2018年05月25日

アテンザMCは 『スカイ・マツダの道程』の集大成!?



強気に価格上昇

  先日発表されたアテンザのビッグマイナーチェンジ。誰もが感じたかもしれないですが、・・・「価格」が強気。そろそろ「店じまい」になる初代スカイアクティブシャシーは、アクセラ、CX5、アテンザの3車でもう十分に減価償却しているでしょうから、モデル末期の「廉価グレード」設定があるのか!?と思いきや、順調に価格は上昇しています。次のアテンザの日本価格は350万円くらいからスタートしますよ!!と予告するのが、今回のマイナーチェンジの最大の狙いなのでしょうね・・・。


トヨタに喧嘩を売る

  ガソリンモデルで実質的なオンリーワンの候補になる『25S・Lパケ』は354万円。もっとも高価な『XD・AWD・Lパケ』が419万円。次のアテンザでは、この2つの価格が、それぞれスタート価格と、メイン価格にシフトするのだろうかという気がする。それでもアコードHV、カムリHVなどの価格に比べれば、まだまだ魅力十分ですし、『Lパケ』は実質的にアウディ、レクサス、メルセデスなどに対抗できる「プレミアム」仕様ってことを考えると、相対的なコスパは高い。『419万円』にはちょっと因縁があるようで、カムリHVの最上級『Gレザー』がこの価格です。トヨタ史上最高のハイブリッドユニットを搭載し、自慢の本格レザーが使われたカムリHVへの「挑戦状」のようです。ちなみにアコードHVのレザー装備ゲウレード『EX』は410万円ですが、こちらはフルモデルチェンジが間近とのこと。


ハイブリッド VS ディーゼル

  トヨタやホンダのHVサルーンに、マツダのディーゼルサルーンは負けていない!!という意思表明。ディーゼル勢は他にも422万円のパサートTDIが日本市場参戦。さらに年内にも新型のプジョー508とボルボS60が相次いでデビューして400万円前後の価格になりそう。新型3シリーズは、PHVとディーゼルが用意されているようだが、一体どっちの陣営に入るのだろうか!?ちょっとミーハーすぎじゃねーか!?エンジン屋の名前が泣いているぞ。トップギアのクリス=ハリスはレクサスLS乗って一言、「CVTはクソだ!!」と切って捨てた。しかしディーゼルは欧州ではすでに鼻つまみな存在に・・・。


ターボはお預けに

  期待されていた北米向けの『2.5Lガソリンターボ』の導入はありませんでした(後出しじゃんけんの可能性もあるが)。北米仕様の5000rpm頭打ちのユニットを出したら出したで、マツダの名前に傷がつくでしょうし、250psという控えめな出力だと、またK沢に『渋チンだ!!』と意味もなく煽られるのがオチ。中国市場に頭を擦り付けるような『2Lターボ』なんて絶対に欲しくないので、2.5Lターボというだけで一定レベルの所有する喜びはあるだろうけども、中国で売るつもりもないから日本でも発売されないのはちょっと悲しい。次世代アテンザへ価格面で「橋渡し』をするならば、2.5Lターボを400万円台で新グレードとして投入したいところだけども、354万円の25S・Lパケに、ターボ&AWD追加の値上げ幅で貪欲に50万円積んでもせいぜい400万円乗っかるくらい。2Lターボのスカイラインと同等・・・じゃ納得しないってことなのかも。


カムリ失速の理由は!?

  昨年発売されたカムリHVは、日本COTYをセダンで獲る!!みたいな高い志をトヨタに感じましたし、日本市場を丸ごと洗脳するかのような、巧みなプロモーション戦略を推し進めましたが、販売が集中しやすい3月でやっと3000台です。現行のアテンザよりも都市部での使い勝手は段違いに良いであろうトヨタの最新鋭のハイブリッドを使っていて、価格帯は319〜420万円とアテンザとほぼ同じ。それでも昨年後半からすでに予想外に「低調」であることが判明していました。マツダ首脳陣もアテンザの日本戦略が非常に困難であることを感じていたはず。


「タクシー」は売れない

  カムリHVってたまに見かけますけど、そもそも誰が買うの!? 首都圏で考えると、都心まで電車で30分圏内の一般的な建売り住宅に用意された駐車スペースでは、ほぼ絶望的なサイズです。3ナンバーはCセグかスライドドアじゃないときつい。ちょっと郊外で2000〜3000万円台で広い家&駐車スペース余裕な物件が買えてしまう埼玉県中部(所沢市)だと、もうカムリではなくて、レクサス(GS)とかメルセデス(Eクラス)とか乗ってます。Eセグ乗りたいから郊外を選んでるわけですから。天下のトヨタの営業力を持ってしても社会的ニーズの多くは個人タクシー向けくらいに限定されてしまうようです。北米のようにセダンを当たり前に乗る環境が日本では外部的要因で制限されてきているのは否定できない。


キャラ・・・

  これからはミドルセダンは「ファン」を得られる要素がないとダメだ・・・とか言ってしまうと、それはすなわち「BMW・M5」や「E63AMG」を肯定する意味になるんですよね。マツダがFR化を目指したり、スバルがリア重視のAWDシステム(WRX・S4やレヴォーグ2.0)導入したり、あるいはレクサスLSが日本のカーメディアにフルボッコにされることを覚悟で「ドライバーズ・ビッグサルーン」へと大きく舵を切ったりする動きは、クルマの選ばれ方が変わってきたと、優秀な日本メーカーのマーケティング部門が判断しているんだと思います(カーメディアのオッサンたちのたわごとは無視でOK)。


マツダの新しい感じ方!?

  初代&二代目アテンザは同じ世代のプラットフォームを使い11年あまりのモデルライフを経過しましたが、GG&GHシャシーは、そのこだわり設計によって、世界中でマツダファンを増やす結果になりました。このブログもまさに「ファン」です。見事なストーリーもありました。詳しくは名著「マツダはなぜよみがえったのか!?」を読んでください。フォードの後押しがあったからできたのも事実だし、「ZOOM-ZOOM」を名付けたのもアメリカ人でした。昔を美化するのはどーかと思うけども、「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「RX8」「プレマシー」がグローバルモデルとして『ファン』を作りまくった。


マツダを持つ幸せ

  それに対して現行モデルはどーなんだ!?特にフラッグシップ・アテンザに対する要求は高い。アクセラと同じシャシーを中国市場向けに伸ばして使っているだけでもう幻滅・・・みたいなネガティブな印象を抱いていた時期もありましたが、このGJアテンザのモデルサイクルの中で、マツダは「乗用車のインテリアとは何か!?」という課題に真剣に取り組んできたと思います。2012年にLパケに乗った時もサイドウインドーの高さが気に入りましたけども、そこからコンソールのデザインは変わり続け、トリムもメルセデスの特別グレードのような質感を意識するようになり、同時に静粛性もマイナーチェンジのたびに向上しました。


GJアテンザ・3rd-genは「超えた」!!

  GJアテンザはまだ発売されてから5年半ですけども、その時間が短く感じるような中身のある「過程」を積み上げてきました。GGやGHアテンザのモデルサイクルでほとんど変わることのなかった内装の質感の、変化の振り幅はびっくりするくらい大きい。その分しっかりと価格も上乗せされてますが、上質なレザーシートにリアシートヒーターまでついて350万円の『アテンザLパケ』と同等の装備がつく新型クラウンは630万円の『2.5ハイブリッドG-エクゼクティブFOUR』からになるようです。うーんマツダが2012年からずっと言い続けてきたことの意味、今のマツダが存在する意義みたいなものが、ちょっとわかってきたかも。6月21日が楽しみだ。



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2018年05月24日

前回に引き続き、マツダとBMWの歩み。


前回までのあらすじ  

  1950年代に四輪の創業を再開したBMWが、1961年のノイエクラッセで、クラシカルな高級車ブランドから、フォードやホンダのような技術革新性で世界の自動車産業を刺激するブランドへの変化、1970年頃からドイツの名門メルセデスをターゲットにした高性能車開発に邁進。その勤勉さゆえに、1980年代〜2000年代前半にかけてBMW3シリーズ(E30,E36,E46)は欧州Dセグの頂点に君臨し続けました。その10数年にわたるBMWの支配的な地位こそが、今日のBMWのブランド力を決定づけた礎であり、今もその時の名声を引き継いだブランディングを行なっています。

E36、E46を狙う過当競争へ・・・

 欧州市場の覇権を狙って、英国ローバーは世界を席巻しつつあったホンダとの提携に成功し、90年代にはOEM車の導入に成功します。フェラーリのような4輪DWBを配したホンダ・アコードをベースとする「ローバー600」を1993年に発売し、おもむろにE36の市場に襲いかかります。このクルマは目論見通りに、英国ローバー史上最大のヒット作となりますが、BMWが自らローバー買収に動き、E46発売の1998年に生産中止になります(ホンダの勢いにビビった!?)。


