2016年08月07日

ロードスターRF と アバルト124

  幕張メッセで開催されていた『オートモービルカウンシル2016』に行ってきました。土曜日の午前中でしたが、目立った混雑もなく好きなクルマをいくらでもかじり付きで見る事ができたので、わざわざ千葉まで行ってみてよかったなー。お目当てはもちろん『ロードスターRF』と『アバルト124』の兄弟車2台です。というか先に言ってしまうと、このイベント自体がこの2台が今年発売されることに関する様々な必然性を『示唆』する展示会としてプロデュースされていた印象です。

  近年は海外のモータショーでもマツダブースの注目度が俄然に高まっているようですが、もちろんここでも堂々の主役級の扱いです。豪華なことに1000万円級のGT-RとボルボXC90が前座を務めていて、3000万円するフェラーリやマクラーレンをも脇に追いやる配置で、ロードスターRFが鎮座するマツダブースが大上段に構えています。

  このイベント自体はカーグラフィックの社長が企画したものみたいですが、マツダの揺るぎない自信を見せつける、あるいはマツダの果てしない野望を感じるにはベストなスケールです。とにかくまざまざと見せつけられたのは、マツダの躍動。そういえばこの1年で「ロードスターでも世界の主役になれるんだ!」とことを十分に示しましたね〜。発売前からティザー戦略がとても手の込んだものになってましたが、発売から1年経って追加モデルでここまでの熱量を持ってくるとは!!!デザイナーさんいい仕事してますね。

  NDロードスターがフィアットの肝入りで開発が進んでいるとプレスリリースされた数年前には、正直言ってこんなマツダの姿は想像できなかったです。もちろんマツダがスポーツカーを作り続けることに意味がある!と一定の評価を下しつつも、もはやロードスターはオワコンではないか?といった冷ややかな気持ちがないこともなかったです。それがこの会場に来てみると、オワコンだったのは実はGT-Rやマクラーレンの方なのでは?という『トンデモ』な想いすら沸き上がります・・・。

  ちょっと伝わりにくいかもしれないですが、この会場のレイアウトの趣向は、メーカーブースに前後を挟まれる格好で、旧車の専門ショップがセンターエリアで在庫車の即売会を行っています。最新のロードスターやGT-Rをみながらも、2000GT、コスモスポーツ、フィアット・ディーノ、ロータス・エラン・VWカルマンギアといったGTカーの名作を同時に、そして何より身近にみることができます。プジョー405が89万円のときには、本気でちょっとグラついたりしましたね(映画TAXIじゃん!)。

  ディーノにはもちろん2000万円とかいう法外な価格が付いてますけど、それでも買う人はいるだろうな〜というくらいにこのクルマはカッコいいです。マツダの仕事でフィアットに再びディーノみたいなGTカーが復活するんですね!!!それにしてもこのクルマのボデーは芸術。GJアテンザのボディラインのアイディアはもしかしたらココからじゃないのか?ってくらいにサイドが張り出した曲面構造です。イタリア車のインパネはもちろん洒脱で、これぞGTカーといった機能性に溢れてます。小物入れ?そんなものはない。機能美にとっては余計でしかない。小物入れが無いからダメ!だとNDロードスターをボロクソに言った斉藤慎輔さんよー。

  それからロータスエラン。こちらも2000万円でした。実際はそんなにしないよなー金持ちが衝動買いするのかな。今のロータスよりも当然ですがイギリス車としての濃度が濃い。ヘッドライト周りが70年代車らしくゴツいディーノに対して、こちらは完全にゴツくないクドくない流線型に包まれた近未来デザイン。まるで『時計仕掛けのオレンジ』に出てきそうなレトロ・フューチャーなスタイル。嬉しいことに新しく来年に復活&発売される予定の『アルピーヌ』もこの方向性みたいです。

  ロードスターRFはエラン寄りかな。そしてアバルト124はディーノ寄りですね。アバルト124はフロントとリアのオーバーハングがロードスターよりもかなり大きく見えます。全長も100mm以上は違うのかな。ディーノはオーバーハングでホイール小さめ。一方でエラン&ロードスターは4輪が主張するデザインですね。RX-VISIONも至近距離で見る事ができましたが、マツダのスポーツカーデザインは4輪ありきなデザインでイギリス流ですね。これに対してイタリアン・スタイルはフェラーリを含めタイヤの主張は小さめです。そんなマツダ版とフィアット/アバルト版の作り分けも感じられる展示になってます。

  ほかにも気になる旧車がたくさんありました。金持ちそうな夫婦はVWカルマンギアの優美で盛大なデザインにため息を漏らし、700万円なんて安いわね!とか婦人の方が喰いついていましたね。そして『意識高い系』を感じさせるイケメン男子は、シトロエンの80年代ど真ん中な感じのGSにメロメロな様子。とにかくVWもシトロエンも旧車の存在感なら超一流ですね。

  さてさてディーノとエランこの2台の名作GTカーをじっくり鑑賞して、『デザインの原器』をガッツリと修正されてから見るロードスターRFと、アバルト124は・・・。たしかに名GTカー2台の圧倒的な説得力の前には、いくらか手数が足りていないのかな〜という物足りなさはあるけど。ディーノやエランを自分が所有した時に想像するカーライフにかなり近いところに連れていってくれるクルマではあると思いますね。後輪をチャカつかせながら、のどかな田園風景を走る。たまには海も、夜景も、星空も・・・。どちらも発売が楽しみですね。

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posted by cardrivegogo at 22:01| Comment(0) | ロードスター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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