栃木の道路ではスバル車だけが凍結路面もまったく気にせずガンガン走ってました。群馬県太田市(スバル本拠地)から近いせいか新旧様々なレガシィ・インプ・フォレスターが・・・。ここはスバルの博物館か・・・?それに引き換えFR車はまったくといっていいほどいません。レクサスもBMWも四駆のSUVばかりでした。ランクルもとても多かった。FFのアテンザに今年おろしたスタッドレス履いて行きました。さすがは日本製スタッドレスタイヤですね、まったく怖いことはなかったです(もちろん安全運転ですけど・・・)。ただ2.0LのNAでは、いろは坂の登りでのヘアピンからの立ち上がり加速が5ATの3速だといまいちですね。クルマのサイズもやっぱり大きめなのでコーナーの出口がちゃんと見えないと踏んでいけないのが辛いです(突然目の前にガードレースは嫌です)。下りはかなり見通せるので単独走行ならクルマの大きさを気にしないで行けて楽しいかも(ベンツのMクラス?が前をノロノロしてました)。箱根のような高速コーナーの下りだとアテンザはかなり運転しずらいですが、ここくらい低速のコーナーなら「ガツっ」と止まるブレーキも有り難いですね。
日光宇都宮道路で、「わ」ナンバーのヴィッツやフィット・ミニバンといったファミリーカーがゆっくり走る横を1台のスバル車(3代目レガシィB4)が颯爽と駆け抜けていったので、走りっぷりを見たくて後をついていきました。5ナンバーサイズの4WDで重量も軽くて、路面がシャーベットでも変な姿勢制御もなく、とてもスムーズで気持ち良さそうでした。これじゃあ新型の重くてデカいレガシィには乗り換えたくない気持ちもよく解ります。
「低速トルク強化」と「横滑り防止装置」のドイツ車定番のパッケージが日本車にも急速に広まってますが、日本の道路を駆け抜ける楽しさとは違うんじゃないの?という気がします。雪道を走るならひと昔前の日本車のパッケージの方が安全だと思います。新型アテンザもディーゼルエンジン搭載で重量もトルクも大幅に増えたことで2.0Lのガソリンにまで横滑り防止を標準で付けてきました。ディーゼル&FFの新型アテンザは雪道ではトルクステアの関係でやや危険かもしれません。ハイブリッドを装備したFRの高級セダンもいくらメカで制動していてもクルマの基本の状態は雪道にとても弱い気がします。