ヒット作続々登場・・・

  当時はジャガー、ボルボ、欧州フォードは同一資本で提携していて、マツダのGEプラットフォームを使った兄弟車を各ブランドから発売。E46のデビューより一足早い1997年に発売し末期のE36に挑むも・・・ホンダのような革新性もなく微妙な結果に。さらにアルファロメオも1997年にBMWの『メタル仕様ストラット』に物理的にハンドリングで優位に立つために、先代(155)から大きくコンポーネンツを一新し、ホンダの手法をそのまま使ってフロントサスにDWBを配するハンドリングマシン化を断行。見事にライバルに先駆けてE36、E46の牙城に最も接近します。これがアルファロメオ最大のヒット車『156』です。


アテンザ登場

  なぜかFRの3シリーズにFFで挑むクルマが多い中で、3シリーズのコンポーネンツをパクってコピー車を作ったのがトヨタ。北米では初代ISとして発売されたアルテッツァです。スポーツセダンムーブメントが絶頂の1998年頃にマツダはバブル崩壊の余波を喰らい自主再建を諦め、フォードの傘下に入ります。そしていよいよ・・・ローバー、アルファロメオが見つけたE46攻略への道を辿って、2002年にマツダが復活を賭けて「最後の一台」だと金井誠太主査が心中覚悟で設計したGGアテンザが登場します。ちょっと遅れてプジョー407もフロントサスをDWBにして参入します。このころ日本では、E36/E46にそっくりの設計とか言われたトヨタ・アルテッツァが話題でしたが、世界で100以上の賞を総ナメにしたのがGGアテンザでした。


再びBMWの方針転換

  1990年以降、時代の寵児として持て囃されたBMWですが、2000年代に入り一気に「現実路線」を進みます。バブル崩壊してもなお、ITバブルの北米に軸足を移していたトヨタ、ホンダの成長は続き、この2社のクルマ作りが生き残りのために方針展開を目指した名門ドイツブランドに「悪い影響を与えた」と福野礼一郎さんは「世界自動車戦争論」で断言しています。アウトバーンで圧倒的な性能のクルマはアメリカで商品価値を持たない。トヨタのようにユーティリティと耐久性で十分売れると判断したメルセデスとBMWは、2000年以降トヨタ基準のシャシー、エンジンと見受けられる期待はずれのクルマを連発したとされます。


ドイツで売れないけど日本で売れる

  高性能で評判だったBMWのクルマ作りの質が急激に落ちると、目に見えてドイツ市場の売上が落ちます。2006年にはとうとうアウディに抜かれ、ドイツつ市場で4位に陥落します。ドイツを諦めたBMWは潤う東アジア市場に照準を定め、残クレ導入などで販売拡大を目指し、ドイツではボロクソに言われていた頃の2007年に日本市場ではBMW歴代最高の販売台数を記録します(今もこの記録は抜かれていない)。


BMWの経営上の判断は正しかった

  ノイエクラッセが通用する時代は完全に終わった。BMWが頂点に立ったことで巻き起こった過当競争に参入した各モデルは、その後まもなく起こったリーマンショックによって木っ端微塵に消えてなくなります。アルファロメオもプジョーもマツダも、赤字に転落するや完全に「高コスト」すぎるBMW対抗モデルをすぐに廃止します。2代目アテンザは予定より半年早く終焉を迎え2012年に現行のGJアテンザに変わります。アクセラと同じ水準に落としたシャシー・・・これが今のアテンザの偽らざる姿です。

BMWとマツダの2010年代・・・

  2007年以降のBMWと、2012年以降のマツダは、「いいクルマ」を作ろうとはしていますが、「高性能車」へのこだわりは相当に失われています。かつてB、C、Dセグメント及びエンジン開発において、旧フォード陣営の最大の貢献を果たしてきたマツダの技術力は高く、前々回の投稿でも述べましたが、マツダ車は『局地戦』においてBMWを圧倒しています。それではBMWは、マツダが競合してこない上級セグメントにおいて販売を伸ばしているか!?というと5シリーズ、7シリーズは相変わらずの苦戦。頼みの北米市場も販売低迷が目立ち、X1に続きX2が投下されました。中国市場の伸びによって、グローバルで200万台規模に成長していますが、伸びている中国市場の主力は、すでにFF化されている現地生産の1シリーズです(これはBMW車と言えるのだろうか!?)。


技術に注力できない・・・経営環境がシビアすぎる

  マツダと競合して勝てない小型セグメントの販売比率がなぜか伸びています。ブランド&広告戦略を駆使して、東アジア、東南アジアで販売を大きく伸ばしています。日本の2分の1程度の韓国市場では、年間に日本市場の3倍のBMW車が売れる。タイでも人口&GDPから考えても、日本より圧倒的に高いシェアを確保しています。日本メーカーがあまり力を入れていない市場に、日本車に勝てないレベルの小型車を売りさばくという戦略。残念ですがこれがかつての名門BMWの変わり果てた姿です。




新しい3シリーズ・・・何も見えてこない

  E90、F30と続いた悪名高きシャシーに別れを告げて、5シリーズと同じプラットフォームに変わった新型3シリーズです。1.5L直3ガソリンの新興国向け(欧州ベースモデル用)を残しつつも、アメリカ市場や日本市場で、メルセデス、レクサスとの対峙は避けられ無いので、「マイルドHV」を装備したPHVを「技術」の柱に立てているようです。来年以降にマツダも上級モデル用の「マイルドHV」の投入が公式に発表されていて、2021年頃をめどにアテンザのフルモデルチェンジが行われます。果たしてそのタイミングで対峙する3シリーズとアテンザは、どんな立ち位置になっているのだろうか!?少々ざわめきが止まらない・・・。



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2018年05月23日

『空っぽ」のオッサンは出てくんじゃねー。



オッサンは『徳』を積むしか生きられない世の中になった・・・


  昨日の投稿に対して「粘着質」と言われた。(とりあえずコイツに対しては)全く思い当たる節がない。掲示板、ヤフコメ、アマゾンレビューなどには一度も投稿したことないし、他人様のブログにコメントを入れたこともない。交通違反の取り締まりのやり方にムカついて、夜中に警察署まで出向いて苦情を申し立て、理由を訊いても何も返事しない武○野警察署所属のクズ警官ペアに、「拳銃持ってる特別公務員が恐喝まがいのことをするなんてありえねーぞ!!」と小一時間説教したことはあるけどさ・・・。ハイハイ粘着質ですよ、興味があることに対しては・・・。



ブログを書くことは「功徳」だ


  どうやらこのブログを読んでいる人々の一部には、一方的にマツダの美点ばかりが強調されているので、疑念を抱く人もいるらしい。よく読んでもらえればわかるけど、マツダに対しても耳が痛いネタをたくさん放り込んでいるし、スカイアクティブ以降のマツダ車には『決定的な何か』が足りないとずっと言ってきた。・・・けど、私がこのブログを書こうが書くまいが、マツダと、BMWは世界の多くの国で認知されている「トップレベル」のブランドであることは変わらないと思う。



とりあえずボードリヤールを読んでからコメントしろ


  マツダ、BMWそれぞれに、80年代、90年代、00年代の世界の自動車産業に置いて、かなり『重要な地位』を占めてきた訳で、当然ながら、それぞれに抜きん出た実績がある。・・・それなのにハナっから「BMWとマツダを比較するなんてオカシイ」みたいなコメントを頂戴したこともある。失礼だけども、このコメントに共感する人は、おそらく「マツダとな何なのか」「BMWとは何なのか」に対する自信を持った答えはないだろう。



山形浩生の訳本を全部読め!!


