2017年07月14日

結構まじめにマツダ愛を訴えてみる・・・。

  『SUV比率45%』これは戦略なのでしょうか!?それとも追い詰められた結果の数字なのでしょうか!? なんだかマツダというメーカーの『輪郭』がややボンヤリしてきました。このままいくと5年後のラインナップはどうなっているのかなー。『CX5』『CX3』『CX8』『ロードスター』『ロードスターRF』の5車種はともかく、本来の基幹となるべき『アテンザ』『アクセラ』『デミオ』は生き残っていけるの!?

  2017年5月の登録車販売台数で久々にスバルがマツダを追い抜かした!!と報じられました、さらに続く6月はスバルに2000台もの差をつけられ、さらに後ろからスズキが迫っている状況です。あくまで軽自動車を含まない数字です!!スズキのわずかな白ナンバー車ラインナップにも抜かれるのか!!スズキも新型スイフトが大ブレーキで決して調子がいい訳ではないのにー。マツダもCX5の供給が滞っていて4月9609台なのに5月2279台で、何やら生産上のトラブルが発生したのでしょうけども、いちいちムカつく『ベストカー』には散々書き立てられてしまいました。

  ベストカー8/10号では、ご丁寧にもマツダとスバルのラインナップを逐一比較してハンドリングだのエンジンだのを論評していますが、水平対向とディーゼルでは異種格闘技みたいなものだから、担当ライターの性癖がわかるくらいの意味しかない!?

  マツダも2012年から一気にディーゼルへと舵を切っていますが、これはクルーザーっぽいCX5にはよく合っていますけど、本来シャープな走りを身上とするアテンザ、アクセラ、デミオにとっては、ディーゼル投入は『プラスマイナスゼロ』くらいだったと思います。マツダの開発者にはハッキリと新たな価値が見えていたのかもしれないですが、残念なことにそれがマツダファンには十分に届かなかった!?ちょうど今のスイフトがゴチャゴチャしていて、宙ぶらりんになっている状況に近いかも。

  どちらにせよ、K沢さんがいうように、もはやディーゼル抜きにはマツダの日本市場は立たないでしょうから、マツダの戦略に特に欠陥があるとは思わないです。かつてのボスであったフォードが尻尾を巻いて逃げ出すくらいに日本市場が『無理ゲー』なんだと思います。マツダはグローバル150万台が見えていますけども、日本市場はせいぜい15万台。2017年度にも10%以下に転落する見込みです。

  もうアメリカや中国でCX5のような主力車をどんどん売って稼いで、日本や欧州では『MINIみたいな車』を売ればいいんじゃないですか!?日本で絶好調の輸入車ブランドといえば、MINIとジープですけども、どちらのラインナップも『素』な感じが日本のユーザーに結構ウケてると思うんです。エンジンがあってボデーがあって、シンプルな駆動系があって、それらが全てイメージ通りにシンプルなクルマを構成しているのが、なんとも素朴でいい!!

  (実際は違うけど)メカニズムは30年前とあまり変わっていません!!みたいなクルマを、そこそこにセンス良く作れば売れるんじゃないの。マツダらしい軽快なハンドリングと強烈なブレーキングさえ備わっていれば、そこそこに運転は楽しいはずですし!!そして新発売の『CX3の2Lガソリンモデル』はこのイメージにちょっと近いかな!?と思ってます。

  マツダにはファンがたくさんいて、それぞれにイメージしているマツダの未来があると思います。例えばマツダは『DTM系』に仲間入りすべきだ!!とか。DTM系とはドイツツーリングカー選手権を戦うBMW、メルセデス、アウディのことです。ドイツ車らしい実用的なデザインを持つ高性能なGTカーを作り、その完成度を名門ブランドと競ったらマツダはどこまでできるのだろう!?ファンならみんなそう思ってますよ(多分)!!確かにマツダの理想形が見える気がする!!これは魅力的ですねー!!専用設計スポーツカーでもアテンザベースでもいいですけど、「ユーノス・コスモ」や「RX7」「RX8」みたいな憧れのクルマがあるといいですねー。

  マツダはFF車なんだから、『WTCC系』の仲間になるべきだ!!という意見も。ホンダとボルボの戦闘力が際立っているFF車のツーリングカーレース(WTCC)には、ルノー、VW、プジョー、フォードなど、アクセラクラスのFF車を作るメーカーが大挙して参加しています。マツダもアクセラベースでツーリングカーを作って、スポーティな魅力を発信することで、ブランドの中核に位置するモデルを中心に盛り上げていけるんじゃないか!?マツダ版のシビックtypeRやゴルフGTIを作ろう!!

