現行のインプレッサは最初は「垢抜けない」と思っていました。しかし駐車場などでだんだん見かけるようになってきて、特にグレーなんかが絶妙でかっこいいです。スバルもとうとう「ワゴン」メーカーから「ハッチバック」メーカーへ脱皮したなと感じますね。リアデザインも欧州プレミアムハッチバックの平凡極まる(見分けがつかない)ものと比べると、凛々しくて機能美に溢れていています(インプの後ろを走るのは楽しいけど、ゴルフの後ろはつまらないです)。
レクサスのCTもまったく色あせない(まだ3年か・・・)なかなか先見性のあるデザインを初代から展開している(トヨタお得意の初代がベストのパターンか?)。なのにアクセラは日本のハッチバックには未来はない!とばかりにドイツデザインへと逃げた(まだ詳細はわかりませんが)。ベンツやBMWに似せて売れりゃそれでいいのか(ヒュンダイみたくホンダをパクるのか)?
やっぱり日本メーカーがつくるハッチバックがどこかしっくりいかないと感じることはあるが、さすがは世界で一番真面目な日本の自動車産業だけあって、よく見るとデザインの進歩がとても早い。しかも欧州車をパクることなく、日本車らしいCセグハッチバックは確実に進化してきている。BセグやCセグの垣根を無くせば、アクアやスイフトのデザインもとても素晴らしい出来だ。日本車のハッチバックのデザインが酷いと思っているのは日本人くらいなもので、北米でも豪州でもベストセラーは日本車のCセグハッチだ。
アクセラも去年の夏頃に流出した写真のようなデザインのものを期待していたのだが、どうやら大幅に変更されてしまったようだ。擬装だともやはメルセデスAクラスと見分けがつかないので、おそらくかなり似ていて物議を醸すレベルかもしれない・・・。マツダは1年に1台くらいのペースでしかFMCをしないのだから、その1台でインパクトが出せないと一気にブランドが沈んでしまうという危機感があるのだろうか(CX-5やアテンザには感じたけど)?今度のアクセラも、この前アテンザ買った人に「アクセラの方が良かった」と思わせるくらいのブットんだクルマにしてほしい(そういうグレードやボディタイプを設定してほしい)です。初代アテンザとRX-8を出したマツダはスゴかった[関連記事ー別ブログ]が、それを超えたとか思っている人が多いみたいだがまだまだだと思う。
【関連する記事】
- フォルクスワーゲン と マツダ の価値
- なぜドイツ人はマツダ車を買うのか!?
- 「東洋のジャガー」の意味を知っていますか!?
- マツダの知名度は実は低い!? アテンザのモデルチェンジはいつになる!?
- マツダブランドが他より優れているところは!?
- マツダとは・・・フロッシュでありグンゼでもある。
- 結構まじめにマツダ愛を訴えてみる・・・。
- マツダの危うさ。SUV以外のラインナップはどうなる!?
- マツダの使命は・・・欧州ブランドにアイディアを提供すること!?
- マツダ車の購入を検討されている方へ・・・現行モデルにひとこと
- 「魂動」になって狙い通りマツダ車の激走が激減した!!!
- 今のマツダにドグマはあるか?
- 輸入車に大ダメージを与えてるのは、レクサス?日産?マツダ?スバル?
- そろそろ限界領域に差し掛かったマツダ・バブル?
- アテンザを30秒で一般人にプレゼンするには
- アテンザ より アクセラ の方が良いという意見にとりあえず反論。
- マツダが超一流のスポーツブランドだったという事実が風化する前に
- "ZOOM-ZOOM"の生みの親・マーク=フィールズが・・・
- テンション上がらないとクルマなんてそうそう買えないです!
- マツダ車への批判がソフト面に集中してる?
だから気にしなくていいんだよ。
確かに私もそう思います。
しかしマツダが閉塞感溢れる日本のクルマ文化を変えてくれるのではという期待もあります。