  アルコールにおいて「泡」と言えば、まずシャンパンを連想する人が多いだろう。もしそこに「泡と言えば純米スパークリングのことだ!!」と言い張る人がいたらどう思うだろうか!?・・・最初は「変わっているな」くらいのイメージだけども、なぜか次の日にネットで「純米スパークリング」を検索したくなる人もいるはず。そして手頃な価格設定に気を良くして衝動買いに走るかもしれない。飲んでみて・・・やべーぞこれクリュッグなんかより美味いんじゃないの!?と思う人が現れてもおかしくはない「実力」はある。本場とか金額とかどーでもいいんだ。実際のところ「山崎」や「カバラン」に本場のレベルの違いを教えられるスコッチ・シングルモルトなんてないのだから・・・。



本田宗一郎と藤沢武夫の自叙伝


  「自動車は西洋の発明だから日本メーカーは勝てない」とか言う人にコメントを返すの大変ですよ。マツダがどんなに頑張ってもメルセデスやBMWには勝てない!!って自分のブログを作ってそこで主張したらいいじゃん。わざわざ「マツダ応援」と全面的に標榜しているブロガーのところにやってきてクソみたいな自説を必死に述べる理由が全くわかりません。つーか「説」と呼べるような水準のコメントをもらった記憶もありません。ブログ書いちゃうくらいにマツダが好きだと、もう何言われても「ははは〜」なんですよね。長所だって短所だってそれなりに知ってますから・・・。



サン=テグジュペリ


  さてこのブログを読んでちょっとモヤモヤされた方にお詫びを込めて、「マツダとは!?」「BMWとは!?」について語ってみたいと思います。多くの方がご存知だとは思いますが、BMWの原点は「ノイエクラッセ」であり、そのスタートは1961年に遡ります。戦後になってBMWが四輪車ビジネスを再開して10年ほど経ったころのことで、コアのBMWファンには1950年代の『507』やその流れを汲んで1960年代の序盤に作られた『3200CS』などが至高という人もいるようです。



加藤周一


  個人的な見解ですけども、1950年代のBMWは『パッカード』『スチュードベーカー』といった20世紀前半の階級社会を意識した高級ブランドであり、1960年代以降のBMWはそのものズバリ『フォード』『ホンダ』。フォードやホンダがアメリカで高性能&生産能力を武器に躍進を遂げて、パッカードやスチュードベーカーを廃業に追い込みますが、BMWは自らを改革して、「生存戦略」を成功させてきました。1970年代になると、『独自の市場を築くための・3シリーズ」と「メルセデス追従戦略のための・5/6/7シリーズ」の二系統に分けられます。



トム=ピータース


  メルセデスも応戦し、5/6/7シリーズの拡大を防ぎつつ、1981年に初のマルチリンクサス装備車として名高い初代Cクラスを3シリーズの市場に送りこみます。BMWを本気で潰しにきたメルセデスに対し、BMWも3代目のE36系3シリーズで同じくマルチリンクを装備し、常にCクラスに対して優位な立場を維持します。なぜ平凡なデザインでCクラスにせっせと追従するだけの月並みなE36が大きく市場を伸ばし同じ設計を使うE46へのバトンを繋いでBMWの名声を確立することができたのか!?この時こそが『BMWを語る上で非常に重要な瞬間』なんですよ・・・!!この段階での理解なしに『BMWが・・・』『マツダが・・・』を語るのは茶番。



岡本吏郎


  BMWとマツダの「初対決」は、E36という隠れた名車が欧州自動車産業の「雄」として名声を獲得した時期に、「MAZDA626」(日本名カペラ)というモデルがドイツでブレークします。1987年に発売されたGDプラットフォームの626の兄弟車は、フォードではプローブとして売られます。このクルマは『マスタング』として売るためにマツダに開発が委託されていて(結局FFはダメという結論になった)、マツダにとっても「世界最高」を強く意識した設計だったんだとか。ドイツ市場ってのは、いつの時代も地味でもいいクルマを素直に評価してくれます。ホンダプレリュード、三菱デボネア(AMG仕様あり)、ランサー、日産プリメーラ(P10)などなど。正規輸入されていなかったスカGに、ドイツで幻のスーパーカーとしてマニアが殺到したのもこの時期。



リー=アイアコッカ


  BMWがすごいのは、この地味ながらもドイツでムーブメントを起こしていたマイナーな日本車から実に多くのことを貪欲に吸収したこと。セミトレ時代からBMWのサスはゴムブッシュを極力使わずに、バネとメタルによる「ごまかし」のない挙動作りをしていましたが、ストイックなBMWがさらに理想を追求してスポーツセダンのスタイルとして完成する最後のピースが、P10プリメーラの日本車離れした固くフラットなストラットだったとか言われています。P10プリメーラの実力をすぐに見抜いたBMW開発陣の慧眼は素晴らしい。


宮本常一


  メルセデスは王者ゆえに安易に日本メーカーに学ぼうという姿勢を取らなかったけど、BMWはメルセデスを超えるため(メルセデスに潰されないため)に、徹底的に考えて最も勢いがある日本勢からたくさんのことを学んだ。ついでにデザインまでパクった(三菱ディアマンテ、ホンダレジェンド)。名声があって技術のアップデートにも貪欲なのだから、決して奇抜で飛び道具などではないE46ですが、欧州Dセグの頂点に立つのは当然の結果だったのかも。あまりの素っ気なさに英国メディアはからかい半分だったけども、とにかく世界中のメーカーが『E46』のクビを取るために『暴走』するわけです。(次回に続く)


オッサンは読書しろ!!まだまだ人生は長いからさ。(クソなコメントする前に図書館に通え!!)







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2018年05月22日

『マツダがBMWを超える日』・・・完全なるタイトル詐欺だ。




山崎明さんご本人はこれ以上読まないで!!


  失礼ながら還暦前のオッサンの頭の中そのまんまの「ちょっと恥ずかしい」本です。しかし貧乏くさい自動車ライターが書くレビューよりは確実に面白い。沢村慎太朗さん、福野礼一郎さんの方がもちろんクルマに対しての卓越した意見を持っているので勉強になる。それに対してこの著者の主張は・・・小沢コージさんみたいなもんだ。けれども知性という意味では、沢村、福野の領域に近いのでは!?クルマのど素人が読むには色々わかる本だけど、小沢コージさん、斎藤慎輔さん、清水和夫さんなどの顔が浮かんでくる。輸入ブランドに対するに認識・感覚がちょっと「ちげーな」って感じ。



タイトル詐欺


  あ!この本はタイトル詐欺で、マツダについてはほとんど書いてないです。ポルシェ・ライフを終えて、会社を辞めて今乗っているクルマがロードスターRFだから「マツダが・・・」ってタイトルらしい。マツダを紹介する文章なんてほぼコピべ。いや他のブランド、メルセデス、BMW、ポルシェ、アウディ、VW、レクサスもほぼコピべ。さすがは電○マンですね(褒め言葉です)。広告代理店の『仕事』がターゲットにするのは、失礼ですが自分で何も考えられないバ○ですよね。電○によって大々的に告知されたイベントなんてだいたいはバ○が大量動員されるから、まあ行くだけしんどいことが多いまあよっぽど理由がないなら行くだけ無駄です。東京モーターショーとか。その仕事の癖が抜けないのか、バ○向けのコピべを平気で使ってくる。ちょっと本を読んでいる人には、既知感でしかなく、苦笑いしかできない内容です。



クルマだけで1冊書きあげろ!!


  クルマだけじゃ1冊分のネタも出てこないらしく、家電製品や時計について語り始める。著者が主張するには日本メーカーは中国製やタイ製が多いから「プレミアムブランド」化が難しいらしい。キャノンとか富士通とかのカメラの最高機種がタイで作られているって問題か!?カメラ好きに言わせれば、『カメラ=レンズ』って話だ。成田空港からの輸出品目で金額ベースのトップは「科学光学機器」だって知らねーのか!? 日本メーカーの問題点を指摘する、著者自身が、広島生産車に加えて『南アフリカ生産車』に乗っているという笑えないオチが・・・。



時計やクルマを金額ベースで語る人間は信用しない


  ロレックスに比べてセイコーはニューヨークなどで取り扱い店舗数が少ないとか書いてあるけど、世界におけるセイコーの価値ってわかってますか!?間違いなく世界最大の時計メーカーだよ。セイコーのムーブメントを仕込んだ宝石屋のアクセサリー時計が世界を席巻しているって話なんだけども、なぜか『機械式』の土壌で話を無視して強引に昨今のブランド戦略のみを語っております。広告屋ってのは都合のいい情報を取り出して消費者の考えを変えさせるのが仕事なんだろうけどさ・・・。



『空っぽのオッサン』が日本を滅ぼすって本でも書きたい・・・


  ソニーの話もさ・・・ベータとVHSなんてテレビに出てる芸能人のウンチクでももう出てこないレベルのベタさだよ。書いてて恥ずかしくないのか!? ハッキリ言ってしまおう!!こいつこそが一番嫌いなタイプのオッサンだ(けどアマゾンにネガティブレビューを書くなんて不毛なことはしない)。50歳超えてここまで造詣のない大人が存在することに驚きを感じる。え!?クルマとか時計とか好きだったんでしょ!? モノの価値がわからないダサいオッサンがメーカーで偉くなったりすると悲劇。このオッサンが書いているように、ソニーやトヨタみたいなことが起きるのは無理ない。この著者と同レベルの感性のオッサンにはものづくりは無理じゃないの!?



マツダをなんだと思ってるんだろ


  何より一番呆れるのは、マツダについて全く知識の蓄積がないこと。「元々はコルク会社」「英国トップギアで絶賛されてる」「米car and driver10best carの常連」というういかにもオッサン目線のステレオタイプな説明・・・。元ポルシェ乗りとは到底思えないあまりに『プア』過ぎる。マツダとポルシェの因縁とか幾らでもネタあるだろ!!専用設計スポーツカーを半世紀に渡って作り続けてきた総合自動車メーカーって幾つあると思ってんだ!? 