  まあどちらもMSアテンザとMSアクセラで一度は通ってきた道ですから、その気になればすぐに作れるはずです。あとはデミオクラスのための『WRC系』というグループもありますね。マツダにはやっぱりスポーツモデルが似合う!!しかしこれらの20世紀的なマーケット手法がこれからも通用するか!?と言われたら微妙ですよね。800万円の新型MSアテンザ、400万円の新型MSアクセラ、300万円のMSデミオ。うーんなんか違うのかも・・・。

  例えば150~250万円くらいで、『ファミリア』『カペラ』の車名を復活させて、いたってシンプルなボデーとエンジンで構成すればいいんじゃないですか!?最近のマツダはちょっとクルマが複雑すぎるんですよねー。ディーゼルだけでも相当に『懐疑的』なのに、これにマイルドHVやら、レンジエクステンダーEVやら追加されてもユーザーはもう付いてこれないかも!!そもそもマツダのユーザーはそんなカラクリを求めてマツダを選んでないからさ・・・。ドアを閉じた瞬間に感じた不思議なまでのクルマとの調和。エンジンをかける前に「このクルマを買おう!!」と決断させられた。あのGHアテンザのイナヅマのような『衝撃』に撃ち抜かれてマツダファンになっているんですよ!!




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2017年07月09日

ボルボ と BMW が すげー進化してるぞ!!

  2000年代のマツダとアテンザが世界に大きく飛翔した原動力は、MRZエンジンと4輪DWBだと断定します!!これが「アテンザ党」の総意!!ちょっと厳しいことを言いますけど、GJアテンザは『邪道』です。コストを優先してアクセラのデカイ版に成り下がったアテンザなんてーのは。中国市場で売るために『胴長』に設計変更されたアテンザなんてーのは。もう完全に黒歴史!!もちろんいい部分もありますけど、初代/二代目のユーザーを完全に裏切った。三代目/四代目はおそらく買わないです。

  マツダは停滞していても、世界はどんどん突き進むわけで、ホンダ(レジェンド)とプジョー(508GT)以外は世界から姿を消していたFFベースの4輪DWBがボルボに復活しました。当初は最上級クラス(S90/V90/XC90)のみの投入だと思ってましたが、いよいよCX5と同じサイズのミドルクラスSUVである新型XC60にも同じ4輪DWBが投入されることが判明しました。スウェーデン政府と中国資本が手を組んだバックアップ体制になってからのボルボの勢いが凄いですね。

 アテンザのかつての兄弟車であった、新型S60/V60もこのシャシーになるようです。フロントDWBのスッキリとしたハンドリングは、初代/2代目アテンザの最大の武器でした。トップギアジャパンの最新号ではマツダ車が褒められてますが、デミオやアクセラの先代モデルは欧州で売れてこそいますが、エンスー的な要素が薄かったと書かれてます。あの頃のマツダは、ただただアテンザの操作性やフィールの良さが、ブランド内の他のモデルとは全く別の次元にありました。

  スカイアクティブ時代になり、日本と欧州でゴルフを超える『アクセラ』を売ろうとしたマツダの意図はやや空回りしました(まさかのSUVブーム)。ゴルフを意識した結果、アクセラの質が上がり、アテンザの質が下がり、ブランド内でサイズが違うだけの同質のモデルになっちゃいました。そこがアテンザは残念なんだよなー。

  ボルボは先日新しいブランドを設立することを発表しました。その名も『ポールスター』。今後はボルボとは別のEV専門ブランドとして独自の市場開拓を行うらしいです。マツダがこれから進もうとしているEV分野ですが、まさかボルボに先に行かれるとは・・・。ほんの7~8年前にはマツダはボルボの買収を真剣に検討していたそうですが、なんだか立場が入れ替わって、今度はマツダがボルボに買収されそうな感じです。

  マツダに限った話ではないですが、どうも最近の日本メーカーの動きが鈍いですね(他ブランドの動向を見てる!?)。北米でも中国でも蓋を開けてみると、日本メーカーのシェアは堅調に推移していますから、あとはどれだけ営業益を大きく見せようか!?というバランスシート的な判断が役員の頭に浮かんでくるのは仕方ないのかもしれません。70年代80年代の異常なまでの日本メーカーの強さは、とにかく『世界一』を掲げたがるメーカーが切磋琢磨していたからだったのになー(消えていったブランドもあるけど)

