2013年04月16日

街で見かける新型の「アテンザ」と「クラウン」

  大ヒット中の「アテンザ」と「クラウン」だけあって、週末になるとそこいら中で見かけるようになりました。どちらも車体が「大型化」していますが、見た目では「軽そう」でふんわり?した感じがします。良い事か悪い事かわかりませんが、どちらもサイドラインの造形がやや大掛かりになりすぎていて、側面パネルに「重み」を感じないです。「セダンの進化」として歓迎こそされていますが、まだまだ改良の余地はありそうです。逆に今まであまり興味がなかった「アテンザ・ワゴン」が一番タイトでスタイリッシュに見えて、「カッコいい」なと感じてしまいます。ワゴンはマツダが用意した色がどれも結構ハマるようで、どの色でも違和感を感じないですね。クラウンもあのフロントグリルの派手さを考えると、ワゴンの復活があってもいい気がします(アルファードみたいな存在感が出せそう)。

  やっぱりクルマは街中を走ってみないと、デザインの良し悪しはなかなかわかりづらいと思います。とくに発売直前まで新デザインをひた隠しにした「クラウン」は、まだまだ「未完成」の印象があります。時間を掛ければ良いというものではないのかもしれませんが、アテンザには「2年」掛けたとマツダは豪語しているだけあって、デザインの「整合性」はアテンザが優れています。クラウンも決して悪いコンセプトだとは思わないのですが、グリルと一緒にヘッドライトも変えてしまって良かったのではないかという気がします(あのグリルを使うなら)。ヘッドライトとグリルが「合っていない」ような印象です。ヘッドライトはアルファロメオ159みたいな過激なものではなく、初代マークXのような「一風変わった」ライトを持ち込めば、さらに強烈なインパクトが出せたと思います。

  街中を走る新型クラウンを見て、改めて感じることは「RWDのセダンのスタイルは古臭い」ということです。これはクラウンに限った話ではないですが、日産(スカイライン・フーガ)やMBやBMWのいずれのRWDセダンもサイドビューが「後傾姿勢」になっていて、3BOX車のデザインとしてホンダ・アウディ・マツダのFWDやAWDよりも「かっこ悪く」感じてしまいます。トヨタのカムリHVのスタイリングが「出色」なのもこの影響があるのかと思います。ただFRセダンがダメかというとそうではなく、新型ISなどはその「ハンデ」を上手く克服して、新たなFRセダンの基準となるようなデザインに仕上がっています。BMWの新型4シリーズもかなりアウディやマツダを意識しているようで、ルーフやフロントフェンダー回りがまるでFF車のような意匠になっています。

  アテンザはやはりセダンとワゴンだけの展開はちょっと寂しいように感じます。追加できるボディスタイルとしたら5ドアハッチと2ドアクーペくらいですが、これから登場するという見通しもあるようです。当初は「スポーツ」はいらないと思っていましたが、この新しいデザインでの「スポーツ」を見てみたい気がします。全ての外装パネルをオリジナル設計にして、車高も1390mmくらいに下げてワゴンのホイールベースを使った「スポーツ」と「クーペ」を期待したいと思います。さらに隠し球として、「コンバーティブル」モデルを作って、300万円台で買える「4シーターオープン」とすれば意外な需要があるような気がします。

↓こんなテンションでマツダがアテンザの派生モデルを作ってくれないかな・・・

posted by cardrivegogo at 01:08| Comment(1) | トヨタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最新の記事に記入できないので、ここに書きます。
私は、フアミリアプレスト以来、多くのマツダ車を乗り継いできました。その時の自分の給料に見合ったマツダ車をキャツシュで購入するという、いわば自分の身の丈にふさわしい車を購入してきたわけです。ファミリア(計3台購入)、カペラ、クロノス、ミレーニア・妻や娘用のファミリアSワゴン、そして2代目アテンザ(GH)の購入に至るわけですが、一番よかったのは、ミレーニアです。なんといっても、足回りがすごくよかった。前後輪とも、マルチリンクで、高速道路の継ぎ目の書つくも少なく、かつてのBMW3シリーズと同じホイールベース2745oの乗り心地はすばらしかったことを覚えています。当初、GHアテンザの内装や設備(ドアカーテシランプも二つしかなし)、乗り心地も、ミレーニアに比べて悪く、当初は不満だらけでしたが、新型アテンザの発売とともに、現在所有するアテンザセダン20E・初期の評価が大きくあがりました。足回りの悪さも、慣れたのと多分んこなれたとので(ミレーニアの記憶が遠ざかったのもあるでしょうが)、まあまあ満足しています。
ミレーニアは、あのル・マン優勝のポール・フレールが足回りを指導したな車でしたが。
京都へドライブする途中、SAやPAでよくBMW3シリーズに遭遇しましたが、コスパと大きさと性能で自己満足的に、優越感に浸っていたことを覚えています。確かに、カー雑誌などでは外車は、絶対的な性能
を謳うっていますが、いかんせんランニングコストがかかり杉だと思います。オイル交換料、点検代、修理費等(本や乗っている人からの聞き込みですが)。私は、その国の車文化を体験するという気持ちがないと
外国の車を購入してはいけないと思っています。ものづくりに対する考え方が根本的に違うからです。
定期的に部品を交換することによって新車時の性能が復元するという考え方があるようです。たとえば、私が今使っているローレックスの時計は、約五年ごとに定期点検をして、部品を交換することを言われました(点検代に5万円ほどかかるとのこと)。まだ、1回も点検していませんが、大いに悩んでいるところです。
ですから、アテンザを購入されたことに、大いに同意するものです。昨日発売された、『マガジンX6月号』の「ざ・総括」の記事には、マツダ・アテンザは、かなり辛口の評価で、全体としては、★★★の評価でした。ただし、外観デザインは★★★★★、内装デザインは★★★でデザイン全体としては★★★★でした。確か、GHアテンザの総合評価は★★★★だったとと思います。GHアテンザも、後期で、乗り心地が大きく改善され、雑誌『ベストカー』で、「こんなにきちんとできるのなら、最初から後期型の足回りで発売してほしかった」と書かれていました。
とは、いっても、現在の日本車の中では、現行アテンザは、傑出しているといます(昨日の朝日新聞のアテンザの広告として、にワールドカーデザインオブザイヤーベスト3受賞の広告がでていました。これまで、日経新聞には、何度かアテンザの広告はでたのですが)。
お互い、GHアテンザ、大切に載りたいものですね(とぃつても、私は後4年間の期限付きですが)。
Posted by K・T at 2013年04月28日 01:39
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