トップギアは「マツダを語れない奴はカスだ!!」と言ってるのだ


  このブログでは『マツダを多面的に語るエピソード』を考えることが目的であり、5年書き続けてもさらにネタを提供し続けてくれるマツダの歴史と懐の深さが表現できる場になればいいと思ってきました・・・。MZRエンジンは名実共に世界最強クラスの2Lクラスの直4ユニット。GGアテンザは欧州Dセグスポーツセダン競争の「最後の勝者」。RX7FD3Sは米国雑誌が選ぶ20世紀でもっとも美しいクルマで日本車最上位。



マツダとBMWの力関係


  結論としてデミオ、アクセラ、アテンザ、CX5はそれぞれに世界の頂点に立ったと言っても過言ではないですが、それは『スカイアクティブ』だからではなく、4車種共に全て初代モデルで大成功してる!!ってことがポイント。つまりだ・・・「マツダがBMWを超える日」というタイトルに誤りがあるんだよ。デミオがMINIに、アクセラが1シリーズに、アテンザが3シリーズに、CX5がX1に、・・・決してBMWのメインコンテンツが相手ではないけど、局地戦では全部勝ってるじゃん。



過去のBMWファンのコメントを思い出したよ・・・


  マツダ好きの主観的なジャッジによる訳ではなくてさ、清水和夫がデミオとアテンザの限界性能はMINIや3シリーズを圧倒していると実験で実証してしまったし。福野礼一郎がアクセラは1シリーズの上だとジャッジしている。CX5が負けていると思う人はいないだろう。最新号のベストカーで鈴木直也が71:65でCX5の勝利と断じている。そもそも彼らが雑誌媒体でレビューを出すずっと前から、マツダとBMWには全部乗るからハッキリわかってたことだけどね。それをブログに書いたらボロクソ言われてきた訳ですよ・・・。





BMW好きな人ってちょっとバ○なの!?って思ってしまうコメント集(失礼)








posted by cardrivegogo at 03:24| Comment(3) | クソな話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月18日

スバル と マツダ の主張がガチンコ!!


おおお!!スバルいいじゃん!!!

現行のWRXのコンセプトモデルが出た2012年辺りからスバルのデザインは着実に冴えていました。2000mmオーバーの車幅でデザインするとスバル車ってこんなにカッコよくなるんだなー。日本市場の使い勝手を考えて5ナンバーサイズに落とし込んだ時に、その苦労が全て水の泡になる。これはどこの日本メーカーにも共通する悩みだろうか。ひと昔前の寸詰まりの3シリーズやCクラスを今見かけると、軽自動車のスペシャルティカーみたいに、『かわいい』です・・・。新型Aクラスはフィットの相似形!?ってなキャビン重視スタイル。BMWも2シリーズはキャビンが主張。それに対してマツダ、スバルはトータル重視。キャビン犠牲!?


意識してますね・・・

スバルにとって最大の課題は「デザイン」らしいです。え?エンジンじゃないの?それとCVT・・・。プレスを集めて現行のレガシィB4が北米で発表になった時に、除幕と共に・・・「え?」って空気が画面を通して伝わってきました。フラッグシップのセダンに対するリアクションとしてはあまりに低調で、おそらくスバルにとっては『屈辱的』な事件と記録されているはず。おそらく次のレガシィB4は相当に頑張ってくるのではないかと思います。


コンサバ脱却!?

いい加減なことを言いますけども、日本文化の「同質性」の中で築かれてきた歴代のスバルデザインは、業界全体をリードするような先進的なデザインとは無縁だったと思います。日本の全てのメーカーのデザインを平均するとスバルになる!?1985年発売のアルシオーネにしてもその数年前からセリカ、サバンナRX7、プレリュードなどのクーペデザインの先駆車が続出する中で「均質性」の中にふわふわと存在している。


知性とスタイリッシュ

ここ数年、レヴォーグ、2代目XVなどなかなかの好デザインを連発していて、スバルが次第に「オシャレ」な文脈でも理解されるようになってきましたが、今後はより「モード」なデザインで攻めてくる意思表示はハッキリしているようです。次のレヴォーグ&WRXは、すでに幾つものコンセプトモデルが出されていて、市場の感触を注意深く探っているようですが、2017東京モーターショーで出品されたモデルはあまり印象にないですけども(マツダのインパクトが強過ぎた)、2018ジュネーブモーターショーに登場した冒頭のギンギラのコンセプトは「抽象度」が高まり、スバルのイメージが東京モーターショーから再び巻き戻って「やり直した」感じが出てます。深化してますね・・・。


マツダも負けてないよー

来年以降にマツダもスバルも揃ってこんな艶やかなCセグメントを連発してくるのか!?余計な御世話ですけども、8代目ゴルフも同じ時期に日本導入されるようですが、もう日本車とドイツ車では材料が全然違うんじゃないの!?ってくらいに質感が違う気が。トップギアがあと数年でCセグはドイツプレミアムに蹂躙されると断言していたけども、これならもうアウディ、メルセデス、BMWは怖くない。


Cセグメントの今後

Cセグメント(非SUV)はすでにアメリカ↘️日本↘️欧州↘️なんですけども、安全性、ラグジュアリー性を詰め込むパッケージとしては必要最小限のキャパがある点から、次世代の高級車・高性能車のフォーマットになりうるのは確か。そしてベーシックなハッチバックスタイルは、大人が4人乗るツアラーとしては魅力ないのが最大の欠点。後席のユーティリティがSUVブームそのものであり、キャビンを大きく取ってデザイン的にも破綻させないというブレイクスルーがCX5という化け物を産みました。そんなSUVとの差別化を意識できる点をどれだけユーザーに周知できるか。それは軽量かつ操縦性の高さに尽きる。


Cセグハッチバックスポーツの着火点

1300kgくらいにまとめられる。高品質なシャシー&ボデーに、野暮ったいフィールのディーゼルユニットを押し通すのは、全く通用しなかったです。『アクセラ22XD』の誤算。軽量なのだから・・・ソリューションとしてはホンダが正しいと思う。7000rpmまで余裕で回る直4ターボを載せたシビックtypeRの世界的な大ヒットを指をくわえて見ていたマツダにも、同じようなマテリアルが複数存在するはず。@2.5Lガソリン自然吸気を7000rpmオーバーまでチューンする。ASPCCIユニットで高回転を実現する(実際にコンセプト車のタコは7000rpmあったらしい)。Bロータリー&マイルドハイブリッドユニットを使う。Cロータリーレンジエクステンダー&EVなどなど。Cはちょと邪道な気がするけど、300万円台前半で売るならアリだと思う。

スバルは手強い・・・

スバルもWRX・STIに使われる『EJ20』ユニットはターボで6400rpm。次世代機となる『FA20DIT』は、WRX・S4向けにやや抑え気味にチューンがされていて5600rpm。これがSTIに搭載されるようになった時には『FA20DIT・改』となって400ps/7000rpmくらいのユニットになるのではないか!?と言われている。また直6廃止に伴って2.5Lユニットのターボ化が行われるようですが(EJ25は先日生産終了)、こちらを利用して500ps級のユニットが実現するのでは!?あるいはスーパースポーツ化したWRXに、新しく8気筒(もしくは6気筒)水平対抗ユニットが出る可能性も!?


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2018年05月16日

CX6があるのかな!? マツダのSUV戦略とは!?


マツダシャシー使用のイヴォークが敗れる!!

  2010年と2017年の比較ですから新しいクルマが優位なのは当たり前でしょうけども、MAZDAのシャシーとエンジンを装備して登場したスーパースター、レンジローバー・イヴォークが、BMW・X2の比較で負けた。なんでジャガーEペースと比べないの!?って気もしますけど、確かに絵になる2ショットだなー。CX5とEペースが並んだら素人には判別不能ですけども、イヴォークとX2には、それぞれ『重い過去』を抱えているゆえに醸し出す表情の豊かさがある。


FF横置きのミドル市場は崩壊する!?

ブランドの歴史が長いとかいう話ではないですよ。それならマツダもジャガーも変わらないし。要するに明石家さんまと大竹しのぶの2ショットを見ているような存在感っていうのかな。両者には『離婚歴』があるわけです。捨てられたランドローバーが失意の中で作り上げた世界的ヒット作がイヴォークですけども、ドSなBMWはそのイヴォークを叩き潰すモデルをいよいよ完成させたらしい。ジャガー=ランドローバーとしてはイヴォークやEペースに使われる横置きシャシーもアップデートしたいはずですが、開発ソースがない。頼りのフォードも北米での乗用車販売を大幅縮小すると発表。


イヴォークはこのままリタイアか!?

旧フォードのFFモデルでは、マツダとボルボ&吉利汽車が自前で次世代シャシーを開発してますが、ジャガー=ランドローバーの主力はもちろん大型のFRモデル。これから自前で用意して、トヨタのTNGAやVWのMQBに匹敵する横置き中型用シャシーを作るのは骨が折れる。ルノー日産、ホンダ、PSA、ヒュンダイキアもそれぞれにモジュラー化が完了。大規模グループによる『コスト優位』戦略に正面からぶつかっても不毛。旧三菱シャシーを改良して使うメルセデスとFCA(アルファロメオ、ジープなど)、旧ホンダシャシーを改良して使うBMW/MINIなどは、プラットフォーム刷新を先延ばしにしてますが、今後はどうなるのか!?