  マツダも何度となく煮え湯を飲まされましたけども、本田宗一郎というカリスマの哲学が完遂されていたホンダが見せた、国内の最後発4輪メーカーが、世界のホンダへと脱皮した「最速の進化」は、現状の日本メーカーの役員人事システムの中では起こり得ないことなのかもしれません。

  マツダの静粛性が高いディーゼルはあっという間に、メルセデス、BMW,
PSAによって追いつかれてしまいました(マツダに優位性があまりない)。ホンダや日産が誇ったHVセダンの最新システムも、『アクティブハイブリッド』シリーズから大きく進化したBMWの『PHEV』シリーズによって、あっさりと追い越されてしまった印象です。100km/h超えてもEVモードで走り続ける330eには驚きましたよ。

  アテンザも2019年頃にはこのシステムに変わるのかもしれませんが、あと2年もあるのかー。2019年にマイルドHV、2021年にPHEVの導入は表明されましたが、このPHEVも100km/h超えてEV走行するのかな!?しかしマツダが頑張って投資して、さらに噂通りに、5代目アテンザからFRシャシーになったとしても、330eが600万円ですでに居座ってますから、高級車として売るには市場環境はかなりギスギスしてます・・・。

  BMWの『PHEV』に先行され、ボルボの『ポールスター』戦略にも遅れをとるならば、マツダが策定する次世代戦略が目指すフィールドは、予定よりもだいぶ様相が変わってくるのではないでしょうか。先行者がいないブルーオーシャンに世界で最初にたどり着くのが日本の自動車メーカーのこれまでの歴史だったのですが、ブルーだと思ってたどり着いたらそこはマツダの大好きな『レッド』(流血)なオーシャンだった(笑)。

  しかしマツダにはEVの『レンジエクステンダー』として優秀な発動機が着々と用意されています。しかも『ロータリー』と『ガソリン圧着』という世界でも実用例がほとんどない異次元な2本立てだそうです。これは相当な初期不良を覚悟しなければダメか!?・・・まあファンは暖かく歓迎して多少のことは我慢するだけですね。ベースの発動機はこの2本だとすると、え!?スカイアクティブのレシプロは早くも店じまいするのか!?それともベースモデルエンジンとして残すのか!?

  『ロータリー』はとにかくスポーツカーの駆動用として導入してくれるはず(これは信じるしかない!)。あとはBMWやボルボが自社で作れない優秀なミッションを仕立てて、高性能なシャシーと、さらに進化したGベクタリングコントロールで、NSXのような旋回性能を向上させるトラクションシステムが完成したならば、いよいよマツダも東洋のジャガーから『東洋のポルシェ』へと昇華できそうですけどねー。

↓これ結構よくできてる!!F30系固有の欠点は解消されていないみたいだけど、それを補ってあまりあるインパクト!


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2017年06月30日

英国「TOP GEAR」が認めた傑作モデルの日本凱旋

  『走り』のマツダが帰ってきたかも。まだ乗ったことないから何とも言えないですけど、スペックを見る限りでは現行のマツダラインナップの中では、ロードスターを除いて最強のロードゴーイングマシンじゃないでしょうか。高速道路も余裕でこなせる排気量。そして価格は手頃な210万円〜で、ヴェゼルやC-HRに対してもそれなりに存在感が示せる1台だと思います。

  欧州で大人気の同クラスの小型SUVですが、現地で発売されているモデルが搭載する定番ユニットは、CX3にも既に搭載されている1.5Lくらいのディーゼルターボ。もしくは1.0L程度のガソリンターボです。マツダのように標準グレードに2Lエンジンを載せてくるメーカーは異例で、アウディ、MINIなどの最上級モデルで2Lターボを使うくらいです。なんかそれだけでとってもリッチなモデルだなーって気がするんですよ。

