目が高いな、と思ったものです。私は、3代目が発売された今も、ひよっとしたらそうなのではないか、と秘かに思っています。
生産している中国メーカーについて、正確に調べる余裕は今ありませんが、「第一汽車」だったかどうかは、はっきりしませんが、当時は、中国では、初代と二代目を生産するメーカーが違っていたような気がします。だから、今も、三車種(初代・二代・三代)同時発売ということが起きるのだと思います。
旧型と新型の同時発売ということは、日産ブルーバードで一回ありましたが、日本では極めて稀なことですね。もつとも、トヨタ・シェンタのように、一時、生産を中止したのに(全くやめたのに)、再度丸目ライトと角目ライトの二種類のシェンタを発売するという極めて珍しいことも、つい最近ありましたが(たぶん今も継続?)。さすが、トヨタ、生産設備の余裕というか、商売がしぶといというか、その根性に感服しまました(正直、あきれましたが)。
中国での三代アテンザの同時発売という事実は、私たちマツダファンにとっては、マツダデザインの素晴らしさ・底力を示す証左として、とても誇らしいことですが。
北陸マツダの社員に、中国で日本車の中でアテンザが一番人気がある(販売台数一位ではない)と言ったのですが、全く無視というか、関心がないようでした(忙しいのかもしれませんが)。
またまた、話は変わって、アテンザはドイツでは人気がありますが、アメリカでは今ひとつです(二代目の時、マツダはアメリカ版V6搭載のワイドアテンザを発売していましたが)。総じて、この前のCARDRIVEGOGOさんの記事にもでていたように、アメリカではBMWやMB等のドイツ車の売り上げも、伸び悩んでいるようですね。現3代目アテンザでは、是非アメリカでの売り上げ不振の壁を突き抜けてほしいものですね。やがてマツダは、デイーゼルやクーペのアテンザをアメリカで発売するようですし、つい先日のアメリカのレースでも新型アテンザは1勝していますし(インターネットの記事による)、是非成功してほしいものです。
ところで、今、私の手元に『ザ・ヒストリー・オブ ロータリー』(株式会社笹倉出版社、平成15年2月20日発行 定価1500円+税)があるのですが、これを読むと、苦難なロータリーエンジンの開発、第一次オイルショックでのマツダ車の販売の激減、そしてサバンナRX−7の発売など、その歴史を知れば知るほど、これほどクルマづくりにピュアなメーカー(特にスポーツカー)の「マツダ」(旧社名・東洋工業)が現在まで会社がつぶれずに存続していること事態が、「奇跡」にさえ思えます。いつも言っていますが、決して日本の家電メーカーのように、ならないよう、マツダ・ホンダ・スバル・トヨタ等の日本メーカーの頑張りを期待するものです。
コメントありがとうございます!
やっぱりマツダデザインはいいですよね。トヨタを引き合いに出すのはどうかとおもいますが、6代目カペラと数年後にデビューしているトヨタ・アルティツァを比べれば洗練度は歴然ですね。スポーツカーも10年前のRX-8のデザインがトヨタ86を上回っていると思います。
北陸マツダの人はそんなに意識が低いのですね。関東マツダの担当者はアテンザに関してはかなり熱いですよ。セールストークではあると思いますが、スカイラインV36は認めてましたが、プジョー407とカムリHVはアテンザの敵ではないと断言してました(正しいと思います)。
この前初めてアテンザで成田空港に行ったら、セキュリティチェックでトランクを開けろと言われたので、ボタン押して開けてくれと伝えたら、なかなか戸惑っていて、エンジン停めて降りて開けました。アテンザのトランクはPにしないと開かなかったりするのでしょうか。K.Tさんのコメントを読んでいたおかげで、車内から開けることもできないことが分かってたので、そんなに混乱することなく済みました。それでもいろいろな装備について詳しく知っておく必要があるなと痛感しました。またぜひいろいろ教えてください。