VWとトヨタが市場を破壊する

ちょっと整理すると、旧世代のマツダが作った20年もののシャシーを使ってイヴォークが作られている。同じく20年ものの旧ホンダシャシーを使ってBMW・X2が新たに設計された。この二つを某英国メディアがジャッジしたところ、英国の宝イヴォークが負けていると判定した。同じ20年で、世界のメガ・メーカーはTNGA、MQBという「ふんわり」としたブランディングが主流になった。そのブランディングは非常に『排他的』でかつ『欺瞞』に満ちていると感じることがある。トヨタTNGAは「トーションビームの廃止」を打ち出した。2000年代のマツダがスライドドアのミニバンにマルチリンクを使っていた時は知らぬ存ぜぬを押し通していたが、2020年代のトヨタは「独立懸架が常識!!」だと言いたいらしい。ふーん。


詐欺しかできないのか・・・

またVWのMQBの「欺瞞」なブランディングに河口まなぶ氏が完全に騙されていた。ヒョーロンカ側の技能に問題がなかったか!?といえば疑問が残るけども、相変わらず誤魔化すのが上手い。アウディQ2のレビューで、「これはポロベースではなく!!MQBです!!」と力強く宣言してしまった河口さん・・・これはヤラセなのだろうか。ご存知のように新型ポロも「MQB使用」ということになっている。・・・がしかし、実際のところは『MQB-ミニ』という別プラットフォームらしい。


厭世的な市場を叩き起こすスーパースターは!?

胡散臭いな。これからも独自のブランディングで、勝手に誤認させるようなブランディングが横行するのだろうか。果たしてトヨタやVWのプラットフォームは、かつて世界を獲った旧マツダ、旧ホンダのシャシーと比べて優れているのだろうか!?とりあえずプリウス、ゴルフ、イヴォーク、X2は車格においては横並びです。X1、X2が相次いで北米市場にも投入されていて、BMWのFFシャシーも全米デビューを果たしているわけですが、「どんぐりの背比べ」状態から抜け出すような「FF中型車の大谷翔平」みたいな存在が出てこない。スター候補はイヴォーク、CX5なんですけど、X2にはそれを超えるインパクトあるの!?


苦手なホンダに40年分のリベンジを!!

『三菱設計』のグループ(三菱、CLA、チェロキー、クライスラー200など)はグループ横断で刷新される事はないでしょうし、三菱本体も日産の設計に統合されてしまう!? スバルの『SGP』はかなり勝負かけてきてますけど、これは縦置きのAWD向け設計なのでちょっと異質な存在。結局のところ今後もコンスタントにシャシーを更新していくメーカーとしては、ホンダとマツダの『一騎打ち』なのかもしれない。フルメイクが大好きな田舎者マツダにとって、ホンダは苦手な相手・・・。エンジン技術でも、衝突安全基準でも常にマツダの前を走ってる。CVCCの時に追い抜かれて以来40年ずっとマツダは負け続けている。相手は「BMWの走りをするピープルムーバー」とか平気で作る。ホンダに挑むには、とりあえずイヴォークの「敵討ち」をしてからじゃない!?


『ロードSUV』の絶対王者を目指すべき!?

アメリカナイズで走りがやや後退したと言われる2代目CX5。それとは別路線で、ここは洗練されたハイレスポンス&高回転ユニットと、自慢のロックアップ式AT、AWDトルクベクタリングを存分に体感できる、サーキット向けSUV作ったらどーだろうか? X2に絶望的な違いを見せつけ、新型マカンターボを返り討ちにし、水野和敏氏が率いる台湾メーカーの野望を打ち砕き、北米ミドルSUVの『スーパースター』に名乗りを挙げたらどうだろうか!? もはやマツダのメインストリームはSUVになってしまったのは変えようのない事実なのだから。


↓河口さんの動画レビューは大好きです。『エグい』次世代マツダ車が出てきたときのコメントがちょっと楽しみだ。

posted by cardrivegogo at 04:49| Comment(0) | CX8/CX5/CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

5月24日アテンザのマイナーチェンジ・・・サプライズは!?


いよいよ10日後に迫った

  5月24日に現行アテンザの2度目の国内向けビッグマイナーチェンジが発表とのことです。2012年の後半に発売され、2013年には多くのカーメディアから注目を集めるなどで販売台数が多かったこともあり、5年目の乗り換え時期への受け皿は欲しい頃なのですが、果たしてGJが『リピーター』を獲得できるのか!? 内外装が多少変わったぐらいだとインパクトが弱い。約7割がディーゼルの販売だったことを考えると、ディーゼルを再び買うか、それ以外の選択肢はガソリンしかないわけですが、やっぱり・・・ガソリンターボがあったら。


2.5Lターボに意味がある

  目下のところグローバルで好調なマツダなので、日本市場でサービス精神を発揮する必要はないはずで、望みは限りなく薄いのです。それでも『サプライズ』が用意されていたら、もう感動しかないですね(買うしかない!?)。しかも追加されたガソリンターボが、300psまでスープアップされ、6500rpmまで出力ピークが伸ばされていたら、マツダの『高品質』というメッセージはよりわかりやすく伝わることでしょう。2.5Lターボというイレギュラーな排気量がミソです。欧州プレミアムブランドや日産、トヨタでは2.0Lターボをベースモデルで使った中上級モデルが多いですけども、これは中国で税制が優遇されるからと言われています。中国向けターボばかりが日本市場の「プレミアムブランド」には多くなってますけども、『中華ターボ』なんて買う気がしないので、それらと明確に区分された2.5Lターボは心情的に買いやすくていいと思う。コスパも考えてくれるならば・・・。


日本市場の「つまんない」ターボにはうんざりだ・・・

  『中華ターボ』はどこも出力ピークでの回転数は5000rpmくらいに抑えられています。それらを搭載したモデルのレビューでは低速トルクが効いていて必要十分なユニットなどと書かれて、お茶を濁されていますが、これ実際乗ると300~400万円を払うのがバカらしくなることが多い。BMW、メルセデス/日産、VW/アウディ、トヨタ/レクサスそれぞれに『中華ターボ』をそのまま日本でもラインナップしてますが、回転が上がるとポキっとトルクが抜ける不味いフィールがあまりにも無粋。DCTを使うVW/アウディは直結でキビキビ感を出してますけども、エンジンは4700rpmくらいにピークが設定されていて、先細り感もさらに強調される。いずれにしてもマツダ車にはそのまま真似して欲しくないなー。


マツダのやる気の問題

  CX9用に作られた2.5Lターボですが、どうやら北米MAZDA6に3グレード設定されたスペックを見る限りでは、特にチューンナップなどされておらず、250ps/5000rpmで、420Nm/2000rpmのスペックのまま使われているようです。マツダの6ATミッションの許容トルク量が420Nm程度に抑えられているようなので、そのまま日本に持ってこられても・・・『却下』なんですけども。やはりマツダならば『ポルシェ』『ホンダ』『スバル』に匹敵するようなキレのある4気筒ターボユニットを期待しちゃいます。いや、ハッキリ言ってさ!!もううんざりしている。レクサスが使う2Lターボは中国限定販売でよくないか!?カムリ用のハイブリッドユニットを縦置き版にも使えばもう直4ターボ要らない。


ベースエンジンとしてのガソリンターボは不要

  マツダも販売のほとんどがディーゼルならば、ガソリンターボは思いっきり攻めるべきだと思う。目指すフェラーリは7000〜7500rpmレベルのガソリンターボを使用、ホンダやアルファロメオ(ジュリアQV)も7000rpmまで頑張っている。中国市場のルールなんて関係ない!!ファントゥドライブのためのユニットを作っている。ホンダ(シビック)もアルファ(ジュリア)も欧州市場のベースエンジンにはディーゼルが充当されていて、その上でハイスペックを追求するためのスペシャルなガソリンターボモデルを配置。北米市場ではちょっと鈍臭いガソリンターボを使っていて、ディーゼル参入の障壁が高い日本にもそのガソリンターボを導入している。しかしマツダはディーゼルを日本で売っているのだから、無理にベースエンジンを作る必要はない。




株価が・・・

米朝首脳会談が決まり、和平ムードが高まる中で、日本に対し平和との引き換えに関税を求めるってことか!? 確かに世界平和のために米軍が支払う犠牲は大きく、殉職・負傷兵への補償費用だけで100兆円だってさ・・・。日本の防衛予算はたったの5兆円。マツダのグローバルでの売り上げが2.5兆円。そのうち北米向けは1兆円くらいで、その20%だと2000億円ですからとても米軍の国際貢献には足りない。いよいよマツダもトヨタも北米向けモデルを2021年からは新工場で作るらしい。『アラバマ・ベンツ』=GLE、GLS や『サウスカロライナBMW』=X4、X5、X6のような『素朴』な土の匂いがするマツダ車が2021年以降はアメリカから逆輸入されるようになるのかな・・・。