  マツダのガソリンエンジンは自然吸気のままだから、走りにパンチがなくて全然つまらないとか某有名ジャーナリストが動画でほざいています。確かにCX5のような車重がかさむモデルだと苦しい部分もありますけどね。CX5がマツダの屋台骨になってからどうもエンジンと車がアンバランスでディーゼルありきになってしまいました。その結果当然ですがブランド全体の立ち位置がやや微妙になってきた感じがします。ディーゼルのCX5が発揮する『抜群のコスパ』だけが、今のマツダを支えているのも事実で、もし何らかの外部要因でCX5が優位性を十分に発揮できなくなったら、これはマツダにとっては非常に危機的な状況です。

  この薄氷を踏む展開を打破するために、今年の秋には3列シートのCX8を導入するようですが、どうですかね? トヨタの営業力を持ってしてもフェイスリフトで一新したエスティマが全然売れないという状況で、『3列』『ツアラー』『フルサイズ』『300万円超』などエスティマと共通点が多いCX8をマツダの営業力で一体どれほどさばけるのでしょうか?プリウス人気に乗っかってハイブリッドを積んだ黒歴史的アクセラ(存在を覚えてますか?)みたいに、ファンがマツダに求めている要素とは幾分外れたモデルなような気がするんですが・・・。

  アテンザのFMCを後回しにしてCX8を発売するみたいですけど、アテンザにワゴンホイールベースの2ドア、4ドア&5ドアのクーペもしくはクロスオーバーを企画した方が良かったんじゃないですか? もしくはロードスターのシャシーを使った4座のFRクーペとか・・・。いづれも2.5Lターボで400psを499万円くらいで売れば、トヨタ86を超えるヒットも狙えたんじゃないかと。CX5のリスクをヘッジするならばファンに「スポーツのマツダは健在」をアピールするモデルの方が、相応しかったんじゃないか?

  マツダが欧州や北米で「東洋のスポーツブランド」として売っているCX3の2Lガソリンモデルの日本投入は明るい兆しだと思います。MINIやロータスみたいな手軽でスポーティなブランドがいくつもある英国で、ロードスターとCX3が大人気となっているようで英国マツダの販売台数は2倍に!! メディアには『スムーズに吹け上がるエンジン』『ドライバビリティの極地』『スポーツカー的なハンドリング』『操作性抜群のMT』『欧州にはないタイヤとのコミュニケーション』などなど、思わず歯が浮いてしまうような賛辞が載ります。BRZに乗って『これはケイマンに匹敵する凄いマシンだ!!』と言ってしまう国民性なのでその辺は多少は割引ですけどね・・・。

  『トップギアジャパン』が創刊されて1年以上が経過しましたが、この英国雑誌を見ていても、ロードスターとCX3がイギリスで愛されていることが伝わってきます。地元英国ブランド(アストンマーティン、ジャガー、ランドローバー、ベントレー、ロータスなど)とポルシェがメインですけども、これ以外で登場回数が多いのは、『AMG・GT』『BMW・M2』『日産GT-R』『ホンダNSX』『フォードマスタング』など各メーカーが心血を注いで完成させたクルマばかりですが、この舞台で『ロードスター』と『CX3』が評価されているのです。残念ながら他のマツダ車は見たことがないですが・・・。

  英国カーメディアってやっぱりいいですよね。全て外国資本の傘下にあるとはいえ話題の中心はやっぱり英国メーカーです。アストンマーティンやランドローバー無しにトップギアは成立しない。それに対して日本のカーメディアは・・・。トップギアの外国車枠に食い込む数はドイツ車と同じくらい多いのに!!日本車の良さを率直に伝えられないのですかね!?ちなみに9号までのトップギアジャパンに出てきた日本車は『GT-R』『NSX』『ロードスター』『CX3』『イグニス』『WRX STI』『シビック』『S660』『MIRAI』『GS-F』などなど・・・。S660は英国では発売されておらずスティーブン=トビーという英国人ライターが日本にやってきて英国版記事として書いてます。MIRAIはスポーツ仕様が登場するなど、そのポテンシャルについてかなり突っ込んだことまで書いてあります(日本のカーメディアでここまでやったとこあるか?)

  英国には英国の、日本には日本の、カーメディアの良さがあるのでしょうけども、『本当に価値あるクルマだけしか登場しない雑誌』の中で、全く取り上げられないCX5やアテンザ。何度も登場するロードスター、CX3。これがマツダに突きつけられた英国の評価というわけです。とにかくトップギアがお墨付きを与えているCX3のガソリンモデルに乗って見たいですわ・・・しかしMT車の設定はないとのこと。オイオイ。





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posted by cardrivegogo at 05:20| Comment(0) | CX3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする