2013年02月24日

マツダはいつからドイツメーカーになったんだ?

  マツダはもっと孤高のスピリッツを持ったメーカーだと思っていたが、どうやらただの「ドイツへのコンプレックス」丸出しの3流のようだ・・・。新型アクセラの擬装したモデルがとうとう流出したが、なんか「既視感」しかない「お腹一杯です」といった感じしか受けなかった。まったく攻めてないです。ベンツAクラスやBMW1シリーズのフォルムそのままです。インプレッサスポーツの方がよっぽど潔いデザインだと思います。

  現行のインプレッサは最初は「垢抜けない」と思っていました。しかし駐車場などでだんだん見かけるようになってきて、特にグレーなんかが絶妙でかっこいいです。スバルもとうとう「ワゴン」メーカーから「ハッチバック」メーカーへ脱皮したなと感じますね。リアデザインも欧州プレミアムハッチバックの平凡極まる(見分けがつかない)ものと比べると、凛々しくて機能美に溢れていています(インプの後ろを走るのは楽しいけど、ゴルフの後ろはつまらないです)。

  レクサスのCTもまったく色あせない(まだ3年か・・・)なかなか先見性のあるデザインを初代から展開している(トヨタお得意の初代がベストのパターンか?)。なのにアクセラは日本のハッチバックには未来はない!とばかりにドイツデザインへと逃げた(まだ詳細はわかりませんが)。ベンツやBMWに似せて売れりゃそれでいいのか(ヒュンダイみたくホンダをパクるのか)?

  やっぱり日本メーカーがつくるハッチバックがどこかしっくりいかないと感じることはあるが、さすがは世界で一番真面目な日本の自動車産業だけあって、よく見るとデザインの進歩がとても早い。しかも欧州車をパクることなく、日本車らしいCセグハッチバックは確実に進化してきている。BセグやCセグの垣根を無くせば、アクアやスイフトのデザインもとても素晴らしい出来だ。日本車のハッチバックのデザインが酷いと思っているのは日本人くらいなもので、北米でも豪州でもベストセラーは日本車のCセグハッチだ。

  アクセラも去年の夏頃に流出した写真のようなデザインのものを期待していたのだが、どうやら大幅に変更されてしまったようだ。擬装だともやはメルセデスAクラスと見分けがつかないので、おそらくかなり似ていて物議を醸すレベルかもしれない・・・。マツダは1年に1台くらいのペースでしかFMCをしないのだから、その1台でインパクトが出せないと一気にブランドが沈んでしまうという危機感があるのだろうか(CX-5やアテンザには感じたけど)?今度のアクセラも、この前アテンザ買った人に「アクセラの方が良かった」と思わせるくらいのブットんだクルマにしてほしい(そういうグレードやボディタイプを設定してほしい)です。初代アテンザとRX-8を出したマツダはスゴかった[関連記事ー別ブログ]が、それを超えたとか思っている人が多いみたいだがまだまだだと思う。
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posted by cardrivegogo at 15:34| Comment(2) | マツダへの雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マツダはマツダファンじゃない日本人の為に車作ってないよ。
だから気にしなくていいんだよ。
Posted by at 2013年04月08日 10:33
コメントありがとうございます。

確かに私もそう思います。
しかしマツダが閉塞感溢れる日本のクルマ文化を変えてくれるのではという期待もあります。
Posted by CARDRIVEGOGO at 2013年04月09日 21:38
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