アラバマ・マツダ

あまり想像はしたくないですけど、次世代アテンザが『アラバマ・マツダ』になる可能性が高い。新工場は年産15万台規模だそうで、現在の主力モデルになっているCX5の輸出予定が年間20万台に、『アラバマ・マツダ』ならぬアラバマ・アテンザの15万台が加わり、年間販売40万台を目指すということなのだろうけど、・・・となるとCX5の輸出分にはもしかしたら20%が課せられることに!? アメリカの政策に振り回され続けているトヨタ自動車。少しでも北米リスクを軽減するためにスバル、マツダ、BMW、ボルボ(アイシン&デンソー繋がり)が手を携えることになるのか!?いわゆる「ケ○舐め連合」。

最高のセダン、SUV、スポーツハッチバックがあればいい

アラバマだろうが防府だろうがマツダは最高であるべきだ。世界がマツダを買う理由は、アテンザ、CX5、アクセラが「世界の頂点」に立っているから。マツダが好きなヤツが言っても説得力ないだろうけど、マツダはいつの時代も「頂点」であることで存在意義を示してきた。現状のマツダは・・・!?CX5は頂点に立っている。アクセラは次のモデルで頂点に立つだろう。ロードスターはスポーツカーの王様だ(ギネス記録)。そしてアテンザは・・・もしかしたら2.5Lターボの作り方次第でメルセデスやBMWを超えられると思う。5月24日をとりあえず待ってみよう。




posted by cardrivegogo at 04:55| Comment(0) | GJアテンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月10日

新型Aクラス!? 次期アクセラが嚙る獲物が・・・


2019年のMAZDAは!?

 このブログは元々は『アテンザ・シリーズの進化・発展』を願って書き始めたものですが、そのモチベーションとなる『独善的な期待と欲望』は、次期アクセラでもしかしたら部分的にせよ叶えられるのではないか!?という希望的憶測に変わりつつあります。来年にも新型アクセラが登場する予定になっているようですが、果たして今度こそは『300万円で買える最強のミドル決定戦』なる日本市場を舞台に繰り広げられる架空のトーナメントで、果たして上位入賞、いやメダル圏内くらいまで行けるのでしょうか・・・結構気になって寝られない夜もたまにある。


BMアクセラは素晴らしい試走

2013年に登場し、プロモーションにもかなり力が入っていた現行アクセラですが、福野礼一郎さんをはじめとした権威あるジャーナリストからもアウディA3/VWゴルフに最も肉薄するモデルだと高く評価されていました。発売当時に、マツダディーラー営業マン向けにサーキットで各社Cセグを乗り回す研修会があったとかで、普段から真面目なことしか言わない担当ディーラーマンが、『ゴルフ以外には楽勝のレベルです』と言ってたなー。別にアクセラを買うとかいう用事ではなかったけど。かなり真顔で先代インプレッサ、BMW1シリーズ、メルセデスAクラス、レクサスCTなら絶対負けないって言われました。


スタンダードを背負い過ぎて飛べず

しかしBMアクセラは期待されたほどには伸びませんでした。ちょっと時期的に難しかったかもしれないですね。マツダとしては精一杯『攻めて』るし、予測をはるかに超えたクルマではあったのですが、それと同時に新しくブランドイメージを構築するマツダにおける『中核モデル』という立ち位置にちょっと縛られてしまった部分もあった。ブランド全体が顧客のイメージの中で着地するステージはかなり高かったけど、その洗練されたブランドイメージの中では、「置きに行った」感じがあったかも。


メルセデスの戦略は『アート』過ぎた・・・

  ちょっとピンと来てない人もいるかもしれないですが、2013年に発売されたアクセラは、メルセデスが大きくデザインや売り方を変えて来たAクラスと同じ時期に展開されました。クロスオーバーや4ドアクーペを用意するフットワークの軽さは、名門メルセデスではなく、マツダが率先してやるべきことだったのでは!?たとえメルセデスと製品企画が被ったとしても、Cセグメントに関しては、仕上げとコスパで圧倒する力はマツダには十分にあったと思うんです。つまりマツダのビジョンにCLAやGLAのアクセラ版が折り込み済みならば、FFのメルセデスが見せた快進撃を、そのままブランド構築に利用できたんじゃないかと・・・。

イタリアをジャックしろ!!

  マツダが一番得意な分野でメルセデスに好き勝手やられてしまった。しかも日本市場で。そんなことはど素人に指摘されるまでもなく、マツダ幹部が一番よくわかっているんだー。その決意表明が2017の東京MSだった。海外のもっと注目度が高いモーターショーではなく、日本市場で味わった屈辱だからこそ、東京から反撃の狼煙を挙げようってことだと理解しております。あのデザインは完全にステージが上がってた・・・相手がメルセデスだろうがフェラーリだろがヤッてやる!!ってメッセージは伝わりましたよ。製品化の暁にはイタリアのタクシー会社に優先的に売り渡して、『イタリアン』プリウスを駆逐してほしい。488っぽいプリウスとGTC4ルッソっぽい新型アクセラ。日本メーカーってちょっと頭おかしいよな。


敵は西半球へ向かうようだ・・・

  さて憎きライバルの『メルセデスAクラス』は既に次期型が公開されました。最大の変更点はベースグレードが『A180』から『A200』に変わったこと。律儀にエンジンまで変えてる。『1.6Lターボ・122ps』から『1.4Lターボ・163ps』へ。排気量が減って、出力が上がって、ちょっとややこしいけども、誤解を恐れずにいうならば、『世界同一仕様』になったってことだと思う。つまりアメリカで売る気らしい。東アジア相手のチョロい商売する分には122psのテキトー仕様で十分だったけど、このユニットで北米の『メジャーリーグ』に参戦するのはさすがに無理。現役バリバリのシビックは1.5Lターボで174psとか積んでます。アクセラも『GT』は2.5L自然吸気188ps搭載して対抗してます。


ネット接続にワクワクします!?

  アメリカ発売を予告しているのかわからないけど、某イギリスメディアに登場したAクラスプロトの記事に付随していた、ナビ画面(VW/アウディと同じで各種メーターが映る液晶画面が切り替わって表示される形式)の地図がアメリカになっていた。液晶画面の多用からもアメリカ市場への迎合が感じられるし、内外装の至るところで『アメリカナイズ』な跡が見られる。IT大国アメリカで売るならば、ステアリング、ペダル、シートよりも、コンソールについたタッチパネルで、MacBookairのように各種の機能を操作したり、ナビ入力を音声対応にする機能も必須みたいです。アマゾンが販売・提供する「エコー&アレクサ」みたいな機能が搭載されていて『ヘイ、メルセデス』からの日本語対応でコントロール可能らしいです(三菱エクリプスクロスで採用)。ネット接続でレストランの予約、ディーラー&保険会社とスカイプ優先アクセスができるようになったらレクサスのカスタマーサービスの仕事がなくなる!?


アマ○ン無き生活をイメージできる幸せ

  メルセデスがプライドを捨ててアメリカ市場迎合。せっかく3月販売でメルセデスを大きく超えたマツダにとっては油断ができない手強い展開になりそうです。どっかアメリカのIT大手と組んで、既存の北米でメジャーなITサービス網に先乗りするって戦略もありそうですが、マツダはそういうのあまり器用にできるイメージではない。レクサスLSもメルセデスAクラスもアメリカに露骨に迎合するというならば、マツダは『逆張り』でもいいんじゃない。ネットに繋がりすぎると『破産』する人も増える。クルマには直接関係ないけど、ネット銀行を使っているとちょっと小耳に挟んだ情報を元に新規で投資信託を買って見たくなる。FXを仕掛けてみたくなる。仮想通貨を買ってみたくなる。けど結果的にサービス提供者に『利用料』を搾取され続けているだけ。


アマ○ン生活の不自由さを痛感しつつある

  アマ○ンで価格も見ないでギフトとか選ぶととんでもない詐欺に引っかかることだってある。2Lのミネラルウォーターがスーパーで80円で買えるところをネットで100円くらいなら問題ないですけど、中には800円みたいな価格設定だったり。送料がやたらと高かったり。便利すぎて生活費がどんどん増えてしまうケースがほとんどだと思います。『ネットに繋がらない』価値を訴えてもいいんじゃない。そろそろ脱アマ○ン生活でも始めてみてもいいかも。キンドル・アンリミティッド月額980円で、ルボラン、ゲンロク、モーターファンイラストレーティッド、カートップなどの月刊誌が読めますけど、福野連載だけ読んだらほぼ用なしですし、無駄に3流の小説だの漫画だの読み出したら時間がもったいないし。


クルマじゃない何かをMAZDAに期待しているかも・・・

  アメリカ発のサービスなんて大体は『消費』構造の多様化でしかない。もっと人生の質的向上に直結するサービスに金を使うべきだ。クルマも中古のスポーツカーを一台抱えつつ(不要なら手放す)、200万円台で納得できる安全なクルマを選べばいいんじゃないの。現状では頭金50万円くらいで手軽に買えて、月々のローンも5万円(36ヶ月)か3万円(60ヶ月)くらいに抑えられる日常用のモデルがあればいい。本来ならこのポジションの代表的なモデルとしてアクセラが来るべき。しかし1.5L自然吸気じゃ高速道路で使えない。よってマツダのベストバイはCX3の2Lモデル。あるいはホンダのグレイスHV辺りがいいかも。すでにデザインの原型が公開されている次期アクセラですが、グレイスもシビックも、それから新型カローラ・ハッチバックにも影さえ踏ませない「斬新な企画」を期待して待ちたいです。新型カローラ買うならもう1年待ってみた方がいいと思いますよ。
  




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2018年05月07日

ボルボがマツダを超える日



ボルボ復活は嬉しい

  昨年の後半ごろから『新たなVWの出現か!?』と地味に話題になっているボルボ。マツダシャシーを使っていた時分には全く人気がなかったブランドですけども、吉利汽車との共通プラットフォームで、独自の技術をベースにするようになってから日本での販売が再び伸び始め、どうやら完全復活の様相を呈しています。マツダとしてはちょっと複雑な気分!? やっぱり本物の輸入車好きってのは、日本メーカーとは一味違うシャシーを欲しがるものなんだなー。別にメルセデスのFFモデルやMINIが悪いっていうわけじゃないですけどね。日本メーカーの息がかかっているルノーやジープよりも、独自シャシーのプジョーが選ばれていることもちょっと意外ですけど、日本市場のコアユーザーにとってのこだわりなんでしょうね。


ゴリ推しについて

日本の芸能界もそうですけども、自動車販売においても『ゴリ推し』ってのが確実にある。特に全体の10%しかない輸入車市場では、情報に敏感なユーザーが多いですからツイッターなどのSNSで情報を流して囲い込みつつも、高齢層は既存のカーメディアと『提携』してタイアップ広告を連発する。VWが日本中のカーメディアに『ゴルフは世界のベンチマーク』『クラウンに匹敵する静粛性』と一時期集中的に言わせたり書かせたりしてた。TVKの番組でも藤島知子が必死にセリフを言っているのを観てピンときた、クルマ雑誌に書いてある言葉と一言半句変わらない表現はさすがに奇妙すぎるだろ。1回言ったり、書いたりすればいくらいくらという契約なんだと思われる。


VWがやりすぎた件について

VWはさらに調子に乗って他のメーカーの悪口にまで報酬を払おうとしたらしい。それを職業を完全に履き違えた伏木悦郎という能無しがSNSでそのことに触れたために大問題に発展。まずメーカーから仕事をもらう元締めをやってそうな親分・国沢光宏が即座に猛抗議。これに対してちっぽけな義侠心を発揮した伏木が逆に国沢を挑発。まもなくマフィアが伏木のガラを押さえて山中に埋めて一件落着。世間一般には全く知られることなく経過したのだが、またまた空気が読めない小沢コージが中途半端に有名な大手の一般メディアでコトの全貌を暴露。黙っておけばいいのに!!伏木以上にコイツの方が悪い!!



そしてクルマがさらに売れなくなった・・・

もう登場人物がバカばっかりですよ。ヒョーロンカ連中も全員アホだし、彼らのステレオタイプのレビューを真に受けた一般ユーザーもクズばかり。この一件と、VWの偽装問題が発覚するまでは、VW関連の記事をブログにアップすると、チンピラを気取ったクズ連中が連日のように脅迫コメントを繰り返してましたけども、小沢さんが全てをゲロったせいで、今ではVWをいくらディスっても何も言われなくなっちまったよ。クズにとってはVWが偽装してようがしてまいが、ほとんど関係ない(だってNOxって何?ってレベルだろ)と思うんだけど、VWをディスるネタで読者を増やしていた弱小ブロガーが影響を受けるのは、ちょっと納得いかない。VWゴルフとかメルセデスAクラスとか買って粋がっていたオッサンたちが、形勢が不利だと悟ってクルマブログ界隈から撤退したようだ。もうドイツ車は売れなくなるよ。


ボルボ&吉利汽車の日本市場を活性化は歓迎

・・・って懐かしい回顧も冷めやらぬうちに、今度は吉利汽車&ボルボが日本のカーメディアにカネを落としているらしい。元締めの国沢親分が突如としてボルボ大絶賛を始めた。確実にステマ作戦が起動してますね・・・。自動車メディアにおけるステマの見分け方は、国沢親分&女性ライターが騒ぎ始めたらかなり怪しい。逆に森慶太が騒いでいるモデルはステマの心配はまずない。アンダーグラウンドな空気をプンプン出している森に下手な依頼を出すとすぐに漏れるから、エージェントから全く信頼されてない。


カーメディアにも自浄作用がある!?

最近では露出が多い河口、島下、西川、渡辺(敏)、清水(草)などは、ステマの雰囲気を意図的に消してレビューしてますね。業界全体がきな臭いってのは元からバレているけども、これ以上の信頼失墜はヤバい、雑誌はオワコンだけどネット媒体ならまだまだ可能性はたくさんあるから、みんなでカーメディアを面白くしていこうぜ!!みたいな空気は感じます。お名前を出して大変失礼ですが、清水和夫のような『真っ黒な人』がカーメディアとして価値を失ってしかるべきだと思います。『コンテンツ能力』が無い。


河口の動画は見るし、島下の本は一応買うし、西川のスーパーカー・ムックも買うし、渡辺(敏)の連載をまとめた本はもちろん買うし、清水(草)も買わないけど、自らを茶番キャラに仕立ててまでのコンテンツ作りに貪欲な姿勢は評価できる。けど清水(和)は・・・キツイ。話が長いじーさんなんていくらでもいるし。素のキャラに金払う人はいない。本人も周囲もよくわかっているから単行本なんか絶対に企画しない。


カーメディアってのは結局・・・

彼らがそれぞれに色々なモデルをレビューしますけども、長期的に見てるとわかると思うけど、いいクルマ作っているメーカーほど損をするシステムは相変わらずだ。品質で単純に比較すればトップに来るであろう、『ホンダ』『日産』『マツダ』はレビューされることで大抵は大損してます。もはやメーカー側もありがた迷惑。カーメディアのほぼ全員でディスっていたプロパイロットが今ではナンバー1ミニバンですから。


レビュー読んで欲しくなったらゴミブランドの証拠

逆に最大限持ち上げられるブランドは『VW』であり、『ボルボ』『BMW』『メルセデス』『トヨタ』『スズキ』『MINI』『ルノー』といったところ。カーメディアが恣意的に接しているわけでもない。結局のところ誰かに読ませるレビューを書くという行為には、変な正義感が付随するです。無意識のうちに、カーメディアは『ファン』がいないブランドを必死で持ち上げようとするし、一定数の『ファン』を持つブランド(ホンダ、日産、マツダ)に対しては辛口になっちゃうんですよ。調子に乗っているファンに冷や水を浴びせたいってのもあるだろうし。


ガラスの情報社会・・・バカはネット切断がベター!?

日本らしいといえばそれまでなんだけど、やはりどのレビューも書き手が感じている『世間体』が見えて終わりってケースがほとんど。つまり『忖度』なんだよ。公務員の『忖度』が問題とか言われてるけど、忖度しかできないクズだから公務員やってます!!っていう事情は誰だってわかるだろ(採用方法を変えればいい!?その前にAI化が完了するから問題ない)。・・・同じようなことを福野礼一郎さんが最近のレビューで書いてたよ。『俺たちはクズなんだ!!』『本当のコトなんて書けないし、書く奴はバカだ!!』(伏木と小沢はバカだ)って。



食べログ見て店を選ぶヤツのことを情報弱者と言うんだ・・・

誤解を恐れずに言ってしまえば、『VW』も『ボルボ』もファンなんてほとんどいない。だって現状にラインナップに文化とか技術とか見るべきものは何もないですから。サプライヤー頼みのあり合わせ『ファストフード』店が必死で『食べログ』のスコアを上げようとしているみたいなもの。それに対してホンダ、日産、マツダは伝統の老舗料亭ですから、そんなクソみたいなことはする必要がない。この両者は何が違うのか!?愚論。カーメディアなんて関係なくクルマ好きが集まってくるスポーツカーを売ってるかどーかだよ。GT-R、スカイライン、フーガ、Z、さらにNISMOの各モデル。なんだかんだ言ってもファンが集まるクルマが揃っている日産。NSX、シビックtypeR、S660だけでなく、オデッセイ、ヴェゼル、N-BOXでコアに支持されているホンダ。・・・それに対してマツダはどーですか?ロードスター頼み!?CX8がなかなか熱いらしいけど。


今のマツダには何かが足りない・・・

さて結論ですが、吉利汽車が想像を超えた投資(日本COTY受賞にいくら使ったの!?)を日本市場に行うならば、ボルボが売れることもあるでしょうけども、スポーツカーか個性的なモデルを作ってサポーターを増やさない限りは、マツダは負けることはないだろう。しかしマツダもこのまま中身のないクルマ作りを続けていたら足元を救われる可能性もあると思うよ。 余談だけど、日本COTYがノーベル文学賞みたいなことになる可能性もある!?




↓クリス=ハリスの知性とユーモアにハマって毎月買ってます。
posted by cardrivegogo at 23:36| Comment(0) | ボルボ/ジャガー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マツダがBMWを超える日

北米マツダ驚愕の昨年同月比35.7%増

  北米市場でマツダがちょっとした旋風を巻き起こしている。昨年3月の段階では11位のメルセデスに約8000台の差をつけられていたが、2018年3月では見事にメルセデスを超えて11位へステップアップ。さらに10位の『BMW/MINI/ロールスロイス連合』との差も2000台にまで縮まり、ブランド単体で測定するならばBMWを上回っている。今後はBMWも『X2』の北米投入が予定されていて、それなりに巻き返してくるだろうけども、マツダもかなり強気な『北米40万台計画』(BMW、メルセデス、VWに対する完全勝利予告?)を発表し、2018年度に前倒しで実現を狙うらしい。


不調のドイツ勢を食い尽くす

マツダの主力は3月に16,138台を売り上げたCX5で、価格は約25000ドル〜。一方でBMWも売れ筋は完全にSUVになっていて主力の『X1・28i』が約34000ドル〜となっている。価格で比較すればCX5が売れて当然の気もするけど、Lパケに相当するCX5『グランドツーリング』なら約30000ドルまで上がり、さらに今後は『X1・28i(250psガソリンターボ)』のスペックに相当するガソリンターボのユニットが搭載されれば価格差はほとんどなくなるだろうし、SCRを搭載していよいよ北米に上陸するディーゼルも35000ドル以上での販売が濃厚。いよいよ『マツダがBMWを食い殺すXデー』がやってくる!? 余談だがそんなタイトルの本が今月発売されるらしい。


スバルの背中はまだ遠い!?

北米で展開されているマツダ車は6車種。MAZDA6(アテンザ)、MAZDA3(アクセラ)、CX3、CX5、CX9、そしてMX-5(ロードスター)の6車種合計で2018年3月に33,302台を販売した。これに対して北米市場をわがもの顔で闊歩するスバルの勢いは止まらず、レガシィ、インプレッサ、WRX、BRZ、XV、フォレスター、アウトバックの7車種が用意され、同じく2018年3月に過去最高の58,097台を販売しています。BMW15車種(X1〜6、2〜7、Z4、i3、i8)、MINI3車種(MINI、クラブマン、カントリーマン)にロールスを合わせてやっと35,954台を売り上げる苦労を考えたら、マツダもスバルも非常に効率的な商売してやがる・・・。マツダ、スバルの両社は利益率でも余裕のBMW超えらしいが、『効率』で稼いでますね。


個々のモデルではスバルに勝利

ちなみにマツダとスバルの車種別『局地戦』においては、アテンザはレガシィに、ロードスターはBRZに、CX5はフォレスターに対して、それぞれ販売台数で勝利(いずれも最近になって上回った!!)。アクセラも、インプレッサには勝っているし、WRXを合わせた2車種を相手にしてもかなり善戦している。『6つ』の局地戦はマツダの3勝1分2敗なのだが、ギリギリの『3勝』に対して絶望的な差の『2敗』喫している。とりあえずCX3ではXVを、CX9ではアウトバックを全く捕捉できていない。さらにスバルは8車種目としてさらにフルサイズSUVの『アセント』がスタンバイしている。


負けないスカイアクティブ

北米で先行するスバルに対して、マツダが比較的早期に『3勝』をもぎ取ったことは非常に素晴らしいと思う。その3勝を挙げたアテンザ、CX5、ロードスターは、それぞれ乗用車、SUV(トラック)、スポーツカーにおいてブランドの『顔』だ。マツダとしても、個々のモデルがそれぞれ狙った「ジャンル」の中においては、世界のどこのメーカーにも『局地戦』で負けないという自負はあるはず。スバルに限らず相手がVW、BMW、ホンダ、プジョー、ボルボであっても、アテンザ、CX5、ロードスターに「被った」テリトリーでマツダに勝つのは至難の技ではないかと思います。マツダ車に「絶対的」な性能を求める筋金入りのマツダ好きには「スカイアクティブ」の現行モデル達に不満がないわけではないですが、他社との比較で「相対的」にみるならば、アテンザ、CX5、ロードスターは確かに手強い。失礼ですが対面するスバル車とは比べるまでもないくらいに。


日本で5番目という宿命

いくら『局地戦』が強くても、北米で展開する日本メーカーグループでは最下位なのも事実。それは伝統的にマツダのクルマ造りが「局地戦闘」ありきになっていて、『過当競争』に貴重な資本を使ってしまっている部分もあると思います。黙々とMPVや初代デミオみたいな独創的なクルマを作り続けて、シェアを掘り起こして築き上げることが苦手です。中国・四国の9県で人口が200万人いるのは広島県だけ。二番目に多い岡山県は三菱の支配下ですから、わずか1000万人足らずの日本の1地域をバックボーンに展開するマツダに、安定経営なんてのは望外のことなのかも。


『世界一』こだわる限りは日本5位のまま!?

乗用車を作っているのだけども、マインドは「スーパーカーブランド」もしくは「プレミアムブランド」に近い。世界で一番いいクルマを作ることだけが生き残る戦略。これ勝手なイメージではないです。マツダ関連の経営本を読めば、しょっちゅう出てくる文言です。「世界一のエンジン」「世界一のサスペンション」「世界一のスポーツカー」「世界一のグランドツアラー」・・・。その結果出てくるクルマは当然ですが、日産マイクラに対抗した三代目デミオや、E46の3シリーズを潰しに行った初代GGアテンザ、そして7代目ゴルフとガチンコ勝負に走った現行アクセラ。BMWミニのシェアを奪いにいった現行デミオ。21世紀に入ってからのマツダは常に闘争本能全開。そこがブランドの魅力ではあるのですが・・・。


北米市場は刻々と進化している

北米市場でスバルがマツダと決定的な差をつけているのが『XV』と『アウトバック』です。マツダで対抗するとしたら、『アクセラ・クロスオーバー』と『アテンザワゴン・クロスオーバー』なるモデルを新開発する必要があるのですが、そこにデミオベースの『CX3』と、ヘビーな車重の『CX9』がそれぞれ対応していて、惨敗しています。CX9は新しいアセントと同じ車格で、スバルもヘビーな車体向けに2.4Lのフラット4ターボを新開発したとか。『アウトバック』は日本では2.5L自然吸気のみで販売されていますが、車重もそこまでヘビーではない。インフィニティにも『スカイラインクロスオーバー』がありますが、操縦感覚を意識した「ミドル・クロスオーバー」が米国の標準車として機能しつつある状況にマツダは乗り遅れています。


スバルとBMWにとどめを刺すモデルを作る!?

SUVとクロスオーバーの差別化は、BMWが先行していて『X1』と『X2』の作り分けに見られます。X1はCX5のようなSUVであり、X2はそれよりも車高を下げていて『アクセラ・クロスオーバー』というモデルがもしあったなら尊重されるであろうフラットな乗り味が追求されます。他にもX1にはディーゼルがあるけど、走りを重視するX2はガソリンのみといった区分もあるようです。同じことが『X3』と『X4』、あるいは『X5』と『X6』にも当てはまります。必ずしもBMWの戦略が正しいという根拠はないですけど、乗用車(アクセラ)とSUV(CX5)の中間領域が北米市場では活性化しています。中国でCX4を売っているマツダもそれは十分に認識しているとは思いますが・・・。


来年の『スカイアクティブ』はどこまで上昇するのか!?

BMW/MINI/ロールス連合は昨年よりも販売台数を減らしているし、ドイツ自動車産業全体に疑惑の目が向けられている中で、マツダが計画どおり2018年の北米販売を伸ばせばトップ10入りはほぼ確実でしょう。それでも北米で活躍する5つの日本メーカー群(トヨタ/レクサス、ホンダ/アキュラ、日産/インフィニティ/三菱連合、スバル、マツダ)の中では最下位には変わらないです。さらなる飛躍のためには、『CX4』(アクセラ・クロスオーバー)と『CX6』(アテンザワゴン・クロスオーバー)を仕立てて、マツダ本来の『闘争本能』で上に位置するメーカーを一つずつ引きずり下ろすしかないのかも。





posted by cardrivegogo at 01:43| Comment(0) | BMW | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする